エメック

スペインの首都マドリードを本拠とする独立レーベル。レパートリーの中心はギターを含む古今の楽曲と、スペインの作曲家を主軸とする現代音楽。
主要アーティストはレーベルのオーナーでもあるギタリストのアグスティン・マルリとその友人演奏家たち。


E-001
チェロとのためのオリジナル作品集
 フリードリヒ・ブルクミュラー(1806-1874):夜想曲集*
 マックス・バウマン(1917-):二重奏曲 Op.62
 ペドロ・サエンス(1915-):輪郭*/横顔*
 ニコラス・マーシャル(1943):涼しい風*
 ステパーン・ラク(1945-):ロマンス
 アラン・ミテラン(1941-):リヴィアーナ*
 フランセスコ・テッリ(1956-):夜明け*
 ペドロ・オラヤ(1911-1941):歌*

マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
アグスティン・マルリ(ギター)

「チェロとギターのために書かれたオリジナル作品が合計74分以上存在するなんて、知っていましたか?」― American Record Magazine 誌。*世界初録音。


E-002
ギター・リサイタル
 アダム・ファルケンハーゲン(1697-1754):コンチェルト*
 フェルディナンド・ソル(1778-1838):幻想曲 Op.16
 フレデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):性格的小品集
 マヌエル・ポンセ(1882-1948):ソナチネ・メリディオナル(南イタリア風ソナチネ)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1965):タンゴ
 ニコラス・マーシャル(1942-):3つの日本的断章*

アグスティン・マルリ(ギター)

エメックの看板ギタリスト、マルリのリサイタル・アルバム。*世界初録音。


E-003
第二ミレニアムの終わりのための音楽
 ハビエル・ダリアス(1946-):フーガの火(断章)から 序奏
 ハイメ・ボテリャ(1963-):Veyén
 エドゥアルド・テロル(1965-):Linies λ
 ハビエル・サンタクレウ(1965-):No Liuny
 フランシスコ・アマヤ(1965-):Quercus
 ホセ・M・デル・バリェ(1949-):D'Edhos
 カルメン・ベルドゥ(1962-):Tiempo para Udrev
 ハビエル・ダリアス:Prop a Vicmar/フーガの火(断章)から 序奏

カルメン・サンチョ(ピアノ)

エメックが高く評価している作曲家ハビエル・ダリアスと、彼の影響を受けた同世代作曲家たちのピアノ作品集。


E-004
アダム・ファルケンハーゲン(1697-1754):
  5声の協奏曲ヘ長調
  5声の協奏曲ハ短調
フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):
  12の間奏曲

アグスティン・マルリ(ギター)
セレス弦楽四重奏団

世界初録音。


E-005/6/7
(3CD)
スペイン現代音楽アンソロジー
 ミゲル・アンヘル・コリア、フアン・イダルゴ、ラモン・バルセ、
 ホルディ・セルベリョ、ロドリゴ・デ・サンティアゴ、
 クラディオ・プリエト、ヘスス・ビリャ・ロホ、トマス・マルコ、
 アグスティン・ゴンサレス・アシル、フランシスコ・カノ、
 カルメロ・A・ベルナオラ、ホアン・ギンホアン、
 カルロス・クルス・デ・カストロの作品

ペドロ・エスピノサ、エリサ・イバニェス(ピアノ)
ヘスス・ビリャ・ロホ(クラリネット)
エスペランサ・アバッド(ヴォーカル)
アントニ・ロス・マルバ、J・M・フランコ・ヒル(指揮)
マドリード器楽合奏団

ファリャ以後の20世紀スペイン作曲家たちの作品を厳選。戦後世代のスペイン音楽の傾向を理解するのに格好のアルバム。


E-008
ブカレスト・コンサート
 ハイメ・ボテリャ(1963-):Anihila
 ハビエル・サンタクレウ(1965-):Sextet de la Naixenca/Vitae
 カルメン・ベルドゥ(1962-):ネイレの眠り/Krameria
 ハビエル・ダリアス(1946-):日曜組曲

アルケウス・アンサンブル

ルーマニアの首都ブカレストで開かれた、スペイン南東部の都市アリカンテ出身の4人の作曲家を取り上げたコンサート。


E-009
20世紀スペインのギター音楽
 ミゲル・リョベット(1878-1938):アメリアの遺言/盗賊の歌/El mestre/間奏曲*
 ホアキン・ロドリゴ(1901-1999):小麦畑で
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):
  セレナータ・ブルレスカ/ブルガレサ/粉屋の女*
  エレジー/ファルカ */アルプハラスの女
 アンドレス・イサシ(1890-1940):
  夜想曲 Op.45 No.1*/サラバンド Op.45 Op.2*
  即興曲 Op.45 No.3*/ワルツのテンポで*
 ヘラルド・ゴンバウ:ベル・エポックの3つの小品*
 アントン・ガルシア・アブリル(1933-):歌*/ハバネラ*
 トマス・マルコ(1942-):Sempere
 マヌエル・セコ・デ・アルパ(1958-):ティエント*
 ホセプ・パスクァル(1964-):
  J・P・スヴェーリンクへの4つの眼差し*/モンテヴェルディの主題による変奏曲*

アグスティン・マルリ(ギター)

ファリャやロドリゴの定番からゴンバウの世界初録音曲まで幅広い選曲。*世界初録音。


E-010
チェロとピアノのためのめったに聴けない作品集
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):2つの小品*
 エイトル・ヴィラ=ロボス:チェロ・ソナタ第2番 Op.66
 マヌエル・セコ・デ・アルパ(1958-):
  ロマンティックな彫刻(マイケル・ケヴィン・ジョーンズへ献呈)
 アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):2つの小品/パルティータ

マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
グラハム・ジャクソン(ピアノ)

英語で“Infrequent Music for Cello and Piano”という実に率直なアルバム・タイトル。ヴィラ=ロボスの作品以外はすべて世界初録音。


E-011
カルロス・ガラン(1963-)
  自殺者への愛の歌*/発散 Op.26/ディヴェルティメント第1番「コメディ」

プラ・マリア・マルティネス(ソプラノ)*
カルロス・クェリャルギ(ギター)*
カルロス・ガラン(指揮) コスモス・アンサンブル

マドリード生まれの作曲家ガランの自作自演デビューCD。


E-012
QUATTRO AT MAGISTRUM 弦楽四重奏曲集
 ハイメ・ボテリャ(1963-):Noix
 ハビエル・サンタクレウ(1965-):Quaetet de tardor
 マルメン・ペルドゥ(1962-):ニワウルシの木陰
 ホセ・M・デル・バリェ(1949):Chans Cordals
 ハビエル・ダリアス(1946-):インド物語/ミニチュア

フロリレギウム弦楽四重奏団

アルバム・タイトルの和訳はいまのところ不明。


E-013
マヌエル・セコ・デ・アルペ(1958-):室内楽作品集
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.74(1992)*
  ヴァイオリン、オーボエとピアノのための変奏曲「小さな星」 Op.46(1986)+
  クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲第2番 Op.18(1982)#
  器楽合奏のためのハード・エッジ(明瞭な輪郭)Op.59(1989)**

マヌエル・デ・フアン(ヴァイオリン)*,+
ミゲル・A・ロドリゲス(ピアノ)*,+,#
フランシスコ・ホセ・バレロ(オーボエ)*
ミハエラ・バルブサン(チェロ)#
ニコラス・ガルベス(クラリネット)#
ホセ・ミゲル・ロディリャ(指揮)**
コンツェルトゥス・ノーヴォ**

セコ・デ・アルペはマドリード生まれの作曲家。


E-014/15
(2CD)
アダム・ファルケンハーゲン(1697-1754):
  6つのフルート協奏曲 Op.4

ザビーネ・ドライアー(フルート)
アグスティン・マルリ(ギター)
マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)

バッハと同時代に活躍した、今ではほとんど知られていないが重要な作曲家であるファルケンハーゲンの生誕300年を記念して1997年に 録音。Op.4の全曲録音はもちろん世界で初めて。


E-016
アグスティン・ゴンサレス・アシル(1929-):合唱作品集
  アラノ・ベルサ*/箴言 第8章*/イセナ・ウル・イサナ+

ルイス・モロンド(指揮)*
ホセ・ルイス・エスラバ(指揮)+
パンプロナ室内合唱団

ゴンサレス・アシルはナバラ地方アルサスア生まれ。パンプロナ室内合唱団はスペイン屈指の合唱団。


E-017
1987年から1997年の10年間に作曲されたチェロ・ソナタ集
 タレ・ダリアス(1972-):Pranam
 ホセ・ミゲル・デル・バリェ(1949-):ビオロンセリアナス
 M・アンヘレス・ベルダ(1961-):Chant a Rutra
 ハイメ・ボテリャ(1963-):Nona mae
 フランシスコ・アマヤ(1965-):Il Sairad
 エドゥアルド・テロル(1965-):O Kokoura
 カルメン・ベルドゥ(1962-):Lorna
 リディア・バレロ(1954-):Akaré
 ハビエル・サンタクレウ(1965-):Noer

アンカ・ヴァルトロメイ(チェロ)
ロディーカ・ダンセアヌ(ピアノ)

ルーマニアの女性チェリストとピアニストによる現代スペインのチェロ・ソナタ集。


E-021
チェロとギターのためのロマン派オリジナル作品集
 レオンハルト・ヴォン・カル(1779-1815):セレナード Op.84/セレナード Op.99
 J・F・ドツァウアー(1783-1830):ポプリ Op.21
 W・T・マティーカ(1773-1830):ポプリ Op.21

マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
アグスティン・マルリ(ギター)

19世紀の重箱の隅から突つき出したオリジナル作品コレクション。ポプリとは複数の曲の旋律をつなぎあわせた楽曲のこと。


E-022
アダム・ファルケンハーゲン(1697-1754):
  リュートのための6つのソナタ Op.1(ギターによる)

アグスティン・マルリ(ギター)

世界初全曲録音。18世紀のリュート・ソナタ集のなかでもっとも美しい一巻を、オリジナルのタブラチュア譜を使用して演奏。


E-023
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1740頃-1767):
  6つのフルート・ソナタ Op.3

ザビーネ・ドライアー、ペーター・シュポア(フラウト・トラヴェルソ)
ローダ・パトリック(ファゴット)
タティアナ・ガイガー(チェンバロ)
トーステン・ブライヒ(アーチリュート)

世界初全曲録音。ピリオド楽器使用。アンナはバロック時代のドイツには珍しい女性作曲家。


E-025/26
(2CD)
ヴェンツェスラウス・トマス・マティーカ(1773-1830):
  フルート、ヴィオラとギターのための三重奏曲&
  ヴァイオリン、ヴィオラとギターのための三重奏曲全集
  セレナード Op.26*/夜想曲 Op.21*
  三重奏曲 Op.9+/三重奏曲 Op.24+/モーツァルト・メタモルフォシス+

ザビーネ・ドライアー(フルート)*
アンケ・ディル(ヴァイオリン)+
ブルース・ワイトソン(チェロ)
アグスティン・マルリ(ギター)

原典版による世界初全曲録音。マティーカはチェコに生まれオーストリアで活躍した作曲家兼ギター奏者。


E-027
ヴァイオリンとギターのためのロマン派オリジナル作品集
 レオンハルト・フォン・カル(1779-1815):セレナード Op.16
 ヴェンツェスラウス・トマス・マティーカ(1773-1830):
  セレナード Op.19/セレナード Op.22

クレール・ジョリヴェ(ヴァイオリン)
アグスティン・マルリ(ギター)

世界初録音。ヴァイオリンとギターの組み合わせのために書かれた一般的な作品とはかけ離れた楽曲。


E-028
ヴェンツェスラウス・トマス・マティーカ(1773-1830):
  ギターのための大ソナタ第1番/同 第2番/5つの小品 Op.20

アグスティン・マルリ(ギター)

世界初全曲録音。原典版による。


E-029
ECCA EN CONCIERTO 室内楽作品集
 カルメン・ベルドゥ(1962-):Talea
 ハイメ・ボテリャ(1963-):Rem in Aliam
 ホセ・ミゲル・デル・バリェ(1949-):Eoia
 タレ・ダリアス(1972-):Amba
 ハビエル・サンタクレウ(1965-):Collectio
 エドゥアルト・テロル(1965-):Leden

アルケウス・アンサンブル

アリカンテおよびブカレストの国際音楽祭におけるライヴ録音。


E-030
アグスティ・チャルレス(1960-):
  モドゥラル[抑揚を付ける、転調する] I
  モドゥラルII
  暗い影
  凸 I
  デュオ
  パルティセリャ

アグスティ・チャルレス(指揮)
グルポ・エニグマ

録音:1992年6-12月、サラゴサ


E-031
アルベルト・サルダ(1943-):
  ピアノのための5つの小品(1970)*
  イソリズム(オーボエ、変ロ管クラリネット、チェレスタ、
   ピアノ、ヴィオラ、チェロのための;1971)+
  蛇(声とギターと打楽器のための;1972)#
  管弦楽のための8つの小品(1973)**
  弦楽四重奏曲第1番(1975)++
  ラクメII(ピアノのための;1983)##
  管楽五重奏曲第1番(1987)***
  太鼓(打楽器のための;1992)+++

エルラリア・ソレ(ピアノ*
デイヴィッド・アサートン(指揮+
ロンドン・シンフォニエッタ+
クラウディア・ブロジンスキ=ベーレント(声#
ジークフリート・ベーレント(ギター#
ジークフリート・フィンク(打楽器#
アントニ・ロス・マルバ(指揮**
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団**
パリ・シェーンベルク弦楽四重奏団++
ミゲル・アルバレス=アルグド(ピアノ##
ハルモニア管楽五重奏団***
BCNパーカッション+++


E-032
ハビエル・ダリアス(1946-):
  管弦楽作品第1番「ビドレス」(1983)*
  管弦楽作品第2番「ビクマル」(1986)*
  管弦楽作品第6番「クラニベルス・テオ」(1997)+
  管弦楽作品第7番「サウデアデス・ノバ」(1998)#

ビクトル・パブロ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*
テネリフェ交響楽団+
ガリシア交響楽団#

録音:ロンドン、オール・セインツ教会*/テネリフェ、ギメラ劇場+
    ア・コルニャ、ロサリア・デ・カストロ劇場#

演奏オーケストラおよび録音場所の組み合わせは推測によります。


E-033
レオンハルト・フォン・カル(1779-1815):ギター四重奏曲全集
 ギター、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲
  Op.3/Op.57/Op.118/Op.121

アグスティン・マルリ(ギター)
ジル・コリャール(ヴァイオリン)
ブルース・ワイトソン(ヴィオラ)
マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)

世界初録音。原典版による。


E-034
スペインの魅力
 ニューヨーク・メトロポリタン博物館楽器部所蔵の
 チェロとギターの名器による19世紀スペインの旋律

 アンドレス・ロスケリャス(19世紀活動):思い出
 マリアノ・レデスマ(1779-1847):確信
 作曲者不詳:恋する者の欲望
 ナルシソ・パス(19世紀活動):ボレラ(ボレロ)/ラ・マンチャのセギディリャ
 マヌエル・ルケル(19世紀活動):
  祈り/Nice burlada, o los ojuelos/Nice vengada, o los ojuelos
  Nice cauta, o o del dicho al hecho
 作曲者不詳:Tirana (El Tripili Trapala)
 ラモン・カルニセル(1789-1855):
  El Nuebo Sereni/女中/El currillo/女の力/El Caramba
 エステバン・モレノ(19世紀活動):真実/肖像/春/無垢な欲望
 マヌエル・ガルシア(1775-1832):
  El polo del contrabandista(フランシスコ・バルタル編曲)
 パブロ・ボンロストロ(19世紀活動):蒸気船
 ホセ・メルチョル・ゴミス(1791-1836):El Curro marinero
 ルイス・セペダ(1819-1889):La granadina
 作曲者不詳:そのページ
 パブロ・ウエルトス(19世紀活動):Tirana/El li-li
 パブロ・デル・モラル(19世紀活動):Tirana
 クリストバル・オウドリッド(1825-1877):La Macarena(トマス・ダマス編曲)

マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
アグスティン・マルリ(ギター)

使用楽器:1850年パリのジャン・バティスト・ヴュヨーム製(チェロ)
       1825年パリのルネ・ラコート製(ギター)

世界初録音。


E-035
ジュアン・ギンジュアン(1931-):
  日記(1977)+/*
  ギター協奏曲(1990)**
  ファゴットと器楽合奏のための協奏曲(1978)#/*
  アクタ・エスト・ファブラ(1975)+/++

アンナ・リッチ(メゾソプラノ+
イグナシオ・ロデス(ギター**
ドミニク・ドギネス(ファゴット#
ホセ・ルイス・テメス(指揮*
グルポ・シルクロ*
エドモン・コロメル(指揮)**
イギリス室内管弦楽団**
ジャン・ピエール・デュピュイ(テープ++
ホセ・ラモン・エンシナル(指揮++
グルポ・コアン++

録音:1990年6月、マドリード*/1991年11月、ロンドン、オール・セインツ教会**/フォノテカRNE++


E-036/37
(2CD)
ラモン・バルセ(1928-):
  ピアノのための48の前奏曲*
  飛行船+

エウラリア・ソレ(ピアノ)

録音:スペイン国営放送*/1997年6月16日、マドリード、ソフィア王妃芸術センター+


E-038
クラリネットの現在(II)
 ヘスス・ビリャ=ロホ(1940-):
  形と面(クラリネットと器楽合奏のための)*
  カリフォルニアの花(語りとクラリネット多重録音のための)+
  主題のない変奏曲(クラリネット多重録音のための)
  Musica para obtener equis resultados
   (ピアノに合体させたクラリネットのための)
  あるカタログのための即興曲集

ヘスス・ビリャ=ロホ(クラリネット)
アントニ・ロス・マルバ(指揮*
ラファエル・タイボ(語り+


E-039
クラリネットの現在(III)
 ヘスス・ビリャ=ロホ(1940-):様々な響き(全8曲)

ヘスス・ビリャ=ロホ(クラリネット)
イシドロ・P・ガルシア(エレクトロニクス)


E-040
フルートとギターのためのロマン派オリジナル作品集
 レオンハルト・フォン・カル(1779-1815):
  二重奏曲 Op.87/セレナード Op.132/セレナード Op.19
  イタリアとドイツのオペラのポプリ
  (「ヴェスタの巫女」「パリのジャン」「スイスの家族」)
 ジャック・ピエール・ジョゼフ・ロード(1774-1830):ポロネーズ

ザビーネ・ドライアー(フルート)
アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2000年3月、スペイン、パレンシア、
    オルモス・デ・オヘダのサンタ・エウフェミア・デ・コソリョス教会。

原典版による世界初録音。ウィーンで活躍したレオンハルト・フォン・カルは、その短い生涯のうちに数多くの ギター曲、男声重唱・合唱曲を書いた。ザビーネ・ドライアーはフランクフルト・アム・マインに生まれ、マクサンス・ラリューに 師事した後、ブリュッヘン、バルトルド・クイケン、ハーゼルゼットらからピリオド楽器の演奏も学んでいる。 当盤ではモダーン楽器を使用。


E-041
ヴァイオリンとギターのためのオリジナル作品集
 ヨゼフ・マイゼーダー(1789-1838):ポロネーズ Op.4/華麗なポロネーズ Op.12
 エンリコ・プレーゲル(1783-1854):主題と変奏 Op.26
 V・クラウス(19世紀):変奏曲
 ヴィクトル・マニエン(1804-1885):協奏的二重奏曲 Op.5/同 Op.6
 バルトロメオ・バルトラッツィ(1773-?):協奏的二重奏曲

ジル・コリャール(ヴァイオリン)
アグスティン・マルリ(ギター)

世界初録音。


E-042
スパニッシュ・アルバム
 ホセ・ビニャス(1823-1888):
  アンダンテ・アパショナート/ワルツ/ピアノを模したファンタジア=カプリッチョ
  コンサート・ワルツ
 フェデリコ・カノ(1838-1904):練習曲
 フリアン・アルカス(1832-1882):
  リオハの騎乗御者/ボレロ/ワルツ/アメリカ舞曲/スコティッシュ
 バレンティン・ボレロ(19世紀):密売人のポロ(ファンダンゴ)
 ルイス・ソリア(1851-1935):
  葬送行進曲(フリアン・アルカスに捧げる)/ペテネラ/タンゴ
  ラ・マンチャのセギディリャ/パキト(ワルツ)/マラゲニャと変奏曲

アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2000年10月22-24日、ニューヨーク、メトロポリタン芸術博物館、カートリントン・パーク・ルーム
使用楽器:1858年ペドロ・フエンテス製、メトロポリタン芸術博物館所蔵

タレガ(1852-1909)の陰に隠され顧みられなくなってしまった19世紀スペインの重要なコンポーザー=ギタリストたちの作品を発掘し、 当時の楽器によって再生させるという意義深い企画。ビニャスはバルセロナに生まれ、作曲家兼指揮者となったが、ギタリストとしても 活動した異色の音楽家。カノもバルセロナで活躍したギタリストで、理論派のギター教師としても高名であった。アルカスはアンダルシア地方アルメリア生まれのギタリストで、弟子のタレガ以前の19世紀スペイン・ギター音楽史における最も重要な存在。 ソリアについては詳しいことが知られていないが、彼はアルメリアの出身で、アルカスやタレガとともにスペイン・ギター音楽の 新しい様式の確立に貢献したほか、クラシックとフラメンコの中間に位置するようなユニークなギター曲を書いた。 ボレロについても詳しいことはほとんどわからないが、残された作品は変化に富んだみごとなものである。


E-043
ハビエル・サンタクレウ(1965-):夢の音楽
  誕生の六重奏曲(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
   ホルンとピアノのための1992)(*)
  Abdec(ヴァイオリン、チェロ、打楽器とピアノのための;1997)(*)
  Delíenz(フルート、クラリネット、ファゴット、ホルン、
   ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノと打楽器のための;1994)(*)
  Neor(チェロとピアノのための;1995)(*)
  秋の四重奏曲(弦楽四重奏のための;1994)(+)
  オニリス、夢の音楽(管弦楽のための;1997)(#)

リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮(*))
アルケウス・アンサンブル(*)
フロリレジウム弦楽四重奏団(+)
エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮(#))
スペイン放送交響楽団(#)


E-044
ギターのための6つのソナティナ
 ミゲル・アロンソ(1925-):ソナティナ練習曲(II)(「音楽の中の悪魔」)
 ガブリエル・フェルナンデス・アルベス(1943-):潜在的なソナティナ
 バレンティン・ルイス(1939-):祭礼のソナティナ
 セバスティアン・サンチェス・カニャス(1944-):ソナティナ
 ルイス・バスケス・デル・フレスノ(1948-):スペインのソナティナ Op.42
 ヘスス・ビラ・ロホ(1940-):ソナティナ

ガブリエル・エスタレリャス(ギター)

録音:1993年3月5-6日、マドリード県ガラパガル、ピエドラス・ビバス、
    ラス・ヒハス・デ・ヌエストラ・セニョラ・デル・サグラド・コラソン聖堂


E-045
トマス・マルコ(1942-):
  バロック協奏曲第2番「闘牛術」
  協奏的ディヴェルティメント第1番「テラマル」
  室内交響曲第1番「隠された調和」
  室内交響曲第2番「E un passo sfiorava l'arena」

ホセ・デ・エウセビオ(指揮)
モドゥス・ノヴス

録音:2000年4月11日、マドリード、国立音楽堂


E-046
いたるところ音楽
 ビセント・ベレンゲル(1968-):G&aacue;ler of Sicnar(クラリネットのための)*
 ホセ・ミゲル・デ・バレ(1949-):Ruyaman(アンサンブルのための)+
 フランシスコ・J・モリナ(1968-):Aleucse(ファゴットのための)#
 マリア・アンヘレス・ベルダ(1961-):レナ(アンサンブルのための)+
 リディア・バレロ(1954-2000):
  Variacions per a dues Nines(バセットホルンのための)*
  Intimerias(アンサンブルのための)+
 ホセ・マリア・ブル(1959-):Conditio(打楽器アンサンブルのための)**
 エドゥアルド・テロル(1965-):
  Esclops de Misteri(クラリネット、ファゴットとアンサンブルのための)*/#/*

エドゥアルド・テロル(クラリネット、バセットホルン*
リヴィア・ダンセアヌ(指揮+
アルケウス・アンサンブル+
セルバン・ノバク(ファゴット#
アレハンドロ・マテイ(指揮**
ゲーム・パーカッション・アンサンブル**

録音:2000-2001年


E-047
カルメン・ベルドゥ
 室内楽作品集
  四重奏曲「ニワウルシの木陰」(第2版;1999)
  五重奏曲「シャディア」(1998)
  八重奏曲「ネイレの夢」(第2版;1998)
  六重奏曲「タレア」(第2版;2000)
  三重奏曲「ダイナ舞曲」(1999)
  四重奏曲「アダラ」(1993)
  二重奏曲「ロルナ」(1996)
  七重奏曲「クラメリア」(1998)

ゲーム・パーカッション・アンサンブル
フロリレジウム弦楽四重奏団
アルケウス・アンサンブル

録音:ルーマニア、ブカレスト


E-048
ルイ・ガブリエル・ギユマン(1705-1762):
 無伴奏ヴァイオリンのための12のカプリス Op.18(1762)

ジル・コリャール(ヴァイオリン)

録音:2001年9月9、11日、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、
    サンタ・エウフェミア・デ・コソリョス教会

全曲世界初録音。現在トゥールーズ・バロック管弦楽団とレマン管弦楽団のコンサートマスターを務めているピリオド、モダーン 両刀使いのヴァイオリニスト、コリャールがフランス・バロックの秘曲を披露。ギユマンはパリ近郊に生まれ、ルクレールと 同じくイタリアでソミスに師事、帰国後ルイ15世の宮廷音楽家として活躍したヴァイオリニスト、作曲家。浪費癖があり、また 演奏に対し非常に神経質で、そのためか過度の飲酒に陥り、死因は自殺であったとも言われている。「12のカプリス」は 複雑な技巧を駆使した華麗な作品で、ギユマンの卓越した技量をしのばせます。パガニーニの「24のカプリス」の先駆とも いわれるこれほどの作品がこれまで録音されなかったのが不思議に思える。ピリオド楽器(バロック・ヴァイオリン)使用。


E-049
スパニッシュ・ロマンス
 アントニオ・ヒメネス・マンホン(1866-1919):
  ロマンス「愛の物語」*/ロマンティックなマズルカ「わが祖国の思い出」*
  ロマンス Op.5「夜明け」*/マズルカ Op.2「花一輪」*
  抒情的マズルカ Op.3*/ハバネラ Op.6「ロラ」*
  タンゴ Op.29「クレオールのカプリッチョ」*
 フアン・パルガ(1843-1899):大夜想曲 Op.24「カディスの思い出」*
 アントニオ・カノ(1811-1897):練習曲第7番+
 クリストバル・オウドリッド(1825-1877):ロンデニャ+
 作曲者不詳(19世紀):ハレオ+
 俗謡(19世紀)/トマス・ダマス編曲:サパテアド+

アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2001年10月27-28日、ニューヨーク、メトロポリタン芸術博物館、カートリントン・パーク・ルーム
使用楽器:1858年ペドロ・フエンテス製*、1825年ルネ・ラコート製+、メトロポリタン芸術博物館所蔵

タレガ(1852-1909)の陰に隠され顧みられなくなってしまった19世紀スペインの重要なコンポーザー=ギタリストたちの作品を発掘し、 当時の楽器によって再生させるという意義深い企画の第2作(第1作は E-042)。
最も多く作品が収録されているマンホンは、1歳で失明しながらも10代にして西欧各国でギタリストとして活躍、マドリードの宮廷に 仕えた後南米に渡りアルゼンチンに居を定め、1893年にはブエノスアイレス音楽院の創設者となった。


E-050
【限定盤】
スペインのビウエラ歌曲集 エミリオ・プジョルの歴史的ライヴ録音
 ルイス・デ・ナルバエス、ルイス・デ・ミラン、フアン・バスケス、
 アルフォンソ・ムダラ、クリストバル・デ・モラレス、
 ホセ・マリン、マテオ・フレチャ、エンリケス・デ・バルデラバノ、
 ガスパル・サンスの作品

ロサ・バルバニ(ソプラノ)
エミリオ・プジョル(ビウエラ)

録音:1954年7月16日、マドリード、リサイタル・ライヴ、モノラル

エミリオ・ブジョル(・ビラルビ)はバンドゥリア(ギター族とシターン族の中間に位置するスペイン・中南米固有の楽器)演奏の 天才少年として活躍した後、1900年にギターの練習を始め、タレガらに師事、1912年にギタリストとしてデビューして10年足らず で世界的名声を確立した。彼は作曲家、教育者、音楽学者としても活躍し、古楽器であるビウエラとそのレパートリーの復興にも 尽力した。プジョルが70歳のときに行った、スペイン・ルネサンスの作曲家によるビウエラ伴奏歌曲リサイタルのライヴ録音を 発掘・CD化した当限定盤は、たいへん貴重なもの。


E-051
室内の響き
 ホセ・マリア・ブル(1959-):底(2000)(*)
  録音:2000年11月15日、ミュンヘン音楽演劇大学
 ホアキン・ゴマリス(1971-):Nemej(2001)(*)
  録音:2001年12月5日、ミュンヘン音楽演劇大学
 ジョルディ・オルツ(1962-):Mer'z(2001)(*)
  録音:2001年12月15日、ルーマニア、ブカレスト、第4回アルケウス国際音楽祭
 エドゥアルド・テロル(1965-):
  クラリネット独奏のための組曲(バセットホルン版;1995)(+)
  録音:2000年6月26日、ルーマニア、バカウ、第16回Zilele Musicii Contemporane
 ビセント・ベレンゲル(1968-):青(2001)(*)
  録音:2002年11月12日、ミュンヘン音楽演劇大学
 フランシスコ・J・モリナ(1968-): Icsàpar(1997)(*)
  録音:2001年4月14日、ウクライナ、オデッサ、第10回Two Days and Two Nights
 ホセ・ミゲル・デ・バリェ(1949-):円(1999)(*)
  録音:2000年10月22日、ルーマニア、ブカレスト、第3回アルケウス国際音楽祭

リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮(*))
アルケウス・アンサンブル(*)
エドゥアルド・テロル(バセットホルン(+))


E-052
現代スペインの作曲家たち Vol.6
 ジョセプ・ソレル
(1935-):
  ピアノ・ソナタ第9番(1997)*
  ピアノのためのポリフォニアス(1990)*
  ピアノのための4つの練習曲=詩集(1999)*
  Das Stundenbuch(リルケの5つの詩;1961)+
  弦楽四重奏曲第2番(1975)#

ディエゴ・フェルナンデス・マグダレノ(ピアノ*
ジェーン・マニング(ソプラノ*
エウラリア・ソレ(ピアノ+
パリ・シェーンベルク弦楽四重奏団#

録音:ADD*/+/DDD#


E-053
ハイメ・ボテリャ室内楽作品集
  Quálibet Líbet(1999)/Noix(1994)
  Aníhila(1992)/Stratonicea(1999)
  Scando(1993)/Dea Kará(1998)

トリオ・エキノクス
フロリレジウム弦楽四重奏団
アルケウス・アンサンブル


E-054
ルイ・ガブリエル・ギユマン(1705-1762):
 無伴奏ヴァイオリンのためのアミュズマン Op.18(1762)

ジル・コリャール(ヴァイオリン)

Op.18で付録扱いになっている「12のカプリス」に続く、コリャールによる録音。ピリオド楽器(バロック・ヴァイオリン)使用。


E-055
新千年紀のための「四季」
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):「四季」 Op.8 No.1-4
  (ヴァイオリン、バンドネオン、ティンパノン、
  メカニック・オルガンとコントラバスのための新編曲版)

ジル・コリャール(ヴァイオリン)
バルバロック四重奏団
 フランシシコ・カベリョ(バンドネオン) ジル・レイモン(ティンパノン)
 パトリック・マティス(メカニック・オルガン) ディディエ・カペイユ(コントラバス)

録音:2002年5月、フランス、ドローム、コボンヌ教会

メカニック・オルガンとは、紙に穴を空けて作った楽譜をオルガンに通して自動演奏させるオルゴールのような楽器。 「四季」の一部を演奏するメカニック・オルガンに出会ったコリャールが、全曲をメカニック・オルガン付きで演奏しようという アイデアを思い立ち、バルバロック四重奏団との共演で実現に至らせたという、ユニークな録音。 もちろん、メカニック・オルガン用の楽譜は新たに編曲・作成されたということになるが、そのメカニック・オルガンと 生身の人間が弾くヴァイオリンの掛け合いが実に楽しく、一気に聴き進んでしまう。 ティンパノンは真鍮弦を2つのヘラのようなもので叩く 卓上琴で、ハンガリーのツィンバロンに近い楽器。意外なサウンドが随所に聴かれ、楽しさいっぱい。


E-056/57
(2CD)
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
  無伴奏チェロ組曲 BWV1007-1012

マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)

ニューヨーク・メトロポリタン博物館所蔵、1667年ストラディヴァリウス製のチェロを使用した演奏です。


E-058
ロマン派歌曲のなかのスペイン
 ヴォルフ:スペイン歌曲集 から
  しゅろのこずえにただよう天使よ/鳴り響け、私のパンデロ
  私の髪の影に/お話しください、気高き主よ
  プレチオーザの頭痛のための箴言/心よ、すべては眠りにつき
  いつの日かわが思いは/心の奥深く私は苦悩を秘めて
  来たれ死よ、夜に包まれて/花で私を覆って/おまえの足を痛めたのは誰?
 ブラームス:聖なる子守歌/海辺から/私の髪の影に
 グリーグ:いつの日かわが思いは
 シューマン:メランコリー/心の奥深く私は苦悩を秘めて/水豊かなエブロ川
 マーラー:セレナード/幻想
 シューベルト:ドン・ガイセロスI/II/III  シェルルフ:スペインのロマンス
 ルビンシテイン:花で私を覆って/鳴り響け、私のパンデロ

シルビア・シュワルツ(ソプラノ)
フリオ・ムニョス(ピアノ)

録音:2001年9月5日、スペイン、サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル

ロマン派の大作曲家たちがスペインの詩のドイツ語訳をテキストとして作曲した歌曲を集めたアルバムです。


E-059
ギターのための作品集
 ルイス・デ・ミラン:ファンタシア
 ドメニコ・スカルラッティ:4つのソナタ
 マウロ・ジュリアーニ:変奏曲 Op.107
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:3つの前奏曲/地中海 Op.176
 ペドロ・サエンス:無窮動
 フリオ・サグエラス:ハチドリ
 アストル・ピアソラ:タンゴ
 エルネスト・ハルフテル:ハバネラ
 フリオ・アルベルト・エルナンデス:ワルツ
 フランチェスコ・テッリ:夜想曲

アグスティン・マルリ(ギター)

録音:1990年

エメック・ディスコスのオーナー&プロデューサーでもあるマルリのデビュー・レコーディング。他レーベルからリリースされていた 音源の移行再発売と思われます。


E-060/1
(2CD)
J・S・バッハ
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV.1001-1006

ジル・コリャール(ヴァイオリン)

録音:2003年8月9-11日、スペイン、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、
    聖エウフェミア・デ・コソリョス教会
使用楽器:1732年、アントニオ・ストラディヴァリウス製

ギユマンの「無伴奏ヴァイオリンのための12のカプリス」(E-048)と「無伴奏ヴァイオリンのためのアミュズマン」(E-054)で古楽ファン、無伴奏ヴァイオリン・ファンの注目を集めたコリャールによるバッハが登場です。


E-062
ダニエル・フォルテア(1887-1995):ギターのためのオリジナル作品集
  夜想曲 Op.33(1919)/同「トレド」Op.14/同「私の隠れ家で」Op.42(1938)
.   ロマンス Op.7(1921)/私は一人 Op.43(1939)/淀み Op.44(1939)
  地の精(1930)/魔女の宴 Op.32(1930)
  厚紙人形の踊り Op.31/詩的練習曲 Op.25(1929;4曲)
  すみれの葉 Op.41 No.1(1938)/Pelato de rosa Op.41 No.2(1938)
  バラード Op.47(1947)/マドリガル Op.21(1922)
  瞑想 Op.24(1928)/喚起(1916)/即興=ガヴォット Op.1
  童話 Op.12(1919)から No.4,5,3/アレグロ・デ・コンシエルト Op.11(1919)
  カプチッチョ・エチュード Op.23(1919)/即興曲 Op.17(1919)
  ざわめき Op.27/ソルへのオマージュ Op.36(1939)
  悲歌 Op.15(1920)/スペイン組曲 Op.22

アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2004年3月22-25日、スペイン、カステリョン、
    Benlloch、Ermitori de la Mare de Deu de i'Adjutori

フォルテアはタレガに師事したスペインのギタリスト・作曲家です。


E-063
ドン・キホーテとドゥルシネア チェロとギターのための作品集
 エリク・マルシェリー(1957-):
  ドン・キホーテとドゥルシネア*/日食/3つの版画*/ダンス
 フェルディナント・レバイ(1888-1953):ワルツ/タンゴ
 ハンス・マリア・アントン・ハウスヴィルト(1901-1979):コンツェルティーノ
 ラダメス・グナタリ(1906-1988):ソナタ+
 ドリュー・ヘメンガー(1971-):アメリカの歌(7曲)*
 ヴァルター・イェンチュ(1900-1979):ソナタ Op.60

ジョーンズ&マルリ・デュオ
 マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
 アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2004年8月25-27日、スペイン、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、
    聖エウフェミア・デ・コソリョス教会

+印以外は世界初録音。*印はジョーンズ&マルリ・デュオへの献呈作品です。


E-064
アルケウスとともに10年
 ビンセント・ベレンゲル(1968-):Mots(2003)(**)
 ロメロ=ラミレス(1968-):Grupin's(2002)(**)
 ホセ・マリア・ブラウ(1959-):Seng(#)(2001)
 フランシスコ・J・モリナ(1968-):Mezgorj(2002)(**)
 ジョルディ・オルツ(1962-):Imatges(2002)(**)
 フランシスコ・M・トレド(1967-):Muiwashaha(1999)(+)
 エドゥアルド・テロル(1965-):El Cau del Silenci(1997)(*)

リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮)
アルケウス・アンサンブル

録音:1998年(*)、1999年(+)、2002年(#)、2003年(**)、ルーマニア、ブカレスト、スタジオ


E-065
ハビエル・ダリアス(1946-):ポリアンテア
 様々な分野にわたる室内楽作品選集

  インディアの物語(弦楽四重奏のための;1992)(*)
  アロヒアス[Alogías]
   (ギターとプリペアード・ギターのクァルテットのための;1979)(+)
  Prop a Vícmar(二人で奏するピアノとプリペアード・ピアノのための;1982)(#)
  変奏曲第12番(ヴァイオリンと同調器のための;1998)(**)
  サンデー組曲[Sanday Suite](フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、
   ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノのための;1991)(++)
  フーガの遊び I(指揮者と三人で奏するプリペアード・ピアノのための;1978)(##)
  アンヘル・コスモスの詩のための構造(声とフィードバックのための;1980)(***)
  フーガの遊び II(指揮者と三人で奏するプリペアード・ピアノのための;1978)(##)

フロリレジウム弦楽四重奏団(*)
アカサカ・コウキチ(ギター(+))
カルメン・サンチョ(キーボード(#/##))
ハビエル・ダリアス
 (キーボード・プリパレーション(#)、同調器(**)、フィードバック(***))
タレ・ダリアス(ヴァイオリン(**)、指揮(##))
リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮(++))
アルケウス・アンサンブル(++)
ホセ・チャフィノ、カルメン・ベルドゥ(ピアノ(##))
アンヘレス・ペテルス(ソプラノ(***))


E-066
音楽とその時代 Vol.1 クラリネットとピアノのための音楽
 ハイメ・ボテリャ:Bal Acrú Ascharmán(2003)
 カルメン・ベルドゥ:飛躍(2004)
 ホセ・ミゲル・デ・バリェ:Moatize(2004)
 リディア・バレロ:Variacions per a dues nines(1997)
 エドゥアルド・テロル:ソナタ(2003)
 ホセ・マリア・ブル:Sis(2002)
 ハビエル・サンタクレウ:夜明けの約束(2002)

エドゥアルド・テロル(クラリネット)
シルビア・ゴメス・マエストロ(ピアノ)


E-067
CUM PROLATIONE
 ジョルディ・オルツ(1962-):
  カルメン(オーボエ、クラリネット、ファゴット、
   ヴァイオリン、チェロ、ピアノと打楽器のための;2003)(*)
 ビセント・ベレンゲル(1968-):
  Tres Sis(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2005)(*)
 フランシスコ・J・モリナ(1968-):
  In Aernix(フルート、ファゴット、
   ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2004)(+)
 ロメロ・ラミレス(1968-):
  No Fate(フルート、オーボエ、クラリネット、
   ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための1999)(#)
 ホセ・チャフィノ(1964-):
  Islarekrai(オーボエ、クラリネット、ファゴット、
   ヴァイオリン、チェロとピアノとのための;2004)(#)
 フランシスコ・M・トレド(1967-):
  ガラスの魂(弦楽四重奏のための;2002)

リヴィウ・ダンチェアヌ(指揮)
アルケウス・アンサンブル
フロリレジウム弦楽四重奏団

録音:2005年6月22日、モルドヴァ、キシニョフ、サラ・ブランクシ(*)
    2004年10月23日、ブカレスト、ルーマニア放送スタジオ(+)
    2005年9月17日、ミュンヘン音楽演劇大学(#)


E-068
ベネト・カサブランカス(1956-):
  風刺詩集(1990)(*)
  弦楽三重奏曲(1992)(+)
  序奏、カデンツァとアリア
   (クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための1993)(#)
  弦楽四重奏曲第2番(1991)(**)
  新風刺詩集(1997)(++)
  アルバムの綴り(シューベルトの主題による変奏曲;1993)(##)
  2つの覚え書き(1796)(##)
  格言(1996)(##)
  管弦楽のための3つの風刺詩(2001)(***)

E・マルティネス・イスキエルド(指揮(*))
バルセロナ 216(*)
パリ弦楽三重奏団(+)
グルポ・マノン(#)
アルディッティ四重奏団(**)
E・コロメル(指揮(++))
ロンドン・シンフォニエッタ(++)
ミケル・ビヤルバ(ピアノ(##))
サルバド・マス(指揮(***))
カタルニャ・ナショナル交響楽団(***)


E-069
フェルナンド・ソル(1778-1839):ギターのためのメヌエット集
  ト長調 Op.2 No.1/ハ長調 Op.2 No.4/ト長調 Op.3
  ト長調 Op.5 No.1/ハ長調 Op.5 No.3/ト長調 Op.8
  ト長調 Op.11 No.1/ト長調 Op.11 No.2/ト長調 Op.11 No.3
  ニ長調 Op.11 No.4/ニ長調 Op.11 No.5/イ長調 Op.11 No.6
  イ長調 Op.11 No.7/イ長調 Op.11 No.8/ホ短調 Op.11 No.9
  ホ長調 Op.11 No.10/へ長調 Op.11 No.11/変ロ長調 Op.11 No.12
  イ長調 Op.13 No.1/ハ長調 Op.13 No.3
  ホ短調 Op.15/ハ長調 Op.22/ト長調 Op.23
  ハ長調 Op.24 No.1/へ長調 Op.24 No.2/へ長調 Op.24 No.3
  へ長調 Op.24 No.4/へ長調 Op.24 No.5/へ長調 Op.24 No.6
  へ長調 Op.24 No.7/変ロ長調 Op.24 No.8
  ハ長調 Op.25/ホ長調 Op.32/イ長調 Op.36 No.1/ト長調 Op.36 No.2

アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2005年9月20-22日、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、
    サンタ・エウフェミア・デ・コソリョス教会
使用楽器:1840年、パリにてルネ・ラコス製(2005年、マドリードにてイグナシオ・ロサス復元)

ソルのメヌエットばかり35曲を、作曲者の死の翌年に製作されたピリオド楽器を使って演奏した注目のアルバムです。


E-070
アンドレス・セゴビア(1893-1987):オリジナル・ギター作品集
  毎日の練習曲[Estudios diarios];祈り,思い出
  光なき練習曲[Estudio sin luz]
  カール・サンドバーグのために[For Carl Sandburg]
  練習曲ホ長調[Estudio en mi mayor]
  デリのための練習曲[Estudio para Deli]
  マカレナ[Macarena]/ネブリナ[Neblina]
  レッスン 11[Leccion 11]/レッスン 12[Leccion 12]
  3つの練習曲イ長調[Tres preludes en la mayor]
  即興曲[Impromptu]/トナディリャ[Tonadilla]
  5つの逸話[Cinco anecdotas]
  11の前奏曲[Once preludios];
   ホ短調,ホ短調「疲労」,ホ短調「レオン」,ハ長調,ホ短調,ロ短調,
   ホ短調「マドリレニョ」,ホ長調「アパリシオ・メンデスの主題による」,
   ハ長調「シネ・ノミネ」,ト長調,ロ短調「Vara」

アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2006年9月20-22日、マドリード、王立サン・フェルナンド美術アカデミー、ギターの間
使用楽器:1962年、ヘルマン・ハウザー・Jr[Hermann Hauser II]製
       (王立サン・フェルナンド美術アカデミー所蔵)

名ギタリスト、セゴビアの作品を、セゴビア自身が所有し演奏していたギターを使用して録音した注目盤です。


E-071
古きウィーン ヴァイオリンとピアノのための作品&編曲集
 レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)/
  ヤッシャ・ハイフェッツ(1899-1987)編曲:古きウィーン
 レオポルド・ゴドフスキー:ワルツ・ポエム第2番
 レオ・ヴェイネル(1885-1960):婚礼の宴[Lakodalmas]Op.21b
 モリツ・モシュコフスキ(1854-1925)/
  フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917)編曲:スペイン舞曲集 Op.12 Nos.1,2,4
 フーゴー・ヴォルフ(1860-1903)/
  コンスタンチン・モストラス(1886-1965)編曲:隠棲
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ ト短調 Op.5 No.5
 モーツァルト(1756-1791)/フリッツ・クライスラー(1875-1962)編曲:
  ロンド(ハフナー・セレナード K.250 より)
 フランツ・シューベルト(1797-1828)/
  コンスタンチン・モストラス編曲:性格的な行進曲 Op.121 No.1
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840)/フリッツ・クライスラー編曲:カプリス Op.1 No.20
 ニコライ・メトネル(1879-1951):ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 Op.21
 シリル・スコット(1879-1970):熟したさくらんぼ

インナ・コーガン(ヴァイオリン)
トビアス・ビッガー(ピアノ)

録音:2005年4月4-7日、フランクフルト、フェステブルク教会

古き良き時代のウィーンのサロンを思わせるプログラム。インナ・コーガンはロシアのサンクトペテルブルクに生まれ現在はドイツを本拠に活躍するヴァイオリニスト。トビアス・ビッガーはドイツのピアニスト。


E-072
モーツァルト(1756-1791):フルート四重奏曲集
  ニ長調 K.285/ト長調 K.285a/ハ長調 K.Anh.171(285b)/イ長調 K.298

ザビーネ・ドライアー(フルート)
ジル・コリャール(ヴァイオリン)
マリー・ルジャンドル(ヴィオラ)
マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)

録音:2006年8月6日、スペイン、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、ライヴ

ザビーネ・ドライアーはドイツ、フランクフルト生まれのフルーティスト。ピリオド楽器もこなしますが、ここでは弦とともにモダーン楽器を演奏しています。


E 074
アルハンブラの思い出 ギター・ソロ・フェイヴァリッツ
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):アルハンブラの思い出
 不詳:ロマンス(禁じられた遊び)
 ホセ・ビニャス(1823-1888):夢(練習曲)
 ラウリンド・アルメイダ(1917-1995):ブラジランセ(ショロ)
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  ショロス・ティピコ/壊れたギター[ビオラ・ケブラダ]
 ジョアン・ギマランイス(1883-1947):カリヨンの音
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):鬼火の歌[狐火の踊り]
 ポール・コールズ(1952-):夜想曲
 ティエリー・ティスラン(1956-):
  ミロンガ・セレナ/ヴァガボンド・ワルツ/ヴァガボンド組曲
 アルトゥール・ボスマンス(1908-1991):ブラジレイラス
 ロドリゴ・リエーラ(1923-1999):カンシオン・カロレニャ
 ビセンテ・エミリオ・ソホ(1887-1974):エンデチャ
 マヌエル・エンリケ・ペレス・ディアス(1912-1984):冗談
 ホセ・アントニオ・サン・セバスティアン(1886-1956):バスク前奏曲「苦痛」
 ホルヘ・マルティネズ・サラテ(1923-1993):舞曲
 アルバート・ハリス(1918-2005):ワルツ
 マリオ・ガンジ(1924-):コン・タンタ・テネレッツァ[多くの優しさをもって]
 スタンリー・マイヤーズ(1933-1993):カヴァティーナ
 フランツ・カセーウス(1915-1993):ロマンス 1978
 フランシスコ・タラルン(1963-):悲しい歌
 マリア・リンネマン(1947-):ジュリエット

アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2007年9月16-18日、スペイン、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、
    聖エウフェミア・デ・コソリョス教会


E 075
スペインの思い出 チェロとギターのための音楽
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):
  アランフェス、わが思い(アランフェス協奏曲 第2楽章より)
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):
  スペイン舞曲集 Op.37 から アンダルサ(No.5)
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):4つのスペインの歌
 ホアキン・ニン(1879-1949):スペインの歌
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
  スペイン民謡組曲(7つのスペイン民謡 から)/オペラ「はかない人生」から 舞曲
 イサーク・アルベニス(1860-1909):スペインの歌 Op.232 から コルドバ
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  ブラジル風バッハ 第5番 から アリア(カンティネラ)
 ポール・コールズ(1952-):スペインの思い出
 デルフィン・コロメ(1949-):鳥の(「鳥の歌」による)(*)
 田中聰(1956-):サン・イデルフォンソの夜想曲[Nocturno de San Idelfonso](*)

ジョーンズ&マルリ・チェロ=ギター・デュオ
 マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
 アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2007年10月17-19日、スペイン、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ、
    聖エウフェミア・デ・コソリョス教会

2007年の日本ツアーが招聘元の倒産により大幅に縮小され、多くの日本のファンへのお披露目がかなわなかったジョーンズ&マルリ・チェロ=ギター・デュオ(招聘時の名称はロマンティック・チェロ&ギター・デュオ)。(*)はジョーンズ&マルリ・チェロ=ギター・デュオへの献呈作品です。


E 076
フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1983):マドリードの門 ギター作品集
  マドリードの女たち; ティラナ,コプラ,ボレロ
  マドリードの門
   アルカラの門,トレドの門,鉄の門,天使の門,モーロの門,
   サン・ビセンテの門,閉ざされた門
  古い伝説/熟視/マンサナレス・エル・レアル/マホのメヌエット
  懐かしさ/悲歌/気まぐれな言葉/子守歌/びっこ引きの行進/遠方
  カップルの噂(コプラのざわめき?)[Rumor de Copla]/羊飼いの女
  モンタラサ/小唄[Cancioncilla]
  小品組曲; 呼び出し,トレモロ,ワルツ,ディヴェルティメント
  Quien te puso petenera/サパテアド/眠っている女児

アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2008年9月1-2日、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ(スペイン)、
    聖エウフェミア・デ・コソリョス教会


E 077
ホセ・マリア・ブルAcroama
  fons(オーボエ、クラリネット、ファゴット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、
   打楽器のための;2000(*))
  Glossa Aculiana(オーボエ、クラリネット、ファゴット、ヴァイオリン、
   チェロ、ピアノのための;2003(*))
  Sheng(クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ホルン、ピアノのための;2001(*))
  Abba(弦楽四重奏のための;2005(+))
  Sis(クラリネットとピアノのための2002(#))
  Iter(ファゴットのための;1998(**))
  Conditio(打楽器のための1999(++))

アルケウス・アンサンブル(*)
フロリレジウム弦楽四重奏団(+)
デュオ・エドゥアルド・テロル&シルビア・ゴメス・マエストロ(#)
セルヴァン・ノヴァク(ファゴット(**))
アレクサンドロ・マテイ(打楽器(++))


E 079
エンリケ・ムニョス(1957-):声楽アンサンブル作品集
  影(レクイエムのための空間;1999)(+)
  暗い恋(フェデリコ・ガルシア・ロルカのテキストによる;2000)(*)
  21の音楽の滴(ピエール・アルベール=ビロの詩による;2006)(+)

ソリ=トゥッティ声楽アンサンブル
ドニ・ゴーテイリー(指揮)

録音:2006年、パリ、聖ドニ教会(*)/2007年、パリ、聖マルセル寺院(+)


E 080/81
(2CD)
アントニオ・ルイス=ピポ(1934-1997):ギター作品全集
  歌と踊り/ネニア/前奏曲第2集/自由な歌とフロレオ
  カベソンへのオマージュ/前奏曲とトッカータ/面倒なこと
  タクシーのためのソナタ/前奏曲第1集/エスタンシア/ジョンへ
  賞賛/ティエントによるティエント(A・デ・ムダラへのオマージュ)
  秋/ヴィラ=ロボスへのオマージュ(*)/二人のために(*)

ジャン・ブリュノ・ドータネル(ギター)
ナディア・ジェルベル(ギター(*))


E 084
リンダラハの庭 ギターのための新しい音楽
 アンドレス・セゴビア国際クラシック・ギター作曲コンクール優勝作品集

 エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):リンダラハの庭、幻想曲〔2001〕
 ホルヘ・ミゲル・ゴンサレス(1975-):半音階的〔2006〕
 マルコ・スマイリ・ミラス(1967-):
  あの時と同じ光(テテ・モントリウへのオマージュ)〔1999〕
 ハビエル・ファリアス・カバリェロ(1973-):Retorna〔2005〕
 ヴィルジニオ・ツォッカテッリ(1969-):ギターのための5つの小品〔2000〕

アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2010年4月13-14日、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ(スペイン)、
    聖エウフェミア・デ・コソリョス教会

スペイン、グラナダ県ラ・エラドゥラ=アルムニェカルで開催されるクラシック・ギターのための作曲コンクールにおいて第1位を獲得した作品を収録。〔受賞年〕。


E 085
愛と死 グラナドス、アルベニス、モンポウピアノ作品集
 グラナドス(1867-1913):「ゴイェスカス」から 愛と死/わら人形
 アルベニス(1860-1909):「イベリア」第1集
   喚起(エボカシオン)/港/セビリャの聖体祭
 モンポウ(1893-1987):ショパンの主題による変奏曲

セバスチャン・スタンリー(ピアノ)

録音:2010年12月7-8日、ロンドン、ペレグリン・ピアノ・スタジオ

英国王立音楽大学で学んだスペイン系英国人ピアニスト、セバスチャン(・ミゲル)・スタンリー(1984年生まれ)によるスペイン・プログラム。


E 090
私は風に恋をした 中世の歌と舞曲集
  Improvisation / Mit ganzem herzen / Yo me enamore de un aire
  Prendes i garde / A la una yo naci / Hodie Christus natus est
  Temp gwell eo gwinn / Alleluia Laetatus sum / Avrix mi galanica
  Por nos de dulta tirar / Uri tsafon / Ondas do mar de Vigo
  Improvisation Tibet / Virgo Dei Genetrix / Domna pos vos
  Gaudeamus / Basse dase appelee / Laude novella / A ni tsa me

レヴァルズ・トルバドゥールズ
 アンナ・リュッサ・ヘレル(打楽器、リコーダー、カンネル)
 ヤンノ・ポック(ニッケルハルパ、歌、打楽器、ディレクター)
 マーリヤ・ウース(リコーダー、リュート、打楽器)
 エンドリク・ユクスヴェルフ(歌、打楽器)

録音:2009年8月7-8日、パレンシア県オルモス・デ・オヘダ(スペイン)、
    聖エウフェミア・デ・コソリョス教会、ライヴ

10世紀から15世紀にかけてのヨーロッパ音楽を演奏するエストニアの四人組、レヴァルズ・トルバドゥールズ(エストニア語では Rrevali Trubaduurid)のスペインでのライヴ録音。


E 091
スペインの詩人たち Vol.1
 ミゲル・エルナンデス
(1910-1942):
  Pastoril / El Nazareno / Mis ojos, sin tus ojos, no son ojos
  Me tiraste un limón y tan amargo / El toro sabe al fin de la corrida
  Me llamo barro aunque Miguel me llame
  Tengo estos huesos hechos a las penas / Te me mueres de casta y de sencilla
  Umbrío por la pena casi bruno / Un carnívoro cuchillo / Cantar
  Tus cartas son un vino / Me sobra el corazón
  No cesará este rayo que me habita? / No me conformo, no: me desespero
  Como el toro he nacido para el luto / Elegía / Carta / El herido
  Vientos del pueblo / Aceituneros / Canción del esposo soldado
  El niño yuntero / Canción última / Ausencia / Menos tu vientre
  Vals de los enamorados y unidos hasta siempre / Nanas de la cebolla
  Llegó con tres heridas / Eterna sombra

フランシスコ・バリャダレス(朗読)
マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)

録音:2010年3月2-3、18日、マドリード、ポリバレンテ・ホール

スペイン内戦に敗れ若くして獄死した詩人・劇作家ミゲル・エルナンデスの詩をスペインの名優フランシスコ・バリャダレス(1935-)が朗読。一部にチェロの演奏(バッハの無伴奏チェロ組曲からの一節や即興)が重ねられています。


E 092
スペインの詩人たち Vol.2
 ラファエル・デ・レオン
(1908-1982):
  Pena y alegría del amor / Romance de la Petenera
  Romance de la Viuda enamorada / Giosa a la soleá / Trigo limpio
  Soltera / Centinela del amor / Consejos del buen amor / Despedida
  Profecía / Para toda la vida / Novio / Luto
  Tres puñales / Me da usted candela? / Romance de la Lirio

フランシスコ・バリャダレス(朗読)
アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2010年4月27-28日、ロペ・デ・ベガ劇場、およびリンコン・デ・ペドロの旧舞踏サロン

スペインの詩人で歌謡曲の作詞家としても活躍したラファエル・デ・レオンの詩をスペインの名優フランシスコ・バリャダレス(1935-)が朗読。一部にギターの演奏(アンダルシア民謡)が重ねられています。


E 093
スペインの詩人たち Vol.3
 アントニオ・マチャド
(1875-1939):
  Campos de Castilla (1907-1917): Retrato / A un olmo seco (1912)
  Cancionero Apócrifo: Dos sonetos a Guiomar / Canciones: Inventario galante
  Campos de Castilla:
   Campos de Soria. Fragmento. "!Soria fría, Soria pura...")
  Canciones: "Abril florecía..."
  Del camino: "!Oh dime, noche amiga, amada vieja..."
  Campos de Castilla: "De la ciudad moruna...",
  Campos de Castilla: Los olivos. Fragmento. "!Viejos olivos sedientos...")
  Humorismos, Fantasías, Apuntes: "Anoche cuando dormía..."
  Campos de Castilla: Del pasado efímero / El mañana efímero (1913)
  Elogios: Una España joven (1914)
  Campos de Castilla: Proverbios y cantares. Fragmentos
  Soledades (1899-1907): "He andado muchos caminos..."
  Campos de Castilla: Por tierras de España
  Juan de Mairena (Fragmentos): "Mairena no era un recitador de poesías..."
  Juan de Mairena (Fragmentos): "Sé que habrás de llorarme cuando muera..."
  Campos de Castilla: A José María Palacio (1913)
  Elogios: A don Francisco Giner de los Rios (1915),
   A don Miguel de Unamuno, A Juan Ramón Jiménez
  Campos de Castilla: Llanto de las virtudes y coplas por la muerte de Don Guido
  Soledades: En el entierro de un amigo
  Humorismos, Fantasías, Apuntes: Las moscas / Campos de Castilla: La saeta
  Galerias: "Guitarra del mesón que hoy suenas jota..."

フランシスコ・バリャダレス(朗読)
アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2010年7月28日、8月6日、聖アントニオ修道院のロマネスク礼拝堂、ラ・カブレラ、
     マドリード自治州、スペイン

「98年世代」(米西戦争の敗北に象徴されるスペインの後進性を直視した世代)を代表する詩人の一人であるアントニオ・マチャドの詩をスペインの名優フランシスコ・バリャダレス(1935-)が朗読。一部にギターの演奏(ソル、ジュリアーニ、カルカッシ、コストの作品)が重ねられています。


E 094
スペインの詩人たち Vol.4
 フェデリコ・ガルシア・ロルカ
(1898-1936):
  Llanto por Ignacio Sánchez Mejías (1935):
   La cogida y la muerte / La sangre derramada
   Cuerpo presente. Alma ausente
  Romancero Gitano (1924-1927):
   Prendimiento y muerte de Antoñito "El Camborio" en el camino de Sevilla
   Romance sonámbulo / Romance de la pena negra. Romance de la luna, luna
   La casada infiel / Preciosa y el aire. San Gabriel (Sevilla)
  Poema del Cante Jondo (1921-1922):
   Baladilla de los tres ríos / Poema de la saeta: Sevilla
   Tres ciudades (Malagueña. Barrio de Córdoba: tópico nocturno. Baile)
   Poema de la soleá / Gráfico de la petenera: muerte de la petenera
   Viñetas flamencas (Café cantante. Memento)
   Poema de la seguiriya gitana: la guitarra
  Mariana Pineda (1924): Corrida de toros en Ronda: Amparo
  Doña Rosita la Soltera o el Lenguaje de las Flores (1935):
   Diálogo de las tres Manolas (fragmento)
  Canciones Andaluzas (1921-1924):
   Canción del jinete. Arbolé, arbolé
   Un retrato con sombras: Juan Ramón Jiménez
   Amor: En el instituto y en la universidad
  Sonetos del Amor Oscuro (1935-1934):
   Noche del amor insomne / Soneto de la guirnalda de rosas
   Soneto de la dulce queja
   El poeta pregunta a su amor por la ciudad encantada de Cuenca
   Llagas de amor
   Soneto gongorino en que el poeta manda a su amor una paloma
   El amor duerme en el pecho del poeta
   El poeta pide a su amor que le escriba / El poeta dice la verdad
   El poeta habla por teléfono con el amor / !Ay! voz secreta del amor oscuro
  Diván del Tamarit (1931-1934):
   Casida del herido por el agua / Gacela del niño muerto
  Poeta en Nueva York (1929-1930):
   1910 (Intermedio) / Huida a Nueva York / Un vals hacia la civilización
   Vals en las ramas / Ciudad sin sueño (Nocturno del Brooklyn Bridge)
   Norma y paraiso de los negros / La aurora
  Bodas de Sangre (1933): Nana suegra.

フランシスコ・バリャダレス(朗読)
アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2010年9月27-29日、10月6日、聖アントニオ修道院のロマネスク礼拝堂、ラ・カブレラ、
     マドリード自治州、スペイン

アンダルシアに生まれ内戦の最中に銃殺された詩人・劇作家フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩をスペインの名優フランシスコ・バリャダレス(1935-)が朗読。一部にギターの演奏(アンダルシア民謡)が重ねられています。


E 095
フランシスコ・オテロ(1940-):音と影
  北 3[Boreal](1986)(*)
  格言[Gnómina](テキスト:アントニオ・パスカル・ロス;2002)(+)
  夜の出来事[Los Eventos de la Noche](1990)(#)
  ギターのしわがれた音色のように[Como el Ronco Metal de las Guitarras](**)
   (テキスト:パブロ・ネルダ;1973/2001改訂)
  絶望の歌[Canción Desesperada](テキスト:パブロ・ネルダ;1977)(++)

ビセンテ・マルティネス・ロペス・Jr
 (C管フルート(*)、フルート(+)、器楽グループ指揮(+))
ビセンテ・マルティネス・ロペス(G管フルート(*)、フルート(+))
マリア・ホセ・チャコン(ソプラノ(+))
高木真介(ギター(+/**))
ホセ・ルイス・ベルナルド・デ・キロス(ピアノ(*/+))
RCSMM・サクソフォン・グループ(#)
マヌエル・ミハン(指揮(#))
アナ・フェルナンデス(ソプラノ(**))
エスペランサ・アバド(ソプラノ(++))
フェルナンド・ガリェゴ、ミゲル・ソラ(バス(++))
4つのの器楽グループ(++)
ホセ・マリア・フランコ・ヒル(指揮(++))

録音:2010年7月、エメック・ディスコス・スタジオ、マドリード、スペイン


E 096
デルフィン・コロメ(1946-2008):室内音楽集
  スケルツォ・オーヴァー・ベートーヴェン[Scherzo over Beethoven](1995)
   セレスト・ウィリアムス、クリスティナ・カスティリョ(ヴァイオリン)
   アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ) マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
  ボラカイ・ビーチ[Boracay beach](1999)
   アルフレド・カルラビリャ、マルコス・パランカレス(サクソフォン)
  眠る小舟についての変奏曲
   [Variations à propos d'un bateau qui s'endort](1984)
   アグスティン・マルリ(ギター)
  ソロのためのソロ[Solo para un solo](1986)
   フランシスコ・アルコセル(ファゴット)
  シンガポール・スリング[Singapore Sling](2006)
   セレスト・ウィリアムス、クリスティナ・カスティリョ(ヴァイオリン)
   アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ) マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
  鳥の[Dels ocells](2007)
   マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ) アグスティン・マルリ(ギター)
  セミオエスフェラス[Semioesferas](1998)
   アグスティン・マルリ(ギター)
   セレスト・ウィリアムス、クリスティナ・カスティリョ(ヴァイオリン)
   アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ) マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
   ルイス・ナビダド(コントラバス)
  ソルチコ[Zortziko](2007)
   アグスティン・マルリ(ギター)
  愛は海のように[Amar como el mar](1982)
   デルフィン・コロメ(ピアノ)

録音:1982、2007、2010年、マドリード、他


E 097
江文也16のバガテル
 アグスティン・マルリ編曲:16の中国伝承曲
   川のささやき/歌/水仙の花/羊飼いの笛/歌/小さな羊飼い
   Akbilak/歌/愛とりんご/ジャスミン/愛の歌/羊飼いの満足
   歌/サモワールは呼んでいる/李族賛歌/美しい山鳥
 江文也(1910-1983)/アグスティン・マルリ編曲:16のバガテル Op.8
   Green Leaves Young Leaves / Lento tranquillo / Canto dormiente
   Charamela / Adagio misterioso / Allegro feroce / Epitaph
   Allegro ma non troppo / I Remember… / Allegretto siempre legato
   Erhu / Prestissimo tumultuoso / Andante cantabile
   Allegretto leggiero / Pipa / Peking Gate

マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2010年11月9-12日、マドリード、サン・フランシスコ・エル・グランデ王立バジリカ教会

江文也(こう・ぶんや)は日本植民地時代の台湾出身の作曲家・声楽家。旧制上田中学校、武蔵高等工科学校、東京音楽学校夜間校で学び、バリトン歌手としてデビュー。山田耕筰、橋本國彦に作曲を師事。1938年に北京師範大学教授に就任し北京と東京を行き来する生活を送っていましたが、1945年、北京滞在中に日本が降伏したため中国当局に拘束され、釈放後も日本への帰国を許されませんでした。1950年に天津中央音楽院教授に就任したものの、1966年からの文化大革命で弾圧され作曲も禁じられるという不遇を余儀なくされ、1978年に名誉回復されましたが既に病身、北京で逝去しました。没後に再評価され中国・台湾・香港で録音の機会が増え、今世紀に入り日本の作曲家としても見直される機運が高まっています。
「16のバガテル Op.8」は1936年、当時日本で教えていたアレクサンドル・チェレプニン(1899-1977)による「チェレプニン・コレクション」の一環として出版されたピアノ小品集。当盤ではその楽譜に基づきアグスティン・マルリがチェロとギターの二重奏用に編曲した版が演奏されています。もちろん世界初録音。


E 098/99
(2CD)
マルエル・ロペス・キロガ(1899-1988):管弦楽版コプラ集
  [CD 1](*)
  Ojos verdes (zambra) / !Ay, Maricruz! (pasodoble) / Tatuaje (cancion)
  La Zarzamora (marcha) / !Ay, pena, penita! (farruca)
  La Parrala (cancion-pasodoble) / Solea (pasodoble)
  Coplas de Luis Candelas / Dime que me quieres (cancion)
  Trinia (pasodoble) / La rosa de capuchinos (marcha-cancion)
  Romance de la otra (farruca-cancion) / A la lima y al limon (bulerias)
  No me quieras tanto (zambra) / La jota de mi balcon (jota)
  Rosas de ayer (cancion) / La Lirio (cancion-pasodoble)
  No me llames Dolores (bulerias) / Maria de la O (zambra-cancion)
  Catalina (romance-cancion)
  [CD 2](*)
  La nina de fuego (zambra) / Carmen de Espana (pasodoble)
  Y sin embargo te quiero (zambra) / Capote de grana y oro (marcha)
  Me embrujaste (tientos) / Te quiero (pasodoble) / Yo soy… esa (zambra)
  Callejuela sin salida (zambra) / La nina de Puerta Oscura (bulerias)
  Romance de valentia (pasodoble) / No te mires en el rio (bulerias)
  Con divisa verde y oro (pasodoble) / Te lo juro yo (danzon)
  Lola la Piconera (tanguillo)
  Romance de la reina Mercedes (marcha-cancion)
  Te he de querer mientras viva (zambra)

スペイン放送交響楽団
エンリケ・ガルシア・アセンシオ(指揮)

録音:1999年7月13-19日、マドリード、レガネス、カルロス3世大学ホール
    2001年4-5月、マドリード、モヌメンタル劇場
前出:RTVE, 65118(*)、65142(+)

コプラと呼ばれるスペインの民族的歌謡曲の大家ロペス=キロガの名作の数々をオーケストラで演奏したものです。


E 100/1
(2CD)
ルイス・デ・ナルバエス(1503/1505頃-1555/1560):
  「デルフィンのビウエラ曲集」(全6巻;1538)
   [第1巻] ファンタジア第1番−第8番
   [第2巻] ファンタジア第9番−第14番
   [第3巻]
   ジョスカン・デプレの「ミサ フェラーラ公エルコレ」のサンクトゥスとホザンナ
   ジョスカン・デプレの「ミサ フェザン・ルグレ」のサンクトゥスとホザンナ
   ジョスカン・デプレの「フーガによるミサ」のクム・サンクト・スピリト
   カンシオン第1番(ジョスカン・デプレの「千々の悲しみ(皇帝の歌)」)
   カンシオン第2番−第3番(ゴンベールによる)
   カンシオン第4番(リシャフォールの「Je veux laysser melancolie」)
   [第4番]
   「おお、栄光の聖母」による6つのディフェレンシア
   「厳かな犠牲」による5つのディフェレンシア
   [第5巻]
   「クラロス伯爵」による22のディフェレンシア
   「私の牛の見張りをしておくれ」による4つのディフェレンシア
   「私の牛の見張りをしておくれ」による3つのディフェレンシア
   対位法のバス
   [第6巻](*)
   ラミロ王は席につかれた(ロマンセ)/モーロの王は散策していた(ロマンセ)
   「Si tantos halcones」(ビリャンシコ)による3つのディフェレンシア
   「Y la mi cinta dorada」(ビリャンシコ)による6つのディフェレンシア
   La bella mal maridada(ビリャンシコ)/何を使って洗いましょう(ビリャンシコ)
   Arded, corazón, arded(ビリャンシコ)

アグスティン・マルリ(ギター)
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ(*))

録音:2012年2月、参事会の間、王立聖フランシスコ・エル・グランデ聖堂、
     マドリード、スペイン

グラナダに生まれ、スペイン王太子フェリペ(後の国王フェリペ2世)に仕えたビウエラ奏者・作曲家ルイス・デ・ナルバエスがバリャドリドで出版した曲集(「デルフィン」とは「王太子」の意)の世界初の全曲録音。普通のクラシックギターによる演奏と思われます。全40ページのブックレットにスペイン語と英語の解説を収録。ギター・ファン、スペイン古楽ファンなら聴き逃せません。


E 104
イングランドとスコットランドのロマンティック歌曲集
 [イングランド]
 ジョゼフ・オーガスティン・ウェイド(1796-1845):Meet Me by Moonlight
 ジョージ・アレグザンダー・リー(1802-1851):When the Dew Is on the Grass
 ヘンリー・ローリー・ビショップ(1786-1855):My Heart and Lute
 トマス・ヘインズ・ベイリー(1797-1839):Long, Long Ago
 ジョージ・アレグザンダー・リー:Come Where the Aspens Quiver
 チャールズ・エドワード・ホーン(1786-1849):My Dark, Hair'd Girl
 マイケル・ケリー(1762-1826):Flora McDonald
 ジョン・バーネット(1802-1890):My Minstrel Love
 トマス・ヘインズ・ベイリー:Welcome Me Home
 ネイサン・ジェイムズ・スポール(1812-1853):Do You Think I Can Forget?
 マイケル・ウィリアム・バルフ(1808-1870):The Light of Other Days
 トマス・ムーア(1779-1852):They Tell Me Thou'rt the Favour'd Guest
 フィリップ・ラファエル・ジャン・バティスト・ヴェリーニ(1781-1845):
  Farewell! and Never Think of Me
 チャールズ・エドワード・ホーン:Cherry Ripe
 ヘンリー・ローリー・ビショップ:Home, Sweet Home
 マイケル・ウィリアム・バルフ:Then You'll Remember Me
 ジョゼフ・デ・ピンナ:Awake! Awake, Mine Own Love
 チャールズ・ヘンリー・パーデイ (1799-1885):The Broken Hearts
 [スコットランド]
 スコットランド民謡/マサイアス・ヴォン・ホルスト(1767-1854)編曲:
  Ye Banks and Braes / We're a' Noddin / And Ye Shall Walk in Silk Altire
  Comin Thro' the Rye / John Anderson, My Joe / Auld Long Syne
  Oh My Love Is Like a Red, Red Rose
 [アイルランド]
 アイルランド民謡/トマス・ムーア編曲/
  J・F・カール・アーベルスピース編曲(ギター伴奏):
  The Harp That Once Thro' Tara's Halls

グズルーン・オウラフスドゥッティル(メゾソプラノ)
フランシスコ・ハビエル・ハウレギ(ギター)

録音:2012年1月、聖フランシスコ・エル・グランデ王立バジリカ聖堂参事会室
使用楽器:1840年、ルネ・ラコート製

グズルーン・オウラフスドゥッティルはアイスランドに生まれ、レイキャヴィーク音楽大学でルト・マグヌーソンに、ギルドホール音楽演劇学校(ロンドン)でラウラ・サルティに、マドリードでアリシア・ナフェに師事したメゾソプラノ。フランシスコ・ハビエル・ハウレギはロンドンに生まれ、現コルバーン音楽学校(ロサンゼルス)でケントン・ヤングストロームに、マドリードでアグスティン・マルリおよびオスカル・ロペスに、ギルドホール音楽演劇学校でロバート・ブライトモアに師事したギター奏者。二人は2002年のギルドホール音楽演劇学校でのリサイタル以来デュオを組んでいます。


E 105/6
(2CD)
グラナドス(1867-1916):
  スペイン舞曲集(全12曲)
  ゴイェスカス(全7曲)

セバスチャン・スタンリー(ピアノ)

録音:2012年6月1-3日、ラ・マリナ文化センター・ホール、スペイン貯蓄銀行、
     サモラ、スペイン

セバスチャン・スタンリー(1984年生まれ)は英国王立音楽大学で学んだスペイン系英国人ピアニスト。


E 107/8
(2CD)
パガニーニ(1782-1840):無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1

セレスト・ウィリアムズ(ヴァイオリン)

録音:2011年、サン・フランシスコ・エル・グランデ教会・参事会室、マドリード、スペイン


E 109
ペドロ・ラビルヘン オペラ・アリア名曲集
 プッチーニ(1858-1924):「トスカ」から E lucevan le stelle
 プッチーニ:「トゥーランドット」から Nessun dorma
 レオンカヴァッロ(1857-1919):「道化師」から Vesti la giubba
 ジョルダーノ(1867-1948):「アンドレア・シェニエ」から Improvviso
 ドニゼッティ(1797-1848):「ランメルモールのルチア」から Tombe degl'avi miei
 ベッリーニ(1801-1835):「ノルマ」から  Meco all'altar di Venere
 ヴェルディ(1813-1901):
  「アイーダ」から Celeste Aida/「オテッロ」から Niun mi tema
  「リゴレット」から La dona è mobile
  「運命の力」から La vitan è inferno all'infelice
  「マクベス」から O figli... Ah la paterna mano
  「リゴレット」から Parmi veder le lacrime
 ビゼー(1838-1875):「カルメン」から La fleur que tu m'avais jetée
 アグスティン・ララ(1900-1970):グラナダ
 トマス・バレラ・サーベドラ(1870-1938):移民
 オスマン・ペレス・フレイレ(1880-1930):アイ、アイ、アイ

ペドロ・ラビルヘン(テノール)
(共演者の記載なし)

録音:データ記載なし(リマスター:2012年7月、マドリード、ショーン・マレイによる)

ペドロ・ラビルヘンは1930年スペイン、コルドバ県のブハランセに生まれたテノール歌手。1959年にサラゴサでソロ・デビュー。その後スペイン国内のみならずウィーン国立オペラ、ニューヨーク・メトロポリタン・オペラ、ミラノ・スカラ座等でも主役級を演じ、2001年に引退しました。


E 112
田中聰(1956-):ピアノ作品集
  グリザイユ[Grisaille](2004)
  レヴィテーション[Levitation](2006)
  詩篇[Psalms](2007)
  祖先の国[The Afterward](2009)
  沈黙の時III[The Hour of Silence III](1984)
  墓碑銘[Epitaph](2009)
  神託[Oracle](2011)

井上郷子(ピアノ)

録音:2012年6月26-27日、スペイン貯蓄銀行ラ・マリナ文化センター音楽ホール、
     ドゥエロ貯蓄銀行、サモラ、スペイン

田中 聰 Satoshi Tanaka (作曲)
1956年、北海道出身。東京音楽大学作曲科卒業。同大学研究科修了。湯浅譲二、浦田健次郎、池辺晋一郎に師事。1984年、国際ガウデアムス現代音楽週間に「沈黙の詩」が入選、リチャード・デュファロ指揮オランダ放送響により初演。1988年、第9回入野賞受賞。受賞作品「虹彩の域」は、小泉和裕指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団、により初演。2004年、Asian Cultural Council(日米芸術交流プログラム)の招聘により渡米、ニューヨーク、サンフランシスコに滞在。サンフランシスコ Headlands Center of the Artsにて自作についてのレクチャーを行う。2011年、サントリー芸術財団サマーフェスティバルにて「沈黙の詩」が山田和樹指揮、東京都交響楽団により日本初演された。(ブックレットより転載。)


E 081/114
(2CD)
アルペッジョーネ・ソナタ & チェロとギターのためのオリジナル作品集
 [CD 1]
 シューベルト(1797-1828)/アグスティン・マルリ編曲:
  アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821(ギター伴奏版:1990)
 ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841):ディヴェルティメント Op.46
 アントワーヌ・シーカー(1790-1850):10の変奏曲
 [CD 2]
 ルイージ・レニャーニ(1790-1877):序奏と協奏的変奏曲/協奏的ポプリ
 ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィチ(1805-1881):ポーランドの思い出(グラン・ポプリ)
 ギヨーム・ピエール・アントワーヌ・ガタイェス(1774-1846):
  序奏と「ローズマリーのブーケ」の歌による二重奏曲 Op.79

ジョーンズ&マルリ・チェロ=ギター・デュオ
 マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ) アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2013年9月、聖堂参事会の間、サン・フランシスコ・エル・グランデ王立バジリカ聖堂、
     マドリード、スペイン

チェロとギターのためのデュオ作品を探究しているジョーンズ&マルリ・デュオ。今回は6曲を発掘、マルリ版「アルペッジョーネ・ソナタ」を加えた2枚組です。「ポプリ」は複数のメロディをつなぎ合わせたメドレー的楽曲のこと。


E 117
(1CD)
セフレン・デーゲン(1816-1885):チェロとギターのための作品集
  夜想曲 [Notturno] Op.17/憂鬱なパストラーレ [Pastorale Melancolico]
  ある夏の夕べ [En Sommeraften] Op.15/追想曲 [Un Ricordanza] Op.12
  メロディック・ワルツ [Melodisk Vals] Op.16/山脈で [Blandt Bjergene] Op.19

マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
アグスティン・マルリ(ギター)

録音:2013年9月、サン・フランシスコ・エル・グランデ教会・参事会室、マドリード、スペイン

セフレン・デーゲンはデンマークのギタリスト作曲家。


E 119
(1CD)
イングランドの肖像 クラリネットとピアノのための音楽
 クラレンス・レイボールド(1886-1972):物思いにふける羊飼い
 マルコム・アーノルド(1921-2006):ソナタ Op.29
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  イングランド民謡による7つの練習曲(1926)
 ジョン・アイアランド(1879-1962):幻想ソナタ(1943)
 ジェラルド・フィンジ(1901-1956):5つのバガテル Op.23
 ジョセフ・ホロヴィッツ(1926-):ソナティナ(1981)

ジョナサン・パーキン(クラリネット)
セバスチャン・スタンリー(ピアノ)

録音:2012年12月、スペイン=ドゥエロ貯蓄銀行ラ・マリア文化センター・コンサートホール、サモラ、スペイン

2014年現在シティ・オブ・ロンドン・シンフォニアの試用首席奏者を務めながらロイヤル・ノーザン・シンフォニアとイングリッシュ・ナショナル・オペラに首席奏者として客演しているイギリスのクラリネット奏者ジョナサン・パーキンのソロ・デビューCD。セバスチャン・スタンリーは英国王立音楽大学で学んだスペイン系イギリス人ピアニスト。


E 121/22
(2CD)
マルエル・ロペス=キロガ(1899-1988)/カルラス・トレパ(1960-)編曲:
 ギター独奏版コプラ集
  [CD 1] (*)
  Tatuaje (canción de puerto; 1941) / Ojos Verdes (zambra-canción; 1935)
  Llora la guitarra (pasodoble; 1938) / Dime que me quieres (canción; 1940)
  !Ay, pena, penita! (farruca; 1951) / Romance de la otra (farruca-canción; 1944)
  María de la O (zambra-canción; 1933) / El laurel (tonadilla; 1941)
  Lola la Piconera (tanguillo; 1951) / A la lima y al limón (bulerías-canción; 1940)
  Francisco Alegre (pasodoble-torero; 1945) / Solo (tango; 1949)
  bulerías de Antonio Torres (bulerías; 1952)
  Romance de valentía (pasodoble; 1957)
  [CD 2] (+)
  No te mires en el río (bulerías; 1940) / Te lo juro yo (danzón; 1941)
  Amante de abril y mayo (pasodoble; 1957) / No me llames Dolores (canción; 1941)
  Y sin embargo te quiero (zambra; 1948) / Triniá (pasodoble; 1935)
  No me digas que no (tanguillo; 1936) / Maruja Limón (rumba flamenca; 1968)
  Tus ojos negros (zambra; 1940) / La Niña de Puerta Oscura (bulerías; 1953)
  La Zarzamora (marcha-canción; 1948)
  Dona Mariquita de los Dolores (pasodoble; 1942)
  Las cositas del querer (farruca-canción; 1943) / !Ay, chumbera! (canción; 1941)
  La Parrala (canción-pasodoble; 1940)

カルラス・トレパ(ギター)

録音:1997年2、7月、聖マリア教会、シウラナ、タラゴナ県、カタルーニャ州、スペイン(*)
    2005年春、エスペランザ礼拝堂、バルセロナ、スペイン(+)
原盤:NM & Nuevo Medios, S. A.(*)
使用楽器:1892年、アントニオ・トレス製、アルメリア、アンダルシア州、スペイン(*)
       1920年、サントス・エルナンデス製、マドリード、スペイン(+)

コプラと呼ばれるスペインの民族的歌謡曲の大家ロペス=キロガの名作の数々をギター独奏に編曲したカルラス・トレパ自身の演奏。


E 123
(1CD)
カルロス・サンチェス・ヒル(1977-):タンガラ ギターと様々な楽器のための作品集
  タンガラ [Tangata](*)/シウダデラ [Ciudadela](*)
  ラ・グランハ [La Granja](+)
  ギター二重奏曲第1番「タンゴの歌」[Aires de tango](#)
  ギター二重奏曲第2番「羊飼いの教会で」[En la Iglesia del Pastor](#)
  ギター二重奏曲第3番「カンドンベの歌」[Aires de Candombe](#)
  三重奏曲第2番「アマナルコ・デ・ベセラ」[Amanalco de Becerra](**)
  三重奏曲第1番「ネプチューン組曲」[Suite Neptuniana](++)
  ギター・ソナタ第2番「シルベストレ・レブエルタスに」 [A Silvestre Revueltas](##)

エクトル・リオス(クラリネット(*/**))
ジェレミー・トール(ホルン(+))
クリストファー・マリアネッティ(アコーディオン(+))
ポチュルテギ=サンチェス・ギター・デュオ(#)
 カルロス・ポチュルテギ、カルロス・サンチェス・ヒル(ギター)
マティアス・ガリアッツォ(ギター(**))
エステパリオ三重奏団(++)
 マリア・ホセ・アギラル(マリンバ) フェルナンド・サンチェス(コントラバス)
 カルロス・サンチェス・ヒル(ギター)

カルロス・サンチェス・ヒル(ギター(*/+/#/##)、メロディカ(**))

録音:2013-2014年、スタジオDPM、モンテビデオ、ウルグアイ

カルロス・サンチェス・ヒル(1977年生まれ)はウルグアイのギタリスト・作曲家。


E 124/5
(2CD)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):プラテーロと私 Op.190(全28曲)

カトリーヌ・リョリョス(ギター)

録音:2003年4、10月、スタジオ、マンダラ、パリ、フランス

「プラテーロと私」はスペインの詩人フアン・ラモン・ヒメネス(1881-1959)が故郷アンダルシアでの静養中に行動を共にしたロバのプラテーロ(プラテロ)に語りかける形で書いた散文詩集。カステルヌオーヴォ=テデスコはこの詩集の朗読とギター独奏のためのメロドラマを書きました。当盤には朗読を含まない全28曲を収録。カトリーヌ・リョリョス(1969年生まれ)はギリシャ系フランスのギタリスト。1994年バース国際音楽コンクール第1位。

このページのトップへ

輸入・発売:サラバンド