アルシス Arsis (Español)
 スペインのウエスカに本拠を置くヘアステル社が1995年頃創設したレーベル。
 スペイン国内を中心に活動する優秀な演奏家を起用し、古楽とスペイン音楽に力を入れている。


ARSIS 4105
(4110105)
ヴィオル合奏による16−17世紀スペインの音楽
 セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1626):
  ティエント 第8旋法「エンサラダ」
 メルチョル・ロブレド(1510頃-1586):オク・コルプス(モテット)
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):「ご夫人のお望み」によるディフェレンシアス
 フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):Pluguiera a Dios/Dezidme fuente clara
 バダホス地方の歌謡(15世紀):ああ、ついてない
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):歌謡風のティエント 第4旋法
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
  おお、道行くすべての者よ(レスポンソリウム)
 ディエゴ・デ・アルバラド(?-1643):
  ラ・ソ・ファ・ドによるティエント、あるいはパンジェ・リングァ
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ:
  音栓分割による2つの高声部の持つティエント 第7旋法
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:おお、大いなる神秘(モテット)
 作曲者不詳(ハカ大聖堂所蔵の17世紀の写本から):
  2つのバス声部のためのレセルカダ
 フランシスコ・ゲレロ:Dezidme fuente clara
 アントニオ・デ・カベソン:「牛の番」によるディフェレンシアス
 クリストバル・デ・モラレス(1500-1553):ヤコブは嘆きぬ(モテット)
 セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア:バス音域の曲 第1旋法
 パブロ・ブルナ(1611-1679):にせティエント 第2旋法
 ジュアン・カバニリェス(1644-1712):ペダルのティエント

バンケット・ムジカーレ
 イシアル・アトゥチャ、アルフレド・バラレス、クララ・エルナンデス、
 シュルショ・バレラ、ペレ・ロス(ヴィオル)


ARSIS 4121
(4110121)
17世紀スペインの音楽
 カルロス・パティニョ(1600-1675)/フランシスコ・ナバロ(1634-1650頃活動):
  優しく気立ての良い妻(秘跡のビリャンシコ)
 ホセフ・ルイス・サマニエゴ(1653-1670頃活動):聖金曜日のための第2の哀歌
 アンドレア・ファルコニエーロ(1585頃-1656):愉快なファンタジア
 フアン・ベルヘス(1637頃活動ー1680):おお、いとも聖なる十字架
 フアン・ペレス・ロルダン(1604-1672):屈辱を受け
 アンドレア・ファルコニエーロ:ラ・モナルカ(君主)
 作曲者不詳(17世紀中盤):A mirar(秘跡のビリャンシコ、聖体の行列のための)
 アンドレア・ファルコニエーロ:サタンの娘婿、バラバソの戦い
 作曲者不詳(17世紀終盤):
  人よ、人生を眠って過ごす者よ(クリスマスのビリャンシコ)
 ホセフ・ルイス・サマニエゴ:もし愛の神のペリカンが(秘跡のビリャンシコ)

ロス・ムシコス・デ・ス・アルテサ
 マリア・ピラル・ブルゴズ、ベアトリス・ヒメノ(ソプラノ)
 ホセ・ピサロ(テノール) ヘスス・アロンソ(ギター)
 パブロ・プリエト、エドゥアルド・フェノル(ヴァイオリン)
 ペドロ・レウラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ルイス・アントニオ・ゴンサレス(チェンバロ、指揮)


ARSIS 4127
(4110127)
オルガン連弾のための音楽
 ラモン・フェレニャク(1763-1832):
  オルガン連弾のためのソナタ、あるいはヴァース 第8旋法」(1794)
  フェレニャク氏の変奏曲/晩課のためのヴァース
  オルガン連弾のためのロンド ト長調(1794)
  ピラールの聖母の晩課のためのソナタ 第8旋法(1796)
  2つのバス声部のパルティータ(1790)/オルガン連弾のためのソナタ(1795)

ホセ・ルイス・ゴンサレス・ウリオル、
ヘスス・ゴンサロ・ロペス(オルガン)


ARSIS 4155
カンシオン・デ・アルテ ― スペイン歌曲集
 ホアキン・ニン(1879-1949):ソル公爵の歌/バルドビノスの歌/亡き女児の歌
 グスタボ・ドゥラン(1906-1969):
  カスティリャ語によるバルカンのロマンス;
   ソフィア/ベオグラード/サロニカ/コンスタンチノープル
  レディノの詩による2つの歌; Ay, que no era/ロセルの泉で
  木いちごの花咲く茂み/夜明けに来て
 ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):
  11のバガテル Op.19 から 第1,2,3,4,5,7,8,9,10番/夏
 サルバドル・バカリッセ(1898-1963):
  3つの子守歌; 死んだ子/悪い子/黒い花
 ロベルト・ヘラド(1896-1970):6つのカタルニャ民謡 から
  カレンダー/死と乙女/El petit vailet/Enemic de les dones
  Ela ballaires dins un sac
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):4つの歌曲 から あいまいさ/neu
 エルネスト・アルフテル(1905-1989):
  ガラスの子供の歌;薄いガラス、わたしの子/A jugar juega, jugando
  わが子の心

エストレリャ・エステベス(ソプラノ)
フランシスコ・エルバス(ピアノ)


ARSIS 4157
(140157)
シオンは語る ヴィオル合奏による17世紀ドイツの音楽
 レオンハルト・レヒナー(1553-1606):貴族猟師(歌謡)
 ハンス・レオ・ハスラー(1554-1612):
  4声のカンツォーナ/主に、賛美をもって(モテット)
 メルヒオール・フランク(1579-1639):汝は何よりも美しい(モテット)
 ヨハン・グラッベ(1585-1655):イントラーダとパドゥアーナ
 ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):
  シオンは語る(モテット)/「音楽の饗宴」 から 組曲第1番/5声のカンツォーナ
 ザムエル・シャイト(1587-1654):
  コラール「イエスが十字架につけられたまいしとき」による変奏曲
 ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):ファンタジア第7番
 ヨハン・ローゼンミュラー(1619-1684):組曲ト短調/組曲ニ長調

バンケット・ムジカーレ
 イシアル・アトゥチャ、アルフレド・バラレス、クララ・エルナンデス、
 シュルショ・バレラ、ペレ・ロス(ヴィオル)
 ルイス・アントニオ・ゴンサレス(チェンバロ)


ARSIS 4158
スペインのエレミヤ哀歌
 ホセフ・ルイス・サマニエゴ(1653-1670頃活動):大地は震え(モテット)
 ペドロ・ヒメネス・デ・ルナ(1636頃活動-1674頃没):
  聖木曜日のための第3の哀歌
 ドミンゴ・エルナンデス(17世紀前半):聖土曜日の第2の哀歌
 作曲者不詳(17世紀中盤):哀れなわたし(聖体の秘跡のビリャンシコ)
 作曲者不詳(17世紀中盤):聖木曜日の第2の哀歌
 作曲者不詳(17世紀中盤)[ホセフ・ムニエサ(1632頃活動-1674没)?)]:
   聖金曜日の第1の哀歌
 作曲者不詳(17世紀中盤)[ペドロ・ヒメネス・デ・ルナ?]:
  聖金曜日の第3の哀歌
 作曲者不詳(17世紀中盤)[ミゲル・フアン・マルケス(1641-1661頃活動)?]:
  聖なる礼拝堂で歌われる哀歌

ロス・ムシコス・デ・ス・アルテサ
 ベアトリス・ヒメノ、マリア・ピラル・ブルゴズ(ソプラノ)
 ホセ・ピサロ(テナー) ヘスス・アロンソ(リュート)
 パブロ・プリエト、エドゥアルド・フェノル(ヴァイオリン)
 ペドロ・レウラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ルイス・アントニオ・ゴンサレス(オルガン、指揮)


ARSIS 4159
(140159)
ヴィオルのためのイギリスの変奏技法
 ヘンリー・バトラー(?-1652):ディヴィジョン ニ長調/同 ホ長調
 クリストファー・シンプソン(?-1669):ディヴィジョン ニ短調
 ウィリアム・バード(1534頃-1623):グラウンド
 ジョン・ダウランド(1563-1626):涙のパヴァーヌ(ウィリアム・ランダル編)
 ジョン・ジェンキンズ(1592-1678):ディヴィジョン イ長調
 エドワード・ジョンソン(16世紀):メドレー(ウィリアム・ランダル編)
 ポールウィール氏(17世紀):ディヴィジョン ニ短調
 ダニエル・ノーコム(17世紀):ディヴィジョン ニ短調
 トマス・モーリー(1557-1603):パッサメッツォのパヴァーヌ
 作曲者不詳(17世紀後半):メアリー女王のダンプ
 作曲者不詳(1530頃):わがウィンクフィールドのラウンド
 作曲者不詳(1530頃):わがキャリーズ夫人のダンプ

ペレ・ロス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヤン・ウィレム・ヤンセン(チェンバロ)


ARSIS 4164
(140164)
20世紀スペインの合唱音楽
 マヌエル・デ・ファリャ:マジョルカのバラード
 オスカル・エスプラ:2つの労働歌[カンソ・デ・バトレ/海から−地中海]
 フェデリコ・モンポウ:アヴェ・マリア/心の歌/サンタ・マリア/盲目の雌牛
 ロドルフォ・アルフテル:3つの墓碑銘
  [ドン・キホーテの墓に/ドゥルシネア姫の墓に/サンチョ・パンサの墓に]
 シャビエ・モンサルバジェ:
  聖母の涙
  4つの黒人の歌
   [ハバナの小唄/ドスが自慢の伊達者/黒人の子守歌/黒人の歌]

ジョルディ・カサス(指揮)
カタルニャ音楽堂室内合唱団
ジュゼプ・スリニャク(ピアノ)


ARSIS 4171
(140171)
ピアノのためのタンゴ、グァヒーラとハバネラ集
 イサーク・アルベニス(1860-1909):
  タンゴ ニ長調/ダンゴ イ長調/キューバ/エル・プエルト/ロンデニャ
  ラバピエス
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):グラナダの夕べ/ビニョの門
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):道化師の朝の歌
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):クバナ
 エルネスト・アルフテル(1905-1989):売り声/ハバネラ
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-):ハバネラ

ギリェルモ・ゴンサレス(ピアノ)


ARSIS 4174
心の目で モンポウ&ガルシア・アブリル:ピアノ作品集
 フェデリコ・モンポウ:
  ショパンの主題による変奏曲/歌と踊り 第2番/第6番/第8番
 アントン・ガルシア・アブリル:
  ソナチナ/四季のソナタ/グァダルキビル川のソナタ

マリアノ・フェランデス(ピアノ)


ARSIS 4176
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのギャラント様式の音楽
 フランツ・クサヴァー・ハンメル(1741-1817):
  ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ イ長調 *
 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
  アレグロ WKO207/アダージョ WKO209/アレグロ WKO208
  「前奏曲」と「メヌエット」 WKO205&206
  ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ト長調 WKO152 *
アレグロ WKO186/フーガ WKO196/メヌエット WKO210
  「モデラート」 WKO192/メヌエット WKO202
 アンドレアス・リドル(1740頃-1789頃):
  ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ハ長調 *

ペレ・ロス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュゼプ・ボラス(ファゴット)*


ARSIS 4177
(2CD)
夢見る音楽
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):
  前奏曲第1番−第4番(Salabert版)
  前奏曲第5番−第12番(Leduc版)
 アントン・ガルシア・アブリル(1933-):
  ミランブラの前奏曲第1番−第6番

マリアノ・フェランデス(ピアノ)


ARSIS 4178
ビリャンシコの黄金時代 カラブリア公爵家の歌集から
 作曲者不詳(フアン・フェルナンデス・デ・エレディア作詩):
  Rey a quien reyes/Tan mala noche me distes serrana
  Un nino nos es nacido
 マテオ・フレチャ(ペレ・セラフィ作詩):Vella de vos
 マテオ・フレチャ:かわいそうなジュアンをどうしよう
 バルトロメウ・カルセレス:ファラランレナ/わたしは孤独な処女
 ピサドル/作曲者不詳(フアン・フェルナンデス・デ・エレディア作詩?):
  Si la noche se hace oscura
 フアン・アルドマル(作詩者不詳):ああ、ペラヨ
 フアン・デル・エンシナ?:Ojos garcos
 作曲者不詳/ナルバエス=バレンテ(作詩者不詳):キスして抱きしめて/牛
 アンブロシオ・モンテシノ修道士作詩:No la devemos domir
 作詩作曲者不詳:あなたは結婚してしまった/Soy Serranica
  Dime robadora/Si te vas/Alca na nina/Gozate Virgen
  わたしは色黒の小さな娘/船を見たよ/Vos Virgen

ジョルディ・レグアント(指揮)
カピリャ・ビルレ

ビリャンシコはスペインの民衆音楽を起源とする宗教的あるいは世俗的な詩・歌の一形式。「カラブリア公爵家の歌集」には1530-1550年頃のビリャンシコが収められています。


ARSIS 4179
ホセ・フェレル(1745-1815):
 チェンバロ・ソナタ集
  第1番 第1旋法 プント・バホ/第2番 第2旋法 ポル・ヘソレウト
  第3番 第5旋法 プント・アルト/第4番 第5旋法 プント・アルト
  第5番 第6旋法/第6番 第5旋法/第7番 第5旋法 プント・バホ
  〔6つのソナタ〕
  第8番−第10番/第11番「テルエルに」/第12番/第13番

ホセ・ルイス・ゴンサレス・ウリオル(チェンバロ)

ほとんど聴く機会のないスペインの作曲家フェレル(同姓の別人作曲家の方が知られている)。演奏はディオニシオ・プレシアドの 校訂により、ゴンサレス・ウリオルに献呈される形で1979年に出版された楽譜によっています。16歳上にあたるソレルとの作風の違い にも興味深いものがあります。


ARSIS 4180
クリスマスのビリャンシコ集 ― 18世紀バレンシア大聖堂の音楽家たち
 ホセ・プラダス(1689-1757):
  Formando cadentes salvas/Yo no sé como y por dónde
 パスクァル・フエンテス(1721-1768):
  Resuenen armoniosos los clarines/Para obsequiar al Héroe más glorioso
 フランシスコ・モレラ(1731-1793):
  El cielo se desgaja/Esta noche madruga la Aurora

エステリャ・エステベス、カルメン・ボテリャ(ソプラノ)
ミネルバ・モリネル(アルト) ジュゼプ・ピサロ(テナー)
ホセ・ルイス・マルティネス(指揮)
エスティル・コンセルタント


ARSIS 4181
ナイチンゲールたちの調子をそろえて
 スペイン・ルネサンスのポリフォニーと器楽曲集

 メルチョル・ロブレド(1510頃-1586):マニフィカト 第5旋法(4&6声)
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1577-1654):
  「牛の番」による16のグロサ
 セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1626):
  ティエント・グランデ 第4旋法
 パブロ・ブルナ(1611-1678):
  2つのソプラノ声部を持つガイティリャ 第6旋法
 作曲者不詳:デュオ 第5旋法(1556年出版)
 オルランドゥス:ラッスス(1532-1594):シュザンヌはある日(シャンソン)
 アントトニオ・デ・カベソン(1510-1566):スザーナ
 バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1580頃-1640頃):
  スザーナ・パセジアータ(バス・ソロ)
 ジュアン・カバニリェス(1644-1712):
  ティエント 第8旋法(プント・アルト、デ・ファルサス)/ハカラ
 セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア:マニフィカト 第5旋法(6声)

バンケット・ムジカーレ(ヴィオル五重奏)
 イツィアル・アトゥチャ、シュルショ・バレラ、クララ・エルナンデス、
 サンティ・ミロン、ペレ・ロス
エストレリャ・エステベス(ソプラノ)
ミゲル・メディアノ(テノール)

録音:2001年2月、スペイン、ウエスカ県ボレア、聖マリア・ラ・マヨル参事会教会

16−17世紀スペインの音楽をヴィオラ・ダ・ガンバ・アンサンブルを中心にして演奏したアルバムです。


ARSIS 4182
ロマンティシズムの道へ
 オーボエ、ホルンとピアノのための三重奏曲集

 ハインリヒ・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
  三重奏曲ニ長調 Op.6
 ローベルト・カーン(1865-1951):三重奏曲へ長調 Op.73
 カール・ライネッケ(1824-1910):三重奏曲イ短調 Op.88

アンサンブル・マティッセ
 エドゥアルド・マルティネス・カバリェル(オーボエ)
 ハビエル・ボネ(ホルン)
 アニバル・バニャドス・リラ(ピアノ)

ブラームスの影響を受けたドイツ・オーストリアのロマン派作曲家の作品を収録。


ARSIS 4183
サント=コロンブ(?-1691/1701):
  トゥルニュの写本によるヴィオラ・ダ・ガンバ独奏曲集
  「対等な2つのヴィオルによる合奏曲集」から*

ペレ・ロス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イシアル・アトゥチャ(ヴィオラ・ダ・ガンバ*


ARSIS 4184
フルートとハープによる18世紀南欧の音楽
 ジャック・マルタン・オトテール(1684-1762):
  「フラウト・トラヴェルソによるプレリュードの技法」第3巻 から
    前奏曲ニ長調
 フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):組曲第5番ホ短調
 ベルナルド・パスクィーニ(1667-1710):
  スペインのフォリアによるパルティータ
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ ト長調 Op.5 No.4
 ピエトロ・ロカテッリ(1695-1764):ソナタ第3番ニ短調
 アントニオ・ロディル(1755頃活動):ソナタ第3番ニ短調
 ルカス・ルイス・デ・リバヤス(1626頃-1677):スペイン娘

マリサ・エスパルサ(フラウト・トラヴェルソ)*
マルギット・シュルトハイス(ハープ)+

使用楽器:
 1990年、ブリュッセルにてアラン・ヴェーメルス製
  (モデル:ドレスデンにてA・グレンサー製)*
 1993年、ティム・ホブロー製
  (モデル:17世紀イタリア、不詳作者製のダブル・ハープ)+


ARSIS 4185
魂、欲、美 アルベルティ、セルヌダ、ガルシア・ロルカの詩による歌曲集
 エルネスト・アルフテル(1905-1989)、サルバドル・モレノ(1916-1999)、
 ロドルフォ・アルフテル(1900-1987)、カルロス・グァスタビノ(1912-2000)、
 オスカル・エスプラ(1886-1976)、アントン・ガルシア・アブリル(1933-)の作品

エストレリャ・エステベス(ソプラノ)
バルトロメウ・ジャウメ(ピアノ)

録音:Auditorio de Torrent

スペインの市民戦争世代の詩人ラファエル・アルベルティ(1902-1999)、ルイス・セルヌダ(1902-1963)、フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936)、の詩による歌曲を、イビサ島生まれのエステベスとマジョルカ島生まれのジャウメのコンビが情感豊かに歌い上げています。


ARSIS 4186
すべては愛に屈服する 18世紀スペインの音楽
 ホセ・プラダス(1689-1757):
  ビリャンシコ「汝らの家を整えよ」から
   すべては愛に屈服する(レチタティーヴォとアリア)
 フランシスコ・クルセリェ(1702-1778):カンタータ「恐ろしき罪」
 ホセ・リドン(1746-1827):聖木曜日の第2のエレミヤ哀歌
 フアン・あるいはホセ・プラ:2つのフルートのためのソナタ第5番
 ホセ・プラ(1730頃-1785):
  2つのフルート、
   ヴァイオリン合奏と通奏低音のためのお気に入りの協奏曲
 パスカル・フエンテス(1721-1768):
  聖土曜日の第4のエレミヤ哀歌
 ホセ・プラダス:
  曙光のごとく昇りゆくのは誰か(被昇天のモテット)
 フアン・あるいはホセ・プラ:
  2つのフルートのためのソナタ第6番

ジョルディ・ドメネク(カウンターテナー)
ヒロ・クロサキ(指揮)
エスティル・コンセルタント
 ヒロ・クロサキ、シルビア・モンディノ(ヴァイオリン)
 マルシアル・モレイス(ヴィオラ) エリサ・ジョグラル(チェロ)
 エドゥアルド・マルティネス(チェンバロ)
 マリサ・エスパルサ、フェルナンダ・テイシェイラ(フラウト・トラヴェルソ)
 マリタ・シャル=ファウスト(ファゴット)

録音:2003年8月、スペイン、ダロカ、聖ドミンゴ教会

スペイン音楽史のなかでもあまり顧みられない時代の優れた音楽を集めたアルバムです。ヒロ・クロサキの活躍にご注目を。


ARSIS 4187
趣味の融合
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  3つのトリエットと3つのスケルツォ(1731、ハンブルク)から
   2つのヴァイオリンと通奏低音のためのスケルツォ第2番ホ長調 TWV42:E1
  フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
   トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a7
  フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
   パリ四重奏曲第6番 TWV43:C4
 カール・フィリップエマヌエル・バッハ(1714-1788):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のための
   トリオ・ソナタ ニ短調 Wq145(BWV1036?)(1731/1747改訂)
  フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための
   トリオ・ソナタ ロ短調 Wq143(1731/1747改訂)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための
   トリオ・ソナタ ト長調 BWV1038(1720頃)

ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)
ヒッポカンプス
 フェルナンド・パス(フラウト・トラヴェルソ)
 カースティン・リンダー=デーヴァン(ヴァイオリン)
 ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ)

録音:スペイン、サラゴサ県ダロカ、聖ドミンゴ教会

「趣味の融合」とは、作曲家クヴァンツ(1697-1773)が彼の同時代・18世紀前半のドイツ音楽に特徴的であった、イタリアとフランスからの影響と融合した様式を評した言葉。
クリーガーのソナタ集で注目を集めたヒッポカンプスが、1925年生まれのバロック・ヴァイオリンの巨匠シュレーダーと共演。孫のうち二人がスペイン国籍という彼は音楽活動面でもスペインとのつながりが深く、この録音もヒッポカンプスとのライヴ共演をきっかけに実現したとのことです。それにしても録音時点でおそらく80歳近かったと思われるシュレーダー、おそれいります。


ARSIS 4188
ジャック・フランソワ・ガレ(Gallay;1795-1864):
  3つのホルン三重奏曲 Op.24
  大四重奏曲 Op.26

コルニロクィオ・ナチュラルホルン・アンサンブル


ARSIS 4189
ルイジ・ボッケリーニ(1873-1805):
 ヴァイオリンとチェロを伴うチェンバロのための6つの三重奏ソナタ(1781)
  第2番ホ短調,第3番変ホ長調,第4番ニ長調,
  第1番ハ長調,第5番変ロ長調,第6番ト短調

パッサメッツォ・アンティコ
 フアン・マヌエル・イバラ(チェンバロ)
 ペドロ・ガンディア・マルティン(ヴァイオリン)
 イツィアル・アトゥチャ(チェロ)

録音:サハサラ、聖母被昇天教会

はじめ鍵盤楽曲として書かれ、弦の2パートを書き加えて完成されたと考えられる作品です。
パッサメッツォ・アンティコはスペインのバスク地方出身のピリオド楽器演奏家によって1997年に結成されました。ペドロ・ガンディア・マルティンはエンリコ・ガッティの教えも受けています。


ARSIS 4191
ルイ=フランソワ・ドプラ(1781-1868):音楽の絵画
 ホルンとピアノのための作品集

  二重奏曲 Op.7/ソナタ Op.2
  音楽の絵画、または二重奏による情景 Op.5
  3つの旋律 Op.25(*)

ハビエル・ボネ(ナチュラルホルン)
ミリアム・ゴメス=モラン(フォルテピアノ)
フアン・パイバ(ナチュラルホルン(*))

録音:2004年12月、バルセロナ、カタルニャ上級音楽院講堂

ドプラはパリ生まれのフランスの名ホルン奏者でホルン音楽の作曲家。ヘルマン・バウマンに師事してナチュラルホルンに目覚めたというボネトは、スペインにおけるナチュラルホルンのパイオニア的存在。ここでもドプラの活躍した時代、1830年頃にフランスの無名工房で製作された楽器を吹いて録音しています。フォルテピアノはユトレヒトのパウル・ポレッティ製。(*)の第3曲のみ第2ホルンが加わります。


ARSIS 4192
陛下の御夫人 17世紀イタリアの女性作曲家による歌曲集
 バルバラ・ストロッツィ(1619-1664以後):
  陛下の御夫人[Donna di Maesta]
   (オーストリア皇帝フェルディナンド3世と
   マントヴァのレオノーラ2世の結婚式のための)
  L'astratto/Se volete cosi
 フランチェスカ・カッチーニ(1587-1638以後):
  Haec Dies/Maria, dolce Maria/Jesu, corona virginem
 ルクレツィア・オルシーナ・ヴィッツァーナ(1590-1662):
  O magnum mysterium/Sonet vox/Usquequo oblivisceris me
 イザベッラ・レオナルダ(1620-1704):
  Salve o preclara deipara/Alta del ciel

トリオ・デ・ダマス
 キム・アンプス(ソプラノ)
 ラウラ・カサノバ(チェンバロ) ケイティー・スティーヴンス(チェロ)

録音:2004年2月、マドリード市立管弦楽団・合唱団本部

トリオ・デ・ダマスは2000年にキム・アンプスにより結成された「三人の婦人」という名のユニットです。


ARSIS 4193
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
  ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための12のソナタ Op.2
   (1693、ニュルンベルク)から [Vol.1]
   第5番/第3番/第4番/アリアと24の変奏曲(チェンバロ独奏)
   第6番/第1番/第2番  

ヒッポカンプス
 カースティン・リンダー=デーヴァン(ヴァイオリン)
 ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ)

録音:スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会

ヨハン・フィリップ・クリーガーはニュルンベルクの音楽一家に生まれ、コペンハーゲンで学び、バイロイトの宮廷音楽家を務めた後、1673年バイロイト伯の許可と援助を得てイタリアに渡り、ヴェネツィアでローゼンミュラーに、ローマでベルバルド・パスクィーニに師事。帰国後はハレ等の宮廷で活躍した後、1680年にヴァイセンフェルス宮廷の楽長に就任、当地の宮廷音楽の水準を最高水準にまで引き上げ、没するまでその地位を守り活躍しました。彼は何といっても2,000曲以上の教会カンタータを書いたことで知られています(その大半は消失)が、優れた器楽作品も多く残しています。Op.2はコレッリ流の3つの楽器によるトリオ・ソナタですが、第2ヴァイオリンの代わりにヴィオラ・ダ・ガンバを採用することによって、音色と表現の幅を拡大することに成功しています。聴きものはソナタ第2番に終楽章。ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバの美しい対話に感動させられます。
ヒッポカンプスはドイツ出身のリンダー=デーヴァンと、スペイン出身のコメリャス、マルティネス・モリナによるトリオ。なかでもリンダー=デーヴァンはヨーロッパのバロック・ヴァイオリニストとして注目に値する存在。ヴュルツブルクに生まれ、ロンドンでミカエラ・コンバーティにバロック・ヴァイオリンを師事、アムステルダム・ロカテッリ国際コンクールに入賞、7年にわたってイギリスのバロック・アンサンブル「フィオリ・ムジカーリ」のリーダーを務め、2003年よりベルリンのピリオド楽器オーケストラ「コンチェルト・ブランデンブルク」のリーダーとして活躍しています。


ARSIS 4195
ホセ・デ・トレス世俗カンタータ集
 ホセ・デ・トレス(1665頃-1738):
  カンタータ「ネプチューンの球」[Esfera de Neptuno]
  カンタータ「アモールの矢がめでたく打ち負かし」[Venza feliz la flecha]
 ジャコモ・ファッコ(1680-1753):2つのチェロのためのシンフォニア ハ長調
 ホセ・デ・トレス:カンタータ「青い波の上で」[Sobre las ondas azules]
 ジャコモ[ハイメ]・ファッコ:2つのチェロのためのシンフォニア ホ短調
 ホセ・デ・トレス:
  カンタータ「鳥たちは、夜明けを見ると」[Pájaros, que al ver el alba]
  カンタータ「誰になりすましているのか?」[Quién podrá]

ガビネーテ・アルモニコ
 マリア・ルス・アルバレス(ソプラノ)
 ホセ・マヌエル・エルナンデス(チェロ)
 ヘスス・サンチェス(バロック・ギター、アーチリュート)
 マヌエル・ビラス(ダブル・ハープ)
 カルロス・ガルシア=ベルナルト(チェンバロ)

録音:スペイン、ウエスカ県アルケサル、聖ミゲル教会

トレスはマドリードに生まれ、1718年より同地の王宮礼拝堂楽長を務めた作曲家・オルガニスト・理論家・出版者。収録作品は18世紀に英国のマックワース家によって収集された手稿譜によるものです。ファッコはイタリアのヴェネツィア生まれながら人生の大半をスペインで過ごした作曲家・ヴァイオリンおよびチェロ奏者で、1720年に王宮礼拝堂楽団員となり、トレスのもとで活躍しました。
カンタータのタイトルの日本語訳は正確でないかもしれません。申し訳ございません。


ARSIS 4196
ジュアン&ジュゼプ・プラ2つのフラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ集
 ジュアン・プラ(1720頃-1770?)&ジュゼプ・プラ(1728-1762):
  6つのソナタ(1754)から
   第2〔2〕番ニ短調,第3〔3〕番へ長調,第4〔4〕番ト長調,第6〔6〕番ホ短調
 ジュアン・プラ:6つのソナタ(1770)から
   第5〔18〕番ハ長調,第2〔16〕番イ短調

エスティル・コンセルタント
 マリサ・エスペランサ、フェルナンダ・テイシェイラ(フラウト・トラヴェルソ)
 パブロ・サピコ(バロック・ギター、テオルボ) ハルム・ヤン・シュヴィッタース(チェロ)
 カルロス・ガルシア=ベルナルト・アロンソ(チェンバロ)

録音:2005年6月、レケナ、聖セバスティアン小聖堂

バロックから古典派への過渡期に活躍したカタルニャ人作曲家プラ兄弟の作品集。ロンドンで出版された2つのソナタ集からの選曲で、1754年刊のほうは兄弟の連名で出版、1770年刊のほうは単に「プラ氏」と記されていますがジュゼプの没後であるためジュアンの作品とされています。上記の〔数字〕はソナタの通し番号です。


ARSIS 4197
モーツァルト/ペーター・リヒテンタール(1780-1853)編曲:
  レクィエム ニ短調 K.626(弦楽四重奏版)

アルバダ四重奏団
 ファラン・ジェイムズ、アルバ・ロカ(ヴァイオリン)
 エリザベス・ジェクス(ヴィオラ) ジェイムズ・ブッシュ(チェロ)

録音:スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会

クイケン四重奏団の録音(Challenge Classics)で注目を浴びたリヒテンタール版による新録音が登場。アルバーダ四重奏団は2001年にカナダ、スペイン、USA、ニュージーランド出身の奏者により2001年に結成されたピリオド楽器アンサンブルです。


ARSIS 4198
魂の歌 黄金世紀の詩による20世紀スペインの歌曲集
 ジル・ビセンテ(1440-1536)詩/C・アルフテル:Del rosal vengo, mi madre
 ジル・ビセンテ詩/J・ニン=クルメル:Ro, ro, ro/Cuál es al niña ?
 ガルシラーソ・デ・ラ・ベガ(1501-1533)詩/S・モレノ:
  Nadie puede ser dichoso/Culpa debe ser quereros
 クリストバル・デ・カスティリェホ(1490-1550)詩/F・オブラドルス:
  Al amor
 フランシスコ・デ・ラ・トレ(?-1570)詩・曲/ドルムスゴー編曲:Pámpano verde
 フアン・ポンセ(1460-1521)詩/F・オブラドルス:La mi sola, Laurerola
 グティエレ・デ・セティナ(1520-1557)詩/V・エチェバリア:Madrigal
 聖女テレサ・デ・ヘスス(1515-1582)詩/M・ガルシア・モランテ:
  Exclamaciones; Oh, vida ! - Oh, mortales ! - Oh, Dios mío - Ay de mí
 サン・フアン・デ・ラ・クルス(1542-1591)詩/F・モンポウ:Cantar del alma
 ミゲル・デ・セルバンテス(1547-1591)詩/R・イサルディ:A la guerra
 フランシスコ・デ・ケベド(1580-1645)詩/E・トルドラ:
  Después que te conocí
 ルイス・デ・ゴンゴラ(1561-1627)詩/E・ベドマー:La hermana Marica
 ルイス・デ・ゴンゴラ詩/グラナドス:Lloraba la niña
 ロペ・デ・ベガ(1562-1635)詩/ロドリゴ:Pastortico Santo
 ロペ・デ・ベガ詩/E・トルドラ:Madre, unos ojuelos ví
 ロペ・デ・ベガ詩/トゥリナ:Cuando tan hermosa os miro
 ロペ・デ・ベガ詩/M・オルテガ:Soneto
 修道女フアナ・イエス・デ・ラ・クルス(1651-1695)詩/R・アルフテル:
  Miró Celina una rosa
 修道女フアナ・イエス・デ・ラ・クルス詩/M・ペリシク:Esta tarde mi bien
 バウティスタ・デ・メサ(1583-1627)詩/J・ロドリゴ:Soneto

フェルナンド・ラトレ(バリトン)
イツィアル・バレド(ピアノ)


ARSIS 4199
ギター・クァルテットのためのオリジナル作品集
 ジョン・W・デュアート(1919-2004):
  コンチェルト・デモクラティコ Op.108(1991)
 ステパン・ラク(1945-):ルンバ(1987)
 デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):序奏と舞曲
 トマス・ビリャホス(1926-):4つのギターのための四重奏曲(2005)
 アントニオ・ノゲラ(1963-):合流[Confluencias](2003)
 アンドルー・ヨーク(1958-):スピン
 フランシスコ・モレノ・トロバ(1891-1982):版画(1972)

テルプシコーレ・ギター・クァルテット
 フアン・ブラス・アレリャノ、ラウル・ビエラ、
 イバン・ダビアス、アレフレド・オルタス(ギター)

録音:2006年2月、スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会

テルプシコーレ・ギター・クァルテットはウエスカ職業音楽院を卒業した4人のギタリストによって2000年に結成されました。


ARSIS 4200
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1630):
  18のソナタ(1−3声の、ヴァイオリンまたはコルネット、ファゴット、
   キタローネ、ヴィオロンチーノまたは同様のの楽器のための;1641) Vol.1
   第14番,第2番,第4番,第12番,第15番,第9番,第7番,第8番,第16番

グルッポ・セイチェント
 ラウル・オレリャナ、マルコ・ピアントーニ(ヴァイオリン)
 リカルド・シミアン(リコーダー)
 ファミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ヴィンチェンツォ・オニーダ(ファゴット)
 エドゥアルド・フィゲロア(バロック・ギター、キタローネ)
 ダヴィデ・メレッロ(オルガン)

録音:2005年4月6-8日、イタリア、ルッカ県ピアッツァ・アル・セルキオ、
    聖アナスタシオ教会

ブレーシャに生まれ、ローマ、ヴェネツィア、パドヴァで活躍しパドヴァで没した作曲家・ヴァイオリニスト、フォンターナの追悼として出版されたソナタ集。手稿から編集されたものと推測されています。モンテヴェルディの時代、イタリア初期バロックの器楽ソナタの様式を伝える重要な作品集です。
グルッポ・セイチェントは2002年、エンリコ・ガッティが教鞭を執るミラノ市立音楽院(ミラノ国際音楽アカデミー)古楽科の学生たちによって結成されたアンサンブルです。


ARSIS 4201
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1630):
  18のソナタ(1−3声の、ヴァイオリンまたはコルネット、ファゴット、
   キタローネ、ヴィオロンチーノまたは同様のの楽器のための;1641) Vol.2
   第1番,第3番,第18番,第13番,第6番,第11番,第5番,第10番,第17番

グルッポ・セイチェント
 ラウル・オレリャナ、マルコ・ピアントニ(ヴァイオリン)
 リカルド・シミアン(リコーダー)
 ロドニー・プラダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ〔ソプラノ〕)
 ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ〔バス〕)
 ヴィンチェンツォ・オニダ(ファゴット)
 エドゥアルド・フィゲロア(バロック・ギター、キタローネ)
 ダヴィデ・メレッロ(オルガン)

録音:2005年10月25-28日、ルッカ県ピアッツァ・アル・セルキオ(イタリア)、
    聖アナスタシオ教会


ARSIS 4202
ハイドン(1732-1809):
 バリトン、ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント集
  ニ長調 Hob.XI:40/ト長調 Hob.XI:62/ハ長調 Hob.XI:82
  ニ長調 Hob.XI:34/イ長調 Hob.XI:35/ニ長調 Hob.XI:81

マドリード・バリトン三重奏団
 ホセ・マヌエル・フェルナンデス(バリトン[Baryton])
 エレナ・ボルデリアス(ヴィオラ)
 ロサ・フォリオル(チェロ)

録音:2006年7月、スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会

バリトンはヴィオラ・ダ・ガンバに似た楽器ですが、独特の構造として共鳴弦を持ち、それをネックの裏側から左手の親指でピツィカートで奏することができます。ハイドンが使えたエステルハージー侯ニコラウスがこの楽器を好んだため、ハイドンは1762年から1775年にかけて126曲にのぼるバリトン三重奏曲(ディヴェルティメント)を書きました。
バリトンを演奏するホセ・マヌエル・フェルナンデスはマドリードに生まれ、マドリード音楽院を卒業後、アムステルダムのスウェーリンク音楽院でワウター・メラーにチェロ師事、また様々なマスタークラスにおいてリヒテ・ファン・デル・メールとヤープ・テル・リンデン、ライナー・ツィパーリングにチェロを、ペレ・ロスとベントゥラ・リコにヴィオラ・ダ・ガンバに学びました。現在テレサ・ベルガンサ音楽院でチェロを、マドリードの王立音楽院でバロック・チェロを教えており、当アルシスの他グロッサ等のレーベルにも録音を行っています。


ARSIS 4203
(2CD)
マテオ・フレチャ(若)(1530頃-1604):
  マドリガーレ集第1巻(1568、ヴェネツィア)

ダビッド・ギンダノ・イガレタ(指揮)
ノヴァ・ルクス・アンサンブル

録音:2006年8月31日、9月1-2日、パンプロナ、洗足カルメル会ロス・パドレス修道院

スペインの作曲家「若いマテオ・フレチャ」(同姓同名の作曲家、老マテオ・フレチャの甥にあたるためそう呼ばれた)が書いたイタリア語マドリガーレ集。スペイン、バスク地方の都市パンプロナを本拠に活動するノヴァ・ルクス・アンサンブルによる演奏です。2枚組で1枚分の価格。


ARSIS 4204
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1814-1788):三重奏曲集
  チェンバロ、フルートとヴィオラのための三重奏曲(四重奏曲)
   イ短調 Wq.93(1788)
  同ニ長調 Wq.94(1788)/同ト長調 Wq.95(1788)
  チェンバロ、フルートとヴィオラのための三重奏曲ヘ長調 Wq.163

ラ・テンペスタ[La Tempestad]
 ギリェルモ・ペニャルベル(フラウト・トラヴェルソ)
 アントニオ・クラレス(ヴィオラ) シルビア・マルケス(チェンバロ)

録音:2005年10月、アレレ(スペイン)、サンティアゴ教会

Wq.93〜95は任意のチェロを加えた四重奏も可能な作品。ラ・テンペスタ(公式ウェブサイト)は1999年にスペインのピリオド楽器奏者によって結成されたアンサンブル。


ARSIS 4205
J・S・バッハ(1685-1750):ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集
  ソナタ ト短調 BWV1029(*)/幻想曲ハ短調 BWV906
  ソナタ ト長調 BWV1027(*)/半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
  ソナタ ニ長調 BWV1028(*)

ファミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*))
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ)

録音:2004年10月、スペイン、ウエスカ県アルケサル、聖ミゲル教会

ファミ・アルクアイは1976年スペインのセビリャに生まれ、ベントゥラ・リコ、パオロ・パンドルフォ(バーゼルのスコラ・カントールム)、ヴィットリオ・ギエルミ(ルガーノのスヴィツェーラ=イタリアーナ音楽院)に師事。ジョルディ・サバール主宰のエスペリオンXXIおよびル・コンセール・デ・ナシオン、ヴィットリオ・ギエルミ主宰のイル・スオナール・パルランテに参加、ビセンテ・パリリャ主宰のモレ・イスパノの創設メンバーに名を連ね、2001年には自ら主宰するアッカデーミア・デル・ピアチェーレを創設しています。
アルベルト・マルティネス・モリナは1971年マドリードに生まれ、同地の王立高等音楽院を卒業後デイヴィッド・ロブロウ(ロンドンのギルドホール音楽演劇学校)、リチャード・エガー(アムステルダムのスウェーリンク音楽院)に師事。ヒポカンプスの創設メンバー名を連ねる他、当アルシス・レーベルでの活躍が際立っています。
ブックレット記載の解説を執筆したのは二人の師であるギエルミとエガー。愛弟子に寄せる信頼がうかがわれます。


ARSIS 4206
死なせてください 「新音楽」リサイタル
 ジュリオ・カッチーニ(1546頃-1618):
  星に語ったものだった(「新音楽」から)(*)
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  トッカータ第2番(「トッカータ集第2巻」から)
  暗き森(「アリエ・ムジカーリ第2巻」から)(*)
 クラウディオ・モンテヴェルディ(15567-1643):
  わが憔悴した眼差しが(「マドリガーレ集第7巻」から)(*)
 ジローラモ・フレスコバルディ:
  パッサカリアによるパルティータ(「トッカータ集第2巻」から)
  そよ風吹けば(「アリエ・ムジカーリ第1巻」から)(*)
  チャコーナによるパルティータ(「トッカータ集第2巻」から)
 ジュリオ・カッチーニ:いとも甘いため息(「新音楽」から)(*)
 ジローラモ・フレスコバルディ:
  かくも私を蔑むか(「アリエ・ムジカーリ第2巻」から)(*)
  トッカータ第7番(「トッカータ集第2巻」から)
 ジュリオ・カッチーニ:されば死なねばならぬのか(「新音楽」から(*))
 クラウディオ・モンテヴェルディ:
  死なせてください[アリアンナの嘆き](オペラ「アリアンナ」から)(*)

ヒッポカンプス
 レイチェル・エリオット(ソプラノ(*))
 ゴンサーラ・マルティン・シェルマン(朗読(*))
 アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ)

録音:スペイン、ウエスカ県アルケサル、聖ミゲル教会

カッチーニの「新音楽」(1602年フィレンツェにて刊行)の出版400年を記念し2002年にスペインで行われたヒッポカンプスのリサイタル・プログラム。歌詞を語ることを重視した「新音楽=第二の作法」を際立たせるため、まず歌詞(詩)がスペイン語で語られ(ときには前奏に乗せ、ときには歌のフレーズ間にも挿まれ)、歌が始まる形がとられ、曲間にはフレスコバルディの鍵盤楽曲が間奏曲風に置かれています。
レイチェル・エリオットはケンブリッジのセルウィン・カレッジ、ギルドホール音楽演劇学校で学んだ英国のソプラノで、イ・ファジョリーニ、コンコルディア、ニュー・ロンドン・コンソート、レザール・フロリサン、イル・セミナリオ・ムジカーレ等で活躍、スペインではヒッポカンプスに参加しています。ゴンサーラ・マルティン・シェルマンは1969年マラガ県ロンダ生まれのスペインの女優で、当プログラムのためにヒッポカンプスに特別参加しました。なお外装には「ヒッポカンプス」の表記はなく、奏者3名が併記されております。


ARSIS 4207
… オルガンの低音とともに …
 イタリア・バロックのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集

 ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(17世紀):「ラ・チェスタ」(*)
 ミケランジェロ・ロッシ(1602-1656):トッカータ第9番
 ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ:「ラ・ステッラ」[星](*)
 マルコ・ウッチェリーニ(1603頃-1680):
  ソナタまたはトッカータ第6番「私の奥様」(*)
 ジョヴァンニ・サルヴァトーレ(1610頃-1688頃):
  カンツォン・フランチェーゼ第3番擬第1旋法
 バルトロメオ・モンタルバーノ(1598頃-1651頃):
  シンフォニア第2番「ツァンビーニ」(*)
 ジョヴァンニ・デ・マックェ[ジャン・ド・マック](1550頃-1614):
  コンソナンツェ・ストラヴァガンティ
 バルトロメオ・モンタルバーノ:シンフォニア第4番「ジェローソ」(*)
 ジョヴァンニ・サルヴァトーレ:
  カンツォン・フランチェーゼ第4番第7旋法、バッロ「ベルガマスカ」による(*)
 ベルナルド・ストラーチェ(17世紀):チャッコーナ[シャコンヌ](+)
 ダリオ・カステッロ(17世紀):ソナタ第1番(*)
 ジョヴァンニ・ガブロリーリ(1557-1612):トッカータ第1旋法
 ダリオ・カステッロ:ソナタ第2番(*)
 クラウディオ・メールロ(1533-1604):カンツォン「ラ・イロニカ」
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1630):
  ヴァイオリン独奏ソナタ第3番(*)

ラウル・オレリャナ(ヴァイオリン(*)、バロックギター(+))
ダヴィデ・メレッロ(オルガン)

録音:2004年11月15-17日、イタリア、チェゼーナ、聖ドメニコ教会
使用楽器:19世紀終盤、フランス、不詳作者製(ヴァイオリン)
       1601年、バルダッサーレ・マラミーニ製
       (2004年、デッロルト&ランツィーニ修復)(オルガン)

南米チリ出身、ミラノ市立音楽院古楽科でエンリコ・ガッティに師事したラウル・オレリャナが、師の得意とする17世紀イタリアのヴァイオリン音楽に挑戦した注目すべきアルバム。ダヴィデ・メレーリョはやはりミラノ市立音楽院古楽科でロレンツォ・ギエルミに師事したイタリアのオルガニスト。
当時の「ソナタ」は「器楽曲」のような意味合いです。


ARSIS 4208
ボッケリーニ、ポッレッティチェロと通奏低音のためのソナタ集
 ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):ソナタ イ長調 G.4
 ドメニコ・ポッレッティ(1709-1783):
  チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ ト長調
 ルイジ・ボッケリーニ:ソナタ ニ短調
 ドメニコ・ポッレッティ:チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ ニ長調
 ルイジ・ボッケリーニ:ソナタ 変ホ長調 N.26

イアゴバ・ファンロ(チェロ(*))
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ(+))

録音:2006年9月、スペイン、マドリード県ボアディリャ・デル・モンテ、
    ドン・ルイス親王宮、音楽の間
使用楽器:1978年、ギー・ドラ[Guy Derat]製(バロック・タイプ)(*)
       2002年、ティトゥス・クレイネン製(二段鍵盤、モデル:リュッケルス)(+)

スペインで活躍した二人のイタリア人チェリスト兼作曲家を取り上げたアルバム。ポッレッティはナポリに生まれ、スペインに渡りマドリードの王宮楽団の首席チェリストを務めました。彼の死後、娘がボッケリーニに嫁いだので二人は舅婿の関係になりますが、二人が知り合いであったかは確証がないそうです。
イアゴバ・ファンロはロンドンの王立音楽アカデミーでジェニファー・ウォード・クラークに、ベルリン芸術大学でヴォルフガング・ベットヒャーに師事したスペインのチェリスト。名前が風変わりなのはバスク系だからでしょう。アルベルト・マルティネス・モリナはリチャード・エガーらに師事したスペインのチェンバリストです。


ARSIS 4209
(2CD)
ミカエル・ナヴァルス[ミゲル・ナバロ]聖フェルミンのための第一晩課
 [晩課 Viesperas]
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
  讃歌「アヴェ・マリス・ステラ」によるグロサ
 ミゲル・ナバロ(1563頃-1627):序唱「神よ、急ぎてわれを救いたまえ」
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):詩篇110「われは主に感謝せん」
 ミゲル・ナバロ:詩篇109「主を畏れる者は幸いなり」
 フランシスコ・ゲレロ(1527-1598):詩篇112「しもべらよ、主をたたえよ」
 ミゲル・ナバロ:
  詩篇116「主をたたえよ」/讃歌「神よ、御身の戦士の」
  マニフィカトへの序奏/マニフィカト第8旋法
 [聖母交唱 La Salve]
 セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):
  聖母交唱によるティエント
 ミゲル・ナバロ:起ちて急げ/御身は完全に美しい
 アントニオ・デ・カベソン:聖母交唱への序奏
 ミゲル・ナバロ:サルヴェ・レジナ
 アントニオ・デ・カベソン:讃歌「アヴェ・マリス・ステラ」によるグロサ

ダビド・ギンダノ・イガレタ(指揮)
ノヴァ・ルクス・アンサンブル

録音:2007年2月16-18日、スペイン、オルコイェン、聖ミゲル教会

スペイン、ナバラ地方の中心都市パンプロナの守護聖人である聖フェルミンのための晩課を、パンプロナ出身で当地の大聖堂楽長を務めたその名もナバラの作品を中心に構成したアルバム。詩篇等の前後にはグレゴリオ聖歌によるアンティフォンが斉唱されます。
ノヴァ・ルクス・アンサンブルはパンプロナ室内合唱団を母体として2006年に創設された声楽アンサンブル。ここでは器楽奏者(コルネット[ツィンク]、アルト・サックバット、テナー・サックバット、ファゴット、オルガン)も参加しています。
2枚組で1枚分の価格です。


ARSIS 4210
主よ、御耳を傾けたまえ 17世紀フランスの音楽
 クロード・ル・ジュヌ(1528-1600):主よ、御耳を傾けたまえ(詩篇86)(*)
 アンリ・デュモン(1610-1684):3声のシンフォニア(+)
 クロード・ル・ジュヌ:4声のファンタジア第2番
 ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):
  「アヴェ・マリス・ステラ」による4声のファンタジア(*)
 ニコラ・メトリュ(1610頃-1663頃):2声のファンタジア第16番
 ウスタシュ・デュ・コロワ:天は全地に(詩篇19)(*)−3声のファンタジア
 ジャン=ニコラ・ジョフロワ(1633-1694):アルマンド形式のトンボー(+)
 ピエール・フランシスク・カルベル(?-1611):
  ミヒャエル・プレトリウスの「テルプシコーレ」からの舞曲(4曲)(+)
 クロード・ル・ジュヌ:
  「天の元后に祝福あれ」による5声のファンタジア(*)
 ニコラ・メトリュ:2声のファンタジア第9番
 クロード・ル・ジュヌ:神は立ち上がり(詩篇68)(*)−
  パスカル・ド・レストカール(1539/40-1584):ファンタジア
 アンリ・デュモン:3声のパヴァーヌ(+)
 ウスタシュ・デュ・コロワ:ソ・ファ・レ・ミによる5声のファンタジア(*)
 マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
  ヴィオルのための4部のコンセール(+)
 ウスタシュ・デュ・コロワ:「サルヴェ・レジナ」による4声のファンタジア(*)
 ジャン=ニコラ・ジョフロワ:ヴィオル三重奏とチェンバロのためのディアローグ(+)

カトリーヌ・ラッサル(ソプラノ(*))
シルビア・マルケス(チェンバロ(+))
バンケット・ムジカーレ
 ペレ・ロス、シュルショ・バレラ、クララ・エルナンデス、
 サビナ・コロンナ・ペトリ、イツィアル・アトゥチャ(ヴィオル)

録音:2006年2月、スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会

宗教的・政治的混乱期であった17世紀のフランス。控え目でほの暗さや渋みさえ漂う音楽は、18世紀の華やかなそれとはかなり趣を異にします。ペレ・ロスを中心としたアンサンブルによる演奏がその雰囲気をみごとに醸し出しています。


ARSIS 4211
ホルンのオブリガートを伴うフォルテピアノとのためのソナタ集
 フランツ・ダンツィ(1763-1826):ソナタ ホ長調 Op.44
 フェルディナント・リース(1784-1838):ソナタ ヘ長調 Op.34
 ニコラウス・フライヘール・フォン・クルフト(1779-1818):ソナタ ホ長調
 カール・チェルニー(1791-1857):アンダンテとポラッカ

ハビエル・ボネ(ナチュラルホルン)
ミリアム・ゴメス=モラン(フォルテピアノ)

録音:2006年9月17-19日、スペイン、サモラ県ビリャモル・デ・ロス・エスクデロス、
    聖母被昇天教会


ARSIS 4212
コンタリーニ写本の世俗歌曲集
 ホセ・マリン(1619-1699)?:
  Apostemos / Filis, el miedo ha de ser / Recibe, adorada ausente
  Qué dulcemente suena / Clarín del prado
  Pensamiento que en tu dano / Flores, ya contra vos
 フアン・イダルゴ(1614頃-1685)?:
  Entre bato y flora / Perdone el amore / En los floridos parámos
 フアン・デル・バド(1625頃-1691):Ruiseñor que volando vas
 不詳:
  Que muero contento / Presto me desengañaste, Belilla
  De nubes de una tristeza / Ay que soy tamborilero
  Quiero y no saben que quiero / Por la salud de Amarilis
  Tanta capia de hermosura / Durmiendo estaba una tarde
  Con Antón se casó Gila

エストレリャ・エステベス(ソプラノ)
マヌエル・ビラス(ピアノ)

録音:スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会

ヴェネツィアのサン・マルコ寺院図書館所蔵の「コンタリーニ写本」に収められた、17世紀後半にイベリア半島で隆盛していた世俗歌曲("tono umano", "tonada")28曲のうち20曲を世界初録音。


ARSIS 4213
ロマンス 17世紀イタリア、スペイン、ポルトガル、フランスの歌曲集
 不詳:Que he o que vejo - Pues quexar sé(「エルヴァスの歌集」から)(*)
 アントニオ・マルケス・レスビオ(1639-1709):Ay dolor, quão mal me tratas(*)
 ベネデット・フェッラーリ(1597頃-1681):Quando prendon riposo(*)
 ジュリオ・カッチーニ(1550頃-1618):Tu ch'hai le penne amore(*)
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):Si dolce è'l tormento(*)
 ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651):トッカータ第2番
 クラウディオ・モンテヴェルディ:Oblivion soave(*)
 ベネデット・フェッラーリ:Amor, io mi ribello(*)
 アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1683):トッカータ
 ベネデット・フェッラーリ:Deggio amarvi(*) / Al fin del mar d'amore(*)
 ジュリオ・カッチーニ:Dolcissimo sospiro(*)
 ホセ・マリン(1619-1699):Ojos(*)
 不詳:A quién me quejaré(*)
 フアン・イダルゴ(1614頃-1685):Quién es amor ?(*)
 ジョゼフ・シャバンソー・ド・ラ・バル(1633-1678):
  Si c'est un bien que l'espérance (*)/ Sospiri(*)
 ロベール・ド・ヴィゼ(1650頃-1700?):前奏曲
 ジョゼフ・シャバンソー・ド・ラ・バル:Quand on vous dit, que l'on vous ayme(*)

マルティン・オロ(カウンターテナー(*))
モニカ・プスティルニク(アーチリュート、バロックギター)

録音:2006年11月、スペイン、ウエスカ県アレレ、サンティアゴ教会

マルティン・オロとモニカ・プスティルニクはともにアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれ、バーゼルのスコラ・カントールムで学びました。オロはルネ・ヤーコプス、リチャード・レヴィット他、プスティルニクはホプキンソン・スミスに師事。両者ともすでに数々のレーベルに録音を行っています。


ARSIS 4214
モーツァルトをアコーディオンで
 モーツァルト(1756-1791)/アンネ・ランダ編曲:
  オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616
  ピアノのための幻想曲ハ短調 K.475
  ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
  オルガンのための幻想曲ヘ短調 K.594
  グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.356

アンネ・ランダ(アコーディオン)

録音:2007年3月27-29日、スペイン、ウエスカ県アレレ、サンティアゴ教会

アンネ・ランダは1971年スペインのサンセバスティアンに生まれ、フランスのグルノーブル音楽院で勉強を終えました。彼女はアコーディオン音楽の知名度を上げるためには現代作曲家への作品の委嘱ばかりでなく、他の楽器のために書かれた既存の作品に取り組むことも必要と考え、このアルバムを制作しました。


ARSIS 4215
パルドゥシュ・ド・ヴィオルのための音楽
 アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):ラ・ビュイソン(シャコンヌ)
 ウードリーヌ[Heudeline](?-?):組曲ニ短調(1703)
 シャルル・ドレ(?-?):
  パルドゥシュと通奏低音のための3つのロンド(1737/1754)
 ジャン=バティスト・バリエール(1707-1747):
  パルドゥシュと通奏低音のためのソナタ第4番ト短調(1739)
 N・ロジェ[Roget](?-?):
  フルートとパルドゥシュのためのソナタ ハ長調(1739)
 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
  パルドゥシュと通奏低音のためのソナタ第2番ト短調(1736)
 マラン・マレ(1656-1728)/不詳編曲者(18世紀中盤):
  王のロンド/ロンド・ダルマス[Rondo Dalmaçe]

ガビネーテ・アルモニコ
 ホセ・マヌエル・エルナンデス(パルドゥシュ・ド・ヴィオル)
 メルセデス・プリエト・ビリャル(フラウト・トラヴェルソ)
 ミゲル・デ・バルコ・ディアス(チェンバロ)
 ヘスス・サンチェス(バロックギター)

録音:2007年4月30日、5月1-2日、スペイン、ウエスカ県アレレ、サンティアゴ教会

パルドゥシュ・ド・ヴィオルは18世紀前半にフランスで流行した、ヴィオル族の中で最も小型で最も高い音域を持つ楽器。当時、女性がヴァイオリンを構える姿はエレガントさを欠くとされ、パルドゥシュ・ド・ヴィオルはヴァイオリンに代わる「レディーのヴィオル」として女性に愛好されました。もちろん男性が演奏することもあり、マレも弾いていたそうです。


ARSIS 4216
美しき旋律の墓 寓意と風景としてのトンボー
 フランソワ・クープラン(1668-1733):
  嘆き(ヴィオルのための)/ヴィオル組曲第2番(「葬儀」を含む)
 ウィリアム・バベル(1690-1723):サラバンドとトンボー
 マラン・マレ(1656-1728):
  ヴィオル組曲第5巻 から 組曲ト短調(「次男マレのためのトンボー」を含む)
 ロラン・マレ(1685頃-1750頃):組曲第2番ハ短調
 ヴォルフ・ヤコプ・ラウフェンシュタイナー(1676-1754):トンボー(アルマンド)

ペレ・ロス、サビナ・コロンナ・プレティ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エドゥアルド・エグエス(バロックリュート、テオルボ)
シルビア・マルケス(チェンバロ)

録音:2006年5月、ウエスカ県ボレア(スペイン)、聖トマス教会

「トンボー」(tombeau)は作曲家が故人への追悼の意を込めて書くた楽曲。バベルは英国の作曲家。ラウフェンスシュタイナーはオーストリアの作曲家・リュート奏者。ロラン・マレはマラン・マレの息子で、作曲家・ヴァイオリン奏者。


ARSIS 4217
とてつもない驚き
 17−18世紀中南米のビリャンシコ、サイネテ、カンタダ&バタリャ

 バルタサル・デル・アルカサル(1530-1606)の詩による即興:
  Comienza la Fiesta con una Xácara al vuelo
 ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):Qué es esto vengativa ardiente saña ?
 不詳:Batalla Farmosa / Un Monsiur y Estudiante
 エステバン・ポンセ・デ・レオン修道士(1692-175?):Venid, venid, Deydades
 ロクェ・セルティ(?-1760):A cantar un Villancico
 マティアス・ドゥランゴ(1636-1698):Pues mi Dios ha nacido
 ホセ・デ・オレホン・イ・アパリシオ(1705-1765):Ah del gozo

フォルマ・アンティクァ
 マリビ・ブラスコ、オラリャ・アレマン(ソプラノ)
 シャビエ・サバタ(男性アルト)
 フアン・サンチョ(テノール)
 リュイス・コイ(コルネット[ツィンク])
 ジュアキン・ゲラ(ファゴット、ソプラノ・シャリュモー)
 アレハンドロ・ビリャル(リコーダー)
 チュス・カストロ、ジュリアーノ・ブオージ(ヴァイオリン)
 アントニオ・クラレス(ヴィオラ)
 ウルコ・ララニャガ、ルト・ベロナ(ヴィオローネ)
 フェデリコ・アブラハム(コントラバス)
 エンリケ・ソリニス(アーチリュート)
 アンドレス・ゴメス(チェンバロ)
 ダビド・バルデス(打楽器)
 ダニエル・サピコ(テオルボ)
 パブロ・サピコ(スパニッシュギター、チャランゴ)
 アーロン・サピコ(チェンバロ、ディレクター)

録音:2006年11月9-13日、スペイン、ウエスカ県アルケサル、聖ミゲル教会


ARSIS 4218
サルヴェ・レジナ アルカラ・デ・エナレス大聖堂のオルガン
 J・S・バッハ(1685-1750):
  前奏曲とフーガ BWV543/いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659
 ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲ホ短調
 メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン・ソナタ ニ短調/ニ長調 Op.65 No.6
 アントン・ハイラー(1923-1979):「サルヴェ・レジナ」による幻想曲
 J・S・バッハ:
  おお、人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV622
  パッサカリア ハ短調 BWV582

ロベルト・フレスコ(オルガン)

録音:2006年1月17-20日、スペイン、アルカラ・デ・エナレス大聖堂
使用楽器:2001年、Blancafort, Orgueners de MOntserrat製


ARSIS 4219
甘き旋律
 17&18世紀のリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための音楽

 ディエゴ・オルティス(1510頃-1570頃):
  ラ・フォリアによるレセルカダ[リチェルカーレ]第8番
  ラ・スパーニャによるレセルカダ第2番
  ラ・スパーニャによるレセルカダ第3番
  ラ・スパーニャによるレセルカダ第4番
  「甘き記憶」(ピエール・サンドラン作曲)によるレセルカダ
  ラ・フォリアによるレセルカダ第4番
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566頃):
  アヴェ・マリス・ステラによるディフェレンシアス[変奏曲]第11番
  イタリアのパヴァーヌによるディフェレンシアス
 ルイス・ベネガス・デ・エネストロサ(1510頃-1557)/アントニオ・デ・カベソン:
  「牛の見張りをしておくれ」によるディフェレンシアス
 ジョヴァンニ・バッサーノ(1585頃-1617?):
  リチェルカーレ第1番/スザンナはある日(オルランドゥス・ラッスス作曲)
  リチェルカーレ第5番
 ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1622頃活躍):3声のソナタ
 アウレリオ・ヴィルジリアーノ(1590頃活躍):
  「春は丘を彩り」(パレストリーナ作曲)によるリチェルカーレ
 ジョヴァンニ・バッサーノ/リッカルド・ロニョーニ(1550頃-1620以前):
  「別れの時」(チプリアーノ・デ・ローレ作曲)
 アンドレア・チーマ(1606-1627頃活躍):カプリッチョ
 ダリオ・カステッロ(1590頃-1630頃):2声のソナタ第4番
 アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1586-1656):
  「甘き記憶」とコッレンテ[クーラント]
 バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1580頃-1638以降):カンツォン第3番
 マシュー・ロック(1630頃-1677):組曲第4番

フェルナンド・パス(リコーダー)
ラウラ・サリナス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルムデナ・ミエルゴ(チェンバロ)

録音:2007年7月16-20日、スペイン、ウエスカ県アレレ、サンティアゴ教会


ARSIS 4220
フォルテピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲集
 ハイドン(1732-1809):三重奏曲変ホ長調 Hob.XV:29(1797)
 クレメンティ(1752-1832):三重奏曲ヘ長調 Op.27 No.1(1791)
 モーツァルト(1756-1791):三重奏曲変ロ長調 K.502(1786)

アカデーミア・ムジチ・デイ・ルーミ
 カルメン・レオーニ(フォルテピアノ)
 オビディウ・シンボティン(ヴァイオリン)
 ダニエーレ・ボーヴォ(チェロ)

録音:2007年2月21-24日、イタリア、ピアチェンツァ県コルテマッジョーレ、
    市立エレオノーラ・ドゥーゼ劇場

アカデーミア・ムジチ・デイ・ルーミはカルメン・レオーニとダニエーレ・ボーヴォにより創設された、イタリアのヴェローナに本拠を置くピリオド楽器アンサンブル。


ARSIS 4222
イラリオン・エスラバ(1807-1878):教会音楽集
  4声とオルガン伴奏のためのモテット集 Op.156 から(+/#)
   アヴェ・マリア(No.1),おお、大いなる宴(No.3)
  私の神よ、私の優しい願いを受け取ってください(美しいフーガ)(+)
  待降節と四旬節のための無伴奏4声のミサ(+)
  「ムセオ・オルガニコ・エスパニョル」から オフェルトリウム第2番(#)
  聖木曜日の第一のエレミヤ哀歌(*/#)
  独唱者たちのための2つのモテット(+);おお、大いなる宴,善き羊飼い
  サルヴェ・レジナ(+/#)/ビルヘン・デル・カミノのセビリャナ(+/#)
  イエス、甘美な記憶(+)/お前はペテロである(+/#)

リヒア・グティエレス・バルガス(ソプラノ(*))
パンプロナ室内合唱団(+)
オスカル・カンデンド・サバラ(オルガン(#))
ダビド・ギンダノ・イガレタ(指揮(+))

録音:2007年6月22-24日、ナバラ県マニェル(スペイン)、聖ペドロ教会

イラリオン・エスラバはセビリャ大聖堂楽長、マドリード王室礼拝堂楽長、マドリード音楽院教授等を務めた作曲家・音楽著述家。


ARSIS 4223
ルイ・フランソワ・ドプラ(1781-1868):
 ホルンのための様々な調性の六重奏&四重奏曲集
  六重奏曲第1番ハ長調/六重奏曲第2番ハ長調
  六重奏曲第3番ホ短調/六重奏曲第4番ニ長調
  六重奏曲第5番変ロ長調/六重奏曲第6番ハ長調
  四重奏曲第1番ト短調/四重奏曲第2番ト長調
  四重奏曲第3番二長調/四重奏曲第4番ト長調
  四重奏曲第5番ニ短調/四重奏曲第6番ハ長調

コルニロクィオ
 ハビエル・ボネ、オビディ・カルペ、ルイス・F・デルガド、
 ビセンテ・ヒネル、ビセンテ・ナバロ、フアン・パビア、ハビエル・リソ

録音:2008年3月、ウエスカ県アレレ(スペイン)、サンティアゴ教会

ドプラはパリ生まれの名ホルン奏者・作曲家。コルニロクィオはハビエル・ボネによって創設され2000年に正式デビューしたナチュラルホルン・アンサンブル。


ARSIS 4224
J・S・バッハ(1685-1750):
  カンタータ第170番「喜ばしき安息、好ましき魂の歓喜」BWV170(+)
  カンタータ第199番「わが心は血にまみれ」BWV199(*)
  カンタータ第82番「われは満ち足れり」BWV82(#)

レイチェル・エリオット(ソプラノ(*))
ジョルディ・ドメネク(アルト(+))
ヘスス・ガルシア・アレフラ(バリトン(#))
シャビエ・ブランク(オーボエ、オーボエダモーレ)
バルバラ・セラ(ファゴット)
カースティン・リンダー=デーヴァン、リナ・トゥル・ボネト(ヴァイオリン)
ダビド・キグレ(ヴィオラ) ルト・ベロナ(チェロ)
パブロ・マルティン(コントラバス) パトリシア・モラ(オルガン)
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ、指揮)

録音:2008年8月22-23日、マドリード県ビリャ・デ・バリェカス、
    聖ペドロ・アド・ビンクラ(鎖につながれた聖ペテロ)教会、ライヴ


ARSIS 4226
ソプラ・スカルラッティ
 ドメニコ・スカルラッティ
(1685-1757):ソプラノ独唱のためのカンタータ集
  カンタータ「フィッレの仇を討ってやりたい」
  ソナタ K.178 L.162(スパニッシュギター独奏)/前奏曲(チェンバロ独奏)
  カンタータ「逃げないでおくれ、ニーチェ」/前奏曲(チェロ独奏)
  カンタータ「私を求めるのか、おお、愛する人よ」
  ソナタ K.175 L.429(スパニッシュギター独奏)/前奏曲(テオルボ独奏)
  カンタータ「フィッレよ、もう何も言うまい」/アンコール

マリア・エスパダ(ソプラノ)
フォルマ・アンティクア
 ルト・ベロナ(チェロ) エンリケ・ソリニス(アーチリュート、スパニッシュギター)
 ダニエル・サピコ(テオルボ) パブロ・サピコ(スパニッシュギター)
 アーロン・サピコ(チェンバロ、指揮)

録音:2007年12月3-5日、ウエスカ県アレレ(スペイン)

バロックからロマン派オペラ、20世紀音楽まで幅広く活躍しているスペインのソプラノ、マリア・エスパダ(エスパーダ)が登場。アンコールの曲名は不明です。(聞き覚えのある曲なのですが思い出せません。スペインの伝承曲でしょうか…)


ARSIS 4227
ロマン派のホルン協奏曲名品集
 ウェーバー(1786-1826):ホルン協奏曲ホ短調 Op.45
 シャブリエ(1841-1894):ホルンと管弦楽のためのラルゲット Op.posth.
 R・シュトラウス(1864-1949):ホルン協奏曲第1番変ホ長調 Op.11
 グリエール(1875-1956):ホルン協奏曲変ホ長調 Op.91

ハビエル・ボネ(ホルン)
ブルゴス交響楽団
ハビエル・カストロ(指揮)

録音:2008年12月6-7日、ブルゴス(スペイン)、ベルナルダス音楽礼拝堂

ヘルマン・バウマンに師事し、当レーベルにナチュラルホルン奏者として録音を続け好評を博しているスペインのホルン奏者ハビエル・ボネ(1965年生まれ)がモダーン楽器を吹いてロマン派ホルン協奏曲の定番に挑戦。


ARSIS 4228
(2CD)
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲
  第1番ト長調 BWV1007/第2番ニ短調 BWV1008
  第3番ハ長調 BWV1009/第4番変ホ長調 BWV1010
  第5番ハ短調 BWV1011/第6番ニ長調 BWV1012

イアゴバ・ファンロ(チェロ)

録音:2007年9月17-18、28日、アレレ(スペイン)、サンティアゴ教会
使用楽器:1998年、Jean Seyral製

イアゴバ・ファンロはスペインのサンセバスチャンに生まれ、ロンドンの王立音楽アカデミーでジェニファー・ウォード・クラークに、ベルリン芸術大学でヴォルフガング・ベットヒャーに師事、マドリード王立高等音楽院教授を務めるチェロ奏者。ピリオド、モダーン楽器を問わず活躍しています。当録音での使用楽器について古楽器の複製との表記はありませんが、バロック・チェロの演奏として聴いても違和感はありません。


ARSIS 4229
キアロスクーロ
 フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):
  リコーダーと通奏低音のためのソナタ イ長調
 ドメニコ・ガブリエッリ(1659-1690):
  無伴奏チェロのためのリチェルカーレ第1番
 ジェイムズ(ジャック)・ペジブル(1656頃-1721):
  リコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ短調
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
  チェロと通奏低音のためのソナタ イ短調 RV43(*)
 ジャン・バティスト・ルイエ・ド・ガン(1688-1720頃):
  リコーダーと通奏低音のためのソナタ ト長調
 J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV1003 から
   アンダンテ(バロックギターによる)
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1867):
  リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ長調

ラ・リティラータ
 タマル・ラロ(リコーダー)
 エンリケ・ソリニス(バロックギター、テオルボ、アーチリュート)
 ホセチュ・オブレゴン(チェロ、アーティスティック・ディレクター)
 賛助:アンヘラ・ルビオ(チェロ;通奏低音(*))

録音:2008年12月、ウエスカ県アレレ(スペイン)、サンティアゴ教会

「キアロスクーロ」(イタリア語で「明暗法」「陰影法」を指す美術用語)というタイトルどおり、光と影の対比を効かせた選曲と演奏によるアルバム。


ARSIS 4230
ハイドン(1732-1809):三重奏曲&ディヴェルティメント集
  6つのディヴェルティメント(フルート三重奏曲)Op.38 Hob.IV:6-11 から
   第2番ト長調 Hob.IV:7/第4番ト長調 Hob.IV:9
   第5番イ長調 Hob.IV:10/第6番ニ長調 Hob.IV:11
  4つのフルート三重奏曲「ロンドン・トリオ」Op.100 Hob.IV:1-4 から
   第1番ハ長調 Hob.IV:1/第2番ト長調 Hob.IV:2/第3番ト長調 Hob.IV:3

エスティル・コンセルタント
 ヒロ・クロサキ(ヴァイオリン)
 マリサ・エスパルサ、フェルナンダ・テイシェイラ(フラウト・トラヴェルソ)
 ハルム・ヤン・シュヴィッタース(チェロ)

エスティル・コンセルタントは1998年にマリサ・エスパルサにより創設されたスペイン、バレンシアのピリオド楽器アンサンブル。バレンシア在住のヒロ・クロサキも参加しています。


ARSIS 4231
ヒンデミット(1895-1963):
  ダンス=パントマイム「悪魔」Op.28(1822)
  室内音楽第2番 Op.36 No.1(1924)(*)

マリア・テレサ・ペレス・エルナンデス(ピアノ(*))
グルポ・エニグマ(サラゴサ・アウディトリオ室内管弦楽団)
フアン・ホセ・オリベス(指揮)

録音:2007年9月、サラゴサ(スペイン)、アウディトリオ


ARSIS 4233
甘美な響きのように
 モーリー、フェラボスコ II、ヒューム
ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽
 アルフォンソ・フェラボスコ II(1578頃-1628):アルマン、コラント第16番
 トマス・モーリー(1557-1602頃):こおろぎ(*)
 アルフォンソ・フェラボスコ II:パヴァン、コラント第13番
 トマス・モーリー:魔女(*)
 トバイアス・ヒューム(1569頃-1645):ヒューム大佐の嘆き(*)
 トマス・モーリー:嘆き(*)
 アルフォンソ・フェラボスコ II:ガリアード、コラント第11番
 不詳:Jemmye
 トマス・モーリー:移り気(*)
 アルフォンソ・フェラボスコ II:アルマン、コラント第3番
 不詳:Thumbe
 アルフォンソ・フェラボスコ II:ガリアード、コラント第4番
 トマス・モーリー:雄牛(*)
 アルフォンソ・フェラボスコ II:パヴァン、コラント第21番
 トバイアス・ヒューム:ヒューム大佐のガリアード
 トマス・モーリー:狩(*)
 アルフォンソ・フェラボスコ II:アルマン、コラント第24番

ペレ・ロス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エルビラ・パンコルボ(リコーダー(*))

録音:2008年9月、アレレ(スペイン、ウエスカ県)、サンティアゴ教会

スペイン・カタルーニャに生まれモンセラート修道院聖歌隊に在籍、バルセロナ市立音楽院、バーセルのスコラ・カントールムで学び、長らくスイスとドイツ(カールスルーエ音楽大学、ハンブルク音楽院)で教職に就いていたペレ・ロス。知る人ぞ知るヴィオラ・ダ・ガンバ奏者だった彼でしたが、帰国してマドリード高等音楽院教授に就任してからは当アルシス・レーベルに地道に録音を続けており、その渋いガンバの味わいに魅かれるファンを増やしています。エルビラ・パンコルボはマドリード高等音楽院で学んだスペインのリコーダー奏者。


ARSIS 4234
アコーディオンによるカベソン作品集
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)/アンネ・ランダ編曲:
  「鍵盤楽器、ハープ、ビウエラのための曲集」より
   聖母のキリエ[Kyrie Rex virginum] 第1−3番
   4つのベルソ[ヴァース]第3旋法
    グレゴリオ聖歌をソプラノ声部に,グレゴリオ聖歌をアルト声部に,
    グレゴリオ聖歌をテノール声部に(左手側のみで),
    グレゴリオ聖歌をバス声部に(左手側のみで),
  ファボルドネス[ファルソボルドーネ]第2旋法
   グレゴリオ聖歌,ソプラノ声部におけるグロサ,
   バス声部におけるグロサ,中声部におけるグロサ
  賛歌第18番、パンジェ・リングァ第3番
  賛歌第19番、パンジェ・リングァ第4番
  7つのベルソ[ヴァース]第8旋法
  ティエント第1番第2旋法/ティエント第7番第4旋法
  ティエント第8番第8旋法/ティエント第11番第6旋法とその第2部
  処女マリアの子宮は幸いである(グレゴリオ聖歌)
  イタリアのパバナ[パヴァーヌ]によるディスカンテ
  ミラノのガリャルダ[ガイヤルド]によるディフェレンシアス
  イタリアのパバナ[パヴァーヌ]によるディフェレンシアス
  どうしてそうなるのか(シャンソン)

アンネ・ランダ(アコーディオン)

録音:2010年5月3日、カストリリョ・デ・マタフディオス(スペイン、ブルゴス県)

「抱えて弾くオルガン」とも言えるアコーディオンはカベソンの作品を演奏するのに最適な楽器のひとつでしょう。アンネ・ランダは1971年スペインのサンセバスティアンに生まれ、フランスのグルノーブル音楽院で勉強を終えました。彼女はアコーディオン音楽の知名度を上げるためには現代作曲家への作品の委嘱ばかりでなく、他の楽器のために書かれた既存の作品に取り組むことも必要と考えており、当レーベルで既にモーツァルトを取り上げています(ARSIS 4214)。今回はカベソンの生誕500年を記念して作曲者生誕の地で録音を行いました。


ARSIS 4235
ザルツブルク・コンサート ギター・クアルテットのための音楽
 レオナルド・バラダ(1933-):覚え書き[Apuntes](1974)
 デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):序奏と舞曲(1995)
 ダニエル・バーナード・ロメイン(DBR)(1971-):ゲットー・ストリングス(2001)
 久保摩耶子(1947-):息をつく間[Atempause](2008)(*)
 デュージャン・ボグダノヴィチ:抒情的四重奏曲(1993)
 マリオス・ヨアンノー・エリア(1978-):粉砂糖[Staubzucker](2007)(*)

ミセラネア・ギター・クアルテット
 マノス・アナスタサキス、アレハンドロ・ディアス・バンドレス、
 ヨルゴス・ペルヴォララキス、コスタス・トシディス(ギター)

録音:モーツァルテウム大学ソリテール・ホール、ザルツブルク、オーストリア、
     時期の記載なし

ミセラネア・ギター・クアルテットはザルツブルクのモーツァルテウムで学んだギタリストたちにより2007年に結成されたクアルテット。バラダはスペイン、ボグダノヴィチはセルビア(アメリカ合衆国在住)、ロメインはアメリカ合衆国(ハイチ系)、久保は日本(ドイツ在住)、エリアはキプロス(オーストリア在住)出身の作曲家。


ARSIS 4236
アルフォンソ・ロメロ(1957-):管弦楽作品集
  Char
  ピアノ協奏曲第3番(*)
  交響曲第1番

アナ・ギハロ(ピアノ(*))
ロンドン交響楽団
ジェフリー・シンドラー(指揮)

録音:2000年3月、ロンドン、アビーロード・スタジオ

アルフォンソ・ロメロはスペインのビルバオに生まれた、マヌエル・カスティリョ、カレル・フサ、レオ・ブローウェルに師事した作曲家。マドリード王立高等音楽院作曲科長を務めています。


ARSIS 4237
ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750):オーボエ・ソナタ集
  ソナタ変ロ長調(シブリー音楽図書館 No.2)/ソナタ ト長調 Op.13 No.4
  ソナタ ハ長調(シブリー音楽図書館 No.1)/ソナタ ト短調 Op.13 No.5
  ソナタ変ホ長調(シブリー音楽図書館 No.4)/ソナタ ト長調 Op.13 No.6
  ソナタ変ロ長調(シブリー音楽図書館 No.3)

シャビエ・ブランク・メスキリス(オーボエ)
ヒッポカンプス
 バルバラ・セラ(ファゴット) ルト・ベロナ(チェロ)
 ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 パブロ・マルティン(コントラバス) ヘスス・フェルナンデス・バエナ(テオルボ)
 アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ) パトリシア・モラ(オルガン)

録音:2009年9月1-4日、マドリード県ビンクラ・デ・ラ・ビリャ・デ・バルカス、聖ペドロ教会

イタリアのミラノに生まれたオーボエ奏者・作曲家ジュゼッペ・サンマルティーニは、弟である作曲家・オルガン奏者ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニとともにロンドンに渡り活躍しました。合衆国ロチェスターのシブリー(Sibley)音楽図書館所蔵のソナタは彼の渡英前の作品と推測されています。


ARSIS 4238
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
  ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための12のソナタ Op.2
   (1693、ニュルンベルク)から [Vol.2]
   第11番/第9番/トッカータとフーガ(チェンバロ独奏)/第12番
   第10番/パッサカリア(チェンバロ独奏)/第7番/第8番

ヒッポカンプス
 カースティン・リンダー=デーヴァン(ヴァイオリン)
 ジョルディ・コメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ)

録音:2008年9月26-29日、マドリード、ビリャ・デ・バリェカス、鎖に繋がれた聖ペドロ教会

ヨハン・フィリップ・クリーガーはニュルンベルクの音楽一家に生まれ、コペンハーゲンで学び、バイロイトの宮廷音楽家を務めた後、1673年バイロイト伯の許可と援助を得てイタリアに渡り、ヴェネツィアでローゼンミュラーに、ローマでベルバルド・パスクィーニに師事。帰国後はハレ等の宮廷で活躍した後、1680年にヴァイセンフェルス宮廷の楽長に就任、当地の宮廷音楽の水準を最高水準にまで引き上げ、没するまでその地位を守り活躍しました。彼は何といっても2,000曲以上の教会カンタータを書いたことで知られています(その大半は消失)が、優れた器楽作品も多く残しています。Op.2はコレッリ流の3つの楽器によるトリオ・ソナタですが、第2ヴァイオリンの代わりにヴィオラ・ダ・ガンバを採用することによって、音色と表現の幅を拡大することに成功しています。
ヒッポカンプスはドイツ出身のリンダー=デーヴァンと、スペイン出身のコメリャス、マルティネス・モリナによるトリオ。なかでもリンダー=デーヴァンはヨーロッパのバロック・ヴァイオリニストとして注目に値する存在。ヴュルツブルクに生まれ、ロンドンでミカエラ・コンバーティにバロック・ヴァイオリンを師事、アムステルダム・ロカテッリ国際コンクールに入賞、7年にわたってイギリスのバロック・アンサンブル「フィオリ・ムジカーリ」のリーダーを務め、2003年よりベルリンのピリオド楽器オーケストラ「コンチェルト・ブランデンブルク」のリーダーとして活躍しています。


ARSIS 4239
アーベル、バッハヴィオラ・ダ・ガンバとリュートのための音楽
 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
  ソナタ ハ長調 WKO151(*/+)
  ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏と通奏低音のためのソナタ
   (プロイセン・ソナタ)WKO150(*/+)
  ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のための音楽 MS Drexel 5871, NYPL(*)
   (アレグロ)WKO205,フーガ WKO196,(テンポ・ディ・メヌエット)WKO206,
   アレグロ WKO207,アレグロ WKO209,(アレグロ)WKO208
 J・S・バッハ(1685-1750)/
  ティルマン・ホップシュトック、アンドレアス・マルティン編曲:
  無伴奏チェロ組曲第1番(リュートのための版)(+)
 カール・フリードリヒ・アーベル:
  ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための独奏曲
   (プロイセン・ソナタ)WKO149(*/+)

ジョルディ・クメリャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*))
アンドレアス・マルティン(リュート(+))

録音:2010年6月24-26日、アレレ(スペイン、ウエスカ県)、サンティアゴ教会

ヴィオラ・ダ・ガンバ音楽史上最後の名手アーベルの作品を中心としたアルバム。ジョルディ・クメリャスはマドリード高等音楽院でペレ・ロス師事、さらにローマでパオロ・パンドルフォに学んだスペインのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。アンドレアス・マルティンはバーセルのスコラ・カントールムでオイゲン・ドンボワ、ホプキンソン・スミス、ピーター・クロトンに師事したドイツのリュート奏者。


ARSIS 4240
フェルディナント・レバイ(1880-1953):小さなばら園 ギター伴奏歌曲集
  ヘルマン・レンスの「小さなばら園」からの34の詩 から
   ばら園/鬼火/雄鳩/夕べの歌/別れの花束/喪失/森で/罰/慰め
   道迷い草/期待/Das Hederitt/忘れな草/奇妙な鳥/野ばら
   危険な猟師
  6つのロシア民謡
   子守歌(W・N・ガルテフェルトによる)/あの島から(タイガより)
   ノヴゴロトの鐘(ムソルグスキーによる)
   He uch-la!(ヴォルガの舟曳き歌、バラキレフによる)
   ドゥビヌシカ(港湾労働者の歌)/母なるヴォルガ(ロシア古謡)
 ブラームス(1833-1897)/フェルディナント・レバイ編曲:
  太陽はもう輝かない WoO 33 No.5/あの下の谷に WoO 33 No.6

マクシミリアン・キーナー(テノール)
ゴンサロ・ノケ(ギター)

録音:2010年8月24-25日、チミリャス(スペイン、ウエスカ県)、教会
使用楽器:2010年、サイモン・マーティ製(モデル:1833年、ジェンナロ・ファブリカトーレ製)

フェルディナント・レバイはウィーンで活躍した作曲家・合唱指揮者・ピアニスト・音楽教師。500もの歌曲・合唱曲の他、おそらく姪のゲルタ・ハマーシュミート(1906-1985)がギタリストになったことをきっかけとして600を超えるギター曲も書いたという多作家でしたが、ナチス・ドイツにより没落させられ、そのまま忘れ去られてしまいました。
マクシミリアン・キーナーはテルツ少年合唱団のボーイソプラノ・ソリスト時代から録音に起用され、ザルツブルク・モーツァルテウムで学びテノールとしてデビューした注目の歌手。ゴンサロ・ノケ(1982年マドリード生まれ)はマドリード高等音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウムで学んだギタリスト。レバイの「オーボエとギターのための作品全集」も録音しています(Naxosレーベル)。


ARSIS 4241
ホルンとピアノのためのロマンス
 フランツ・シュトラウス(1822-1905):夜想曲 Op.7
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):アンダンテ AV 86A
 オスカル・フランツ(1843-1886):無言歌 Op.2
 メンデルスゾーン(1809-1847)/オスカル・フランツ編曲:無言歌 Op.109
 ラフ(1822-1862):ロマンス Op.182 Nos.1, 2
 ライネッケ(1824-1910):夜想曲 Op.112
 グリエール(1875-1956):ロマンス Op.35 No.6
 グラズノフ(1865-1936):夢 Op.24
 テオドール・デュボワ(1837-1924):カヴァティーナ
 アルフレッド・ブリュノー(1857-1934):ロマンス
 グノー(1818-1893):メロディックな小品 第1番
 サン=サーンス(1835-1921):ロマンス Op.67
 シューマン(1810-1856):アダージョとアレグロ Op.70

ハビエル・ボネ(ホルン)
ミリアム・ゴメス=モラン(ピアノ)

録音:2011年5月、アウディトリオ、トレント、スペイン

ヘルマン・バウマンに師事、ピリオドとモダーンの双方に精通したホルン奏者として当レーベルの看板アーティストの一人となっているハビエル・ボネによるロマンティック小品集。前作「ロマン派のホルン協奏曲名品集」(ARSIS 4227)は息長く売れ続けています。

GPD (Geaster PenDrive) [USB memory stick]
USB対応のオーディオ、ビデオ、パソコン、携帯端末(スマートフォン、タブレット)で再生可能なUSBメモリ。
CDではございません音楽、動画、静止画、解説書が収録されております。
パッケージ(110mm×142mm)は当レーベルのCD商品に近く、ブックレットも付いております。

ARSIS 5242
最愛なるイエス
 【Audio】(60'23")
 J・S・バッハ(1685-1750):
  カンタータ第32番「最愛なるイエス、わが望み」BWV32(*/#)
  カンタータ第54番「罪に手向かうべし」BWV54(+)
  ブランデンブルク協奏曲第6番 BWV1051
  カンタータ第84番「われはわが幸いに心満ちたり」BWV84(*)
 【Video】(13'20")
 J・S・バッハ:
  カンタータ第54番「われはわが幸いに心満ちたり」BWV54 から
   第1曲(アリア)(+)
 最愛なるイエス−ヒッポカンプス創設10周年記念(2000-2010)

レイチェル・エリオット(ソプラノ(*))
ジョルディ・ドメネク(男性アルト(+))
ヘスス・ガルシア・アレフラ(バリトン(#))
ヒッポカンプス
  アルベルト・マルティネス・モリナ(指揮)

録音:2010年5月10日、ライヴ、鎖の聖ペドロ教会、ビリャ・デ・バリェカス、
     マドリード県、スペイン
オーディオ・フォーマット:24bits 48KHz. (wav) - 192kbps. 48KHz. (mp3)
ビデオ・フォーマット:HD 1920x1080 (mpv) - 720x400 (mp4)

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