トルーバディスク
1991年、ヴァイオリニストのレナーテ・エッゲブレヒトとチェリストのフリーデマン・クプサがドイツのミュンヘンで創業したレーベル。

TRO-CD 01403
(2CD)
エセル・スマイス(1858-1944):室内楽作品集 Vol.1 & 2
  ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.7(1887)(*)
  弦楽五重奏曲ホ長調 Op.1(1883)(+/#)
  ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.5(1887)(*)
  弦楽四重奏曲ホ短調(1902/1912)(+)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン(*))
セリーヌ・デュティイー(ピアノ(*))
ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団(+)
 レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン) ペーター・ホフマン(第2ヴァイオリン)
 エヴァ・ヴァーグナー(ヴィオラ) フリーデマン・クプサ(チェロ)

ヨハンナ・ファルナー(第1チェロ(#))

録音:1990年8月6-7、13-14日、11月1、12-13日、ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ3

世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01404
(1CD)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽四重奏曲集
  第4番(1950)/第6番(1959-1960)/第7番(1965)

ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団
 レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン)
 ヴェーラ・トロイマン=イェスティ(第2ヴァイオリン)
 デイヴィッド・カン(ヴィオラ) フリーデマン・クプサ(チェロ)

録音:1991年11月1、19日、12月21-22日、ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ3


TRO-CD 01405
(1CD)
エセル・スマイス(1858-1944):室内楽&歌曲集 Vol.3
  メゾソプラノと室内アンサンブルのための4つの歌(1907)(*)
  メゾソプラノとピアノのための3つの歌(1913)(+)
  ヴァイオリン、ホルンとピアノのための二重協奏曲イ長調(1926)(#)

メリンダ・パウルセン(メゾソプラノ(*/+))
エセル・スマイス・アンサンブル(*)
 ウルリケ・ジーバー(フルート) レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
 ゲオルギー・ゲオルギエフ(ヴィオラ) フリーデマン・クプサ(チェロ)
 コリンナ・ツィルケルバッハ(ハープ) アレクサンダー・ゴトフチコフ(打楽器)

ヨハネス・シュメラー(指揮)
アンゲラ・ガッセンフーバー(ピアノ(+))
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン(#))
フランツ・ドラクシンガー(ホルン(#))
セリーヌ・デュティイー(ピアノ(#))

録音:1992年5月1-2日、7月28月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01406
(1CD)
ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):
 弦楽器、管楽器とピアノのための室内楽作品集
  映像(8つの楽器のための;1918)(*)
  弦楽四重奏曲(1919)(+)
  ヴァイオリン・ソナタ第1番(1921)(#)
  無伴奏クラリネットのためのソナタ(1957)(**)
  アラベスク(クラリネットとピアノのための;1972/1973)(++)
  ヴァイオリン・ソナタ第2番(1948頃)(#)
  フォルラーヌ(フルートとピアノのための;1972)(##)
  ピアノ三重奏曲(1978)(***)

ウルリケ・ジーバー(フルート(*))
デボラ・マーシャル(クラリネット(*/**/++))
ハイコ・シュターレンドルフ(チェレスタ(*))
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン(#/***))
フリーデマン・クプサ(チェロ(***))
アンゲラ・ガッセンフーバー(ピアノ(*/#/++/##/***)
ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団(*/+)
 レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン)
 シルヴィー・バッハフーバー(第2ヴァイオリン)
 デイヴィッド・カン(ヴィオラ) フリーデマン・クプサ(チェロ)

ヴォルフラム・ブーヘンベルク(指揮(*))

録音:1992年12月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

(*)はレーベルのウェブサイトで世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01407
(1CD)
ナディア・ブーランジェ(1887-1979) :歌曲&室内楽作品集
  5つの歌(1909)(*)
  新たなる人生へ(ピアノのための;1909)
  明るい時間(8つの歌曲;1909)(*)
  7つの歌(1915/1922)(*)
  チェロとピアノのための3つの小品(1913)(+)

メリダ・パウルセン(メゾソプラノ(*))
フリーデマン・クプサ(チェロ(+))
アンゲラ・ガッセンフーバー(ピアノ)

録音:1993年4月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

(+)以外は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01408
(1CD)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):室内楽作品集
  ピアノ四重奏曲変イ長調(1822)(*)
  弦楽四重奏曲変ホ長調(1834)(+)
  ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.11(1846/1847)(#)

シュテファン・ミキシュ(ピアノ(*/#))
ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団
 レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン)
 シルヴィー・バッハフーバー(第2ヴァイオリン(+))
 デイヴィッド・カン(ヴィオラ(*/+)) フリーデマン・クプサ(チェロ)

録音:1994年、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

(+)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01409
(1CD)
ミヨー(1892-1974):初期弦楽四重奏&声楽作品集 Vol.1
  弦楽四重奏曲第1番 Op.5(1912)(*)
  弦楽四重奏曲第2番 Op.16(1914/1915)(*)
  レオ・ラティルの詩による4つの歌 Op.20(1914)(+)
  ジャン・コクトーの詩による3つの歌 Op.59(1919/1920)(+)

ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団(*)
 レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン) マリオ・コルニッチ(第2ヴァイオリン)
 シュテファン・ベルク(ヴィオラ) フリーデマン・クプサ(チェロ)

ウルリケ・ゾンターク(ソプラノ(+))
ルドルフ・ヤンセン(ピアノ(+))

録音:1994年9月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ


TRO-CD 01410
(1CD)
ミヨー(1892-1974):初期弦楽四重奏&声楽作品集 Vol.2
  弦楽四重奏曲第3番 Op.32(ソプラノを伴う;1916)(*/+)
  弦楽四重奏曲第4番 Op.46(1918)(+)
  農機具(声と7つの楽器のための6つの牧歌)Op.59(1919)(*/#)(※)
  花のカタログ農機具(声と7つの楽器のための7つの歌)Op.60(1920)(*/#)(※)
  弦楽四重奏曲第5番 Op.64(1920)(+)(※)

ウルリケ・ゾンターク(ソプラノ(*))
ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団(+)
 レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン) マリオ・コルニッチ(第2ヴァイオリン)
 シュテファン・ベルク(ヴィオラ) フリーデマン・クプサ(チェロ)

イルメーラ・ノッテ(フルート(#)) デボラ・マーシャル(クラリネット(#))
ミヒャエル・ヴァイゲル(ファゴット(#)) レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオイン(#))
シュテファン・ベルク(ヴィオラ(#)) フリーデマン・クプサ(チェロ(#))
アルパド・ジェルジ(コントラバス(#)) リンダ・ホロヴィツ(指揮(#))

録音:1995年1月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

(※)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01411
(1CD)
ミヨー(1892-1974):初期弦楽四重奏&声楽作品集 Vol.3
  ポール・クローデルの4つの詩 Op.26(1915、1917)(*)
  ペトログラードの夜 Op.55(12の歌;1919)(*)
  レオ・ラティルの日記からの詩 Op.73(1921)(*)
  弦楽四重奏曲第6番 Op.77(1922)(+)
  弦楽四重奏曲第7番 Op.87(1925)(+)
  弦楽四重奏曲第8番 Op.121(1932)(+)

マールテン・コーニングスベルガー(バリトン(*))
ルドルフ・ヤンセン(ピアノ(*))
ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団
(+)  レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン) マリオ・コルニッチ(第2ヴァイオリン)
 シュテファン・ベルク(ヴィオラ) フリーデマン・クプサ(チェロ)

録音:1995年11月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

(+)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01412
(1CD)
アーサー・ブリス(1891-1975):
  弦楽四重奏曲第1番変ロ長調(1941)
  弦楽四重奏曲第2番ヘ短調(1950)

ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団
 レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン) マリオ・コルニッチ(第2ヴァイオリン)
 シュテファン・ベルク(ヴィオラ) フリーデマン・クプサ(チェロ)

録音:1995年7月23-24日、1996年2月4-5日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ


TRO-CD 01413
(1CD)
レーガー(1873-1916):ピアノを伴う室内楽作品集 Vol. 1
  ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Op.72(1903)(*)
  ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op.139(1915)(+)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオイン)
ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ(*))
ジークフリート・マウザー(ピアノ(+))

録音:1996年11月24-27日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ


TRO-CD 01414
(1CD)
レーガー(1873-1916):ピアノを伴う室内楽作品集 Vol. 2
  ピアノ五重奏曲ハ短調 Op.64(1903)(*)
  ピアノ三重奏曲ホ短調 Op.102(1908)

ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団
 レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン) 中川絵里(第2ヴァイオリン(*))
 ケルヴィン・ホーソーン(ヴィオラ(*)) フリーデマン・クプサ(チェロ)

ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)

録音:1997年3月26-27日、7月7-8日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ


TRO-CD 01415
(1CD)
レーガー(1873-1916):ピアノを伴う室内楽作品集 Vol. 3
  ピアノ四重奏曲ニ短調 Op.113(1910)
  ピアノ四重奏曲イ短調 Op.133(1914)

ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団員
 レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオイン) ケルヴィン・ホーソーン(ヴィオラ)
 フリーデマン・クプサ(チェロ)

ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)

録音:1998年2月15-16日、6月28-29日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ


TRO-CD 01416
(2CD)
レーガー(1873-1916):
  無伴奏ヴァイオリンのための7つのソナタ Op.91(1906)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオイン)

録音:1999年4月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ


TRO-CD 01417
(1CD)
エセル・スマイス(1858-1944):歌曲&室内楽作品集 Vol.4
  バリトンとピアノのための5つの歌 Op.4(1877)(*)
  バリトンとピアノのための5つの歌とバラード Op.3(1877)(*)
  チェロ・ソナタ ハ短調(1880)(+)
  海の3つのムード(バリトンとピアノのための3つの歌;1913)(*)

マールテン・コーニングスベルガー(バリトン(*))
ケルヴィン・グラウト(ピアノ(*))
フリーデマン・クプサ(チェロ(+))
アンナ・シロヴァ(ピアノ(+))

録音:1997年3月27-28日、10月1-2日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01418
(1CD)
メロマニア 女性作曲家の弦楽四重奏曲集
 ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
  弦楽四重奏曲変ホ長調 から 第1楽章,第2楽章(*)(※)
 エセル・スマイス(1858-1944):
  弦楽四重奏曲ホ短調(1902-1912)から 第4楽章(+)(※)
 ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):弦楽四重奏曲(1919)(#)
 エリザベス・ラッチェンス(1906-1987):弦楽四重奏曲第6番 Op.25(1952)(**)(※)
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
  弦楽四重奏曲第6番(1959/1960)から 第2楽章,第3楽章(++)(※)
 ヴィオレータ・ディネスク(1953-):
  弦楽四重奏曲第1番「Terra Lonhdana」(1984)(##)
 グロリア・コーツ(1938-):弦楽四重奏曲第3番(1975)(##)(※)

ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団
 レナーテ・エッゲブレヒト(第1ヴァイオイン)
 ソニヤ・ラート(第2ヴァイオリン(**)) モニカ・ベルク(第2ヴァイオリン(##))
 ペーター・ホフマン(第2ヴァイオリン(+))
 ヴェーラ・トロイマン=イェストル(第2ヴァイオリン(++))
 シルヴィー・バッハフーバー(第2ヴァイオリン(*/#))
 フローラ・スティール(ヴィオラ(**)) ダニエラ・プレチャッハー(ヴィオラ(##))
 エヴァ・ヴァーグナー(ヴィオラ(+)) デイヴィッド・カン(ヴィオラ(*/#/++/))
 フリーデマン・クプサ(チェロ)

録音:1987年11月(**)、1988年5月(##)、1990年8月(+)、1991年11月(++)、
     ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ3(+/**/++/##)
    1992年12月(#)、1994年1月(*)、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ(*/#)

スマイスとラッチェンスは英国、ディネスクはルーマニア、コーツは合衆国の作曲家。(※)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01419
(1CD)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):一年 ピアノ作品集
  一年(12の性格的小品;1841/1842、原典版)
  後奏曲(コラール;ベルリン国立図書館所蔵の自筆譜による)
  小品ト長調(1840-1843)/小品変イ長調(1840-1843)

ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)

録音:1998年5月3-5日、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01420
(1CD)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):歌曲集 Vol.1(1819-1837)
  Lied zum Geburtstag des Vaters(*) / Erster Verlust(*)
  Sehnsucht nach Italien / Des Müllers Blumen / Der Neugierige
  Die liebe Farbe / Sehnsucht(*) / In die Ferne / An Suleika
  Harfners Lied / Wie dunkel die Nacht(*) / Allnächtlich im Traume(*)
  Die frühen Gräber / Kein Blick der Hoffnung / Der Eichwald brauset
  Nacht liegt auf fremden Wegen / Suleika / Über allen Gipfeln ist Ruh
  Gegnwart / Wenn der Frühling kommt / Wenn ich mir in stiller Seele(*)
  Wie Dich die warme Luft umscherzt(*)
  Ich ging lustig durch den grünen Wald(*) / Die Mainacht
  Ich wandelte unter den Bäumen / Warum sind denn die Rosen so blass?
  Wanderlied

アンネ・グリム(ソプラノ)
ロスヴィータ・ミュラー(メゾソプラノ)
コビー・ファン・レンスブルク(テノール)
マールテン・コニングスベルガー(バリトン)
ケルヴィン・グラウト(ピアノ)

録音:1999-2001年、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

(*)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01421
(1CD)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):歌曲集 Vol.2(1837-1847)
  Ach die Augen sind es wieder / Die Mainacht / Schwanenlied
  Das Meer erglänzte weit hinaus(*) / Fichtenbaum und Palme
  Du bist die Ruh / Sehnsucht / Dämmrung senkte sich von oben
  Gondellied / Wanderers Nachtlied
  Anklänge(3つの歌)(*)〔Vöglein in den sonn'gen Tagen /
   Ach! Wie ist es doch gekommen / Konnt' ich zu den Wäldern flüchten〕
  Nacht ist wie ein stilles Meer / Nachtwanderer / Traurige Wege
  Im Herbst / Erwins Lied / Abendbild (Friedlicher Abend) / Vorwurf
  Abendbild (Stille wird's im Walde) / Bitte / Kommen und Scheiden(*)
  Dein ist mein Herz / Die Stille(*) / Traum / Bergeslust

アンネ・グリム(ソプラノ)
ロスヴィータ・ミュラー(メゾソプラノ)
コビー・ファン・レンスブルク(テノール)
マールテン・コニングスベルガー(バリトン)
ケルヴィン・グラウト(ピアノ)

録音:1999-2001年、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

(*)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01422
(1CD)
レーガー(1873-1916):無伴奏ヴァイオリンのための4つのソナタ Op.42

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:録音:2000年1月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ


TRO-CD 01423
(1CD)
わが愛しのデュオ ヴァイオリンとチェロのためのソナタ&ソナティネ集
 ラヴェル(1875-1937):ソナタ「クロード・ドビュッシーの記念に」(1920-1922)
 ミヨー(1892-1974):ソナティネ Op.324(1953)
 オネゲル(1892-1955):ソナティネ(1932)
 ニコス・スカルコッタス(1904-1949):4つのデュエット(1947)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
フリーデマン・クプサ(チェロ)

録音:2000年8月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ


TRO-CD 01424
(1CD)
無伴奏ヴァイオリンのための音楽(Vol.1) J・S・バッハの精神を継ぐ6つのソナタ
 J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 から
   シャコンヌの終結部
 レーガー(1873-1916):シャコンヌ ト短調 Op.117 No.4(1910)
 ヨハンナ・ゼンフター(1879-1961):ソナタ(1925/1930)(*)
 ニコス・スカルコッタス(1904-1949):ソナタ(1925)
 オネゲル(1892-1955):ソナタ(1940)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:2000年12月、ルートヴィヒスブルク、バウアー・スタジオ

(*)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01425
(1CD)
レーガー(1873-1916):
 無伴奏ヴァイオリンのための7つの前奏曲とフーガ、シャコンヌ Op.117
   (1909/1912)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:2001年11月、ハイデルベルク(ドイツ)、クララ・ヴィーク・アウディトリウム


TRO-CD 01426
(1CD)
通りの音楽 第16番 ヴァイオリンとチェロのための二重奏作品集
 コダーイ(1882-1967):二重奏曲 Op.7(1914)
 エリザベス・マコンキー(1907-1994):主題と変奏(1951)(*)
 アナトール・ヴィエル(1926-1998):ソナタ(1984-1985)(*)
 ディミトリ・ニコラウ(1946-2008):通りの音楽 第16番 Op.210(2001)(+)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
フリーデマン・クプサ(チェロ)

録音:2002年5、6月、ハイデルベルク、クララ・ヴィーク・アウディトリウム

(+)は演奏者への献呈作品。(*)(+)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01427
(1CD)
レーガー(1873-1916):無伴奏ヴァイオリンのための作品集
  6つの前奏曲とフーガ Op.131a(1914)
  前奏曲とフーガ イ短調 Op. posth.(1902)/前奏曲ホ短調 Op. posth.(1915)
  シャコンヌ イ短調 Op.91(1905)/シャコンヌ ト短調 Op.42(1899)
  シャコンヌ ト短調 Op.117(1910)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:2002年12月1-3日、ハイデルベルク、クララ・ヴィーク・アウディトリウム


TRO-CD 01428
(1CD)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):ピアノを伴う室内楽作品集
  ピアノ四重奏曲変イ長調(1822)(*)
  チェロとピアノのための奇想曲変イ長調(1829)(+)
  チェロとピアノのためのソナタまたは幻想曲ト短調(1829?)(+)
  ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.11(1846/1847)(#)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)
フリーデマン・クプサ(チェロ)
セリーヌ・デュティイー(ピアノ)
ファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団

録音:1988年5月20日(*)、1989年6月19日(#)、バイエルン放送(ドイツ)、スタジオ3(*/#)
    2003年7月14日、ハイデルベルク、クララ・ヴィーク・アウディトリウム(+)

(*)(+)は世界初録音と表示されています。


TRO-SACD 01429
[1SACD/ Stereo CD - Hybrid]
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.2
 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):ソナタ(1927)
 バルトーク(1881-1945):ソナタ(1944)
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ソナタ(1958)
 ミヨー(1892-1974):ソナティネ・パストラーレ Op.383(1960)(*)
 ディミトリ・ニコラウ(1946-2008):ギリシャの旋法によるソナタ Op.228(2002)(*)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:2005年7、9月、ハイデルベルク、クララ・ヴィーク・アウディトリウム

ニコラウはギリシャに生まれのイタリアに帰化した作曲家。(*)は世界初録音と表示されています。


TRO-SACD 01430
[1SACD/ Stereo CD - Hybrid]
シューマン(1810-1856):ピアノ作品集
  ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26(1839/1840)
  幻想的小品集 Op.12(1837)
  12の交響的練習曲ハ短調 Op.13(1834/1836)

ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)

録音:2006年3月、ハイデルベルク、クララ・ヴィーク・アウディトリウム


TRO-SACD 01431
[1SACD/ Stereo CD - Hybrid]
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.3
 ヒンデミット(1895-1963):
  練習曲(1916)(*)/ソナタ ト短調 Op.2 No.6(1918)
  ソナタの断章と断片(1925)(*)
  ソナタ Op.31 No.1(1924)/ソナタ Op.31 No.3
 アナトール・ヴィエル(1926-1998):奇想曲(1997)(*)
 ウラディーミル・マルティノフ(1946-):パルティータ(1976)(*)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:2006年11月、2007年2、3月、ハイデルベルク、
     クララ・ヴィーク・アウディトリウム

ヴィエルはルーマニア、マルティノフはロシアの作曲家。(*)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01432
(1CD)
現代エストニアの教会音楽
 アンドレス・ウイボ(1956-):アンティフォナ集(2005)
 ヴェリヨ・トルミス(1930-):十字路で(1991)/私の村の塔の鐘(1978)
 アルヴォ・ペルト(1935-):痛悔のカノン(1996)から
   コンタキオン/オードVI/カノンの後の祈り

オースドクス・シンガーズ
ワレーリー・ペトロフ(指揮)

録音:2007年3月、Kelia Newand(エストニア)、使徒教会

オースドクス・シンガーズは合唱指揮者ワレーリー・ペトロフ(1960年サンクトペテルブルク生まれ、エストニア音楽アカデミー卒業)が1989年にエストニアの首都タリンに創設した正教会音楽専門の室内合唱団。当録音では11人編成。


TRO-SACD 01433
[1SACD/ Stereo CD - Hybrid]
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.4
 エルネスト・ブロッホ(1880-1959):組曲第1番(1958)/組曲第2番(1958)
 ストラヴィンスキー(1882-1971):悲歌(1914)
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):4つの奇想曲(1968)
 ハチャトゥリアン(1903-1978):ソナタ=モノローグ(1975)
 シュニトケ(1934-1998):パガニーニに(1982)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:2007年11月26-28日、12月17日、ハイデルベルク、
     クララ・ヴィーク・アウディトリウム


TRO-CD 01435
(1CD)
ローベルト&クララ・シューマンピアノ作品集
 ローベルト・シューマン(1810-1856):アベッグ変奏曲 Op.1(1830)(*)
 クララ・シューマン(1819-1896):ソナタ ト短調(1841)
 ローベルト・シューマン:8つのノヴェレッテ Op.21(1838)

ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)

録音:2006年6月14日、ハイデルベルク、クララ・ヴィーク・アウディトリウム(*)
    1992年4月17-20日(+)、21-22日(#)、チューリヒ、スイス・ドイツ語放送(+)


TRO-SACD 01436
[1SACD/ Stereo CD - Hybrid]
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.5
 プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ Op.115(1947)
 リュビツァ・マリッチ(1909-2003):幻想ソナタ(1928/1929)
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
  ポーランド狂詩曲(第1番)(1949)/狂詩曲第2番(1952)(*)
 エドゥアルド・トゥビン(1905-1982):エストニアの舞曲の旋律による組曲(1979)
 グラジナ・バツェヴィチ:ソナタ(1941)(*)
 エドゥアルド・トゥビン:ソナタ(1962)
 エディソン・デニソフ(1929-1996):ソナタ(1978)(*)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:2009年5月、ハイデルベルク、クララ・ヴィーク・アウディトリウム

レナーテ・エッゲブレヒトはリューベック音楽アカデミー、ミュンヘン音楽大学で学んだドイツのヴァイオリニスト。1989年にファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団を、1991年に当レーベルを創設。(*)は世界初録音と表示されています。


TRO-CD 01437
(1CD)
ヴォルフラム・ローレンツェン ピアノ協奏曲集 Vol.1
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  ピアノと管弦楽のための華麗な奇想曲 Op.22(1832)(*)
 バルトーク(1881-1945):ピアノと管弦楽のための狂詩曲 Op.1(1904)(+)
 レーガー(1873-1916):ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.114(1910)(#)

ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)
シュトゥットガルト南ドイツ放送交響楽団(*/+)
エルネスト・ブール(指揮(*))
イジー・スタレク(指揮(+))
ザンクトガレン交響楽団(#)
ラインハルト・ペーターゼン(指揮(#))

録音:1976年6月21日(*)、1974年5月27日(+)、場所記載なし(*/+)
    1997年1月11日、スイス・ドイツ語放送、ザンクトガレン、トンハレ、ライヴ(#)


TRO-CD 01438
(1CD)
レーガー(1873-1916):ピアノ作品集
 ソナティネ Op.89 No.1(1905-1908)/5つのユモレスク Op.20(1898)
 ソナティネ Op.89 No.3(1905-1908)
 J・S・バッハの主題による変奏曲とフーガ Op.81(1904)

ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)

録音:1992年、ザールブリュッケン、ザールラント放送


TRO-CD 01439
(1CD)
シューベルト(1797-1828):連作歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911

ニコライ・ボルチェフ(バリトン)
フリードリヒ・ズッケル(ピアノ)

録音:2010年3月27日、ドレスデン城、王子のギャラリー、ライヴ

ニコライ・ボルチェフは1980年ベラルーシのピンスクに生まれ、モスクワ音楽院でパーヴェル・リシツィアン他に、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽アカデミーでハインツ・レー、ユリア・ヴァラディ、ヴォルフラム・リーガーに師事したバリトン。2003年よりバイエルン国立オペラに所属、バロックから現代音楽まで幅広く活躍する期待の歌手です。フリードリヒ・ズッケルは1979年ベルリンに生まれ、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽アカデミーでロルフ・ロイター、アレクサンダー・ヴィトリン、セミヨン・スキーギン、そしてボルチェフと同じくヴォルフラム・リーガーに師事したピアニスト・指揮者。


TRO-CD 01440
(1CD)
ヴォルフラム・ローレンツェン ピアノ協奏曲集 Vol.2
 ハイドン(1732-1809):ピアノと弦楽のための協奏曲ト長調 Hob.XVIII:4(*)
 ウェーバー(1786-1826):ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.11(1810)(+)
 ハラルト・ゲンツマー(1909-2007):ピアノ協奏曲第3番(1974)(#)

ヴォルフラム・ローレンツェン(ピアノ)
バーデン=バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団(*/+)
エルネスト・ブール(指揮(*))
グジェゴシュ・ノヴァク(指揮(+))
バンベルク交響楽団(#)
アレクサンダー・シメオニデス(指揮(#))

録音:1976年6月12日、場所記載なし(*)/1988年4月12日、場所記載なし(+)
    1982年4月13日、バンベルク、クルトゥアラウム(#)

ヴォルフラム・ローレンツェンはドイツのフライブルクに生まれ、クラウス・リンダー、ルートヴィヒ・ホフマン、パウル・バドゥラ=スコダに師事したピアニスト。1982年の第6回モンテビデオ国際ピアノ・コンクール(ウルグアイ)での優勝以来世界的に活躍。ザビーネ・マイヤー(クラリネット)、ペーター=ルーカス・グラーフ(フルート)の伴奏者も務めています。


TRO-CD 01441
(1CD)
オネゲル(1892-1955):オラトリオ「死の舞踏」(1938-1939)(*)
マルタン(1890-1974):レクイエム(1972)(+)

クリストフ・バンツァー(朗読(*))
カテリーナ・ミュラー(ソプラノ)
カヤ・プレッシング(アルト)
マイケル・コネア(テノール)
シュテファン・アダム(バス)
ハンブルク聖ニコライ・カントライ
ユルゲン・ヘンシェン(オルガン(+))
シュテファニー・ダッセ(チェンバロ(+))
ハンブルク・カメラータ
マティアス・ホフマン=ボルクレーフェ(指揮)

録音:2010年11月20日、ハンブルク、聖ニコライ教会、ライヴ

死をテーマとした2作品の緊張感みなぎるライヴ録音。(*)はポール・クローデル(1868-1955)の台本により、第二次大戦直前に書き上げられたオラトリオ。フランス民謡「アビニョン橋の上で」も現れる異色作です。(+)は20世紀に書かれたレクイエムの名作の一つ。マティアス・ホフマン=ボルクレーフェは2002年にハンブルクの聖ニコライ教会の音楽監督に就任したドイツの指揮者。


TRO-CD 01442
(1CD)
ミリアム・マルベ(1931-1997):
  大地の渇きのための儀式(声、応答合唱と打楽器のための;1968)

マドリガル合唱団
マリン・コンスタンティン(指揮)
録音:1990年、舞台上演時のライヴ、場所の記載なし 音源:ルーマニア放送


  セレナータ「アイネ・クライネ・ゾンネンムジーク」
   (クラリネット、弦楽合奏、チェレスタと打楽器のための;1974)

ブラショフ・フィルハーモニー室内管弦楽団
イラリオン・ヨネスク・ガラーツィ(指揮)
録音:1984年、演奏会ライヴ、場所の記載なし 音源:ルーマニア放送


  トロンメルバス[バスドラム](弦楽とドラムのための;1985)

アンサンブル・ロマンティカ
 ジェオルジェ・ディマ(ヴァイオリン) ステファン・ゲオルギュ(ヴィオラ)
 コンスタンティン・ゲオルギュ・ホルバン(チェロ) ヴィオルニカ・チュリッラ(ドラム)
録音:1986年、ルーマニア放送 音源:ルーマニア放送


  レクイエム「フラ・アンジェリコ−マルク・シャガール−ヴォロネツ」
   (メゾソプラノ、合唱とアンサンブルのための;1990)
   Agnus Dei / Lacrimosa / Veseliti-va

バルバラ・ヴェルナー(メゾソプラノ)
ハイデルベルク劇場合唱団&エキストラ合唱団
ハイデルベルク・フィルハーモニー管弦楽団
ヤン・シュヴァイガー(指揮)
録音:2011年2月5日、ライヴ、ハイデルベルク 音源:ドイチュラントラジオ


ミリアム・マルベはルーマニアの女性作曲家・ピアニスト・音楽学者・ジャーナリスト。1954年から1988年までブカレスト音楽院で作曲を教えましたが、共産党への入党を断り続けたため教授への昇進はありませんでした。第二次大戦後からチャウシェスク政権崩壊(1989年)までのルーマニア音楽の状況は国外にあまり知られておらず音盤も多くありません。ディスク1枚にマルベの作品のみを収録し、うち3曲がルーマニアでの放送音源というこのアルバムはたいへん貴重なものと言えます。

TRO-CD 01443
(1CD)
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.6
 ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):
  無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタ(1923-1924)
   第1番ト短調(ヨゼフ・シゲティに献呈)
   第2番イ短調(ジャック・ティボーに献呈)
   第3番ニ短調「バラード」(ジョルジュ・エネスコに献呈)
   第4番ホ短調(フリッツ・クライスラーに献呈)
   第5番ト長調(マテュー・クリックボームに献呈)
   第6番ホ長調(マヌエル・キロガに献呈)
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):奇想曲「サラサーテに捧げる」(1944)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:2013年3月13-18日、クララ=ヴィーク=アウディトリウム、ザントハウゼン、ドイツ

先行した Vol.7「J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」(TRO-CD 01444)に続いて、レナーテ・エッゲブレヒトによるイザイの無伴奏ソナタが登場。レナーテ・エッゲブレヒトは1944年ドイツ、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のゼレントに生まれたヴァイオリン奏者。1986年にファニー・メンデルスゾーン弦楽四重奏団を結成、1991年にトルーバディスク・レーベルを創設し女性作曲家の作品を中心に録音を開始。2001年からは無伴奏ヴァイオリン音楽のシリーズを開始しました。


TRO-CD 01444
(3CD)
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.7
 J・S・バッハ
(1685-1750):
  ソナタ第1番ト短調 BWV1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
  ソナタ第2番イ短調 BWV1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
  ソナタ第3番ハ長調 BWV1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
 ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):後奏曲II(1981-1982)

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

録音:2011年6月25-31日、サントハウゼン、バーデン=ヴュルテンベルク州、ドイツ

自ら興したトルーバディスク・レーベルで無伴奏ヴァイオリン音楽のシリーズを展開してきたドイツのヴァイオリン奏者レナーテ・エッゲブレヒト(1944-)が、ついにバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲を録音。ウクライナの現代音楽作曲家シルヴェストロフの後奏曲を締めに置いた3枚組の構成。


TRO-CD 01445
(2CD)
メンデルスソーン(1809-1847):オラトリオ「エリヤ」Op.70(1846)

ヨルク・フェリクス・シュペーア(バス)
カテリーナ・ミュラー(ソプラノ)
イヴィ・イェニッケ(アルト)
マイケル・コネア(テノール)
ハンブルク聖ニコライ・カントライ(合唱)
ハンブルク聖ニコライ少年合唱団小アンサンブル
ハンブルク・カメラータ(管弦楽)
マティアス・ホフマン=ボルクレーフェ(指揮)

録音:2013年11月15-16日、聖ニコライ教会、クロスターシュターン、ハンブルク、ドイツ

ハンブルクの演奏家たちによるメンデルスゾーンの名作オラトリオ。マティアス・ホフマン=ボルクレーフェは2002年以来2014年現在ハンブルクの聖ニコライ教会の音楽監督を務めています。


TRO-CD 01446
(1CD)
アナトール・ヴィエル(1926-1998):(作品集 Vol.1)
  交響曲第6番「エクソダス」Op.112(1988-1989)(*)
   I. タンゴチャッコーナ II. エクソダス III. サン・アントニオ・デ・ラ・フロリダ
   IV. 蒼白の太陽
  メモリアル Op.118(1990)(+)

ルーマニア放送交響楽団(*)
ホリア・アンドレースク(指揮(*))
ルーマニア放送室内管弦楽団(+)
ルドヴィク・バーチ(指揮(+))

アナトール・ヴィエルはルーマニアの作曲家・音楽理論家・音楽教育者。ルーマニア北東部モルダヴィア地方の中心都市ヤシに生まれ、1941年のユダヤ人大虐殺(ヤシで犠牲者推定8,000〜13,000人)を生き延び、ブカレスト音楽院でレオン・クレッペル(1900-1991)、パウル・コンスタンティネスク(1909-1963)、コンスタンティン・シルヴェストリ(1913-1969)に、モスクワ音楽院でアラム・ハチャトゥリアン(1903-1978)に師事。1962年にチェロ協奏曲第1番がマリー=ジョゼ王妃国際作曲賞(スイスのジュネーヴ)受賞。これは第二次大戦後初めてルーマニア人作曲家が獲得した国際賞でした。ブカレスト音楽院教授を務め、数多くの著作を発表。あらゆるクラシカル音楽ジャンルに120を超える作品を書き上げました。
アナトール・ヴィエルの交響曲は7つ。第6番はチャウシェスク独裁政権崩壊前に書かれた最後の交響曲で、ソヴィエト(当時)の指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーに献呈されました。ユダヤ系の出自を表に出すことを避け、また共産党員であり政権との軋轢も表向き無かった彼ですが、政情不安定な中、「エクソダス(移民等の大規模な出国)」というタイトルに何らかの思いを込めていたかもしれません。チャウシェスク政権崩壊後に書かれ1991年にイスラエルで初演された「メモリアル」はユダヤ人大虐殺の犠牲者に捧げられています。2曲とも世界初録音。


TRO-CD 01447
(1CD)
無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.8
 カール・アマデウス・ハルトマン(1905-1963):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(1927)
  無伴奏ヴァイオリン組曲第1番(1927)
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
  無伴奏ヴァイオリン組曲第2番(1927)
 パウル・ヒンデミット(1895-1963):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.31 No.2(1924)から
   第4楽章: モーツァルトの「来たれ、愛しき五月よ」による5つの変奏曲

レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン)

20世紀ドイツを代表する交響曲作家とも称されるカール・アマデウス・ハルトマン。彼は22歳の時にヒンデミットの影響を受けて無伴奏ヴァイオリンのための2つのソナタと2つの組曲を作曲。結局これら4曲が彼が生涯において無伴奏ヴァイオリンのために書いた作品のすべてとなりました。交響曲作家の印象が強すぎるためか、また難曲ゆえか演奏される機会が少なく、全4曲揃ったCD録音は世界初録音となった1995年のインゴルフ・トゥルバン盤(Claves)、2007年のアリーナ・イブラギモヴァ盤(Hyperion)があるのみでした。今回、当レーベルの人気シリーズ「無伴奏ヴァイオリンのための音楽」に取り上げられたことはヴァイオリン・ファンに大いに歓迎されることでしょう。


TRO-CD 01449
(1CD)
ズービン・メータも登場!
アナトール・ヴィエル
(1926-1998):作品集 Vol.2
  エクラン [Écran] Op.56(管弦楽のための;1969-1970)(*)
   フランス国立放送管弦楽団 ブルーノ・マデルナ(指揮)
   録音:1971年4月14日、ライヴ、第8回ロワイヤン音楽祭、ロワイヤン、フランス
  チェロ協奏曲第1番 Op.29(1962)
   ヴラディーミル・オルロフ(チェロ)
   ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団 ズービン・メータ(指揮)
   録音:1964年
  日時計 I [Sonnenuhr I / Clepsidra I] Op.52(管弦楽のための;1968-1969)(*)
   バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団 エルネスト・ブール(指揮)
   録音:1969年1月4日
  遊戯 [Jocuri (Spiele)] Op.36(ピアノと管弦楽のための;1963)
   レムス・マノレアヌ(ピアノ) クルジュ=ナポカ・フィルハーモニー管弦楽団
   エミール・シモン(指揮)
   録音:データ不詳
  交響曲第1番「沈黙へのオード」 [Ode au silence "Oda tăcerii"] Op.47(1967)
   ブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団
   コルネリウ・ドゥンブラヴェアヌ(指揮)
   録音:データ不詳

録音:DDD / ADD すべてステレオ

ヴェエルの作品集第2巻となる当盤はエルネスト・ブール(1913-2001)、ブルーノ・マデルナ(1920-1973)、そして20代のスービン・メータ(1936-)も登場する秘蔵音源集。(*)は世界初演時の録音。メータと共演しているヴラディーミル・オルロフは1928年ウクライナのオデッサに生まれ、ルーマニアのブカレスト音楽院で学んだチェリスト。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員、ウィーン国立音楽院教員を経て1971年から1991年までカナダのトロント大学でチェロ科主任教授を務め、1977年にはカナダ国籍を取得しました。

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