ベルソ
マドリードを本拠に2001年からリリースを開始したスペインのレーベルです。

VRS 2001
カルダーラ:12のシフォニア
 アントニオ・カルダーラ(1676-1736):
  12のシフォニア(4声)
  第1番「聖テレンツィアーノの殉教」(1718)/第2番「洗礼者」(1724)
  第3番「アベルの死」(1725)/第4番「キリストの死と埋葬」(1726)
  第5番「カエサレアの聖ペテロ」(1727)/第6番「苦痛を受けた聖エレナ」(1729)
  第7番「改宗したエルサレム」(1730)/第8番「セデーチア」(1731)
  第9番「神殿に現れたイエス」(1732)/第10番「夢を説くジョゼッフォ」(1733)
  第11番「ナボト」(1734)/第12番「われらの主イエスの受難」(1735)

アンヘル・サンペドロ(指揮)
サラマンカ大学バロック・オーケストラ

録音:1999年8月、サラマンカ大学聖ヘロニモ王立礼拝堂

カルダーラはヴェネツィアに生まれマントヴァ、ローマ、ウィーンで活躍した作曲家で、主として3400を超える声楽作品、 ことにオラトリオにおいて名声を博した。「12のシンフォニア」はウィーンのカプツィーン修道院に手稿譜の形で所蔵 されていたもので、各曲はいずれもカルダーラの書いたオラトリオの序曲であり、4部の弦楽のために書かれ、 2部または3部構成をとっている。
サラマンカ大学バロック・オーケストラは、スペイン最古にしてヨーロッパでも有数の歴史を誇る名門サラマンカ大学内に 創設されたピリオド楽器オーケストラ。アンヘル・サンペドロとウィム・テン・ハーヴェが指揮者を務め、 シギスヴァルト・クイケンほか古楽のスペシャリストたちも客演指揮している。


VRS 2002
ラ・ムシカ・エストレマダ(極上の音楽) 15−18世紀スペインのオルガン音楽
 作曲者不詳(15世紀):プロピニャン・デ・メリョル(コロンビナの歌集から)
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):D'ou vient cela
 ベルナルド・クラビホ・デル・カスティリョ(1550頃-1626):
  Gsolreutのためのティエント 第2旋法
 フアン・デル・エンシナ(1469-1529):不運なる悲しきスペイン
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):
  ティエント第3番 第6旋法(モラレスのバタリャによる)
  ティエント第2番 第7旋法(メディオ・レヒストロ・デ・ティプレ)
 作曲者不詳(18世紀):カナリオス(マルティン・イ・コル編纂:「音楽の花束」より)
 ディエゴ・ハラバ(1652-1715):第3旋法のみによる作品
 作曲者不詳(18世紀):右手のパルティータ/第3旋法による作品/歌
   (マルティン・イ・コル編纂:「音楽の花束」より)
 ジュアン・B・カバニリェス(1644-1712):
  トカタ・デ・マ・エスケラ/ティエント 第1旋法
 ホセ・デ・ネブラ(1702-1768)?:ファンダンゴ
 ホアキン・オシナガ(1719-1789):ソナタ 第5旋法
 ホセ・ララニャガ(?-1806):オルガンまたはチェンバロのソナタ

カルロス・ガルシア=ベルナルト(オルガン)

録音:1999年8月、スペイン、サラマンカ大学聖ヘロニモ王立礼拝堂
使用楽器:1709年頃、ペドロ・リボルナ・エチェバリア製

独自の発展を遂げたスペインのオルガン音楽を、1975年に最終的に修復された歴史的オルガンで聴くアルバム。ガルシア=ベルナルトはサラマンカの音楽一家に生まれ、バーゼル音楽アカデミーでギー・ボヴェに師事したオルガニスト。サラマンカ大学バロック・オーケストラのメンバーでもある。


VRS 2003
21世紀のためのリタニア ホルンとピアノのための作品集
 フォルカー・ダフィート・キルヒナー(1942-):3つの詩(1896-1989)
 ヴォルフガング・プラッゲ(1960-):21世紀のためのリタニア(ソナタ第1番 Op.39)(1987)
 ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):ロマンス
 エドガルド・コスマ(1925-):ソナチネ(1950)
 ホセ・ビセンテ・エヘア(1961-):ソナタ(1961)
 エルンスト・マーレ(1929-):ソナチネ(1972)

ハビエル・ボネット(ホルン)
アニバル・バニャドス(ピアノ)

録音:1999年9月23-25日、スペイン、アセン、コンサート・ホール

ボネットは1965年生まれのスペインのホルン奏者。ナチュラル・ホルンにも造詣が深く、サヴァール率いるル・コンセール・デ・ナシオンにも参加している。ホルン・ファン、とくにホルンを吹く人なら必聴もの。


VRS 2004
シフラのこだま 17&18世紀スペインのハープ音楽
 ルカス・ルイス・デ・リバヤス・イ・フォンセカ(1626-?):
  「音楽上の巧妙と指針」(1677、マドリード)から
  エスパニョレタ/アチャ/パヴァーヌ/タランテラ
 作曲者不詳:マドリード図書館所蔵写本816号(17世紀後半-18世紀前半)から
  不誠実な小キューピッド(トナダ)/ラ・ホタ/フランスのバグパイプ
  幸運な美女/リマのサン・フアンとそのディフェレンシア
 ベルナルド・デ・サラ・イ・ガルディアノ(1675-?):
  「ドン・ベルナルド・デ・サラ・イ・ガルディアノのハープ曲集」
   (1700、パンプロナ)から 組曲(アントニオ・バシエロ編曲)
   [メヌエット/クラント(I)(第1旋法)/ミヌエ・シエガト[メヌエット]
   サラバンド/メヌエット/クラント(II)(王のための)]
 ディエゴ・フェルナンデス・デ・ウエテ(17世紀-18世紀):
  「多くの和声的シフラの概要」(1702、マドリード)から
  ドイツの歌/イングランドの歌 第6旋法/ガイヤルド
  サランベク/イタリアの歌
 アントニオ・マルティン・イ・コル(17世紀-18世紀):
  「音楽の花々」(1709、マドリード)から
  クラント/ヴァイオリンのためのメヌエット第27番
  サラバンド/カナリオの別様式/Quando podre lograrte
 作曲者不詳:ハカの写本 から ハープのためのトッカータ

ヌリア・リョピス・アレニ(ハープ)

録音:2000年3月、マドリード

使用楽器:1704年、バルセロナのペレ・エリアス製をモデルに、
       ペドロ・リョピス・アレニ&フアナ・デルガド・ベリョ複製

シフラとは、タブラチュア譜(数字譜)に記された数字のこと。リョピス・アレニはスペインを代表するピリオド・ハープ奏者で、 ホセ・ミゲル・モレノ率いるアンサンブル・ラ・ロマネスカのメンバーとしてグロッサ・レーベルにも録音している。 明るく軽やかな音色と落ち着きのある響きに心癒されるアルバム。


VRS 2005
メデアは悲しんだ 14世紀終盤のフランスとイタリアの音楽
 フランチェスコ・ランディーニ(1325頃-1397):
  天の創る愛とは何か?(バラータ)
 ジャン・ロベール“トレボル”(1390-1410活動):
  若い心が5月に恋をして(バラード)
 作曲者不詳(14世紀):3つの泉(イスタンピッタ)
 ヨハンネス・チコーニア(1370頃-1411):一頭のヒョウ(マドリガーレ)
 ソラージュ(1370-1390活動):Fumeux fume par fumée(煙のロンド)
 フランチェスコ・ランディーニ:不運の女神(バラータ)
 作曲者不詳(14世紀):イザベラ(イシタンピッタ)
 ヨハン・シモン・ド・アスプル(1378-1428)?:メデアは悲しんだ(バラード)
 フランチェスコ・ランディーニ:わたしの命に(バラータ)
 ヨハンネス・チコーニア:クレド[Trento 87]
 作曲者不詳(14世紀):Trés dous compains(シャス)
 ザカリアス師(1417-1431活動):Sumite, karissimi(バラード)
 ジャン・ロベール“トレボル”:眠っている間に(バラード)

トリトーヌスXIV
 パトリシア・パス(歌) フェルナンド・パス(リコーダー)
 レオナルド・ルッケルト、ホセ・マヌエル・ナバロ(ヴィオール)

録音:2001年5月、マドリード

かつて故デイヴィッド・マンロウが「14世紀アヴァンギャルド」と呼んだ時代の、独特なムードを持つ作品をシンプルな編成で 演奏したアルバム。


VRS 2006
ムジカ・リチェルカータ リゲティ、メシアン、武満、ケージ:ピアノ作品集
 ジョルジ・リゲティ(1923-):ムジカ・リチェルカータ(1951-1953)
 オリヴィエ・メシアン(1908-1992):幼児イエスに注がれる20の眼差し(1944)から
   第2曲/第5曲/第8曲/第11曲/第14曲/第16曲/第7曲
 武満徹(1930-1996):遮られない休息(1952-1960)
 ジョン・ケージ(1912-1992):部屋(1943)/ある風景の中で(1948)

アルベルト・ロサド(ピアノ)

録音:1999年8月7-9日、サラマンカ音楽院講堂

20世紀を代表する4人の作曲家によるピアノ作品集。ロサドはスペインのサラマンカ音楽院で学び、現在その教授を務めている ピアニスト。


VRS 2007
タレガ:ギター作品集
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):
  パヴァーヌ/マリア(ガヴォット)/アラブ狂詩曲/デリタ(マズルカ)
  涙(前奏曲)/ペピタ(ポルカ)/ワルツ(ニ調)/アルハンブラの思い出
  アルボラダ/ブランコ/タンゴ/エンデチャ(前奏曲)/夢(マズルカ)
  グラン・ホタ/練習曲ホ短調/練習曲ニ長調/カンパネラの練習曲
  練習曲ニ長調/練習曲ニ長調/練習曲イ短調/練習曲ホ長調
  ヴェルディの「椿姫」の動機による幻想曲/マリエタ(マズルカ)
  ロシタ(ポルカ)/ムーア風舞曲/マズルカ(ト調)/前奏曲ホ長調
  大ワルツ/オレムス(前奏曲)

フェルナンド・エスピ(ギター)

ギター音楽屈指の名曲「アルハンブラ(宮殿)の思い出」で知られるタレガの生誕150年記念盤。


VRS 2008
カレンダス(過去の一日)−聖堂での時間
 ヘロニモス・デ・カリオン
(1660-1721):
  少女たちよ、気をつけよ/黒人のクリスマス・キャロル
  神の御子の生誕のハカラ/ああ愛よ、ああ苦痛よ/嘆き、苦しみ
  預言者エレミヤの哀歌より/どのような太陽か?/石を超える心臓
  空気、土、水、火/どこへ行く?アモール/聖具納室係と理髪師
  入り口に居る羊飼いたちよ/バグパイプの調べにあわせて

アリシア・ラサロ(指揮)
カピリャ・ヘロニモ・デ・カリオン
 マリア・デル・バル・フェルナンデス・ドバル、ミリアン・ビンセント(ソプラノ)
 ミゲル・メディアノ、ミゲル・ベルナル(テノール) エミリオ・ゴメス(バリトン)
 バルバラ・セラ(ファゴット) アルバ・フレスノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 マヌエル・ビラス(ダブル・ハープ) ダヴィド・マヨラル(打楽器)
 ホセ・イグナシオ・ガビラネス、アルフォンソ・マンソ(オルガン)

録音:2001年12月-2002年1月、セゴビア、サン・フアン・デ・カバリェロス教会

スペインのセゴビアで生まれ当地の大聖堂楽長を務めたカリオンの作品を、大聖堂所蔵の手稿譜からラーサロが現代譜化し演奏・録音 したアルバム。演奏団体は名前からしてこの録音のための臨時編成かもしれませんが、各演奏家の水準は高く、この作曲家の音楽の 魅力を堪能させてくれます。


VRS 2009
フアン・デ・アラグエス(1710頃-1793):
 ああ、星たちよ! サラマンカ大学礼拝堂のための音楽
  サルヴェ・レジナ(5声とヴァイオリン;1745)#
  ミサ(6声とヴァイオリン;1745)#
  ミゼレーレ(4声とヴァイオリン;1747)*/+/#
  飛べ、飛んでついて行け(聖体の秘蹟のビリャンシコ;1742)#
  ああ、星たちよ!(聖アンセルモのビリャンシコ;1743)
  夜を屈伏させよ(クリスマスのビリャンシコ・デ・トナディリャ;1748)
  陽気な女羊飼い(クリスマスのビリャンシコ・デ・トナディリャ;1755)*

ラケル・アンドゥエサ(ソプラノ)
アナ・セラノ(ソプラノ)*
インマクラタ・バラ(メゾソプラノ)+
フアン・ディアス・デ・コルクエラ(テノール)#
ベルナルド・ガルシア=ベルナルト(指揮)
サラマンカ大学古楽アカデミー&室内合唱団

2002年8月、サラマンカ大学聖ヘロニモ王立礼拝堂

スペインの歴史あるサラマンカ大学の音楽科教授を務めた作曲家アラグエスの作品を、サラマンカ大学付属のピリオド楽器アンサンブルと合唱団が演奏しています。


VRS 2010
チェロ作品集
 サミュエル・バーバー(1910-1981):チェロ・ソナタ Op.6
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
 アストル・ピアソラ(1921-1992):ル・グラン・タンゴ

アドルフォ・グティエレス・アレナス(チェロ)
ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ)

録音:2002年10月、マドリード県、アルカラ・デ・エナレス音楽大学、講義室

グティエレス・アレナスは1975年ミュンヘンに生まれ、フランス・ヘルメルソン、ルイス・クラレット、 バーナード・グリーンハウス(ボザール・トリオ)に師事したスペイン人チェリストです。


VRS 2011
ジャック・デュフリ(1715-1789):
  クラヴサン曲集第3巻(1756)から
   ヘ調の曲;フォルクレ/シャコンヌ/メデ/序曲*/ド・メ*/マダン*
   ホ調の曲;ド・ギュヨン/メヌエット
   ニ調の曲;グラース/ド・ベロンブル/メヌエット
   ト調の曲;
    ド・カゾーボン*/・デュ・タイー*/ド・ヴァルマレト*/ド・ラ・トゥール*
   イ調の曲;ド・シャムレ/ド・ヴィルヌーヴ

トニ・ミリャン(チェンバロ)
アンヘル・サンペドロ(ヴァイオリン*

録音:2002年2月、マドリード
使用楽器:
 チェンバロ:1976年、Levensにてロバート・デイヴィス複製(モデル:1769年、タスカン製)
 ヴァイオリン:1727年、ミッテンヴァルトにてマティアス・クローツ製

デュフリはフランスのルアンに生まれたクラヴサン(チェンバロ)奏者・作曲家。おそらくダジャンクールに師事したとされていますが、作風にはラモーの影響が強く表れています。


VRS 2012
マルティン・コダス(13世紀):
  カンティガス・デ・アミゴ(全7篇)
   ビゴの海の波/私は知らせを受け取った/美しい妹よ
   ああ、神よ/恋人の愛を知る人は/ビゴの聖所で/ああ、波よ
「聖母マリアのカンティガ」(アルフォンソ10世編纂)の
  コントラファクトゥム[替え歌](マヌエル・ペドロ・フェレイラによる差し替え)
  私の恋人は王宮に行った
   (カンティガ第339番;ジュアン・アイラス・デ・サンティアゴ作詩)
  馬は食べなかった
   (カンティガ第190番;ジュアン・ガルシア・デ・ギリャデ作詩)

テルモ・カンポス(指揮)
スプラムジカ
 フエンサンタ・エスクリバ(ソプラノ)
 テルモ・カンポス(リコーダー、ラベル)
 ジョゼ・ビセンテ・リウス(リコーダー)
 ジュディト・グアル(ハーディ=ガーディ、プサルテリウム、打楽器)
 ジョルディ・ラフォルス(プサルテリウム、テオルボ)
 カルロス・バレロ(バス、ラベル、ハーディ=ガーディ、打楽器)
 ゴンサロ・カバレリョ(打楽器)

録音:2001年7-8月、スペイン、カステリョン県カルバリオ・デ・オンダ

スプラムジカはスペイン北西部ガリシア地方の、ポルトガルと国境を接する町ビリャレアルに1987年に創設された中世・ルネサンス音楽を専門とするアンサンブル。「カンティガス・デ・アミゴ」の歌詩はこの地方で話されるガリシア語の古語であるガリシア=ポルトガル語で書かれているので、これはネイティヴによる演奏といってよいでしょう。スプラムジカは「聖母マリアのカンティガ集」もレパートリーとしていますが、ここで聴かせてくれるのは替え歌です。元の歌詩の差し替えの歌詩もやはりガリシア=ポルトガル語です。


VRS 2013
フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1892):
 かがり火、影と魔女 2つのギターと管弦楽のための作品集
  2つのギターと管弦楽のための協奏曲「3つの夜想曲」(1969)
  2つのギターと管弦楽のための「7つのマドリードの門」(1974)

+Que2
 フェルナンド・コラス、ハビエル・グランデ(ギター)
ホルヘ・レデスマ・ブラドレイ(指揮)
サラマンカ高等音楽院管弦楽団

録音:2003年3月、サラマンカ高等音楽院講堂


VRS 2014
リストピアノ作品集
  エステ荘の噴水(「巡礼の年 第3年」第4曲)
  孤独の中の神の祝福(「詩的で宗教的な調べ」第3曲)
  2つの伝説;
   小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
   波を渡るパオラの聖フランチェスコ
  2つの悲歌
  「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」の主題による変奏曲

ミリアム・ゴメス=モラン(ピアノ)

ゴメス=モランは1974年生まれのスペインのピアニストで、2002年よりサラマンカ高等音楽院ピアノ科教授を務めています。


VRS 2015
(2CD)
J・S・バッハ
  無伴奏チェロ組曲 BWV1007-1012

ルイス・クラレット(チェロ)

録音:2002年9月24-26日、2003年5月12-15日、フランス、ナルボンヌ、フォンフロワド修道院

Harmonia Mundiレーベル等への録音でおなじみの名チェリスト、クラレットが「無伴奏」を再録音しました。


VRS 2016
セサル・カマレロ(1962-):
 室内楽作品集

  銀河の中心に向かう閃光(ヴァイオリンとヴィオラのための;1999)
  Klangfarbenphonie[音色交響楽](ピアノとアンサンブルのための;1993)*
  青い光(アコーディオンのための;1998)+
  裏 2(フルート、クラリネット、
   ヴァイオリン、チェロ、ヴィブラフォンとピアノのための;2002)
  Camara lenta[スローモーション]
   (ソプラノ、アルト・フルート、打楽器とアコーディオンのための;1997)#
  フィナーレ(ピアノのための;1993)*
 思い出に捧げる詩(ヴァイオリンのための;2003)**

アルベルト・ロサド(ピアノ*
アンヘル・ルイス・カスタニョ(アコーディオン+
キム・アンプス(ソプラノ#
エマ・アレクセーエワ(ヴァイオリン**
ファビアン・パニセリョ(指揮) プルーラル・アンサンブル

録音:2003年11月、サラマンカ高等音楽院講堂

セサル・カマレロはマドリードに生まれ、1977年に一家でニューヨークに移住してから音楽の勉強を始め、1985年にマドリードに戻ってルイス・デ・パブロらに師事した作曲家。1992-1993年にはローマのスペイン芸術アカデミー、1999年にはマドリードのカサ・デ・ベラスケスのコンポーザー・イン・レジデンスを務めています。


VRS 2017
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(1863-1939):作品集 Vol.1
 室内楽作品全集

  スペインの様式による3つのオリジナル小品 Op.1*
  タンゴ Op.2+
  グスタボ・アドルフォ・ベクエルの6つの詩 Op.3#
  ボラニョス侯爵夫人のための4つの歌 Op.4#
  コンクール用小品**

ベラス・アルテス三重奏団*
 ラファエル・ヒスマトゥリン(ヴァイオリン)
 パウル・フリードホフ(チェロ)
 ナターリャ・マスレンニコワ(ピアノ)

アナ・マリキアン(ヴァイオリン+
セルジ・クラジアン(ピアノ+
エミリオ・サンチェス(テノール#
ファルナンド・トゥリーナ(ピアノ#
ラファエル・ラモス(チェロ**
ミゲル・アンヘル・オルテガ・チャバルダス(ピアノ**

録音:2004年4-5月、スペイン、マドリード県ラス・ロサス、セサンネ・スタジオ

アルベニスの「イベリア」の管弦楽編曲者として知られるスペインの作曲家・指揮者、アルボスの室内楽作品をまとめて聴くことができるアルバムです。


VRS 2018
ヴァイオリンとピアノのためのスペイン音楽
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
  スペイン民謡組曲(7つのスペイン民謡 から6曲)
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):6つのソネット
 ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):ソナタ ニ長調 Op.51

ヘスス・アンヘル・レオン(ヴァイオリン)
ミゲル・アンヘル・ムニョス(ピアノ)

2004年7月17-18日、ヘタフェ音楽院講堂


VRS 2019
(2CD)
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(1863-1938):作品集 Vol.3
  サルスエラ「地球の中心」(1894)(*)
  サルスエラ「地球の中心」からの5つの小品(+)

ミラグロス・マルティン、エミリオ・サンチェス、ルイス・アルバレス、
セリア・アルセド、ハビエル・フランコ、ビクトリア・マルチャンテ、
ミゲル・ロペス・ガリンド(歌)
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
マドリード交響楽団&合唱団
アントニオ・ファウロ(合唱指揮) 以上(*)
フェルナンド・トゥリーナ(ピアノ(+))

録音:2004年7月、マドリード、王立劇場


VRS 2020
トマス・ガリド(1955-):独奏作品集
  哀歌(チェロのための;2001)から アレフ/ベト/ギメル
  火(マリンバのための;1993)から
  パルティータ(ヴァイオリンのための;1995)
  サルバ・ラス・ディフェレンシアス(フルートのための;1996)
  「夜の殴打」第2番によるレセルカダ(サクソフォンのための;2002)
  アクトゥーム・ナトゥラ(チェロのための;1987)から

ルイス・クラレット(チェロ)
フアン・ホセ・ギリェム(マリンバ)
ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン)
サルバドル・エスパサ(フルート)
ウルバノ・ルイス=アレホス(サクソフォン)

録音:1988-2004年


VRS 2021
モーツァルトオーボエ・ソナタ集
  ヘ長調 K.376(374d)/ト長調 K.379(373a)/変ロ長調 K.378(317d)

エドゥアルド・マルティネス・カバリェル(オーボエ)
リッカルド・チェッケッティ(ピアノ)

録音:2004年1月24-25日、マドリード高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール

マルティネス・カバリェルはハインツ・ホリガー、トーマス・インダーミューレに師事、現在グラナダ市管弦楽団の首席奏者、およびクラングフォルム・ウィーン(アヴァンギャルド音楽グループ)のレジデント・メンバーを務めています。チェッケッティはフォルテピアノからモダーン・ピアノまで幅広く弾きこなし、ヴォーチェス・インティメ(ピアノ・トリオ)のメンバーとしてSYMPHONIAレーベルに録音を行っています。


VRS 2022
フランシスコ・タレガ(1852-1909):ギターのための編曲作品集
 ショパン:夜想曲 Op.9 No.2
 J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 から ブレ
 イラディエル:ラ・パロマ(ハバネラ)  メンデルスゾーン:カンツォネッタ
 グノー:アヴェ・マリア  ヴェルディ:「シチリアの晩祷」からの旋律
 チャピ:モーロのセレナード  ベートーヴェン:「月光」から アレグロ
 マラス:スペインのセレナード  シューマン:トロイメライ Op.15 No.7
 ベルリオーズ:空気の精の踊り  アルベニス:スペイン組曲 から カディス
 ヘンデル:コラール  カプア:オ・ソレ・ミオ!
 ワーグナー:「タンホイザー」行進曲  シューベルト:さようなら

フェルナンド・エスピ(ギター)

録音:2004年5月、バレンシア、リュチェント修道院

バレンシア地方のヒホナに生まれたフェルナンド・エスピはモダーン・ギターと古楽器の両方を学び多方面で活躍、当レーベルからタレガのオリジナル作品集(VRS 2007)もリリースしています。


VRS 2023
現在の室内楽 アコーディオンのための作品集
 ヘスス・トレス:Accentus(アコーディオンとピアノのための;2001)
 ガブリエル・エルコレカ:Kin(アコーディオンとチェロのための;2003)
 同:Soinua(アコーディオンとピアノのための;2001)
 ラモン・ラスカノ:Aztarnak(アコーディオンのための;2000)
 ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ:
  Dhamar(アコーディオンとサクソフォンのための;2000)
 スリネ・F・ヘレナバレナ:Izpi(アコーディオンのための;2000)
 ダビド・デル・プエルト:夜の後に(アコーディオンとソプラノのための;2003)

イニャキ・アルベルディ(アコーディオン)
ミゲル・イトゥアルテ(ピアノ)
ダビド・アペリャニス(チェロ)
ホセチョ・シルゲロ(サクソフォン)
ピラル・フラド(ソプラノ)

録音:2004年9月、ビトリア&ヘタフェ音楽院講堂


VRS 2024
ミゲル・デ・イリサル(1635-1684):エコーとアフェクト
  クリスマスのトノ;
   Ay falaila/Quedito, pasito(フアン・イダルゴ作曲)/Hazo Anton
  6声のミサ
  聖体の秘蹟のトノ;Lindo ardid de un galan
   Victorioso triunfa el amor/Entre accidentes se oculta
  聖母被昇天とキリストの磔刑のビリャンシコ;
   Y los angeles canten/Atencion, suspension/Venga, venga Maria
  生誕のハカラ;Oiga, diga

アリシア・ラサロ(指揮)
カピリャ・ヘロニモ・デ・カリオン
エスコラニア・デ・セゴビア

録音:2004年4-5月、セゴビア、サン・フアン・デ・ロス・カバリェロス教会

イリサルはセゴビア大聖堂の楽長を務めたスペインの作曲家です。


VRS 2025
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756):
  チェンバロ協奏曲ニ短調
  チェンバロ協奏曲変ホ長調

ジャック・オッホ(チェンバロ、指揮)
サラマンカ大学バロック・オーケストラ

録音:2003年11月、サラマンカ、オスペダリア・デ・フォンセカ、リハーサル室

ゴルトベルクはJ・S・バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の名の由来にかかわるとされるドイツの作曲家。鍵盤楽器の名手として活躍しましたが、肺結核のため若くして亡くなりました。オランダの巨匠オッホの引き振りによる演奏は、古楽ファンなら聴き逃せません。


VRS 2026
ショパン(1810-1849):練習曲全集
  12の練習曲 Op.10(1829/1832)
  12の練習曲 Op.25(1832/1836)
  3つの新しい練習曲(1839)

ダニエル・デル・ピノ(ピアノ)

録音:2004年2月21-22日、マドリード高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール

ダニエル・デル・ピノは1972年レバノン生まれのスペイン人ピアニスト。ホアキン・アチュカロのもとで勉強を終え、2002年から2005年までトレド音楽院教授を務めました。


VRS 2027
(2CD)
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(1863-1938):作品集 Vol.2
 管弦楽作品集

  ボレロ(*)/ヴァイオリンと管弦楽のための3つの協奏的小品(#/*)
  スペイン小組曲(*)/アラビアの夜(+)/不在(+)
 アルベニス/アルボス編曲:
  組曲「イベリア」からの5つの印象(+)/ナバラ(+)

アラ・マリキアン(ヴァイオリン(#))
ヘスス・ロペス・コボス(指揮(*))
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(指揮(+))
マドリード交響楽団

録音:2004年11月、マドリード王立劇場(*)
    1928年、Columbia Gramophone CompanyのSP盤より復刻

アルベニスの「イベリア」の管弦楽編曲で知られるアルボス。その「イベリア」をはじめ、アルボス自身の指揮による歴史的録音も聴くことができます。


VRS 2028
サンティアゴ・ランチャレス(1952-):ピアノ作品全集
  アナンダマニア(2002)/アリシアのための2つの小品(2003)
  2つの舞曲と間奏曲(1995/1999)/5人の友(1984)
  非正十二面体(1998)/ソナタ(2001)/小道にて(1999)
  2つのインヴェンション(2000)/流れに逆らって(1991)
  カストルの復活(2004)

アナンダ・スカルラン(ピアノ)

録音:2003年5月10日、2004年5月28日、ヘタフェ音楽院


VRS 2029
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(1863-1938):作品集 Vol.4
 歴史的録音

 トマス・ブレトン(1850-1923):ドロレス(ホタ)/アルハンブラにて
 ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「人騒がせな女」 前奏曲
 ヘロニモ・ヒメネス(1852-1923):サルスエラ「ルイス・アロンソの結婚」間奏曲
 イサーク・アルベニス(1860-1909):オペラ「ペピタ・ヒメネス」間奏曲
 エンリケ・グラナドス(1887-1916):
  オペラ「ゴイェスカス」間奏曲/ロンダーリャ・アラゴネーサ
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):バレエ「三角帽子」組曲第2番
 ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
  交響詩「ロシオの行列」/幻想舞曲集 から 夢想,饗宴[オルヒア]
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):サラバンド、ジグとバディネリ
 モーツァルト:カッサシオン ト長調
 ジャン・シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ

エンリケ・フェルナンデス・アルボス(指揮)
マドリード交響楽団

録音:1928年 復刻原盤:Columbia Gramophone CompanyのSP盤


VRS 2030
(6CD)
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(1863-1939):
 オリジナル作品全集&歴史的録音全集
室内楽作品 〔VRS 2017〕
  スペインの様式による3つのオリジナル小品 Op.1*
  タンゴ Op.2+
  グスタボ・アドルフォ・ベクエルの6つの詩 Op.3#
  ボラニョス侯爵夫人のための4つの歌 Op.4#
  コンクール用小品**

ベラス・アルテス三重奏団*
 ラファエル・ヒスマトゥリン(ヴァイオリン)
 パウル・フリードホフ(チェロ)
 ナターリャ・マスレンニコワ(ピアノ)
アナ・マリキアン(ヴァイオリン+
セルジ・クラジアン(ピアノ+
エミリオ・サンチェス(テノール#
ファルナンド・トゥリーナ(ピアノ#
ラファエル・ラモス(チェロ**
ミゲル・アンヘル・オルテガ・チャバルダス(ピアノ**

録音:2004年4-5月、スペイン、マドリード県ラス・ロサス、セサンネ・スタジオ


管弦楽作品 〔VRS 2027 (2CD)〕
  ボレロ(*)
  ヴァイオリンと管弦楽のための3つの協奏的小品(#/*)
  スペイン小組曲(*)
  アラビアの夜(+)
  不在(+)
  組曲「イベリア」からの5つの印象(アルベニス/アルボス編曲)(+)
  ナバラ(アルベニス/アルボス編曲)(+)

アラ・マリキアン(ヴァイオリン(#))
ヘスス・ロペス・コボス(指揮(*))
エンリケ・フェルナンデス・アルボス(指揮(+))
マドリード交響楽団

録音:1928年 復刻原盤:Columbia Gramophone CompanyのSP盤


サルスエラ 〔VRS 2019 (2CD)〕
  サルスエラ「地球の中心」(1894)(*)
  サルスエラ「地球の中心」からの5つの小品(+)

ミラグロス・マルティン、エミリオ・サンチェス、ルイス・アルバレス、
セリア・アルセド、ハビエル・フランコ、ビクトリア・マルチャンテ、
ミゲル・ロペス・ガリンド(歌)
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
マドリード交響楽団&合唱団
アントニオ・ファウロ(合唱指揮) 以上(*)
フェルナンド・トゥリーナ(ピアノ(+))

録音:2004年7月、マドリード、王立劇場


歴史的録音 〔VRS 2029〕
 トマス・ブレトン(1850-1923):ドロレス(ホタ)/アルハンブラにて
 ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「人騒がせな女」 前奏曲
 ヘロニモ・ヒメネス(1852-1923):サルスエラ「ルイス・アロンソの結婚」間奏曲
 イサーク・アルベニス(1860-1909):オペラ「ペピタ・ヒメネス」間奏曲
 エンリケ・グラナドス(1887-1916):
  オペラ「ゴイェスカス」間奏曲/ロンダーリャ・アラゴネーサ
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):バレエ「三角帽子」組曲第2番
 ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
  交響詩「ロシオの行列」/幻想舞曲集 から 夢想,饗宴[オルヒア]
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):サラバンド、ジグとバディネリ
 モーツァルト:カッサシオン ト長調
 ジャン・シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ

エンリケ・フェルナンデス・アルボス(指揮)
マドリード交響楽団

録音:1928年 復刻原盤:Columbia Gramophone CompanyのSP盤


アルベニスの「イベリア」の管弦楽編曲者として知られるスペインの作曲家・指揮者、アルボスのオリジナル全作品と歴史的録音を集大成したボックス・セット。

VRS 2031
船乗りの旅 中世の歌と舞曲
 不詳:われらは死のただ中に生きる(レスポンソリウム;9世紀)
  トリスターノの嘆きとロッタ(器楽曲;14世紀、イタリア)
  騎士たちは耐える(十字軍の歌;12世紀、フランス)
 マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミゴ」から
   私の美しい妹よ,ああ神よ、もしも恋人が知っていたら
 ギヨーム・ド・ディジョン(12世紀)私は私の心のために歌おう(十字軍の歌)
 不詳:第7のエスタンピー・レアル(器楽曲;13世紀、フランス)
 マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミゴ」から
   ああ、来る波よ,ビゴの海の波
 不詳:最後のエスタンピー・レアル(器楽曲;13世紀、イタリア)
 アルフォンソ10世編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
   聖母マリアはよく毒を制した(第180番)
 不詳:トロット−サルタレッロ(器楽曲;14世紀、イタリア)
 来たれ、創造主なる聖霊よ
 アルフォンソ10世編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
   聖母マリア、昼間の星(第100番)
 不詳:第5のエスタンピー・レアル(器楽曲;13世紀、フランス)
 マルティン・コダス(13世紀):「カンティガス・デ・アミゴ」から
   私は知らせを受け取った,恋人の愛を知る人は
 不詳:ダンス・レアル(器楽曲;13世紀、フランス)

ロクス・ムジクス
 エレナ・ゴメス・トリゴ(歌)
 カルロス・スマホ・ガルドン(中世横笛、バグパイプ、指揮)
 ラウレアノ・エステパ・ガルシア=ブラボ(弓奏ビウエラ)
 エドゥアルド・モレノ・ベガ(打楽器)
 共演:ユレナ・ドゥケ・スマホ、ソフィア・アレグレ、
     アスンシオン・タラソ・アルカラ、エドゥアルド・アギレ・デ・カルセル

録音:2004年9月11-12日、マドリード高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール


VRS 2032
トマス・マルコ(1942-):管弦楽作品集
  水の協奏曲(ギターと管弦楽のための;1993)(*)
  隠されたカルメン(1995)
  海の迷宮(チェロと管弦楽のための;2001)(+)
  シンフォニエッタ第1番「記憶の不透明な輝き」(1998-1999)

ガブリエル・エストレリャス(ギター(*))
ディミタル・フルナジェフ(チェロ(+))
グレゴリオ・グティエレス(指揮)
オビエド市立交響楽団

録音:2003年9月、オビエド、プリンチペ・デ・アストゥリアス・ホール


VRS 2033
(2CD)
スペイン、内から外から
 エドゥアルド・ラロ(1832-1892):スペイン交響曲 Op.21(*)
 ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908):スペイン奇想曲 Op.34(+)
 ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805)/ルチアーノ・ベリオ(1925-2003)編曲
  「マドリードの帰営ラッパ」の4つの版(#)
 ヘスス・グリディ(1886-1961):10のバスクの旋律(1941)(+)
 フリオ・ゴメス(1886-1973):フアナ・デ・イバルボウロウの6つの抒情詩(**)
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):海の眺め(詩的喚起)(#)
 ラファエル・ロドリゲス・アルベルト(1902-1979):
  5つの小品(ピアノと小管弦楽のための;1928)(++)

レティシア・モレノ(ヴァイオリン(*))
スサナ・コルドン(ソプラノ(**))
クリスティナ・ルシオ=ビリェガス(ピアノ(++))
ホセ・ルイス・テメス(指揮(*/#))
ジョゼプ・ビセント(指揮(+))
シャビエ・ピュチ(指揮(**))
ホセ・アントニオ・パスクアル(指揮(++))
スペイン国立青年管弦楽団

録音:2004年9月25-26日、アルバセテ、サーカス・ホール(*/#)
    2005年1月17-18日、サラゴサ公会堂&会議場(+)
    2005年7月28-30日、ドイツ、ヴァイケルスハイム市立ホール(**)
    2002年1月17-18日、マドリード、ONCEホール(++)


VRS 2034
クリストバル・アルフテル(1930-):器楽アンサンブルのための作品集
  暴力の犠牲者たちのための悲歌(1970/1971)(*)
  何故に?(1974/1975)(+)
  G・F・ヘンデルの響きによる幻想曲(1981)(#)
  沈黙の歌、フェデリコ・モンポウの思い出に(1988)(**)
  フラクタル(1991)(++)

グルポ・モドゥス・ノーヴス(*)
アントン・ウェーベルン弦楽合奏団(+)
ディエゴ・アロンソ、オレゲル・アイマミ、パウラ・エルナンデス、
ミケル・スンスンデギ(チェロ(#))
スペイン国立青年管弦楽団(#)
ホセ・ルイス・テメス(指揮(*))
グルポ・マノン(**)
サックス=アンサンブル・サクソフォン・クァルテット(++)

録音:1999年3月、マドリード、記念劇場(*)
    1992年5月(+)、6月(**)、マドリード、アルコルコン、キリオス・スタジオ(+/**)
    2004年9月、アルバセテ、サーカス・ホール(#)
    2000年8月、マドリード王立高等音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール(++)

(*)(+)(++)世界初録音。


VRS 2035
アンヘル・アルテアガ(1928-1984) ポートレイト
  シンフォニエッタ(1961)(*)/ディヴェルティメント(1967)(*)
  ドン・キホーテの音楽(1961/1968)(*)/サント・デ・パロ(1971)(+/*)
  第二の言葉(1970)(#)/アルビシフォン(1973)(**)
  古典形式のソナティナ(1961)(++)/3つの小品(++)

ホセ・ルイス・テメス(指揮(*))
グラナダ市立管弦楽団(*)
マリア・ホセ・サンチェス(ソプラノ(+))
イサベル・マイネス(ハープ(#))
フアン・カルロス・チョルネト(フルート(**))
アナ・ギハロ(ピアノ(++))

録音:2006年1月、グラナダ、マヌエル・デ・ファリャ・ホール


VRS 2036
ピーター・スカルソープ(1929-):スピリッツ・オヴ・プレイス
  From Irkanda III(1961/1999)から(*/+/#)/Mountains(1981)(#)
  From Saibai(1993)(*/#)/夜の小品集(1970/1971)(#)
  Djilile(1986)(+/#)/小パッサカリア(2004)(#)
  私は夢を見るとときどき(2002)(#)/Irkanda I(1955)(*)
  4つの小品(2台のピアノのための;1979)(#)/夜の歌(1995)(*/+/#)

エマ・アレクセーエワ(ヴァイオリン(*))
ダビド・アペリャニス(チェロ(+))
アナンダ・スカルラン(ピアノ(#))

録音:2005年4月30-31日、ヘタフェ音楽院ホール


VRS 2037
ジュアキム・オムス(1906-2003):ギターを伴う室内楽作品集
  組曲第2番「2本の線の間に」/2つのギターのための即興曲
  双子座 I(2つのギターのための)/2つのギターのための2つの楽章
  2つのギターと打楽器のための夜想曲/ギターと打楽器のための即興曲
  フルートとギターのための二重奏曲
  射手座(フルート、ギター、ヴァイオリンとチェロのための)
  不在(ギターと弦楽のためのアダージョ)

+ Que 2 ギター・デュオ
 フェルナンド・コラス、オルランド・エチャバリア(ギター)
アンサンブル・デ・サラマンカ

録音:2006年4月、サラマンカ音楽院ホール


VRS 2038
スペインの悦楽 弦楽合奏のための19世紀の音楽
 エドゥアルド・ロペス・フアランス(1844-1897):メロディー ヘ長調
 ホセ・ウルタド(?-?):アダージョとロンド・クラシコ
 ヘスス・デ・モナステリオ(1836-1903):アンダンテ・レリジオーソ
 ホセ・マリア・エチェベリア(1855-?):マリア・ルイシタ(ガヴォット)Op.12
 ホセ・I・ヒメノ・デ・レルマ(1842-1903):アンダンテ・カンタービレ
 マルシアル・デル・アダリッド(1826-1881):セレナード
 ヘスス・デ・モナステリオ:アンダンティーノ・エスプレッシヴォ
 ブラス・ガルシア(?-1891):メロディー
 ホセ・マリア・エチェベリア:間奏曲 Op.27
 ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「激怒する王」から 夜想曲
 ラファエル・ペレス(?-1884):弦楽四重奏曲変ホ長調 から メヌエット−トリオ

トマス・ガリド(指揮)
カメラータ・デル・プラド

録音:2005年12月14-15日、2006年1月16日、ヘタフェ・プロフェッショナル音楽院ホール

カメラータ・デル・プラドは1990年創設。トマス・ガリド(1955-)は指揮者にしてチェロ、コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、作曲家、音楽学者という才人。


VRS 2039
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
  スペイン・ソナタ、1908(1907-1908)
  ソナタ第1番ニ長調 Op.51(1923)
  古典的変奏曲 Op.72(1932)
  ソナタ第2番ト長調「スペイン・ソナタ」Op.82(1933-1934)
  ナバラへのオマージュ Op.102(1945)

ダビッド・ペラルタ・アレグレ(ヴァイオリン)
アナ・サンチェス・ドナテ(ピアノ)

録音:2006年5月2-5日、ヘタフェ・プロフェッショナル音楽院ホール

ダビッド・ペラルタ・アレグレ(1972-)は現在オランダ室内管弦楽団第2ヴァイオリンのトップを務めるヴァイオリニスト。アナ・サンチェス・ドナテはホセ・クラ(テノール)の伴奏者も務めているピアニスト。


VRS 2040
どちら側から? 大西洋両岸の国々の現代リコーダー音楽
 マリサ・マチャド:空気(2005)
 ハビエル・アリアス・バル:停まりの部屋(1997)
 イグナシオ・バカ・ロベラ:メメント(2003)
 ヘスス・トレス:アニマ(2000)
 ガブリエラ・オルティス:ハンナに歌う(2005)
 ビクトル・ロスガド:クリック(1999)
 ゴンサロ・マシアス:ざわめき(2000)
 アレハンドラ・エルナンデス:飛行(2005)

アンナ・マルグレス(リコーダー)

録音:2007年2月、マドリード、RCSM、マヌエル・デ・ファリャ・ホール

アンナ・マルグレスはメキシコ移民二世として1965年に生まれで、メキシコ国立自治大学でオラシオ・フランコにリコーダーを師事した後渡欧しアムステルダムのスウェーリンク音楽院でワルター・ファン・ハウウェに師事、1995年よりマドリードに定住し古楽・現代音楽の両分野での演奏活動と教育活動を展開しています。


VRS 2041
ルイス・デ・パブロのまわりで
 ルイス・デ・パブロ(1930-):
  フランス風序曲(サクソフォンとフルートのための;1930)(*)
 フランコ・ドナトーニ(1923-2000):
  Rash II(サクソフォン・クァルテット、ピアノと打楽器のための;1995)(+/**/++)
 トマス・マルコ(1942-):ダイナミックな天国
   (サクソフォン・クァルテット、ピアノと打楽器のための;1993)(+/**/++)
 ルイス・デ・パブロ:Rumia(サクソフォン・クァルテットのための;2003)(+/*)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):期待に
   (サクソフォン・クァルテット、ピアノと打楽器のための;1994)(+/**/++)
 ルイス・デ・パブロ:
  Colora(サクソフォン・クァルテット、ピアノと打楽器のための;1998)(+/**/++)

フランシスコ・マルティネス(芸術監督)
ホセ・デ・エウセビオ(音楽監督(++))
グルポ・サックス=アンサンブル
 フランシスコ・マルティネス(ソプラニーノサクソフォン、
  ソプラノサクソフォン、テナーサクソフォン(*))
 マリア・アントニア・ロドリゲス(フルート、ピッコロ、G管フルート(*))
 サクソフォン・クァルテット(+)
  [フランシスコ・マルティネス(ソプラノ、テナー)
  フアン・カルロス・ブラスコ(アルト、テナー)
  ルイス・ミゲル・カステリャノス(テナー)
  ホセ・マヌエル・サラゴサ(バリトン)]
 フランシスコ・エレロ(アルトサクソフォン(*))
 モリモト・カヨコ(ピアノ(**))
 アントニオ・ドミンゴ、ラファエル・マス、アルフレド・アナヤ、
 ペドロ・バリエンテ、ハビエル・ベリンチョン、アルベルト・ラマン(打楽器)

録音:2000年8月、マドリード、RCSM・マヌエル・デ・ファリャ・ホール
    2005年9月、アルコルコン、E.M.M.


VRS 2042
ヘラルド・ゴンバウ(1906-1971):器楽アンサンブルのための作品全集
  構成と構造[Texturas y Estructuras](1963)(*)
  8人の奏者のための音楽(1966)/音楽 3+1(1967)
  ALEA 68(1968)(*)/ベートーヴェンの主題によるパラフレーズ(1970)(*)
  見えざる空気の原子(1970)(+)
  [ボーナス・トラック]
  NO-DOのための音楽(1968)(*)
  エレクトロアコースティックの実験(1968)(*)

マリア・ホセ・サンチェス(ソプラノ(+))
ホセ・ルイス・サンチェス(指揮)
サラマンカ現代音楽工房

録音:20006年7月、サラマンカ高等音楽院

サラマンカに生まれの作曲家ヘラルド・ゴンバウの生誕100年を記念して制作されたアルバムです。(*)世界初録音。


VRS 2043
騎士に告げよ ルネサンスのビウエラ&ギター音楽
 ルイス・デ・ナルバエス:「デルフィンの曲集」(1538)から
   「牛の番」による4つのディフェレンシア
   皇帝の歌(ジョスカン・デプレの「千々の悲しみ」)/バハ・デ・コントラプント
 アドリアン・ル・ロワ:「ギター曲集」(1551-1555)から
   舞曲集;ブランル・ド・ポワトゥ,アルマンド・トゥルネ、
    ブランル・オルバロワ,ピモントワーズ
 ディエゴ・ピサドル:「ビウエラ音楽集」(1552)から
   騎士に告げよ,たいへん平易なパヴァーヌ
 ギヨーム・モルレイ:「ギター曲集」(1551-1553)から
   道化師たち,ヴィラネスク,クラロス伯爵
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:「Libro della Fortuna」(1536)から
   ファンタジア35−ファンタジア34−リチェルカーレ60,
   ファンタジア11−リチェルカーレ7
 アロンソ・ムダラ:「ビウエラのタブラチュアによる三部の曲集」(1546)から
   パヴァーヌ,ルドヴィコの手法によるハープを模したファンタジア,
   ロマネスカ、または、牛の番,アレクサンドルのパヴァーヌとガイヤルド
 ファレーズ=ベッレール:「Selectissima Elegantis」(1570)から
   ファンタジア(3曲)
 不詳:手写本「小さな花束」[Ramilete de Flores](1593)から
   ロペスのファンタジア
 アドリアン・ル・ロワ:「ギター曲集」(1551-1555)から
   パヴァーヌと戦いのガイタルド
 ミゲル・デ・フエンリャナ:「オルフェウスのリラ」(1554)から
   私を憐れめ、貴婦人よ(フアン・バスケスのビリャンシコ)
   臆病な騎士(フアン・バスケスのビリャンシコ)
 不詳:シマンカスの手写本(1560頃)から
   陰なす緑の川岸,パビリャ,ラ・モレダ
 ルイス・ミラン:「エル・マエストロ」(1536)から
   パヴァーヌ第7&8旋法,美しいフランセスキータ(パヴァーヌ),
   パヴァーヌ第8旋法

フェルナンド・エスピ(ビウエラ、ルネサンス・ギター)

録音:2006年9月、アリカンテ県デ・ラ・トレ・デ・レス・マサネス、聖アナ教区教会

2005年のフランシスコ・タレガ国際ギター・コンクールで第2位に入賞しタレガ賞を贈られたフェルナンド・エスピによる古楽レパートリー。彼はスペインのアリカンテ音楽院を卓越した成績で卒業したことによりスペイン音楽家協会奨学生となり、ホプキンソン・スミスやロルフ・リスレヴァンらにピリオド楽器による古楽奏法を師事しました。


VRS 2044
マヌエル・アングロの肖像(1930-) ポートレイト
  レセルカダ(1975)
  夜明けの協奏曲(1988)(*)
  ポケット・メイクシフト(1991)
  2つのコントラスト(1960)
  空気の対位法(1994)(+)

ピラル・フォンタルバ(オーボエ(*))
ボエーム・クラリネット・クァルテット(+)
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
コルドバ管弦楽団

録音:2006年7、11月、スペイン、コルドバ大劇場

マヌエル・アングロは「ドン・キホーテ」で主人公が風車と対決したラ・マンチャ地方の村カンポ・デ・クリプタナに生まれ、マドリード王立音楽院でヘスス・グリディらに師事、さらにシエナ(イタリア)、ザルツブルク、ヴェネツィア、ニースに留学しました。彼は作曲家であると同時に重要な音楽教育家、特に音楽教師養成のスペシャリストでもありました。


VRS 2045
(2CD)
イサーク・アルベニス(1860-1909):
  イベリア組曲
  ナバラ

ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ)

録音:2006年3、4月、マドリード県、アルカラ・デ・エナレス音楽大学、講義室

ルイス・フェルナンド・ペレスは1977年マドリードに生まれ、ソフィア王妃高等音楽学校でドミートリー・バシュキーロフに、ケルン音楽大学でピエール=ロラン・エマールに師事した後、バルセロナのマーシャル・アカデミーでアリシア・デ・ラローチャらにスペイン音楽の解釈を学んだピアニスト。


VRS 2046
(2CD)
フリオ・ゴメス(1886-1973):管弦楽作品全集
  間奏曲(1907)/組曲イ長調(1914)/バラード(1920)
  エル・ペレレ(1928)/スペイン行進曲(1929)/牧歌(1929)
  アラブの歌(1934)/オルガニスト、ペレス先生(1940)
  宮廷風舞曲とスケルツォ(1941/1947)/アルモタミドのガセラ(1941)
  ある奇跡について語ろう…(1944)

ホセ・ルイス・テメス(指揮)
コルドバ管弦楽団

録音:2006年3、4月、スペイン、コルドバ大劇場

マドリードに生まれたフリオ・ゴメスはマドリード音楽院で学ぶ傍らマドリード大学で歴史の学位を取り国立博物館図書館機構に就職、数々の図書館で司書長を務めました。市民戦争期(1936-1939)には「エル・リベラル」紙の音楽批評家として活躍。その後マドリード音楽院教授に就任し、マヌエル・アングロ、アントン・ガルシア・アブリル、アンヘル・アルテアガら数多くの高名な作曲家を輩出しました。ちなみに、ゴメスの娘の一人はホアキン・トゥリーナの息子と結婚しています。


VRS 2047
(2CD)
マリア・テレサ・プリエト(1896-1982):交響的作品全集
  交響的印象(1940)/交響曲第1番「アストゥリア交響曲」(1942)
  交響詩「チチェン・イツァ」(1944)
  交響曲第2番「短い交響曲」(1945)/アダージョとフーガ(1948)(*)
  交響曲第3番「ダンサ・プリマのための交響曲」(1951)
  バレエ組曲「パロ・ベルデ」(1967)/静物画(1965/1967)
  十二音技法による主題変奏とフーガ(1967)

カルロス・プリエト(チェロ(*))
コルドバ管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2005-2006年、コルドバ大劇場(スペイン)

マリア・テレサ・プリエトはスペイン、アストゥリアスのオビエドに生まれた女性作曲家。内戦を避けメキシコに移住、それでも故郷アストゥリアスの音楽語法を取り入れた作品を書き続けましたが、帰国を果たせぬまま亡くなりました。彼女の音楽はエーリヒ・クライバー、アタウルフォ・アルヘンタ、カルロス・チャベス、マヌエル・ポンセ、ストラヴィンスキーらから高く評価されていましたが、最近祖国スペインでも再評価が進み、このたびフル・オーケストラのための全作品が世界初録音されました。メキシコのチェロ奏者、カルロス・プリエトは甥にあたります。


VRS 2048
エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):愚者たちの船
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(2006)(*)
  ソプラノ独唱のためのレチタティーヴォとアリア「目覚めよ」(2001)(+)
  ヴィオラとハープのための幻想曲「赤と黒」(2004)(#)
  ソプラノとピアノのための歌曲集「真空」(1990-1993)(**)
  ピアノのための幻想曲「愚者たちの船」(2002)(++)

ヴェラ・カスパレヴァ(ヴァイオリン(*))
ピラル・フラド(ソプラノ(+))
ユリア・マルコワ(ヴィオラ(#))
ミッカエレ・グラナドス(ハープ(#))
ヌリア・オルベア(ソプラノ(**))
エドゥアルド・モラレス=カソ(ピアノ(**))
ダンカン・ギフォード(ピアノ(++))

録音:2004年6月-2006年6月、マドリード、
    プル・プッシュ・スタジオ、インフィニティ・スタジオ、セザンヌ・スタジオ

モラレス=カソはキューバのハバナ出身・スペイン在住の作曲家。


VRS 2049
ペドロ・ビラロイグ(1954-):
  ピアノ協奏曲(1990)(*)
  弦楽四重奏曲第1番(1998)(+)
  サクソフォン・ソナタ(2004)(#)

ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ(*))
マリオ・クレメンス(指揮(*))
プラハ交響楽団(*)
アレクセーエワ弦楽四重奏団(+)
ホアキン・フランコ(サクソフォン(#))
ヘスス・マリア・ゴメス(ピアノ(#))

録音:2006年6月、プラハ、スメチキー・スタジオ(*)
    2007年2月、マドリード工科大学鉱山技師高等専門学校(+)
    2007年4月、マドリード王立高等音楽院(+/#)

マドリッド生まれのペドロ・ビラロイグは明確な調性と形式を持つ作風を特徴とする作曲家で、スペイン新調性作曲家協会の創設者。彼はなんと鉱山技師でもあり、マドリード工科大学鉱山技師高等専門学校で基礎物理学と宇宙論の講義を持っています。


VRS 2050
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス(1956-):ピアノ作品集
  一定のものと変動するもの(ピアノとエレクトロニクスのための;1994)
  敬具[Bien a toi](2000)/キジアーナの窓(2000)
  ジュアキン・オムスの記念に(2005)/ヒュブリス[Hybris](2002)
  オクタンドル(エドガー・ヴァレーズ(1883-1965)の作品(1923)の編曲;2001)
  入口・出口(2004)/その時の一瞬間(ピアノと操作者のための;2006)

アルベルト・ロサド(ピアノ)

録音:2006年9月8-10日、マドリード、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス専門音楽院

ホセ・マヌエル・ロペス・ロペスはマドリードに生まれ、ルイス・デ・パブロ、ルイジ・ノーノ、アントン・ガルシア・アブリルらに師事したスペインの作曲家。


VRS 2051
(2CD)
J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏チェロ組曲第1番−第6番 BWV1007-1012

アドルフォ・グティエレス・アレナス(チェロ)

録音:2006年11月、アルカラ・デ・エナレス大学音楽ホール、マドリード県、スペイン

グティエレス・アレナスは1975年ミュンヘに生まれ、フランス・ヘルメルソン、リュイス・クラレ、バーナード・グリーンハウスらに師事したスペインのチェロ奏者。


VRS 2052
トマス・マルコ(1942-):ピアノ作品集
  お守り(1967-1968)/バンデルビラの悲歌(1997-1998)/孤独(1982)
  大西洋ソナタ(1999)/3つの小品(1999)/バッハグラウンド(2001)
  エスペリデスの庭園(2002)

マヌエル・エスカランテ(ピアノ)

録音:2003年1月、マドリード、スペイン国営放送スタジオ


VRS 2053
トマス・マルコ(1942):ポケット・オペラ「セヒスムンド(夢を夢見る)」(2003)

ダビド・アスルサ(カウンターテナー:セヒスムンド)
マヌエル・ガリアナ(「洞窟の伝説」の声)
エレナ・ドゥエニャス、ホルヘ・メリノ、ギリェルモ・アマヤ(俳優)
ペドロ・アリエロ(シンセサイザー)
フアン・カルロス・フェリペ(クラリネット)
ラモン・ロメロ(チェロ)
フアン・カルロス・ペルフォ(打楽器)
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2003年7月、スペイン、マドリード県ラス・ロサス、セザンヌ・プロダクション・スタジオ


VRS 2054
マヌエル・マンリケ・デ・ララ(1863-1929):管弦楽作品全集
  交響的三部作「オレスティアダ」(1891/1894)
  交響曲ホ短調(1892)

マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2007年7月、マラガ・フィルハーモニー管弦楽団本部(スペイン)

マンリケ・デ・ララはスペインのカルタヘナに生まれルペルト・チャピ(1851-1909)に師事した作曲家。しかし本業は軍人だったため、管弦楽作品全集といっても2作のみです。交響曲はベートーヴェン〜ブラームス、「オレスティアダ」はワーグナー〜R・シュトラウス、プフィツナーの流れをくむ作風。


VRS 2055
エディソン・デニソフ(1929-1996):サクソフォンのための音楽
  小協奏曲/アルトサクソフォンとチェロのためのソナタ
  2つの小品/アルトサクソフォンとピアノのためのソナタ
  ピアノとサクソフォン・クアルテットのための五重奏曲

フランシスコ・マルティネス(サクソフォン)
グループ・サックス・アンサンブル
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2007年10月14、28-29日


VRS 2056
それは愛、ああ、ああ スペイン・バロックの世俗的トノ集
 フアン・イダルゴ(1614-1685):Dulce ruisenor / Ay amor, ay ausencia
 フアン・セルケリア・デ・リマ(?-1726頃):Mares, montes, vientos
 フアン・アラニェス(?-1650頃):Digame un requiebro
 セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):Sosieguen, descansen
 フアン・デル・バゴ(1625頃-1691):Con amor se paga el amor
 フアン・イダルゴ:Ay que si, ay que no
 不詳:Ay, amargas soledades
 フアン・イダルゴ:? Por que mas iras buscas ?
 フアン・ロメオ(活躍:1675頃?):Ay de quien de amor es el fuego
 ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):Ay, Dios aleve
 クレマンデ・イマニャ(活躍:17世紀後半?):Filis, yo tengo un dolor
 フアン・セルケリア・デ・リマ:Atiende y da
 フアン・イダルゴ:Ay triste que a sus rayos
 トマス・トレホン・イ・ベラスコ(1644-1728):Cuando el bien que adoro
 ホセ・マリン(1619頃-1699):No se yo como es
 不詳(17世紀終盤):Es el amor, ay, ay
 音楽の冗談「El Barrocson」から Es el amor, ay, ay

レヒナ・イベリカ
 マリア・ヘスス・プリエト(ソプラノ) ミゲル・ベルナル(テノール)
 ギリェルモ・M・コンセプシオン(チェロ) ラウラ・カサノバ(チェンバロ)
ラウラ・カサノバ(指揮)

録音:2007年9月、マドリード県(スペイン)、ヘタフェ専門音楽院ホール

トノは17−18世紀にスペインで流行した1〜数声部の短い歌のこと。


VRS 2057
51年世代のスペインの作曲家たち
 ルイス・デ・パブロ(1930-):「描写と転写」第2巻(2001/2002)から 軽い−重い
 クリストバル・アルフテル(1930-):カデンツァ(1983/1993)
 アントン・ガルシア・アブリル(1933-):遠景(2005)
 トマス・マルコ(1942-):ベスペリアのソナタ(1977)
 ジュアン・ギンジュアン(1931-):さようならバロック(1979/1980)

オラシオ・ラバンデラ(ピアノ)

録音:2007年9月13-14日、マドリード県(スペイン)、ヘタフェ専門音楽院ホール


VRS 2058
ヘロニモ・デ・カリオン(1660-1721):ああ、四元素
  Con el ayre ayrecillo que corre / Ay tortolilla triste
  戦いのミサ第8旋法
  Con perlas la aurora / A la salud de los Reyes
  Aves, ayres, fuentes / Gilguerillos, juguete festivo
  Ah de los elementos

カピリャ・ヘロニモ・デ・カリオン
アリシア・ラサロ(指揮)

録音:2007年7、9月、セゴビア(スペイン)、サン・キルセ王立アカデミー


VRS 2059
カルロス・ベルメホ(1965-):一方、その間
  声[Koe](2007)(*)
  太陽の暗い暴力(2004)(+)
  一方、その間[Mientras Tanto](2004)(#)

菅原幸子(ピアノ(*))
エステバン・アルゴラ(アコーディオン(+))
トリオ・アッカント(#)
 マルクス・ヴァイス(アルトサクソフォン)
 クリスティアン・ディエルシュタイン(打楽器)
 菅原幸子(ピアノ)

録音:シュトゥットガルト(ドイツ)、SWR・フィッラベルク・スタジオ
    マドリード王立高等音楽院/マドリード、MINCARS、アウディトリオ400


VRS 2060
ホアキン・ニン=クルメル(1908-2004):トナダ集
  第1巻−第4巻(全48曲)

ペドロ・ピケロ(ピアノ)

録音:2007年9月3-5日、グラナダ(スペイン)、マヌエル・デ・ファリャ・ホール

ニン=クルメルはスペインの作曲家ホアキン・ニン(1879-1949)とキューバの歌手ロサ・クルメルの間に生まれた作曲家。トナダ(トナーダ)はスペイン語の「小唄」とでも称すべきジャンルですが、収録作品はそれをピアノで表現したものです。


VRS 2061
協奏的二重奏 オーボエとピアノのためのロマン派作品集
 ポンキエッリ(1834-1886):奇想曲
 アントニオ・パスクッリ(1842-1924):
  ヴェルディのオペラ「シチリア島の夕べの祈り」の主題による大協奏曲
 シューマン(1810-1856):
  3つのロマンス Op.94/アダージョとアレグロ変イ長調 Op.70
 サン=サーンス(1835-1921):ソナタ Op.166
 ヨハネス・ヴェンツェスラウス(ヤン・ヴァーツラフ)・
  カリヴォダ(1801-1866):サロン用小品 Op.228

エドゥアルド・マルティネス・カバリェル(オーボエ)
リッカルド・チェッケッティ(ピアノ)

録音:2007年6月15-17日、グラナダ(スペイン)、聖バルトロメ教会


VRS 2062
ホセ・ルイス・トゥリナ(1952-):肖像
  出会いの場所(1979)(*)/悔悛(1983)(+)
  十字架にかけられ(1979)(#)/水の八重奏曲(1994/2004)(**)
  2つの練習曲(1989)(++)/チェンバロで触られる芸術(2000)(++)

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
青年管弦楽団(#)
マドリード自治州立管弦楽団管楽グループ(**)
ホセ・ルイス・テメス(指揮(*/+/#/**))
マリア・テレサ・チェンロ(チェンバロ(++))

録音:1989年、ロンドン(*)/1989年、ポズナン(ポーランド)(+)
    2005年、2007年、マドリード(**/++)


VRS 2063
クリストバル・アルフテル(1930-):ピアノのための音楽
  フォルマント(2台のピアノのための動機)Op.29(1961)
   (Version A: I-C-D-A-F-B-E-C-VII)(*)
  序奏、フーガとフィナーレ Op.15(1959)/カデンツァ(1983/1993)
  El Ser humano muere solamente cuando lo olvidan(1987/1993)
  古きオルガンのこだま(2001)
  非同時空間(2台のピアノのための;1995/1997)(*)
  忘れられた玩具(2007)
  フォルマント(2台のピアノのための動機)Op.29(1961)
   (Version B: I-D-E-B-A-F-C-D-VII)(*)

アルベルト・ロサド(ピアノ)
フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ(*))

録音:2007年5月5-6日、バリャドリド(スペイン)、
    ミゲル・デリベス文化センター室内ホール


VRS 2064
エドゥアルド・ペレス・マセダ(1953-):室内オペラ「ボノメと白鳥」(2003)

ホセ・ルイス・ゴメス(語り)
セリア・アルセド(ソプラノ)
ダビド・アスルサ(カウンターテナー)
エミリオ・サンチェス(テノール)
マドリード自治州立管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2007年10月、スタジオ Percusonic


VRS 2065
ボッケリーニ(1743-1805):チェロ・ソナタ集
  ト長調 G.5/ハ長調 G.3/ハ長調 G.6/イ長調 G.4

ラ・リティラータ
 ホセチュ・オブレゴン(チェロ、アーティスティック・ディレクター)
 エンリケ・ソリニス(ギター) ダニエル・サピコ(テオルボ)
 マリア・サンチェス(チェロ)

録音:2008年8月26-28日、アビラ県アレナス・デ・サン・ペドロ(スペイン)、
    パラシオ・デ・モスケラ


VRS 2066
ピアノのためのスペイン音楽 バロックから現在まで
 アントニオ・ソレル(1729-1783):ソナタ ニ短調 SR104/ソナタ ニ長調 SR74
 マルシアル・デ・アダリド(1826-1881):バラード ロ長調「夜」Op.20
 アルベニス(1860-1909):アストゥリアス(伝説)
 グラナドス(1876-1946):
  嘆き、またはマハとナイチンゲール(「ゴイェスカス」から)
 ファリャ(1876-1946):アンダルシアのセレナード
 モンポウ(1893-1987):内なる印象
 トマス・マルコ(1942-):孤独
 コンスエロ・ディアス(1958-):暗闇への手紙
 ダニエル・ステファニ(1958-):悲歌 II/マクンバ(前奏曲と舞曲)

マリオ・プリスエロス(ピアノ)

録音:2008年8月、マドリード、アルフレド・クラウス文化センター


VRS 2067
エミリオ・レーンベルグ(1905-1959):管弦楽作品集
  グラナダ(1931)/アタルデセルの印象(1931)
  アンダルシア組曲(1942)/交響曲(1950)

マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2008年9月、マラガ・フィルハーモニー管弦楽団本部(スペイン)

エミリオ・レーンベルグはドイツ人を父にマラガで生まれ、ハワード・ハンソンに師事、主として交響的作品や映画音楽の分野で活躍しました。


VRS 2068
マヌエル・バルボア(1958-2004):器楽アンサンブルのための作品全集
  ブリガンティアのヘラクレス(1984)/不在の年譜(1985)
  ハバネラと2つの前奏曲(1985/1988)/無関心の衝動(1986)
  夜想曲風に(1987)/理性の宮殿の三つの庭(1989)
  E・M・フォスターへのオマージュ(1989)/ソラメンテ(1991)
  トンボー(1991)/バガテル(1996)/切迫(2000)/ユケル II

20世紀器楽グループ(シグロXX)
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2008年4月、コルニャ(スペイン)、パラシオ・デ・ラ・オペラ、室内ホール


VRS 2069
マドリードの作曲家たち Vol.1
 ゴンサロ・デ・オラビデ(1934-2005):通行
 トマス・マルコ(1942-):チェロ協奏曲(*)
 アルフレド・アラシル(1954-):
  アダージョと変奏曲(ヴォルフのアダージョによる)

アシエル・ポロ(チェロ(*))
マドリード自治州立管弦楽団
ホセ・ラモン・エンシナル(指揮)

録音:2002年10月、マドリード/2004年11月、パンプロナ(スペイン)
    2006年11月、マラガ(スペイン)


VRS 2070
スペインの歓喜 Vol.2 弦楽合奏のための音楽(19−20世紀)
 ホセ・イルデフォンソ・ヒメノ・デ・レルマ(1842-1903):メヌエット
 ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):メヌエットとトリオ
 マヌエル・フェルナンデス・カバリェロ(1835-1906):
  弦楽四重奏曲ハ長調 から アンダンテ
 ロベルト・ゴベルナ(1858-1934):華麗な行進曲
 フェデリコ・オルメダ(1865-1909):
  宗教的アンダンテ(ベートーヴェンを模した弦楽四重奏曲)
  頌歌フーガ/哀歌
 アンドレス・ガオス(1874-1959):古風な組曲
 ファクンド・デ・ラ・ビニャ(1876-1952):「スペインの捕虜」から 哀歌
 フリオ・ヒメネス(1886-1973):宮廷舞曲とスケルツォ

カメラータ・デル・プラド
トマス・ガリド(指揮)

録音:2008年10月25-26日、スタジオ Percusonic


VRS 2071
ディエゴ・ピサドル(1509?-1557?):優雅なる騎士
  「ピウエラ曲集」(1552)から
   Fantasía / Mal ferida va la garça (villancico)
   Sparsi Sparcium (canción francesa)
   Flérida para mi dulce y sabrosa (soneto)
   Fantasía sobre mi la sol mi fa
   Gentil cavallero dadme agora un beso (villancico)
   Dezilde al cavallero (villancico)
   Diferencias sobre el canto del cavallero (Antonio de Cabezon)
   Si la noche haze escura (villancico)
   Si te vas a bañar Juanica (villancico /Anónimo)
   Las bacas con sus diferencias para discantar
    (Luis Venegas de Henestrosa)
   Passeavase el rey Moro (romance)
   Pavana muy llana para tañer/Recercada IV (Diego Ortiz)
   Con qué la lavaré (villancico /Anónimo)
   Mon pere aussi ma mere ma voulu marier (cancion francesa)
   Dezilde al cavallero (villancico /Nicolas Gombert)
   Toti voria contar (villanesca)
   Para qué es dama tanto quereros (endechas de Canaria)
   Fantasía sobre la sol fa mi re
   Si la noche haze escura (villancico /Anónimo)
   Quien tuviesse tal poder (villancico)
   Si me llaman, a mi llaman (villancico /Alonso de Mudarra)

フアン・カルロス・デ・ムルデル(ビウエラ)
オラリャ・アレマン(ソプラノ)

録音:2007年6月、サラマンカ、オスペダリア・デ・フォンセカ、リハーサル・ホール


VRS 2072
エディー・モラ(1965-):室内音楽
  七重奏のための断章 I
   (弦楽四重奏、ピアノと2人の打楽器奏者のための;2006)
  ギターのための断章 II(2006)/肖像画(弦楽四重奏のための;2005)
  沈黙 I(ヴァイオリンとピアノのための;2006)
  沈黙 II(チェロとピアノのための;2006)
  沈黙 III(トロンボーン、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;2006)
  沈黙 IV(ヴァイオリンとチェロのための;2007)
  少女と風(弦楽、シンセサイザーとピアノのための;2003)

エディー・モラ(ヴァイオリン)
アンサンブル・コンテンポラネオ・ウニベルシタリオ

録音:2008年8、9月、サンホセ(コスタリカ)


VRS 2073
プロコフィエフ、カサゴ、ウェーベルンチェロとピアノのための音楽
 プロコフィエフ(1891-1904):チェロ・ソナタ ニ長調 Op.119
 ガスパル・カサド(1897-1966):
  古いスペインの様式によるソナタ/愛の言葉
 グラナドス(1867-1916)/ガスパル・カサド編曲:
  オペラ「ゴイェスカス」より 間奏曲
 ウェーベルン(1883-1945):2つの小品/3つの小品 Op.11):

ホセチュ・オブレゴン(チェロ)
イグナシオ・プレゴ(ピアノ)

録音:2009年11月17-18日、アムステルダム

ホセチュ・オブレゴンはスペイン、バスク地方のビルバオに生まれ、アンナー・ビルスマ、マルシオ・カルネイロらに師事したチェリスト。バロック・チェロも演奏する彼はピリオド楽器アンサンブル、ラ・リティタータ(上記 VRS 2065、ARSISレーベル 4229)の主宰者でもあります。


VRS 2074
アンドレイ・ペトロフ(1930-2006):
  記憶(ヴァイオリンと室内管弦楽のための協奏曲;1987)(*)
エディー・モラ(1965-):肖像 第5番(弦楽合奏のための;2005)(+)
ペドロ・ビラロイグ(1954-):交響曲第3番「哲学的」(1979)(#)

ナジェジダ・トカレワ(ヴァイオリン(*))
ロシア・ラジオ&テレヴィジョン交響楽団
ディミトリー・タラソフ(指揮(*))
エディー・モラ(指揮(+))
ヴィクトル・イワーノフ(指揮(#))

録音:2008年7月21-26日、ロシア・ラジオ&TVスタジオ


VRS 2075
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):室内音楽集
  新千年紀のための四重奏曲(弦楽四重奏のための;2005)
  アグリッパの四重奏曲
   (クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1994)(*/+)
  道の夜明け(ピアノ五重奏曲;2007)(*)

ダニエル・デル・ピノ(ピアノ(*))
ホセ・ルイス・エステリェス(クラリネット(+))
レオノル四重奏団

録音:2008年10月24-25日、ヘタフェ専門音楽院(スペイン)


VRS 2076
ホセ・マリア・サンチェス・ベルドゥ(1968-):銘 室内楽作品集
  銘[Inscriptio](嘆き IV−Wolfgang Stryiの記念に)
   (無伴奏変ロ管クラリネットのための;2004/2005)
  限界の建築[Arquitecturas del limite]
   (フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2005)
  Qasid 3(変ロ管クラリネット、ヴィオラとピアノのための;2000/2001)
  来る日も来る日も[Giorno dopo giorno]
   (フルート[ピッコロ、バスフルート]、変ロ管クラリネット[バスクラリネット]、
   打楽器、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための;1998/1999)
  Kitab 3(フルート、ヴィオラとギターのための;1998)
  嘆き II(F・ドナトーニの記念に)(フルートとチェロのための;2001/2002)
  ピアノのための練習曲第2番(2007)
  マショー=建築 II[Machaut-Architektur II]
   (フルート、変ロ管クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための;2004)

サイル・アンサンブル
フアン・ガルシア・ロドリゲス(指揮)

録音:2009年2月28日-3月2日、
    セビリャ高等音楽院、アンダルシア現代芸術センター


VRS 2077
アランサスの宝 Vol.1 オルガン・オブリガート付きアリア集
 不詳:最も愛された子羊(聖体の秘蹟のアリア)(*)
 フェリクス・マクシモ・ロペス(1742-1821):オルガンのトッカータ
 アグスティン・デ・エチェベリア(?-1792):
  人間と神の完全さ(イエス・キリストの御名によるレチタティーヴォとアリア)(*)
 不詳:ソナタ第5旋法
 アグスティン・デ・エチェベリア:
  おお、称賛すべきあがない主(独唱と低音のための;1768)(*)
 不詳:反映は称賛する(聖体の秘蹟のアリア)(*)
 バルトロメオ・ルストリーニ(活躍:1750年頃):コンチェルト第5旋法
 不詳:ばか正直な小鳥(聖体の秘蹟のレチタティーヴォとアリア)(*)
 ホセ・リドン(1748-1821):ソナタ第8旋法プント・アルト「巡礼」
 不詳:なんと目覚しく、なんと驚嘆すべき
   (聖体の秘蹟の[レチチティーヴォと]アリア)(*)
 不詳:パンジェ・リングァ[歌え、舌よ]
 不詳:セラフィムの情熱に
   (聖フランチェスコに聖痕を与えたセラフィムのアリア)(*)
 不詳:聖体奉挙のためのグラーヴェ
 不詳:性急な野蛮人(諸聖人のためのレチタティーヴォとアリア)(*)
 不詳:サルヴェ・レジナ(独唱のための)(*)
 不詳:私の熱愛する夫(聖体の秘蹟のアリア)(*)

エレナ・ロペス・ハウレギ(ソプラノ(*))
ノルベルト・ブロッジニ(オルガン)

録音:2007年7月23-27日、アタウン(スペイン、バスク)、San Martin de Tours教会

スペイン、バスク地方の町オニャテ(バスク名ギプスコア)のアランサスの聖母教会のアーカイヴから選ばれた作品を収録。


VRS 2078
ルイス・デ・パブロ(1930-):ピアノ三重奏曲集
  三重奏曲(1993)
  フェレリコ・モンポウの記念に(1987)
  Trio de doses(ミゲル・ウリャンのテキストによる;2008)(*)
  三重奏曲第2番(2005)

アルダ・カイエリョ(ソプラノ(*))
アルボス三重奏団

録音:2009年2月、マドリード、市立サン・フェルナンド学校ホール


VRS 2079
セバスティアン・マリネ(1957-):カムスのための音楽
  Mes Dances(2004)/VS.(2001)/Cuatro Temas(1994/1997)
  Dances(2003)/BSO(2007)

アレテイア四重奏団

録音:2009年2月7-8、3月21-22日、マドリード王立高等音楽院

スペイン映画監督マリオ・カムス(1935-)の依頼で書かれた音楽。


VRS 2080
(2CD)
マドリードの作曲家たち Vol.2 グループ・コスモス21 創設20周年記念
 トマス・マルコ:宇宙の物質[Materia cosmica]
 マルエル・セコ:五重奏曲[Quintettino]
 カルロス・ガラン:物質の音楽[Musica Materica]XXVII Op.72
 ヘスス・ルエダ:無現[L'infinito]
 ハコボ・ドゥラン=ロリガ:Ba kua(8つのトリグラム)
 ホセ・イヘス:既成協奏曲[Concierto ready-made]
 ロベルト・モスケラ:夜の横顔[Perfil nocturno]II(a)
 エンリケ・イゴア:賛歌のための種子[Semilla para un himno]Op.48
 カルロス・ガレン:ディヴェルティメントV
 ワルテル・マルチェッティ:Apocrate sedutto sul loto
 カルロス・ガラン:激しい愛の炎[Llama de amor viva]Op.57(*)
 ガブリエル・フェルナンデス・アルベス:
  狂人(カルロスのための幻想曲)[Nutcase, Una fantasia para Carlos]
 ロレンス・バルベル:裸の音楽[Musica nuda]
 カルロス・ガラン:
  合奏協奏曲への前奏曲[Preludio al Concerto Grosso]Op.62b
 ラモン・バルセ:筋[Trama]
 ガブリエル・フェルナンデス・アルベス:宇宙進化論[Cosmogonia]
 カルロス・ロドリゲス:コスモーツァルト[Cosmomozart]
 マルエル・テバル:ラッソの香り[Il profumo di Lasso](+)

グループ・コスモス21
カルロス・ガラン(指揮)

録音:2008年7月18-19日、10月18-19日、モストレス音楽院(スペイン)(*/+以外)
    2003年6月16日、コルメアル・デ・オレハ劇場(スペイン)(*)
    2008年11月、アウディトリオ・コンデ・ドゥケ(スペイン)(+)


VRS 2081
(1CD/1DVD)
セサル・カマレロ(1962-):室内楽作品集&舞踊音楽
  【CD】
  潜水[Inmersión](無伴奏ヴィオラのための;2008)(*)
  本能[Pulsión](ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2007)(*)
  睡眠を誘うための音楽(ピアノのための;2005)(*)
  未来の風景への郷愁(クラリネット、チェロとピアノ
   [ピアニスト+2人のハーモニクス操作手]のための;2004)(*)
  「Instrucciones para dejarse caer al lado del vacio
   (Instructions for dropping onto the other side of the void)」
   (室内管弦楽のための舞踊音楽;2006)(+)
  【DVD】
  「Instructions for dropping onto the other side of the void」(+/**)

プルラル・アンサンブルのソリストたち(*)
スペイン国立青年管弦楽団現代音楽アカデミー(+)
ファビアン・パニセリョ(指揮(+))
スペイン国立ダンスカンパニー2(**)
チェビー・ムラダイ(振付、舞台美術(**))

録音(CD):2006年9月、2008年6月、2009年9月、
       アリカンテ、マドリード、サラマンカ(スペイン)
映像収録(DVD):2006年9月3日、アリカンテ(スペイン)、プリンシパル劇場、
           第22回アリカンテ音楽祭、ライヴ

当DVDは日本で使用されているほとんどのDVDプレーヤーで視聴できません。


VRS 2082
フェルナンド・レマチャ(1898-1984):管弦楽作品全集
  夜明け(1922)
  三楽章の交響曲(1925)
  ゴンゴラへのオマージュ(1927)
  祭りのポスター(1947)
  時代の踊り(1951)

マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2009年6月、マラガ・フィルハーモニー管弦楽団本部

ナバラ県トゥデラに生まれ、ローマでジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973)に師事したスペインの作曲家フェルナンド・レマチャの全管弦楽作品を収録。世界初録音。協奏曲は他にもあるようです。ブックレット筆者は「夜明け」を当時のスペイン音楽における傑作と称えています。


VRS 2083
グラナドス(1867-1916):
  ゴイェスカス(1911)
  わら人形(1914)
  スケッチ集(1912)

ダニエル・デル・ピノ(ピアノ)

録音:2006年2月20-21日、マドリード県グアダラハラ、ラ・トレ文化センター

ダニエル・デル・ピノは1972年レバノン生まれのスペイン人ピアニスト。ホアキン・アチュカロのもとで勉強を終え、2002年から2005年までトレド音楽院教授を務めました。


VRS 2084
フォンフロワド修道院のルイス・クラレ 無伴奏チェロのための音楽
 ガスパル・カサド(1897-1966):無伴奏チェロ組曲(1926)
 エンリク・カザルス(1892-1986):組曲ニ短調(1973)
 カタルーニャ民謡:鳥の歌
 ジュアン・ギンジュアン(1931-):悲歌(モノディア)(1996)
 サルバド・ブルトンス(1959-):ソナタ Op.104(2005)

ルイス・クラレ[リュイス・クラレト](チェロ)

録音:2008年4月27-28日、ナルボンヌ(フランス)、フォンフロワド修道院

フランス南西部、スペイン国境に近い都市ナルボンヌにあるフォンフロワド修道院(廃墟だったシトー派修道院を20世紀初めに修復)での録音。エンリク・カザルスはパブロ(パウ)・パザルスの弟でヴァイオリニスト・指揮者・作曲家。


VRS 2085
カンタービレとソナービレの間に
 マウリシオ・カーゲル(1931-2008):8つのチェロのためのモテット(2004)
 ガブリエル・エルコレカ(1969-):
  静かな夜(メゾソプラノとチェロ八重奏のための;2005)(*)
 マリア・エウヘニア・ルク(1958-):
  私の父の家(メゾソプラノとチェロ八重奏のための;2008)(*)
 ラモン・ラスカノ(1968-):ルイス・セルヌダの5つの詩
   (メゾソプラノとチェロ八重奏のための;2001-2002)(*)

エレナ・グラヘラ(メゾソプラノ(*))
アムステルダム・チェロ八重奏団
バス・ウィーヘルス(指揮)

録音:2009年9月、サンセバスティアン(スペイン)、バスク交響楽団本部

カンタービレ(人間の歌)とソナービレ(楽器の響き)、詩と音楽の関係をテーマとしたアルバム。カーゲルとルクはアルゼンチン、エルコレカとラスカノはスペイン・バスク出身の作曲家。


VRS 2086
夜の庭 ホセ・ルイス・グレコ(1953-):
  Mudas(グスタボ・アドルフォ・ベッケル、アントニオ・マシャドとフェデリコ・
   ガルシア・ロルカの詩による、メゾソプラノと弦楽四重奏のための;2001)(*)
  Trouble(弦楽四重奏のための;1991)
  Celosías(フェデリコ・ガルシア・ロルカが採譜・和声付けした
   スペイン民謡に基づく、メゾソプラノと弦楽四重奏のための;2008)(+)

エレナ・グラヘラ(メゾソプラノ(*))
マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ(+))
モンドリアーン弦楽四重奏曲
 ヤン・エリク・ファン・レヒテレン・アルテナ、エドウィン・ブランケンステイン(ヴァイオリン)
 アンネッテ・ベルクマン(ヴィオラ) エドゥアルト・ファン・レヒテレン・アルテナ(チェロ)

録音:2009年6月22-26日、ナバセラダ(スペイン)、
    Complejo Cultural-Residencia Fray Luis de León


VRS 2087
エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):神の影
  銅山の皇妃(ピアノ三重奏曲;2003)(*)
  リンダラハの庭園(ギターのための前奏曲;2000)(+)
  ウルカヌスの炉(ギターのための前奏曲;2008)(#)
  展開する天体(バスクラリネットとピアノのための幻想曲;2008)(**/++)
  病んだ薔薇[ばら](ソプラノとピアノのための5つの連作歌曲;2009)(##/***)
  飛蝗[ばった]
   (ピッコロクラリネットとピアノのための4つの連作小品;2003)(+++/***)
  試みの翼(ピッコロクラリネットのための幻想曲;2006)(+++)
  神の影(ピアノのための幻想曲;2001)(++)

ブローウェル三重奏団(*)
イリアナ・マトス(ギター(+))
アダム・レヴィン(ギター(#))
ロレンツォ・イオスコ(バスクラリネット(**))
ダンカン・ギフォード(ピアノ(++))
クラウディア・イエペス(ソプラノ(##))
エドゥアルド・モラレス=カソ(ピアノ(***))
ダヴィデ・バンディエリ(ピッコロクラリネット(+++))

録音:2004年6月-2009年11月、バレンシアおよびマドリード


VRS 2088
光への賛歌
 D・スカルラッティ(1685-1757):
  ソナタ変ホ長調 K.475/ソナタ ロ短調 K.87
  ソナタ ニ長調 K.491/ソナタ イ短調 K.175
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」Op.53
 ショパン(1810-1849):
  練習曲変イ長調 Op.10 No.10/夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2
 ブラームス(1833-1897):間奏曲イ長調 Op.118 No.2
 リスト(1811-1886):超絶技巧練習曲集 から マゼッパ
 ラヴェル(1875-1937):夜のガスパール から オンディーヌ
 アルベニス(1860-1909):組曲「イベリア」第2巻 から トリアナ

フェリクス・アルダナス(ピアノ)

録音:2008年6月22-23日、ビトリア(スペイン)、ヘスス・グリディ専門音楽院

録音時点で18歳というスペインの若きピアニスト、フェリクス・アルダナスはアリシア・デ・ラローチャ(1923-2009)の指導を受けた最後の生徒の一人。


VRS 2090
ヘスス・トレス(1965-):
  アンデルセン童話集
   (朗読、アコーディオン、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2006)(*)
   おばあさん/天使/マッチ売りの少女/裸の王様
  ダブル(アコーディオン独奏、フルート、バスクラリネット、打楽器、
   ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2004)(+)

ペドロ・マリア・サンチェス(朗読(*))
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン)
アルボス三重奏団
 フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)
 ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン) ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)

アンサンブル・レシデンシアス(+)
イケル・サンチェス(指揮(+))

録音:2009年12月16-18日、ヘタフェ専門音楽院(マドリード)


VRS 2091
マドリードの作曲家たち Vol.2
 コンスエロ・ディアス(1958-):虜にされた情熱(*)
 カルロス・クルス・デ・カストロ(1941-):異端審問官の影(組曲)(+)

アランチャ・アルメンティア(ソプラノ(+))
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ(+))
アルフォンソ・エチェベリア(バリトン(+))
マドリード自治州立合唱団(+)
マドリード自治州立管弦楽団
ホセ・ラモン・エンシナル(指揮(*))
マヒミアノ・バルデス(指揮(+))

録音:2001年6月11日(*)、2004年11月23日(+)、マドリード、国立音楽堂(*/+)


VRS 2092
トマス・ガリド(1955-):道...
  言葉の道(弦楽合奏のための;1991-1992)
  ヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲(1993-1994)(*)
  最後の差異(フルートと弦楽のための「古い様式による」協奏曲、
   ヴィトルト・ルトスワフスキの記念に;1999)(+)
  短い手紙(弦楽合奏のための;2005)
   ルイス・デ・パブロの「Il Pensieroso」について
   F・ゲレロの「Zayin」の最後の和音について/ミについて
   ミシェル・ピアソンとカレン・マルティロシアンについて

ダビド・マルティネス(ヴァイオリン(*))
フリアン・エルビラ(フルート(+))
カメラータ・デル・ブラド
トマス・ガリド(指揮)

録音:2010年2月5-6、12-13日、マドリード、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス専門音楽院


VRS 2093
反抗的な女 テオルボのための小品集
 ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)/
  ロベール・ド・ヴィゼ(1660頃-1732)編曲:
  「ヴェルサイユの洞窟」(1668)より 序曲
 アレッサンドロ・ピッチニーニ(1556-1638):
  ラ・フォリア・アリア・ロマネスカによる変奏パルティータ
 ベッレロフォンテ・カスタルディ(1580-1649):スペインのコッレンテ
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):トッカータ第2番
 ジャン=バティスト・リュリ/ロベール・ド・ヴィゼ編曲:
  「愛の勝利」(1681)より アポロンの入場
  「アティス」(1676)より Que devant Vous tout s'abbaisse et tout trembles
  「焦燥」(1661)より 王のグラン・バレのエア
  「ベレロフォン」(1679)より たくさんの涙
  「イシス」(1677)より この場所には心惹かれる
 ベッレロフォンテ・カスタルディ:アプレスカ・ガリアルダ
 フロレンシオ・クルス・フェルナンデス(1958-):写本(2008)
 アレッサンドロ・ピッチニーニ:
  トッカータ第5番/ガリアルダ第3番/コッレンテ第4番
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:カンツォーネ第2番
 ベッレロフォンテ・カスタルディ:一片のファンタジア
 ロベール・ド・ヴィゼ:Futfa(ヘ長調)の小品集
   前奏曲/クラント/反抗的な女(アルマンド)/ガヴォット

ロドリゴ・ハラボ(テオルボ)

録音:2008年3月、レオン(スペイン)、エウテルペ・ホール

17世紀フランスとイタリアの音楽。ロドリゴ・ハラボは1973年スペインのバリャドリドに生まれ、ハビエル・ディアス=ラトレ、フアン・カルロス・デ・ムルデル、ルーカ・ピアンカらに師事した撥弦楽器奏者。


VRS 2094
(2CD)
エバリスト・フェルナンデス・ブランコ(1902-1993):管弦楽作品全集
  悲しいワルツ(1920)/山の印象(1921)/交響的序曲(1925)
  小組曲(1929)/3つの小品(1930)/2つのレオン舞曲(1932)
  劇的序曲(1940)/古舞踊組曲(1982)
 [ボーナス・トラック]
 エバリスト・フェルナンデス・ブランコ(インタビューからの抜粋;1990)

マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2008年6、7月、マラガ・フィルハーモニー管弦楽団本部(スペイン)

全曲世界初録音。


VRS 2095
アルフレド・アラシル(1954-):弦楽四重奏曲集
  弦楽四重奏曲第3番(2004)/室内音楽(弦楽四重奏曲第1番;1975)
  弦楽四重奏曲第2番(1991)/弦楽四重奏曲第4番「鏡に映った姿」(2010)

ブレトン弦楽四重奏団
 アン・マリー・ノース、アントニオ・カルデナス(ヴァイオリン)
 イバン・マルティン(ヴィオラ) ジョン・ストークス(チェロ)

録音:2010年5月6-8日、マドリード、ヘタフェ専門音楽院


VRS 2096
ショパン(1810-1849):
  バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38
  バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ロ短調 Op.52
  ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58

ミゲル・アンヘル・ムニョス(ピアノ)

録音:2010年6月12日、7月3日、ヘタフェ専門音楽院(スペイン、マドリード自治州)

ミゲル・アンヘル・ムニョスはマドリード王立音楽院でジュゼプ・コロン他に、ロンドン王立音楽アカデミーでアンドラーシュ・シフに師事したスペインのピアニスト。


VRS 2097
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988

エウラリア・スレ(ピアノ)

録音:2006年10月7日、バルセロナ、カタルーニャ高等音楽学校

エウラリア・スレ(ソレ)はバルセロナに生まれ、ペレ・バリュリベラ、クリスティアーヌ・セナール(フランス)、マリア・ティーポ(イタリア)に師事したピアニスト。


VRS 2098
アルトゥル・ドゥオ・ビタル(1901-1964):管弦楽作品集
  島の風車小屋(1932)
  山の組曲(1949)(*)
  ある記念日のための交響曲(1960)(*)

マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2009年3月、マラガ・フィルハーモニー管弦楽団リハーサル・ホール(スペイン)

アルトゥル・ドゥオ・ビタルはスペインのカンタブリア生まれの指揮者・作曲家。パリでデュカスに作曲を、マドリードでアルボスに指揮を師事しました。声楽作品を多く書き特に合唱の作曲家として高名でしたが、レーベルからの情報によれば現存する管弦楽曲は当盤に収録の3作品がすべてとのことです。(*)世界初録音。


VRS 2099
(3CD)
ラモン・ガライ(1761-1823):交響曲集
  第1番変ホ長調/第2番ニ長調/第3番変ロ長調/第4番イ長調
  第5番ハ短調/第6番ハ長調/第7番ハ長調/第8番ハ長調
  第9番変ホ長調/第10番変ロ長調

コルドバ管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2009年10月、コルドバ大劇場(スペイン)

ラモン・ガライはスペインのアストゥリアス地方に生まれアンダルシア地方で活躍したスペインの知られざる作曲家。1785年よりハエン大聖堂楽長を務めたため作品の大半は教会音楽ですが、1790年から1817年までの間に10曲の古典派的な交響曲を書いています。


VRS 2101
マリア・デ・アルベアル(1960-):
  平衡(2台のピアノ、フルート、打楽器と室内管弦楽のための;2010)

フアン・カルロス・ガルバヨ、イサベル・ペレス=レケイホ(ピアノ)
アトリエ・ゴンバウ
カルロス・クエスタ(指揮)

録音:2010年6月14日、マドリード、国立ソフィア王妃芸術センター美術館、
     ホール400、ライヴ

マドリード生まれの女性作曲家マリア・デ・アルベアルが英国の映画監督アイザック・ジュリアン制作のビデオのために書き下ろした音楽を演奏会用に書き換えた作品。


VRS 2102
ルイス・デ・ロス・コボス(1927-):管弦楽作品全集
  交響曲「Cursus Vitae」Op.8(1956)
  再現する苦悩(交響的瞑想)Op.12(1967)
  ジャングル Op.11(1963)

カスティリャ・イ・レオン交響楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

ルイス・デ・ロス・コボスはスペインのバリャドリドに生まれた作曲家。フランコ独裁政権を避け1951年に国外に脱出し各地を転々とした後、1961年以降スイスのジュネーヴに定住しました。収録全曲が世界初録音。


VRS 2103
Lela ガリシアの歌
  Lela (R. Mato Hermida / A. Rodriguez Castelao)
  Soedades (M. del Adalid / Popular)
  Os teus ollos (J. J. Castro "Chane" / M. Curros Enriquez)
  Un adiós a Mariquiña (J. J. Castro "Chane" / M. Curros Enriquez)
  Negra sombra (J. Montes / R. de Castro)
  Vai lavar a cara (Popular / Popular)
  Lonxe da terriña (J. Montes)
  Rosa de abril (A. Gaos / R. de Castro)
  Maio longo (J. Baldomir / R. de Castro)
  Cantiga (J. J. Castro "Chane" / M. Curros Enriquez)
  María Soliña (A. Paz Valverde / C. E. Ferreiro)
  Alborada (P. Veiga / F. de la Iglesia)
  Bastabales (L .Taibo / R. de Castro)
  O limite increado do mundo (J. Duran / M. A. Fernan-Vello)

クリスティナ・ガリャルド=ドマス(ソプラノ)
ガオス管弦楽団
フェルナンド・ブリオネス(指揮)

録音:2010年6月6-10日、コルニャ(スペイン)、スタジオ・マンス


VRS 2104
シューベルト(1797-1828):歌曲集「冬の旅」D.911(1827)

ホセ・マヌエル・モンテロ(テノール)
フアン・アントニオ・アルバレス・パレホ(ピアノ)

スペインの歌手とピアニストによる「冬の旅」。


VRS 2106
フリオ・ゴメス(1886-1973):歌曲集
  3つの旋律[Tres melodías](1907-1909)
   ばらが芽吹いたとき[Cuando brotaron las rosas],
   シエスタ[La siesta],洗礼のない洗礼[Bautismos que no bautizan]
  希望[Esperanza](1915)/愛のコプラ[Coplas de amores](1914)
  思い出[Remembranza](1914)
  3つの歌[Tres canciones](1920-1923)
   たそがれ[Crespúsculo],落ち着かない心[Corazón inquieto],
   アラブの歌[Canción árabe]
  6つの子供の歌[Siete Canciones Infantiles]から
   ビリャンシコ[Villancico](1928)
  フアナ・デ・イバルボロウの6つの詩
   [Seis poemas líricos de Juana de Ibarborou](1934)
   渇き[La sed],サマリア人[Samaritana],夏[Estío],
   池[El estanque],待ち時間[La espera],急速[Descanso]
  14の抒情詩[Catorce poemas líricos puestos en música](1934)から
   船 または 不安[La nave ó Inquietud],祖父の子守歌[Nana del abuelo],
   ハーフェズのガゼラ第20番[Gacela XX de Hafiz]
  ロペ・デ・ベガのテキストによる4つの歌 から ビリャンシコ[Villancico](1935)
  朝の庭[Huerto matutino](1942)
  日本の詩集[Poesías japonesas](1952)
   人生は何に喩えられるか?[Con que la vida puedes comparar?]
   死の恐怖[Temor de muerte]
   落ちた花がまた茎に咲いたの?
    [Otra ez en el tallo se posa la flor despendida?]
   敵対心を持って[Con hostil]

アンナ・トンナ(メゾソプラノ)
ホルヘ・ラバイナ(ピアノ)

録音:2010年10月15-17日、マドリード王立音楽院マヌエル・デ・ファリャ・ホール、スペイン


VRS 2107
フアン・モントン・イ・マレン(1730-1781):Alienta, Mortal, Alienta
  Felicisimo Alcino - Tiemblo al ver al dueno mio
  Aliente el orbe - Barbaro Noto airado
  6声のミサ(1757)
  A esfuerzos de un amor - Divino amante pastor
  Rara idea zagales - Alienta, mortal, alienta
  Santid, corazon, sentid
  Despierta Bato - Ay que chiquito
  Ah del monte - Idolo amado mio
  Ay que bien suena al amor

カピリャ・ヘロニモ・デ・カリオン
アリシア・ラサロ(指揮)

録音:2010年7月、セゴビア(スペイン)、サン・フアン・デ・ロス・カバリェロス教会(スロアガ美術館)

フアン・モントン・イ・マレンはスペイン、テルエル近郊のアリアガに生まれた作曲家。アルバラシン大聖堂で教育を受け、その楽長を短期間務めた後、1759年から没するまでセゴビア大聖堂楽長を務めました。「6声のミサ」は彼の代表作の一つです。


VRS 2108
「メサイア」以前のヘンデル 独唱、二重唱、三重唱のためのカンタータ集
  いや、私はあなたは信じていない[No, di voi non vo'fidarmi](二重唱)
   HWV189(*/+)
  わが眼よ、おまえたちは何をしたのか?[Occhi miei, che faceste?](独唱)
   HWV146(*)
  夜明けに微笑むあの花を[Quel fior che all'alba ride](三重唱)
   HWV200(*/+/#)
  私の恋人は行ってしまった[Parti l'idolo mio](独唱)HWV147(*)
  夜明けに微笑むあの花を[Quel fior che all'alba ride](二重唱)HWV192(*/+)
  愛の戦から逃れよ[Dalla guerra amorosa](独唱)HWV102(#)
  もしもおまえが愛を捨てないならば[Se tu non lasci amore](三重唱)
   HWV201A(*/+/#)

レジナ・イベリカ
 マリア・ヘスス・プリエト(ソプラノ(*)) ミゲル・ベルナル(テノール(+))
 エクトル・ゲレロ(バス(#))
 アントワーヌ・ラドレット(チェロ) ラウラ・カサノバ(チェンバロ、指揮)

録音:2010年夏、聖エウフェミア・デ・コソリョス教会、パレンシア、スペイン

HWV189、192は後にオラトリオ「メサイア」に転用された楽曲です。


VRS 2109
エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):月の火 ギターのための作品集
  非道な噂(ギターのための幻想曲;2011)
  月の火(ギターのための幻想曲;2003)
  オマージュ(歌とギターのための3つのオマージュ;2004)(*)
   ホアキン・ロドリーゴへのオマージュ
   フェデリコ・モンポウへのオマージュ
   マヌエル・デ・ファリャへのオマージュ
  リンダラハの庭(ギターのための幻想曲;1999)
  サムスカラ(ギターのための幻想曲;2010)
  序奏とトッカータ(フルートとギターのための;2002)(+)
  魔女の夢(ギターのための組曲;2002)
  Volaverunt(ヴァイオリンとギターのための幻想曲;2009)(#)
  悲しい海の鳥(ギターのための幻想曲;2003)
  青の騎手(ギターと弦楽四重奏のための;2007)(**)

アダム・レヴィン(ギター)
ローナ・ウィンザー(ソプラノ(*))
アニエラ・フライ(フルート(+)) ウィリアム・ナット(ヴァイオリン(#))
アッサイ弦楽四重奏団(**)

録音:2009年3月-2011年6月、マドリード、プルプッシュ・スタジオ

モラレス=カソはキューバのハバナ出身・スペイン在住の作曲家。アダム・レヴィンはアメリカ合衆国のギタリスト。


VRS 2110
アレハンドロ・モレノ(1962-):アクリルと油
  紙の上のアクリルと油 第3番[Acrílico y óleo sobre papel no 3]
   (ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための;1998)
  3つの小品(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1998/2001)
  アコーディオンのための9つのコラール(2004/2005)
  紙の上のアクリルと油 第4番[Acrílico y óleo sobre papel no 4](IVB)
   (ヴィオラ、クラリネットとピアノのための;1999)
  無伴奏ヴィオラのための5つの小品(1992)
  「紙の上のアクリルと油 第3番」による即興演奏
   (ヴァイオリン、クラリネット、チェロとピアノによる;2008)

アレテイア四重奏団
 アルフレド・ガルシア(ヴァイオリン、ヴィオラ) ペドロ・ガルバホサ(クラリネット)
 ビクトル・ヒル(チェロ) エレナ・アグアド(ピアノ)

ラウル・ヒメネス(アコーディオン)

録音:2007年4月-2011年1月、ヘタフェ専門音楽院ホール、マドリード県、スペイン


VRS 2111
双極 スペインとラテンアメリカの作曲家のチェロとピアノのための作品集
 ヘスス・トレス(1965-):変奏曲(2004)
 リカルド・ソーン=ムルドーン(1962-):
  カンデラブラ(枝付き燭台)[Candelabra](2002)
 ラモン・ウメト(1968-):キンコの庭園[Jardín de Kinko](2008)
 ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス(1956-):アトリウム[Atrium](1994)
 アルトゥロ・コラレス(1973-):
  37(チェロ、ピアノとエレクトロニクスのための;2009)
 ガブリエル・エルコレカ(1969-):双極[Dipolo](1995)
 ファビアン・パニセリョ(1963-):
  カオスの夢[Chaos' Dream](1998/改訂:2010)
 ラモン・ラスカノ(1968-):冬至 2[Wintersonnenwende-2](2007)

ダビド・アペリャニス(チェロ)
アルベルト・ロサド(ピアノ)

録音:2009年4月17-19日、2010年4月12-13日、サラマンカ音楽院ホール


VRS 2112
ファビアン・パニセリョ(1963-):Libro del Frío
  韻律による5つの小品[Cinco piezas métricas](2000)
  Libro del Frío[Book of Cold](アントニオ・ガモネダのテキストによる、
   ソプラノとアンサンブルのための;2011)(*)
  弦楽四重奏のための3つの楽章(2006)

アリソン・ベル(ソプラノ(*))
アンサンブル・メイタル
ファビアン・パニセリョ(指揮)

録音:2011年1月1-4日、8月10-11日、エルサレム音楽センター、イスラエル


VRS 2113
ヤコボ・ドゥラン=ロリガ(1958-):アンサンブル作品集
  小アンサンブル・青[Petit ensemble bleu]
   (室内管弦楽のための;1987/改訂:2000)
  小アンサンブル・黄[Petit ensemble jaune]
   (ハープと室内管弦楽のための;1987/改訂:2008)(+)
  Antoianç(9つの楽器のための;2001)
  失われた島(アルベニスへのオマージュ)
   [La isla perdida (Homenaje a Albeniz)]
   (ピアノと器楽アンサンブルのための;1990/改訂:1999)(*)
  室内協奏曲(室内管弦楽と録音テープのための;1983)

グルポ・モードゥス・ノーヴス
アナンダ・スカルラン(ピアノ(*))
スサナ・セルメニョ(ハープ(+))
サンティアゴ・セラテ(指揮)

録音:2008年11月8日、リハーサル&コンサート・ライヴ、
     ソフィア王妃芸術センター美術館ホール400、マドリード、スペイン


VRS 2114
エリザベート・ジャケ・ド・ラ・ゲル(1665-1729):
  ヴァイオリンと通奏低音のための6つのソナタ(1707)
   第1番ニ短調/第2番ニ長調/第3番ヘ長調
   第4番ト長調/第5番イ短調/第6番イ長調

リナ・トゥル・ボネト(ヴァイオリン)
ケネス・ワイス(チェンバロ)
パチ・モンテロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2011年1月11-13日、ヘタフェ専門音楽院ホール、マドリード県、スペイン


VRS 2115
ドビュッシー(1862-1918):
  前奏曲集第1巻(1909-1910)/子供の領分(1908)

ルベン・イェッサヤン(ピアノ)

録音:2010年11月6-7日、2011年4月2-3日、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス専門音楽院、
     マドリード、スペイン

ルベン・イェッサヤンは1978年マドリードに生まれたアルメニア系スペインのピアニスト・作曲家。


VRS 2116
フランチェスコ・コルセッリ(1705-1778):スペイン王宮の祝典音楽
  オペラ「ファルナーチェ」(1739)から 抜粋(*)
  ミサ・コンチェルタータ(1729)(+)

インマ・フェレス(ソプラノI(+):ジラーデ、タミリ(*))
アグニェシュカ・グジヴァチ(ソプラノII(+):ファルナーチェ(*))
マルタ・インファンテ(アルト(+):ベレニーチェ、アクイリオ(*))
フアン・ノバル(テノール(+):ポンペオ(*))
ホセ・アントニオ・カリル(バス(+))
ラ・カピリャ・レアル・デ・マドリード
オスカル・ヘルセンソン(指揮)

録音:2008年3月19-23日、アルカラ大学カルデナル・シスネロス校音楽ホール、
     マドリード、スペイン


VRS 2117
(2CD)
トマス・ブレトン(1850-1923):
  交響曲第1番ヘ長調(1872)
  交響曲第2番変ホ長調(1883)
  交響曲第3番ト長調(1905)

カスティリャ・イ・レオン交響楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2011年9、11月、ミゲル・デリベス・コンサートホール、バリャドリド、スペイン


VRS 2118
ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):静寂から ソナタ&トッカータ集
  ソナタ ヘ長調/ソナタ ハ短調/楽章ハ短調/ソナタ ヘ長調
  グラーヴェ第8旋法(*)/トッカータ ホ短調/ソナタ ト長調(*)
  ソナタ ト長調/トッカータ ニ長調/トッカータ ト長調/ソナタ ト長調
  インティエント ハ長調(*)/グラーヴェ ニ短調(未完)(+)

モイセス・フェルナンデス・ビア(ピアノ)

録音:2011年12月18日、メカニクス・ホール、ウースター、マサチューセッツ州、
     アメリカ合衆国

(*)はピアノによる初録音、その他は世界初録音と表示されています。未完の(+)でモイセス・フェルナンデス・ビア手稿譜に残された7小節を弾いた後、即興演奏で楽曲を完成させています。当商品では作曲家名がジョゼフ・ネブラ[Joseph Nebra]と表記されていますが、弊社では従来どおりホセ・デ・ネブラ[Jose de Nebra]としてご案内いたします。ディスクの冒頭が1分半弱の無音トラックとなっております。ご注意ください。


VRS 2119
ホセ・リオ=パレハ(1973-):台座のない首飾り
  性格[Carácter]
   (バスクラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2010)(*)
  エンテオス[Entheos](チェロのための;2011)
  縁の[Marginal](チェロとピアノのための;2010)
  欲望の赤い糸[Red threads of desire](ピアノのための;2008)
  ピアノ三重奏曲「台座のない首飾り」[La rivière sans socle](2009)

アルボス三重奏団
 フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ) ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン)
 ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)

カルロス・ガルベス(バスクラリネット(*))

録音:2011年6月、セザンヌ・プロダクション・スタジオ、マドリード、スペイン


VRS 2120
(3CD)
ラモン・バルセ(1928-2008):弦楽四重奏曲全集
   第1番(1958)/第2番(1965)/第3番(ガウス四重奏曲;1973)
   第4番(1975)/第5番(1978)/第6番(1978)
   第7番(De la salud;1978)/第8番(1983)/第9番(1994)
   第10番(1994)/第11番(四重奏のための小品;1999)

レオノル弦楽四重奏団
 デルフィネ・カセルタ、エンリケ・リバス(ヴァイオリン)
 ハイメ・ウエルタス(ヴィオラ) アルバロ・ウエルタス(チェロ)

録音:2010年6、10-12月、2011年3、11月、
     ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス専門音楽院ホール、マドリード、スペイン


VRS 2121
ホルヘ・フェルナンデス・ゲラ(1952-):子供たちは叫んだ
  ワーキン・プロムレムズ[Workin' problems]
   (ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;2005)
  オセアニカス[Oceánicas](ピアノのための;1998-2003)
  星間の音[Interstellar sound](ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2011)
  子供たちは叫んだ[Los niños han gritado](ソプラノ、バリトン、フルート、
   クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノと打楽器のための;2009-2010)

アンサンブル・レシデンシアス
 アルボス三重奏団
  フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ) ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン)
  ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
 ネオペルクシオン
  フアンホ・ギリェン、ラファ・ガルベス、フアンホ・ルビオ(打楽器)
 ゲスト:
  フランセスカ・カレロ(ソプラノ) ペドロ・アダラガ(バリトン)
  フアナ・ギレン(フルート)エドゥアルド・ライムンド(クラリネット)
  セルヒオ・サエス(ヴィオラ)

録音:2011年6、12月、ヘタフェ専門音楽院、マドリード県、スペイン


VRS 2122
(CD / DVD /
Blu-ray Disc 3D)
エドゥアルド・アルメンテロス(1956-):
  ヴィジュアル・アート・コレクションのための音楽、
   ベナンシオ・ブランコへのオマージュ(2012)

アンドレス・ゴミス(ウィンド・コントローラー)
フレディ・バルブエナ(ハンドリング&オーディオ・ミキシング)

DVD、Blu-ray Discにつきましては弊社の再生保証対象外といたします。ご了承ください。


VRS 2123
アントニオ・カルダーラ(1671-1736):
  2つのヴァイオリン、チェロと通奏低音のための3声ソナタ集 Op.1
   (1693、ヴェネツィア)から
   第9番ロ短調/第4番変ロ長調/第5番ホ短調
   第8番ト短調/第2番ト長調/第12番ニ短調

エル・アルテ・ムシコ
 アンヘル・サンペドロ、テレサ・カサノバ(ヴァイオリン)
 アナ・ラケル・ピニェイロ(チェロ) ディエゴ・フェルナンデス(チェンバロ)

録音:2011年2月、無原罪懐胎教区教会、ブスタルビエホ、マドリード自治州、スペイン


VRS 2124
スペイン風セレナーデ スパニッシュ・ギター・リサイタル
 ホアキン・マラツ(1872-1912)/
  フランシスコ・タレガ編曲:スペイン風セレナーデ
 イサーク・アルベニス(1860-1909)/
  阿部保夫(1925-1999)編曲:コルドバ(スペインの歌 第4曲)
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):3つのスペイン風小品 から ファンダンゴ
 ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):バレンシア組曲
 アントン・ガルシア・アブリル(1933-):エボカシオン第4番
 エンリケ・グラナドス(1867-1916)/
  ミゲル・リョベト(1878-1938)編曲):ゴヤのマハ(トナディリャ より)
 ホアキン・ロドリーゴ:3つのスペイン風小品 から サパテアド
 イサーク・アルベニス/
  マヌエル・バルエコ(1952-)編曲:セビリャ(スペイン組曲 第3曲)
 エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):リンダラハの庭(幻想曲)
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):アルハンブラの思い出

高木真介(ギター)

録音:2002年2月、2012年3月、LBM・スタジオ、マドリード、スペイン

高木真介(たかぎまさゆき)はマドリード在住の日本人ギタリスト。ブックレットに日本語解説を記載。


VRS 2125
J・S・バッハ(1685-1750):半音階的幻想曲
  半音階的幻想曲ニ短調 BWV903/トッカータ ホ短調 BWV914
  パルティータ第2番ハ短調 BWV 826
  カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV992

イグナシオ・プレゴ(チェンバロ)

録音:2011年5月22日、ニコラス・サルメロン・ホール、マドリード、スペイン


VRS 2126
ヘスス・バル・イ・ガイ(1905-1993):管弦楽作品全集
  3つの小品(1945)/ドン・キホーテへのオード(1947)
  ドン・キホーテ(1947)/合奏協奏曲(1951)
  弦楽のためのセレナード(1942)
  ブランデンブルク協奏曲第6番
   (J・S・バッハの作品の再オーケストレーション)

コルドバ管弦楽団
ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2011年2月、コルドバ大劇場、スペイン

世界初録音と表示されています。


VRS 2127
ラモン・ラスカノ(1968-):チョーク・ラボラトリー
  冬至 3[Wintersonnenwende-3]
   (ヴァイオリン、チェロ、ピアノと打楽器のための;2009)
  エロビ 2[Errobi-2](バスフルート、バスクラリネットとピアノのための;2009)
  冬至 1[Wintersonnenwende-1](弦楽三重奏とチェレスタのための;2005)
  エロビ 1[Errobi-1](フルートとピアノのための;2008)
  冬至 2[Wintersonnenwende-2](チェロとピアノのための;2007)
  エガン 2[Egan-2](六重奏のための;2007)
  冬至 4[Wintersonnenwende-4](ヴァイオリンとピアノのための;2009)

アンサンブル・ルシェルシュ

録音:2012年7月4-7日、アンサンブルハウス、フライブルク、ドイツ

Lazkano: Chalk Laboratory / Ensemble Rechercge-->


VRS 2128
(3CD)
ゴンサロ・デ・オラビデ(1934-2005):管弦楽&交響的声楽作品集
  指標[Índices](任意の管弦楽のための;1964)
  無期限[Sinde die](大管弦楽のための;1973)
  叫び II[Clamor II](エレクトロニクスと管弦楽のための;1975)
  交響曲「ファリャへのオマージュ」[Sinfonía "Homenaje a Falla"]
   (大管弦楽のための;1976)
  ガルシア・ロルカを記念して歌う[Cante in memoriam Garcia Lorca]
   (メゾソプラノ、合唱と管弦楽のための;1979)
  傷跡[Estigma](独唱、合唱と管弦楽のための;1982)
  オード II[Oda II](バリトンと管弦楽のための;1985)
  オルベ変奏曲[Orbe-Variations](管弦楽のための;1988)
  通行[Tránsito](管弦楽のための;1992)
  協奏−分割[Concertante-divides]
   (メゾソプラノ、合唱と管弦楽のための;2001)

キャロル・シドニー・ルイス(ソプラノ)
マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ)
ホセ・マヌエル・モンテロ(テノール)
リヒャルト・リッテルマン(バリトン)
スペイン国立放送合唱団
ジョルディ・カザス(合唱指揮)
スペイン国立放送交響楽団
アルトゥル・タマヨ(指揮)

録音:2010年9月、2011年7月、2012年6月、モヌメンタル劇場、マドリード、スペイン


VRS 2129
トマス・マルコ(1942-):声楽&器楽作品集
  (S)otto voci(e)(歌詞のない混声8部のための;2000)(*)
  合唱協奏曲第1番[Concierto coral n.1]
   (ヴァイオリンと歌詞のない二重合唱のための;1980)(+)
  ミステリア[Mysteria](管弦楽のための;1970)(#)
  ネクロノミコン[Necronómicon](6人の打楽器奏者のための;1971)(**)

アーヴィン・アルディッティ(ヴァイオリン(+))
マドリード自治州立合唱団(*/+)
ホセ・ラモン・エンシナル(指揮(*))
ジョルディ・カザス(指揮(+))
マドリード自治州立管弦楽団(#)
ミゲル・グロバ(指揮(#))
ラファエル・ガルベス、ラウル・ベナベント、ジュゼプ・フリオ、
ジュアン・カステリョ、ディオニシオ・ビリャルバ、エンマ・ブロディ(打楽器)

録音:2002年12月、2003年2、6月、ライヴ国立音楽堂、マドリード、スペイン


VRS 2130
(1CD+1DVD)
 [DVD Video]
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス(1956)/
 パスカル・オージェ(1955-)映像制作:La Grande Céleste

制作:2011年,ヴェネツィアおよびペルージャ、イタリア,コルシカ島、パリ、フランス,
     プラハ、チェコ
    2012年、ニューヨーク、アメリカ合衆国

※DVDは日本で使用されているほとんどのDVDプレーヤーで視聴できません。ご注意ください。


 [CD]
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス:La Grande Céleste
  Simog-civitella(2011)(*)/Trío III(2008)(+)
  El arte de la siesta(2005)(#)/El margen de indefinición(2000)(**)
  Octandre
   (エドガー・ヴァレーズ(1883-1965)原曲;1923/ピアノ編曲版;2001)(++)
  Finestra in la Chigiana(2000)(++)/Movimientos(1998)(##)

シグマ・プロジェクト(*)
アルボス三重奏団(+)
プルーラル・アンサンブル(#) ファビアン・パニセリョ(指揮(#))
マヒア三重奏団(**)
アルベルト・ロサド(ピアノ(++))
デルフィーヌ・バルダン、フランツ・ミシェル(ピアノ(##))
フランス国立管弦楽団(##) パスカル・ロフェ(指揮(##))
ミケル・ベルナト(ヴィブラフォン(DVD))

録音:データ記載なし


VRS 2131
ヒセ・ルイス・トゥリナ(1952-):室内楽作品集
  スカルラッティの主題による変奏曲
   (フルート、オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラと
    チェロのための;1985)
  タイトル決定中[Título a determinar]
   (クラリネット、ホルン、ファゴット、ヴァイオリン、チェロと
    コントラバスのための;1980)
  ピアノ四重奏曲(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための;1990)
  室内協奏曲[Kammerconcertante]
   (アルトフルート、バスクラリネット、ヴァイオリン、
   ヴィオラ、チェロととコントラバスのための二重協奏曲;1988)
  蝶の墓[Túmulo de la mariposa]
   (クラリネット/バスクラリネット、チェロとピアノのための;1991)
  ホビットのためのスケルツォ[Scherzo para un hobbit]
   (クラリネット、ファゴット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1997)

プルラル・アンサブル
ファビアン・パニセリョ(指揮)

録音:2010年12月、ヘタフェ専門音楽院、マドリード県、スペイン
    2011年7月、サラマンカ音楽院、スペイン


VRS 2132
フェデリコ・オルメダ(1865-1909):ピアノのための抒情詩集
  夜想曲嬰ハ短調
  ピアノのための抒情詩集(G・A・ベッケルにインスパイアされて)から
   第1番ト短調「Saeta que voladora」/第2番変ロ長調「Yo soy un sueño」
   第3番イ短調「Ay, Andalucía]/第4番ヘ長調「Besa el aura que gime]
   第5番変イ長調「Te vi un punto]/第7番イ長調「Idilio],
   第9番変ホ長調「Dejé la luz a un lado」/第10番イ長調「Cendal flotante」
   第12番イ短調「Al ver mis horas de fiebre」
   第13番ホ短調
    「Al P. Fr. Manuel Miguélez inspirada en su rima "Un ángel más"」
   第19番イ長調「A la luz de la luna」/第21番ニ短調(マズルカ)
   第24番ホ短調/第29番ト短調/第31番イ長調「Fiesta en la aldea]
   第32番嬰ヘ短調「Apasionamiento」
  即興曲変イ長調

エドゥアルド・ポンセ(ピアノ)

録音:2011年7月、アルカラ・デ・エナレス大学音楽ホール、マドリード県、スペイン


VRS 2133
(2CD)
ヘラルド・ゴンバウ(1906-1971):独奏、独唱、合唱と管弦楽のための作品集
  夜明け[Amanecer](ヴァイオリンと管弦楽のための;1944)(*)
  武具のそばで終夜祈りを捧げるドン・キホーテ
   [Don Quijote velando las armas](管弦楽のための;1945)
  スペイン民謡風の自作主題による詩的変奏曲(管弦楽のための;1952)
  室内管弦楽のためのソナタ(1953)
  アラゴンの7つの鍵[Siete claves de Aragon]
   (メゾソプラノと管弦楽のための;1952)(#)
  スケルツォ(ソプラノと管弦楽のための;1960)(*)
  声と器楽のための音楽(1961)
  音色のグループ[Grupos tímbricos]
   (ギヨーム・ド・マショーへのオマージュ;大管弦楽のための;1970)
  われらの復活祭[Pascha nostrum]
   (独唱、合唱、器楽グループと録音テープのための復活祭の歌;1971)(**)

マリアナ・トドロヴァ(ヴァイオリン(*))
キャロル・シドニー・ルイス(ソプラノ(+))
マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ(#))
スペイン国立放送合唱団&団内独唱者(**)
スペイン国立放送交響楽団
アルトゥル・タマヨ(指揮)

録音:2011年6、9月、2012年7月、モヌメンタル劇場、マドリード、スペイン


VRS 2134
ビジョンズ 21世紀の作曲家たち
 マリオ・カロ(1979-):冬の[Invernal]/即興曲
 エクトル・パラ(1976-):4つの小品[Quatre miniatures]
 アルベルト・カレテロ(1985-):
  ヴィデンス[Videns](ピアノとエレクトロニクスのための)
 エルメス・ルカセス(1975-):前奏曲集 から 第1番,第5番,第3番
 ホセ・ミンギリョン(1979-):ココチャ 第2番[Cococha núm. 2]
 ジュアン・マグラネ(1988-):ヴィジョンズ[Visiones]

マリオ・プリスエロス(ピアノ)

録音:2012年6月13-15日、スペイン視覚障害者協会マドリード地域事務所、スペイン


VRS 2135
ジュアン・ギンジュアン(1931-):表敬の肖像
  テンション・リラックス(打楽器のための:1972)(*)
  「皆声を揃えて歌おう(Cuncti simus concanentes)」の主題による変奏曲
   (ヴィブラフォンのための;1969)(+)
  大地の響き(アコーディオンのための;2007)(#)
  プリズム(ピアノ、ヴィブラフォンとマリンバのための;1979)(**)
  2台のピアノと打楽器のための5つの練習曲(1969)(++)
  フラメンコ(2台のピアノのための3つの小品;1994)(##)

プエンテ・ナレホス・ピアノ・デュオ
 イサベル・プエンテ(ピアノ(**/++/##)) アントニオ・ナレホス(ピアノ(++/##))
ネオペルクシオン
 フアンホ・ギリェン(ヴィブラフォン(+/**)、打楽器(++/##))
 ラファ・ガルベス(打楽器(*/++/##)、マリンバ(**))

イニャキ・アルベルディ(アコーディオン(++))

録音:2012年11月-2013年1月、ヘタフェ専門音楽院、マドリード州、スペイン,
     エアソ合唱団本部、サンセバスティアン、スペイン


VRS 2136
海を渡って アルゼンチン風のスペイン歌曲集
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):12のスペイン民謡 から
   ヘレス・デ・ラ・フロンテラで,アデラ,
   デ・ロンダ(マリアナ・レウェルスキ編曲)
 ホアキン・バルベルデ・サンフアン(1875-1918):クラベリトス
 エンリケ・グラナドス(1876-1916):泣くな、瞳よ
 ヘスス・グリディ(1886-1961):
  6つのカスティリャの歌 から あなたのヘーゼルナッツなんか欲しくない
 ホアキン・ロドリーゴ:小麦畑で
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):少年水夫の歌 から 榎の木陰で
 ホアキン・トゥリナ:(1882-1949):ファルカ/あなたの瞳は青
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
 ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):
  陸に上がった船乗り から 海を見ようとして嘆く
 不詳(スペイン):セビリャの子守歌(マリアナ・レウェルスキ編曲)
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):
  5つの黒人の歌 から 黒人の子守歌,黒人の歌
  以上、マーティン・アッカーマン編曲(特記以外)

マリアナ・レウェルスキ(メゾソプラノ)
マルティン・アッカーマン(ギター)
ビクトル・ビリャダンゴス(ギター)
マリア・エウヘニア・カストロ・タルキーニ(チェロ)
マリアノ・センボライン(B♭管クラリネット、バスクラリネット)
サンティアゴ・セグレト(バンドネオン)
マリアノ・"ティキ"・カンテロ(打楽器)

録音:2012年11月、イサーク・フェルナンデス・ブランコ・ヒスパニック・アメリカン・
     アート博物館、ブエノスアイレス、アルゼンチン

アルバム・タイトルの「Migrando」を直訳すると「移住」の意。大西洋を渡ってアルゼンチンに渡ったスペイン歌曲という趣でしょうか。アルゼンチンの演奏家によるブエノスアイレスでの録音。


VRS 2137
サンティアゴ・ランチェラス(1952-):初期作品集
  星座 IV「月の影」(チェロのための;1996)
  Krono(器楽アンサンブルのための;1986)
  人物が描かれた陶器(ソプラノと器楽アンサンブルのための;1988)
  馬遠の記念に(B♭管クラリネットとエレクトロニクスのための;1990)
  Vav(ソプラノ、テノールと器楽アンサンブルのための;1989)
  儀式と祭(器楽アンサンブルのための;1992)

ニューマス・アンサンブル
 マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ) ホセ・マヌエル・モンテロ(テノール)
 ダビド・アペリャニス(チェロ) イバン・ガルシア(チェロ) 他

ホセ・ルイス・テメス(指揮)

録音:2012年9月、ロドルフォ・アルフテル専門音楽院、モストレス、マドリード県、スペイン

サンティアゴ・ランチェラスはスペイン、パレンシア県ピニャ・デ・カンポスに生まれ、マドリード音楽院でカルメロ・ベルナオラ、フランシスコ・カレス、ルイス・デ・パブロに師事した作曲家。


VRS 2138
ピッコロクラリネットでオペラ
 ピッコロクラリネットとピアノのための19世紀イタリアの音楽

 ジャコモ・パニッツァ(1803-1860)/エルネスト・カヴァッリーニ(1807-1874):
  コルテージ氏のバッロ「エドゥアルド4世の子供たち」で奏される2声のパッソ
 エルネスト・カヴァッリーニ:ヴェネツィアの謝肉祭
 ジュゼッペ・カッペッリ(19世紀後半):F・マルケッティの「ルイ・ブラス」
 ジャコモ・パニッツァ:
  バッロ「エットーレ・フィエラモスカ」のバッラビーレと変奏曲
 ルイージ・バッシ(1833-1871):
  オペラ「夢遊病の女」の主題による協奏的大二重奏曲

ダヴィデ・バンディエーリ(ピッコロクラリネット)
バビエル・バラゲル・ドメネク(B♭管クラリネット)
ダンカン・ギフォード(ピアノ)

録音:時期の記載なし、C.A.T.A.スタジオ、マドリード、スペイン


VRS 2139
試みの翼 2006-2011 ピッコロクラリネットのための21世紀音楽
 エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):ヒラニヤガルバ[Hiranyagarbha]
 アイレン・カバハル(1972-):Eon
 ヴィリー・メルツ(1956-):ポイント・スペース[Points:Espace]
 マルチェッロ・ボナンノ(1975-):スペクトル[Spettri]
 マッシモ・ボッテル(1965-):3つの言葉[Tres palabras]
 ルジージ・アッバーテ(1958-):W.O.L.S.へのオマージュ[Omaggio a W.O.L.S.]
 ジャンルカ・カシオーリ(1979-):ファンタジア[Fantasia]

ダヴィデ・バンディエーリ(ピッコロクラリネット)
ウエダ・ヨシコ(ヴァイオリン)
ダンカン・ギフォード(ピアノ)

録音:時期の記載なし、C.A.T.A.スタジオ、マドリード、スペイン


VRS 2140
(2CD)
マリアノ・ロドリゲス・デ・レデスマ(1779-1847):聖水・木・金曜日のエレミヤ哀歌
  聖水曜日の第1の哀歌 RL11/聖水曜日の第2の哀歌 RL12
  聖水曜日の第3の哀歌 RL13/聖木曜日の第1の哀歌 RL14
  聖木曜日の第2の哀歌 RL15/聖木曜日の第3の哀歌 RL16
  聖金曜日の第1の哀歌 RL16/聖金曜日の第2の哀歌 RL18
  聖金曜日の第3の哀歌 RL19

アンヘレス・テイ(ソプラノ)
マルタ・インファンテ(アルト)
ギリェルモ・オロスコ(テノール)
イシドロ・オロスコ(バス)
マトリトゥム・カンタート(合唱)
ハビエル・ブランコ(合唱指揮)
マドリード交響楽団
トマス・ガリド(指揮)

録音:2009年3月24日、第19回マドリード州宗教芸術祭、永遠の救いの聖母教会、
     マドリード、スペイン

マリアノ・ロドリゲス・デ・レデスマは「スペイン最初のロマン派音楽家」と称される作曲家・歌手・指揮者。


VRS 2141
ミゲル・ポンス(1975-):散文詩
  ピアノ協奏曲(*)
  カンタータ「散文詩」(オスカー・ワイルドのテキストによる)(+)
  クラリネットと管弦楽のためのスケルツォ(#)

フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ(*))
マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ(+))
フアン・アントニオ・サナブリア(テノール(+))
アルフレド・ガルシア(バリトン(+))
ミゲル・エスペホ(クラリネット(#))
マドリード州立合唱団(+)
マドリード州立管弦楽団
ホセ・ラモン・エンシナル

録音:2013年4月9-15日、マドリード州立管弦楽団・合唱団本部、スペイン


VRS 2142
(2CD)
フランシスコ・タレガ(1852-1909):ギター作品&編曲作品集
  パヴァーヌ/マリア(ガヴォット)/アラブ奇想曲/アデリタ(マズルカ)
  涙(前奏曲)/ペピタ(ポルカ)/ワルツ(ニ長調)/アルハンブラの思い出
  アルボラダ/ゆりかご/タンゴ/哀歌(前奏曲)/夢(マズルカ)
  大ホタ/練習ホ短調/練習曲ニ長調/練習曲ニ長調/練習曲ニ長調
  練習曲イ短調/練習曲ホ長調/マリエタ(マズルカ)/ロシタ(ポルカ)
  モーロ舞曲/マズルカ(ト長調)/前奏曲ホ長調/大ワルツ
  オレムス(シューマンの断章による前奏曲)/夜想曲 Op.9 No.2〔ショパン〕
  ブレ〔J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 より〕
  ラ・パロマ(ハバネラ)〔イラディエル〕/カンツォネッタ〔メンデルスゾーン〕
  アヴェ・マリア〔グノー〕
  「シチリア島の夕べの祈り」のメロディー〔ヴェルディ〕
  モーロ風セレナード〔チャピ〕
  アダージョ〔ベートーヴェン:ソナタ「月光」より〕
  スペインのセレナード〔マラツ〕/トロイメライ Op.15 No.7〔シューマン〕
  妖精の踊り〔ベルリオーズ〕/カディス〔アルベニス:スペイン組曲 より〕
  コラール〔ヘンデル〕/オ・ソレ・ミオ〔カプア〕
  行進曲(ワーグナー:「タンホイザー」より〕/さようなら〔シューベルト〕

フェルナンド・エスピ(ギター)

録音:2002年5月、アルテア・ラ・ベリャ、アリカンテ県、スペイン
    2004年5月、修道院、リュチェント(ルチェンテ)、バレンシア県、スペイン

フェルナンド・エスピはアリカンテ音楽院でホセ・トマスに師事したスペインのギター奏者。


VRS 2143
テッセラ バスク州立交響楽団創立30周年記念
 マリオ・ラビスタ(1943-):エドゥルネへの3つの歌 [Tres cantos a Edurne] (2012)(*)
 マイケル・フィニシー(1946-):ソルチコ [Zortziko] (2012)
 イヴァン・フェデーレ(1953):
  チャラパルタ - フォーク・ダンス II [Txalaparta - Folk dance II](+)
 ジェラール・ペソン(1958-):ラヴェル、その心に [Ravel à son Âme] (2012)(#)
 ジェイムズ・ディロン(1950-):白い数 [White numbers] (2012)(**)
 ペーテル・エトヴェシュ(1944):
  鷲は音もなく大空を舞い [The gliding of the eagle in the skies] (2012)
 イザベル・ムンドリー(1963-):街と夢 [Calles y sueños](2013)(++)
 マウリシオ・ソテロ(1961):遠き青 [Urrutiko urdin] (2013)(##)

バスク州立交響楽団
アンドレス・オロスコ=エストラダ(無印)、アンドレイ・ボレイコ(+)、
ディエゴ・マテウ(*)ス、ステファン・アスバリー(#)、ゲルト・アルブレヒト(**)、
ジョアナ・カルネイロ(++)、アリ・ラシライネン(##)(指揮)

録音:2011/2012シーズン、2012/2013シーズン、ライヴ、アウディトリオ・クルサール、
     サン・セバスティアン、バスク州、スペイン

スペイン・バスクを代表するオーケストラ、バスク州立交響楽団(バスク語でエウスカディ交響楽団、他にバスク(国立)交響楽団と称されることもあります)の創立30周年記念アルバム。このオーケストラを育て上げてきた指揮者たちが振り分けています。タイトルの「テッセラ」(スペイン語でTesela)はモザイクに埋め込まれる様々な色の小片のこと。


VRS 2144
ミゲル・トリリョ=フィゲロア(1978-):Sinistra Est Dextra
  Spectra / Unrevealed Cube 4x4 / Wrapped in Mystery / T-TriX
  Evil I did Dwell, Lewd did I Live / Escher Without Wings
  Shaded Figures / Solitude / Light and Shadows

KMH交響楽団 シーヨン・ソン(指揮)
マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ)
ニューマス・アンサンブル アンリ・アレクサンドル・シュニーパー(指揮)
アルセナル・アンサンブル ジェフリー・ミーンズ(指揮)
ヨーテボリ・ウインド・オーケストラ B・トミー・アンデション(指揮)
ソナンツァ ヤン・リスベリ(指揮)

録音:2006年9月-2011年11月、ヴィスビューおよびストックホルム、スウェーデン,
     リエーティ、イタリア,マドリード、スペイン


VRS 2145
マリア・バヨ参加!
アントン・ガルシア・アブリル
(1933-):ヴァリエーションズ
  協奏的変奏曲(管弦楽のための;2009)
  21世紀のための歓喜の詩篇(ソプラノと弦楽合奏のための;1998)(*)
  孤独の夜明け(管弦楽のための;2006)

マリア・バヨ(ソプラノ(*))
ガリシア王立フィルハーモニー管弦楽団
アントニ・ロス・マルバ(指揮)

録音:2010年9月、アウディトリオ・デ・ガリシア、サンティアゴ・デ・コンポステラ、スペイン


VRS 2146
フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ(1657-1714):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のための6つのソナタ(1694)
   第1番ニ長調/第2番ホ短調/第3番イ長調
   第4番ハ長調/第5番変ロ長調/第6番ヘ長調

エル・アルテ・ムジコ
 アンヘル・サンペドロ、テレサ・カサノバ(ヴァイオリン)
 イサベル・ゴメス=セラニリョス(チェロ)
 ディエゴ・フェルナンデス(チェンバロ)

録音:2012年7月、無原罪懐胎教区教会(15世紀建立)、ブスタルビエホ、マドリード州、
     スペイン

フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハはシュヴァルツブルク=ルードルシュタット侯国宮廷楽長を務めたドイツの作曲家。彼の作品の楽譜の多くは1735年の城の火災で焼失しましたが、収録の6つのソナタは難を逃れました。「カルダーラ:3声ソナタ集 Op.1」(VRS 2023)で好評を博したエル・アルテ・ムジコによる演奏。


VRS 2147
パブロ・カザルス(1876-1973):
 チェロとピアノのための作品&チェロ合奏のためのサルダナ集

  パストラル(1893)/夢(1896)/アルバムの綴り(1897)
  ロマンス(1899)/詩(1935)
  サルダナ「聖フェリシュ」(1927)(*)
  カニグの聖マルタン祭、または亡命の地のサルダナ(1943)(*)

リュイス・クラレ[ルイス・クラレ](チェロ、指揮(*))
ジェラルド・パストル(ピアノ(*以外))
バルセロナ・チェロ合奏団(*)

録音:2010年7月10-12日、パウ・カザルス音楽学校、エル・ベンドレイ、カタルーニャ州、スペイン

名チェロ奏者リュイス・クラレはフランコ独裁政権を避けてカタルーニャからアンドラに亡命した両親のもとに生まれ、パブロ[パウ]・カザルスの弟エンリク・カザルス(1892-1986)に師事しました。今、彼こそがカザルスのチェロ作品を演奏する最適任者であると言えるでしょう。


VRS 2148
(1CD+1DVD PAL)
クリストバル・アルフテル(1930-):室内楽作品集
  [CD]
  弦楽四重奏曲第7番「静寂の空間」(2007)
  スペイン王妃のためのエンデチャ(弦楽六重奏のための;1994)(+)
  アル=アンダルス歌曲集(メゾソプラノと弦楽四重奏のための;1987-1988)(*)
  [DVD]
  スペイン王妃のためのエンデチャ(弦楽六重奏のための;1994)(+)
  弦楽四重奏曲第7番「静寂の空間」(2007)

マリナ・パルド(メゾソプラノ(*))
ライプツィヒ弦楽四重奏団
 シュテファン・アルツベルガー(第1ヴァイオリン)
 ティルマン・ビューニング(第2ヴァイオリン)
 イーヴォ・バウアー(ヴィオラ) マティアス・モスドルフ(バス)
クリスティナ・ポサス(ヴィオラ(+)) ミゲル・ヒメネス(チェロ(+))

録音:2009年11月18-19日、フアン・マルチ財団および国立音楽堂、マドリード、スペイン

当DVDはPAL方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。ご注意ください。


VRS 2149
ヴィオラとピアノのためのスペインのソナタ集
 コンラド・デル・カンポ(1876-1953):ロマンス
 フランシスコ・フレタ・ポロ(1931-):ソナタ Op.62
 ロベルト・ジェラルド[ロバート・ジェラード](1986-1970):ソナタ
 ジョルディ・セルヴェリョ(1935-):ターティス・ソナタ

アシャン・ピライ(ヴィオラ)
フアン・カルロス・コルネリェス(ピアノ)

録音:2013年2月5-6日、ヘタフェ専門音楽院、ヘタフェ、マドリード県、スペイン

アシャン・ピライは1969年スリランカ生まれのイギリスのヴィオラ奏者。2014年現在、バルセロナ交響楽団首席奏者(2000-)、カタルーニャ高等音楽学校教授(2001-)、リセウ音楽院教授(2009-)を務めています。ターティス・ソナタは伝説的ヴィオラ奏者ライオネル・ターティス(1876-1975)に捧げられた作品。


VRS 2150
ガブリエル・エルコレカ(1969-):
 水の三重奏曲 クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための作品集
  水の三重奏曲 [Trío del Agua] (ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2011)
  Biribilketa(クラリネット、チェロとピアノのための;1999)
  Mundaka(ピアノのための;2009)
  悪魔 [Saturno] (クラリネット、バスクラリネットとチェロのための;1997)
  2つのソルチコ [Dos Zortzikos] (ピアノのための;2000)
  Aldakiak (ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2003)

アルボス三重奏団
 ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン) ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
 フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)

ホセ・ルイス・エステリェス(クラリネット、バスクラリネット)

録音:2014年1月27-29、ヘタフェ専門音楽院、ヘタフェ、マドリード県、スペイン

ガブリエル・エルコレカはスペイン・バスクのビルバオに生まれ、イギリスの王立音楽アカデミーでマイケル・フィニシーに師事した作曲家。

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