MPMP
ポルトガルのクラシカル音楽のデータベース作成、楽譜出版、ソフト制作、演奏会企画、演奏団体(MPMPアンサンブル)の運営等を行うMPMP(Movimento Patrimonial pela Musica Portuguesa [ポルトガル音楽の継承活動])が擁するレーベル。MPMP 1に始まるCDシリーズは「Melographia Portugueza」と銘打たれています。

MPMP 1
カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集 Vol.1
  ソナタ ホ短調 K.37/ソナタ ホ短調 K.35/ソナタ イ短調 K.65
  ソナタ イ長調 K.60/ソナタ ニ短調 K.25/ソナタ ニ長調 K.21
  ソナタ ト短調 K.50/ソナタ ト長調 K.46/ソナタ ハ短調 K.15
  ソナタ ハ長調 K.1

ジョゼ・カルロス・アラウジョ(チェンバロ)

録音:2012年5月2-3日、音楽博物館、リスボン、ポルトガル
使用楽器:1758年、ジョアキム・ジョゼ・アントゥネス(1731-1811)製、リスボン音楽博物館蔵

ジョゼ・カルロス・アラウジョはリスボン高等音楽学校、リスボン国立音楽院で学んだポルトガルのチェンバロおよびオルガン奏者。2004年、リスボン高等音楽学校主催カルロス・セイシャス・チェンバロ・コンクール第1位と聴衆特別賞を獲得。リスボン大学文学部で古典哲学を学び、古典ギリシャ語の辞書編纂にも携わるというユニークかつインテリジェンスあふれる人物です。
1758年アントゥネス製のチェンバロは、これまでもクレミルデ・ロザド・フェルナンデス(1987年;Portugalsom, SP 4317、在庫僅少)、ルイ・パイヴァ(1995年;Philips Portugal、廃盤)、ホセ・ルイス・ゴンサレス・ウリオル(2001年;Portugaler、廃盤)といったポルトガル鍵盤音楽のスペシャリストたちによるセイシャスの作品の録音で使用されてきた名器です。


MPMP 2
カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集 Vol.2
  フーガ ハ短調 K.II/ソナタ ハ短調 K.17/ソナタ ト短調 K.49(*)
  ソナタ II ト長調/ソナタ ニ短調 K.30/ソナタ ニ長調 K.20(+)
  ソナタ イ短調 K.71/フーガ イ短調 K.XXII/ソナタ XII ハ長調
  ソナタ ハ長調 K.7/シンフォニア ヘ長調 K.41/ソナタ ニ短調 K.31
  ソナタ イ短調 K.74/ソナタ ハ長調 K.I

ジョゼ・カルロス・アラウジョ(オルガン)

録音:2012年7月4-5日、サン・ベント・ダ・ヴィトリア修道院、ポルト、ポルトガル
使用楽器:1719年、マヌエル・デ・サン・ベント修道士製

CD1枚をセイシャスの作品のオルガン演奏のために使ったのはこれが初めてではないかと思われます。(*)では鈴の鳴るような音、(+)では小鳥のさえずりのような音が聞こえますが、これらはオルガンの音栓に備わった機能で、バロックオルガンの特徴として興味深いものがあります。


MPMP 3
カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集 Vol.3
  ソナタ ハ短調 K.III/ソナタ ハ短調 K.14/ソナタ ト短調 K.51
  ソナタ ニ長調 K.V/ソナタ ニ短調 K.20/ソナタ嬰ヘ短調 K.XIV
  ソナタ イ長調 K.XX/ソナタ イ短調 K.XXIII

ジョゼ・カルロス・アラウジョ(チェンバロ)

録音:2013年2月11日、音楽博物館、リスボン、ポルトガル
使用楽器:1758年、ジョアキム・ジョゼ・アントゥネス(1731-1811)製、リスボン音楽博物館蔵


MPMP 4
ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959-):モザイク
  横断[Intersections](チェロ、打楽器とエレクトロニクスのための)(*)
   デュオ・ピッティンガー・ロシャ
    エリーゼ・ピッティンガー(チェロ) フェルナンド・ロシャ(打楽器)
  モザイク[Mosaic](ピアノとトイ・ピアノのための)
   アナ・クラウディア(ピアノ、トイ・ピアノ)
  エンジェル・ロック[Angel Rock]
   (マリンバ、バスクラリネットとエレクトロニクスのための)
   ペドロ・カルネイロ(マリンバ) ヌノ・ピント(クラリネット)
  永遠の光輝に昇る深淵[Abyssus Ascendens ad Aeternum Splendorem]
   (ピアノ、管弦楽とエレクトロニクスのための)
   アナ・テレス(ピアノ) ベイラス・フィルハーモニー管弦楽団
   アントニオ・ローレンソ(指揮)
  私は命の声である[Vox Sum Vitae]
   (ヴィブラフォンとエレクトロニクスのための)
   ヌノ・アローゾ(ヴィブラフォン)
  虹[Íris]
   (クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノとエレクトロニクスのための)
   エステル・ジェオルジェ(クラリネット) アニバル・リマ(ヴァイオリン)
   ヴァルジャン・バルティキアン(チェロ) ミシェル・ガル(ピアノ)

録音:2003年5月(##)、2010年11月(+)、2011年1月(**)、7月(#)、10月(++)、
     アヴェイロ大学、アヴェイロ、ポルトガル(+/#/**/++/##)
    2012年3月、ミナス・ジェライス連邦大学、ブラジル(*)

主に電子音楽の分野で活躍リスボン生まれの作曲家ジョアン・ペドロ・オリヴェイラがアコースティック楽器を採り入れた作品を選んだアルバム。


MPMP 5
カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集 Vol.4
 ポルトガル国立図書館所蔵写本5015番所収のソナタ集

  ソナタ ホ長調 BNP Ms.5015 IX(*)/ソナタ ホ短調 BNP Ms.5015 VII(*)
  ソナタ イ長調 BNP Ms.5015 XI(*)/ソナタ ニ短調 BNP Ms.5015 VI(*)
  ソナタ ヘ長調 BNP Ms.5015 VIII(*)/ソナタ変ロ長調 BNP Ms.5015 IV(*)
  ソナタ ト短調 BNP Ms.5015 I(+)/ソナタ ト長調 BNP Ms.5015 II(+)
  ソナタ ハ短調 BNP Ms.5015 V(+)/ソナタ ハ長調 BNP Ms.5015 XII(+)
  ソナタ イ短調 BNP Ms.5015 III(+)/ソナタ ニ長調 BNP Ms.5015 X(+)

ジョゼ・カルロス・アラウジョ(チェンバロ)

録音:2013年7月24-25日、8月14-15日、ヴィアンナ・ダ・モッタ・ホール、
     リスボン高等音楽学校、リスボン、ポルトガル
使用楽器:2006年、トン・アミール&ヨハネス・クリンクハーマー(アムステルダム)製
       (モデル:1738年、クリスティアン・ファーター製)(*)
      1992年、ラインハルト・フォン・ナーゲル(パリ)製
       (モデル:1693年、推定ジョヴァンニ・ジュスティ製)(+)


MPMP 6
カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集 Vol.5
  ソナタ ニ短調 K.23/ソナタ ニ短調 K.22/ソナタ変ロ長調 K.77
  ソナタ変ホ長調 K.33/ソナタ ハ短調 K.15/ソナタ変ホ長調 K.32
  ソナタ イ短調 K.72/ソナタ イ長調 K.58/ソナタ ホ短調 K.XI
  ソナタ ホ短調 K.XII/ソナタ ホ長調 K.X/ソナタ ロ短調 K.80

ジョゼ・カルロス・アラウジョ(フォルテピアノ)

録音:2013年10月27-28日、音楽博物館、リスボン、ポルトガル
使用楽器:1763年、エンリケ・ヴァン・カステール製、リスボン音楽博物館蔵

チェンバロ、オルガンに続いてフォルテピアノによるセイシャスが登場。エンリケ・ヴァン・カステール(Henrique van Casteel;1722-1790)はフランスのトゥルネに生まれた鍵盤楽器製作家。彼の生涯について伝わっていることはほとんどないのですが、1757年から1767年までリスボンで、その後ブリュッセルで1770年代後半まで製作したことが確認されています。


MPMP 7
カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集 Vol.6
  ソナタ ハ短調 K.18/ソナタ ト短調 K.54/ソナタ ハ短調 K.14
  ソナタ ヘ長調 K.39/ソナタ ハ長調 K.2/ソナタ イ短調 K.67
  ソナタ ハ長調 K.8/ソナタ イ短調 K.75/ソナタ イ長調 K.63
  ソナタ イ短調 K.66/ソナタ ハ長調 K.4/ソナタ ヘ長調 K.40
  ソナタ ニ短調 K.VIII/ソナタ ト長調 K.48

ジョゼ・カルロス・アラウジョ(オルガン)

録音:2014年1月10-12日、アロウカ修道院、アロウカ、ポルトガル
使用楽器:1739-1741年、ドン・マヌエル・ベント・ゴメス・フェレイラ製
        (2009年、ゲアハルト・グレツィング修復)

典型的なイベリア・バロック・タイプの楽器である、ポルトガル第二の都市ポルト近郊アロウカの修道院のオルガンによるセイシャス。


MPMP 8
カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集 Vol.7
  ソナタ ト短調 K.XVI/ソナタ ニ短調 K.VIII/ソナタ ニ短調 K.28
  ソナタ ヘ短調 K.43/ソナタ イ長調 K.59/ソナタ III イ短調
  ソナタ ハ長調 K.8/ソナタ イ短調 K.66/ソナタ IX ホ長調
  ソナタ ハ短調 K.11/ソナタ ハ短調 K.II

ジョゼ・カルロス・アラウジョ(チェンバロ)

録音:2014年、音楽博物館、リスボン、ポルトガル
使用楽器:1758年、ジョアキム・ジョゼ・アントゥネス(1731-1811)製、リスボン音楽博物館蔵

Vol.1、Vol.3と同じアントゥネス製チェンバロを使用。


BENJAMIN 1
セルジオ・アヴェゼド(1968-):動物たちの謎々 児童合唱作品集
  9つの易しい歌 [9 Canções Fráceis]
   (民間の口上と早口言葉による;全8曲;2009)
  ぼくの庭の歌 [Canções so meu Quintal]
   (セルジオ・アヴェゼドのテキストによる;全12曲;2010)
  動物たちの謎々 [A Charada da Bicharada]
   (アリセ・ヴィエイラの詩集による;全14曲;2010)
  ジョアンの眠り [O Sono do João]
   (アントニオ・ノブレの同名の詩による2声のカンタータ;2008)(*)
  怖い動物たち [Bichos de Arrepiar]
   (セルジオ・アヴェゼドのテキストによる18の歌;2008)から
   ティラノサウルス・レクス [Tyrannosaurus Rex]

ヴォクシミニ合唱団(児童合唱)
ヴォクシミクス合唱団(児童合唱(*))
ヌノ・ミゲル・フレイタス(ピアノ)
アルマンダ・パトリシオ(指揮)

録音:2013年、シネ=テアトロ・アヴェニダ、カステロ・ブランコ、ポルトガル

セルジオ・アヴェゼドはポルトガルのコインブラに生まれ、フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994)他に師事した作曲家。


MPMP-HISTORIAS
(CD + BOOK)
ポルトガルの音楽の歴史
 ドン・ディニス[ポルトガル国王ディニス1世](1261-1325):
  Pois que vos Deus, amigo, quer guisar
   ゴンサロ・ピント・ゴンザルヴェス(テノール)
   ヌノ・トルカ・ミランダ(リュート) マヌエル・ペドロ・フェレイラ(指揮)
   原盤:MU Records / Arte das Musas / Cesam, 2008
 ドゥアルテ・ロボ(1565?-1646):Auvidi vocem de coelo
   アルス・ノヴァ(合唱) ボー・ホルテン(指揮) 原盤:Naxos, 1995
 不詳(17世紀):Sã qui turo zente pleta
   キングス・シンガーズ ラルペッジャータ
   クリスティーナ・プルハル(指揮) 原盤:Naïve, 2007
 ピエトロ・ジョルジョ・アヴォンダノ(18世紀):
  交響曲ヘ長調 から 第1楽章(アレグロ)
   ディヴィーノ・ソスピロ エンリコ・オノフリ(指揮)
   原盤:Dymanic. 2011
 カルロス・セイシャス(1704-1742):
  ソナタ ニ長調 K.20 から 第1楽章(アレグロ)(*)
  ソナタ ニ短調 K.25 から 第2楽章(アダージョ)(+)
   ジョゼ・カルロス・アラウジョ(オルガン(*)、チェンバロ(+))
   原盤:MPMP, 2012
 ニッコロ・ピッチンニ(1728-1800):
  オペラ「迫害された匿名の女」から Pastorelle anch'io con voi
   ジョアナ・セアラ(ソプラノ) オス・ムジコス・ド・テジョ
   マルコス・マガリャンイス(指揮) 原盤:Os Musicos do Tejo, 2008
 フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダ(1702?-1755?):
  カンタータ「A quel leggiadro volto」から Lascia per un momento
   ジェンマ・ベルタニョッリ(ソプラノ) ディヴィーノ・ソスピロ
   エンリコ・オノフリ(指揮) 原盤:Dymanic. 2011
 マルコス・ポルトゥガル(1762-1830):オペラ「移り気な女たち」 序曲
   シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア アルヴァロ・カスト(指揮)
   原盤:Marco Polo (Naxos), 2000
 ジョアン・ドミンゲス・ボンテンポ(1775-1842):
  レクイエム「カモンイスの記念に」Op.23 から キリエ
   (旧東)ベルリン放送合唱団&交響楽団
  ハインツ・レーグナー(指揮) 原盤:Portugalsom, 1982
  交響曲第1番 から 第4楽章(プレスト)
   アルガルヴェ管弦楽団 アルヴァロ・カスト(指揮)
   原盤:Naxos, 2004
 ジョアン・ギリェルメ・ダッディ(1813-1887):華麗な幻想曲(抜粋)
  ドゥアルテ・ペレイラ・マルティンス(ピアノ [Grotrian Steinweg, 1876])
   原盤:MPMP, 2013 (未発売音源)
 アルフレド・ケイル(1850-1907):オペラ「ア・セラナ」序曲
   ポルトガル国営放送交響楽団 フェルナンド・カブラル(指揮)
   原盤:ポルトガル放送 (未発売音源)
 ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モッタ(1868-1948):
  交響曲「祖国」から 第4楽章(アンダンテ・ルグーブレ)(抜粋)
   ハンガリー国立交響楽団 マーチャーシュ・アンタル(指揮)
   原盤:Portugalsom, 1990
 ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):人工の楽園(抜粋)
  アイルランド国営放送交響楽団 アルヴァロ・カスト(指揮)
  原盤:Naxos, 2009
 ルイ・コエリョ(1889-1986):バレエ「鉄の靴をはいたお姫様」(抜粋)
  ポルトガル国営放送交響楽団 シルヴァ・フェレイラ(指揮)
  原盤:Portugalsom. 1988/2008
 フェデリコ・デ・フレイタス(1902-1980):愚かな少女の踊り(抜粋)
  ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
  アルヴァロ・カスト(指揮) 原盤:Naxos, 2013
 ジョリ・ブガラ・サントス(1924-1988):
  交響曲第5番「ヴィルトゥス・ルジタニエ」から
   第4楽章(アレグロ)(抜粋)
   ポルトガル交響楽団 アルヴァロ・カスト(指揮) 原盤:Naxos, 1998
 フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
   Os homens que vão p'rá guerra
   リスボン・カンタト室内合唱団 クララ・アルコビア・コエリョ(指揮)
   原盤:MU Records / Arte das Musas / Cesam, 2008
 ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):Floreal(抜粋)
   リスボン現代音楽グループ ジャン=セバスティアン・ベロー(指揮)
   原盤:La Mà de Guido, 2010
 コンスタンサ・カプデヴィレ(1937-1992):リベラ・メ(抜粋)
   グルベンキアン合唱団 オプス・アンサンブル
   ジョルジェ・マッタ(指揮) 原盤:Portugalsom, 1991

マリオ・ジョアン・アルヴェス著・マダレナ・マトゾ画によるポルトガルの子供向けポルトガル音楽史入門絵本(もちろんポルトガル語のみ)にCDが付いたハードカバーブックCD。
本体・外装に規格品番表記がございませんが、弊社では「MPMP-HISTORIAS」として管理いたします。

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