スロヴァキアのレーベル
ディヴィト DIVYD

DI 022-2
エウゲン・スホニュ(1908-1993):
  メタモルフォシス ESD77B
  バラード組曲 Op.9 ESD58B

スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
ズデニェク・コシュレル[コシュラー](指揮)

録音:1987年9月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール

ヘフヘチア HEVHETIA

HV 0006-2
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988

ミキ・スクタ(ピアノ)

録音:2002年8月1-3日、ブラチスラヴァ、
    スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール

ミキ・スクタ(本名ミクラーシュ・シュクタ;1960年生まれ)はジャズ、ロック、クラシックのいずれのジャンルにおいても成功を収めているスロヴァキアのピアニスト。2005年11月にロンドンのセント・ジョンズ・スミス・スクエアで「ゴルトベルク変奏曲」を演奏し絶賛されました。


HV 0011-2
[Multichannel SACD/
Stereo SACD/
CD Hybrid]
ジョン・ケージ(1912-1992):
  プリペアード・ピアノのためのソナタとインターリュード

ノラ・スクタ(プリペアード・ピアノ)

録音:2004年10月、ブラチスラヴァ音楽院コンサートホール

ノラ・スクタはダニエラ・ヴァリーンスカに師事したスロヴァキアのピアニストで、ミキ・スクタの妻。


HV 0012-2
J・S・バッハ(1685-1750):鍵盤楽器のための作品集
  半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
  トッカータ
   ハ短調 BWV911/ニ長調 BWV912/ホ短調 BWV914/ニ短調 BWV913
  イタリア協奏曲ヘ長調 BWV971

ミキ・スクタ(ピアノ)

録音:2005年1月29-31日、ジリナ室内管弦楽団コンサートホール(スロヴァキア)


HV 0027-2
ブラチスラヴァ 室内アンサンブルのための現代作品集
 クリスティアン・ヴォルフ(1934-):Bratislava(室内アンサンブルのための;1995)
 アリソン・キャメロン(1963-):Rainsnout(室内アンサンブルのための;1994)
 トマーシュ・ボロシュ(1971-):Anava(室内アンサンブルのための;1999)
 リチャード・エアーズ(1965-):No.15 (Kind in een tuin vol verrassingen)
   (声と室内アンサンブルのための;1993)
 ダニエル・マテイ(1963-):Make love, not art! (Lucy's diamonds are forever)
   (2つの演奏者グループと[ロック・]ドラマーのための;1995)

VENI・アンサンブル

録音:1999年10月30-31日、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送スタジオ2

全曲世界初録音。


HV 0028-2
ベートーヴェン(1770-1828):
  創作主題による32の変奏曲 WoO 80
  ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2 No.1
  ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a
  ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111

ミキ・スクタ(ピアノ)


HV 0031-2
ダルムシュタット・アコースティック・ブレイクコア
 マレク・ピアチェク(1972-)&ミキ・スクタ(1960-):
  Rain in Cage / Fast and Furious / Vienna School X / Interkude 1
  Power Prelude / eMotions / Interlude 2 / Power Gigue
  Darmstadt Dreamcore / Interlude 3 / Power Fantasy / Interlude 4
  Inter Mezzo / Air (Unit) / Interlude 5 / Darmstadt Calling
  Sound Garden-Postlude

マレク・ピアチェク(フルート)
ミキ・スクタ(ピアノ)

録音:2008年7月22日-8月2日、スタジオ・エリアソン


HV 0032/33-2
(2CD)
シェバン、ゴダール、ブレイネル、コルコヴィチ管弦楽作品集
 アンドレイ・シェバン(1962-):エレクトリック・ギター、
   フヤラ(スロヴァキアンパイプ)と室内管弦楽のための作品1(2006)
 ヴラディミール・ゴダール(1956-):
  小さなダーヴィドのための小組曲(エレクトリック・ヴァイオリン、
   エレクトリック・ギター、弦楽合奏とチェンバロのための;2005)
 ペテル・ブレイネル(1957-):
  ギタラリア・ノットゥルナ(ギター・クァルテットと管弦楽のための;2005)
 ヨゼフ・コルコヴィチ(1957-):管弦楽のためのアンダンテ=アレグロ(2006)

アンドレイ・シェバン
 (エレクトリック・ギター、フヤラ、ドローン・フルート、ガラガラ、声)
スタニスラフ・パルフ(エレクトリック・ヴァイオリン)
ブラチスラヴァ・ギター・クァルテット
ジリナ・スロヴァキア・シンフォニエッタ
ペテル・ブレイネル(指揮)

録音:2008年3月7-11日、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ文化館

全曲世界初録音。


HV 0034-2
イジー・ドルジェツキー[ゲオルク・ドルシェツキー](1745-1819):
  バセットホルン・トリオのためのディヴェルティメント集(6つのパルティータ)

ロッツ・トリオ
 ローベルト・シェベスタ、ロラント・シェベスタ、アンドレアス・フィンク(バセットホルン)

録音:2008年11月、トルナヴァ(スロヴァキア)、聖母被昇天神学校礼拝堂

イジー・ドルジェツキーは西ボヘミアに生まれ、ボヘミア、オーストリア、ハンガリー、スロヴァキアで活躍した作曲家。


HV 0039-2
ショスタコーヴィチ(1906-1975):24の前奏曲とフーガ Op.87 から
   第1番ハ長調/第4番ホ短調/第11番ロ長調/第12番嬰ト短調
   第13番嬰ヘ短調/第15番変ニ長調/第17番変イ長調/第18番ヘ短調
   第22番ト短調/第23番ヘ長調/第24番ニ短調

ペテル・カティナ(アコーディオン)

録音:2009年6月12-14日、コシツェ(スロヴァキア)、クラクソン・スタジオ


HV 0040-2
イザイ(1858-1931):
  2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲「ロンドン」
   (1914-1916;ナンドール・セデルケニ校訂)(*)
レーガー(1873-1916):
  2つのヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ト長調(1915)

ナンドール・セデルケニ、マリアンネ・リーレ(ヴァイオリン)
ミラン・ラディチ(ヴィオラ)

(*)はハンガリーのヴァイオリニスト、ナンドール・セデルケニの校訂版による世界初録音。


HV 0043-2
プロ・ムジカ&マグノーリア 牧草地へ 児童合唱のための音楽
 イヴァン・フルショフスキー(1927-2001):シャリシュのゲーム
 ゾルターン・コダーイ(1882-1967):飛んだり跳ねたり[Egyetem begyetem]
 ズデンコ・ミクラ(1916-):A kedz ja se
 ヘニング・ソメーロ(1952-):詩篇[Salme]
 アウグスティン・クビチェク(1918-2009):グローリア[Gloria]
 ヨゼフ・ポドプロツキー(1944-):アヴェ・ヴェルム・コルプス[Ave verum corpus]
 ランドル・トンプソン(1899-1984):アレルヤ[Allelujah]
 フランツ・ビーブル(1906-2001):主の天使[Angelus Domini]
 オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
  われらはあなたに感謝する[Agimus tibi gratias]
 トドル・スカロフスキ(1909-2004):Makedonsko oro
 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):この幼な児[This little babe]
 オットー・フィッシャー:願望[Tuzba]
 ユライ・ヴァヨ(1970-):キリエ[Kyrie]
 ミハイル・ヴェルビツキー:われらの父[Otce nas]
 ヤコブス・ガルス(1550-1591):
  主よ、私を助けに来てください[Domine ad adjuvandum]

プロ・ムジカ・ミハロフツェ児童合唱団
マグノーリア・ソブランツェ児童合唱団
ヴィエラ・ドジョガノヴァー(指揮)

録音:2000年、トルナーフカ/2006年、ソブランツェ/2010年、コシツェ 以上スロヴァキア

スロヴァキアの二つの児童合唱団の合同演奏。


HV 0045-2
コンテンポラリー・リフレクションズ
 イヴァン・ブッファ(1979-):ロカッテリ・カプリス(2008)(*)
 イヴァン・ブッファ:無伴奏ヴァイオリンのためのカプリス(2006)
 サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):五重奏曲第1番(1976)
 ミカエル・ジャレル(1958-):Assonance VI(1991)
 ベント・セアンセン(1958-):
  The Lady and the Lark(ヴィオラとアンサンブルのための;1997)
 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):O King(1968)
 ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959-):ピラミッド(2台のピアノのための;1998)
 ペトラ・バフラター(1975-):Eyes Wide Shut(2008)

クアサルス・アンサンブル
マレク・ズヴィーベル(ヴァイオリン(*))
イヴァン・ブッファ(指揮)

録音:データ記載なし


HV 0049-3
無伴奏フルートのための現代音楽
 グウィン・プリッチャード(1948-):Intermezzo(1992)
 川島素晴(1972-):Manic Psychosis I(1991-1992)(*)
 ルートヴィヒ・ヌスビヒラー(1963-):
  An die Nacht(アルトフルートのための;1986)
 イサン・ユン(1917-1995):Sori(1988)
 クラウス・アーガー(1946-):Inkohärenz-Kohärenz III Op.46(1987)
 サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):Canzona di ringraziamente(1985)

イルムガルト・メッシン(フルート、アルトフルート)

録音:2008-2009年(*以外)/2010年、ライヴ(*) 場所の記載なし

イルムガルト・メッシンはザルツブルク・モーツァルテウム大学でイレーネ・グラフェナウアーに師事したオーストリアのフルート奏者。オーストリア・ユーゲントフィルハーモニーの首席奏者、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のメンバーを務めた後、ソリストとして活躍しています。(*)の作曲者名が「Toshio Kawashima」と誤表記されています。ご了承ください。


HV 0054-2
あふれるクリスタル ツィンバロムのための現代音楽
 ヴラジミール・ボケス(1946-):
  エニケーのチャールダーシュ [Csárdás Enikőnek] (2004)
 イシュトヴァーン・ラーング(1933-):
  コンチェル・ドゥオタンテ [Concer duotante](2010)(*)
 テオ・ブラントミュラー(1948-2012):
  5つの夜の絵 [Bilder der Nacht] (2004/2005)
 ハンス・ヨアヒム・ヘスポス(1938-):サントゥール [Santur] (1972)
 ルイージ・マンフリン(1961-):
  あふれるクリスタル II [Overflowing Crystals II] (2009)(*)
 ユライ・ハトリーク(1941-):エニケーのために [Für Enikő] (2009-2011)
  瞳の涙/難しい決断/穏やかな光/ヘッセへのオマージュ

エニケー・ギンゼリ(ツィンバロム)
アンドラーシュ・フェイェール(トロンボーン(*))

録音:データ記載なし

ハンガリーを中心とする地域の民族楽器ツィンバロムのために書かれた作品集。ボケスとハトリークはスロヴァキア、ラーングはハンガリー、ブラントミュラーとヘスポスじゃドイツ、マンフリンはイタリアの作曲家。エニケー・ギンゼリはスロヴァキアの首都ブラチスラヴァで生まれ(たぶんハンガリー系)、ブラチスラヴァ音楽院、フランツ・リスト音楽院(ブダペスト、ハンガリー)で学んだ後、ザール音楽大学(ザールブリュッケン、ドイツ)を2005年に卒業したツィンバロム奏者(女性)。中世から現代に至る幅広いレパートリーを持つヴィルトゥオーゾであり、特にソロおよび他の楽器とのアンサンブルに精力的に取り組む彼女は多くの作曲家を触発し、数々の新作を捧げられています。


HV 0055-2
甘美な風 中世・ルネサンスの音楽と中欧の舞曲集
 不詳(タブラチュア譜雑集(17世紀終盤)から):
  Chorea Hungarica / Chorea ex E / Chorea ex F / Chorea Hungarica
 不詳(ウフロヴェツ舞曲集(1730)から):
  Bujdosó nóta / Hungaricus 50 / Hungaricus 7 / Hungaricus 35
  Asztali nóta 111 / Asztali nóta 344 / Asztali nóta 211
 不詳(14世紀):Saltarello
 ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):
  Je ne cuit / Ma fin est mon commencement / Douce Dame jolie
 不詳(15世紀):Qui latuit
 ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474):Puisque vous estez campieur
 不詳(タブラチュア譜雑集から):
  Chorea Kosackÿ / Chorea ex G / Appetitus Kalbfleisch
 不詳(ヴィエトリス・タブラチュア譜集(1660-1670)から):
  Klobucky tanecz - Proportio / Olach Tancz - Proportio / Klobucky tanecz
 不詳(アンナ・シルマイ・ケチェルのメロディアリウム(1735)から):Balkanoty

ドゥルチ・ヴェント
 エニケー・ギンゼリ、ヨハネス・クルツ、ユリアン・W・グレッチェル
  (ルネサンス・リコーダー、ルネサンス・トロンボーン、ショーム、ツィンバロム)

録音:2011年10月12-15日、ベルリン、ドイツ

2010年にスロヴァキアのツィンバロム奏者エニケー・ギンゼリによりベルリンで創設された古楽器トリオ、ドゥルチ・ヴェント(「甘美な風」の意)のデビューCD。素朴な味わいです。


HV 0057-2
ドビュッシー、マーラー、アルブレヒト、プーランク室内アンサンブルのための音楽
 ドビュッシー(1862-1918)/シェーンベルク(1874-1951)、ベン・ザックス編曲:
  牧神の午後への前奏曲
 マーラー(1860-1911)/シェーンベルク編曲:さすらう若者の歌(*)
 アレクサンダー・アルブレヒト(1885-1958)/イヴァン・ブッファ(1979)編曲:
  歌曲選集(*); 悔悛/冬の夜に/私の心/墓地の草/レンツ
 プーランク(1899-1963):黒人狂詩曲(*)

ペトラ・ノスカイオヴァー(メゾソプラノ(*))
クアサルス・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮)

録音:データ記載なし


HV 0058-2
ソロ カーゲル、グバイドゥーリナ、ベリオ、細川、リンドベリアコーディオン作品集
 マウリシオ・カーゲル(1931-2008):Figuren (1993)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):De profundis (1978)
 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):Sequenza XIII (Chanson) (1995)
 細川俊夫(1955-):Slow Motion (2002)
 マグヌス・リンドベリ(1958-):Jeux d'anches (1990)

ペテル・カチナ(アコーディオン)

録音:2011年6月3-4日、クラクソン・スタジオ、コシツェ、スロヴァキア

ペテル・カチナはブラチスラヴァ音楽アカデミー(スロヴァキア)およびオーデンセ・カール・ニルセン音楽アカデミー(デンマーク)で学んだスロヴァキアのアコーディオン奏者。現代音楽を得意としています。


HV 0069-2
シェーンベルク、アルブレヒト、ヒンデミット室内アンサンブルのための作品集
 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
  15の独奏楽器のための室内交響曲第1番ホ長調 Op.9(1906/1924)
 アレクサンダー・アルブレヒト(1885-1958):
  11の楽器のためのソナティナ(1925)
 パウル・ヒンデミット(1895-1963):
  12の独奏楽器のための室内音楽第1番 Op.24(1922)

クアサルス・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮)

録音:2013年3月8-11日、パンノニア・スタジオ、ブダペスト、ハンガリー

スロヴァキア音楽センター MUSIC CENTRE SLOVAKIA [HUDOBNE CENTRUM]

HC 10001
アントン・ツィンマーマン(1741-1781):
  交響曲ハ長調/交響曲ホ長調/交響曲ト長調

ムジカ・エテルナ
ペテル・ザイーチェク(指揮)

録音:2005年10月12日、ブラチラヴァ、大主教宮

アントン・ツィンマーマンはプレスブルク(現スロヴァキアの首都ブラチスラヴァ)で活躍したオーストリアの作曲家。多数の交響曲を書き、その中にはハイドンの作品と誤認されてきたものもあります。ムジカ・エテルナはブラチスラヴァに本拠を置くピリオド楽器オーケストラ。


HC 10002
チェロ・イン・リサイタル ヨゼフ・ルプターク、ライヴ・イン・ロンドン
 ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):
  スロヴァキア民謡の主題によるチェロとピアノのための変奏曲(1959)(*)
 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):2つのチェロのための牧歌(1954)(+)
 ヴラディミール・ゴダール(1956-):
  チェロ・ソナタ「ヴィクトル・シュコルスキー記念」(1983)(*)
 [チェロ・コラージュ]
 エフゲニ・イルシャイ(1951-):ソナタ・コルタ(2000)
 ヨゼフ・ルプターク(1969-):
  転換1(チェロ、声とヒューマンビートボックスによる即興)(#)
 ヴラディミール・ゴダール:
  おお、十字架よ(無伴奏チェロのための瞑想曲;1999)
 ヨゼフ・ルプターク:
  転換2(チェロ、声とヒューマンビートボックスによる即興)(#)
 J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007

ヨゼフ・ルプターク(チェロ、声(#)、ヒューマンビートボックス(#))
ロバート・コーエン(チェロ(+))
ノラ・スクタ(ピアノ(*))

録音:2005年4月21日、ロンドン、
    セント・ジョンズ・スミス・スクエア・コンサートホール、ライヴ

ブラチスラヴァ音楽院および音楽アカデミー、ロンドン王立音楽アカデミーで学んだスロヴァキアのチェリスト、ヨゼフ・ルプタークのリサイタル・ライヴ。ロンドンでの師ロバート・コーエンが特別出演しています。


HC 10005
器楽アンサンブルのための現代スロヴァキアの音楽
 ヤナ・クミティオヴァー(1976-):傷[Rana](13の楽器のための)
 ルツィア・パパネドゾヴァー(1978-):ザヒル[Zahir]
 ボシュコ・ミラコヴィチ(1973-):テトラポフォニック[Tetrapophonic]
 リュビツァ・サラモン=チェコフスカー(1975-):後奏曲[Postludium]
 マリアーン・レヤヴァ(1976-):平地と平原[Flat Lands and Plains]

メロス・エトス・アンサンブル
ジョルト・ナジ(指揮)

録音:データ記載なし (P)2005


HC 10008-10
(3CD)
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラ(1843-1936):室内楽作品集
  ヴァイオリンとピアノのためのドゥムキ(1866?)(*)
  ヴァイオリンとピアノのための無言歌(1874)(*)
  チェロとピアノのためのセレナード(1879)(+)
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための悲歌(1870?)(*/+)
  弦楽四重奏曲ト短調(1866)(#)
  外国にて(ヴァイオリンとピアノのための6つの性格的小品;1923)(*)
  ハンガリーの様式による弦楽四重奏曲ホ短調(1896)(**)(※)
  弦楽四重奏曲ハ短調(1919)(**)
  弦楽四重奏曲変ロ長調(1887)(**)(※)
  弦楽五重奏曲ニ短調(1870/1923)(++)
  ファースト・ポジションの
   3つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調(1887-1890)(*/##)
  ファースト・ポジションの
   3つのヴァイオリンのためのソナタ第2番変ホ長調(1910)(*/##)
  弦楽四重奏のための夜想曲(1930)(#)(※)

ユライ・チジマロヴィチ(ヴァイオリン(*))
ヤーン・スラーヴィク(チェロ(+))
ズザナ・チジマロヴィチコヴァー(ピアノ(*/+))
ズヴィエベル弦楽四重奏団(#)
ツェムリンスキー弦楽四重奏団(**)
モイゼス弦楽四重奏団(++)
ペテル・ズヴィエベル(ヴィオラ(++))
フランチシェク・テレク、イヴァナ・プリスタショヴァー(ヴァイオリン(##))

ヤーン・レヴォスラフ・ベッラはロマン派の時代から70年にわたって創作を続けたスロヴァキアの作曲家。(※)以外は世界初録音。

録音:2006年9-10月、
    スロヴァキア放送小コンサート・スタジオ、プラハ、マルチネク・スタジオ


HC 100011
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラ(1843-1936):オルガン作品集
  3つの作品/幻想ソナタ ニ長調/コラール三部作
  英雄墓地にて(モダーン・オルガンのための幻想曲)
  バスとオルガンのためのミサ・ブレヴィス(*)

ヤーン・ヴラディミール・ミハルコ(オルガン)
ヨゼフ・ベンツィ(バス(*))


HC 10014
アントン・ツィンマーマン(1741-1781):
  羊飼いのミサ ニ長調
  グラドゥアーレ「乙女らは王の御前に招かれ」ハ長調
  オフェルトリウム「来たれ、羊飼いらよ」ニ長調

カミラ・ザイーチコヴァー(ソプラノ)
ピオトル・オレフ(男性アルト)
マリアン・オルシェフスキ(テノール)
ヤロスラフ・ペハル(バス)
ヴォクス・エテルナ(合唱)
ムジカ・エテルナ
ペテル・ザイーチェク(指揮)

録音:2006年10月12-14日、ブラチラヴァ城、音楽ホール


HC 10015
Pestrý Zborník(ダブラチュア雑譜集)の音楽
 ヨハン・カスパル・ホルン(1630頃-1685):
  「パレルゴン・ムジクム、または音楽の副業」(1663)から
   アルマンド(115),クラント(116),バッロ(117),サラバンド(118)
 不詳:アリア(8)/ヴォルタ(9)/アモール(99)/トレツァ(20)
 ザムエリス・マルクフェルナー(1621-1674):前奏曲ハ長調(97)
 不詳:その夜が来た(46)/暁の星の何と美しいことか(44)
  私の心の底から(44)/終結(98)
 ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
  アルマンド(111),クランド(112),バッロ(113),サラバンド(114)
 不詳:私のリリア、私の心(14)/変奏(15)/Schmiedt Current(134)
  サラバンド(16)
 スタニスワフ・ルボミルスキ:コレア(83)
 ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
  アルマンド(128),クラント(129),バッロ(130),サラバンド(131)
 不詳:コレア イ長調(71)/同変ロ長調(72)/同ハ長調(73)/同ニ長調(74)
  同ホ長調(75)/同ヘ長調(76)/同ト長調(77)/同ロ長調(78)
 ザムエリス・マルクフェルナー:フーガ第6旋法(95)/フーガ(136)
 不詳:サラバンド(31)/サラバンド(32)/Semitta(30)
 ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
  アルマンド(107),クラント(108),バッロ(109),サラバンド(110)
 不詳:前奏曲(91)/おお、悲しみよ(60)/恩寵である聖霊(47)
  今こそ私たちは聖霊に祈る(48)/高みにある神にのみ栄光あれ(49)
 ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
  アルマンド(124),クラント(125),バッロ(126),サラバンド(127)
 不詳:イントラーダ(70)/ハンガリーのコレア(23)/調和(24)
  Rund laetum et truncum(101)/ポーランドのコレア(62)/Wechsl Tantz(52)
 ヨハン・カスパル・ホルン:「音楽のパレルゴン、…」から
  アルマンド(65),クラント(66),バッロ(102),サラバンド(67)

マルティナ・ダクスベック(ソプラノ)
ソマ・ディニェース(チェンバロ、オルガン)
ソラメンテ・ナトゥラーリ
ミロシュ・ヴァレント(指揮)

録音:2006年12月16日、プラチスラヴァ、大司教宮殿、ライヴ

「Pestrý Zborník」は17世紀終盤にレヴォチャの有力商人のために作られた楽譜集で、当時のスロヴァキアでの音楽を伝える有名な資料。(上記の括弧の中の数字は各曲に付された番号と思われます。) 中核を成すのは、オーストリアのアマチュア作曲家(本業は医者)ヨハン・カスパル・ホルンが書いた舞曲。ソラメンテ・ナトゥラーリはミロシュ・ヴァレントが1995年に創設したスロヴァキアのピリオド楽器アンサンブル。


HC 10018-19
(2CD)
アントン・ツィンマーマン(1741-1781):室内楽作品集 ソナタ、二重奏曲、三重奏曲
  チェンバロとヴァイオリンのための3つのソナタ Op.1(1779、ウィーン)から
   第1番ニ長調
  2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1(1775頃?、リヨン)から
   第1番ト長調
  ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲ト長調
  2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第2番ホ長調
  チェンバロとヴァイオリンのための3つのソナタ Op.1 から 第2番イ長調
  2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第3番イ長調
  チェンバロとヴァイオリンのための3つのソナタ Op.1 から 第3番変ホ長調
  2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第4番ニ長調
  ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲変ロ長調
  2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第5番ヘ長調
  チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ変ロ長調
  2つのヴァイオリンのための6つの二重奏曲 Op.1 から 第6番ハ長調

ペテル・ザイーチェク(第1ヴァイオリン)
ガブリエル・サトマーリ(第2ヴァイオリン)
ヤーン・グレーネル(ヴィオラ)
アンドレイ・ガール(チェロ)
ペテル・グルーアス(チェンバロ)

録音:2008年7月2日-10月7日、
     フロホヴェツの帝国劇場、クラーリキのローマ・カトリック教会、
     タヨフのローマ・カトリック教会、プリエホトのカトリックの家

アントン・ツィンマーマンはプレスブルク(現スロヴァキアの首都ブラチスラヴァ)で活躍したオーストリアの作曲家。ウィーンとリヨンの出版社がそれぞれ別の作品を「Op.1」と称してしまったため上記のような混乱が起こりました。ムジカ・エテルナのリーダーであるペテル・ザイーチェクを中心とした、ピリオド楽器による充実の演奏です。


HC 10020
エウゲン・スホニュ(1908-1993):
 スロヴァキアの印象 子供と若い人のためのピアノ作品集
  ちっちゃなぼく(子供のための民俗的小組曲)
  オオカミの群(子供のための小さな民話)
  鷹が飛翔した(若い人のための民俗的ディヴェルティメント)
  ソナティナ(スロヴァキアの兵士の歌による、若い人のための)
  山の組曲/田舎風ソナタ

ズザナ・シュチアスナ=パウレホヴァー(ピアノ)

録音:2008年21-23日、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館


HC 10025
> ミラン・パリャ ヴァイオリン/ヴィオラと管弦楽のための音楽
 ユライ・ベネシュ(1940-2004):
  冬の音楽 [Musica d'inverno] (ヴァイオリンと管弦楽のための;1992)(*)
 エフゲニー・イルシャイ(1951-):アシラの歌 [Ashira Songs](*)
 フランチシェク・グレゴル・エンメルト(1940-):
  ヤコブの戦い [Jacob's Fight] (ヴィオラと室内弦楽合奏のための;2009)(+)
 アリフレト・シュニトケ(1934-1998):
  モノローグ [Monologue] (ヴィオラと室内管弦楽のための;1989)(+)

ミラン・パリャ(ヴァイオリン(*)、ヴィオラ(+))
チェコ・ヴィルトゥオージ
オンドレイ・オロス(指揮)

録音:2009年10月18日、11月28日、スタディオン・ブルノ、ブルノ、チェコ 発売:2010年

現代音楽を得意とするスロヴァキアのヴァイオン&ヴィオラ奏者ミラン・パリャ(1982年生まれ)と同じくスロヴァキアの指揮者オンドレイ・オロス(1983年生まれ)がチェコのオーケストラと共演。ベネシュはスロヴァキア、イルシャイはロシア生まれのスロヴァキア、エンメルトはチェコの作曲家。


HC 10034
ヤーン・ツィッケル(1911-1989):ピアノ作品集
  子守歌/ソナティナ Op.12 No.1/年少者のための2つの作品 Op.27
  スロヴァキア民謡によるピアノ変奏曲/7つのフーガ から 4曲
  主題と変奏曲 Op.14 No.1/子供たちが私に語ること(ピアノの水彩画)
  タトラの小川(3つの練習曲)

ヨルダナ・パロヴィチョヴァー(ピアノ)

録音:2011年7月23日、10月31日、11月1日、ファトラ芸術館、ジリナ、スロヴァキア<1--

Cikker: Works for Piano / Jordana Palovicova-->


HC 10035
セルゲイ・コプチャーク
 最後の言葉 バスと器楽アンサンブルのための現代スロヴァキア音楽

 イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):
  3つの言葉(バス、ボンゴ、フルート、マリンバとチェロのための;2006)
 ミロ・バーズリク(1931-):コラールによるカノン変奏曲
   (弦楽四重奏曲、バスバリトンとチェンバロのための;2011)
 ヴラジミール・ボケス(1946-):出発 Op.85
   (S・D・シムコの詩によるバスと室内アンサンブルのための6つの歌;2011)
   テーブルの上に残されたノート/出発/冬の音楽
   ゲオルク・トラクルへのオマージュ/一月/証言
 ロマン・ベルゲル(1930-):テネブレ(バスと室内アンサンブルのための;2011)

セルゲイ・コプチャーク(バス)
クアサルス・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮)

録音:2012年3月1-3日、4月28日、スロヴァキア放送小コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
発売:2012年

イリヤ・ゼリェンカが2006年に書いた歌曲「3つの言葉」とは「Život pomaly končcí / Life slowly ends / 人生は ゆるやかに 終わる」の3語のこと。ゼリェンカはこの作品を親友であるスロヴァキアの名バス歌手セルゲイ・コプチャーク(1948年生まれ)に献呈しましたが、その初演を待たず翌2007年に亡くなりました。2008年にオペラのステージから引退した後も親友の遺言のようなこの作品をずっと気にかけていたコプチャークは、2011年のメロス=エトス音楽祭のプロジェクトにおいて歌うことを決意。「3つの言葉」と同様にバスと器楽アンサンブルのためにスロヴァキアの現役作曲家が書いた新作とともに録音しました。

パヴィアン PAVIAN

PM 0024-2
[Multichannel SACD/Stereo SACD/CD Hybrid]
ヴラジミール・ゴダール(1956-):マーテル
  Maykomashmalon der regen(女声、ヴィオラとチェロのための;2005)(*)
  Magnificat(女声、合唱、弦楽合奏とハープのための;2003)(+)
  Lullabies(女声、2つのヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための;
   2001/2003)(+)
  Ecce puer(女声、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、
   キタローネとハープのための;1997)(#)
  Stabat Mater [Mother Stood]
   (アルト、ヴァイオリンと室内管弦楽のための;2001)(+)
  Regina coeli(女声、ヴァイオリン、合唱と室内管弦楽のための;2003)(**)
  Maykomashmalon der regen(女声、ヴィオラとチェロのための;2005)(*)

イヴァ・ビトヴァ[ビットヴァー](歌)
ミロシュ・ヴァレント(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ユライ・コヴァーチ(チェロ)
ブラチスラヴァ音楽院合唱団
デュシャン・ビル(合唱指揮)
ソラメンテ・ナトゥラーリ(管弦楽)
マレク・シュトリンツル(指揮)

録音:2005年9月2-3日、スヴェティー・ユル(スロヴァキア)、聖ゲオルク教会

ECM New Series, 4765689 と同一音源。クラシカル音楽と映画音楽の両分野で高名なスロヴァキアの作曲家ゴダールによる大作。スロヴァキア語と英語の解説、歌詞原文((*)イディッシュ語/(+)スロヴァキア語/(#)英語/(**)ラテン語)とスロヴァキア語訳・英語訳を完備したスリップケース入りハードカバー・ブック仕様。


PM 0028-2
マリアーン・ヴァルガ&モイゼス弦楽四重奏団
 マリアーン・ヴァルガ(1947-):
  Christmas suite
   Overture / Christmas Trains / Musaquetes I. / March / Hell or Heaven
   Heart of the Mirror / Musaquetes II. / Chimney Sweep / Conclusion
  Yellow Lily / The Clover / Water / Help Me / Can / Sad Morning Tram
  Inadvertently / Thorns Queen / Homework / Antiphon 2003

マリアーン・ヴァルガ
 (デジタル・ピアノ[Yamaha, P-120]、シンセサイザー[Yamaha, S 80])
モイゼス弦楽四重奏団

録音:2006年9-10月、IMIスタジオ (C)(P)2006

マリアーン・ヴァルガはスロヴァキアのプログレッシヴ・ロック・グループ「コレギウム・ムジクム」のリーダー。


PM 0034-2
TRIANGO
 アルトゥロ・ベルンステイン:La Gaita
 フリアン・プラサ:Pavadora
 フランシスコ・カナロ/フアン・アンドレス・カルソ:Nobleza de Arrabal
 ティト・リベロ/レオポルド・ディアス・ベレス:La Milonga y Yo
 フリオ&フランシスコ・デ・カロ:El Bajel
 フリアン・プラサ:Nostalgico
 パスカル・デ・グリョペテル・ブレイネル:Lagrimas y Sonrisas
 ペテル・ブレイネル:When? Newer?
 アルフレド・エウセビオ・ゴッビ:Muy del Aeroplano
 アンヘル・デ・ビリョルド/エンリケ・サントス・ディスセポロ:El Choclo
 アストル・ピアソラ:Oblivion
 ペテル・ブレイネル/ヤーン・シュトラセル:Miss Mendacity
 カルロス・ガルデル:Soledad
 コール・ポーター:So in Love

トリアンゴ
 ペテル・ブレイネル(ピアノ) ボリス・レンコ(アコーディオン)
 スタノ・パルーフ(ヴァイオリン)

録音:2006年8月25-27日、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館 (C)(P)2007

スロヴァキアの演奏家によるタンゴ・アルバム。


PM 0039-2
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ミサ・ソレムニス
  テ・デウム ニ長調(1806)
  ミサ・ソレムニス ハ長調(1806)(*)
  恵み深き処女 ヘ長調[Alma Virgo](オフェルトリウム)(+)

アンドレア・チャヨヴァー(ソプラノ(*/+))
ズザナ・デュナイチャノヴァー(アルト(*))
オンドレイ・シャリング(テノール(*))
ラスチスラフ・ウフラール(バス(*))
アレア合唱団
ブラニスラフ・コストカ(合唱指揮)
ソラメンテ・ナトゥラーリ(管弦楽)
ディディエ・タルパン(指揮)

録音:2007年9月、ブラチスラヴァ(スロヴァキア)
発売:2008年

Brilliant Classics, BRL 94115(2011年発売)と同一音源です。フランスの指揮者ディディエ・タルパンは2007年以来ソラメンテ・ナトゥラーリとの関係を深めており、2010年にはフンメルのオペラ「ギーズ家のマティルド」(Brilliant Classics)も発売されました。


PM 0047-2
ポドリーネツのイタリアン・コンチェルト
 P・フェルナンドゥス・パンキェヴィチ(1706-1773):4声の協奏曲
 ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):協奏曲ヘ長調 Op.8 No.11
 トマゾ・アルビノーニ(1671-1751):4声の協奏曲
 ヨゼフ・メック(1690-1758):協奏曲ヘ長調 Op.1 No.1
 ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ(1685-1751):協奏曲ハ長調 Op.1 No.6
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲ホ短調 RV275
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):協奏曲ト長調 TWV51:G8
 ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ):協奏曲ヘ長調 Op.1 No.10
 アントニオ・ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調 RV Anh.130(*)
 ジュゼッペ・トレッリ:
  5、6、7つの楽器のための6つの協奏曲 E.Roger No.188 から
   2つのヴァイオリン、ホルン、アルト・ヴィオラ、バス楽器と
   通奏低音のための協奏曲第5番

ソラメンテ・ナトゥラーリ
ミロシュ・ヴァレント(指揮)

録音:2010年11月10-12日、ドルナー・クルパー城、トルナヴァ、スロヴァキア

「スロヴァキアのオックスフォード」と称されたポドリーネツは18世紀における人口がわずか1,500人ほどであったにもかかわらず、典型的な学生の町でした。大学と並んでその中心を担っていたピアリステン修道院は当時のスロヴァキアで最も重要な音楽学校であり、そのおかげでポドリーネツは音楽の中心都市ともなっていました。ピアリステン修道院は17世紀から18世紀に書かれた50の協奏曲からなる楽譜集を所蔵しており、当盤にはその中から選ばれたイタリア様式の協奏曲が収録されています。(*)は世界初録音とのこと。ソラメンテ・ナトゥラーリはミロシュ・ヴァレントが1995年に創設したスロヴァキアのピリオド楽器アンサンブルです。


PM 0050-2
ヴラジミール・ゴダール(1956-):オラトリオ「平和の訴え」(2009)
   前奏曲−「マントラ」(エラスムス作詩「平和の訴え」;ラテン語)(**)
   レチタティーヴォ「兵士」(ヨハン・アモス・コメニウス作詩;ラテン語)(#)
   「市街地の包囲」(ヨハン・アモス・コメニウス作詩;ラテン語)(**)
   「大戦争」(++)/「哀歌」(ウリムの哀歌;シュメール語)(+/**)
   「祈り、アラー」(ヘンリー・ワーズワース・ロングフェロー作詩;英語)(*/**)
   詩篇「主よ、お聞きください」(詩篇101、詩篇51;ラテン語)(*/**)
   「ラクリモーサ」(ラテン語)(+/#/**)
   「この狂乱の時代のための悲しみのパヴァーヌ」
   後奏曲−「マントラ」(エラスムス作詩「平和の訴え」;ラテン語)(*/+/#/**)
   子守歌「小鳥は何を話しているの?」
    (アルフレッド・テニソン作詩;英語)(*/+/**)

エミリー・ヴァン・エヴェラ(ソプラノ(*))
ペトラ・ノスカイオヴァー(アルト(+))
トマーシュ・シェルツ(バス(#))
聖マルチン大聖堂合唱団(**)
デュシャン・ビル(合唱指揮(**))
ソラメンテ・ナトゥラーリ(管弦楽)
ミロシュ・ヴァレント(ヴァイオリン・ソロ(++)、アーティスティック・ディレクター)
アンドルー・パロット(指揮)

録音:2010年7月7-9日、ブラチスラヴァ(スロヴァキア)、聖家族教会

クラシカル音楽と映画音楽の両分野で高名なスロヴァキアの作曲家ゴダールが Europa Cantat(ヨーロッパ合唱協会)の委嘱を受けて作曲した、戦争と平和をテーマとするオラトリオ。2009年オランダのユトレヒトで開催されたユビラーテ・フェスティヴァルにおいて初演されました。ソラメンテ・ナトゥラーリはミロシュ・ヴァレントが1995年に創設したスロヴァキアのピリオド楽器アンサンブル。アンドルー・パロットとミロシュ・ヴァレント&ソラメンテ・ナトゥラーリ、デュシャン・ビルはゴダールが再評価に尽力したスロヴァキアの作曲家ヤーン・レヴォスラフ・ベラ(1843-1936)の教会音楽のCDでも共演していました(次項に記載)。ハーカヴァー・ブック仕様のため価格が高くなっておりますのでご注意ください。


PM 0049-2
ウフロヴェツ舞曲集
 不詳(「サルトゥス・フンガリチ・ア・ディオニシオ」
  (ウフロヴェツ舞曲集;1730)から):
  RUNDA I (Hungaricus 35 / Hungarucus 30 / Hungaricus 19 /
        Rosnyo magyar tantz / Hungaricus 35)
  RUNDA II (M 344 / Netrap zradna Wenusse / Ach ma myla co mysliss /
        Suhagicku holube)
  RUNDA III (Hungaricus 8 / Hungaricus 15 / Hungaricus 29
        Asztaly nota 114)
  Runda Regis
  RUNDA IV (M 295 / Oroszlay / Saltus 262 / M 233 / Hungaricus 34)
  RUNDA V (Marsch 198 / Marsch 199 / Marsch 200 / Hungaricus 6)
  RUNDA VI (M 202 / Nota Kurucz / Hungaricus 22 / M 202)
  Bolerko
  RUNDA VII (Bujdosso / Hungaricus 5 / Hungaricus 14 / Hungaricus 48)
  De Profundis
  RUNDA VIII (M 322 / Dopschensis / M 325)
  RUNDA OLACH (Olach 1 / Olach 2)

ソラメンテ・ナトゥラーリ ミロシュ・ヴァレント(指揮)

録音:2008年10月4-5日、Krest'anskom dome、ポトコニツェ、スロヴァキア

「サルトゥス・フンガリチ・ア・ディオニシオ」は1956年、スロヴァキアの町ウフロヴェツのザイ伯爵のライブラリーで発見された舞曲譜集。1730年に編纂されたもので、当時の中欧の舞曲を伝える貴重な資料です。


PM 0058-2
スーパー・トリアンゴ(超級探戈三重奏)
  A Media Luz / El Choclo / By the Bank of River Shu / Adiós Muchachos
  La Cumparsita / Old Dream Lingers On / Caminito / Volver
  When Will You Come Again? / Melancólico / Orlando Goñi / Maria
  Adiós Nonino / Lo Que Vendrá / Calle Cabildo

ペテル・ブレイネル(ピアノ)
ボリス・レンコ(アコーディオン)
スタニスラフ・パルーフ(ヴァイオリン)
ゲスト:ティナ・グオ(チェロ)

録音:2010年2月12-14日、ファトラ芸術館、ジリナ、スロヴァキア
(C)2011, First Impression Music, Inc. USA (P)2011, Pavian Records


PM 0060-2
アレクサンデル・アルブレフト(1885-1958):伝記 歌曲集
  さようなら(1903?)/春の喜び(190??)/太古の夜(1904)/結婚(1904)
  求めるな(1904)/私の心をよぎるかすかな思い(190??)
  菩提樹の下で(ピアノ四手連弾伴奏1904)(*)/幼い少女に(1905)
  あなたは消えた(1905)/あなたに(1905)
  皆は笑いながら彼らをピアノに向かわせた(1908)/子守歌(1908)
  ばらの時(1909)/窓辺のばら(1910)/帰郷(1909)/呪われた者(1909)
  鳩の墓の所にいる少女(1910)/伝記(1910)/私の心(1910)/夜(1922)
  スピシュの歌(1934)
   少年が遠い国々を旅する,パセリ,小柄な男と大柄な妻,
   私が何の宝も持たなくなってしまえば,召使い

トマーシュ・シェルツ(バリトン)
ダナ・ハヨーシ(ピアノ)
タマス・オラーフ(ピアノ(*))

録音:2011年9月6日、11月21日、帝国劇場、フロホヴェツ、スロヴァキア


PM 0079-2
IVA BITTOVÁ Entwine/Proplétám
  [1] Sluje [2] Hladce [3] Vila [4] Obrace [5] Ruza [6] Duse [7] Devleha
  [8] Leti [9] Crying [10] Favela [11] Farewell [12] Entwine

Iva Bittová

(C)(P)2014

スクリプトルム・ムジクム・エディション SCRIPTORIUM MUSICUM EDITION

1624-001-2
アンドルー・パロット指揮!
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラ
(1843-1936):教会音楽集(1866-1881)
  テ・デウム[Te Deum]
  あなたは私の救い[Adiutor meus]
  私を清めてください、主よ、ヒソポで[Asperges me, Domine, hyssopo]
  言葉は肉となり[Verbum caro]
  キリストは私たちのために[Christus factus est]
  めでたし、王[Ave Rex]
  来てください、聖霊よ[Veni sancte Spiritus]
  地は震え[Terra Tremuit]
  聖なるイエスの御名のリタニア[Litaniae de Sanctissimo Nomine Jesu]
  レクイエム[Requiem]

エミリー・ヴァン・エヴェラ(ソプラノ)
ブラチスラヴァ音楽院室内合唱団
デュシャン・ビル(合唱指揮)
ソラメンテ・ナトゥラーリ(管弦楽)
ミロシュ・ヴァレント(アーティスティック・ディレクター、ヴァイオリン・ソロ)
アンドルー・パロット(指揮)

録音:2008年12月2日、ブラチスラヴァ(スロヴァキア)、モイゼス・ホール、
    ブラチスラヴァ音楽祭、ライヴ
発売:2009年

ヤーン・レヴォスラフ・ベッラはロマン派の時代から70年にわたって創作を続けたスロヴァキアの作曲家。収録の全曲が世界初録音。ソラメンテ・ナトゥラーリはミロシュ・ヴァレントが1995年に創設したスロヴァキアのピリオド楽器アンサンブル。

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輸入・発売:サラバンド