フバル
Jubal (English/Español/Francais)

JMPA 001
「ムーアの王への手紙」 − スペイン・ルネサンス音楽に残るアル=アンダルス
 作曲者不詳:わたしの小さな心を憐れんで(ヌバ・アル=ウッサク)
 作曲者不詳/クリストバル・モラーレス編曲/
  ミゲル・デ・フエンリャーナ編曲/ベゴーニャ・オラビデ編曲:
  ムーア人はアンティケラに別れを告げた
 フアン・デル・エンシーナ:ため息はしずまらない(「王宮の歌集」から)
 作曲者不詳:わたしの何が欲しいの?、騎士よ(「王宮の歌集」から)
 アントニオ・デ・カベソーン:ラ・エスパーニャ
 作曲者不詳:彼女をほめてはいけない(「トノス・フマノス」から)
 ガブリエル:わたしの甘美な敵から(「王宮の歌集」から)
 作曲者不詳:なんてかわいい小さな坊や(「コロンビーナ歌集」から)

ベゴーニャ・オラビデ(ディレクター)
ムデハル
 ベゴーニャ・オラビデ(サルテリー、カヌーン、歌)
 カルロス・パニアグア(ダルブーガ、タル、ベンディール)
 ペドロ・エステバン(ダルブーガ、タル、ベンディル、タンボル、カホーン)
 ラミーロ・アムサテギ(ウード) ダニエル・カランサ、フェリペ・サンチェス(ビウエラ、ギター)
 フランシスコ・ルエンゴ、フルホ・バレーラ(ヴィオール)

録音:1997年12月26-30日、クエンカ、サン・ミゲル教会

装丁:ディジパック

カラムスのメンバーやソロとして PNEUMA や M・A RECORDINGS に録音していたベゴーニャ・オラビデが、1994年に結成したグループ、 ムデハルを率いて録音したアルバム。アラブ色はあまり強くなく、ヒーリング・ヴォーカルにピリオド楽器がまったりと絡みつくような 印象。


JMPA 004
時の感触
 ベゴーニャ・オラビデ/イブン・アル=アラビ(12-13世紀)詩:序章 −
  アル=アンダルス伝承曲/アス=シュスタリ(1212-1269)詩:ユル・ユル*
   (モロッコのヌバ・ウッサク から)
 ベゴーニャ・オラビデ:ア・ラ・フラメンカ(即興とエスコビーリャ)
 伝承曲(16世紀)/作詩者不詳/ベゴーニャ・オラビデ編曲:
  ヘリネルドのロマンセ
 アル=アンダルス伝承曲:
  アナ・アラディ(モロッコのヌバ・アル=イスティラル から)
 ベゴーニャ・オラビデ/作詩者不詳:グラナダに
 アル=アンダルス伝承曲:
  レイルン・アイブ(モロッコのヌバ・グリブト・アル=フセイン から)
 作曲者不詳(15世紀):マイティネス(「コロンビーナ歌集」から)
 ベゴーニャ・オラビデ/伝承詩(ベゴーニャ・オラビデ編作):子守歌
 作曲者不詳(15-16世紀):カシの木の下で(「王宮の歌集」から)
 ナバーラのテオバルドI(13世紀):アモール・メ・フェト(「アルセナル歌集」から)
 伝承曲/ルイス・ガルベス・デ・モンタルボ(14世紀)、
  ゴメス・マンリケ(15世紀)、他作詩/ベゴーニャ・オラビデ編曲:
  私は月にたずねる

ベゴーニャ・オラビデ
 (サルテリー、歌、パンデーロ、マラーカ、タル、ダルブーガ、カヌーン)
カンデーラ&マルコス・パニアグア・オラビデ(歌)*

録音:1999年、モハーカル、サン・ペドロ農場、2000年、トレロドーネス、スタジオ「ラ・カーラ」

装丁:ディジパック

ピリオド楽器であるサルテリーを独学でマスターし第一人者となったベゴーニャ・オラビデのソロ・アルバム。 「ユル・ユル」では娘と息子がバック・コーラスを務めている。サルテリー、ヴォーカルともにヒーリング系。


JMPA 005
グラナダの門
 即興と変奏「雌牛」
 フアン・デル・エンシーナ:あなたの何が、グラナダの王よ/容赦ない争いが
 伝承曲:モーロの女モライアのロマンス
 アル=アンダルース伝承曲:ヌバ・アル=イスティラルのサナとリュート即興
 ジョスカン・デプレ、ナルバエス、カランサ:千々の悲しみ
 「コロンビーナ歌集」から 朝のことだった
 フアン・デル・エンシーナ:悲しきスペインよ
 「モンセラートの朱い本」から 聖母マリアに/喜びの都の女王

ムデハル
 ベゴーニャ・オラビデ(歌、プサルテリウム) ラミロ・アムサテギ(リュート)
 ペドロ・エステバン、カルロス・パニアグア(打楽器) 
 ダニエル・カランサ(ビウエラ、ギター) ファーミ・アルカイ(ビウエラ・デ・アルコ)

録音:2001年5月、スペイン、バリャドリッド、聖エスピーナ修道院

カトリックのスペイン文化とイスラム文化が出入りしたアンダルシアの都グラナダの門にたとえ、二つの文化の香り漂う作品を雰囲気 豊かに演奏したアルバムです。


KAR 707
【KARONTE】
アル=ソン
 アル=アンダルースにおけるイスラム教・ユダヤ教・キリスト教音楽

 リクファン/サイイディ/ユル・ユル/三人のムーア娘/第一の夜
 はつかねずみを見たら/ラア・アッラフ/レイルン・アイイブ
 ヤ・シャディネ/第二の夜/ムーアの女王ヘリファは/アナ・アラディ
 ムーアの王は散歩していた/第三の夜

ベゴーニャ・オラビデ(指揮)
ムデハル
 ベゴーニャ・オラビデ(歌、プサルテリウム) ファーミ・アルクアイ(ビオラ、歌)
 ラミロ・アムサテギ(ウード) ダニエル・カランサ(ビウエラ)
 カルロス・パニアグア、ダビド・マヨラル、セルゲイ・サプリチェフ(打楽器)

録音:2003年8月、バリャドリッド、聖エスピーナ修道院

カロンテ・レーベルから発売された、スペインに展開した3つの宗教文化を背景とした音楽で構成されたアルバム。エドゥアルド・パニアグアのカラっとした演奏に比べるとやや淫靡な趣きを感じさせるのが、彼女の特徴でしょうか。

このページのトップへ

原文ホームページ

輸入・発売:サラバンド