ラ・マ・デ・ギド

LMG 2011
海の景色〜室内管弦楽のための作品集
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):海の景色
 リカルド・ラモンテ・デ・グリグノン(1899-1962):
  モノクローム/レント・エスプレッシヴォ
 エンリク・モレラ(1865-1936):弦楽四重奏曲 Op.11/踊り/メランジュ

ゴンサル・コメリャス(指揮)
ゴンサル・コメリャス室内管弦楽団

録音:1995年、サンタ・マリア・デ・バルバラ・デル・バリェス教会(ロマネスク建築)

20世紀前半のカタルーニャを代表する3人の作曲家それぞれの代表作を収録。


LMG 2012
スペインのギター音楽
 ディオニシオ・アグアド(1784-1849):ファンダンゴ
 フリアン・アルカス(1832-1882):ボレロ/タンゴ・コレクション
 フランセスク(フランシスコ)・タレガ(1852-1909):
  二人の妹/パヴァーヌ/前奏曲第1番&第7番/マリエタ/アデリタ
 ミゲル・リョベト(1878-1938):
  メリアの遺言/エル・メストレ/盗賊の歌/プラニ

カルレス・トレパト(ギター)

1892年トレス製ギター使用。トレパトはカタルーニャ地方の町リェイダ生まれのギタリスト。


LMG 2014
カベソン:グロサ、ディフェレンシア、ティエント集
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
  イタリアのパヴァーヌによるディスカンテ
  ミラノのガイヤルドによるディフェレンシア
  ティエント第10番 第1旋法/「騎士の歌」によるディフェレンシア
  ティエント第4番「Qui la dira」(アドリアン・ヴィラールトによる)
  「Durmendo un jorno」(フィリープ・ヴェルドロによる)
  「D'ou vient cela」(クローダン・ド・セルミジ?による)
  「再び別れて」(チプリアーノ・デ・ローレによる)
  ティエント第11番「クム・サンクト」
  「ミサ・ロム・アルメ」のベネディクトゥス(ジョスカン・デプレによる)
  ティエント第9番 第5旋法/「Hiersalem luge」(ジャン・リシャフォルによる)
  ティエント第5番 第2旋法
  「スザンナはある日」(オルランドゥス・ラッススによる) *
  「ご婦人のお望み」/パヴァーヌとそのグロサ
  「Quien llamo al partir partir」 **
  「Pues a mi desconsolado」 **/イタリアのパヴァーヌによるディフェレンシア
  「はかない喜びのために」(トマ・クレキヨンによる)
  「Je suys aime」(トマ・クレキヨンによる)
  「愉快な羊飼い」(トマ・クレキヨンによる)
  「Je fille quanile medona」(フィリップ・ファン・ヴィルダーによる)
  *エルナンド・デ・カベソン(1541-1602)によるグロサ
 **フアン・デ・カベソン(1510/19-1566)作曲と推測される

トリオ・ウンダ・マリス
 エドゥアルド・マルティネス(チェンバロ、オルガン、クラヴィコード)
  ジュアン・ビベス(リコーダー) ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フェラン・キロガ(ビウエラ) ミリアム・ロペス(パーカッション)

録音:1995年、バルセロナ、マレ・デ・デウ・デ・レスペランサ礼拝堂

ピリオド楽器使用。カベソンはスペイン国王カルロス1世とフェリペ2世の宮廷オルガニストとして活躍した、初期スペイン音楽におけるもっとも重要な作曲家。グロサ、ディフェレンシア、ティエントとは、いずれも当時のスペイン独特の変奏形式をさす音楽用語。ウンダ・マリスは1984年に結成されたトリオ。


LMG 2015
モレラ&パイサ:歌曲集
 エリク・モレラ(1865-1936):荷車引きの歌/新しい恋人/セレナタ/他
 ジャウメ・パイサ(1880-1969):3つのバラード/ばら/記録/盗賊の歌/他

ジュアン・カベロ(テノール) マネル・カベロ(ピアノ)

バルセロナ生まれの二人の作曲家による歌曲。


LMG 2017
サンティアゴ・デ・ムルシア(1685-?):パッサカリアとその他のギター曲集
  ファンダンゴ/Cumbee/ソナタ/組曲(前奏曲と続きの曲)ハ短調
  コレッリのジグ/カナリオ/サンガリエジャとシャンベルガ
  パッサカリア ト長調/コレッリのトッカータ/パッサカリア ニ短調
  ガイヤルド/サランベク/騎士/パッサカリア ホ短調/マリオナ ハ長調
  不可能なこと/悲嘆/夜会/ラ・ホタ/Baylad Caracoles

ウィリアム・ウォーターズ(ギター)

録音:1996年、サンタ・マリア・デ・バルベラ・デル・バリェス教会(ロマネスク建築)

スティーヴン・バーバー製のバロック・ギターを使用。サンティアゴ・デ・ムルシアの生涯についてはほとんど知られておらず、メキシコに渡って没したとも推測されている。J.S.バッハやヴァイスと同時代にあたるだけに、作品は洗練され、ときに華麗。


LMG 2018
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):オルガン曲集
  「オルガンの技法、オルガンの理論とその音楽的実践としての
    ティエントとディスクルソ集」(1626) から

モンセラト・トレント(オルガン)

ポルトガル生まれとの説のあるコレア・デ・アラウホはスペインにおけるバロック・オルガン音楽の確立者の一人とみなされている。ディスクルソとは、ティエントをさらに技巧的に発展させた形式をさす音楽用語。


LMG 2020
アフェッティ・ムジカーリ 17&18世紀カタルーニャとヨーロッパの音楽の旅
 ダリオ・カステッロ(17世紀):2声のソナタ(第2巻 第3番)
 フアン・オリベル・アストルガ(1733-1830):トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.3 No.4
 マテウ・ソレル(1720頃-1799):ファゴットと通奏低音のためのソナタ ハ長調
 ジュゼプ・プラ(1720頃-1760頃):トリオ・ソナタ第12番ト長調
 フランセスク・マリネル(?-1789):トッカータ ハ短調
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  トリオ・ソナタ ニ短調/四重奏曲ニ短調

バルセロナ・コンソート
 ジョルディ・コロメ(リコーダー) ジョルディ・アルジェラガ(オーボエ、リコーダー)
  ジュゼプ・ボラス(ファゴット) マドロナ・エリアス(チェンバロ)

録音:1994年、バルセロナ、エスペランサ教会

バルセロナ・コンソートは1982年の結成。2つの旋律管、1つの低音管と鍵盤という編成で、木管アンサンブルとしても楽しめる。


LMG 2021
ロベルト・ジェラルド(1896-1970):室内楽作品集
  三重奏曲/チェロ・ソナタ/ジェミニ

トリオ・ジェラルド

ロバート・ジェラードと通常は英語読みされる、カタルーニャ生まれの作曲家。1939年にスペイン内戦で共和国側が敗れるとともにイギリスに移住、1960年に正式に帰化した。近年、再評価が著しく、イギリスのレーベルを中心に録音が増えている。


LMG 2022
ジェラルド、オムス:歌曲集
 ロベルト・ジェラルド(1896-1970):L'infantament meravellos de Schahrazada
 ジョアキム・オムス(1906-):Ocells perduts

イサベル・アラゴン(ソプラノ) アンヘル・ソレル(ピアノ)


LMG 2023
エンリケ・グラナドス(1867-1916):ピアノ作品集
  スペイン舞曲集/ピアノ曲集「青春の物語」

エミリ・ブルガリャ(ピアノ)

録音:1997年、リェイダのエンリク・グラナドス・オーディトリアム

ブルガリャはバルセロナ出身のピアニスト。マリア・ジュアン・ピリスに認められ、表舞台に登場した。


LMG 2024
エンリケ・グラナドス(1867-1916):ピアノ伴奏歌曲全集
  トナディリャ集(12曲)/愛の歌曲集(7曲)
  スペイン語歌曲(7曲)/カタルーニャ語歌曲(6曲)

マリア・リュイザ・ムンタダ(ソプラノ) カルレス・スリニャク(ピアノ)

録音:1997年、リェイダのエンリク・グラナドス・オーディトリアム


LMG 2025
フルートとピアノのためのカタルーニャ音楽
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):
  6つのソネット(1922;ホアキン・サマコイス[1894-1976]編曲)
  サルダナ(1912)
 ジュアン・マネン(1883-1971):見晴らし台(1949)
 マヌエル・オルトラ(1922-):ソナチナ(1950)/3つの季節(1989)

ベルナト・カスティリェジョ(フルート) アドルフ・プラ(ピアノ)

録音:1998年、リェイダのエンリク・グラナドス・オーディトリアム


LMG 2026
マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):歌曲集

シャンタル・ボタンク(ソプラノ) ジュアン・アミルス(ピアノ)


LMG 2027
ギターのためのハバネラのリズム
 1830年から1936年までに書かれた作品集

 イラディエル(1809-1865):
  傷だらけの1ペセタ硬貨(アルカス編曲)*
 ビニャス(1823-1888):エル・アルタネンセ*/バナナ*
 アルカス(1833-1882):キューバの女*
 フェレル(1835-1916):2つのタンゴ*
 マース(1846-1923):ホーム・パーティー*
 アリエタ(1823-1894):タンゴ(タレガ編曲)
 タレガ(1854-1909):タンゴ
 マンホン(1866-1919):ローラ*
 アルベニス(1860-1909):タンゴ(セゴビア編曲)
 ファリャ(1876-1946):ドビュッシーの墓碑銘へのオマージュ
 プジョル(1894-1980):タンゴ
 イラディエル:ラ・パロマ(サインス・デ・ラ・マサ編曲)
 サインス・デ・ラ・マサ(1903-1982):ハバネラ*
 モレノ・トロバ(1891-1982):ニニャ・メルセ*

ジュアン・フリオ(ギター)

世界初録音*


LMG 2028
テラデリャス、ファブレガ:作品集
 ドメネク・テラデリャス(1713-1751):
  オペラ「セソストリ」から序曲/Fra l'ombra del timore*/Quel sasso*
  ソプラノ二重唱曲*+/モテット「嵐の夜」+
  カンタータ「あざむかれ、さげすまれ」#
 ジュゼプ・ファブレガ(?-1791):交響曲ハ長調

カルメ・クシド(ソプラノ)* ラウリ・レビオル(ソプラノ)+
ホセ・ロメロ(男性ソプラノ)#
グレゴル・ドゥブクレット(指揮) コンチェルト・ブランデンブルク

カタルーニャのバロックと古典派の作曲家。ファブレガはカタルーニャの交響曲作曲家第一世代のなかでもっとも多産であった。コンチェルト・ブランデンブルクはベルリンのピリオド楽器オーケストラ。ドゥブクレットはアメリカの指揮者。


LMG 2029
フルートとギターのためのスペインの音楽
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):詩的なワルツ集
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1998):夜明けのセレナータ/古い歌
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-):ノアの弓
 サルバド・ブルトンス:3つのディヴェルティメント
 F・ガスル:恋するカリフ/エレジー

モンセラト・ガスコン(フルート)
シャビエ・コイ(ギター)

録音:1998、サンタ・コロンバ・デ・マラタ教会


LMG 2030
カタルーニャの伝承歌と民謡集(合唱による)

ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス指揮 リーダー・カメラ合唱団

録音:1998年、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂


LMG 2032
歌、踊りと祭り〜クラリネット、バセットホルンとピアノのためのイベリア音楽
 アルベルト・グミ(1965-):Salts de Patum/歌と踊り
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-):リトルネロ
 ラモン・ユメト(1968-):2つのアンダルシア民謡/小妖精
 ジュアン・アルベルト・アマルゴス(1950-):4つの民謡
 エンリク・パロマル:(1964-)子守歌とセビリャナ

トリオ・ウェルテル
 ケラルト・ロカ(クラリネット) アルベルト・グミ(バセットホルン) シルビア・ビダル(ピアノ)

録音:1998年、バルセロナ、スタジオ・ビット・ア・ビト


LMG 2033
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):歌曲集
  (全24曲)

マリア・リュイザ・ムンタダ(ソプラノ) カルレス・スリニャク(ピアノ)

録音:1999年、リェイダ、エンリク・グラナドス・オーディトリアム


LMG 2034
アヴェ・プレスル・バルシノネ 中世カタルーニャの音楽
 バルセロナのカタルーニャ博物館ほか所蔵の手稿譜による
  単旋律聖歌(全20曲)

モンセラト・オリベラス(指揮)
タリェル・デスドゥイス・メディエバルス(女声合唱)
イサベル・アラゴン(独唱)

録音:1999年、サンタ・コロマ・デ・マラタ教会


LMG 2035
カトリック両王とカルロス5世の時代のスペイン宮廷音楽
 「王宮の歌曲集」(15-16世紀)から
 ルイス・ベネガス・デ・エネストロサ:
 「新しい数字式タブラチュアによる曲集」(1557)から
 「カラブリア公の歌集」(1556)から
 「カサ・デ・メディナセリの歌集」(16世紀)から
 ディエゴ・オルティス:「変奏の技法」(1553)から
 「コロンビナ歌集」(15-16世紀)から

ジョルディ・レグァント(指揮)
カペラ・ヴィルレ
 アレシャンドリア・ポロ、マルガリタ・リャド、ジュゼプ・ベネット、ジョルディ・リカルト(ヴォーカル)
 ジョルディ・アルジェラガ(リコーダー、シャリュモー) ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 フェラン・キロガ(ビウエラ) ジャウメ・ブラグラット(パーカッション)
 ジョルディ・レグァント(チェンバロ、オルガネット)

録音:1999年、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂

スペインの黄金時代の幕開けにふさわしい、華麗で活気に満ちた音楽。


LMG 2036
ジュアン・プラ(1700頃-1770?)&ジュゼプ・プラ(1728-1762):
 トリオ・ソナタ集

  第29番ト長調/第2a番ニ短調/第4番ヘ長調/第15番ト長調
  第16番イ短調/第13番ハ長調/第12番ト長調

バルセロナ・コンソート
 ジョルディ・コロメ、ジョルディ・アルジェラガ(リコーダー)
 ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ) マドロナ・エリアス(チェンバロ)

録音:1999年、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂

さらにマヌエル・プラを加えたプラ三兄弟はみなオーボエ奏者兼作曲家としてスペイン国内外で活躍した。収録曲は 兄弟の共同作品と考えられている。


LMG 2037
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):ピアノ伴奏歌曲全集
  ロンダのパン(1915)/わが子を腕に抱く母親たちの祈り(1914)
  7つのスペイン民謡(1914-1915)/3つの歌(1909-1910)
  おまえの黒い瞳(1902-1903)/前奏曲(1900頃)/大波(1900頃)
  神よ、なんと孤独に(1900頃)

モンセラト・トルエリャ(ソプラノ) マヌエル・ガルシア・モランテ(ピアノ)

録音:1999年、カペリャデス、パペル・デ・ムシカ


LMG 2038
マヌエル・カナレス(1747-1786):6つの弦楽四重奏曲 Op.3 から
   第1番ニ長調/第2番変ホ長調/第3番ハ短調

カンビーニ・クァルテット
 ミゲル・シマロ、エヴァ=マリア・レル(ヴァイオリン)
 ローター・ハース(ヴィオラ) ミヒャエル・ルプレヒト(チェロ)

録音:1998年、ドイツ、ニッテナウ

カナレスはトレドに生まれ、マドリッドの宮廷でボッケリーニの同僚音楽家となった。彼の弦楽四重奏には ボッケリーニとハイドンの影響が見受けられる。後半3曲は LMG 2049に収録。


LMG 2039
アントニオ・ソレル(1729-1783):ソナタ集
  第18番ドリア旋法/第76番ヘ長調/「アストゥリア皇女のために」
  第25番ドリア旋法/第85番嬰ヘ短調/第78番嬰ヘ短調/第20番嬰ハ短調
  第89番ヘ長調/第86番ニ長調/第15番ドリア旋法

やまおかみゆき(ピアノ)

録音:2000年、カペリャデス、パペル・デ・ムシカ


LMG 2040
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962):作品集
  「ゴヤ」(10の楽器のための不愉快な6つの小品)
  メロディ(コントラバスとピアノのための)#*
  即興曲(チェロとピアノのための)+*
  世紀末のバガテル集(チェロとピアノのための)+*
  トッカータ(フルートのための)**

バルシノ・アンサンブル
 ジュゼプ・パソス(チェロ)+ トニ・グラシア(コントラバス)# アドルフ・プラ(ピアノ*、ディレクター)
 ベルナト・カスティリェジョ(フルート)** アンヘル・フランシスコ・ロペス(クラリネット)
 シャビエ・カスティリョ(バスクラリネット) ペレ・ベニテス(ファゴット)
 ピラル・バレロ、やまおかみゆき(ピアノ)
ペルクシオンス・デ・バルセロナ
 ロベルト・アルメンゴル、ラモン・トラミランス、フェラン・アルメンゴル(パーカッション)

録音:2000年、バルセロナ高等音楽院、エドゥアルド・トルドラ・オーディトリアム

「ゴヤ」と即興曲の楽譜がPDFファイルで収録されているCDプラス仕様(Windows/Mac)。


LMG 2041
アントニオ・ソレル(1729-1783):2台のチェンバロのための6つの協奏曲

マリウ・バセル、ジョルディ・レグァント(チェンバロ)

録音:2000年、サンタ・マリア・デ・テラッサ教会(ロマネスク建築)


LMG 2042
出会い−フルートとピアノのためのポルトガル音楽
 ルイス・コスタ(1879-1960):ソナチナ Op.23
 クラウディオ・カルネイロ(1895-1963):アヴェナ・ルダ
 フェルナンド・ロペス・グラサ(1906-1994):無伴奏フルートのための2つの楽章
 アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):
  幻想曲第1番 Op.54/幻想曲第2番 Op.63
 エウリコ・カッラパトゾ(1962-):ジェルメーヌ・タイユフェールの墓碑銘
 ジュアン・マドゥレイラ(1971-):出会い

ジュアン・ペレイラ・コウティニョ(フルート)
ジョゼ・ボン・デ・ソウザ(ピアノ)

録音:2000年、カペリャデス、パペル・デ・ムシカ


LMG 2043
カラブリア公の歌集 から 二重唱曲全集

アレシャンドリナ・ポロ、マルガリダ・リャド(歌)
フェラン・キロガ(ビウエラ) ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュアン・イスキエルド(フルート、リコーダー) アンナ・マルグレス(不明)


LMG 2044
アド・オク・モードゥム カタルーニャの手稿譜によるギター音楽
 サンス、ゲラウの作品

アルフレド・フェルナンデス(バロック・ギター)

アルフレド・フェルナンデスはフアン・カルロス・リベラに続く注目すべきスペインのギター、ビウエラ、リュート奏者。

NOW PREPARING
LMG 2045
ビバンコ、ロボ:モテット集
 セバスティアン・デ・ビバンコ(1550頃-1622)、
 アロンソ・ロボ(1555-1617)の作品

ブルーノ・ターナー(指揮)
ムジカ・レゼルヴァータ

スペイン・ルネサンスの教会音楽。ブルーノ・ターナーは音楽学者・楽譜校訂家で、プロ・カンツィオーネ・アンティクァの指揮者 として高名です。


LMG 2046
ガルシア・ロルカ、ファリャ:スペイン民謡集

ヌリア・ショク・マンペル(ソプラノ)
クリスティアン・ロクソル(ギター)


LMG 2047
エウリコ・カラパトゾ:管弦楽作品集
  無限の表現法I(1998)
  永遠に女性的なるもの(1997)
  ブーメランの形の7つの小品(2000)*
  レオノル・エ・アルコスのための10のヴォカリーズ(1996)

ジョゼ・マサラン(サクソフォン)*
ヴァスコ・ペアルス・デ・アゼヴェド(指揮)
シンフォニエッタ・デ・リスボア

録音:2000年5月27、28日、11月10、12日、カルトゥシャ教会

カラパトゾはポルト大学で歴史学の学位を取得した後、リスボン音楽院で音楽を学んだポルトガルの作曲家。


LMG 2048
ヒネス・ペレス:死者のための聖務曲集
 フアン・ヒネス・ペレス(1548?-1600):
  彼らはわが主を奪い去った/ユデアは嘆く/サルヴェ・レジナ
  「死者のための聖務曲集」
   [今日は魂とともに在りたまえ/われを赦したまえ、主よ/
   われ愛せり/全能の神なる主よ/われ主に向かいて叫ぶ/
   ティエント・デ・ファルサス 第4旋法(セバスティアン・アギレラ作曲)/
   われ眼差しを上げて山を望む/
   正しき者は永遠に記憶されん(フアン・バウティスタ・コメス作曲)/
   深き淵より、われ汝に向かいて叫ぶ/
   フェリペ王は逝去せり(アンブロジオ・コテス作曲)/
   われ汝をたたえん、主よ/マニフィカト/平安のうちに安息あれ/
   今日は魂とともに在りたまえ]

ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指揮)
ヴィクトリア・ムジケ

録音:2000年7月8、9日、セントル・バレンシア・デ・クルトゥラ・メディテラニア

ARS HARMONICAレーベル、AH 081より移行再発売。ヒネス・ペレスはスペインのバレンシアで活躍した作曲家。


LMG 2049
マヌエル・カナレス(1747-1786):6つの弦楽四重奏曲 Op.3 から
   第4番変ロ長調/第5番ト長調/第6番ハ長調

カンビーニ弦楽四重奏団
 ミゲル・シマロ、エヴァ=マリア・ロル(ヴァイオリン)
 ローター・ハース(ヴィオラ) ウルリケ・ミクス(チェロ)

録音:1999年4月8-9日、ペルハ、聖ヨゼフ教会

ピリオド楽器使用。スペインで弦楽四重奏曲を書いた最初の作曲家といわれるカナレスの作品。前半3曲は LMG 2038に収録。なおカンビーニ弦楽四重奏 団は、SEDEM(スペイン音楽学協会)レーベルに「6つの弦楽四重奏曲 Op.1」全曲も録音しています。


LMG 2050
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):
 初期作品集(1914-1923)
  ペセブレ(クリスマスの模型)(1914-1917)/子供の情景(1915-1918)
  郊外(1916-1917)/魔法の歌(1917-1919)/遠くの祭(1920)
  魅惑(1920-1921)/3つの変奏曲(1921)/対話(1923)

アドルフ・プラ(ピアノ)

録音:2002年5月13-14日、リェイダ、エンリケ・グラナドス・オーディトリアム

グラナドスの薦めでパリへ渡り、サティやドビュッシーの影響を強く受けていた20代のモンポウが書いたピアノ作品集。


LMG 2051
1800年頃のカタルーニャの管弦楽作品集
 フェルディナント・ソル(1778-1839):
  オペラ「カリプソ島のテレマコ」序曲
  ヴァイオリン協奏曲*
 マテウ・フェレル(1788-1864):交響曲ニ長調
 カルレス・バゲル(1768-1808):交響曲ト長調

モンセラト・セルベーラ(ヴァイオリン)*
ジュアン・パミエス(指揮)
カタルーニャ室内管弦楽団

録音:1993年12月、バルセロナ高等音楽院エドゥアルド・トルドラ・オーディトリアム

ALBERT MORALEDA レーベルから発売されている全曲盤が隠れたベストセラーになっているソルのオペラ「カリプソ島のテレマコ」の 序曲ほか、めったに聴けない作品が並んだ注目盤です。


LMG 2052
エミリオ・プジョル(1886-1980):
 ギター作品集
  ロマンス/ビリャネスカ/エル・ボリノット/グァヒラ/舟歌
  即興曲/カント・デ・タルドル/タンゴ/小幻想曲/バタリャ
  小ロマンス/風景(タレガの未出版の主題による)/サルベ
  キューバ風/カンソ・デ・ブレッソル/ロマンティックなエチュード
  フェスティボラ/3つの太鼓/鳥の歌

ジュゼプ・アントニ・シク(ギター)

録音:2002年2月26日、10月31日、バルセロナ、希望(エスペランサ)の聖母礼拝堂


LMG 2053
アンブロシオ・コテス(1550頃-1603):
  降臨節と四旬節のミサ
  カンシオン(カンツォン)I−IV
  モテット集(11曲)
 フランシスコ・エルナンデス・パレロ(1533-1597):
  ティエント 第8旋法

ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指揮)
ヴィクトリア・ムジケ

録音:2002年9月20-22日、バレンシア大学サピエンシア礼拝堂

コテスはビリェナ、グラナダ、バレンシアで活躍、最終的にセビリャ大聖堂の楽長を務めた作曲家。ピリオド楽器使用。


LMG 2054
フェルナンド・ソル(1778-1839):
  イタリア語のカンツォネッタ集(9曲)
  セギディリャ集(12曲)

マルガリダ・リャド(ソプラノ)
シャビエ・コイ(ロマンティック・ギター)

録音:2002年10月4-5日、バルセロナ、希望(エスペランサ)の聖母礼拝堂

パトリック・ホプマンス製のピリオド・タイプのギターを使用。


LMG 2055
スペイン民謡集
 ハビエル・ディアス=ラトレ編曲(*以外):
  セギディリャ/ティラナ/カランバのティラナ
  四人のラバ引き/イネス/D・ボイソのロマンス/塩が地に
  エチセタ(トマス・ダマス作曲)/ソロンゴ/チニタスのカフェ
  セビリャの子守歌(ガルシア・ロルカ編曲*)/ハエンの網笠茸
  シナモンの花/私の小屋のそばに/エル・ビト
  サパテアド(G・ヒメネス作曲)/三枚の葉
  La perrita chita/A la nanita nana

イサベル・ペドロ(メゾソプラノ)
ハビエル・ディアス=ラトレ(ロマンティック・ギター)

パトリック・ホープマンス製ロマンティック・ギターを使用しています。


LMG 2056
カタルーニャのバロック音楽
 ジュゼプ・プラダス(1689-1757):
  カンタータ「Ah, del celebre confin」
 ジュアン・プラ(1720頃-1770?)/ジュゼプ・プラ(1728-1762):
  トリオ・ソナタ へ長調
 ジュアン・バルテル(1648-1706):
  Recpirad, flores, fragancias
  Ruy Senor, clarin del albor(フランセスク・ボナストレ校訂)
 サルバド・レイシャク(1725頃-1780):
  ソナタ へ長調(ローター・ジーメンス校訂)
 ジュアキン・ガルシア(1710頃-1779):
  Adjuva nos Deus
  Facta est quasi vidua

ディアテサロン
 ジュゼプ・ベネト(テノール)
 リュイス・カッソ(リコーダー)
 ジョルディ・アルジェラガ(オーボエ、リコーダー)
 クララ・エルナンデス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ミレイア・エルナンデス(チェンバロ)

録音:1991年1月、バルセロナ、アルベルト・ムラレダ・スタジオ

珍しいカタルーニャのバロック音楽。おそらくディアテサロンが自主録音した音源を発売するものです。


LMG 2057
フェリウ・ガスイ(1959-):
 ギター作品集

  ムセルの印象(独奏のための);セラレテス/ロカ・デル・コルブ
  ポーランドの歌(三重奏のための);セギディリャ/ブレリア
  短い四重奏曲;子守歌/モザイク
  神秘的六重奏曲
  Boller(Carles Casos原曲;七重奏のための編曲)
  リョレンサのための子守歌(三重奏のための)

フェリウ・ガスイ(ギター)

バルセロナ生まれのギタリスト・作曲家ガスイの自作自演アルバム。重奏曲は多重録音によります。


LMG 2058
19世紀カタルーニャのピアノ音楽
 ペレ・ティントレル(1914-1991):練習曲第1番/同第7番
 ニコラウ・マネント(1827-1887):王ドン・ジュアン1世の行進曲
 プリミティウ・パルダス(1828-1897):Somnis dayrats(夜想曲)
 ジュアン・バプティスタ・プジョル(1835-1989):バラと真珠(幻想マズルカ)
 ジュゼプ・ガルシア・ロレス(1835-1910):セレナード
 クラウディ・マルティネス(1845-1919):ベラスケスへのオマージュ(讃歌)
 メルシオル・ロドリゲス・ダルカンタラ(1855-1914):アルバムのページ
 フランセスク・アリオ(1862-1908):舟歌
 ジョアキン・マラス(1872-1912):スペインのセレナード
 フランク・マーシャル(1883-1959):カタルーニャ組曲

メラニ・メストレ(ピアノ)

録音:2003年月6-7日、エル・ベンドレル、パウ・カサルス・ホール


LMG 2059
ペレ・ティントレル(1814-1891):
 室内楽作品集
  ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための四重奏曲*
  ヴァイオリンとピアノのための協奏曲大二重奏曲*
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲*
  6つのハバネラ+
  ペペ・レオンティナ(サロンのポルカ)+
  トロバドールのため息+

トリオ・レジェル
 バルバラ・ワルス=ジャグラ(ヴァイオリン)
 リュイス・オリベル・アルジェレス(ヴィオラ)
 カタリン・シェンティルマイ(チェロ)

M・ビクトリア・コルテス(ピアノ*
フレンセスク・ブランコ(ピアノ+

録音:1998年8月、ブジェル、ACA・スタジオ

ティントレルはパルマ・デ・マヨルカに生まれたカタルーニャのピアニスト・作曲家・教育家です。


LMG 2062
カタルーニャのクリスマス合唱曲集
 ジュゼプ・ビラ、マヌエル・オルトラ、シャビエ・パストラナ、シャビエ・サンス、
 ベルナット・ビバンコス、ペレ・ジョルダ、エルネスト・セルベラ、
 ジュゼプ・M・マルティ、ジュアン・ジュスト、フェデリコ・モンポウ、
 ナルシス・ボネット、エンリク・リボ、シャビエ・ボリアルの作品
 バルタサ・ビビロニ、フランセスク・バトレ編曲のマヨルカ民謡、
 ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ編曲のバレンシア民謡

ミレイア・バレラ(指揮)
マドリガル合唱団

録音:2003年10月、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂


LMG 2063
リュイス・ベネジャン(1914-1968):
  合奏協奏曲ト長調
アグスティ・ボルグニョ(1894-1967):
  弦楽合奏のための2つの小品

ジョルディ・コロメ(指揮)
マレスメ室内管弦楽団

録音:2004年7月5-6日、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂

いずれもカタルーニャの作曲家です。


LMG 2064
フアン・バウティスタ・コメス(1582?-1643):
 主の降誕に
  Atended, Oid, Escuchad(ビリャンシコ;8声)*
  今日、われらに天の王が(第1宵課の第1レスポンソリウム;12声)*
  Aunque Yace Entre Pajas(ビリャンシコ;4声)*
  何を見たのか、羊飼いたちよ(第1宵課の第2レスポンソリウム;12声)*
  何を見たのか、羊飼いたちよ(ビリャンシコ;8声)*
  おお、大いなる神秘(第2宵課の第1レスポンソリウム;12声)
  Que el Rey del Cielo(ビリャンシコ;5声)
  聖にして汚れなき(第2宵課の第3レスポンソリウム;12声)*
  Para Regalo y Bien Mio(ビリャンシコ;4声)
  祝福されし御胎(第3宵課の第1レスポンソリウム;10声)*

ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指揮)
ヴィクトリエ・ムジケ

録音:2003年7月25-27日、バレンシア大学サピアンシア礼拝堂

コメスはリェイダ大聖堂楽長、バレンシア司教座礼拝堂、バレンシア大聖堂、国王フェリペ3世の宮廷礼拝堂副楽長を務めた作曲家で、バレンシアにおいて複合唱形式を確立し、独自の形式によるビリャンシコを発展させました。世界初録音*


LMG 2065
エンリケ・グラナドス(1867-1916):ピアノ三重奏曲 Op.50
ロバート・ジェラード(1896-1970):ピアノ三重奏曲
アグスティ・ボルグニョ(1894-1967):田園恋愛詩

L.O.M.ピアノ三重奏団
 ダニエル・リゴリオ(ピアノ) ジュアン・オルペリャ(ヴァイオリン)
 ジョゼ・モル(チェロ)

録音:2004年7月26-27日、カペリャデス、音楽新聞ホール


LMG 2066
ジュゼプ・エスコリウエラ(1674-1743):
 シンタの聖母のためのビリャンシコ集
  Los celestes cortesano
  Al ver que María
  Ruiseñores, garzotas del mayo

マリアン・ロザ・モンタグト(指揮)
ラルモニア・デル・パルナス

録音:2004年3月31日-4月2日、トルトザ、ラバル・デ・ジェズス、テレジア修道院礼拝堂


LMG 2067
ジャシント・ベルダゲルとカタルーニャの歌曲
 フェリプ・ペドレイ(1841-1922):ため息/五輪の薔薇
 アントニ・ニコラウ(1858-1933):房と穂/黒人少女の歌
 ナルシザ・フレシャス(1859-1926):金の紡ぎ機
 フランセスク・アリオ(1862-1908):星の歌/恋人の涙
 ジュアン・ラモンテ・デ・グリグノン(18972-1949):
  わがイエスはどこに?
 アンジェル・ロダミランス(1874-1936):
  愛/バルサム香/ベツレヘムへ/マリアの名(*)
 ジュリ・ガレタ(1875-1925):思い出と夢
 パウ[パブロ]・カザルス(1876-1973):白百合
 トマス・ブショ(1882-1962):紡ぎ機/おおい、漁師たちよ
 アントニ・マサナ(1890-1966):子供の埋葬/諦め

マリア・テレザ・ガリゴザ(ソプラノ)
エミリ・ブラスコ(ピアノ)
パトリツィア・ブロニシュ(ヴァイオリン(*))

録音:エル・ベンドレイ、パウ・カザルス・ホール


LMG 2068
北 対 南
 18世紀イベリア、イタリアとイングランドの舞曲とグラウンド集

 不詳(イングランド):セントポールの尖塔
 不詳(カタルーニャ):
  トカタ・アレマンダ−サラバンダ−トカタ・アルマンダ
 不詳(カタルーニャ):
  ラ・アレマンダ/ロ・エストゥディアン
  コントラ・ダンサ・デルス・カプチンス
  ロ・ビヤノ/パサピエ・デ・エスパニャ
 不詳(イングランド):老王サイモン
 民俗舞曲と民謡(カタルーニャ):
  コントラダンサ・デル・ジェロニ/リゴドン
  サック・デルス・ジェメクス/モシガンガ/ガヤルダ
 不詳(イングランド):フィンガー氏のグラウンドによるディヴィジョン
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):フォリア Op.5 No.12

ルバート・アパッショナート
 アントニア・テジェダ(リコーダー) エヤル・ストレート(ファゴット)
 サーシャ・アグラーノフ(チェロ)

録音:2005年4月1-2日、バルセロナ、ラ・マレ・デ・デウ・デ・レスペランサ礼拝堂

ルバート・アパッショナートは2000年、オランダのハーグ王立音楽院に学ぶバルセロナ生まれのテジェダ、エルサレム生まれのストレート、サンプトペテルブルク生まれでイスラエル育ちのアグラーノフによって結成されたピリオド楽器アンサンブルです。


LMG 2069
16、17&18世紀イスパニアのオルガン音楽に取り込まれた歌と舞曲集
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
  パバナとそのグロサ/ミラノのガイヤルドによるディフェレンシア
 アントニオ・カレイラ(16世紀)?:4声のカンサオン
 アントニオ・バレンテ(16世紀):バッロ・デリントルチア
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):
  ティエント第4旋法、モド・デ・カンシオン/陽気な羊飼い
 フセペ・ヒメネス(1601-1672):フォリアと20の変奏
 ジュアン・カバニリェス(1644-1712):
  パサカリェス第4旋法/同第1旋法/ガリャルデス第8旋法
  パセチス[Passeigs]第3旋法/コレント・イタリアナ第1旋法
 アントニオ・ソレル(1729-1783):ソナタ ト長調
 ナルシス・カサノベス(1747-1799):パス[Pa]ニ長調

ジュゼプ・マリア・マス・イ・ボネト(オルガン)

録音:2005年5月6-7日、カダケス、聖母教会
使用楽器:1689-1691年、ジュゼプ・ボスカ・イ・セリニェナ製(シャビエ・フェレ復元)


LMG 2070
ヴァイオリンとピアノのためのスペイン音楽
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)/パウル・コハンスキ編曲:
  スペイン民謡組曲(7つのスペイン民謡 より6曲)
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):6つのソネット
 アントニ・マサナ(1890-1966):カタルーニャ狂詩曲/子守歌

パトリツィア・ブロニシュ(ヴァイオリン)
エミリ・ブラスコ(ピアノ)

録音:2005年6月1-2日、カペリャデス、音楽新聞ホール

マサナはトルドラと同じくカタルーニャの音楽家。
パトリツィア・ブロニシュ(1975年ルブリン生まれ)はワルシャワのショパン音楽アカデミーでコンスタンティ・アンジェイ・クルカに師事したポーランドのヴァイオリニストで、現在バルセロナ交響楽団員を務めながら室内楽・ソロ活動を行っています。エミリ・ブラスコ(1971年バルセロナ生まれ)もショパン音楽アカデミーで学んだピアニストで、現在モンセラト修道院聖歌隊の教師を務めています。


LMG 2071
カタルーニャのクリスマス・キャロル&ソング集
 マヌエル・サデラ・ピュチフェレ、エンリク・モレラの作品
 サルバド・マス、エンリク・リボ、ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス、
 マヌエル・オルトラ、アントニ・ペレス・モヤ、シャビエ・サンス、
 ジュゼプ・サンチョ・マラコ、フレデリク・アルフォンソ、
 フランセスク・プジョル、ラモン・ノゲラ、リュイス・ミリェト、
 ジュゼプ・クメリャス・リボ、エンリク・モレラの和声付けによる伝承歌
  (全19曲)

ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス(指揮)
リーダー・カメラ合唱団

録音:2005年10月1-2日、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂(望徳の聖母礼拝堂)


LMG 2072
フアン・バウティスタ・コメス(1582?-1643):戦いのミサ
  天の都、エルサレム[Caelestis urbs, Jerusalem](讃歌;器楽)
  この場所は恐ろしきかな[Terribilis est locus iste]
   (イントロイトゥス;グレゴリオ聖歌)
  戦いのミサ[ミサ・デ・バターリャ]から キリエ
  戦いのミサ から グローリア
  この場所は(グラドゥアーレ;グレゴリオ聖歌)
  戦いのミサ から クレド
  その礎を置き(オフェルトリウム;モテット)
  戦いのミサ から サンクトゥス
  Discurso sobre los ocho seculorums
   (聖体奉挙のためのオルガン曲;セバスティアン・アギレラ作曲)
  戦いのミサ から アニュス・デイ
  Corpus namque(ポストコムニオ;モテット)
  テ・デウム(讃歌;作曲者不詳)
  Gozos al angel custodio(器楽)

ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指揮)
ヴィクトリア・ムジケ

録音:2005年1月29-30日、バレンシア大学サピエンシア礼拝堂

バレンシアのレコンキスタ(カトリックによるイスラム教徒からの国土奪還;1238年)四百周年(1638年)を記念するミサを復元する試み。コメスはリェイダ大聖堂楽長、バレンシア司教座礼拝堂、バレンシア大聖堂、国王フェリペ3世の宮廷礼拝堂副楽長を務めた作曲家です。


LMG 2073
ジュアン・マシア(1890-1969):歌曲とヴァイオリン、ピアノのための作品集
  トマス・ガルセスの詩による7つの歌
   遊戯(*),スト破り(*),物語(*),私の恋人(+),忘却(+),
   クリスマスの歌(*),Volies perdre't(+)
  序奏(#)/アモローソ(#)/リゴドン(#)/アレグロ・スピリトゥオーソ(**)
  冬のノート から(**) El gorg negre,カタルーニャ舞曲,物語
  序奏とジーグ(**)/アレグロ(**)/蝶のいる平原(**)
  ソナティナ(**)/四月のノート から 練習曲(**)
  3つの前奏曲 から(**) とんぼ,古風な前奏曲

カルメ・ブスタマンテ(ソプラノ(*))
マヌエル・ガルシア・モランテ(ピアノ(*))
ホセ・カレーラス(テノール(+))
ダビド・ヒメネス(ピアノ(+))
ゴンサル・コメリャス(ヴァイオリン(#))
マリア・カルボネイ(ピアノ(#/**))

録音:1986-1988年、アルベルト・ムラレダ・スタジオ

ジュアン・マシアはバルセロナに生まれたヴァイオリニスト・作曲家。ピアニストのマリア・カルボネイは彼の夫人。


LMG 2074
フランシスコ・バリュス(1671頃-1747):詩篇とミサ
  われ主に感謝す[Confitebor tibi](イントロイトゥス;詩篇138[137])
  ミサ第4旋法(1709)
  われは喜びに満てり[Laetatus sum](イントロイトゥス;詩篇122[121])
  ミサ第1旋法(1709)
  われは信ず[Credidi, propter quod locutus sum](終唱;詩篇116[115])

ジュアン・グリマルト(指揮)
エクサウディ・ノス
 アレシャンドリナ・ポロ、メリチェイ・オラヤ(ソプラノ)
 エリゼンダ・アルキンバウ、モンセラト・ベルトラル(アルト)
 アルベルト・リエラ、ダミア・カルボネイ(テノール)
 シャビエ・パジェス(バリトン) アルナウ・ロドン(コルネット)
 メリチェリ・フェレ(ファゴット) ジュゼプ・M・マルティ(テオルボ)
 サンティアゴ・ミロン(ヴィオローネ) 不明(オルガン)

録音:2006年7月19-20日、テラッサ、サン・ペレ礼拝堂

フランシスコ[フランセスク]・バリュスはバルセロナに生まれ、同地の大聖堂楽長を務めた作曲家。


LMG 2076
ペレ・ラバッサ(1683-1767):
  聖金曜日の第2の哀歌(1714-1724頃)
  死者のためのミサ[レクィエム](1713頃)

マリアン・ロザ・モンタグト(指揮)
アルモニア・デル・パルナス

録音:2006年4月11-14日、スペイン、バレンシア州リリア、聖ミゲル王立修道院

ラバッサはバルセロナに生まれ、フランセスク[フランシスコ]・バリュスに師事した作曲家で、バルセロナ、ビク、バレンシア、セビリャの大聖堂で合唱長を務めました。


LMG 2077
スペインの子守歌
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):子守歌
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):子守歌
 フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):セビリャの子守歌
 ジュアン・ラモンテ・デ・グリグノン(1872-1949):マリアの歌
 ホセ・クビレス(1894-1966):アンダルシアの子守歌
 アルメンゴル・クラベリア(19-20世紀):子守歌
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):黒人の子供のための子守歌
 ジュゼプ・マリア・リョレンス(1918-1974):子守歌
 ガブリエル・オライソラ(1891-1973):子守歌
 ジュアン・ボラス(1868-1973):私の天使!
 カルロス・グアスタビノ(1912-2000;アルゼンチン):私から離れずに
 アントニ・ロドリゲス・サバネス(1957-):黒人の王女のための子守歌
 アペレス・メストレス(1854-1936):La non-non de la morta
 ジュアン・アルティゼン(1891-1971):子守歌
 シャビエ・モンサルバジェ:子守歌
 ジュアン・バルセイス(1882-1972):子守歌
 リュイス・マリア・ソレ(?-1973):子守歌

オルガ・サラ(ソプラノ)
アナ・ガルシア・ウルコラ(ピアノ)

録音:2006年9月29-30日、スペイン、カペリャデス、音楽新聞ホール


LMG 2078
アグスティ・ボルグニョ(1894-1967):
  弦楽四重奏曲第1番(1955)
  弦楽四重奏曲第2番(1963)

ドラゴ弦楽四重奏団
 ダビド・オルメド、ロジェ・ジク(ヴァイオリン)
 バルバラ・オルン(ヴィオラ) ガエタネ・ドゥインスレジェ(チェロ)

録音:2006年10月3-4日、スペイン、サバデイ銀行財団ホール

ボルグニョはスペイン、カタルーニャのサバデイに生まれ、1915年合衆国に移住して活躍した作曲家。


LMG 2079
アルベニス以前のアルベニス
 イサーク・アルベニス
(1860-1919):知られざるピアノ作品集
  シャンパン(1888)/秋(1898)
  夢(1891);子守歌,スケルツォ,愛の歌
  四季/スペイン(思い出)(1987)

シラ・エルナンデス(ピアノ)

録音:2007年3月27-28日、スペイン、カペリャデス、音楽新聞ホール

アルベニスが「イベリア」で名声を確立する前の、演奏される機会が稀な作品で構成されたアルバム。シラ・エルナンデスはバルセロナに生まれ、イタリア、トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院に学び16歳でデビュー、さらにアリシア・デ・ラローチャ、マリア・ジュアン・ピレスの指導も受けたピアニスト。


LMG 2080
ジュアン・セレロルス(1618-1680):ミサ&アンティフォナ集
 ジュアン・セレロルス:殉教者のミサ
 ジュアン・カバニリェス(1644-1712):
  パンジェ・リングァによるティエント(オルガン独奏)
 ジュアン・カバニリェス:[聖母マリアのための4つのアンティフォナ]
  天の元后[Regina coeli]/恵み深き救世主の御母[Alma redemptoris mater]
  サルヴェ・レジナ[Salve regina]/めでたし、天の元后[Ave regina coelorum]
 ベルナベ・イリベリア(1647-1677):
  ティエント・デ・ファルサス第7旋法(オルガン独奏)
 ジュアン・セレロルス:天使のミサ

ペレ・リュイス・ビオスカ(指揮)
フランセスク・バリュス室内合唱団
ダビド・マレト(オルガン)

録音:2007年6月5-6日、バルセロナ、聖セベル教会


LMG 2081
サルダナ歌謡とハバネラ
 リュイス・マリア・ミリェト(1906-1990):La sardana de l'abril
 エンリク・モレラ(1685-1942):La sardana de les monges
  Les fulles seques/L'Empordà/Les neus que es fonen
 マヌエル・サデラ・ピュチフェレル(1908-2000):Somni
 ジュゼプ・サンチョ・マラコ(1879-1960):L'estany de Banyoles
 アグスティ・ボルグニョ(1894-1967):Juntes les mans
 ラファエル・フェレル(1911-1988):Res no és mesquí
 マヌエル・オルトラ(1922-):La colometa
 フェデリク・シレス(1899-1971)/ジュゼプ・グステムス(1960-)編曲:
  La gavina
 ゴンザロ・カジエリェス編曲:Rosina
 シェビエ・モンサルバジェ(1912-2002)、アラン・ラングレ(1927-)編曲:
  La reina del placer
 マヌエル・オルトラ:Amor mariner

リュイス・ビラ(指揮)
サン・ジョルディ合唱団

録音:2007年6-7月、バルセロナ、聖フェリプ・ネリ礼拝堂


LMG 2082
ブラジリアナ フルートとギターのためのブラジル音楽
 セルジオ・アサド(1952-):青いすみれ
 シャヴィエル・コル(1960-):サラ(ボサノヴァ)
 ラダメス・ニャタリ(1906-1988):2つの肖像画
   ピシンギニャ,シキニャ・ゴンザガ
 ジョアン・ペルナンブコ(1883-1947):鐘の響き
 マルコス・オリヴァ(1964-):
  夢見る女(ワルツ)/ブラジレイロ(ショロ・カンサオン)
 ジョアン・アルベルト・アマルゴス(1950-):カタルーニャ風ショリニョ
 セルジオ・アサド:魔方陣
 パウリッロ・バホゾ(1894-1968):ブラジルの子守歌[Para ninhar]
 セルジオ・アサド:ジョビニアナ第2番
 ジョアン・ペルナンブコ:インテロガンド
 マルロス・ノブリ(1939-):デザフィオ XXXIII
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):モディニャ

モンセラ・ガスコン(フルート)
シャビエ・コイ(ギター)


LMG 2083
ジュアン・ルセイ(1730-1809):サルヴェ(二重唱のための)
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ファヘル(1730-1809):
  十字架上のキリストの七つの言葉
メルシオ・ジュンカ(1757-1824):幸いなる御母

キム・ヨンヒ(ソプラノ)
モンセラト・ピ(アルト)
ジュアン・パミエス(指揮)
カタルーニャ室内管弦楽団
 スタニスラフ・ステパネク、イングリッド・バリオヌエボ(ヴァイオリン)
 フェラン・サロ(ヴィオラ) ジョルト・トッツェル(チェロ)
 ラファエル・エステベ(コントラバス)
 ビビアナ・サリジ(ポジティヴ・オルガン、チェンバロ)

録音:2007年9月22、29日、スペイン、バルダローナ音楽院ホール

ルセイはタラゴナ大聖堂、マヨルカの王立アルムダイナ礼拝堂の楽長を務めた後、トレド大聖堂で活躍した作曲家。ガルシア・ファヘルはサラゴサ大聖堂楽長を務めた作曲家。ジュンカはタラゴナ大聖堂楽長を務めた作曲家。


LMG 2084
フェリウ・ガスイ(1959-):
  モーロの城ムセル(ギターと打楽器のための;2004)
  ギターのための8つのコンチェルタント練習曲(2005-2007)
  マヌエル・デ・ファリャの2つの主題による幻想曲(フラメンコ歌唱、
   メゾソプラノ、ギター・クァルテット、ティナハとカスタネットのための;2006)
  子守歌(メゾソプラノとギター・クァルテットのための;1998)
  グロサス(ヴァイオリンとギターのための;1984)
  タベル山(ドラムス、打楽器とギター八重奏のための;2005)

フェリウ・ガスイ(ギター)
ビキ・ロメロ(フラメンコ歌唱)
マリサ・マルティンス(メゾソプラノ)
ルジェ・ブラビア(ドラムス、打楽器)
ジネット・ドキュイペル(ヴァイオリン)

バルセロナ生まれのギタリスト・作曲家ガスイの自作自演アルバム第2作(前作:LMG 2057)。重奏曲は多重録音によります。


LMG 2085
サンティアゴ・デ・ムルシア(1685頃-?):
 サルディバル写本に収められた作品集
  Fandango / Jacaras por la E / Folias gallegas / Al verde retamar
  Las penas / Sarao o el bailete de "El Retiro" / Los ympossibles
  El paloteado / La jotta / Marizapalos / Tarantelas / Gaitas

ダビド・ムルガダス(バロックギター)
アルシデス・ロドリゲス(打楽器)
ジュゼプ・マサナ(ヴァイオリン)
エンリク・ソラ(ハーディ=ガーディ)
アンヘル・ラグナ(シャリュモー、ドゥルサイナ、バグパイプ、リコーダー)
エステル・オリバン(カスタネット)

録音:2008年、カステイビスバル(スペイン)、スタジオ・サウンドラブズ

1940年代に高名な音楽学者ガブリエル・サルディバルがメキシコの書籍商から買い取ったことから名付けられたサルディバル写本には、17世紀前半に活躍したスペインのギタリスト・作曲家サンティアゴ・デ・ムルシアのギター曲が収められています。当アルバムでは、ギターその他撥弦楽器の奏者で古楽のスペシャリストであるダビド・ムルガダスが選曲を行い、作曲当時スペインでよく使われていた楽器を加えて演奏しています。


LMG 2086
モダニズム世代のカタルニャの女性作曲家たち
 ナルシザ・フレシャス(1859-1926):
  La font del romaní / L'ametller / La barca / La son soneta
  Primaveral / L'ombra de Nazaret / Dolorosa / El filador d'or
  Ai, l'esperança
 カルメ・カール(1865-1943):
  Cançó de tarda / La dida de l'infant / La non non dels papallons
  Les ànimes / Les aranyes / La mort de la verge / Non non
 イザベル・グエイ(1872-1956):
  Amunt / La llar / La rosa marcida / Balada / Barcarola
  Cançó trista / Rima
 リュイザ・カザジェマス(1873-1942頃):
  Cançó de mar / La complanta de la lluna / Gentil pageseta
  Enyorament / Vilancet "Nadal" / Amor de pà tria / Rialla d'abril
  Esbarjos

マリア・テレザ・ガリゴザ(ソプラノ)
ハイドルン・ベルガンダー(ピアノ)

録音:2008年9月21日、カペリャデス(スペイン)、音楽新聞ホール

19世紀に生まれ20世紀にかけて活躍したカタルニャの女性作曲家のたち歌曲集。歌詞はもちろんカタルニャ語で、歌うガリゴザもバルセロナ生まれ。


LMG 2087
ラモテ・デ・グリグノン、トルドラ室内管弦楽作品集
 リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962):
  4つの小パストラル/子守歌/3つの magiars 歌/3つの小品
  レント・エスプレッシヴォ/古風な組曲
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):ビラノバ舞曲集

テラサ48室内管弦楽団
アドルフ・プラ(指揮、ピアノ)

録音:2008年11-12月、テラサ市立ホール(スペイン)

同世代で親友でもあった二人のカタルニャ人作曲家。ビラノバはトルドラの生地。

Lamote de Grignon, Toldra: Chamber Orchestra Works /
Terassa 48 Chamber Orchestra, Adolf Pla-->


LMG 2088
グラシア・タラゴ(1892-1973):ギター作品集
  「スペインの地に」から
   エストレメニャ,ムルシアナ,モンタニェラ,プライェラ,
   穏やかな海(舟歌),セビリャナス
  6つの小品
   トナディリャ,マラゲニャ,子守歌,小ロマンス,メヌエット ト長調,童話
  中難易度の12の練習曲 から 第6番(コラール),第9番
  12の演奏会用練習曲 から 第2番(ガヴォット),第9番(即興曲)
  2つの夜想曲 から 第2番ホ長調
  6つの前奏曲 から 第1番ホ長調,第2番イ長調,第3番ホ短調,第4番ロ長調
  3つのサルダナ から Cala Montjoi
  カタルニャのクリスマスの5つのの歌 から 鳥の歌
  2つの動物の踊り; ペンギンの踊り,クジャクの踊り

ジャウメ・トレン(ギター)

録音:バルセロナ、エスペランサ礼拝堂

ソル(1778-1839)、タレガ(1852-1909)、リョベト(1878-1938)といった「カタルニャ・ギター楽派」の流れを汲むコンポーザー=ギタリストとしては20世紀前半最大の存在であるタラゴの作品集。演奏するジャウメ・トレンはタラゴ直伝のギタリスト。


LMG 2089
フェデリコ(フレデリク)・モンポウ(1893-1987):
  歌と踊り(13曲)
  バレエ(13曲:終曲のみ(*))

アドルフ・プラ(ピアノ)
モンセラト・トルエリャ(メゾソプラノ(*))

録音:2009年1月26、28-29日、サンタ・クロマ・デ・グラメネト(スペイン)、カン・ロチ・イ・トレス音楽堂

「バレエ」は詩人リカルド・ペルマニェル、作曲者の兄である画家ジュゼプ・モンポウ(1888-1968)との共作による愛蔵本(1949年出版)のために書かれた、音楽によるイラストレーション。このたびラ・マ・デ・ギド社から出版されるまで未出版であり(第1曲「前奏曲」は後にサラベール社から出版(1952)された「左手のための6つの前奏曲」の初稿にあたります)、当録音が世界初。カタルニャ高等音楽学校(ESMUC)ピアノおよび室内楽担当教授を務めるアドルフ・プラはモンポウのスペシャリスト。


LMG 2090
ロバート・ジョーンズ(1577頃-1617):歌とエア集第2巻(1601)
   Dreames and Imaginations / Fie fie / Love wing'd my hopes /
   Faire women / Who so is tide / Whither runneth my sweet hart /
   Come sorrow come / Now what is love / Loves God is a boy /
   Once did I love / My love bound me with a kisse / Arise /
   Beautie stand further / O how my thoughts doe beat me /
   Daintie darling / Mee thought this other night /
   Over these brookes / To sigh and to be sad /
   My love is neither yoong nor olde / Did ever man / Love is a bable

カンタール・アラ・ヴィオラ
 ナディーヌ・バルベイジ(ソプラノ)
 フェルナンド・マリン(リラ・ヴィオル)

録音:2008年3月5-8日、ウェストン(英国)、聖三位一体教会

ロバート・ジョーンズはルネサンス時代イングランドの作曲家。通常リュート・ソングとして演奏される5巻の歌曲集を出版しました。この第2巻には歌の伴奏としてリュート・パートののタブラチュア、リラ・ヴィオル・パートのタブラチュア、バス・パートが付けられていますが、ここではリラ・ヴィオルのパートだけが演奏されています。全21曲を収録するために詩節のカットも行われており、全体的に落ち着いた雰囲気でさくさくと進んでいく印象。カンタール・アラ・ヴィオラはヨルダン生まれのアメリカ人ソプラノ、ナディーヌ・バルベイジとスペインのヴィオル奏者フェルナンド・マリンによるデュオ。


LMG 2091
フアン・バウティスタ・コメス(1582頃-1643):
 聖体祭のための音楽
(1635頃、バレンシア)
 フアン・バウティスタ・コメス:おお、パン、愛の深淵よ(ビリャンシコ、8声)
 グレゴリオ聖歌:彼は彼らを養った[Cibavit eos](イントロイトゥス)
 フアン・バウティスタ・コメス:
  ミサ「その年は何と豊穣であることか[Que fertil que es el año」(8声)から
   キリエ,グローリア
  アレルヤ(8声)/シオンよ、救い主をたたえよ(セクエンツィア;12声)
  ミサ「その年は何と豊穣であることか」から クレド
  何と良き年(オフェルトリウム;3声のビリャンシコ)
  ミサ「その年は何と豊穣であることか」から サンクトゥス
 フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):
  私のいとしき人(エレヴァツィオ[聖体奉挙];4声のモテット;器楽)
  ミサ「その年は何と豊穣であることか」から アニュス・デイ
  この聖体の秘蹟に(コムニオ;8声のモテット)
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
  パンジェ・リングァ(プロセッシオ[聖体行列];4声の賛歌)
 アンドレウ・ペリス(活躍:1634頃):
  パンジェ・リングァからの2つのヴェルスス(オルガン独奏)
 フアン・バウティスタ・コメス:聖体の秘蹟はたたえられよ(4声)

ヴィクトリア・ムジケ
ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指揮)

録音:2001年8月31日、9月1-2日、バレンシア(スペイン)、
    ラ・ベネフィセンシア文化センター、アルフォンス・エル・マグナニム・ホール

コメスが楽長を務めていた1635年頃のバレンシア大聖堂での聖体祭の音楽を再現する試み。


LMG 2092
カール5世・フェリペ2世時代のスペイン帝国の作曲家たち
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1560):
  ティエント第9番第5旋法 I(オルガン独奏)
 ニコラ・ゴンベール(1500頃-1557):Dicite in magni(第1部)
  (1527年、フェリペ2世の誕生祝賀のための構成)
 アントニオ・デ・カベソン:ティエント第9番第5旋法 II(オルガン独奏)
 ニコラ・ゴンベール:Laeta dies terris(Dicite in magniの第2部)
 アントニオ・デ・カベソン:ティエント第9番第5旋法 III(オルガン独奏)
 ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):千々の悲しみ
 クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553):ミサ「千々の悲しみ」から キリエ
 ニコラ・ゴンベール:ミサ「この上もない悲しみに」から グローリア
  (1530年、ボローニャにおけるカール5世の戴冠式のための構成)
 クリストバル・デ・モラレス:Antequam comedam suspiro
 トマ・クレキヨン(1490頃-1557):Carole magnus erat
 フェルナンド・デ・ラス・インファンテス(1534-1610頃):赦してください、主よ
 ピエール・ド・マンシクール(1510頃-1564):天の女王よ、お喜びください
 エルナンド・デ・カベソン(1541頃-1602):
  ピエール・サンドランの「甘き記憶」(オルガン独奏)
 フィリップ・ロジエ(1561頃-1596):
  主をたたえよ/ミサ「スペインの次なる王フェリペ」から サンクトゥス
 アンブロシオ・コテス(1550頃-1603):フェリペ王は崩御された
  (1598年、フェリペ2世の葬儀のための構成)

ムジカ・レゼルヴァータ・デ・バルセロナ
 ルゼル・ガレイ、イサベル・ジュアネダ(ソプラノ)
 ジョルディ・アベリョ、メルセ・トルジリュ(アルト)
 アルベルト・リエラ、アントニ・トリゲルス(テノール)
 ジョルディ・ブランク、トゥマス・マシェ(バス)
 マリア・クリソル(ファゴット) イグナジ・ジュルダ(オルガン)

ピーター・フィリップス(指揮)

録音:2008年2月7-9日、バルセロナ、望徳の聖母礼拝堂

スペインの栄光の時代を築いた神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン国王カルロス1世;1500-1558、在位1516-1556)と息子のスペイン国王フェリペ2世(1527-1598、在位1556-1598)。彼らの宮廷の礼拝堂にはヨーロッパの優れた音楽家が集められ、当時の最高水準の音楽が演奏されていました。タリス・スコラーズの指揮者ピーター・フィリップスがバルセロナの古楽声楽アンサンブル、ムジカ・レゼルヴァータ(1991年創設)を指揮した注目すべき録音です。


LMG 2093
ジョゼフ・テシドル(1752-1811頃):
  弦楽四重奏曲第1番変ロ長調
  弦楽四重奏曲第5番ト長調
  弦楽四重奏曲第2番変ホ長調

カンビーニ弦楽四重奏団
 ミゲル・シマロ、ウルリケ・クラーマー(ヴァイオリン)
 ローター・ハース(ヴィオラ) ヤン・クンケル(チェロ)

録音:2009年11月9-12日、ミュンヘン、シュテファヌス教会

ピリオド楽器使用。ジョゼフ・テシドルはマドリードのデスカルサス・レアレス修道院や王宮礼拝堂のオルガニストを務めたスペイン、カタルーニャの作曲家。(生涯に関する情報が少なく、姓名のカタカナ表記が適切かどうかわかりません。姓は「ティクシドル」と表記されることもあるようです。)


LMG 2094
バルタザ・サンペ[バルタサル・サンペル](1888-1966):ピアノ作品集
  愛のレー
  マヨルカ舞曲集
  自作主題による変奏曲
  農民の祭礼

ジュアン・モイ(ピアノ)

録音:2009年7月27-29日、バルセロナ、ラウディトリ、ホール2

マヨルカのパルマに生まれたバルタザ・サンペはバルセロナでグラナドスにピアノを、フェリプ・ペドレイ(1841-1922)に師事。作曲家・教師・批評家・指揮者として活躍しましたが、スペイン内戦終結(1939年)とともにフランスに亡命。さらにメキシコに移住して作曲を続けました。収録のピアノ作品には、彼が若い頃に行ったバレアレス諸島(故郷のマヨルカ島を含む)の民謡の研究が生かされています。


LMG 2095
(2CD)
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(全曲)
  第1番ト長調 BWV1007(+)/第2番ニ短調 BWV1008(*)
  第3番ハ長調 BWV1009(*)/第4番変ホ長調 BWV1010(#)
  第5番ハ短調 BWV1011(#)/第6番ニ長調 BWV1012(+)
 カタルーニャ民謡:鳥の歌

パブロ・カザルス[パウ・カザルス](チェロ)

録音:1936年(*)/1938年(+)/1939年(#) リマスタリング:2009年

カザルスと交友のあった作曲家、プロデューサー、録音エンジニアで当レーベルの主宰でもあるリョレンス・バルサクによる新リマスタリング。


LMG 2096
アセンシオ、ロドリーゴ、タレガギター作品集
 ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):
  バレンシア組曲; 前奏曲/歌/踊り
 Col.lectici íntim; 平静/宝石/平穏/歓喜/焦燥
 神秘主義的組曲; Dípso/ゲッセマネ/聖霊降臨祭
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):
  祈りと踊り(マヌエル・デ・ファリャへのオマージュ)
 フランシスコ(フランセスク)・タレガ(1852-1909):
  アラブ奇想曲/アルハンブラの思い出

ヨルゴス・アルギリアディス(ギター)

録音:2010年、バルセロナ、マレ・デ・デウ・デ・エスペランサ(望徳の聖母)礼拝堂

ロドリーゴと同時代のスペインの作曲家ビセンテ・アセンシオはバレンシアに生まれ、エンリク・ムレラ、ホアキン・トゥリナ、エルネスト・アルフテルに師事しましたが、誰よりもファリャの影響を強く受けた作風で知られています。彼が書いたギター曲はナルシソ・イエペスやアンドレス・セゴビアのレパートリーとなり、現在でも頻繁に演奏されています。


LMG 2097
14−16世紀アラゴン王国のビウエラ・デ・アルコ
 不詳/ラス・ウエルガス写本(18世紀)所収:Benedicamus XIV (Haec est mater)
 ルイス・ベネガス・デ・エネストロサ(1510頃-1577以後)/
  アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):Ave maris stella(1557)
 ディエゴ・オルティス(1510年頃-1570年頃):La España(1553)
 不詳/ウプサラ歌集(1556)所収:Para verme con ventura
 フアン・デル・エンシナ(1468-1529):
  No se puede llamar fe / Es la causa bien amar
 アントニオ・デ・カベソン:Fabordón del 1er tono llano y Glosado en el tiple
 ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561):Romance de Moriana
 ルイス・ベネガス・デ・ネストロサ/アントニオ・デ・カベソン:O gloriosa domina
 不詳/ウプサラ歌集 所収:Como puedo yo bivir / No soy yo quien veis bivir
 アントニオ・デ・カベソン:
  Fabordón del 1er tono llano y Glosado en las voces intermedias
 フアン・デル・エンシナ:Mas vale trocar
 不詳/ウプサラ歌集 所収:
  Que todos se passan en flores / Si la noche haze escura
  Que es de ti, desconsolado
 不詳/ラス・ウエルガス写本 所収:Benedicamus IX
 ルイス・ベネガス・デ・ネストロサ/アントニオ・デ・カベソン:Pange lingua
 アントニオ・デ・カベソン:Fabordon del 5°tono llano
 不詳/ウプサラ歌集 所収:Un dolor tengo en el alma / Dime Robadora

カンタール・アラ・ヴィオラ
 ナディーヌ・バルベイジ(ソプラノ)
 フェルナンド・マリン(ビウエラ・デ・アルコ)

録音:2010年4月6-9日、アルタフリャ(スペイン、タラゴナ県)、聖アントニ隠修士修道院

イベリア半島北東部に栄えたアラゴン王国における、ヴィオラ・ダ・ガンバの祖先とも見なされる擦弦楽器ビウエラ・デ・アルコ(弓で弾くビウエラ)の音楽。


LMG 2098
ジャウメ・ボスク(1825-1895):ギター伴奏歌曲集&ギター曲集
  10の歌(*); モーロの歌/鐘/秋のたそがれ/ロンド/首領の妻
   オバド/愛する人に/セビリャに/去年の花/帰営の歌
  パッサカリア(グノーによるギターと任意のヴァイオリンのためのセレナード)(+)
  つまらない物(歌詞のないロマンス)Op.11/星と花、夢想 Op.12
  自作のオペラによる劇的幻想曲 Op.14/スペインの帰営曲 Op.16
  瞑想 Op.18/バラード Op.19/モーロの嘆き(ギターのための歌)Op.85
  チェロ Op.posth.

マリア・テレザ・ガリゴザ(ソプラノ(*))
ミゲル・ハバロイ(ギター)
パトリツィア・ブロニシュ(ヴァイオリン(+))

録音:2010年8月29-30日、サンタ・マリア・デル・バルバラ・デル・バリェス
    (スペイン、カタルーニャ)、ロマネスク教会
使用楽器:J・L・ロマニリョス製「La playera」

ジャウメ・ボスクはバルセロナ生まれのギタリスト・作曲家。1853年以降パリで活躍し作曲家グノーや画家マネと交友、「ギターの王」と称えられました。


LMG 2099
フアン・バウティスタ・コメス(1582?-1643):エレミヤの哀歌
  聖木曜日の第1の哀歌(11声)(*)
  聖木曜日の第1の哀歌(5声)(*)
  聖木曜日の第1の哀歌(5声)
  聖金曜日の第1の哀歌(4声)(*)
  キリストは私たちのために従順に死につかれた

ヴィクトリア・ムジケ
ホセプ・ラモン・ヒル=タレガ(指揮)

録音:2010年4月、バレンシア大学(スペイン)、ラ・サピエンシア礼拝堂

フアン・バウティスタ・コメスはバレンシアに生まれ同地の大聖堂楽長を務めた作曲家。(*)世界初録音。


LMG 2100
グラナドス(1867-1916):ピアノ作品集
  幻影/幻影−ロマンティック・ワルツ集/セレナタ・アンパロ
  スペイン奇想曲/詩的な情景 第1集/ゴンドラ−詩的情景
  詩的ワルツ集/詩的な情景 第2集/アラゴン狂詩曲

エミリ・ブラスコ(ピアノ)

録音:2010年11月10-12日、サンタ・クロマ・デ・グラマネト(スペイン、バルセロナ県)、
    アウディトリ・カン・ロチ・イ・トゥレス


LMG 2101
ホセ・マリン(1619-1699):トノス・ウマノス(世俗歌集)
  Si quieres dar Marica en lo cierto / Amante, ausente y triste
  Apostemos niña que acierto / Para las indias de Clori
  Ojos pues me desdeñáis / Esta mi necia pasion / Niña como en tus mudanzas
  De Amarilis yo vi la beldad / Ya desengaño mío / Dicen que de Inés
  Pensamiento que en tu daño / Ahora que estáis dormida / No piense Menguilla
  Sepan todos que muero / Mi señora Mariantaños / Válgate amor por Gileta
  Todo eres contradicciones / Bercebú cargue contigo

フェリクス・リーント(テノール)
マヌエル・ビラス(ダブルハープ)

録音:2008年1月、ポンベイロ(スペイン、ルゴ県)、聖ビセンテ教会

ホセ・マリンはスペイン・バロック期の作曲家・歌手・ギタリスト・ハーピスト。強盗・殺人の罪で実刑判決を受けるも逃亡して音楽活動を続けたというとんでもない経歴の持ち主。フェリクス・リーントはスイスとスペインの二重国籍を持つテノール。


LMG 2102
ジュゼプ・マルティ・イ・クリスティア(1884-1918):ピアノ作品集
  青春の思い出/シルエット/3つの前奏曲
  あなたが私と海に来たら/中庭で/パンプロナ

ダニエル・ブランク(ピアノ)

録音:2010年10月11-13日、サンタ・クロマ・ダ・グラマネト(スペイン)、
     ラウディトリ・カン・ロチ・イ・トゥレス

ジュゼプ・マルティ・イ・クリスティアはグラナドスにピアノを、フェリプ・ペドレイ(1841-1922)に和声学と作曲を師事したスペイン・カタルーニャの作曲家・音楽理論家。短い生涯のうちに数多くの楽曲を書き、和声や楽器法の理論書を著し、また1911年に音楽アカデミーを創設し1914年まで自ら教壇に立ちました。


LMG 2103
親密 スペインと中南米のギター音楽
 ミゲル・リョベト(1878-1938):
  泥棒の歌/哀歌/アメリアの遺言/先生/糸紡ぎの女/ロマンス
  セベリナのマズルカ
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
 ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):
  前奏曲(バレンシア組曲 から)/静けさ/穏やかさ
 マヌエル・ポンセ(1882-1948):小さな星
 アグスティン・バリオス(1885-1944):神の愛の施し
 レオ・ブローウェル(1939-):
  アン・アイディア(エリのためのパッサカリア)/子守歌/魔法の瞳
 ホルヘ・カルドソ(1949-):ミロンガ

エカテリーナ・ザイツェワ(ギター)

録音:2010年12月11-12日、サバデイ(スペイン)、スタジオ・アルス・ハルモニカ

エカテリーナ・ザイツェワはジュネーヴ生まれ、バルセロナ在住のロシア系ギタリスト。モスクワで5歳からピアノ、6歳からギターを学び、モスクワ音楽院でナタリア・イワノワ=クラムスカヤに師事し最高栄誉賞を授与され卒業、さらに2002年から2006年までバルセロナのカタルーニャ高等音楽学校でアレックス・ガロベとローラ・ヤングに師事しました。


LMG 2104
ストラヴィンスキー、バルトーク、ミヨー、シュタール
 ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための作品集

 ストラヴィンスキー(1882-1971):兵士の物語(組曲)
 バルトーク(1881-1945):コントラスツ Sz.111
 ミヨー(1892-1974):組曲 Op.157b
 ルネ・シュタール(1951-):ストラクチャーズ第5番 Op.7 No.5

パルミナ・トリオ
 北門郁子(ヴァイオリン) ベアトリス・ロペス(クラリネット)
 服部慶子(ピアノ)

録音:2010年2月、エル・ベンドレイ(スペイン)、ラウディトリ・パウ・カザルス

ブックレットに日本語解説が記載されています。以下転載。
パルミナ・トリオは2004年オーストリア国立ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学にて北門郁子(ヴァイオリン)、ベアトリス・ロペス(クラリネット)、服部慶子(ピアノ)によって結成された、女性3人によるピアノトリオ。これまでにアロイス・ブランドホーファー、ベンヤミン・シュミット、コルデリア・ヘーファーらの各氏に薫陶を受ける。 第7回ヴィナロス国際室内楽コンクール(スペイン)にて優勝、第5回マルコ・フィオリンド国際音楽コンクール(イタリア)室内楽部門にて審査員満場一致で優勝、第12回カルロ・ソリヴァ国際室内楽コンクール(イタリア)にて第3位、第5回ラス・コルツ国際音楽コンクール(スペイン)にて審査員満場一致で優勝など、数多くの受賞歴を持つ。
2004年ザルツブルグでのデビューを皮切りにこれまでヨーロッパ各地でリサイタルを重ね、モンセラート国際室内楽音楽祭、サンタ・クリスティーナ・ダロ国際室内楽音楽祭(スペイン)など著名な音楽祭に出演。スペイン演奏家協会および青少年国際音楽協会の招聘によりスペイン国内で行なったコンサートツアーは大きな反響を呼び、コンサートの模様は新聞や雑誌で取り上げられたほか、スペイン国営放送局、カタルーニャ国営ラジオ局などでも放送された。
日本国内では2007年横浜、名古屋、京都、高松などでデビューリサイタルを行い、その後も定期的に各地のコンサートシリーズなどに出演を重ね、稀有な楽器編成から生み出される多彩で意欲的なプログラミングに各方面から高い評価を得ている。また現代音楽の魅力を広く伝えるため、日本国内はもとよりオーストリアやスペインの教育機関にてレクチャーコンサートを行なうなど、アウトリーチ活動も積極的に行なっている。 弦楽器・管楽器・鍵盤楽器という、それぞれに大きな特色を持った楽器編成を生かして、響きのコントラストや調和を自在に生み出すトリオとして、今後の活躍に大きな注目が集まっている。


LMG 2105
アルベニス(1860-1909):
  「イベリア」から
   エボカシオン[喚起]/エル・アルバイシン/アルメリア
   エル・プエルト[港]/ロンデニャ/トリアナ
  マヨルカ Op.202

アルベルト・ニエト(ピアノ)

録音:データ記載なし


LMG 2106
マヌエル&ジュゼプ・プラ独唱のための教会音楽
 ジュゼプ・プラ(1728-1762):スターバト・マーテル 変ホ長調
   (ソプラノ、弦楽、2つのホルンとオルガンのための)(*)(※)
 マヌエル・プラ(1725頃-1766):
  ペテロよ、あなたは何と多くのものを残したことか[Pedro, cuánto has dejado]
   (ソプラノ、弦楽、2つのホルンと通奏低音のためのアリア)(*)
  サルヴェ・レジナ ト短調(バス、弦楽とオルガンのための)(+)
  幸福な魂を喜べ[Regocíjese el alma venturosa](聖体の秘跡のカンタータ;
   ソプラノ、トランペット、弦楽と通奏低音のための)(*)
  偉大なあなたの愛は最上である[Es tan sumo el amor de tu grandeza]
   (聖体の秘跡のカンタータ;ソプラノ、トランペット、
   弦楽と通奏低音のための)(*)
  秘跡劇「コンスタンティヌス帝のハンセン病」から
   三つの冠が私たちの熱意を受け容れる[Tres coronas admite]
   (ソプラノ、弦楽、ギター、カスタネットと通奏低音のための)(*)

ラケル・アンドゥエサ(ソプラノ(*))
パウ・ボルダス(バス(+))
カタルーニャ・バロック管弦楽団
オリヴィア・チェントゥリオーニ(指揮)

録音:2011年3月、ラトランティダ(スペイン、カタルーニャ)、オゾナ舞台芸術センター

オーボエの名奏者として高名であったカタルーニャ出身のプラ三兄弟のうち弟二人の作品集。長兄ジュアン・バプティスタ・プラ(1720頃-1773)の教会音楽作品は残されていないとのことです。カタルーニャ・バロック管弦楽団は1993年に創設されたピリオド楽器オーケストラで、これが本格的なCDデビューになると思われます。当録音ではキアラ・バンキーニに師事したイタリアのヴァイオリニスト、オリヴィア・チェントゥリオーニが指揮(おそらくコンサートマスター兼任)を務めています。スペインの古楽の歌姫ラケル・アンドゥエサの歌唱はすばらしく、特に(※)は「スターバト・マーテル」の新たな名曲の発見を感じさせるみごとさです。


LMG 2107
ピアノのための夜想曲集
 ジョン・フィールド(1782-1837):夜想曲第2番ハ短調
 ショパン(1810-1849):夜想曲ハ短調 Op.48 No.1
 リスト(1811-1886):夜想曲第2番ホ長調
 ボロディン(1833-1887):小組曲 から 夜想曲変ト長調
 チャイコフスキー(1840-1893):夜想曲 Op.19 No.4
 フォーレ(1845-1924):夜想曲嬰ヘ短調 Op.104 No.1
 ドビュッシー(1862-1918):夜想曲変ロ短調
 サティ(1866-1925):夜想曲第4番
 スクリャービン(1871-1915):夜想曲イ長調
 マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):夜想曲第1番
 ブリテン(1913-1976):夜想曲変ロ長調
 ナルシス・ボネト(1933-):夜想曲第5番
 リョレンス・バルサク(1953-):夜想曲

シラ・エルナンデス(ピアノ)

録音:2011年6月16日、音楽新聞ホール、カペリャデス、スペイン

シラ・エルナンデスはスペインのバルセロナに生まれ、トリノ(イタリア)のジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学び16歳でデビュー、バルセロナのマーシャル・アカデミーでアリシア・デ・ラローチャの指導を受けたピアニスト。バルセロナとトリノに拠点を置いて演奏と教育に携わっています。


LMG 2108
繊細な味わい 6弦ギターのための18世紀スペインの音楽
 フェデリコ・モレッティ(1765頃-1838):主題と変奏曲
 フェルナンド・フェランディエレ(1740頃-1816頃):ソナタ ト長調 Op.1 No.3
 フェルナンド・フェランディエレ:「ギター演奏技法」(1799)から
  第6課:迷路またはハーモニック・サークル/第3課:メヌエット
 フアン・アントニオ・デ・バルガス・イ・グスマン:「ギター演奏解説」(1776)から
   ソナタ第1番イ長調/ソナタ第2番イ短調/ソナタ第3番イ長調
 フアン・アントニオ・デ・バルガス・イ・グスマン:「ギター演奏解説」(1773)から
   メヌエット ニ長調/メヌエット ニ短調/ナポリ行進曲
 不詳:サンタ・ロサの音楽アーカイヴ(1780頃)から ソナタ第8番ト長調
 フェルナンド・フェランディエレ:主題と10の変奏曲

トーマス・シュミット(6弦ギター)

録音:2010年、イスラ・ブランカ・スタジオ、ナバセラダ、マドリード自治州、スペイン
使用楽器:2009年、マドリード、カルロス・ガス製(モデル:1797年、ロレンソ・アロンソ製)

ギターが6弦なのは当たり前と思われるかもしれませんが、ルネサンス・ギター、バロック・ギターの多くは4弦や5弦で、6弦のものが作られたのは18世紀の後半に入ってからでした。当盤ではその当時に6弦ギターのために書かれたギター曲が、18世紀末に作られた楽器の複製を用いて演奏されています。トーマス・シュミットはウィーン音楽院でコンラート・ラゴスニヒに師事したギタリスト・音楽学者。


LMG 2109
モンポウ(1893-1987):風景 ピアノ作品集
  前奏曲集(全20曲)/風景(全3曲)/パリ万博の思い出(全4曲)
  ショパンの主題による変奏曲/子守歌

アドルフ・プラ(ピアノ)

録音:2011年8月31日-9月2日、カン・ロチ・イ・トレス音楽堂、
     サンタ・クロマ・デ・グラマネト、スペイン

Mompou: Paisatges. Piano Works / Adolf Pla-->


LMG 2110
アルカス、マネン、モンポウギター作品集
 フリアン・アルカス(1832-1882):妄想
 ジュアン・マネン(1883-1971):幻想ソナタ
 フェデリコ[フレデリク]・モンポウ(1893-1987):コンポステラ組曲

ホアン・カルレス・マルティネス(ギター)

録音:2011年6月、マルドゥシュ劇場、サン・エステベ・デ・パラウトゥルデラ、スペイン
使用楽器:1986年、Jonathan Hinves製

ホアン・カルレス・マルティネスはアリカンテ音楽院でホセ・トマスに師事したギタリスト・作曲家。


LMG 2111
ジュゼプ・スレ[ソレル](1935-):瞑想 ピアノ作品集
  瞑想/夜景 VII/夜景 VIII/十字架への道行の場面/日差しなく
  ソナタ XI(左手のための)

ミゲル・アルバレス=アルグド(ピアノ)

録音:2009年6月19日、ジャフレ、ジロナ県、スペイン

J. Soler: Meditacio (Meditation). Piano Works / Miguel Alvarez-Argudo-->


LMG 2112
(CD-R)

パブロ・カザルス 協奏曲名演集
 ブルッフ(1838-1920):
  コル・ニドライ(ヘブライの主題による変奏曲)Op.47[11'49"](*)
 ボッケリーニ(1743-1805):
  チェロ協奏曲変ロ長調 G.482[9'05"/ 6'07"/ 7'01"](+)
 ブラームス(1833-1897):
  ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための二重協奏曲イ短調 Op.102(#)
   [15'11"/ 6'55"/ 8'39"]
 ブルッフ(1838-1920):
  コル・ニドライ(ヘブライの主題による変奏曲)Op.47[8'27"](**)

パブロ・カザルス(チェロ)
ロンドン交響楽団(*/+/**)
ランドン・ロナルド(指揮(*/+))
ジャック・ティボー(ヴァイオリン(#))
バルセロナ・パウ・カザルス管弦楽団(#)
アルフレッド・コルトー(指揮(#))

原盤:HMV DB.3063/4 (1936)(*)/HMV DB.3056/7/8(+)/HMV DB.1311-1314 (1929)(#)
    RCA VICTOR V-14842(**)

Bruch: Kol Nidrei, Boccherini: Cello Concerto, Brahms: Double Concerto /
Pablo Casals, London Symphony Orchestra, Landon Ronald,
 Pau Casals Orchestra of Barcelona, Alfred Cortot-->


LMG 2113
ギター編曲によるアルベニス作品集
 アルベニス(1860-1909):
  アストゥリアス/喚起(エボカシオン)/港(エル・プエルト)
  パバナ(パヴァーヌ)/アラゴン/グラナダ/セビリャ/カタルーニャ
  カディス/グラナダのサンブラ(東洋舞曲)/朱色の塔

ヨルゴス・アルギリアディス(ギター)

録音:2012年、アルス・ハルモニカ・スタジオ、サバデイ、スペイン
使用楽器:2009年、ディター・ミュラー製、ノーメックスのダブルトップ

スペインを本拠に活躍しているギリシャ生まれのギター奏者ヨルゴス・アルギリアディス(1973年生まれ)が弾くアルベニス。アンドレス・セゴビア、マヌエル・バルエコ、ハビエル・リバ、セベリノ・ガルシア・フォルテアらによる編曲版を用いていますが、アルギリアディスはその多くに自ら手を加えているとのことです。


LMG 2114
これほどのバラはない クリスマスのための音楽
 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)/ジュアン・ビダル・リョベト(1984-)編曲:
  キャロルの祭典(打楽器追加版)
 ジョン・ラター(1945-)/ジュアン・ビダル・リョベト編曲:
  ダンシング・デイ(打楽器追加版)

アミクス・デ・ラ・ウニオ児童合唱団
エステル・ピニョル(ハープ)
フェラン・カルセリェル、フェリウ・リベラ(打楽器)
ジュゼプ・ビラ(指揮)

録音:2012年2月10-12日、フランセスク・タラファ・ホール、グラノリェルス、スペイン

英国人作曲家が児童合唱とハープのために書いたクリスマス用の二大名曲にスペインの新進作曲家ジュアン・ビダル・リョベトが打楽器パートを書き加えた版を演奏。


LMG 2115
(2CD)
オルフェウスの小道 現代ポルトガルの室内音楽
 クロティルデ・ロザ(1930-):
  オルフェウスの小道(ハープ、フルート、クラリネット、ヴァイオリン、
   ヴィオラとチェロのための;2003)
 ジョアン・マドゥレイラ(1971-):
  夜(アナ・ハザリーの詩による、ソプラノと8人の器楽奏者のための;2010)
 アイヴァン・ムーディー(1964-):
  琥珀の涙(ハープ、G管フルート、バスクラリネット、ヴァイオリン、
   ヴィオラ、ピアノと打楽器のための;2006)
 カルロス・カイレス(1968-):
  クロスフェード(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、
   ハープと打楽器のための;2009)
 ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959-):
  深淵と静寂(フェルナンド・ペソアの4つの詩;ソプラノ、ヴァイオリン、
   ヴィオラ、チェロ、ハープ、ピアノと打楽器のための;2001)
 フェルナンド・C・ラパ(1950-):
  ヴァルテル・ウゴ・マンイの8つの短詩(ソプラノ、フルート、ヴァイオリン、
   ヴィオラ、チェロ、ハープとピアノのための;2002)
 クリストファー・ボックマン(1950-):
  カンツォーナ III(ソプラノ、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
   ハープとピアノのための;2010)
 エウリコ・カッラパトゾ(1962-):
  ラモリネリー・デ・カンポスの詩集(ソプラノ、フルート、クラリネット、
   ヴァイオリン、チェロ、ハープ、ピアノと打楽器のための:2003)
 カルロス・マレコス(1963-):
  悲しみと愛(ヌノ・ジュディスの詩による5つの歌;ソプラノ、
   フルート/ピッコロ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
   ハープ、ピアノと打楽器のための;2009)

リスボン現代音楽グループ
ジャン=セバスティアン・ベロー、クリストファー・ボックマン、
ジョアン・パウロ・サントス(音楽監督)

録音:2012年2-7月、リスボン国立音楽院サロン・ノブレ、ポルトガル

Caminhos de Orfeu (The Pass of Orpheus).
 Rosa, Madureira, Moody, Caires, Oliveira, Lapa, Bochmann, Carrapatoso,
 Marecos: Chamber Works / Grupo de Musica Contemporanea de Lisboa,
 Jean-Sebastian Bereau, Christpher Bochmann, Joao Paulo Santos-->


LMG 2116
ジュゼプ・ビセンス・フォシュ(1893-1987):詩集「Onze Nadal i un Cap d'Any」

ナルシス・クマディラ、ライア・ヌゲラ、ビセンス・アルタイオ、フェリウ・フルモザ、
 アルベルト・ロチ、ドゥロルス・ミケル、ジュゼプ・パドラルス、カルラス・トゥルネル、
 シンタ・マシプ、エンリク・カザサス、パラジャウマ(朗読)
ジュアン・カルラス・マルティナス(伴奏音楽、ギター)

録音:2012年6-7月、サン・ポル・デル・マルおよびアレニス・デ・マル、
     バルセロナ県、スペイン

J. V. Foix: Onze nadals i un cap d'any / Various Narrators, Joan Carles Martinez-->


LMG 2117
エンリケ・グラナドス(1867-1916):
  トナディリャ集(昔風のスペイン歌曲集)から
   トラ・ラ・ラとギターの爪弾き,愛と憎しみ,慎ましい下町娘たち,
   マハの眼差し,町をさまよう,ゴヤのマハ,忘れられたマホ,
   控えめなマホ,内気なマホ,嘆きにくれるマハ第1番−第3番
  愛の歌曲集 から
   夜明け前,私はまだ少女だから,
   彼女らは松林に行った(クエンカの山娘たち),泣け、心よ,わが麗しの人

コンチタ・バディア(ソプラノ)
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)

録音:データ記載なし(歴史的録音;リマスター:2012年)、モノラル

スペイン・バルセロナ生まれのソプラノとピアニスト、コンチタ・バディア(カタルーニャ語ではコンシタ[Conxita]・バディア;1897-1975)とアリシア・デ・ラローチャ(1923-2009)の歴史的録音を復刻。


LMG 2118
(4CD)
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):ピアノ作品全集
  [CD 1: LMG 2050]
  ペセブレ(クリスマスの模型)(1914-1917)/子供の情景(1915-1918)
  郊外(1916-1917)/魔法の歌(1917-1919)/遠くの祭(1920)
  魅惑(1920-1921)/3つの変奏曲(1921)/対話(1923)
  [CD 2: LMG 2089]
  歌と踊り(1921-1978)/バレエ(1949)(*)
  [CD 3: LMG 2109]
  12の前奏曲(1927-1960)
  風景(1941-1960)/パリ万博の思い出(1937)
  ショパンの主題による変奏曲(1938-1957)/子守歌(1952)
  [CD 4]
  内なる印象(1911-1914)
  密やかな音楽 第1巻−第4巻(1951/1962/1965/1967)

モンセラト・トゥルエリャ(メゾソプラノ(*終曲))
アドルフ・プラ(ピアノ)

録音:
 2002年5月13-14日、エンリケ・グラナドス音楽堂、リェイダ、スペイン[CD 1]
 2009年1月26、28-29日[CD 2]、2011年8月31日-9月2日[CD 3]、
   カン・ロチ・イ・トレス・ホール、サンタ・クロマ・デ・グラメネト、スペイン[CD 2]
 2012年、未詳[CD 4]

既発売の3枚に新録音の1枚を加えて全集が完結。[CD 4]の単売はありませんが、廉価となっております。


LMG 2119
バルセロナの思い出
 フェルナンド・ソル(1778-1839):
  練習曲ロ短調 Op.35 No.22/練習曲ニ長調 Op.35 No.17
  練習曲ハ長調 Op.6 No.8/ソナタ Op.22 から メヌエット
  ソナタ Op.25 から メヌエット/幻想曲「別れ」
 ジャウメ・ボスク(1826-1895):
  バルセロナの思い出(対話的ワルツ)/鐘の音に(マズルカ)
  ヴェニス(感傷的なアンダンテ)/パサカリェ(セレナード)
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):アルハンブラの思い出/涙/哀歌/祈り
 ミゲル・リョベト(1878-1938):アメリアの遺言/盗賊の歌
 エミリオ・プジョル(1886-1980):タンゴ/親密なワルツ/ボレロ(練習曲第37番)
 カルレス・トレパト(1960-):小ワルツ/アイタナのための子守歌

ミゲル・ハバロイ(ギター)

録音:2012年、アルス・ハルモニカ・スタジオ、サバデイ、スペイン

バルセロナと関わりの深い作曲家たちのギター作品集。ミゲル・ハバロイはアリカンテ・オスカル・エスプラ音楽院でホセ・トマスに師事したスペインのギター奏者。作曲家カルレス・トレパトは彼の親友とのことです。


LMG 2120
フアン・マネン・コレクション
 フアン・マネン
(1883-1971):ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.1
  イベリア舞曲第2番 Op.A-25/バラード Op.A-20
  スペイン小組曲 Op.A-3/歌 Op.A-8 No.1/練習曲 Op.A-8 No.2
  イベリア舞曲第3番「カタラユ」Op.A-36/愛のロマンス Op.A-48

カリナ・マツタ(ヴァイオリン)
ダニエル・ブランク(ピアノ)

録音:2012年、カン・ロチ・イ・トレス音楽堂、サンタ・クロマ・デ・グラメネト、スペイン

フアン・マネン(カタルーニャ語ではジュアン・マネン)はバルセロナに生まれたヴァイオリン奏者・作曲家。ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしてドイツで成功を収め、パブロ・サラサーテに比肩する存在と称されました。カリナ・マツタは2002年にワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学を卒業したポーランドのヴァイオリン奏者。


LMG 2121
16、17、18世紀スペインとイタリアの音楽
 フセペ・ヒメネス(1600頃-1672):バタリャ第6旋法(II)(*)
 アントニオ・デ・カベソン(1510頃-1566):
  「Qui la dira」によるティエント(+)
  フランスのシャンソン(ヤコブ・クレメンス・ノン・パパ原曲)(+)
  Por un plasir(トマ・クレキヨン原曲)(+)/Para quien crie yo cabellos(+)
  イタリア風パヴァーヌによるディスカント(+)
  ミラノ風ガイヤルドによるディフェレンシア
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1643):
  メディオ・レヒストロ・デ・ティプレ、de setimo, por de sol de diez y seis(*)
  単旋律聖歌「Immaculada Concepcion」と3つのグロサ(+)
  ティエント第4旋法、por elami, a modo de cancion, de ocho(*)
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  トッカータ第6番、sopra i pedali, e senza(*)/トッカータ第7旋法(+)
  カンツォーナ第4番(1637)(*)
 ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):
  フォリアによる様々なパルティータ(第14番)(+)
  パブロ・ブルナ(1611-1679):ティエント第1旋法、右手のための(*)
 ジュアン・カバニリェス(1644-1712):イタリア風クラント(+)/パッサカリア第4旋法
 アントニオ・ソレル(1729-1783):テ・デウムのための4つのヴァース(+)
 セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):
  作品第8旋法アルト、エンサラダ

ジュゼプ・マリア・マス・イ・ボネト(オルガン(*以外))
パブロ・タボアダ・ヒメネス(オルガン(*))
ジュゼプ・マリア・マンレサ・アギロ(ヴァイオリン(+))

録音:2012年10月26-27日、聖ミゲウ教会、ビエリャ、カタルーニャ、スペイン
使用楽器:1778年、ジョゼプ&リョレンス・ビセンス兄弟製
        (1985-1993年、ガブリエル・ブランカフォルト修復)

(+)ではオルガンのために楽曲の旋律の一部をヴァイオリン(ピリオド楽器)で演奏するという興味深い試みが成されています。


LMG 2122
版画 ギターのための音楽
 ドビュッシー(1862-1918)/エドゥアルト・サインス・デ・ラ・マサ編曲:月の光
 ドビュッシー/マルガリタ・エスカルパ(1965-)編曲:
  版画 より グラナダの夕べ/ベルガマスク組曲 から 月の光
  前奏曲集第1巻 より 遮られたセレナード
  前奏曲集第2巻 より ビノの門
 アルベニス(1860-1909)/マルガリタ・エスカルパ編曲:
  スペイン組曲 Op.47より グラナダ,カタルーニャ
  スペインの歌 Op.232 より コルドバ
 ロドリーゴ(1901-1999):スペインの野辺を通って より 小麦畑で/祈りと踊り
 エドゥアルト・サインス・デ・ラ・マサ(1903-1982):
  ハバネラ/トゥールーズ=ロートレックへのオマージュ/迷路

マルガリタ・エスカルパ(ギター)

録音:2010年10月29日-11月1日、聖三位一体教会、ハートフォードシャー、イギリス

マルガリタ・エスカルパ(1965年生まれ)はマドリード王立音楽院で学んだスペインのギター奏者。1990年に初めて彼女の演奏を聴いたアルゼンチン出身の世界的ギタリスト、マリア・ルイサ・アニド(1907-1996)は彼女を「完全無欠のアーティスト」と評しました。


LMG 2123
17世紀のバルセロナ大聖堂楽長たち
 フランセスク・バリュス(1671頃-1747/楽長在位:1696-1726)/
  ハビエル・メネンデス&セルジ・カザデムン校訂:
  今日、処女マリアは [Hodie Maria Virgo] (8声と通奏低音のためのモテット)
  主を畏れる者は幸いなり [Beatus vir] (7声と通奏低音のための詩篇)
  わが肉を食べる者は [Qui manducat meam carnem]
   (4声と通奏低音のためのモテット)
  おお、道を行くすべての者よ [O vos omnes] (4声と通奏低音のためのモテット)
 ジュアン・バルテ(1650頃-1706/楽長在位:1682-1696)/
  ハビエル・メネンデス校訂:ミサ [Missa] (6声と通奏低音のための)
 マルシア・アルバレダ(?-1673/楽長在位:1626-1664)/ベルナト・カブレ校訂:
  アヴェ・マリア [Ave Maria] (4声のモテット)
  来たれ、キリストの花嫁 [Veni sponsa Christi] (4声のモテット)
  されどわれらはわれらの主イエス・キリストの十字架を誇るべし
   [Nos autem gloriari](4声のモテット)
 ジュアン・パウ・プジョル(1570-1626/楽長在位:1612-1626)/
  イジニ・アングレス校訂:
  死者のためのミサ [Missa pro defunctis] (4声のレクイエム;1614)

フランセスク・バリュス室内合唱団
 マリア・カザドゥ、アナイス・ウリベラス(ソプラノ)
 エウラリア・ファントバ、アンナ・バリュス(アルト)
 ホルヘ・アバルサ、ダビド・モンセラト(テノール)
 ジュアン・ガルシア、ネストゥル・ピンダドゥ(バス)

マリア・クリゾル(ファゴット)
マヌエル・ビラス(ダブルハープ)
ジョルディ・レグアン(ポジティヴ・オルガン)
ダビド・マレト(指揮)

録音:2011年11月13-15日、バルセロナ大聖堂、バルセロナ、スペイン

バルセロナ大聖堂の楽長を務めたカタルーニャ人作曲家たちの教会音楽作品をバルセロナ大聖堂で録音した注目盤。プジョルのレクイエムをはじめとする佳曲をヴォーカル・アンサンブル・スタイルで堪能することができます。


LMG 2124
ロマンティック ロマン派のギター
 パガニーニ(1782-1840)/トーマ・ヴィロトー(1985-)編曲:
  24の奇想曲 Op.1 より 第24番
 ルイージ・レニャーニ(1790-1877):36の奇想曲 より 第1, 2, 7, 8番
 フェルナンド・ソル(1779-1938):悲歌風幻想曲
 ナポレオン・コスト(1805-1883):
  アルプス越え Op.27/オルナンの谷 Op.17/オートゥイユの夕べ Op.23
 ルイージ・レニャーニ:幻想曲 Op.19
 メンデルスゾーン(1809-1847)/フランシスコ・タレガ(1852-1909)編曲:舟歌

トーマ・ヴィロトー(ギター)

録音:2013年11月23-24日、スタジオ・アルス・ハルモニカ、サバデイ、スペイン

フランスのギター奏者トーマ・ヴィロトー(1985年生まれ)が2012年スペインのベニカシムで開催されたフランシスコ・タレガ国際ギター・コンクールで優勝した際の副賞として制作されたCD。


LMG 2125
愛の挨拶 ヴァイオリンとピアノのための名曲集
 エルガー(1857-1934):愛の挨拶 Op.12
 サラサーテ(1844-1908):序奏とタランテッラ Op.43/サパテアド Op.43
 ドヴォルジャーク(1841-1904)/クライスラー編曲:
  スラヴ舞曲 Op.46 No.2/スラヴ舞曲 Op.72 No.2
 ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
  スケルツォ・タランテッラ Op.16/華麗なポロネーズ Op.21 No.2
  2つのヴァイオリンのためのサルタレッロ Op.18
 グリーグ(1843-1907)/エミール・ソーレ(1852-1920)編曲:
  朝露 Op.4 No.2/君を愛す Op.5 No.3/詩人の心 Op.5 No.2
  森の散歩 Op.18 No.1
 J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006 から 前奏曲
 クライスラー(1875-1962):愛の悲しみ/美しきロスマリン/愛の喜び
 メンデルスゾーン(1809-1847)/ジョゼフ・アクロン(1886-1943):
  歌の翼に Op.34 No.2
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):くまばちの飛行

アーラ・ヴォロンコヴァ(ヴァイオリン)
ゲラシム・ヴォロンコフ(ピアノ)

録音:2013年12月、スタジオ OIDO SL、バルセロナ、スペイン

アーラ・ヴォロンコヴァはウクライナのキエフに生まれ、モスクワ音楽院とグネーシン音楽大学で学んだヴァイオリニスト。ボリショイ劇場管弦楽団員を務めた後1991年にバルセロナに移住し、2014年現在バルセロナ交響楽団のソリスト兼リーダー、リセウ大劇場交響楽団のゲスト・リーダーを務めています。使用楽器は1600年イタリアのブレシアにてジオ・パオロ・マッジーニ(1580頃-1630頃)製(モダーン仕様)。ゲラシム・ヴォロンコフはモスクワに生まれ、モスクワ音楽院で学んだ指揮者・ヴァイオリニスト・ピアニスト。1981年から1990年までボリショイ劇場管弦楽団員。1988年にボリショイ室内管弦楽団を創設。1991年にアーラ・ヴォロンコヴァと共にバルセロナに移住し、2014年現在リセウ音楽院教授および同交響楽団指揮者、リセウ大劇場交響楽団指揮者を務めています。


LMG 3060
カタルーニャ&バレンシア派のピアニストたちの歴史的録音集
 アルベニス:即興曲第1番−第3番*
  イサーク・アルベニス(1860-1909) 録音:1903年
 グラナドス:スペイン舞曲第7番/同第10番*/「ペレレ」による即興曲
 D・スカルラッティ:ソナタ変ロ長調
  エンリク(エンリケ)・グラナドス(1867-1916) 録音:1912年、バルセロナ
 リスト:ハンガリー狂詩曲第13番イ短調
 ワーグナー:イゾルデの死
 ショパン:ワルツ Op.64 No.2*
 ホアキン・マラツ:スペインのセレナード(一部分)*
  ホアキン・マラツ(1872-1912) 録音:1903年
 グリーグ:ノルウェー舞曲 Op.35 No.2
  フランク・マーシャル(1883-1959) 録音:1907年
 グラナドス:嘆き、またはマハとナイチンゲール
 アルベニス:セビリャ
  ジュゼプ(ホセ)・イトゥルビ(1895-1961) 録音:1934年
 グラナドス:スペイン舞曲第7番/同第9番/同第10番*/同第11番
  ギリェン・カセス(1899-1961) 録音:1925-1936年
ラ・マ・デ・ギド・レーベルの主宰者リョレンス・バルサクによる復刻。ボーナス・トラックとして*印の未修復音源が収録されています。

LMG 3061
トルドラ、マッシア、マネン(ヴァイオリン) 歴史的録音集
 トルドラ:
  Soneti de la rosada/アヴェ・マリア/Les birbadores/五月への祈り
  エドゥアルド・トルドラ(1895-1962)
  エンリケタ・ガレタ(ピアノ) 録音:1931-1932年、バルセロナ
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス から ベネディクトゥス
  エドゥアルド・トルドラ リュイス・ミレト(指揮)ほか
  録音:1927年7月、バルセロナ、カタルーニャ音楽堂
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ「春」Op.25
 J・S・バッハ:アダージョ・マ・ノン・トロッポ
  ジュアン・マッシア(1890-1969)
  ブランシュ・セルヴァ(ピアノ) 録音:1928-1930年
 マネン:リート
 サラサーテ:ホタ・アラゴネサ
  ジュアン・マネン(1883-1971) 録音:1936年?
 サラサーテ/マネン編曲:アンダルシアのセレナード Op.28
 シューベルト:バガテル集 Op.13 から Abella
  ジュアン・マネン
  録音:1954年1月14日、ラジオ・バルセロナ、トレスキ・スタジオ
ラ・マ・デ・ギド・レーベルの主宰者リョレンス・バルサクによる復刻。

CD-LMG
4001-03

ギター四重奏によるモンサルバジェ&ブローウェル作品集
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002)/
  ハイメ・アバッド編曲:黒人の3つの歌/子守歌/ポスタルス・イリュミナデス
  ジョルディ・コディナ編曲:2つの交響的舞曲/トリプティク・インディア
 レオ・ブローウェル:
  トッカータ/雨の降るキューバの風景/キューバの風景とルンバ

バルセロナ・ギター四重奏団
 フランセスク・パレジャ、ハイメ・アバッド、M・テレサ・フォルケ、ジョルディ・パレデス(ギター)

録音:2002年7月25-26日、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂

スリップケース仕様。


LMG 4002
フェルナンド・ロペス・グラサ(1906-1994):
 ギター作品全集
  ソナティナ/パルティータ/前奏曲とバレット
  4つの小品/3つの小奇想曲(フルートとギターのための)*

パウロ・アモリン(ギター)
ジョアン・ペレイラ・コウティニョ(フルート*

ロペス=グラサは20世紀ポルトガルを代表する作曲家の一人です。


LMG 4003
フェルナンド王のためのリサイタル
 フルートとピアノのためのリスボン王立音楽院の音楽

 ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881):
  ヴェルディの「マクベス」による幻想曲 Op.47
 テオバルト・ベーム(1794-1881):
  アルプスの思い出(アンダンテ・パストラーレ)Op.31 No.5
 A・マテュー・ライヒェルト(1830-1870):憂鬱な幻想曲 Op.1
 エルネスト・ヴィエイラ(1848-1915):フルートとピアノ伴奏のための協奏曲

ジョアン・ペレイラ・コウテュニョ(フルート)
ジョゼ・ボン・デ・ソウザ(ピアノ)

録音:2004年12月28-30日、リスボン国立音楽院


LMG 4004
ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):
  メタ=フォルモゼス、またはバスクラリネット協奏曲
   (バスクラリネット、フルート、ピッコロ、クラリネット、
    トランペット、ハープ、ギター、ヴィオラとチェロのための;1985)(*)
  軽いヴェールが覆う…
   (ソプラノ、フルート、ヴィオラ、ハープとマリンバのための;1981)(+)
  …沈黙のバラ/時の川(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと
    ハープのための;1994)(*)
  マリアーナへの哀歌(メゾソプラノ、フルート、クラリネット、ピアノ、
   ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;1994)(+)

クリストファー・ボッホマン(指揮(*))
ジョアン・パウロ・サントス(指揮(+))
リスボン現代音楽グループ

録音:2005年12月26-27日、2006年4月10-11日、リスボン国立音楽院、サロン・ノブレ

ジョルジェ・ペイシニョはリスボン近郊のモンティージョに生まれ、ノーノ、ブーレーズ、シュトックハウゼンらに師事。20世紀後半のポルトガルにおける最も重要な作曲家の一人です。ピアニスト、指揮者、教育者、著述家でもあり、ポルトガルの現代音楽の国際的普及に尽力しました。


LMG 4006
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):同声合唱によるポリフォニー教会音楽
  おお、聖なる宴よ
   [O Sacrum convivium - Mens impletur gratia](モテット)
  二人のセラフィムが[Duo seraphim - Tres sunt](モテット)
  マニフィカト第7旋法第2番[Magnificat Septimi toni no.2]
  われは信じたり[Credidi](詩篇115)
  われ主に感謝せん[Confitebor](詩篇110)
  主をたたえよ、僕らよ[Laudate pueri](詩篇112)
  主をおそれる者は幸いなり[Beatus vir](詩篇111)
  めでたし、殉教者たちの花よ
    [Salvete flores martyrum - De innocentibus](賛歌)
  極悪なる商人ユダは[Judas mercator pessimus](レスポンソリウム)
  暗くなりて[Tenebrae factae sunt](レスポンソリウム)
  不敬の者はイエスを引き渡し[Jesum tradidit impius](レスポンソリウム)
  おお、道行くすべての者よ[O vos omnes](レスポンソリウム)
  マニフィカト第6旋法第2番[Magnificat Sexti toni no.2]
  主よ、われは値せず[Domine non sum dignus - Miserere mei](モテット)
  おお、天の王を[O Regem caeli - Natus est nobis](モテット)

ホセ・ルイス・ビセンテ(指揮)
リュイス・ヴィク・ヴォカリス
 ペドロ・カストロ、イグナシ・デ・レケリカ、ヘスス・ルイス・デ・センサノ、
 ビセンテ・アブリル、サンティアゴ・アブリル、リカルド・サンフアン(テノール)
 マルク・ソラノ、ホセ・ルイス・ビセンテ、アントニオ・サブコ、
 ルイス・ビセンテ、シモ・マルティ、イグナシ・マルティ(バス)

録音:2005年5月7-9日、スペイン、バレンシア大学サピエンシア礼拝堂

テノールとバスのみの男声合唱による演奏。地中海地域の教会で行われてきた、童声や男性ファルセットを用いない演奏習慣に則っています。


LMG 4008
ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):室内楽作品集
  Remake(フルート、チェロ、ハープとピアノのための;1985)(*)
  Deux Pièces Meublées(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、
   チェロとハープのための;1988)(*)
  Coração Habitado(メゾソプラノ、フルート、チェロとピアノのための;1966)(+)
  Welkom(ヴァイオリンとヴィオラのための;1972)
  Floreal(フルート、バスクラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、ハープと
   チェレスタのための;1992)(#)
  ハープと器楽アンサンブルのための協奏曲
   (ハープ独奏、フルート/ピッコロ、クラリネット、ホルン、ヴァイオリン、
   ヴィオラ、チェロ、ピアノと打楽器のための;1995)(+)

リスボン現代音楽グループ
クリストファー・ボックマン(指揮(*))
ジョアン・パウロ・サントス(指揮(+))
ジャン=セバスティアン・ベロー(指揮(#))

録音:2009年11月-2010年1月、リスボン国立音楽院、サロン・ノブレ


LMG 4009
モーリス・オアナ(1913-1992):12の解釈法練習曲(1982/1984-1985)
  第1集; 自由なカデンツァ/並行の動き/音槐/左手のみ/五度/第3ペダル
  第2集 から; 七度/二度/自由な対位法/九度

マリア・パス・サンティバニェス(ピアノ)

録音:2009年12月-2010年9月、モントルイユ(フランス)、セクエンツァ・スタジオ

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