アルス・プロダクション
1987年創立、レコーディング・エンジニア(トンマイスター)のマンフレート・シューマッハーとプロデューサーのアンネッテ・シューマッハーの夫妻が運営するドイツのレーベル。デュッセルドルフ近郊の町ラーティンゲンを本拠に、活発なリリースを続けています。
ハイブリッドSACD [Multichannel SACD / Stereo SACD / CD]

ARS 38001
ピエトロ・トッリ(1650頃-1737):
 選帝侯カール・アルブレヒトに敬意を表する音楽
  祝典セレナータ「ラ・バヴィエーラ」(1726)*
  音楽詩「民衆の幸福」(1722)から シンフォニア/終結の合唱#
  セレナータ「田園詩」(1726)から ミルティッロのアリア+/終結の合唱#

スザンネ・ベルンハルト(ソプラノ*,#
ハイディ・マイアー(ソプラノ*/#
マルティン・オーロ(カウンターテナー+/#
トム・アレン(テノール*/#
マルティン・ブルンス(バリトン#
クリストフ・ハンマー(チェンバロ、指揮)
ノイエ・ホーフカペレ・ミュンヘン

録音:2002年9月7日、ミュンヘン、レジデンツ宮殿・皇帝の間、
    「Pracht und Zeremoniell(華美と祭式)」展オープニング・コンサート、ライヴ、DSD

ピエトロ・トッリは生涯にわたってバイエルンのヴィッテルスバッハ家にかかわったイタリアの作曲家。 「ラ・バヴィエーラ」は新たに選帝侯となったカール・アルブレヒトをたたえるセレナータで、 名声(カール・アルブレヒトの将来)、イーザル(イーザル川)、バヴィエーラ(バイエルン)という 象徴的人物によって歌われる寓意的な作品です。「民衆の幸福」はカール・アルブレヒトとウィーン皇女 マリア・アマリアの婚礼の際に行われた馬上槍試合のための音楽。「田園詩」はマリア・アマリアが カール・アルブレヒトの命名日のために依頼した作品とされていますが、真作かどうかは定かではありません。
ノイエ・ホーフカペレ・ミュンヘンは1992年に創設されたピリオド楽器アンサンブルで、1996年より クリストフ・ハンマーが指揮者を務めています。


ARS 38002
チェロで聴く「ツィゴイネルワイゼン」!
ロマンティック・チェロ

 サン=サーンス:チェロ協奏曲イ短調 Op.33
 ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20

カースティン・フェルツ(チェロ)
ドロン・サロモン(指揮)
フォクトラント・フィルハーモニー

チェロと管弦楽による「ツィゴイネルワイゼン」は世界初録音とのこと。
「ツィゴイネルワイゼンをチェロで弾くというアイデアが浮かんだのは、20世紀初頭に印刷されたある楽譜を見つけた時でした。そこにはソロ楽器として『ヴァイオリンまたはチェロ』と書かれていたのです。 ツィゴイネルワイゼンをチェロで弾いた人がほんとうにいたかどうかはわかりませんし、室内楽を愛する ブルジョワジーの顧客たちの気を引くことを狙った出版社が『またはチェロ』と書き加えただけなのかも しれません。しかし、サラサーテの友人サークルの中で、この曲をチェロで演奏する機会があったと想像 することは可能です。それだけの熟練した技巧を持った人がいたことは疑うべくもありません。」と フェルツは自筆のライナーノートで述べています。
フェルツはドイツのイェーナに生まれ、ヴァイマールの音楽専門学校を卒業後モスクワのチャイコフスキー 音楽院でヴァレンティン・フェイギンに師事したチェリストで、1994/95年以来オーストリアのグラーツ 音楽・演劇芸術大学でチェロ科教授を務めています。


ARS 38003
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  チェロ・ソナタ ニ長調 Op.40(1934)
  ヴィオラ・ソナタ Op.147(チェロ版;1975)

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)

録音:2003年12月14-16日、グラーツ、ヘルムート=リスト=ハレ

ショスタコーヴィチの最後の作品であるヴィオラ・ソナタをチェロで演奏することはロシアでは比較的多く行われているようで、この演奏でもごく一部を1オクターヴ動かしているだけだとのことです。クラインハプルはオーストリア、ヴォイケはドイツの演奏家。


ARS 38004
オルガン編曲によるグリーグ作品集
 エドゥアルド・グリーグ(1843-1907):
  ホルベア組曲 Op.40
  山の夕べ Op.68 No.4
  小人の行進 Op.54 No.5
  ソナタ ホ短調 Op.7
  トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65 No.6
  揺りかごに Op.68 No.5
  「ペール・ギュント」組曲第1番 Op.46

マルティン・シュメディング(オルガン)

録音:2003年9月2-4日、ドルトムント、コンツェルトハウス
使用楽器:2002年、ボンのヨハネス・クライス・オルガン社製

オルガンへの編曲に向いている、という見地から新たに編曲されたグリーグの名曲の数々を、ドイツ式ロマンティック・シンフォニック・オルガンの響きで楽しませてくれるアルバムです。編曲者名はクレジットされていませんが、おそらく演奏者であると思われます。


ARS 38005
アントニーン・ドヴォルジャークに捧ぐ
 ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
  おお、栄光の王よ(4声)
 フランツ・リスト(1811-1886):サルヴェ・レジナ(4声)
 エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):アヴェ・マリス・ステラ(4−8声)
 フランチェスコ・パオロ・ネリア(1874-1932):アヴェ・マリア(4声)
 アントニーン・ドヴォルジャーク(1841-1904):
  ミサ ニ長調 Op.86(混声合唱とオルガンのための;1887)*
 オスカー・ゴットリープ・ブラー(1926-):アロンの祝福(4−5声)

トラルフ・ヒンデブラント(指揮)
ユンゲカントライ・ヘーゼル(合唱)
ノルベルト・デュヒテル(オルガン*

録音:2003年7月28-30日、2004年3月22-25日、
    ラーティンゲン=ヘーゼル、アドルフ=クラレンバッハ教会

ユゲカントライ・ヘーゼルは学校所属の合唱団で、団員は10代、ソプラノとアルトは男女混合。ヨーロッパ各地で演奏しており、アメリカにも2回演奏旅行しています。


ARS 38006
クリスマスのための合唱音楽
 エアハルト・マウエルスベルガー(1903-1982):扉を高く、門を広く
 マンフレート・シュレンカー(1926-):すべての国々よ、歓呼して神をたたえよ
 グスタフ・ブラント(1883-1963):王の中の王
 ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
  シオンの娘よ、歓喜せよ/主よ、われは喜びて歌わん
  われ御身に向かいて歌わん
 ミヒャエル・アルテンブルク(1584-1640):
  われら御身に感謝す、主イエス・キリストよ
  おお、神の言葉、主イエス・キリストよ
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):われらの神は堅き砦
 ヨハン・クリューガー(1598-1662):われいかにして御身を迎えるべきや
 ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):主よ、われは御身を信ず
 エアハルト・マウエルスベルガー:目覚めよ、ナイチンゲールよ、目覚めよ
 ヴィルヘルム・ヴァイスマン(1900-1980):Ich weiss ein lieblich Engelspiel
 カール・リーデル(1827-1888):歓喜せよ、大地よ星の天蓋よ
 フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1847):すべての国々よ、歓呼せよ
 フリードリヒ・ジルヒャー(1789-1860):Herbei, o ihr Glaub'gen
 ゲルト・ゾルク(1941-):森のクリスマス
 ゲルハルト・ラーベ(1944-):
  汝キリスト者たちよ、こぞりて神をたたえよ/主をほめたたえよ
  わが民を慰めたまえ/ハレルヤ
 ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):エサイの根より(一輪のバラ咲きて)

トーラルフ・ヒンデブラント(指揮)
ユンゲカントライ・ヘーゼル(合唱)

録音:2003年7月27-29日、2004年2月3-5日、3月25日、
    ラーティンゲン=ヘーゼル、アドルフ=クラレンバッハ教会

ユゲカントライ・ヘーゼルは学校所属の合唱団で、団員は10代、ソプラノとアルトは男女混合。ヨーロッパ各地で演奏しており、アメリカにも2回演奏旅行しています。


ARS 38007
チェロ・カクテル 2
 W・C・ハンディ:セントルイス・ブルース
 ハロルド・アーレン/ウーヴェ・マイレ編曲:虹の彼方に
 パーシー・メイフィールド:旅立てジャック
 デューク・エリントン編曲:スイングしなけりゃ意味ないね
 ジョゼフ・イーストバーン・ウィナー:茶色の小瓶
 スコットランド民謡:ローモンド湖
 テオ・マッケベン/カール・クレメンテ編曲:Nur nicht aus Liebe weinen
 エンニオ・モリコーネ/ヨハン・デ・メイ、アレクサンダー・クライン編曲:
  ア・モーメント・フォー・モリコーネ
 アイルランド民謡/ステファン・ファルーディ編曲:Irish Blessing
 エンリケ・フランチーニ/ヴェルナー・トーマス=ミフネ編曲:やってきた彼女
 フリードリヒ・ホレンダー/ステファン・ファルーディ編曲:
  Guck doch nicht immer nach dem Tangogeiger hin
 フレデリック・ロー:踊り明かそう
 ヴェルナー・リヒャルト・ハイマン:Liebling, mein Herz lasst dich gruessen
 ハッロ・ステッフェン:Tanz mal wieder Bossa-Nova
 レオネッロ・カスッチ:美しきジゴロ
 アントン・プロフェス/ステファン・ファルーディ編曲:
  Am Sonntag will mein Susser mit mir Segeln geh'n
 スコット・ジョプリン/ステファン・ファルーディ編曲:ウォール・ストリート・ラグ
 チャールズ・チャプリン/アレクサンダー・カール編曲:バスタブ・ナンセンス
 ヘルベルト・アルトゥール・グレネマイヤー/ステファン・ファルーディ編曲:マンボ
 ジョージ・ガーシュウィン:ザ・マン・アイ・ラヴ/エンブレイサブル・ユー
 同/ルーベン・シルマー編曲:アイ・ガット・リズム
 エンマーリヒ・カールマーン:Weisst du es noch
 ニコラウス・ブロドスキー/フィリップ・ドゥーヴィア編曲:ビー・マイ・ラヴ
  特記以外:アンドレアス・キップ編曲

ベルリナー・チェルハルモニカー
 ダヴィート・ドロスト、アンドレアス・キップ、
 アレクサンダー・カール、ルーヴェン・シルマー(チェロ)

録音:2004年9月20-23日、ヴッパータール、インマヌエル教会

ベルリナー・チェルハルモニカーはベルリン音楽アカデミーで学んだ4人のチェリストにより1994年に結成(当初の名称はクァドリヴィウム・チェリスティクム)されたユニークなアンサンブル。デビュー盤にあたる前作「チェロ・カクテル 2」は別レーベルから発売されていますが、当社で輸入できるか現在調査中です。


ARS 38008
サン=サーンスピアノ・デュオのための作品集 Vol.1
  ベートーヴェンの主題による2台のピアノのための変奏曲 Op.35(1874)
  序奏とロンド・カプチョーソ Op.28(1863)
   (ドビュッシーによる2台のピアノのための編曲版;1889)
  交響詩「オンファールの糸車」Op.31(1871)
   (作曲者による2台のピアノのための編曲版;1877)(*)
  英雄的行進曲 Op.34(1871)
   (作曲者によるピアノ4手連弾のための編曲版;1871)(*)
  アルジェリア組曲 Op.60(1880)
   (フォーレによるピアノ4手連弾のための編曲版;1880)(*)
  2台のピアノのためのスケルツォ ロ長調 Op.87(1890)

ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス(ピアノ)

録音:2004年9月6-8日、チューリヒ、コンツェルトザール

サン=サーンスのオリジナル全作品、自身による全編曲に加え、同時代の作曲家による編曲版をも含めた画期的なシリーズの第1弾。(*)世界初録音。ヴィリヤ・ボクステとトマス・ダウカンタスはともにリトアニアの若手ピアニストで、2000年にデュオを結成しました。


ARS 38009
情熱の真珠 ヴァイオリンとピアノのための音楽
 ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲
 モーツァルト:アダージョ K.261
 エフレム・ジンバリスト(1889-1985):
  リムスキー=コルサコフの「金鶏」による幻想曲
 サラサーテ:プライェーラ
 R・シュトラウス:ソナタ

ミラ(ヴァイオリン)
ニーノ・グレヴィチ(ピアノ)

録音:2005年2月25-28日、ヴッパータール、インマヌエル教会

ミラ(・トゥヤクバエワ)はカザフスタンに生まれ、4歳のときにピアニストである母にピアノを教わり始め、7歳で天才児のための特別学校に入学、そこでヴァイオリンを手にするやたちまち上達し、小学生の年齢でカザフスタン交響楽団と共演しテレビ出演するなど天才少女ぶりを発揮しました。1994年ドイツに移住しハノーヴァー音楽演劇大学に入学、演奏活動を行いながら学び、2002年にソリスト試験に合格し栄誉賞付きで卒業、ウラジーミル・フェドセーエフ指揮のツアーにソリストとして同行するなど国際的に活躍しています。
ニーノ・グレヴィチは1976年グルジアのトビリシ生まれの女性ピアニストで、ミュンヘン音楽大学講師も務めています。


ARS 38010
ボレロ・ナイト 最大24手、複数ピアニストのための音楽
 ラヴェル/ヴェルナー・ゲヌイト編曲:ボレロ(4台16手)
 ハチャトゥリアン/ラフィ・カラジャニアン編曲:剣の舞(2台8手)
 リスト/ヨハン・ファン・フェーグ編曲:半音階的大ギャロップ(2台8手)
 トーマス・トゥレク(1973-):ターメル=タンゴ[Thermel-Tango](1台8手)
 エドゥアル・E・テュイエ(1841-1913):華麗なボレロ(1台6手)
 アルベール・ラヴィニャック(1846-1916)/クリストフ・ジシュカ編曲:
  ガロップ=マーチ(1台12手)(*)
 ジョヴァンニ・B・パニョンチェッリ(1835-1906):バラードと奇想(2台12手)
 ガブリエル・ファン・カルト:ボレロ=ファンファーレ(1885;1台8手)
 カオラ・カノニカ(1846-1902):ポルカ・コンチェルタータ Op.190(2台16手)
 トーマス・トゥレク:ボレロ=タンゴ(2台12手)
 サン=サーンス/石川=クラッツァー・典子編曲:
  動物の謝肉祭 から 序奏と堂々たるライオンの行進/フィナーレ(2台12手)
 アレクサンデル・ヨシフォフ(1940-):古代舞曲(2台24手)

12人のピアニスト[Die 12 Pianisten]
 メラニー・ベア、ディーナ・エル=レイジー、石川=クラッツァー・典子、ラフィ・カラジャニアン、
 マンフレート・クラッツァー、ノラ・ノヴィク、大矢=パンプス・アキ、クリストフ・ジシュカ、
 竹沢絵里子、マルク・トリッチュラー、トーマス・トゥレク、ギーゼラ・ヴィルケン

録音:2004年5月20-21、23日、バート・ヘレンアルプ、クアハウス

ヤマハの協力により実現したユニークなコンサートに合わせて録音されたアルバムです。曲によっては演奏のための振り付けが行われ、その様子がブックレットに収められています。なお(*)は、1台のピアノを最も多くの人数で弾いたギネス記録になっているそうです。簡潔な日本語解説付き。


ARS 38011
シューマンペダルピアノのための作品全集
  練習曲集 Op.56(6つのカノン風小品;1845)
  スケッチ集 Op.58(4つの小品;1845)
  バッハの名による6つのフーガ Op.60(1845)
  カノン ニ長調 Op.124 No.20

マルティン・シュメディング(ペダルピアノ)

録音:2004年11月12-16日、オーステンド
使用楽器:1847年、プレイエル製

ペダルピアノ(ペダルフリューゲル)はパイプオルガンのような多数のペダルを踏み低音域を奏することのできるピアノ。もちろんパイプオルガン並みの声部数を奏することが可能なので、カノン、フーガといった対位法的な音楽を演奏するのに向いています。音楽史において生き残れなかったペダルピアノですが、シューマンはこの楽器のためにオリジナル作品を残しており、それらを作曲当時に製作された楽器で演奏したこのアルバムは貴重といえます。
シュメディングは1975年生まれのドイツのオルガニストで、ペダルピアノも弾きこなせる貴重な演奏家です。


ARS 38012
フランツ・シュミット(1874-1939):オルガン作品全集 Vol.1
  自作の主題による変奏曲ニ長調
   (オペラ「フレディグンデス」中の「王のファンファーレ」による)
  4つの短いコラール前奏曲/シャコンヌ嬰ハ短調

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2004年9月13-16日、ブレーメン、聖ペトリ大聖堂
使用楽器:1894/1906年、ヴィルヘルム・ザウアー製

オーストリアの作曲家フランツ・シュミットは主に4つの交響曲やオペラ「ノートルダム」、オラトリオ「七つの封印を有する書」等の大規模作品で知られていますが、一方でかなりの数のオルガン曲も残しています。


ARS 38013
カラー・オヴ・ザ・ハープ
 J・S・バッハ(1685-1750):
  平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲第8番変ホ短調 BWV853
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
  ソナタ ト長調 Wotq.139「ハープのためのソロ」
 ウィリアム・クロフト(1678-1727):組曲第3番ハ長調 から グラウンド
 ルイ・シュポア(1784-1859):幻想曲ハ短調 Op.35
 マルセル・トゥルニエ(1879-1951):組曲第1番「3つの印象」 Op.29
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):即興曲 Op.86
 アンリエット・ルニエ(1875-1956):瞑想曲[Contemplation]/幻想的バラード

アントン・シー(ハープ)

録音:2005年3月18-20日、ヴッパータール、インマヌエル教会

アントン・シーはハーグ王立音楽院で学び、2004年ミュンヘン国際コンクール・ハープ部門で優勝したオランダの逸材です。


ARS 38014
グノーアヴェ・マリア&ミサ曲集
 シャルル・グノー(1818-1893)/ゲルハルト・ラーベ(1944-)編曲:
  小ミサ第7番ハ長調(混声合唱、独唱とオルガンのための版)(*/+)
  小ミサ変ロ長調(混声合唱、テノール独唱とオルガンのための版)(*)
  ミサ第2番へ長調 Op.1(混声合唱とオルガンのための版)
 J・S・バッハ(1685-1750)/グノー/ゲルハルト・ラーベ(1944-)編曲:
  アヴェ・マリア(テノール独唱、混声合唱とオルガンのための版)(*)

パトリック・ヘルゲート(ボーイソプラノ(+))
アクセル・ヴェルントゲス(ボーイアルト(+))
ハルトムート・ロート(テノール(*))
フィリップ・テツラフ(バス(+))
トーラルフ・ヒルデブラント(指揮)
ユンゲカントライ・ヘーゼル(合唱)
マルティン・シュメディング(オルガン)

録音:2005年3月14-17日、6月27-28日、10月25-26日、
    ラーティンゲン、アドルフ=クラレンバッハ教会

ユゲカントライ・ヘーゼルは学校所属の合唱団で、団員は10代、ソプラノとアルトは男女混合。独唱も団員が務めています。


ARS 38015
ブラームス
  チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
  チェロ・ソナタ第2番へ長調 Op.99
  歌曲からの編曲集(チェロとピアノのための)
   野のさびしさ Op.86 No.2/調べのように私を通り抜ける Op.105 No.1
   永遠の愛について Op.43 No.1/私の眠りはますます浅くなり Op.105 No.2
   夏の夕べ Op.85 No.1/月の光 Op.85 No.2

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォルケ(ピアノ)

録音:2005年3月、グラーツ、ヘルムート=リスト=ハレ

オーストリアのデュオによるブラームス。クラインハプルは第2番のソナタを1998年にCD録音(FCD 368365、ピアノはジャンヌ・ミキトカ)していました。


ARS 38016
忘れられた至宝 Vol.1
 ベルンハード・クルーセル
(1775-1838):クラリネット協奏曲集
  へ短調 Op.5(1815)
  変ロ長調 Op.11(1822)
  変ホ長調 Op.1(1811)

エリック・ホープリチ(クラリネット)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンス(指揮)
ケルン・アカデミー

録音:2005年11月7-10日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

フィンランドのクラリネット奏者・作曲家クルーセルの名曲を、18世紀オーケストラの首席奏者として名高いホープリチが華麗に演奏。もちろん、オーケストラともどもピリオド楽器を使用しています。


ARS 38017
オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):オルガン作品集 Vol.3
  「癒しの水」(2004);せせらぎのナイチンゲール,ワインになる水,
   癒しの水,ライン川[Rhenus fluvius],ヨルダン川の鳥
  オルガン交響曲「賛美せよ」(2005)/聖なるタンゴ II

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2007年3月30日-4月2日、ドイツ、デュッセルドルフ=オーバーカッセル、復活教会
使用楽器:エウロパ・オルガン「フェリクス・メンデルスゾーン」

ブラーはベルント・アロイス・ツィンマーマンやペンデレツキに師事した作曲家でありオルガニスト。Vol.1, 2の発売は後になるようです。


ARS 38018
J・S・バッハ
  無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
  無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
  無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)

録音:2006年3月、オーストリア、ミュルツツーシュラーク、KH

フィリップ・ミュレールに師事したベルギー系オーストリアのチェリストで、クラウディオ・アバド、ユーディ・メニューイン、ポール・トルトゥリエ、ティボール・ヴァルガらに高く評価されたクラインハプルが、バッハの「無伴奏」に挑戦。


ARS 38019
忘れられた至宝 Vol.2
 フランツ・ダンツィ
(1763-1826):ファゴット協奏曲集
  序曲変ホ長調 P.32(管弦楽曲)
  ファゴット協奏曲ト短調
  ファゴット協奏曲ハ長調
  ファゴット協奏曲へ長調

ジェーン・ガワー(ファゴット)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー

録音:2006年1月3-5日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

「忘れられた至宝」シリーズ第2弾は、マンハイムとシュトゥットガルトの宮廷で活躍したイタリア系ドイツ人作曲家ダンツィのファゴット協奏曲集。もちろんピリオド楽器を使用。
ジェーン・ガワーはオーストリアに生まれ、オランダ国家給費留学生として王立ハーグ音楽院を卒業後、数々のピリオド楽器オーケストラで活躍し、2005年からはガーディナー率いるイングリッシュ・バロック・ソロイスツおよびレヴォリューショネル&ロマンティーク管弦楽団の首席ファゴット奏者を務めています。
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズはジュリアード音楽学校でジョン・ネルソンに師事したアメリカの若手指揮者。レオン・ボトステインのアシスタントとしてアメリカ交響楽団の日本ツアーに参加したこともあり、16世紀から21世紀まで広いレパートリーを持つ指揮者として世界中で活躍しています。


ARS 38020
忘れられた至宝 Vol.3 ウィーン・コントラバス協奏曲集
 フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):コントラバス協奏曲変ホ長調
 ヴェンツェスラフ・ピヒル[ヴァーツラフ・ピフル](1741-1805):
  コントラバス協奏曲ニ長調
 ヨハン・ヴァンハル(1739-1813):コントラバス協奏曲変ホ長調

デイヴィッド・シンクレア(ウィーン・コントラバス(*))
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー

録音:2006年1月10-12日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
使用楽器:1729年、ヨハン・クリストフ・ライドルフ製

好評のシリーズ第3弾は、ウィーン式チューニングを採用したコントラバスによる協奏曲集。現在、1695年から1830年までの間に書かれた作品をこのチューニングで演奏する奏者は世界で数十人いるそうです。デイヴィッド・シンクレアはトロントやボストンで学んだ後ウィーンに留学してルートヴィヒ・シュトライヒャーに師事、1987年にザルツブルク・モーツァルテウムのカメラータ・アカデミカの首席奏者に任命されました。1992年にパリに本拠を移してからはピリオド、モダーン両方のオーケストラやアンサンブルに参加、現在はバーゼルのスコラ・カントールムでコントラバスとヴィオローネの教師も務めています。


ARS 38021
ゴットフリート・ジルバーマンへのオマージュ
 ヨハン・クーナウ(1660-1722):
  聖書ソナタ 第3番「瀕死のヒゼキア王とその回復」ハ短調
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)/オトフリート・ビュージング編曲):
  幻想曲とフーガ ニ短調(BWV1001/BWV539 による)
 ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785):
  コラール前奏曲「ただ神の摂理に任す者」
 ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
  ヴィヴァルディによる協奏曲ロ短調
 ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):トリオ ハ短調
 クリウティアン・ハインリヒ・リンク(1770-1846):フルート協奏曲 Op.55
 フェリクス・メンデルスゾーン(1770-1846):オルガン・ソナタ変ロ長調 Op.65 No.4
 グスタフ・アドルフ・メルケル(1827-1885):
  オルガン・ソナタ第8番 Op.178 から 序奏とパッサカリア ロ短調

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2006年7月10-13日、コスタウ福音教会
使用楽器:1732年、ゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)製


ARS 38022
フランツ・シュミット(1874-1939):オルガン作品全集 Vol.2
  コラール前奏曲「救い主は復活したもう」
  4つの小前奏曲とフーガ;変ホ長調,ハ短調,ト長調,ニ長調
  ハイドンの「神よ、受けたまえ」へのコラール前奏曲

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2006年9月17-20日、ブレーメン、聖ペトリ大聖堂
使用楽器:1894/1906年、ヴィルヘルム・ザウアー製


ARS 38023
ブラームス(1833-1897):オルガン作品全集
  前奏曲とフーガ イ短調 WoO 9
  コラール前奏曲とフーガ「おお、悲しみよ、おお、心の苦しみよ」WoO 7
  フーガ変イ長調 WoO 8/前奏曲とフーガ ト短調 WoO 10
  11のコラール前奏曲 Op.posth.122

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2006年9月13-16日、ドイツ、アンナベルク=ブーフホルツ、聖アンネ教会
使用楽器:1884年、ヴァルカー[Walcker]製


ARS 38024
忘れられた至宝 Vol.4
 ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス
(1772-1847):交響曲&協奏曲集
  ピアノ協奏曲ハ長調 Op.12(*)
  交響曲変ホ長調 Op.14
  フルート協奏曲ニ長調 Op.24(+)

パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ(*))
マルティン・ザントホフ(フルート(+))
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー

録音:2006年2月23-25日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
使用楽器:1815年頃、サルヴァトーレ・ラグラッサ(ウィーン派)製(*)
      2001年、インスブルック、ルドルフ・トゥッツ製(+)
      (モデル:ドレスデン、ヴィルヘルム・リーベル製)

好評のシリーズ第4弾は、ドイツに生まれオランダに移住して活躍した作曲家ヴィルムスの作品集。チャンネル・クラシックス・レーベルへの録音で知られるジャコメッティとコンチェルト・ケルンの創設メンバーであるザントホフをソリストに迎えた豪華盤です。


ARS 38025
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(1886;チェロ版)
ラフマニノフ(1873-1943):チェロ・ソナタ ト短調 Op.9(1901)

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)

録音:2006年2月、グラーツ、ヘルムート=リスト=ハレ


ARS 38026
忘れられた至宝 Vol.5
 ベルンハルト・ロンベルク
(1767-1841):交響曲集
  プロイセン王妃ルイーゼの死に寄せる葬送交響曲ハ短調 Op.23
  交響曲第2番変ホ長調 Op.28
  交響曲第3番ハ長調 Op.53

マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー

録音:2006年6月26-30日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

ベルンハルト・ロンベルクは音楽一家に生まれたチェリスト・作曲家。同い年のいとこであるアンドレアス・ロンベルク(1767-1821)と兄弟のように育ち、共にボン選帝侯宮廷楽団に在籍、それからベルンハルトはベルリンに移り王立管弦楽団、宮廷楽長を務めた後フリーランスのチェロ奏者となり、ハンブルクを本拠に活躍しました。


ARS 38027
忘れられた至宝 Vol.6
 秋の歌 フランスのホルン音楽

 カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
  演奏会用小品 Op.94(+)/ロマンス Op.36(*)
 ジャン=トゥサン・ラドゥー(1825-1889):瞑想(+)
 エミール・ペサール(1843-1917):森で Op.130(+)
 ポール・ジャンジャン(1874-1928):夜想曲(+)
 エイメ・クンツ(1877-1958):夜想曲(+)
 ポール・ジャンジャン:ロマンス(+)
 ロベール・ギユミン(?-1945):秋の歌(+)
 ジョージ・テンプルトン・ストロング(1856-1948):Hallali(+)
 エマニュエル・シャブリエ(1841-1894):ラルゲット(*)
 テオドール・デュボワ(1837-1924):カヴァティーナ(+)
 ジュール・マスネ(1842-1912):海(シューベルトの歌曲)(*)
 アドルフ・ブラン(1828-1885):ロマンス Op.43bis(*)
 カミーユ・サン=サーンス:ロマンス Op.67(*)

ウルリヒ・ビューブナー(ナチュラルホルン(*)、ヴァルヴホルン(+))
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー

録音:2007年1月2-6日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

ホルン愛好者、ピリオド楽器ファン、フランス音楽ファン、そして珍曲マニアにも歓迎されそうな好企画アルバム。ウルリヒ・ビューブナーはアニマ・エテルナ、コンチェルト・ケルン、バルタザール・ノイマン・アンサンブル、ラ・スタジオーネ・フランクフルト等に参加しているドイツのピリオド・ホルン奏者。


ARS 38028
シューベルト、シュニトケチェロのためのソナタ&歌曲集
 シューベルト(1797-1828)/
  フリードリヒ・クラインハプル&アンドレアス・ヴォイケ編曲:
  魔王 Op.1/好きな色 Op.25 No.16/おやすみ Op.89 No.1/音楽に Op.88
 アルフレート・シュニトケ(1934-1998):チェロ・ソナタ第1番(1978)
 シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)

録音:2007年2月、オーストリア、グラーツ、ヘルムート=リスト=ハレ


ARS 38029
忘れられた至宝 Vol.7
 J・C・フィッシャー、シュターミッツ
オーボエ協奏曲集
 ヨハン・クリスティアン・フィッシャー(1733-1800):
  オーボエ協奏曲第1番ハ長調/同第7番ヘ長調
 カール・シュターミッツ(1745-1801):協奏曲変ロ長調
 ヨハン・クリスティアン・フィッシャー:オーボエ協奏曲第2番変ホ長調

ミヒャエル・ニーゼマン(オーボエ)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー

録音:2007年2月20-23日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

オーボエ奏者として大活躍したドイツの作曲家フィッシャーの作品を中心としたアルバム。
ミヒャエル・ニーゼマンはピリオドとモダーン両方のオーボエおよびリコーダー奏者、さらにジャズ・サクソフォン奏者としても活躍するドイツの才人。ピリオド楽器奏者としてはムジカ・アンティカ・ケルンに10年在籍した他、コンチェルト・ケルンの創設に参画し1993年まで在籍、1994年以降はジョン・エリオット・ガーディナーが主宰するイングリッシュ・バロック・ソロイスツおよびレヴォリューショネル&ロマンティーク管弦楽団の首席オーボエ奏者を務めています。


ARS 38030
忘れられた至宝 Vol.8
 ジギスムント・ノイコム
(1778-1858):
  管弦楽のための幻想曲ハ短調 Op.11 NV25(1806)
  フンニウス婦人のための場面「Misera, Dove son!」NV12(1804)(+)
  ピアノ協奏曲ハ長調 Op.12 NV8(1804)(*)
  独唱カンタータ「ナクソスのアリアンナ」NV49
   (ヨーゼフ・ハイドンの作品のオーケストレーション;1808)(+)

福田理子(フォルテピアノ(*))
マリアンネ・ベアテ・シェラン(メゾソプラノ(+))
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー

録音:2008年1月4-6日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

アルス・プロダクション・レーベルの看板となった当シリーズ。優秀録音も好評です。
ノイコムはザルツブルクに生またオーストリアの作曲家・ピアニスト。親戚にあたるミヒャエル・ハイドン、ヨーゼフ・ハイドンに師事し、ウィーン、ペテルブルク、パリ、ブラジルのリオデジャネイロ、英国等で活躍しました。
福田理子はオランダのハーグ音楽院でスタンリー・ホッホランドに師事したフォルテピアニスト&チェンバロ奏者。マリアンネ・ベアテ・シェラン(1975年生まれ)はバッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして来日したこともあるノルウェーの歌手。


ARS 38031
ユリウス・レントヘン(1855-1832):ピアノ三重奏曲集
  ピアノ三重奏曲第6番ハ短調 Op.50
  ピアノ三重奏曲第10番イ長調「ガウデアムス」
  ピアノ三重奏曲第9番ヘ短調「闇の後に光あり」[Post tenebras lux]

ストリオーニ三重奏団
 バルト・ファン・デ・ルール(ピアノ) ワウター・フォッセン(ヴァイオリン)
 マルク・フォッセン(チェロ)

録音:2007年2月1-4日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

ユリウス・レントヘンはライプツィヒ生まれのオランダ人作曲家・ピアニストで、アムステルダム音楽院長を務めました。アルス・プロダクション・レーベルはレントヘンの作品の録音に力を入れており、すでに4枚のCD(FCD 368429, ARS 38439, ARS 38440, ARS 38469)を発売しています。


ARS 38032
フランツ・シュミット(1874-1939):オルガン作品全集 Vol.3
  幻想曲とフーガ ニ長調/前奏曲とフーガ イ長調
  オラトリオ「七つの封印を有する書」から 2つの間奏曲
  トッカータとフーガ 変イ長調

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2004年9月16日、2006年9月17-20日、ブレーメン、聖ペトリ大聖堂
使用楽器:1894/1906年、ヴィルヘルム・ザウアー製


ARS 38033
レーガー、ヴォルフ男声合唱作品集
 マックス・レーガー(1873-1916):10の歌 Op.83(1904-1909)から
  Lieblich hat sich gesellet,夕べのセレナード,駆け抜ける軽騎兵,
  真夏の夜,Eine gantz neu Schelmweys,恋歌,別れ
 フーゴ・ヴォルフ(1860-1903)/
  マックス・レーガー編曲:6つの宗教的な歌(1881);
   仰ぎ見る,調和(宿屋),諦め,最後の願い,帰依,高揚
 フーゴ・ヴォルフ:3つの男声合唱曲 Op.13(1876);五月の歌,霊の挨拶,夏に
 マックス・レーガー:
  5つの民謡選集(1898-1899):胸の痛み,恋人の使者,小さな星,
   わがディアンダールは谷底深く,昨夜私は夢を見た
  9つの民謡選集(1898)から 失恋

イェルク・ゲンスライン(指揮)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク(男声合唱)

録音:2007年6月1-3日、ドイツ、アドラースベルク、ドミニコ会教会

レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルクはレーゲンスブルク大聖堂聖歌隊OBにより1987年に創設された男声合唱団で、その名称はレーゲンスブルク大聖堂のオルガニスト兼作曲家ヨセフ・レナー(1868-1934)に因んでつけられました。2003年、創設指揮者ベルント・エンゲルブレヒトの後を継いで元団員でもあるイェルク・ゲンスラインが指揮者に就任しました。


ARS 38034
シューマン(1810-1856):ファゴットとピアノのための作品集
  民謡調の5つの小品 Op.102
   (原曲:チェロまたはヴァイオリンとピアノのための)
  アダージョとアレグロ Op.70
   (原曲:ホルンまたはチェロとピアノのための)
  3つのロマンス Op.94
   (原曲:オーボエまたはクラリネットまたはヴァイオリンとピアノのための)
  幻想小曲集 Op.73
   (原曲:クラリネットまたはヴァイオリンまたはチェロとピアノのための)
  森の情景 Op.82
   (原曲:ピアノのための/ヴォルフガング・レンツ、マティアス・ラッツ編曲)(*)

マティアス・ラッツ(ファゴット)
小菅優(ピアノ)

録音:2007年11月、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

ファゴットのレパートリーを拡大する試み。マティアス・ラッツ(1980年ベルリン生まれ)はフリッツ・フィンシュ、ダーグ・イェンセンに師事したファゴット奏者。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席奏者を経てチューリヒ・トーンハレ管弦楽団およびルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者を務めており、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトのために来日したこともあります。(*)はヴォルフガング・レンツ編曲がオーボエとピアノのために編曲した版をさらにラッツが編曲したものです。ヨーロッパで活躍する小菅優との共演。


ARS 38035
ベートーヴェン(1770-1827):チェロ・ソナタ集 Vol.1
  チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5 No.1
  チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5 No.2
  チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)

録音:2008年10月、ヘルムート=リスト=ハレ


ARS 38036
ブレイディング・バッハ(バッハを編みながら)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  前奏曲ハ長調 BWV846a(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)
 アンドレアス・ヴォイケ(1966-):ヒマラヤの日の出[Himalayan Sunrise]
 J・S・バッハ:サラバンド嬰ハ短調(イギリス組曲第6番 BWV811 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:砂漠の歌[Desert's Song]
 J・S・バッハ:サラバンド イ短調(イギリス組曲第2番 BWV808 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:フリウリの春[Primavera Friulana]
 J・S・バッハ:サラバンド ニ長調(パルティータ第4番 BWV828 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:北を向いて[Facing North]
 J・S・バッハ:サラバンド ロ短調(フランス組曲第3番 BWV814 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:アメリー[Amelie]
 J・S・バッハ:サラバンド ト短調(イギリス組曲第3番 BWV809 から)
 アンドレアス・ヴォイケ:
  緑の木々の向こうに夕日が沈んだあとで[After Sunset over Green Trees]
 J・S・バッハ:フーガ ハ長調 BWV846b(平均律クラヴィーア曲集第1巻 から)(*)

アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)

録音:2008年4月、ファツィオリ・コンサート・ホール

当レーベルではフリードリヒ・クラインハプル(チェロ)とのデュオで知られるドイツのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケのオリジナル・アルバム。


ARS 38037
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
  天上の宴(聖餐式)
  主の降誕

ヴォルフガング・ジーバー(オルガン)

録音:2007年12月23日、ドイツ、エッセン・フィルハーモニー、アルフリート・クルップ・ザール
使用楽器:2004年、キューン製


ARS 38038
サン=サーンス:ピアノ・デュオのための作品集 Vol.2
  オペラ「エティエンヌ・マルセル」(1879)より エール・ド・バレ
   (ドビュッシーによるピアノ四手連弾のための編曲版;1890)(*)
  オペラ「サムソンとデリラ」Op.47(1877)より
   (ポール・デュカスによるピアノ四手連弾のための編曲版;1890頃?)(*)
  子守歌 Op.105(ピアノ四手連弾のための;1896)(*)
  パ・ルドゥブレ Op.86(ピアノ四手連弾のための;1886/1890)
  動物の謝肉祭(ピアノ四手連弾、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
   コントラバス、フルート、クラリネット、ハーモニカとシロフォンのための;
   1886/1922)(+)

ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス(ピアノ)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の奏者たち(*)

録音:2008年1月26-28日、スイス、ビューラッハ、ムジーク・フーク

サン=サーンスのオリジナル全作品、自身による全編曲に加え、同時代の作曲家による編曲版をも含めた画期的なシリーズの第2弾(前作:ARS 38008)。(*)世界初録音。


ARS 38039
ブルッフ、マルタン、ショーンフィールドピアノ三重奏作品集
 マックス・ブルッフ(1838-1920):
  クラリネット、ヴィオラとピアノ、
   またはヴァイオリン、チェロとピアノのための8つの小品(1908/1909)
 フランク・マルタン(1890-1974):
  アイルランド民謡による
   ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲(1925-1926)
 ポール・ショーンフィールド(1947-):
  ヴァイオリン、チェロとピアノのためのカフェ・ミュージック(1986)

パンタ・レイ三重奏団
 グドルン・パーゲル(ヴァイオリン) ソニヤ・アッセルホーフェン(チェロ)
 ユリア・ファイスベルク(ピアノ)

録音:2007年、ドイツ、ケルン音楽大学


ARS 38040
クロンマー、フンメルファゴットと弦楽のための室内楽作品集
 フランツ・クロンマー[フランチシェク・クラマーシュ](1759-1831):
  ファゴット、2つのヴィオラとチェロのための四重奏曲変ロ長調 Op.46 No.1(*)
  ファゴット、2つのヴィオラとチェロのための四重奏曲変ホ長調 Op.46 No.2(*)
 ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):
  2つのヴィオラとチェロのための三重奏曲ト長調

アイランド
 ジェーン・ガワー(ファゴット(*))
 アントワネット・ローマン、ガリーナ・ジンチェンコ(ヴィオラ)
 ジェニファー・モルシェス(チェロ)

録音:2006年4月、ブニク(オランダ)、村の教会

ピリオド楽器使用。


ARS 38041
アメリカの合唱音楽
 サミュエル・バーバー(1910-1981):アニュス・デイ
 アーロン・コープランド(1900-1990):4つのモテット
 エリック・ウィテカー[Eric Whitacre](1970-):
  ルクス・アルムクェ[黄金の光 Lux aurumque]
  クラウドバースト[豪雨 Cloudburst]/ウォーター・ナイト[Water night]
 ポール・J・クリスチャンセン(1937-1986):
  マイ・ソング・イン・ザ・ナイト[My song in the night]
 モーテン・ラウリゼン[Morten Johannes Lauridsen](1943-):
  ノクターン[Nocturnes]
 ウーヴェ・ウンゲラー[Uwe Ungerer](1969-):バラ[The Rose]
 チャールズ・アイヴズ(1874-1954):
  主なる神よ、御身の海は強大なり[Lord God, thy sea is mighty]
  砂州を越えて[Crossing the bar]
 モーゼズ・ホーガン[Moses George Hogan](1957-2003):
  ジェリコの戦い[The Battle of Jerico]/アイム・ゴナ・シング[I'm gonna sing]
  エリヤの岩[Elijah's Rock]
 チャールズ・アイヴズ:「アメリカ」変奏曲

ニコル・マット(指揮)
アマデウス合唱団
クリスティアン・シュミット(オルガン;SACDトラックのみ)

録音:2008年3月25-28日、4月26-27日、ドイツ、ハイルスブロン修道院


ARS 38042
フランツ・シュミット(1874-1939):オルガン作品全集 Vol.4
  フーガ ヘ長調/前奏曲とフーガ ハ長調
  トッカータ ハ長調/前奏曲とフーガ変ホ長調

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2013年9月2-4日、聖ペトリ大聖堂、ブレーメン、ドイツ


ARS 38043
フィルム・ミュージック サウンズ・オヴ・ハリウッド
 クラウス・バデルト(1968-)/テッド・リケッツ編曲:パイレーツ・オブ・カリビアン
 ジョン・ウィリアムズ(1932-)/ジェリー・ブルーバッカー編曲:
  ハリー・ポッターと炎のゴブレット
 ジェイムズ・ニュートン・ハワード(1951-)/テッド・リケッツ編曲:キング・コング
 ジョン・ウィリアムズ:ターミナル
 ジョン・ウィリアムズ/ジョン・C・ホイットニー編曲:スター・ウォーズ
 ハワード・ショア(1946-)/ジェリー・ブルーバッカー編曲:ロード・オブ・ザ・リング
 ハンス・ジマー(1957-)/ジョン・ワッソン編曲:グラディエーター
 ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト
 ジョン・ウィリアムズ/ジョン・モス編曲:ジュラシック・パーク
 アラン・シルヴェストリ(1950-)/カルヴィン・カスター編曲:
  フォレスト・ガンプ、一期一会
 カルヴィン・カスター編曲/
  モンティー・ノーマン(1928-):007 ジェームズ・ボンドのテーマ
  ビル・コンティ(1942-):007 ユア・アイズ・オンリー
  ポール・マッカートニー(1942-):007 死ぬのは奴らだ
  ジョン・バリー(1933-):007 ゴールドフィンガー
 ホイト・カーティン(1922-)/ボブ・セルッリ編曲:フリントストーン

フォクトラント・フィルハーモニー
 (グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団)
シュテファン・フラース(指揮)

録音:2008年7月14-17日、ドイツ、ライヒェンバッハ、ノイベリンハウス


ARS 38044
(2SACD)
ハイドン(1732-1809)/ルイーゼ・リンザー(1911-2002)台本:
  われらの救い主の十字架上での最期の七つの言葉(朗読付き管弦楽版)

アニヤ・シッフェル(朗読)
カペラ・コロニエンシス
ブルーノ・ヴァイル(指揮)

録音:2008年3月21日、ドイツ、エッセン・フィルハーモニー、
    アルフリート・クルップ・ザール、ライヴ

1954年にケルンにて創設以来すでに半世紀以上に渡って活動しているピリオド楽器オーケストラ、カペラ・コロニエンシスによるハイドンの管弦楽大作のライヴ録音。ドイツの社会派女性作家ルイーゼ・リンザーの著作から引用されたテキストの朗読(もちろんドイツ語)が楽章間に挿入されています。


ARS 38045
フランスのピアノ三重奏曲集
 サン=サーンス(1835-1921):ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.92(1892)
 フォーレ(1845-1924):ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.120(1923)
 リリ・ブーランジェ(1893-1913):悲しみの夜に(1918)/春の朝に(1918)

ブーランジェ三重奏団
 カルラ・ハルテンヴァンガー(ピアノ)
 ビルギット・エルツ(ヴァイオリン) イローナ・キント(チェロ)

録音:2008年12月、ハンブルク(ドイツ)、Tesdorpf 13


ARS 38046
メンデルスソーン(1809-1847):オルガン作品全集 Vol.1
  前奏曲ハ短調(1841)/アンダンテ・マエストーソ ハ長調(1845)
  主題(アンダンテ)と変奏曲ニ長調(1844)/ソナタ へ短調 Op.65 No.1
  ソナタ ハ短調 Op.65 No.2/同イ長調 Op.65 No.3/同ニ短調 Op.65 No.6
  厳格な変奏曲ニ短調 Op.54(マルティン・シュメーディング編曲)

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2008年10月24-26日、エッセン・フィルハーモニー(ドイツ)、
    アルフリート・クルップ・ザール
使用楽器:クーン製


ARS 38047
メンデルスソーン(1809-1847):オルガン作品全集 Vol.2
  3つの前奏曲とフーガ Op.37;ハ短調,ト長調,ニ短調
  アンダンテ(トリオ)ヘ長調(1844)
  フゲッタ(アレグロ・モデラート)イ長調(1827/1842)
  アレグロ変ロ長調(1844)/フーガ(レント)へ短調(1839)
  ソナタ ニ長調 Op.65 No.5/アレグロ ニ短調(1844)
  フーガ ホ短調(1839)/ソナタ変ロ長調 Op.65 No.4

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2008年11月9-10日、ボッケネム(ドイツ)、聖パンクラティウス教会
使用楽器:エンゲルハルト製


ARS 38048
クララ・シューマン、シューマン、リームピアノ三重奏曲集
 クララ・シューマン(1819-1896):ピアノ三重奏曲ト短調 Op.17(1846)
 ローベルト・シューマン(1810-1856):ピアノ三重奏曲ト短調 Op.110(1852)
 ヴォルフガング・リーム(1952-):見知らぬ情景 III(1983/1984)

ブーランジェ三重奏団
 カルラ・ハルテンヴァンガー(ピアノ) ビルギット・エルツ(ヴァイオリン)
 イローナ・キント(チェロ)

録音:2008年3月、ベルリン、ジーメンスヴィラ

2006年ハンブルクで創設された女性トリオ、ブーランジェ三重奏団のデビュー・ディスク。


ARS 38049
ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):オルガン作品全集
  オルガン作品I/オルガン作品II/オルガン作品III
  オルガン作品IV/オルガン作品V

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2009年11月2-4日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会


ARS 38052
(4SACD)
ワーグナー(1813-1883):楽劇「ワルキューレ」

スーザン・オーエン(ブリュンヒルデ)
ボド・ブリンクマン(ヴォータン)
ヴィルマ・エルンスト=モズライティス(フリッカ)
クリスティアン・フランツ(ジークムント)
ジェイン・カッセルマン(ジークリンデ)
ハンス・ゲオルク・モーザー(フンディング)
ローナ・クルマー=シェルバッハ(ヘルムヴィーゲ)
インガ・フィッシャー(ゲルヒルデ)
ペトラ・シュミット(オルトリンデ)
マリーザ・アルトマン=アルタウゼン(ヴァルトラウテ)
グンドゥラ・シュナイダー(ジークルンデ)
ジャネット・シェーファー(ロスヴィルデ)
ヨーケ・クラーマー(グリムゲルデ)
エリーザベト・ハウ=ヴィレボイス(従者)
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
カッセル国立劇場管弦楽団

録音:1999年6月17-22、27日、カッセル国立劇場、ライヴ

「ジークフリート」(FCD 368367-70;4CD)、「神々のたそがれ」(FCD 368381-84;4CD)に続く、カッセル国立劇場の「指環」アーカイヴ録音リリース第3弾。


ARS 38057
ハイドン(1732-1809):
  ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.XVIII:11
  ピアノ協奏曲第9番ト長調 Hob.XVIII:9
  ピアノ協奏曲第2番ニ長調 Hob.XVIII:2
  ピアノ、2つのホルン、
   ヴァイオリンとチェロのためのディヴェルティメント変ホ長調 Hob.XIV:1

カスパール・フランツ(ピアノ)
ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ

録音:2009年1月、ベルリン、テルデクス・スタジオ

カスパール・フランツは1980年ドイツのキール生まれのピアニスト。ゾリステンアンサンブル・カライドスコープは2006年に結成されたベルリンに本拠を置く室内管弦楽団。


ARS 38058
ショパン(1810-1849):
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
  ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21

ウィリアム・ヨン(ピアノ)
ニュルンベルク交響楽団
フリーデマン・リーレ(指揮)

録音:2004年6月、ニュルンベルク(ドイツ)

ウィリアム・ヨンは韓国に生まれ、ドイツのハノーファー音楽大学、イタリアのコモ湖国際ピアノ・アカデミーで学んだ現ドイツ在住のピアニスト。


ARS 38059
メンデルスゾーン(1809-1847):
  ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49(1839)(*/#)
  ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66(1844/1845)(*/#)
  ピアノ、ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲ハ短調(1820)(*/+)
  チェロとピアノのための無言歌 Op.109(1845)(#)
  アルバムの綴り(1843)(#)

アルテ・ムジーク・ケルン
 クリスティーネ・ロクス(ヴァイオリン(*))
 マティアス・フェーガー(ヴィオラ(+))
 クラウス=ディーター・ブラント(チェロ(#))

トビアス・コッホ(ピアノ)

録音:2009年1月、ホンラート、福音教会

ピリオド楽器使用。


ARS 38060
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):
  ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 Op.11
  ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 Op.29
  ピアノ三重奏曲ハ長調(*)

ヴェルナー・フォン・シュニツラー(ヴァイオリン)
ヤクプ・ティルマン(チェロ(*))
コスミン・ボエル(ピアノ)

録音:2009年9月、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会

ドイツに生まれオランダに移住して活躍した作曲家ヴィルムスの作品集。モダーン楽器使用。


ARS 38061
ハイドン(1732-1809):ロンドン交響曲集 Vol.1
  交響曲第96番ニ長調 Hob.I:96
  交響曲第95番ハ短調 Hob.I:95
  交響曲第93番ニ長調 Hob.I:93
  [ボーナス・トラック]
  ブルーノ・ヴァイルによる解説

カペラ・コロニエンシス(管弦楽)
ブルーノ・ヴァイル(指揮)

録音:2008年10月26、28日、ライヴ、アルフリート・クルップ・ザール、
     エッセン・フィルハーモニー、エッセン、ドイツ


ARS 38062
ハイドン(1732-1809):ロンドン交響曲集 Vol.2
  交響曲第98番変ロ長調
  交響曲第94番ト長調
  交響曲第97番ハ長調
  [ボーナス・トラック]
  ブルーノ・ヴァイルによる解説

カペラ・コロニエンシス(管弦楽)
ブルーノ・ヴァイル(指揮)

録音:2008年10月26日、2009年4月30日、ライヴ、アルフリート・クルップ・ザール、
     エッセン・フィルハーモニー、エッセン、ドイツ


ARS 38063
ハイドン(1732-1809):ロンドン交響曲集 Vol.3
  交響曲第99番変ホ長調
  交響曲第100番ト長調
  交響曲第101番ニ長調
  [ボーナス・トラック]
  ブルーノ・ヴァイルによる解説

カペラ・コロニエンシス(管弦楽)
ブルーノ・ヴァイル(指揮)

録音:2012年2月16日、9月29日、ライヴ、アルフリート・クルップ・ザール、
     エッセン・フィルハーモニー、エッセン、ドイツ


ARS 38064
(1SACD)
ハイドン(1732-1809):ロンドン交響曲集 Vol.4
  交響曲第102番変ロ長調
  交響曲第103番変ホ長調
  交響曲第104番ニ長調
  [ボーナスCD]
  ブルーノ・ヴァイルによる解説

カペラ・コロニエンシス(管弦楽)
ブルーノ・ヴァイル(指揮)

録音:2013年2月16日、2014年3月23日、ライヴ、アルフリート・クルップ・ザール、
     エッセン・フィルハーモニー、エッセン、ドイツ

1954年にドイツのケルンに創設された「歴史あるピリオド楽器オーケストラ」カペラ・コロニエンシスとブルーノ・ヴァイルのコンビによる「ロンドン・セット」完結編。


ARS 38065
ポーランドのバロック 教会と宮廷の音楽
 マルチン・ミェルチェフスキ(1590-1651):
  カンツォーナ第1番(2声;2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
 マチェイ・ヴロノヴィチ(1645頃-1700頃):コンチェルト「甘き喜びのうちに」
   (3声;ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
 アダム・ヤジェンプスキ(1590-1648):コンチェルト「ベルリネーサ」
   (3声;2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための)
 ヤン・ポドビェルスキ(17世紀):前奏曲(チェンバロ独奏)
 不詳(17世紀):「ワルシャワのオルガン・タブラチュア」から
   カンツォーナ第1旋法(オルガン独奏)
 スタニスワフ・シルヴェステル・シャシンスキ(1670頃-1713):
  コンチェルト「イエス、私の希望」
   (3声;ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
  コンチェルト「来たれ、聖霊よ」(同)
  2つのヴァイオリンとオルガンの通奏低音のためのソナタ
 アントニ・ミルヴィト(1755-1837):カンタータ「常に私のイエスは」
   (ソプラノ、ヴァイオリンと通奏低音のための)
 カスパル・フェルステル・Jr.(1616-1673):
  ソナタ ト長調(2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ルパリーニ(1700頃-1775):
  カンタータ「酷き苦しみに」(ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)

アラ・ポラッカ
 イヴォナ・レシニョフスカ(ソプラノ)
 パウリナ・キラルスカ(オルガン、チェンバロ)
 スタニスワフ・ゴイニ(テオルボ)
 ダグマル・ヴァレントヴァー、マルグレート・バウムガルトル(ヴァイオリン)
 ホルガー・ファウスト=ペータース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2009年2月19-22日、ヴッパータール、インマヌエル教会


ARS 38066
very british ブラス・アンサンブルのための英国音楽
 ウィリアム・バード(1543-1623)/エルガー・ハワース編曲:
  オックスフォード伯爵の行進曲
 レイモンド・ユージン・プレムル(1934-1998):
  ディヴェルティメントからの5つの楽章
 ゴードン・ラングフォード(1930-):ロンドン・ミニアチュアズ
 伝承曲/ジョン・アイヴソン編曲:ロンドンデリー・エア
 ジム・パーカー(1934-):ニューヨークのロンドン人(パート2)
 レッド・ツェッペリン/ブルース・コリングズ編曲:天国への階段
 エドワード・エルガー(1857-1934)/ロジャー・ハーヴィー編曲:
  エニグマ変奏曲 より ニムロッド(第9変奏)(*)

wes10brass
 ヤン・エシュ、フロリアン・キルナー、マルクス・クラーマー、
 ユルゲン・シュスター(トランペット)
 シリル・サンドス(トランペット(*))
 オリヴァー・ニコライ(ホルン)
 フリート・デイツ、マテョアス・ミュラー、ハリー・リース(トロンボーン)
 ローラント・ギレッセン(バストロンボーン)
 タカハシ・ヒデユキ(テューバ)

ミヒャエル・フォルスター(指揮)

録音:2009年4月5-8日、ヴッパータール、インマヌエル教会

ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン(北ライン=ウェストファリア)管弦楽団の金管メンバー10名と指揮者ミヒャエル・フォルスターにより結成された金管アンサンブル、wes10brassのデビュー・アルバム。バードからレッド・ツェッペリンまで、まさに英国尽くし。


ARS 38067
室内楽珍曲集
 エルンスト・バハリヒ(1892-1942):ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
 エルンスト・トッホ(1887-1964):
  ヴァイオリンとチェロのためのディヴェルティメント Op.37 No.1
 エマヌエル・モール(1863-1931):ヴァイオリンとチェロのための組曲 Op.109
 ルドルフ・モーザー(1892-1960):
  ヴァイオリンとチェロのための二重奏ソナタ Op.34 No.2
 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
  ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲(1925)

ヤンサ・デュオ
 クリスティーネ・ロクス(ヴァイオリン)
 クラウス=ディーター・ブラント(チェロ)

録音:2009年1月、ヴッパータール、インマヌエル教会


ARS 38068
アーベル、グラーフチェロ協奏曲&シンフォニア集
 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):チェロ協奏曲ハ長調(*)
 クリスティアン・エルンスト・グラーフ(1723-1804):
  シンフォニア第1番/チェロ協奏曲第2番ニ長調(*)
  シンフォニア第3番/チェロ協奏曲第1番ニ長調(*)

クラウス=ディーター・ブラント(チェロ(*))
ラルパ・フェスタンテ

録音:2009年5月、アイヒェンツェル(ドイツ)、ファザネリー城

グラーフは1762年以降オランダのハーグで活躍した作曲家・指揮者。ピリオド楽器使用。クラウス=ディーター・ブラントはライナー・ツィパーリング等に師事したドイツのチェリスト。


ARS 38069
ヴィオラ物語
 シューマン(1810-1856):
  ヴィオラとピアノのためのアダージョとアレグロ Op.70
  おとぎの絵本(ヴィオラとピアノのための4つの小品)Op.113
 ヒンデミット(1895-1963):ヴィオラ・ソナタ「幻想曲」Op.11 No.4
 マルティン・クレーマー(1975-):
  ヴィオラとピアノのための悲歌「もう言葉はいらない」(2008)

パウリーネ・ザクセ(ヴィオラ)
ダニエル・ハイデ(ピアノ)

録音:2008年8月29日-9月2日、ヴァイマル宮殿(ドイツ)


ARS 38070
ウィーンのオーボエ四重奏曲集
 フランチシェク・アダム・ミーチャ(1746-1811):オーボエ四重奏曲ハ長調
 モーツァルト(1756-1791):オーボエ四重奏曲ヘ長調
 フランチシェク・ヴィンツェンツ・クラマーシュ
  [フランツ・クロンマー](1759-1831):オーボエ四重奏曲第2番ヘ長調
 ヤン・クシュチテル・ヴァンハル(1739-1813):オーボエ四重奏曲ハ長調

アンサンブル・ラプソディ
 ミヒャエル・ニーゼマン(オーボエ) ポーリン・ノブズ(ヴァイオリン)
 レイチェル・イッサーリス(ヴィオラ) ニコラス・セロ(チェロ)

録音:2009年3月2-5日、ホンラート(ドイツ)、福音教会


ARS 38071
室内楽珍曲集 Vol.2
 ハインリヒ・アントン・ホフマン
(1770-1842):
  ヴァイオリンとチェロのための協奏的大二重奏曲集

   イ長調 Op.5 No.2/ト長調 Op.5 No.3
   変ホ長調 Op.5 No.6/ヘ長調 Op.6 No.1

ヤンサ・デュオ
 クリスティーネ・ロクス(ヴァイオリン)
 クラウス=ディーター・ブラント(チェロ)

録音:2009年6月、ホンラート(ドイツ)、福音教会

ハインリヒ・アントン・ホフマンはマインツに生まれ、フランクフルト市立劇場の音楽監督を務めたドイツのヴァイオリニスト・指揮者・作曲家。ヴァイオリンを含む編成のための楽曲や歌曲等の作品を残しました。


ARS 38072
ユリウス・レントヘン(1855-1832):ピアノ三重奏曲集 Vol.2
  ピアノ三重奏曲第2番変ロ長調 Op.23
  ピアノ三重奏曲第4番ト短調「エンタム」

ストリオーニ三重奏団
 バルト・ファン・デ・ルール(ピアノ) ワウター・フォッセン(ヴァイオリン)
 マルク・フォッセン(チェロ)

録音:2009年8月26-28日、ファルテルモント(オランダ)、コンセルトブルデレイ

ユリウス・レントヘンはライプツィヒ生まれのオランダ人作曲家・ピアニストで、アムステルダム音楽院長を務めました。2曲とも世界初録音。Vol.1:ARS 38031。


ARS 38073
忘れられた至宝 Vol.9 ヴィルトゥオーゾ・トランペット音楽
 ヨハン・バプティスト・シーダーマイヤー(1779-1840):
  アヴェ・マリス・ステラ(アルトとヴァイオリンまたは
   クラッペン・トランペットのためのオフェルトリウム、2つのクラリネット、
   2つのヴァイオリン、ヴィオラと低音楽器を伴う)(*)
 ヴェルディ(1813-1901):トランペットと管弦楽のためのアダージョ
 コンラディン・クロイツァー(1780-1849):
  半音階トランペットと管弦楽のための変奏曲ト長調
 レオポルト・アントン・コジェルフ(ヤン・アントニーン・コジェルフ;1747-1818):
  マンドリン、クラッペン・トランペット、コントラバス、
   ピアノと管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調 作品目録番号II,1(+)
 フリードリヒ・ディオニス・ヴェーバー(1771-1842):
  トランペットのための変奏曲ヘ長調
 ヨゼフ・フィアラ(1748-1816):トランペットと管弦楽のためのディヴェルティメント

ロバート・ヴァンライン(トランペット、クラッペン・トランペット)
ウルリケ・シュナイダー(メゾソプラノ(*))
アンナ・トルゲ(マンドリン(+))
デイヴィッド・シンクレア(ウィーン・コントラバス(+))
キャスリン・コック(ピアノ(+))
ケルン・アカデミー
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)

録音:2009年10月4-6日、ヴッパータール、インマヌエル教会

忘れられてしまった音楽をピリオド楽器の特徴を生かしてよみがえらせる好評のシリーズ第9弾。ロバート・ヴァンラインはロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックでマイケル・レアードに学んだトランペット奏者。17−18世紀モデルを専門とするトランペット製作家でもあります。クラッペン・トランペットは1760年にドイツ人のケールベルが発明した、トランペットの前身にあたる金管楽器。トランペットの形をしていますが、木管楽器のような穴と鍵(キー)が付いています。


ARS 38074
2010年 ショパン、シューマン、ヴォルフ
 ショパン(1810-1849):
  夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2/3つのマズルカ Op.59
  幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
 シューマン(1810-1856):ダヴィッド同盟舞曲集
 ヴォルフ(1860-1903):幼年時代より/マイスタージンガー・パラフレーズ

ウィリアム・ヨン(ピアノ)

録音:2009年10月、ヴッパータール


ARS 38075
幽冥界のオペラ・ファンタジア
 マルシュナー(1795-1861)/グスタフ・ゴルト編曲/
  ロマンティック四重奏団編曲:オペラ「吸血鬼」序曲
 ベートーヴェン(1770-1827)/不詳者編曲(19世紀)/
  ロマンティック四重奏団編曲:
  ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2 より 第1楽章「幻想曲風」
 コルンゴルト(1897-1957)/レオ・アルトク編曲/
  ロマンティック四重奏団編曲:オペラ「死の都」による大幻想曲
 オッフェンバック(1819-1880)/カール・ビンダー(1816-1860)/
  レオポルト・ヴェニンガー編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペレッタ「地獄のオルフェウス(天国と地獄)」序曲
 R・シュトラウス(1864-1949):/エミール・タヴァン編曲/
  ロマンティック四重奏団編曲:オペラ「ナクソス島のアリアドネ」による大幻想曲
 マイアベーア(1791-1864)/アドルフ・シュライナー編曲/
  ロマンティック四重奏団編曲:オペラ「悪魔ロベール」の動機による幻想曲

ロマンティック四重奏団
 ワシーリー・ヴォローニン(ヴァイオリン(*)) エドワード・ジョン・セモン(チェロ(+))
 ヨアヒム・ディースナー(ハルモニウム(#)) マルクス・メルクル(ピアノ(**))

録音:2009年12月、ホンラート(ドイツ)、福音教会
使用楽器:
 2005年、クリスティアン・エリクソン製(モデル:ヨゼフ・ヨアヒムのストラディヴァリ)(*)
 1922年、ミラノ、ジュゼッペ・オルナーティ製(+)
 1867年頃、パリ、ドバン[Debain]製(#)/1910年、ヘルムホルツ製(**)

「あの世」にかかわりを持つ音楽をユニークな編成とピリオド楽器?で演奏した興味深いアルバム。


ARS 38076
ハノーファーのバロック 宮廷の音楽
 ヘンデル(1685-1759):
  二重唱曲第6番「保ち、増し、活気づけよ」HWV185(*/+)
  カンタータ「いとしい孤独、愛する自由よ」HWV163(*)
 チャールズ・バベル(1636頃-1716):チェンバロ組曲第8番ハ短調
 アゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728):
  二重唱曲「天は欲する、私が永遠の罠に捕えられることを」(*/+)
 ニコラウス・アダム・シュトルンク(1640-1700):
  歌曲集「Leucoleons Galamelite、または種々の純潔の歌」から(+)
   彼は侍女ミルタレを愛することを恐れなかった
   夢の中、彼の死んだ恋人が再び現れた
  Chiave A[イ音記号?]のカプリッチョ(オルガン独奏曲)
  歌曲集「Leucoleons Galamelite、または種々の純潔の歌」から(+)
   彼はロディニスに修道院生活を説く/夜の歌
 アゴスティーノ・ステッファーニ:
  二重唱曲「おお、この足を縛りつけるいとしい鎖よ」(*/+)
 テレマン(1681-1767):ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ホ短調
 アントニオ・サルトリオ(1630-1680):カンタータ「希望は暴君だ」(*)
 ヘンデル:
  二重唱曲第10番「多くの矢を私の胸に放ち」HWV187(*/+)

アラ・ポラッカ
 イヴォナ・レシニョフスカ=ルボヴィチ(ソプラノ(*))
 フランツ・ヴィツトゥム(カウンターテナー(+))
 パウリナ・キラルスカ(オルガン、チェンバロ)
 ペトル・ヴァグネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 スタニスワフ・ゴイニ(テオルボ、バロックギター)

録音:2009年12月13-17日、ヴッパータール、インマヌエル教会


ARS 38077
クラリネット物語 クラリネットとピアノのための音楽
 アウグスト・ヘンドリク・ヴィンディング(1835-1899):3つの小幻想曲 Op.19
 カール・ライネッケ(1824-1910):序奏とアレグロ・アパッショナート Op.256
 ウェーバー(1786-1826):シルヴァーナ変奏曲 Op.33
 シューマン(1810-1856):3つのロマンス Op.94
 ノルベルト・ブルグミュラー(1810-1836):二重奏曲 Op.15
 カール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859):華麗な二重奏曲 Op.130
  [ボーナス・トラック(SACD層のみに収録)]
 ハインリヒ・ヨゼフ・ベールマン(1784-1847):アダージョ

ザビーネ・グロフマイアー(クラリネット)
グエン・ビック・チャ(ピアノ)

録音:2010年2月20-23日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会

ザビーネ・グロフマイアーはドイツのマールに生まれ、ハンス=ディートリヒ・クラウス、フリッツ・ハウザー、シュテファン・シリング、エドゥアルト・ブルンナー等に師事したクラリネット奏者。グエン・ビック・チャはベトナムのハノイに生まれ、モスクワとロンドンで学んだピアニスト。


ARS 38078
2台のピアノ、ピアノ四手連弾のために編曲されたフランクの作品集
 フランク(1822-1890)/
  エセル・バートレット&ラエ・ロバートソン編曲:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
   (原曲:オルガン;1868/編曲:2台のピアノ;1951)
  ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス編曲:「オルガニスト」より 11曲
   (原曲:ハルモニウム;1980/1891/編曲:ピアノ四手連弾)(*)
  アンリ・デュパルク(1848-1933)編曲:幻想曲第1番ハ長調 Op.16
   (原曲:オルガン;1868/編曲:2台のピアノ;1908)(*)
  アンリ・デュパルク編曲:カンタービレ ロ長調
   (原曲:オルガン;1878/1883/編曲:2台のピアノ;1908)(*)
  アルフレド・コルトー(1877-1962)編曲:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
   (原曲:ヴァイオリンとピアノ;1886/編曲:ピアノ四手連弾;1904)(*)

ヴィリヤ・ポスクテ、トマス・ダウカンタス(ピアノ)

録音:2010年1月23-24日、ビューラハ(スイス)、ムジーク・フーク、フリューゲルザール

ピアノ・マニアなら聴き逃せない内容。(*)世界初録音。


ARS 38079
バッハ(1685-1750):
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 BWV1052
   (チェンバロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 より復元)
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調 BWV1056
   (チェンバロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 より復元)
  2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 BWV1043(*)

エルファ・ルーン・クリスティンスドウッティル(ヴァイオリン)
リーザ・インマー(ヴァイオリン(*)、コンサートミストレス)
ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ

録音:2009年1月8-10日、ベルリン、テルデックス・スタジオ

エルファ・ルーン・クリスティンスドウッティルは1985年アイスランドに生まれ、ドイツのフライブルク音楽院でライナー・クスマウルに師事。2006年ライプツィヒ・ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクール第1位および聴衆賞・最年少ファイナリスト特別賞受賞。2006年よりゾリステンアンサンブル・カレイドスコープに参加、2008年よりコンサートミストレス。ゾリステンアンサンブル・カライドスコープは2006年に結成されたベルリンに本拠を置く室内管弦楽団。当録音でもモダーン楽器を使用していると思われますが、演奏はピリオド的です。


ARS 38080
(2SACD)
フランツ・シュレーカー(1878-1934):オペラ「はるかなる響き」(1912)

サリー・ドゥ・ラント(ソプラノ)
マティアス・シュルツ(テノール)
アウクスブルク市立劇場オペラの歌手たち
アウクスブルク市立劇場オペラ合唱団
アウクスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ディルク・カフタン(指揮)

録音:2010年3月3日、4月6-7日、5月8日、アウクスブルク劇場(ドイツ)、
    ライヴおよびセッション

オーストリアの作曲家シュレーカーの出世作。


ARS 38081
(2SACD)
ハイドン(1732-1809):オラトリオ「四季」Hob.XXI:3

シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
ヤン・コボウ(テノール)
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)
テルツ少年合唱団
ゲアハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)
カペラ・コロニエンシス
ブルーノ・ヴァイル(指揮)

録音:2010年3月21日、エッセン・フィルハーモニー(ドイツ)、
    アルフリート・クルップ・ザール、ライヴ

強力ソリスト陣、名門少年合唱団、老舗ピリオド楽器オーケストラによるハイドンの名作オラトリオ。


ARS 38082
(2SACD)
ハイドン(1732-1809):オラトリオ「天地創造」Hob.XXI:2

シヴィッラ・ルーベンス(ソプラノ)
ヤン・コボウ(テノール)
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン) テルツ少年合唱団
ゲアハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)
カペラ・コロニエンシス
ブルーノ・ヴァイル(指揮)

録音:2009年5月3日、ライヴ、エッセン・フィルハーモニー・アルフリート・クルップ・ザール、
     エッセン、ドイツ

強力ソリスト陣、名門少年合唱団、老舗ピリオド楽器オーケストラによるハイドンの名作オラトリオ。既発売の「四季」(ARS 38081)と対を成すリリースです。


ARS 38083
ロマンティック序曲集
 ウェーバー(1786-1826):オペラ「アブ・ハッサン」序曲
 シュポーア(1784-1859):オペラ「イェソンダ」序曲
 マイアベーア(1791-1864):オペラ「アリメレク」序曲
 ウェーバー:オペラ「オベロン」序曲
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  序曲「美しいメルジーネの物語」Op.32/序曲「フィンガルの洞窟」Op.26
 ワーグナー(1813-1883):祝典序曲(1834)
 ウェーバー:オペラ「魔弾の射手」序曲

ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
オーラ・ルードナー(指揮)

録音:2011年2月

スウェーデン出身の気鋭の指揮者オーラ・ルードナーはヴァイオリニスト(パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞者であり、シャーンドル・ヴェーグの助手も務めました)から指揮者に転向し、1995年にフィルハーモニア・ウィーンを創設。タスマニア交響楽団(オーストラリア;2001-2003)、ボルツァーノ・ハイドン管弦楽団(イタリア;2003-2006)の首席指揮者を歴任。2008年9月にロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任しました。


ARS 38084
ダウンタウン・イリュージョンズ
 キエル・メイヤーリング(1954-):Harde Puntjes [Hard Dots](2004/2007)
 マイケル・ナイマン(1944-):Jack(1999)
 フォーレ(1845-1924):夢のあとで
 レフ・“リョーヴァ”・ジュルビン(1978-):Tango Heavy(1999/2007)
 ケンジ・バンチ(1973-):Groovebox Variations from Swing Shift(2001)
 キエル・メイヤーリング:The journey has just begun(2007)
 ヨハネス・モシュマン(1978-):Meteor(2008)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  アクトゥス・トラジクス(カンタータ BWV106)から ソナティナ
 ロジャー・ジャノッタ(1943-)&クロード・ボラン(1930-):
  Song and Dance(2008/2009)
 マイケル・ナイマン:Nadia(1999)
 クリストファー・ヘルマン(1983-):Dinah's Night Flight(2006)
 キエル・メイヤーリング:Dreams(2007)
 ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲ト短調 Op.3 No.2
 ヒール・メイヤーリング:Harde Puntjes feat. Robeat(*)
 [ボーナス・トラック]
 ボブ・クルー(1931-)&ボブ・ガウディオ(1942-):Can't take my eyes off of you
 ダニエル・コシツキ(1978-):Nostalgie(2007)

スパーク
 アンドレア・リッター(リコーダー、ロータス・フルート)
 ダニエル・コシツキ(リコーダー、歌、メロディカ)
 シュテファン・グラウス(ヴァイオリン、ヴィオラ)
 ヴィクトル・プルメッタツ(チェロ)
 ユッタ・リーピング(ピアノ)
 ゲスト参加:ロビート(ビートボックス)(*)

フリースタイル・ミュージック・バンドとも呼ぶべき五人組「スパーク」のデビュー・アルバム。


ARS 38085
ベートーヴェン(1770-1827):チェロ・ソナタ集 Vol.2
  チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102 No.1
  ヴァイオリン・ソナタ第10番 Op.96(フリードリヒ・クラインハプル&
   アンドレアス・ヴォイケ編曲、チェロとピアノのための版)
  チェロ・ソナタ第5番ト長調 Op.102 No.2

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ) アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)

録音:2010年8月、ヘルムート=リスト=ハレ


ARS 38086
ア・レイト・ロマンティック・クリスマス・イヴ
 チャイコフスキー(1840-1893)/レオポルト・ヴェニンガー編曲/
  ロマンティック四重奏団編曲:バレエ組曲「くるみ割り人形」Op.71 より
   序曲/行進曲/こんぺい糖の踊り/トレパーク/花のワルツ
 グスタフ・レヴィン(1869-1938):ようやくやって来た(*)
 ジグムント・シュナイダー(1897-1957)/ロマンティック四重奏団編曲:
  クリスマス行進曲(1924)
 シェーンベルク(1874-1951):クリスマス音楽(コラール編曲)
 カルク=エーレルト(1877-1933):信仰深い私の心よ(J・S・バッハによる)(*)
 アドルフ・シュライナー(1791-1864)/ロマンティック四重奏団編曲:
  「きよしこの夜」によるパラフレーズ
 ヴィルヘルム・ベルガー(1861-1911):
  高い天から深い谷底まで(クリスマスの歌)Op.52 No.4(*)
 アノルト・メンデルスゾーン(1855-1933):
  市場にも通りにも人影なく(クリスマスの歌)(*)
 ヴィルヘルム・リンデマン(1882-1941)/ロマンティック四重奏団編曲:
  モーとメー(特徴的小品)
 ジョニー・ハイケンス(1884-1945)/ロマンティック四重奏団編曲:
  アヴェ・マリア
 ジャン・ダスティ(19世紀後半):アヴェ・マリア(*)
 ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):
  それは何を意味する?(クリスマスの歌)(*)
 リヒャルト・アイレンベルク(1848-1921)/ロマンティック四重奏団編曲:
  ノルウェーのトナカイ曳き郵便車(特徴的小品)
 ワルトトイフェル(1837-1915)/ロマンティック四重奏団編曲:
  スケーターズ・ワルツ(歌付き)(*)
 フンパーディンク(1854-1924)/リヒャルト・トゥルピエ編曲/
  ロマンティック四重奏団編曲:オペラ「ヘンゼルとグレーテル」序曲

エレーナ・フィンク(ソプラノ(*))
ロマンティック四重奏団
 ワシーリー・ヴォローニン(ヴァイオリン) エドワード・ジョン・セモン(チェロ)
 ヨアヒム・ディースナー(ハルモニウム) マルクス・メルクル(ピアノ)
 ワーシャ・ニーノフ(ゲスト:第2ヴァイオリン(+))

録音:2010年7月、ホンラート(ドイツ)、福音教会

ユニークな編成のロマンティック四重奏団がソプラノを迎えて贈るクリスマス・アルバム。


ARS 38087
ヘンデル(1685-1759):独唱カンタータ集
  私も愛から逃れた HWV118
  優しいときに HWV135
  つれないけれど美しいドーリよ HWV151
  私から離れよ、暴虐の思いよ HWV125b
  悩みに疲れ HWV167a
  私の目の喜びと苦しみであるクローリ HWV91a

マリアンネ・ベアテ・シェラン(メゾソプラノ)
ベルゲン・バロック
 トーマス・C・ボイセン(テオルボ)
 マルック・ルオラヤン=ミッコラ(チェロ)
 ハンス・クヌート・スヴェーン(チェンバロ)

録音:2010年3月、ヴッパータール、インマヌエル教会

マリアンネ・ベアテ・シェラン(1975年生まれ)はオラトリオ等の分野で高い評価を得ているノルウェーのメゾソプラノ。バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして来日したこともあります。ピリオド楽器の精鋭が揃ったベルゲン・バロックとのスリリングな共演。


ARS 38088
私たちのために御子が生まれた クリスマス合唱曲集
 アリエル・ラミレス(1921-2010):La Peregrinación(1964)
 ユルゲン・エスル(1961-):Die Nacht ist vorgedrungen
 フーゴ・ディストラー(1908-1942):Ich brach drei dürre Reiselein
 ヨハン・クリューガー(1598-1662):Wie soll ich Dich empfangen(1640)
 ヘルムート・バルベ(1927-):Leise rieselt der Schnee(1989)
 カルステン・グンダーマン(1966-):Süsser die Glocken nie klingen(2003)
 オラ・イェイロ(1978-):A Spotless Rose
 ハビエル・ブスト(1949-):Ave Maria(1992)
 ラフマニノフ(1873-1943):晩祷 Op.37(1891)からBogoróditse Devo(1891)
 ゴットフリート・ヴォルタース(1910-1989):Maria durch ein Dornwald ging(1891)
 ブリテン(1913-1976):A Hymn to the Virgin(1930/1934)
 ヤン・サンドストレーム(1954-):Det är en Ros utsprungen(1995)
 クルト・ズットナー(1936-):Il est né, le divin Enfant
 ウィリアム・J・カークパトリック(1838-1921):Away in a Manger
 スチュアート・マレイ・ターンブル(1975-):Unto us a Child is Born(2010)
 ハンス・シャンダール(1960-):Kiris Bara Bari (Christ ist geboren)(1996)
 ブライアン・ケイ(1950-):Gaudete(1986)
 ボブ・チルコット(1955-):The Gift
 伝承曲:Stille Nacht! Heilige Nacht!
   (フランツ・X・グルーバー(1787-1863)作曲のキャロルによる)
 エリック・バンクス(1969-):To Hear the Angels Sing(2004)
 レーガー(1873-1916):Schlaf, mein Kindelein(1899)
 ヘルムート・ランメル(1950-):Sei uns mit Jubelschalle
 ヘルベルト・ビットリヒ(1960-):Festejo de Navidad
 ウーヴェ・ウンゲラー(1969-):Little Drummer Boy (Carol of the Drum)(2007)
 ジェフリー・キーティング(1950-)The Twelve Days of Christmas(1981)

アマデウス合唱団
ニコル・マット(指揮)

録音:2010年6月18-20日、7月10日、9月24-26日、
    クレグリンゲン(ドイツ)、フラウエンタール修道院


ARS 38089
レディーズ・ファースト!
 過去と現在の女性作曲家たち フルートとピアノのための作品集

 アンナ・アマリア・フォン・プロイセン(1723-1787):ソナタ
 シルヴィア・ソマー(1944-):ソナタ(1968)
 カロリーヌ・シャリエール(1960-):小組曲
 シャンナ・メタリーディ(1936-):コンチェルティーノ
 マルグリット・レースゲン=シャンピオン(1894-1976):ソナタ
 ジャニーヌ・リュエフ(1922-1999):二部作
 ドニーズ・ロジェ(1924-):子守歌
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):アレグロ・ルスティコ
 アンナ・ボン(1740-?):ソナタ ニ長調

アナ・イオアナ・オルテアン(フルート)
ジーモン・ブーハー(ピアノ)

録音:2010年3月29日-4月1日、プッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会

アルバム・タイトルの直訳は「レディーズ・ファースト! 昨日と今日の女性作曲家たち」。アナ・イオアナ・オルテアンは1977年ルーマニア生まれのフルーティスト。


ARS 38090
マックス・ブルッフ(1838-1920):チェロと管弦楽のための作品集
  コル・ニドライ Op.47(ヘブライの旋律によるアダージョ)(*)
  カンツォーネ Op.55(*)/アダージョ Op.56(ケルトの旋律による)(*)
  ヴィオラと管弦楽のためのロマンス ヘ長調 Op.85
   (フリードリヒ・クラインハプル編曲;チェロと管弦楽のための版)(*)
  アヴェ・マリア Op.61(火の十字架 Op.52 の主題による)(*)
  大管弦楽のための組曲 Op.79b(ロシア民謡の旋律による)

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ(*))
チェコ放送交響楽団
ヤン・クチェラ(指揮)

録音:2010年11月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ


ARS 38091
アントニーン・レイハ[アントン・ライヒャ](1770-1836):
 ファゴットと弦楽のための室内楽作品集
  ファゴット、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための変奏曲
  ファゴット、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための大五重奏曲

アイランド
 ジェーン・ガワー(ファゴット)
 マデリン・イーストン、アリス・エヴァンズ(ヴァイオリン)
 ガリーナ・ジンチェンコ(ヴィオラ) キャサリン・ジョーンズ(チェロ)

録音:2011年1月、モカルタ(オーストラリア南部)、グレンバーグ教会

アイランドは様々なピリオド楽器オーケストラで活躍する女性奏者たちにより結成されたアンサンブル。


ARS 38092
忘れられた至宝 Vol.11 バルベッラ、ジュリアーニ、ホフマンマンドリン協奏曲集
 エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777):
  マンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
 ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジュリアーニ(1760-1818):
  マンドリン、2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽のための協奏曲ヘ長調
 不詳(パイジェッロ(1740-1816)?):
  マンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調
 ジョヴァンニ・ホフマン(1750-1819):
  マンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調

アンナ・トルゲ(マンドリン)
ケルン・アカデミー(管弦楽)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)

録音:2013年2月22-25日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ジャンル的にもレア作曲家という点でも貴重なアルバム。エマヌエーレ・バルベッラは生地ナポリで活躍したイタリアの作曲家・ヴァイオリン奏者。ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジュリアーニはリヴォルノに生まれフィレンツェで活躍したイタリアの作曲家・ハープ奏者・指揮者。ジョヴァンニ・ホフマンはウィーンで活躍した作曲家・マンドリン奏者。アンナ・トルゲはピリオドとモダーンの両分野で活躍するドイツのマンドリン奏者。


ARS 38093
シューベルト(1797-1828):
  3つのピアノ小品 D.946/アレグレット D.935
  4つの即興曲 D.935/高雅なワルツ集 D.969

ウィリアム・ヨン(ピアノ)

録音:2011年2月、ヴッパータール(ドイツ)


ARS 38094
シグナム・サクソフォン・クアルテット デビュー
 グリーグ(1843-1907)/マールテン・イェンセ編曲:
  組曲「ホルベアの時代から」Op.40
 ティエリー・エスケシュ(1965-):タンゴ・ヴィルトゥオーゾ
 ラヴェル(1875-1937)/クリストフ・エンツェル編曲:クープランの墓
 バルトーク(1881-1945)/シグナム・サクソフォン・クアルテット編曲:
  6つのルーマニア民俗舞曲
 ショスタコーヴィチ(1906-1975)/シグナム・サクソフォン・クアルテット編曲:
  弦楽四重奏のための2つの小品(サクソフォン四重奏版)
 ペドロ・イトゥラルデ(1929-):小チャルダーシュ

シグナム・サクソフォン・クアルテット
 ブラシュ・ケンペルレ(ソプラノサクソフォン) ジーモン・シュラー(アルトサクソフォン)
 アラン・ルジャル(テナーサクソフォン) ダーヴィト・ブラント(バリトンサクソフォン)

録音:2011年2月7-11日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会

ドイツとスロヴェニア出身の奏者によって結成されたシグナム・サクソフォン・クアルテットのデビューCD。


ARS 38095
ロゼッティモーツァルトのためのレクイエム
 アントニオ・ロゼッティ[フランチシェク・アントニーン・レスレル](1750-1792):
  レクイエム変ホ長調(独唱、合唱と管弦楽のための)
   Murray H15(1776;プラハ版)(*/+/#)
  交響曲変ホ長調 Murray A23(Fassung A)
 アントニオ・ロゼッティ/マインゴスス・ゲーレ(1752-1816):
  グラドゥアーレ変ホ長調(ソプラノ、合唱と管弦楽のための)
   「私の所へ来なさい、皆よ」Murray H24(*/#)
  グラドゥアーレ変ロ長調(合唱と管弦楽のための)
   「地上のすべての国々は見た」Murray H25(#)
 アントニオ・ロゼッティ:
  サルヴェ・レジナ 変ホ長調(ソプラノと器楽のための)Murray F85(*)
  賛歌「イエス、最強の王」(合唱と管弦楽のための)ニ長調 Murray H31(#)

マルシア・ポーター(ソプラノ(*))
アンナ・ハヴィルコヴァー(メゾソプラノ(+))
オンドジェイ・ソハ(テノール(+))
マシュー・マーカム(バス(+))
プラハ・シンガーズ(合唱(#))
ラ・ジョイア(合唱(#))
カメラータ・フィラルモニカ・ボヘミア(管弦楽)
ヨハネス・メーズス(指揮)

録音:2008年8月13-15日、プラハ、聖ミクラーシュ教会

モーツァルトの死の9日後、1791年12月14日にプラハで彼の追悼式が行われ、ボヘミアの作曲家ロゼッティのレクイエムが演奏されました。この経緯からこの作品は「モーツァルトのためのレクイエム」と呼ばれるようになりましたが、実際にはこの追悼式のために新たに書かれたものではなく、式の音楽を任されたノスティツ劇場(現在のエステート劇場)ヨセフ・ストローバッハ(1731-1794)が時間的に新作は不可能と考え、友人であるロゼッティが15年前に書いたレクイエムに手を加えたもの(プラハ版)でした。長調で書かれたこのレクイエムはモーツァルトの絶筆となった同名作品のような劇的なものではありませんが、モーツァルトを愛したプラハの人々が彼の人柄と音楽を偲ぶにはふさわしかったのかもしれません。レクイエムの収録時間は23分ほどですが、ディスクの後半もなかなかおもしろい構成となっています。ロゼッティの交響曲に、その第2楽章と第3楽章にドイツの教会音楽家ゲーレが歌詞を当てはめた2つのグラドゥアーレが続き、締めはロゼッティのオリジナルの教会声楽作品2曲。すでに5枚ものロゼッティのCD(CPO、MD+G)を録音しているスペシャリスト、ヨハネス・メーズスの堂々たる指揮で楽しめます。全曲世界初録音と表記されています。


ARS 38096
室内楽珍曲集 Vol.3
 パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリンとチェロのための3つの協奏的二重奏曲
   第1番変ホ長調/第2番ト短調/第3番イ長調
 ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842):
  ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲ホ長調 Op.10
 フリードリヒ・ヘルマン(1828-1907):
  ヴァイオリンとチェロのための華麗な大ぬ重奏曲ト短調 Op.12

ヤンサ・デュオ
 クリスティーネ・ロクス(ヴァイオリン)  クラウス=ディーター・ブラント(チェロ)

録音:2010年9月、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会

ハインリヒ・アントン・ホフマンはマインツに生まれ、フランクフルト市立劇場の音楽監督を務めたドイツの作曲家・ヴァイオリニスト・指揮者。ヴァイオリンを含む編成のための楽曲や歌曲等の作品を残しました。フリードリヒ・ヘルマンはメンデルスゾーン門下のドイツの作曲家・ヴァイオリニス。ライプツィヒ音楽院のヴァイオリン科教授を務め、またペータース版における多くのヴァイオリン曲の校訂を行いました。


ARS 38097
バーンスタイン、シュナイダー、ガーシュウィン、カプースチン、プリッツカー
 ピアノ三重奏曲集

 レナード・バーンスタイン(1918-1990)/パンタ・レイ三重奏団編曲:
  「ウエストサイド・ストーリー」からのシンフォニック・ダンス
 ダニエル・シュナイダー(1961-):ワールズ・ビヨンド[Worlds beyond]
   (サクソフォン、トロンボーンとピアノのための;
   作曲者の承認を得たヴァイオリン、チェロとピアノによる演奏)
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)/
  イーゴリ・フロロフ(1937-)、パンタ・レイ三重奏団編曲:
  オペラ「ポーギーとベス」の主題による協奏的幻想曲 Op.19
 ニコライ・カプースチン(1937-):
  フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 Op.86
   (作曲者の承認を得たヴァイオリン、チェロとピアノによる演奏)
 ジーン・プリッツカー(1972-):
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲「楽章 II」Op.239

パンタ・レイ三重奏団
 グドルン・パーゲル(ヴァイオリン) ゾニヤ・アッセルホーフェン(チェロ)
 ユリア・ワイスベルク(ピアノ)

録音:2011年、デュッセルドルフ(ドイツ)、医師会館


ARS 38098
エコーイング・ヴォイス リコーダーとピアノのための現代音楽
 オーラヴル・アルナルズ(1987-;アイスランド):Intro
 ヒール・メイヤーリング(1954-;オランダ):
  Please tell me more(2007)/ Überhappy(1999)
 トーマス・シマク(1958-;アルバニア):Sea Images(2000)
 フルヴィオ・カルディーニ(1959-;イタリア):
  Novelletta(1986) / Disco Rondo(2007)
 ヨハネス・モチュマン(1978-;ドイツ):Echoing Voices(2011)
 グレアム・フィトキン(1963-;イギリス):Gate(2001)
 ハンス・ウルリヒ・シュテープス(1909-1988;ドイツ):Immortelle(1988)
 レフ・リョーワ・ジュルビン(1978-;ロシア):Sicilienne(2000)
 ヨハネス・モチュマン:Resonance(2011)
 メレディス・モンク(1942-:アメリカ合衆国):Window in 7's(1986)
 マイケル・ナイマン(1944-;イギリス):If(1995)
 オーラヴル・アルナルズ:Eulogy for Evolution

アンドレア・リッター(リコーダー)
ダニエル・コシツキ(ピアノ)

録音:2011年4月、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会
    2011年6月、Studio Big Knows Al

各国の作曲家が書いたリコーダー曲を2011年から25年を遡って集めた意欲的なアルバム。アンドレア・リッターは1978年ドイツのエアランゲンに生まれ、カールスルーエ音楽大学でカレル・ファン・ステーンホーフェンに師事したリコーダー奏者。


ARS 38099
インタビュー・ウィズ・ベートーヴェン
 ヴェスタルド・シムクス(1984):EU ヴァリエーションズ
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2 No.3
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106

ヴェスタルド・シムクス(ピアノ)

録音:2011年5月、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会

ラトヴィアのピアニスト、ヴェスタルド・シムクスの自作とベートーヴェン。タイトルは映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のもじり?


ARS 38100
バイロイトの歴史的瞬間
 イスラエル国歌:ハクティヴァ
 ツヴィ・アヴニ(1927-):祈り
 マーラー(1860-1911)/ディートリヒ・ヘンシェル(1967-)編曲:
  リュッケルト歌曲集 より(*)
   私は快い香りを吸い込んだ/私の歌を覗き見しないで
   私はこの世に捨てられて/真夜中に
 メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲第4番イ長調「イタリア」Op.90
 リスト(1811-1886):夕べの鐘
 ワーグナー(1813-1883):ジークフリート牧歌

ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン(*))
イスラエル室内管弦楽団
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)

録音:2011年7月26日、バイロイト(ドイツ)、シュタットハレ、ライヴ

イスラエル楽団がワーグナー作品 ドイツで初演奏
【ベルリン共同】ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーゆかりの同国バイロイトで26日、有力オーケストラのイスラエル室内管弦楽団がワーグナーの作品を演奏した。ヒトラーが愛好し、ナチスの宣伝に利用したワーグナーの曲をイスラエルの楽団がドイツで演じるのは初めて。
イスラエルでは、ナチスに思想的影響を与えたワーグナーの演奏がタブー視されており、主催者によると、今回の公演でも、事前にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲者の遺族らから激しい抗議があったという。 2011/07/27 07:24 【共同通信】


ARS 38101
ソロ・フルート Vol.1 バロック 無伴奏フルートのための音楽
 マラン・マレ(1656-1728):スペインのフォリア(抜粋)
 ジャック・オトテール(1674-1763):
  「フルートによる前奏曲の技法」から 3つの前奏曲(*)
 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):組曲ロ短調 Op.35 No.5
 ジャン・ダニエル・ブラウン(?-1740以前):組曲断章ホ短調&ロ短調(*)
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  12の幻想曲 TWV40 から ホ短調(No.8),嬰ヘ短調(No.10)
 J・S・バッハ(1685-1750):パルティータ イ短調 BWV1013
 セバスティアン・ボディヌス(1700頃-1759):ジグ形式の奇想曲イ長調(*)
 ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):
  アラ・フランチェーゼ ニ短調(*)/奇想曲変ロ長調(*)/幻想曲ハ長調(*)
 カール・フィリップ・エマヌル・バッハ(1714-1788):ソナタ イ短調 Wq132
 シャルル・ドリュス(1723頃-1774):「フルートの技法」から 奇想曲第4番イ長調(*)

ミリヤム・ナスタシ(フルート)

録音:2011年4月26-27日、ヴッパータール、インマヌエル教会

オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die Soloflöte, Edition Peters Nr. 8641a」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第1巻。オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。(*)は世界初録音と表示されています。


ARS 38102
ソロ・フルート Vol.2 古典派 無伴奏フルートのための音楽
 フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):
  「フルートのための50のフェルマ」から 様々な調性による5つのフェルマータ(*)
 ヨハン・ゲオルク・トロムリッツ(1725-1805):パルティータ第5番ホ短調(*)
 カール・クライト(1748-1807頃):6つの変奏曲変ロ長調 Op.55(1801頃)(*)
 アントン・シュターミッツ(1753-1809頃):
  3つの奇想曲イ長調・イ短調/奇想曲ト長調
 アウグスト・エーベルハルト・ミュラー(1767-1817):
  モーツァルトの主題による変奏曲ト長調(1795頃)(*)
 フランツ・ヴァイス(1778-1830):奇想曲ト長調 Op.3 No.1(*)
 アンドレ・トレーク(18世紀後半):幻想曲ト長調 Op.2(1799)
 アントン・ヘーベルレ(1780頃-1816頃):幻想曲イ長調(*)
 トマス・リンゼイ(19世紀前半):
  「フルート演奏の基本」(1828)から ブラーニーの木立(*)
 フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):奇想曲ニ短調・ニ長調 Op.10 No.3
 フリードリヒ・クーラウ:「うつろの心」による奇想曲ト長調 Op.10 No.6
 チャールズ・ケラー(1874-1855):ディヴェルティメント ハ長調 Op.16 No.2(*)

ミリヤム・ナスタシ(フルート)

録音:2011年4月28-29日、ヴッパータール、インマヌエル教会

オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die Soloflöte, Edition Peters Nr. 8641b」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第2巻。オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。(*)は世界初録音と表示されています。


ARS 38103
ソロ・フルート Vol.3 ロマン派 無伴奏フルートのための音楽
 ルイ・ドルーエ(1792-1873):カデンツァ(3曲)/前奏曲(2曲)
 フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):
  ディヴェルティメント ト長調 Op.68 No.5/幻想曲ニ長調 Op.38 No.1(*)
 カール・ケラー(1786-1832):幻想曲ト短調・ト長調 Op.28 No.1
 アントン・ベルンハルト・フュルステナウ(1792-1853):
  気晴らし[Amusements]Op.57(4曲)/フルートの学校 Op.42 から(3曲)
 カスパル・クンマー(1795-1870):
  幻想曲ニ長調 Op.33 No.1/幻想曲ハ長調 Op.33 No.2
 サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):
  ロッシーニの「アルミーデ」のアリアによる変奏曲ヘ長調
 ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881):アダージョ ハ長調
 ジュゼッペ・ガリボルディ(1833-1905):アラブの主題による奇想曲イ短調
 エルネスト・ケーラー(1849-1907):悲愴的アダージョ Op.33 No.10
 ジャン・ドンジョン(1839-1912):悲歌

ミリヤム・ナスタシ(フルート)

録音:2011年11月14-16日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die Soloflote, Edition Peters Nr. 8641c」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第3巻。オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。(*)以外は世界初録音と表示されています。


ARS 38104
ソロ・フルート Vol.4 近現代(1960年以前) 無伴奏フルートのための音楽
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):シリンクス(1913)
 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
  ソナタ・アパッショナータ嬰ヘ短調 Op.140(1917)
 アルテュール・オネゲル(1892-1955):牝山羊の踊り(1919)
 ピエール・オクターヴ・フェルー(1900-1936):恋する羊飼い娘(1921)
 パウル・ヒンデミット(1895-1963):8つの小品(1927)
 レオナルド・デ・ロレンツォ(1875-1962):神話の組曲 Op.38(1930)
 ヨゼフ・ラウバー(1864-1952):前奏曲とフーガ Op.49(1930)から 前奏曲
 ジャン・リヴィエ(1896-1987):優しい鳥たち(1935)
 ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):映像 Op.38(1936)
 ジャック・イベール(1890-1962):小品(1936)
 エドガー・ヴァレーズ(1885-1965):密度21.5
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):5つの呪文(1936)から
   農夫が立てた畝から生まれる収穫が豊かなものであるように
   実存と世界の穏やかな一致のために
 マルセル・ステルン(1909-1989):12の小品(1940)から イベリカ(*)
 シャルル・ケクラン(1867-1950):ソナティネ第2番 Op.184(1942)から レント(*)
 ヴィリー・シュナイダー(1907-1983):ソナタ Op.53(1946)から アレグレット(*)
 ギュンター・ラファエル(1903-1960):
  ソナタ第2番 Op.46(1946)から 気むずかしく、気まぐれな(*)
 ヨハネス・ドリースラー(1921-1998):ソナタ Op.10(1948)から アレグレット(*)
 ルドルフ・エッシャー(1912-1980):
  ソナタ Op.16(1949)から ラルゴ−ヴィヴァーチェ
 ヴィクトル・マルタン(ヴィクター・マーティン?)(1940-):
  2つの呪文(1958)から II(*)
 エンドレ・セルヴァーンスキー(1940-):
  5つの演奏会用練習曲(1956)から スケルツォ(*)
 福島和夫(1930-):レクイエム(1956)(*)
 ルチアーノ・ベリオ(1909-1989):セクエンツァ I(オリジナル版;1958)

ミリヤム・ナスタシ(フルート)

録音:2011年11月14-16日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die Soloflote, Edition Peters Nr. 8641d」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第4巻。オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。(*)は世界初録音と表示されています。


ARS 38105
ニーノ・ロータ(1911-1979):
  チェロ協奏曲第1番(1972)(*)
  チェロ協奏曲第2番(1973)(*)
  映画「山猫」(1962)から 舞曲集[Ballabili](小管弦楽のための組曲)

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ(*))
アウクスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ディルク・カフタン(指揮)

録音:2011年6月、アウクスブルク(ドイツ)

「本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味にすぎない」と語っていたニーノ・ロータのチェロ協奏曲と、映画音楽から編纂された組曲。


ARS 38106
wes10brass ピリオド楽器に進出!
オールド・フレンズ

 ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)/ピーター・リーヴ編曲:
  「テルプシコーレ」からの組曲
   (4つのトランペット、4つのトロンボーン、ホルン、テューバと打楽器のための)
   Entree / Ballet du Roy / Volte / Courante de Perichou / La Canarie
   La Bouree / La Pavane Courante / Finale
 ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704)/
  エドワード・タール、wes10brass編曲:聖ポリカルピのソナタ
   (4つのトランペット、4つのトロンボーンとティンパニのための)(*)
 ジローラモ・ファンティーニ(1600-1675)/ポール・プランケット編曲:
  トランペットと通奏低音のための8つのソナタ より Sonata detto del Nero
   (4つのトロンボーンとトランペットのための)(*)
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)/wes10brass編曲:
  「聖母マリアの夕べの祈り」(4つのトランペット、4つのトロンボーン、
   ホルンとテューバのための)より Toccata / Nisi Dominus / Lauda Jerusalem
 ジローラモ・ファンティーニ(1600-1675)/エドワード・タール、wes10brass編曲:
  皇帝のソナタ第1番[Sonata imperiale I]
   (4つのトランペット、4つのトロンボーンとティンパニのための)(*)
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1554/1557頃-1612)/wes10brass編曲:
  Jubilate Deo omnis terra
   (W.-Nr.C17;4つのトランペットと4つのトロンボーンのための)
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ/キース・ブラウン編曲:
  ソナタ第20番(W.-Nr.214;4つのトロンボーンのための)(*)
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ/ロバート・ポール・ブロック編曲:
  8声のカンツォン第7旋法
   (W.-Nr.172;4つのトランペットと4つのトロンボーンのための)
 チェーザレ・ベンディネッリ(1542頃-1617)/エドワード・タール、wes10brass編曲:
  5つのトランペットのためのソナタ第336番
   (4つのトランペット、4つのトロンボーンとティンパニのための)(*)
 アントニー・ホルボーン(1545-1602)/ロジャー・ハーヴィー編曲:
  組曲「妖精のラウンド」
   (4つのトランペット、4つのトロンボーン、ホルン、テューバと打楽器のための)
   The Fairie Round / The Hornie Suckle / The Choise / Muy Linda
   Last Will and Testament / Galliard / The Night Watch

wes10brass
 ヤン・エッシュ、フロリアン・キルナー、ペーター・ロート、ジュルゲン・シュスター(トランペット)
 オリヴァー・ニコライ(ホルン)
 フレッド・デイツ、マティアス・ミュラー、ハリー・リース(トロンボーン)
 ローラント・ギレセン(バストロンボーン) 高橋秀行(テューバ)
 クン・プラーティンク(打楽器)

ミヒャエル・フォルスター(指揮)

録音:2011年7月19-22日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

(*)はピリオド楽器による演奏、他はモダーン楽器による演奏です。


ARS 38107
モーツァルトの再構成作品を世界初録音!
モーツァルト
(1756-1791):
  交響曲第32番ト長調 K.318
  オペラ「アルバのアスカニオ」K.111 から Cara, lontano ancora(*)
  バッロ(アントン・サフロノフ再構成)(+)
   Allegretto / Andante con moto / Gavotte / Adagio / Allegro
  オペラ「アルバのアスカニオ」K.111 から Al mio ben mi veggio avanti(*)
  バッロ(アントン・サフロノフ再構成)(+)
   Allegretto / Andante grazioso / Allegretto / Allegretto
  オペラ「アルバのアスカニオ」K.111 から Ah, di si nobil alma(*)
  交響曲第39番変ホ長調 K.543

マティアス・レクスロート(男性アルト(*))
ダルムシュタット国立管弦楽団
コンスタンティン・トリンクス(指揮)

録音:2010年10月31日、11月1日、ダルムシュタット州立劇場、ドイツ

コンスタンティン・トリンクスは1975年ドイツのカールスルーエに生まれ、同市の音楽アカデミーでヴォルフ=ディーター・ハウシルトに師事。2006年から2009年までザールラント国立劇場の音楽監督を務め、2009/2010年シーズンからはダルムシュタット国立劇場の音楽監督。破竹の勢いでドイツ各地のオペラハウスに進出しており、また既に何度か来日しオペラやコンサートに登場するなど、目の離せない指揮者と申せましょう。
マティアス・レクスロートはドイツのニュルンベルクに生まれ、カールスルーエ音楽大学、バーゼルのスコラ・カントールムで学び、ニューヨークで名アルト歌手マリリン・ホーンに師事した経験を持つ男性アルト。2000年、ライプツィヒの聖トーマス教会で行われたバッハ没後250年記念演奏会に「ミサ ロ短調」のソリストとして登場し一気に注目され、その後ニコラウス・アーノンクールの信頼を得て数々のオペラやコンサートに起用されるなど、最も注目される男性アルトの一人となっています。
今回が世界初録音となる「バッロ」(+)を再構成したアントン・サフロノフは、1972年モスクワに生まれロシアとドイツに本拠を置いている作曲家であると推測されます。


ARS 38108
忘れられた至宝 Vol.10 フランスのハープ協奏曲集
 マルタン=ピエール・ダルヴィマール(1772-1839):ハープ協奏曲第2番 Op.30
 フランチェスコ・ペトリーニ(1744-1819):ハープ協奏曲第1番 Op.25
 ダニエル・シュタイベルト(1765-1823):ハープ大協奏曲

長澤真澄(シングル・アクション・ハープ)
ケルン・アカデミー(ピリオド楽器使用)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)

録音:2010年1月2-5日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

モダーン・グランド・ハープのみならず、シングル・アクション・ハープ(18-19世紀)、アイリッシュ・ハープ、箜篌(くご;古代東アジアの竪琴)をも弾きこなす日本のハープ奏者、長澤真澄が当レーベルに初登場!
フランチェスコ・ペトリーニはイタリア系のハープ奏者・作曲家で、当時最も偉大なハープのヴィルトゥオーゾと称されていました。1770年にパリ・デビューを成功させ、多くのハープ奏者たちが革命の混乱を避けてパリを離れる中、亡くなるまでこの地にとどまりました。
ダニエル・シュタイベルトはドイツ生まれのピアニスト・作曲家。パリ、およびロンドンで活躍した後、ロシアのペテルブルクに移り王立オペラの監督を務めました。
マルタン=ピエール・ダルヴィマールはマリー・アントワネット王妃の時代に音楽と絵画の天才少年として注目され、16歳で最初のオペラの台本と音楽を書き上げたという人物。オペラ座と皇帝ナポレオンの楽団のハープ奏者となり、1807年には皇妃ジョゼフィーヌのハープ教師に任命されましたが、1812年に公的な場から引退し作曲と作画に没頭する余生を送りました。


ARS 38109
J・S・バッハ オルガン・トランスクリプション集
 リスト(1811-1886):カンタータ「私の心に憂いは満ちる」による前奏曲とフーガ
 ローベルト・シャープ(1817-1887):
  マタイ受難曲 BWV244、終曲「私たちは涙を流してここにひざまづき」
 J・S・バッハ(1685-1750):協奏曲ニ短調 BWV596(ヴィヴァルディ原曲)(*)
 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
  シンフォニー・パストラーレ、クリスマス・オラトリオ BWV248より 羊飼いの音楽
 シャルル・マリー・ヴィドール(1844-1937):
  「平均律クラヴィーア曲集第1巻、前奏曲ニ短調 BWV851によるバッハの
   メメント」から ミゼレーレ・メイ
 レーガー(1873-1916):
  平均律クラヴィーア曲集第1巻 より 前奏曲とフーガ変ロ短調 BWV867
 J・S・バッハ:目覚めよ、と私たちを呼ぶ声 BWV645
   (シュープラー・コラール集 から、カンタータ BWV140の第4曲による)(+)
 デュプレ(1886-1971):
  カンタータ「私たちは神であるあなたに感謝する」BWV29 より シンフォニア
 マルティン・シュメーディング(1975-):トリオ・ソナタ ハ長調 BWV1031
 アルノ・ランドマン(1887-1966):
  無伴奏ヴァイリン・パルティータ第2番 BWV1004 より シャコンヌ

マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2011年9月20-22日、カールスルーエ(ドイツ)、ドゥールラッハ市教会

バッハの作品を後世の作曲家がオルガン用に書き換えた音楽をメインに収録。(*)はバッハがヴィヴァルディの作品から、(+)は自身の作品から書き換えたもの。


ARS 38110
エモーションズ ヴィオラのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004(*)
 シューベルト(1797-1828):
  万霊節の日のためのリタニア D.343/「冬の旅」D.911 より 春の夢(No.11)
  「白鳥の歌」D.957 より セレナード(No.4)
 ヴュータン(1820-1881):悲歌 ヘ短調 Op.30(ヴィオラとピアノのための)
 ショパン(1810-1849)/ナタン・ミルシテイン(1903-1992)編曲/
  ファイト・ヘルテンシュタイン(1955-)編曲:夜想曲嬰ハ短調 Op. posth.
 ショパン/サラサーテ(1844-1908)編曲:夜想曲変ホ長調 Op.9 No.2
 レベッカ・クラーク(1886-1979):ヴィオラ・ソナタ(1919)

シュ・ペイジン(ヴィオラ)
パウル・リヴィニウス(ピアノ(*以外))

録音:2011年10月20-23日、ヴッパータール、インマヌエル教会

シュ・ペイジンは1985年上海に生まれ、中国で学んだ後ドイツでローラント・グラッスル(フランクフルト音楽・舞台芸術大学)、今井信子(クロンベルク・アカデミー)に師事したヴィオラ奏者。2005年よりコンクール入賞を重ね、2010年のユーリー・バシュメット国際ヴィオラ・コンクールで優勝および2つの特別賞を授与されました。アルバム・タイトルの「EMOTIONS」はブックレット内にのみ書かれてます。


ARS 38111
メンデルスゾーン(1809-1847):
  交響曲第4番イ長調「イタリア」Op.90(*)
  交響曲第5番ニ短調「宗教改革」Op.107(+)

ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
オーラ・ルードナー(指揮)

録音:2009年7月(*)、9月(+)

スウェーデン出身の気鋭の指揮者オーラ・ルードナーはヴァイオリニスト(パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞者であり、シャーンドル・ヴェーグの助手も務めました)から指揮者に転向し、1995年にフィルハーモニア・ウィーンを創設。タスマニア交響楽団(オーストラリア;2001-2003)、ボルツァーノ・ハイドン管弦楽団(イタリア;2003-2006)の首席指揮者を歴任。2008年9月にロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任しました。


ARS 38112
フレンチ・コネクション サクソフォンとピアノのための音楽
 フランソワ・ボルヌ(1841-1920):「カルメン」のアリアによる華麗な幻想曲(1900)
 ロバート・ムチンスキ(1929-2010):ソナタ Op.29(1970)
 ピート・スウェルツ(1960):クロノス(1993)
 ルイ・マユール(1837-1894):「ヴェニスの謝肉祭」による華麗な幻想曲(1869)
 エディソン・デニソフ(1926-1996):ソナタ(1970)
 ダリウス・ミヨー(1892-1974):スカラムーシュ(1937)

ハイラペト・アラケリアン(サクソフォン)
ぺ・チャンウン(ピアノ)

録音:2011年9月6-8日、Campus 44、クレーフェルト、ドイツ

アルメニアからサクソフォンの新星ハイラペト・アラケリアン登場。1991年アルメニアの首都エレバン生まれ。1999年8歳でアレクサンドル・スペンジャリアン音楽学校に入りサクソフォンとピアノを学び、2005年よりケルン音楽大学でダニエル・ゴーティエに師事。数々のコンクールに入賞、すでにロシア、アルメニア、ドイツのオーケストラとの共演も重ねています。当録音時点でほぼ20歳。


ARS 38113
リーツ、グロスチェロ協奏曲集
 ユリウス・リーツ(1812-1877):チェロと管弦楽のための幻想曲 Op.2
 ヨハン・ベンヤミン・グロス(1809-1848):チェロ協奏曲ロ短調
 ユリウス・リーツ:チェロ協奏曲 Op.16

クラウス=ディーター・ブラント(チェロ)
ラルパ・フェスタンテ
リッカルド・ミナージ(指揮)

録音:2011年8月25-31日

メンデルスゾーン、シューマンと同世代で彼らと交友のあった二人のドイツ人作曲家のチェロ協奏曲。世界初録音。
ユリウス・リーツはベルリンに生まれた作曲家・指揮者・チェロ奏者。デュッセルドルフ、ライプツィヒ、ドレスデンで楽壇の要職を歴任。教育者として、またメンデルスゾーンの多くの作品とバッハの「マタイ受難曲」「ミサ ロ短調」の校訂者としても名を残しています。ヨハン・ベンヤミン・グロスはエルビング(現ポーランドのエルブロング)に生まれた作曲家・チェロ奏者。1835年より「皇帝付き室内楽士」の称号を得てサンクトペテルブルク(ロシア)の宮廷楽団員を務めながらチェロ音楽の作曲と教育活動を続けましたが、コレラのため38歳の若さで亡くなりました。
クラウス=ディーター・ブラントはムジカ・アンティクァ・ケルン、ウィーン・アカデミー、ラルパ・フェスタンテ等のピリオド楽器オーケストラで首席を務めてきたドイツのチェロ奏者。当レーベルでは一貫して知られざる作品の録音に取り組み、「室内楽珍曲集シリーズ」(ARS 38067, 38071, 38096)、「アーベル、グラーフ:チェロ協奏曲集」(ARS 38068)をリリースしています。ラルパ・フェスタンテは1983年ミヒ・ガイクによりミュンヘンで創設されたピリオド楽器オーケストラ。


ARS 38114
シューベルト 発見−編曲
 シューベルト(1797-1828):
  オペラ「アドラスト」D.137(未完;1819?)の9つの断章(+/#/**)
 シューベルト/エルンスト・ナウマン(1832-1910)管弦楽編曲:
  ゲーテの「ファウスト」の一場面(*/#/**)
 シューベルト/ブラームス(1833-1897)管弦楽編曲:
  バリトンと管弦楽のための5つの歌曲(#)
   メムノン D.541/馭者クロノスに D.369/老年の歌 D.778
   タルタロスの群れ D.583/秘めごと D.719
 シューベルト/ブラームス編曲:
  エレンの歌II D.838(ソプラノ、女声合唱と金管のための版)(*/**)
 シューベルト/ベルリオーズ(1803-1869)管弦楽編曲:魔王 D.126(*)

バルバラ・ベーレンス(ソプラノ(*))
マルティン・ナギー(テノール(+))
シュテッフェン・ラッヘンマン(バリトン(#))
ポツダム室内合唱団(**)
ウート・ヨッフェ(合唱指揮(**))
ブランデンブルク交響楽団
ゲルノート・シュルツ(指揮)

録音:2004年10月、ブランデンブルク劇場、ブランデンブルク・アン・デア・ハーフェル、ドイツ

楽譜校訂家として名高い音楽学者ヨアヒム・ドラハイムの企画による、シューベルト・ファンなら何としても入手しておきたいレア・ヴァージョン集。ドイツの作曲家エルンスト・ナウマンのオーケストレーションによる「ゲーテの『ファウスト』の一場面」は世界初録音。


ARS 38115
(2SACD)
J・S・バッハ(1685-1750):
  フランス組曲 BWV812-817
   第1番ニ短調/第2番ハ短調/第3番ロ短調
   第4番変ホ長調/第5番ト長調/第6番ホ長調
  組曲イ短調 BWV818a/組曲変ホ長調 BWV819a

カスパール・フランツ(ピアノ)

録音:2012年1月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

1980年ドイツのキール生まれのピアニスト、カスパール・フランツのソロ・デビューCD。当レーベルではハイドンのピアノ協奏曲集(ARS 38057)のソリストとして登場していました。


ARS 38116
ルイ・シュポア(1784-1859):歌曲集 Vol.1
  Ermunterung WoO 117 No.1(*/+) / Sonntagsfrühe WoO 117 No.2(*/+)
  Frühlingslied WoO 117 No.3(*/+) / Wenn sich zwei Herzen finden WoO 120(*/+)
  Lied des verlassenen Mädchens WoO 90(*)(#) / Nachgefühl WoO 91(*)(#)
  Verlust WoO 99(*) / Unterwegs WoO 101(*) / Abendlied WoO 104(*)
  Wolle Keiner mich fragen WoO 106(*) / Thränen WoO 108(*)
  Liebt er mich? WoO 109(*)
  Immerdar Liebe WoO 113(+) / Der Herbst WoO 115(+)
  Glockenklänge WoO 118(+) / Grüsse WoO 123(+) / Immer dasselbe! WoO 124(+)
  Wohin? WoO 125(+) / Die verschwiegene Nachtigall WoO(+)
  Neue Liebe, neues Leben WoO 127(+)
  Abendlied Op.108 No.1(*/+) / Das Herz Op.108 No.2(*/+)
  Ruhe Op.108 No.3(*/+)

フェリツィタス・エルプ(ソプラノ(*))
ユディト・エルプ(ソプラノ(+))
ドリアナ・チャカロヴァ(ピアノ)

録音:2011年11月28-30日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

あまり注目されることのないシュポアの歌曲がディスク1枚にわたって収録されることは珍しく、その上(#)の2曲以外はすべて世界初録音という貴重な音盤。フェリツィタス・エルプとユディト・エルプはシュトゥットガルト(ドイツ)生まれのソプラノ姉妹。(*/+)では姉妹の二重唱を聴くことができます。ドリアナ・チャカロヴァはブルガリア出身のピアニスト。


ARS 38117
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
  レチタティーヴォによる変奏曲 Op.40(1941)/ソナタ(2つの断章;1941)
 オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-)編曲:
 6つのピアノ小品 Op.19(1911/オルガン版)
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944)/マルティン・シュメーディング(1975-)編曲:
  旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌
   (リルケの小説による朗読とピアノのためのメロドラマ;1944/
   朗読とオルガンのための版)(*)

トルステン・マイヤー(朗読(*))
マルティン・シュメーディング(オルガン)

録音:2012年3月25-28日、メルカトールハレ、ドゥイスブルク、ドイツ


ARS 38118
メンデルスゾーン(1809-1847):
  序曲「真夏の夜の夢」Op.21(1826/1831)
  劇付随音楽「真夏の夜の夢」Op.61(1843)から
   スケルツォ,間奏曲,夜想曲,結婚行進曲
  交響曲第3番イ短調「スコットランド」Op.56

ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
オーラ・ルードナー(指揮)

録音:データ記載なし

交響曲第4番&第5番(ARS 38111)に続くオーラ・ルードナー&ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団によるメンデルスゾーン第2弾。スウェーデン出身の気鋭の指揮者オーラ・ルードナーはヴァイオリニスト(パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞者であり、シャーンドル・ヴェーグの助手も務めました)から指揮者に転向し、1995年にフィルハーモニア・ウィーンを創設。タスマニア交響楽団(オーストラリア;2001-2003)、ボルツァーノ・ハイドン管弦楽団(イタリア;2003-2006)の首席指揮者を歴任。2008年9月にロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任しました。


ARS 38119
エドゥアール・ラロ(1823-1892):
  チェロ協奏曲ニ短調(*)
  ディヴェルティメント(オペラ「フィエスク」のバレエ音楽;1872)
  スケルツォ
ダリウス・ミヨー(1892-1974):チェロ協奏曲第1番 Op.136(*)

ナデージュ・ロシャ(チェロ(*))
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
オーラ・ルードナー(指揮)

録音:2011年12月6-9日

ナデージュ・ロシャは1991年ジュネーヴ(スイス)生まれのチェリスト。2001年ジュネーヴ音楽院に入学し(10歳?!)ダニエル・ヘフリガーに師事、さらに2006年よりケルン音楽大学でマリア・クリーゲルに師事し、2010年3月にベルリンのコンツェルトハウスでデビューを飾った期待の新星です。


ARS 38120
フィルム・ミュージック サウンズ・オヴ・ハリウッド Vol.2
 ラロ・シフリン(1932-)/カルヴィン・カスター編曲:ミッション・インポッシブル
 ジョン・ウィリアムズ(1932-)/ポール・ラヴェンダー編曲:
  ア・トリビュート・トゥ・ジョン・ウィリアムズ
 カルロス・ガルデル(1890-1935)/ジョン・ウィリアムズ編曲:
  「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」から ポル・ウナ・カベサ
 ハンス・ジマー(1957-)/ジョン・グレネスク・モーティマー編曲:ラストサムライ
 ミクロス・ローザ(1907-1995)/ジョン・グレネスク・モーティマー編曲:ベン・ハー
 ダニー・エルフマン(1953-)/ジョン・ワッソン編曲:スパーダーマン
 エンニオ・モリコーネ(1928-)/リチャード・リング編曲:
  「ミッション」より ガブリエルのオーボエ
 ヘンリー・マンシーニ(1924-1994)/カルヴィン・カスター編曲:ピンク・パンサー
 ジェイムズ・ホーナー(1953-)/スコット・リチャーズ編曲:トロイ
 ルロイ・アンダーソン(1908-1975):「底抜けオットあぶない」より タイプライター
 モーリス・ジャール(1924-2009):「ドクトル・ジバゴ」から ララのテーマ
 ハンス・ジマー、ジェイムズ・ニュートン・ハワード(1951-)/
  ヴィクター・ロペス編曲:ダークナイト
 ニコラス・フーパー、ジョン・ウィリアムズ/ヴィクター・ロペス編曲:
  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
 ハンス・ジマー/ポール・ラヴェンダー、ロバート・ロングフィールド編曲:
  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団
シュテファン・フラース(指揮)

録音:2012年6月11-14日、ノイベリンハウス、ライヒェンバッハ、ドイツ


ARS 38121
ロシアの魂 ヴァイオリンとピアノのためのロシア音楽
 イヴァン・ハンドシュキン(1747-1804):ロシア民謡の主題による変奏曲
 ラフマニノフ(1873-1943):セレナード Op.3
 チャイコフスキー(1840-1893):ロシアの踊り Op.40 No.10
 プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ第2番 Op.94
 ショスタコーヴィチ(1906-1975)/ツィガーノフ編曲:
  4つの前奏曲 Op.34 Nos.10,15,16,24
 ラフマニノフ/ハイフェッツ編曲:ヴォカリーズ Op.34 No.14
 スクリャービン(1871-1915)/シゲティ編曲:練習曲 Op.8 No.10
 グリエール(1874-1956):ロマンス Op.3
 ラフマニノフ:ハンガリー舞曲 Op.6 No.2
 バラキレフ(1837-1910):即興曲
 グラズノフ(1865-1936):瞑想 Op.32
 チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ Op.2/感傷的なワルツ Op.51 No.6
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):くまばちの飛行

ユーリー・レーヴィチ(ヴァイオリン)
ヴァレンティーナ・バーボル(ピアノ)

録音:2012年8月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ユーリー・レーヴィチは1991年モスクワに生まれ、ガリーナ・トゥルチャニノヴァ、ヴィクトル・ピカイゼン、パーヴェル・ヴェルニコフに師事したロシアのヴァイオリスト。11歳でパガニーニのヴァイオリン協奏曲を公開演奏し天才少年ぶりを発揮。2009年にはピアニストのダニール・トリフォノフとともにカーネギー・ホール・デビューを果たしました。


ARS 38122
メイク・アップ
 J・S・バッハ(1685-1750)/フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)編曲:
  今こそ喜べ、愛するキリストのともがらよ(コラール前奏曲) BWV734
 リスト(1811-1886)/フェルッチョ・ブゾーニ編曲:
  モーツァルトの「フィガロの結婚」の2つの主題による幻想曲
 シューマン(1810-1856)/カロル・タウジヒ(1841-1871)編曲:
  スペインの歌遊び Op.74 より 密輸入者
 リスト:6つのパガニーニ大練習曲 から ラ・カンパネッラ
 アルフレート・グリュンフェルト(1852-1924):ウィーンの夜会
   (ヨハン・シュトラウス IIのワルツによる演奏会用パラフレーズ)Op.56
 J・S・バッハ/フェルッチョ・ブゾーニ編曲:
  われは御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ(コラール前奏曲)BWV639
 モーツァルト(1756-1791)/ジギスムント・タールベルク(1812-1871)編曲:
  レクイエム K.626 より ラクリモーサ
 シューマン/リスト編曲:愛の歌(献呈)
 ブラームス(1833-1897):パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
 アルフレート・グリュンフェルト:
  春の声(ヨハン・シュトラウス IIのワルツによる演奏会用パラフレーズ)Op.57

ヤンカ・シモノヴィチ(ピアノ)

録音:2013年2月11-14日

ドイツのロストックに生まれ、ロストック音楽大学でマティアス・キルシュネライトらに師事し2010年卒業、さらにチューリヒ芸術大学でコンスタンチン・シチェルバコフに師事しているピアニスト、ヤンカ・シモノヴィチのデビューCD。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストたちによる編曲作品を中心にした意欲的なプログラムです。


ARS 38123
ジークフリート牧歌
 ワーグナー(1813-1883)/ヴェスタルド・シムクス(1984-)編曲:
  イゾルデの愛の死(楽劇「トリスタンとイゾルデ」より)
 ワーグナー:幻想曲嬰ハ短調 WWV22
 ワーグナー/
  リスト(1811-1886)編曲:紡ぎ歌(オペラ「さまよえるオランダ人」より)
  グレン・グールド(1932-1982)編曲:ジークフリート牧歌

ヴェスタルド・シムクス(ピアノ)

録音:2012年5月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ラトヴィアのピアニスト、ヴェスタルド・シムクスによる「ピアノで聴くワーグナー」。


ARS 38124
モーツァルト、フンメル、ウェーバーファゴット協奏曲集
 ウェーバー(1786-1826):ファゴット協奏曲ヘ長調 Op.75
 モーツァルト(1756-1791):ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191
 フンメル(1778-1837):ファゴット協奏曲ヘ長調
 ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド Op.35

マティアス・ラーチ(ファゴット)
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮)

録音:2012年6月19-21日、10月18日、北西ドイツ・フィルハーモニー・スタジオ、ドイツ

マティアス・ラーチは1980年ベルリンに生まれ、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ・ギムナジウムでフリッツ・フィンシュに、ハノーファー音楽大学でダーグ・イェンセンに師事したドイツのファゴット奏者。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団首席奏者を経てチューリヒ・トンハレ管弦楽団およびルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者、チューリヒ音楽大学教授を務めています。


ARS 38125
ピクチャーズ 12人のピアニスト
 ムソルグスキー(1839-1881)/石川典子(1962-)編曲:
  組曲「展覧会の絵」(2台のピアノの12手連弾と4人の打楽器奏者のための)
 アレクサンデル・ヨシホフ(1940-):トッカータ(2台のピアノの16手連弾のための)
 ダニエル・シュニーダー(1961-):
  アラビア序曲「シュルーク」(2台のピアノの12手連弾のための)
 ビゼー(1838-1875)/石川典子編曲:
  カルメン幻想曲(2台のピアノの24手連弾のための)から ハバネラ(*)
 トーマス・トゥレク(1973-):無い愛の歌(3台のピアノの12手連弾のための)
 ロッシーニ(1792-1868)/フェルディナント・ヴレーデ(1827-1899)編曲:
  オペラ「ウィリアム・テル」序曲(2台のピアノの8手連弾のための)

12人のピアニスト[ディー・ツヴェルフ・ピアニステン]
 セバスティアン・バウシュ、ハイケ・ブレックマン、アニコ・ドラボン、ディーナ・エル=レイシー、
 石川典子、アンナ・コステニッチ、クリスティーネ・シャンデルマイヤー、タチアナ・シック、
 レオニード・シック、クリストフ・シシュカ、竹沢絵里子、トーマス・トゥレク

カールスルーエ打楽器アンサンブル
 マヌエル・ガイアー、サブリナ・マ、茂野洋美、ミヒャエル・シュタイナー(打楽器)

録音:2012年5月17-20日

当レーベルの名物のひとつである「多手連弾」シリーズ。「12人のピアニスト」を名乗るアンサンブルによる演奏です。(*)は2台のピアノの周りにそれぞれ6人のピアニストが陣取り、2人のピアニストが4手連弾で高音域と低音域を演奏、次に高音域演奏者が低音域に移り、高音域は次のピアニストが演奏、手の空いている奏者は蓋の空けられたピアノの弦をひっかいて音を出したりタンバリンやカスタネットを担当したりするというユニークな編曲。


ARS 38126
ヴァルター、ヴェストホフ、J・S・バッハヴァイオリンのための音楽
 ヨハン・ヤコプ・ヴァルター(1650-1717):「ケリュスの園」[Hortus Chelicus]から
   ソナタ第2番イ長調(*)/ソナティナ形式のアリア第14番ト短調(*)
 ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第2番イ短調(*)
  無伴奏ヴァイオリン組曲第5番ニ短調
 J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004

ウタ・パーペ(ヴァイオリン)
クラウス・マーダー(テオルボ(*))
オラーフ・ライマース(チェロ(*))
ヴォルフ=エッカルト・ディートリヒ(チェンバロ(*))

録音:2012年7月11-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704)とともに17世紀ドイツにおける最も重要なコンポーザー・ヴァイオリニストに挙げられるJ・J・ヴァルターとヴェストホフの作品、そして「シャコンヌ」を含むJ・S・バッハのパルティータ第2番というたいへん意欲的なプログラム。ヨハン・ヤコプ・ヴァルターはエルフルト近郊のヴィッテルダに生まれ、フィレンツェのメディチ家コージモ3世のオーケストラのヴァイオリニスト、ドレスデン宮廷楽団のコンサートマスター、マインツ選帝侯宮廷の「イタリア人」書記官を務めました。ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフはドレスデンに生まれ、ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)に師事、ドレスデン宮廷楽団員、ヴァイマール宮廷の秘書、室内楽奏者、フランス語・イタリア語教師を務めました。
ウタ・パーペはマインツの音楽一家に生まれたドイツのヴァイオリン奏者。モダーン・ヴァイオリン奏者として活躍するうちにピリオド楽器に興味を抱き、ブレーメン古楽アカデミーでトーマス・アルベルトに師事、2004年にバロック・ヴァイオリンのディプロマを取得しました。2001年よりビーレフェルト・フィルハーモニー管弦楽団に在団(2012年現在)しながら数々のバロック・アンサンブルに参加、またマスタークラスにおけるモダーンとピリオド両方のヴァイオリン講師として活躍しています。


ARS 38127
サン=サーンス(1835-1921):
  オペラ「サムソンとデリラ」から バッカナール(*)
  東洋と西洋 Op.25(*)
  オラトリオ「ノアの洪水」Op.45(+)

イザベル・ミュラー=カント(ソプラノ(+))
カロリン・シュトレッカー(アルト(+))
ダニエル・シュライバー(テノール(+))
フィリップ・ニーダーベルガー(バス(+))
シュトゥットガルト記念教会フィグラル合唱団(+)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
オーラ・ルードナー(指揮(*))
アレクサンダー・ブルダ(指揮(+))

録音:2012年4、6月

アレクサンダー・ブルダはドイツの若手合唱指揮者。ヘルムート・リリングの後継者としてシュトゥットガルト記念教会フィグラル合唱団の指揮者を務めました。


ARS 38128
ベートーヴェン、バルトーク、ブラームス弦楽四重奏曲集
 ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18 No.2(1798-1800)
 バルトーク(1881-1945):弦楽四重奏曲第3番 Sz.85(1927)
 ブラームス(1833-1897):弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.51 No.1(1873)

シューマン弦楽四重奏団
 エリック・シューマン(第1ヴァイオリン) ケン・シューマン(第2ヴァイオリン)
 後藤彩子(ヴィオラ) マーク・シューマン(チェロ)

録音:2012年8月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ドイツ人と日本人のハーフであるシューマン三兄弟を中心に2007年に結成され、アルバン・ベルク弦楽四重奏団の薫陶を受けたシューマン弦楽四重奏団のデビュー盤。2009/2010年シーズン以来デュッセルドルフ(ドイツ)のローベルト・シューマン・ホールのレジデント・アーティストを務めています。2012年2月に来日。2012年12月、ヴィオラ奏者が後藤彩子からリサ・ランダルに変わりました。


ARS 38129
色彩 フルートとピアノのためのフランス音楽
 メル・ボニス(1858-1937):フルート・ソナタ
 ドビュッシー(1862-1918):「ビリティス」(6つの古代碑銘)より
  夏の風の神,パンに祈るために,夜が幸いであるために
  クロタルを持つ舞姫のために,朝の雨に感謝するために
 アンドレ・カプレ(1878-1925):2つの小品; 夢,小ワルツ
 アンリ・デュティーユ(1916-2013):フルート・ソナタ
 フィリップ・ゴーベール(1879-1941):ロマンス
 シャルル・マリー・ヴィドール(1844-1937):組曲

マリア・セシリア・ムニョス(フルート)
ティファニー・バット(ピアノ)

録音:2012年7月23-25日

アルゼンチン出身のフルーティスト、マリア・セシリア・ムニョスのデビューCD。ティファニー・バットはカナダのピアニスト。


ARS 38130
ヤナーチェク(1854-1928):ピアノ作品集
  「草かげの小径で」第1集(全10曲)
  ソナタ変ホ長調「1905年10月1日、街頭で」
  予感/死/主題と変奏−ズデンカ変奏曲/思い出

ダナエ・デルケン(ピアノ)

録音:2012年9月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ダナエ・デルケンは1999年ヴッパータールに生まれたピアニスト。両親はドイツ人とギリシャ人で音楽一家ではありませんでしたが、4歳のときに友達の弾くピアノに興味を覚え、5歳になって Marina Kheifetzのもとでレッスンを開始、半年後にはコンクールで入賞するという神童ぶりを発揮しました。1999年3月、ユーディ・メニューインに才能を見出され援助の申し出を受けるもメニューインが数日後に急逝。2002年の終わり、11歳のときに参加したカール=ハインツ・ケンマーリングのマスタークラスにおいて彼に誘われ入門し2012年に彼が亡くなるまで師事。現在はラルス・フォークトに師事しています。


ARS 38131
グリーグピアノ・デュオ作品集 Vol.1
 グリーグ(1843-1907)/テオドール・キルヒナー(1823-1903):
  組曲「ホルベアの時代から」Op.40(1885;ピアノ四手連弾版)
  2つの交響的小品 Op.14(ピアノ四手連弾のための;1863-1864/1869)
  2つのノルウェーの旋律 Op.63(ピアノ四手連弾版;1896)
  劇付随音楽「ペール・ギュント」Op.23(1874-1875)、
   組曲「ペール・ギュント」第1番 Op.46(1888)、第2番 Op.55(1893)から
   朝 Op.46 No.1/ノルウェーの婚礼の行列 Op.19 No.2(1872)
   花嫁の略奪(イングリッドの嘆き)Op.55 No.1
   山の魔王の宮殿にて Op.46 No.1/山の魔王の娘の踊り Op.23 No.8
   オーセの死 Op.46 No.2/アラビアの踊り Op.55 No.2
   アニトラの踊り Op.46 No.3
   ペール・ギュントの帰郷(海岸での嵐の夕べ)Op.55 No.3,
   ソルヴェイの歌 Op.55 No.4

ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス(ピアノ)

録音:2012年10月15-18日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

リトアニアのピアニストによる2000年結成のデュオ、ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタスがサン=サーンス(ARS 38008, 38038)、フランク(ARS 38078)に続きグリーグのピアノ・デュオ作品に取り組みます。


ARS 38132
リャプノフ(1859-1924):ピアノ作品集 Vol.1
  沈痛なワルツ Op.20/タランテッラ Op.25/マズルカ Op.9 No.1
  マズルカ Op.9 No.2/即興ワルツ Op.23/マズルカ Op.24 No.6
  マズルカ Op.19 No.4/即興ワルツ Op.29 No.2/マズルカ Op.17 No.3
  マズルカ Op.21 No.5/即興ワルツ Op.70 No.3/マズルカ Op.31 No.7
  マズルカ Op.36 No.8

フロリアン・ノアック(ピアノ)

録音:2012年9月4-6日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

リャードフとともにチャイコフスキーや五人組の次世代を代表するロシアの作曲家リャプノフは師であるバラキレフ同様たいへん優れたピアニストでもありましたが、「12の超絶技巧練習曲」以外は演奏される機会が少ないので、この録音プロジェクトは大いに歓迎されることでしょう。フロリアン・ノアックは1990年に生まれ、4歳のときから井筒ゆか[Yuka Izutsu]に師事したというベルギーの若きピアニスト。


ARS 38133
ザハール・ブロン門下生による弦楽合奏団
 ソリストに二人の若き日本人ヴァイオリニスト!

インプレッションズ

 シベリウス(1865-1957):即興曲 Op.5 No.5
 サン=サーンス(1835-1921)/A. Lacal編曲:序奏とロンド・カプリチョーゾ Op.28(*)
 シベリウス:ロマンス ハ長調 Op.42
 ワックスマン(1906-1967):カルメン幻想曲 Op.25(+)
 ヴィエニャフスキ(1906-1967)/レーヘル・ドナート編曲:
  マズルカ第2番「クヤヴィアク」イ短調(#)
 クライスラー(1875-1962)/マルコ・クリスポ編曲:
  シンコペーション(#)/ジプシーの女(#)/スペインのセレナード(#)
 バーバー(1910-1981):アダージョ Op.11
 ファビアン・パニセリョ(1963-):
  弦楽四重奏曲 より 第3楽章「歌」(弦楽合奏編曲版)
 パガニーニ(1782-1840):無窮動 Op.11

弓新[ゆみ・あらた](ヴァイオリン(*))
服部百音[はっとり・もね](ヴァイオリン(+))
ザハール・ブロン・チェンバー(弦楽合奏)
ザハール・ブロン(ヴァイオリン(#)、指揮)

録音:2012年6月、チューリヒ放送スタジオ、スイス

ヴァディム・レーピン、マクシム・ヴェンゲーロフ、樫本大進、庄司紗矢香、川久保賜紀、神尾真由子らを輩出した名ヴァイオリン教師ザハール・ブロン(1947-)の若き門下生による弦楽合奏団ザハール・ブロン・チェンバーが当レーベルに登場。ソロを弾くのはブロンと二人の若き日本人ヴァイオリニスト。またパニセリョの「歌」では日本の「浜辺の歌」の旋律を聴くことができるなど、日本人リスナーにとってうれしい内容となっています。

弓新:1992年2月、東京生まれ。4歳のときに鈴木メゾード・ヴァイオリン教室で学び始め、続いて桐朋学園「子供のための音楽教室」で辰巳明子に師事。2002年、ザハール・ブロンと出会い、2013年現在チューリヒ芸術大学音楽学部で彼に師事している。に入室し。2003年、第57回全日本学生音楽コンクール東京大会小学校の部第1位。2004年、第4回ノヴォシビルスク国際ヴァイオリン・コンクール第1位。2006年、第10回カロル・リピンスキー&ヘンリク・ヴィエニャフスキー記念・若きヴァイオリニストたちのための国際コンクール(ルブリン)、ジュニア部門第1位。2010年、第1回ガダニーニ・コンクール(東京)第1位。

服部百音:1999年東京生まれ。5歳で益田吾郎に師事。翌年より桐朋学園大学音楽附属「子供のための音楽教室」で鈴木亜久里に師事。2007年、8歳でオーケストラと初共演しサン=サンスのヴァイオリン協奏曲を演奏。2008年1月、ザハール・ブロンの指導を受け、同年の第11回カロル・リピンスキー&ヘンリク・ヴィエニャフスキー記念・若きヴァイオリニストたちのための国際コンクール第1位。2011年よりザハール・ブロンに師事しながら東京で学業を両立。曾祖父・祖父・父はそれぞれ作曲家の服部良一(1907-1993)、服部克久(1936-)、服部隆之(1965-)。


ARS 38134
シモナ・シャトゥロヴァー グローリア
 ヘンデル(1685-1759):
  オラトリオ「ヨシュア」HWV64(1747) から Oh, had I Jubal's lyre
 J・S・バッハ(1685-1750):
  カンタータ第151番 BWV151(1725)から Süsser Trost, mein Jesus kömmt
  クリスマス・オラトリオ BWV248’1734)から Flösst, mein Heiland
  カンタータ第208番 BWV208(1713)から Schafe können sicher weiden
 ヘンデル:
  オラトリオ「メサイア」HWV56(1741)から Pifa(器楽) / Rejoice
  オラトリオ「サムソン」HWV57(1741)から Let the bright Seraphim
  カンタータ「グローリア」HWV deest(1706?;偽作)から Gloria in Excelsis Deo
 ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):
  クリスマスのためのパストラーレ イ長調(器楽)SeiH.242
 モーツァルト(1756-1791):
  主日の晩課ハ長調 K.321(1779)から Laudate Dominum
  大ミサ ハ短調 K.427(1782)から Et incarnatus est
 ズビニェク・マチェユー(1958-):Ad Te(2010)
 タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):
  Hor ch'è tempo di dormire(子守歌風宗教的カンツォネッタ;1639頃)
 ズビニェク・マチェユー:Ad Te Domine(2010)

シモナ・シャトゥロヴァー(ソプラノ)
コレギウム・マリアヌム

録音:2010年8月10-12日、鎖の聖母教会、プラハ、チェコ
前出:Artesmon, AS 738 (CD;廃盤)

シモナ・シャトゥロヴァーはブラチスラヴァ(スロヴァキア)生まれのソプラノ。コレギウム・マリアヌムは17世紀音楽の演奏のため1997年にプラハで創設されたピリオド楽器アンサンブル。


ARS 38135
ファンタジー ヴィオラとピアノのための音楽
 シューマン(1810-1856):おとぎの絵本 Op.113(1851)  ブラームス(1833-1897):ヴィオラ・ソナタ ヘ短調 Op.120 No.1(1894)
 ヒンデミット(1895-1963):ヴィオラ・ソナタ ヘ長調 Op.11 No.4(1918/1919)
 シューマン:幻想小曲集 Op.73(1849)

原麻理子[はら・まりこ](ヴィオラ)
有吉亮治(ピアノ)

録音:2012年11月26-28日

原麻理子:1984年、東京都生まれ。桐朋女子高等学校音楽科を経て、2007年、桐朋学園大学音楽学部を卒業。2005年4月、大学3年で国際的ヴィオリスト今井信子氏にヴィオリストとしての素質を見抜かれヴィオラに転向。今井信子氏に「日本人でまれにみる国際的に活躍できる大型ヴィオリスト」 と評される。2006年より今井信子氏のもとジュネーブ音楽院ソリストディプロマに学び、2009年満場一致の首席で卒業。同時にすべての楽器の最高位として Albert Luillin 賞を授与される。今井信子氏と10カ月にわたり演奏旅行に同行し、ヴェトナムハノイ、静岡、東京でデュオを共演。2000年、 江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第1位。2006年、ブラームス国際コンクール・ヴィオラ部門にて第2位。これまでに日本フィルハーモニー、ジュネーブ音楽院オーケストラと共演。ジュネーブ、在米日本大使館、ヴェローナ、東京(JTアートホール)にてリサイタル開催。2010年10月よりケルン音楽院に在籍。ケルンに拠点に、タカーチ主宰のカメラータベルリーブ、アムステルダムソロイスツ、MIRピアノカルテット等のメンバーとして活動。2008年よりロームミュージックファンデーション奨学生。(森音楽事務所ウェブサイトより転載、一部修整)

有吉亮治[ありよし・りょうじ]
宮崎県出身。東京芸術大学でピアノを迫昭嘉に師事。2003年より文化庁奨学生としてジュネーヴ音楽院に留学しパスカル・ドゥワイヨンに師事。2008年よりロームミュージックファンデーション奨学生としてジャン=クロード・ペヌティエに師事。2000年、日本音楽コンクール第1位。2006年、カントゥ国際ピアノ・コンクール第2位、アンドラ国際ピアノコンクール第3位。2008年、ジュネーヴにてヴィオラ奏者今井信子と共演。2013年現在、東京芸術大学非常勤講師。


ARS 38136
テレマン、ヘンデル、ファッシュソナタ、トリオ・ソナタと協奏曲集
 ヘンデル(1685-1759):
  リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ヘ長調 HWV389
 ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):
  オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための協奏曲ニ短調
   FWV L:d6(*)
 ヘンデル:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 HWV371
 テレマン(1681-1767):
  リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a4
  2つのリコーダーと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ヘ長調 TWV42:F7
  リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト短調
   TWV42:g9
 ヘンデル/ロルナメント編曲:
  オペラ「リナルド」HWV7 より アリア「Vo far guerra」
   (チェンバロのカンデンツァ:ヘンデル&ウィリアム・バベル(1690-1723)作)

アンサンブル・ロルナメント
 ユリアーネ・ホイティエル(リコーダー) カタリーナ・ホイティエル(ヴァイオリン)
 ヨナタン・ペシェク(チェロ) セバスティアン・ヴィーナント(チェンバロ)
 ゲスト:
  スザンネ・レーゲル(オーボエ) レベカ・ルソ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  メラニー・フラオー(ファゴット)

録音:2012年9月5-8日

アンサンブル・ロルナメントはバーゼル・スコラ・カントールムで学んだ4人の演奏家により2001年に創設されたピリオド楽器アンサンブル。


ARS 38137
オマージュ
 バリオス、タレガ、メルツ、カステルヌオーヴォ=テデスコ
ギターのための音楽
 アグスティン・バリオス(1885-1944):
  ワルツ Op.8 No.4/ワルツ Op.8 No.3/大聖堂
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):
  ヴェルディの「椿姫」による幻想曲/アルハンブラの思い出
 ヨハン・カスパール・メルツ(1806-1856):
  オペラ・レビュー Op.8 から さまよえるオランダ人(No.34)
  セレナード(原曲:シューベルト、D.957 No.4)
  愛の便り(原曲:シューベルト、D.957 No.1)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  ソナタ ニ長調「ボッケリーニへのオマージュ」Op.77

アルミン・エッガー(ギター)

録音:2013年1月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

アルミン・エッガーは1975年オーストリアのグラーツに生まれ、エリーザベト・イルムラーおよびハインツ・イルムラー(グラーツ音楽大学)、ティモシー・ウォーカー(ロンドン王立音楽アカデミー)に師事、1999年にジュリアン・ブリーム賞を獲得したギタリスト。2013年現在グラーツ音楽大学、ヨゼフ・フックス音楽院(グラーツ)、ウィーン音楽院で教職に就きながら世界的な演奏活動を行っています。本人のディスコグラフィによれば、これは彼にとって10年ぶりのディスク録音となるようです。


ARS 38138
ワーグナー(1813-1883):
 ヴァイオリン、チェロ、ハルモニウム、ピアノの四重奏のためのオペラ編曲集

 レオポルト・ヴェニンガー(1879-1940)編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「さまよえるオランダ人」序曲
  オペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より 静かな炉辺で
 レオ・アルトク(1885-1935)編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「パルシファル」より 聖金曜日の音楽
 トーマス・ペールケン(1970-)編曲:
  マティルデ・ヴェーゼンドンクの詩による5つの歌(*)
 アルフレート・パーゲル(1885-1948)編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「ローエングリン」より 第1幕前奏曲
 レオポルト・ヴェニンガー編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「ローエングリン」より エルザのオルトルートへの戒め
 アウグスト・ヴィルヘルミ(1845-1908)/ロマンティック四重奏団編曲:
  「アルバムの綴り ハ長調」によるロマンス イ長調
 レオポルト・ヴェニンガー編曲/ロマンティック四重奏団編曲:
  オペラ「リエンツィ」より 序曲

スザンヌ・マクロード(メゾソプラノ(*))
ロマンティック四重奏団
 ヴァシーリー・ヴォローニン(ヴァイオリン(*)) エドワード・ジョン・セモン(チェロ(+))
 ヨアヒム・ディースナー(ハルモニウム(#)) マルクス・メルクル(ピアノ(**))

使用楽器:
 1760年、パリ、ジョゼフ・ガッフィーノ製(*)/1922年、ミラノ、ジュゼッペ・オルナーティ製(+)
 1867年頃、パリ、ドバン[Debain]製(#)/1890年頃、ライプツィヒ、ペルツィーナ製(**)

ユニークな編成で聴かせる「室内楽になったワーグナー・オペラ」。(*)はロマンティック四重奏団のための新編曲版。


ARS 38139
フランソワ・クサヴィエ・ポワザ ピアノオーケストラ
 リスト(1811-1886):メフィスト・ワルツ第1番 S.514(1859-1861)
 ストラヴィンスキー(1882-1971):「ペトルーシュカ」からの3つの断章
 チャイコフスキー(1840-1893)/ミハイル・プレトニョフ(1957-)編曲:
  バレエ組曲「くるみ割り人形」(Op.71a)
 チャイコフスキー/サムイル・フェインベルク(1890-1962)編曲:
  交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74(1893)より 第3楽章(スケルツォ)
   (フェインベルク Op.31 No.3(1942))
 ビゼー(1838-1875)/アルカーディ・ヴォロドス(1972-):
  オペラ「カルメン」(1875)より 第3幕への間奏曲(アラゴネーズ)

フランソワ・クサヴィエ・ポワザ(ピアノ)

録音:2013年4月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

フランソワ・クサヴィエ・ポワザ(1989年生まれ)はアレクセイ・ゴロヴィン(ジュネーヴ)、エフゲニー・コロリョフ(ハンブルク)に師事した、ロシア派とも言えるフランス系スイスのピアニスト。12歳の時にマルタ・アルゲリッチの招きにより日本で行われたパシフィック・ミュージック・フェスティヴァルに出演。第14回チャイコフスキーー国際コンクール(2011)では入賞こそ逃しましたがその演奏がセンセーションを巻き起こし審査員特別賞を贈られました。


ARS 38140
アウレリア・シムクス スケルツォ
 シューマン(1810-1856):ピアノ・ソナタ第2番 Op.22
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31 No.3
 リスト(1811-1886):スケルツォと行進曲

アウレリア・シムクス(ピアノ)

録音:2013年7月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

アウレリア・シムクスは1997年11月ラトヴィアのリガに生まれたピアニスト。4歳でピアノを始め、9歳でラトヴィアの青少年ピアニスト・コンクール優勝、11歳で初リサイタル。当録音時で満15歳という若さです。


ARS 38141
ローベルト&クララ・シューマン協奏曲集
 ローベルト・シューマン(1810-1856):
  4つのホルンと大管弦楽のための協奏曲ヘ長調 Op.86(*)
 クララ・シューマン(1819-1896):ピアノ協奏曲イ短調 Op.7
 ローベルト・シューマン/ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(1948-)復元・補筆:
  ピアノ協奏曲ニ短調
 クララ・シューマン/ヨゼフ・デ・ベーンハウアー補筆・管弦楽配置:
  ピアノ協奏曲ヘ短調

エレーナ・マルゴーリナ(ピアノ(*以外))
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団ホルン四重奏団(*)
フォクトランド・フィルハーモニー管弦楽団
ドロン・サロモン(指揮)

録音:時期の記載なし、ノイベリンハウス、ライヒェンバッハ、ドイツ
前出:FCD 369390(CD、廃盤)

当レーベル初期のベストセラーのひとつがハイブリッドSACDで再登場。


ARS 38142
ヴァイオリン、ヴィオラと2つのチェロのためのロマンティック音楽
 アレンスキー(1861-1906):
  ヴァイオリン、ヴィオラと2つのチェロのための四重奏曲 Op.35(1894)(*)
 エルネスト・ザウター(1928-):
  チェロ独奏と弦楽三重奏のためのロマンティック音楽(2005)(+)
 チャイコフスキー(1840-1893)/エルネスト・ザウター編曲:
  チェロ独奏と弦楽三重奏のためのアンダンテ・カンタービレ Op.posth(1888)(+)

カトリン・テン・ハーゲン(ヴァイオリン(*))
レオニー・テン・ハーゲン(ヴァイオリン(+))
ボルゲ・テン・ハーゲン(ヴィオラ)
マルテ・テン・ハーゲン(チェロ)
マティアス・バルトロメイ(チェロ)

録音:2013年8月30日-9月3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ユニークな編成で書かれた弦楽作品を取り上げたアルバム。4人のテン・ハーゲンは1982〜1990年ドイツのシュタインフルトに生まれ、テン・ハーゲン弦楽四重奏団を構成する姉弟。マティアス・バルトロメイは1985年ウィーン生まれ。


ARS 38143
シャウシュピール(劇) 管楽五重奏のための音楽
 ベートーヴェン(1770-1827):五重奏曲変ホ長調 Op.103(1792頃)
 エウリコ・カラパトゾ(1962-):5つの悲歌 Op.11(1997)
   ベラ・バルトークに,ジェルメーヌ・タイユフェールに,
   アントン・ヴェーベルンに,オリヴィエ・メシアンに,
   イーゴリ・ストラヴィンスキーに
 ジェルジュ・リゲティ(1923-2006):6つのバガテル(1953)
 スティーヴン・モンタギュー(1943-):トゥーレ・ウルティマ(1999)
 アントニオ・ロゼッティ(1750頃-1792):五重奏曲変ホ長調
 ジャック・イベール(1890-1962):3つの小品(1930)
 エドゥアルド・ディ・カプア(1865-1917):オ・ソレ・ミオ(1898)

アンサンブル・カリオン
 ドーラ・シェレシュ(フルート) エギルス・ウパトニエクス(オーボエ)
 エギールス・シェーフェルス(クラリネット) ダーヴィド・M.A.P.・パルムクヴィスト(ホルン)
 ニルス・アナース・ヴェステン・ラーセン(ファゴット)

録音:2013年5月26-30日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

アンサンブル・カリオンは2002年に創設されたデンマークの管楽五重奏団。シェレシュはハンガリー、ウパトニエクスとシェーフェルスはラトヴィア、パルムクヴィストとヴェステン・ラーセンはデンマーク出身。


ARS 38144
マリー・フリーデリケ・シェーダー アモール
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):アモール Op.68 No.5
 モーツァルト(1756-1791):
  オペラ「後宮からの逃走」K.384 から 序曲(*)
  オペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527 から さあ、かわいい人(ツェルリーナのアリア)
 ヘンデル(1685-1759):
  オペラ「リナルド」HWV7a/7b から 私を泣かせてください(アルミレーナのアリア)
 パーセル(1659-1695):
  オペラ「ディドーとエネアス」から 私が地中に横たえられる時(ディドーのアリア)
 テレマン(1681-1767):
  オペラ「ゲルマニクス」から 残酷な記憶(アグリッピナのアリア)
 ヴェーバー(1786-1826):オペラ「魔弾の射手」Op.77 から
   死んだ私の従姉の見た夢よ(エンヒェンのアリア)
 グノー(1818-1893):
  オペラ「ロミオとジュリエット」から 私は夢に生きたい(ジュリエットのアリア)
 フロトー(1812-1883):オペラ「マルタ」から
   夏の名残りのばら,まことの恋人のもとへ行く(ハリエットのアリア)
 ドリーブ(1836-1891):
  オペラ「ラクメ」から 若いインドの娘はどこへ?(ラクメのアリア「鐘の歌)

マリー・フリーデリケ・シェーダー(ソプラノ)
フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団
シュテファン・フラース(指揮)

録音:2013年7月15-19日、フォクトラントハレ、グライツ、ドイツ

マリー・フリーデリケ・シェーダーはオペラ歌手を両親に持つドイツのコロラトゥーラ・ソプラノ。2008年のライプツィヒ・バッハ・コンクール第1位。2009年よりハレ・オペラに所属し活躍しています。


ARS 38145
ベートーヴェン、ドビュッシー、R・シュトラウスヴァイオリン・ソナタ集
 ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30 No.1
 ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18

リヴ・ミグダル(ヴァイオリン)
マリアン・ミグダル(ピアノ)

録音:2013年11月11-13日

ドイツのヴァイオリン奏者リヴ・ミグダルのデビュー・ディスク。1988年ヘルネに生まれ、1994年よりクリスティアーネ・フートカープに師事。2010年ヨーロッパ・ヤマハ音楽振興会国際弦楽器コーンクール第1位。マリアン・ミグダルは1948年ポーランド生まれのドイツのピアノ奏者・音楽教授でリヴの父親。


ARS 38146
ラヴェル(1875-1937):オーケストラル&ヴィルトゥオーゾ・ピアノ作品集
  夜のガスパール(1908)
  「ダフニスとクロエ」からの3曲
   (1912;ヴァンサン・ラルデル編曲、ピアノ独奏版)(*)
   ダフニスの優雅な踊りと軽快な踊り,
   交響的断章:夜想曲、間奏曲と戦士たちの踊り,
   ダフニスとクロエの場面
  水の戯れ(1901)/ラ・ヴァルス(1919-1920;作曲者によるピアノ版)
  亡き王女のためのパヴァーヌ(1899)

ヴァンサン・ラルデル(ピアノ)

録音:2013年11月5-7日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

フランスのピアニスト、ヴァンサン・ラルデルによる注目のラヴェル。ラヴェルの弟子ヴラド・ペルルミュテール(1904-2002)に師事したウルグアイのピアニスト、カルロス・セブロに学んだラルデルはラヴェルの曾孫弟子にあたります。自らピアノ・リダクションした(*)は世界初録音。


ARS 38147
東の印象 ヴァイオリンとピアノのための音楽
 プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
 ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ
 バルトーク(1881-1945):狂詩曲第1番 Sz.86
 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」Op.16

カトリン・テン・ハーゲン(ヴァイオリン)
クリスティーナ・ライト=イヴァノヴァ(ピアノ)

録音:2013年10月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

カトリン・テン・ハーゲン1982年ドイツのシュタインフルトに生まれ、14歳でニュルンベルク交響楽団をバックにデビューしたヴァイオリン奏者。ベルリン芸術大学でアンチェ・ヴァイトハースに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でイゴール・オジムに、ボストンのニューイングランド音楽院でドナルド・ワイラースタインに師事。ソロの他、弟妹と結成したテン・ハーゲン弦楽四重奏団のリーダーとしても活躍しています。


ARS 38148
ロシアの管弦楽曲をピアノで トランスクリプション&パラフレーズ集
 フロリアン・ノアック(1990-)編曲/
  チャイコフスキー(1840-1893):組曲「白鳥の湖」
   情景/ワルツ/モデラート/ロシアの踊り
  ラフマニノフ(1873-1943):オペラ「アレコ」からの組曲
   序奏/女たちの踊り/男たちの踊り
  リムスキー=コルサコフ(1844-1908):交響組曲「シェエラザード」Op.35
   海とシンドバッドの船/カランダール王子の物語/若い王子と王女
   バグダッドの祭り−海−船は青銅の騎士のある岩で難破−終曲
  リャードフ(1855-1914):魔法にかけられた湖 Op.62
  チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」

フロリアン・ノアック(ピアノ)

録音:2014年1月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

録音時点で23歳、ベルギーの新星フロリアン・ノアックがその編曲の才をもあらわにした驚きのディスク。絢爛なオーケストレーションで知られる「シェエラザード」をも四手ではなく二手用に書き換え、弾ききってしまいます。フロリアン・ノアックは12歳でエリーザベト王妃シャペル・ミュジカルの天才児コース受講者に選ばれ、15歳でベルギー国内の8つのコンクール優勝。16歳でケルン音楽大学に入りロシアのピアニストで作曲家のヴァシーリー・ロバノフに師事、ここでロシア音楽への理解を深めたと思われます。ノアックのロシア管弦楽曲のピアノ編曲スコアは出版されており、ドミートリー・バシキーロフ、シプリアン・カツァリス、ボリス・ベレゾフスキーといった技巧派ピアニストたちにも採用されています。


ARS 38149
プレヴィン、ショスタコーヴィチ、ベラウアーチェロとピアノのための作品集
 アンドレ・プレヴィン(1929-):チェロ・ソナタ(1993)
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 ヨハネス・ベラウアー(1979-):パッサカリア(2012)

マティアス・バルトロメイ(チェロ)
クレメンス・ツァイリンガー(ピアノ)

録音:2014年2月10-13日

マティアス・バルトロメイは1985年ウィーンに生まれたチェロ奏者で、父はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者のフランツ・バルトロメイ。ウィーン音楽大学で学んだ後ザルツブルク・モーツァルテウム大学に進み2010年に卒業。2011年以来2014年現在ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとカメラータ・ザルツブルクのソリスト(首席奏者)を務めています。このCDがデビュー盤となります。プレヴィンのソナタは彼がモーツァルテウム大学卒業試験の際に演奏した曲。ヨハネス・ベラウアーはクラシックとジャズの両分野で活躍する作曲家。


ARS 38150
ピアノのための幻想曲集
 シューベルト(1797-1828):幻想曲ハ長調「さすらい人」Op.15 D.760
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):幻想曲嬰ヘ短調
 シューマン(1810-1856):幻想曲ハ長調 Op.17

ダナエ・デルケン(ピアノ)

録音:2014年1月13-15日

デビューCD「ヤナーチェク:ピアノ作品集」(ARS 38130)が弊社にとって意外にも(ごめんなさい)好セールスだったダナエ・デルケンのセカンドCD。
ダナエ・デルケンは1999年ドイツのヴッパータールに生まれたピアニスト。両親はドイツ人とギリシャ人で音楽一家ではありませんでしたが、4歳のときに友達の弾くピアノに興味を覚え、5歳になって Marina Kheifetzのもとでレッスンを開始、半年後にはコンクールで入賞するという神童ぶりを発揮しました。1999年3月、ユーディ・メニューインに才能を見出され援助の申し出を受けるもメニューインが数日後に急逝。2002年の終わり、11歳のときに参加したカール=ハインツ・ケンマーリングのマスタークラスにおいて彼に誘われ入門し2012年に彼が亡くなるまで師事。2014年現在ラルス・フォークトに師事しています。


ARS 38151
ロシアの時 ラフマニノフ、プロコフィエフ、カプースチンピアノ作品集
 ラフマニノフ(1873-1943):6つの楽興の時 Op.16
 プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ第2番ニ短調 Op.14
 カプースチン(1937-):8つの演奏会用練習曲 Op.40 から
   前奏曲/夢/トッカティーナ/冗談

マリオ・ヘリング(ピアノ)

録音:2014年5月26-28日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

マリオ・ヘリングは1989年ドイツのハノーファー生まれ、ベルリン育ちのピアニスト。父はドイツ人、母は日本人で、すでに数回の来日演奏歴があります。ファビオ・ビディーニ、カール=ハインツ・ケンマーリング、ラルス・フォークトに師事。


ARS 38152
変則調弦された2つのヴァイオリンと通奏低音のための音楽
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 TWV42:d6 [a-e'-a'-d'']
 不詳:変則調弦された2つのヴァイオリンのためのソナタ
    (パリ国立図書館蔵、ロスト写本、No.111) [a-e'-a'-cis''](*)
 W.V.S.(不詳):変則調弦された2つのヴァイオリンのためのソナタ
    (クロムニェジーシュ宮殿(チェコ)蔵、Sig.A644) [a-e'-a'-e''](*)
 ヤン・イグナーツ・フランチシェク・ヴォイタ(1660頃-1725頃):
  ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のためのパルティア・アマビリス
    (パリ国立図書館蔵、ロスト写本、No.151)
     [ヴァイオリン:a-e'-a'-d''/ヴィオラ:d-a-d'-a']
 不詳:変則調弦された2つのヴァイオリンのためのバレット
    (ケルンテン州立博物館(オーストリア)蔵、Sig.M73) [a-e'-a'-d''](*)
 ヨハン・エラスムス・キンダーマン(1616-1655):
  「カンツォーニ・ソナーテ」(1653)から カンツォン第7番 [a-e'-a'-cis''](*)
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1620/1623頃-1680):
  変則調弦された2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
    (クロムニェジーシュ宮殿蔵、Sig.A747) [a-d'-a'-d''](*)
 不詳:2つのヴァイオリンのためのソナタ
    (クロムニェジーシュ宮殿蔵、Sig.A506b) [h-e'-h'-e''](*)
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:
  変則調弦された2つのヴァイオリンのためのソナタ
    (クロムニェジーシュ宮殿蔵、Sig.A639)
     [第1ヴァイオリン:c'-g'-c''-f''/第2ヴァイオリン:f-c'-g'-c'']
 ヨハン・エラスムス・キンダーマン:
  「カンツォーニ・ソナーテ」から カンツォン第8番) [b-f'-b'-d'](*)
 ダーヴィト・ポーレ(1624-1695):
  変則調弦された2つのヴァイオリンのためのソナタ
    (パリ国立図書館蔵、ロスト写本、No.24) [a-e'-a'-cis'']
 ゲオルク・フィリップ・テレマン:
  2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲イ長調 TWV Anh.42:A1
     [a-e'-a'-cis'']

デア・ムジカーリシェ・ガルテン
 ヘルマン・エチェベリ・チャモロ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
 カロリーネ・エチェベリ・クレム(ヴァイオリン)
 アンネカトリン・ベラー(チェロ) ダニエラ・ニートハマー(チェンバロ、オルガン)
 ジュゼプ・マリア・マルティ・ドゥラン(テオルボ)

録音:2014年1月9-12日、聖パンタレオン教会、ゾロトゥルン、スイス

個性的な音色を求めて弦楽器に通常とは異なる調弦を施す変則調弦(スコルダトゥーラ)で書かれた作品を収集して演奏した興味深いディスク。(*)は世界初録音。上記の [ ] 内に調弦(通常のヴァイオリン:g-d'-a'-e'')を示しました。デア・ムジカーリシェ・ガルテンはヘルマン・エチェベリ・チャモロとカロリーネ・エチェベリ・クレムが2011年に創設、2012年にアンネカトリン・ベラーとダニエラ・ニートハマーを通奏低音奏者に迎えました。全員がバーゼルのスコラ・カントールムの卒業生または現役学生(2014年現在)。17世紀ドイツ音楽、とりわけ変則調弦のレパートリーの発掘と紹介を活動の中心とするユニークなアンサンブルで、当盤がデビューCDとなります。


ARS 38153
スラヴ貴族 スクリャービン、コセンコピアノ作品集
 アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):詩曲 Op.32(1903)
 ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):2つの伝説詩曲 Op.12(1921)(*)
 アレクサンドル・スクリャービン:10のマズルカ Op.3(1888-1890)から
   ロ短調(No.1)/ト短調(No.3)/嬰ニ短調(No.5)
 ヴィクトル・コセンコ:3つのマズルカ Op.3(1916-1923)(*)
   嬰ヘ短調/変ニ長調/嬰ハ短調
 アレクサンドル・スクリャービン:ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19(1897)
 ヴィクトル・コセンコ:ソナタ第2番嬰ハ短調 Op.14(1924)(*)

ヴィオリーナ・ペトリチェンコ(ピアノ)

録音:2014年4月7-9日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ともに貴族の血を引く作曲家、ロシアのスクリャービンとウクライナのヴィクトル・コセンコ。スクリャービンはショパンを、コセンコはショパンとスクリャービンを範としたと言われており、当盤では二人の作風を対比する構成がとられています。ヴィオリーナ・ペトリチェンコはウクライナのザポリージャに生まれ、ウクライナ国立チャイコフスキー音楽アカデミーで学んだ後ドイツに渡りヴァイマルのフランツ・リスト音楽大学およびケルン音楽大学でヤコプ・ロイシュナーに師事、2014年現在エッセンのフォルクヴァング音楽大学でエフゲニー・シナイスキーに師事しているピアニスト。(*)世界初録音。


ARS 38154
東の光 東欧の聖歌集
  Antiphon(17世紀、現ロシア)
  Osanna Angeli et archangeli(14-15世紀、チェコ)
  Hospodine, pomiluj ny(14世紀、チェコ)
  Pane Boze, studnice dobroty(16世紀、チェコ)
  Sswjatyj Bozhe(17世紀、ロシア)
  Issaije lykuji(推定13世紀、現ウクライナ)
  Recordare - Ave tu rosa(12世紀、チェコ)
  Bogurodzica(15世紀の版、ポーランド)
  O regina, lux divina(15世紀、チェコ)/Dies est letitiae(15世紀、チェコ)
  Primo tempore(14世紀、チェコ)/Izhe cheruwimy(17世紀、ロシア)
  S namy Boho(16世紀、ウクライナ)/Sswjetje tichij(17世紀、ロシア)
  Dnes bdyt Iuda(17世紀、ウクライナ)/Plotiju usnuv(17世紀、ロシア)
  Surrexit Christus Hodie(15世紀、チェコ)/O anhelos(ビザンチン)
  Angjel wopijasche(17世紀、ロシア)/Pascha krassenaja(16世紀、ウクライナ)
  Dnjes blagodat(17世紀、ロシア)
  Chvaliz cirkev svata matka - Psallat ecclesia(14世紀、チェコ)
  Svaty Vaclave(12/15世紀、チェコ)/Presulis eminenciam(15世紀、ポーランド)
  Benedic regem cunctorum - Magnificet(14世紀、ポーランド)
  Veni sancte spiritus(15世紀、チェコ)

ステラ・マリス・バジレア(ア・カペラ・アンサンブル)
 ヴェロニカ・ホリガー=レンショフスカー、テティアナ・ポルト=ルトセンコ、
 ヴィッテ=マリア・ヴェーバー(歌)

録音:2013年12月6日、ライヴ、カルトジオ教会、バーゼル孤児院、バーゼル、スイス

ステラ・マリス・バジレアは2001年バーゼルで創設された女声アンサンブル。中世・ルネサンスの教会および世俗音楽のみならず、メンバーの出身地であるチェコ、ウクライナ、スイスの民謡もレパートリーとしています。重厚に歌われることが多い東欧の聖歌をシンプルな女声アカペラで堪能できます。


ARS 38155
室内管弦楽版「マーラーの9番」!
マーラー
(1860-1911)/クラウス・ジーモン編曲:
  交響曲第9番(1909/室内管弦楽版;2012)

アンサンブル・ミニ
ジュールズ・ゲイル(指揮)

録音:2014年4月、ライヴ、ベルリン

ドイツのピアニスト・指揮者・編曲家・楽譜校訂家クラウス・ジーモンによる新編曲版の世界初録音。楽器編成は第1ヴァイオリン1、第2ヴァイオリン1、ヴィオラ1、チェロ1、コントラバス1、フルート1、オーボエ1、クラリネット2、ファゴット1、ホルン2、トランペット1、アコーディオン1、ピアノ1、打楽器2。この編曲を委嘱・初演したアンサンブル・ミニはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団アカデミーの学生たちとイギリスの指揮者ジュールズ・ゲイルにより2010年に創設された最大20人のアンサンブル。


ARS 38156
(1SACD)
シューマン・カルテット
 モーツァルト(1756-1791):弦楽四重奏曲第21番ニ長調(プロシャ王セット第1番)K.575
 アイヴズ(1874-1954):弦楽四重奏曲第2番(1911-1913)
 ヴェルディ(1813-1901):弦楽四重奏曲ホ短調(1873)

シューマン弦楽四重奏団
 エリック・シューマン(第1ヴァイオリン) ケン・シューマン(第2ヴァイオリン)
 リサ・ランダル(ヴィオラ) マーク・シューマン(チェロ)

録音:2014年6月11-14日、福音教会、ホンラート、ドイツ

ドイツ人と日本人のハーフであるシューマン三兄弟を中心に2007年に結成され、アルバン・ベルク弦楽四重奏団の薫陶を受けたシューマン弦楽四重奏団のセカンドCD。


ARS 38157
(1SACD)
北の光 ヴァイオリンと弦楽のための北欧音楽
 オーレ・ブル(1810-1880):山の上の孤独 [Solitude sur la Montagne] (1849)
 ペーテリス・ヴァスクス(1946-):
  ヴォクス・アモーリス [Vox amoris] (ヴァイオリンと弦楽合奏のための幻想曲;2009)
 クット・アッテルベリ(1887-1974):
  ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽合奏のための組曲第3番 Op.19 No.1(1917)(*)
 アンデシュ・エリアソン(1947-2013):ヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲(1992)
 シベリウス(1865-1957):ヴァイオリンと弦楽合奏のための組曲 Op.117(1929)

カトリン・テン・ハーゲン(ヴァイオリン)
イタマール・リンゲル(ヴィオラ)
フォルクヴァング室内管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮)

録音:2014年6月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

前作「東の印象」(ARS 38147)に続き今回は北欧のヴァイオリン音楽に取り組んだカトリン・テン・ハーゲン。1982年ドイツのシュタインフルトに生まれ、14歳でニュルンベルク交響楽団をバックにデビュー。ベルリン芸術大学でアンチェ・ヴァイトハースに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でイゴール・オジムに、ボストンのニューイングランド音楽院でドナルド・ワイラースタインに師事。ソロの他、弟妹と結成したテン・ハーゲン弦楽四重奏団のリーダーとしても活躍しています。ブルはノルウェー、アッテルベリとエリアソンはスウェーデン、ヴァスクスはラトヴィアの作曲家。


ARS 38158
フルートとハープのための協奏曲集
 ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):
  イ・センティメンティ・ディ・カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
   [I sentimenti di Carl Philipp Emanuel Bach]
   (原曲:カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ作曲
   「ヴァイオリンを伴うクラヴィーア幻想曲」(1787)/
   フルート、ハープと弦楽合奏のための編曲版;1982)
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
  フルート、弦楽合奏とチェンバロのための協奏曲ニ短調 Wq.22(1747)
 モーツァルト(1756-1791):
  フルート、ハープと弦楽合奏のための協奏曲ハ長調 K.299(297c)

マリア・セシリア・ムニョス(フルート)
サラ・オブライエン(ハープ)
バーゼル室内管弦楽団

録音:2014年3月7-9日、マルティン教会、ミュールハイム、ドイツ

マリア・セシリア・ムニョスはアルゼンチン出身のフルート奏者。サラ・オブライエンは20年以上にわたってロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団およびミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ハープ奏者を務めています(2014年現在)。


ARS 38159
(1SACD)
はかなき人生 チェロとギターによるスペインと南米の音楽
 グラナドス(1867-1916):オペラ「ゴイェスカス」間奏曲
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
 グラナドス:12のスペイン舞曲 から オリエンタル
 ファリャ:はかなき人生
 ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品
 ガスパル・カサド(1897-1966):愛の言葉
 エグベルト・ジスモンチ(1947-):水とワイン
 アストル・ピアソラ(1921-1992):リベルタンゴ
 セルジオ・アサド(1952-):メニーノ
 アストル・ピアソラ:ナイトクラブ/オブリビオン(忘却)
 カルロス・ガルデル(1890-1935):ボルベル(帰郷)
 アグスティン・ララ(1897-1970):グラナダ

ナデージュ・ロシャ(チェロ)
ラファエル・アギレ(ギター)

録音:2014年1月27-29日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ナデージュ・ロシャは1991年ジュネーヴ(スイス)生まれのチェリスト。2001年ジュネーヴ音楽院に10歳で入学しダニエル・ヘフリガーに師事、さらに2006年よりケルン音楽大学でマリア・クリーゲルに師事し、2010年3月にベルリンのコンツェルトハウスでデビュー。前作「ラロ&ミヨー:チェロ協奏曲」(ARS 38119)は当レーベルのベストセラーのひとつです。ラファエル・アギレはホアキン・クレルチに師事したスペインのギタリスト。


ARS 38160
グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466

アンドレアス・ドムヤニク(ピアノ)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮)

録音:2013年12月16-18日、ロイトリンゲン、ドイツ

アンドレアス・ドムヤニクは1995年、リヒテンシュタイン公国の首都ファドゥーツに生まれ、2014年現在オーストリアのグラーツ音楽大学在学中のピアニスト。2003年から2011年までリヒテンシュタインでのコンクール優勝を続けた天才少年で、当録音時点でも18歳。


ARS 38161
(1SACD)
情熱のタンゴ
 カルロス・ガルデル(1890-1935):ジェラシー(GW,FK,AW)
 ホセ・ブラガト(1890-1935):グラシエラとブエノス・アイレス
 アストル・ピアソラ(1921-1992):
  オブリビオン(忘却)(GW,FK,AW)/フーガと神秘(GW)
  アディオス・ノニーノ(FR,FK,AW)/天使の死(GW,FK,AW)/天使のミロンガ(DB,FK,AW)
 カルロス・ガルデル:ポル・ウナ・カベサ(GW,FK,AW)
 アストル・ピアソラ:
  ル・グラン・タンゴ/リベルタンゴ(GW,FK,AW)/悪魔のロマンス(FK,AW)

編曲:ゲリト・ヴンダー(GW)、フェデリコ・ルイス(FR)、ドロテー・バデント(DB)、
    フリードリヒ・クラインハプル(FK)、アンドレアス・ヴォイケ(AW)

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)

録音:2014年5月16-18日、リスト・ホール、グラーツ、オーストリア


ARS 38162
(1SACD)
女性作曲家のピアノ三重奏曲集
 クララ・シューマン(1819-1896):ピアノ三重奏曲ト短調 Op.17(1846)
 レベッカ・クラーク(1886-1979):ピアノ三重奏曲(1921)
 アルバ・ローザ・ヴィエター(1889-1979):
  ピアノ三重奏曲イ短調(1951)(*)/カンツォネッタ(1939)(*)

ストリオーニ三重奏団
 バルト・ファン・デ・ルル(ピアノ) ワウテル・フォッセン(ヴァイオリン)
 マルク・フォッセン(チェロ)

録音:2014年7月1-3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

アルバ・ローザ・ヴィエターはアルバ・ローザとしてイタリアに生まれたヴァイオリニスト・ピアニスト・作曲家。1919年ニューヨークでオランダ人ビジネスマンのヤン・フレーセマン・ヴィーターと結婚し改姓しました。綴りは「Viëtor」でオランダ語的には「フィエトル」が近いと思われますが、夫婦共に北米で活躍したので英語的かつウムラウトを生かしたヴィエターとしました。慣用と異なるかもしれません。(*)は世界初録音。ストリオーニ三重奏団は1995年に結成されたオランダのピアノ・トリオ。


ARS 38164
(1SACD)
祝祭コンサート
 ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):合奏協奏曲ト短調「クリスマス協奏曲」Op.8 No.6
 J・S・バッハ(1685-1750):
  フルート、弦楽と通奏低音のための組曲(管弦楽組曲)第2番ロ短調 BWV1067(*)
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲集「四季」から 冬 ヘ短調 Op.8 No.4(**)
 テレマン(1681-1767):
  オーボエ・ダモーレ、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調 TWV51:A2(+)
 コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲ト短調「クリスマス協奏曲」Op.6 No.8
 ヘンデル(1685-1759):トランペット、弦楽と通奏低音のための組曲ニ長調(#)
 J・S・バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 から アリア
 J・S・バッハ:シェメッリ歌曲集 から まぶねのかたえに BWV469

ベルンハルト・クリー(フルート(*))
アンドレアス・ローレンツ(オーボエ・ダモーレ(+))
マティアス・シュムツラー(トランペット(#))
スザンネ・ブラニー(ヴァイオリン(**))
ドレスデン・カペルゾリステン
ヘルムート・ブラニー(指揮)

録音:2013年12月8日、ヴィラ・ヒューゲル、エッセン、ドイツ

ドレスデン・カペルゾリステンはシュターツカペレ・ドレスデンのソリストたちを中心とする日本でもおなじみのアンサンブル。


ARS 38165
福井美穂のピリオド・ファゴットによるヴィヴァルディ!
 ヴィヴァルディ
(1678-1741):ファゴット協奏曲集
  協奏曲イ短調 RV498/協奏曲ハ長調 RV472/協奏曲ト短調 RV495
  オペラ「ジュスティーノ」RV717 から 序曲の弟1楽章
  協奏曲ニ短調 RV481/協奏曲変ロ長調「夜」RV501

福井美穂(ファゴット)
アンサンブルF
 川原千真(第1ヴァイオリン) 三輪真樹(第2ヴァイオリン)
 宮崎桃子(ヴィオラ) 田崎瑞博(チェロ) 菅間周子(ヴィオローネ)
 金子浩(アーチリュート) 平野智美(チェンバロ)

録音:2013年10月2-3日、神奈川県立相模湖交流センター、日本

アントニオ・ヴィヴァルディについては、器楽作品(協奏曲、交響曲、管弦楽ソナタ)だけでも現在517曲というおびただしい作品が彼の作曲したももとされている。特定のソロ楽器を指定して書かれた協奏曲は、そのおよそ3分の2にあたる343曲を数える。とりわけ愛好されたのがヴァイオリンで、この楽器のために書かれた228の協奏曲が完全な形で残されている。それと並んで、驚くべきことに39曲ものファゴット協奏曲が自筆譜で存在している。それらはこのCDに収録した5楽章からなる協奏曲「夜」RV501と未完成と思われる2曲を除くと、全て3楽章構成である。ヴィヴァルディの存命中に出版されたものはなかった。大部分は1720年以後の作曲と推定される。
福井美穂
12歳よりファゴットを本格的に始め、東京藝術大学付属音楽高等学校に入学、その後、東京藝術大学音楽学部に進学、霧生吉秀氏に師事。在学中より小林道夫氏率いるバッハ・カンタータ・クラブに所属し、バロック音楽における通奏低音と出会う。同大学卒業後、渡独しフランクフルト音楽大学にてマシュー・ウィルキー、リューベック音楽大学にてフォルカー・テスマンの各氏に師事。フランクフルト音楽大学在学中に、ミヒャエル・シュナイダー氏のもとで、バロック時代の室内楽の演奏にも集中的に取り組み、これが、その後のバロック時代の音楽に携わる出発点となる。バロック・ファゴットを本格的に学ぶため、2003年にスイスへ移り、バーゼル古楽音楽院にてバロック・ファゴットをドナ・アグレル、ドゥルツィアンをジョゼプ・ボラスの各氏に師事。2008〜2009年、バーゼル音楽院にてモダン・ファゴットをセルジオ・アッツォリーニ氏に師事。
これまでにバロック、そしてモダン・ファゴットをスイス、ドイツ、日本の数々のオーケストラやアンサンブルと共演してきた。2008年、カプリッチョ・バロックオーケストラ・バーゼルにソリストとして招かれ、J・ハイドンのシンフォニア・コンチェルタンテ変ロ長調 Hob.1:105を共演。2010年にはS・アッツォリーニと同オーケストラで初期クラシックの作曲家J・W・ヘルテルによる2本のファゴットのためのシンフォニアを録音した。2009年、アンサンブルFを結成し、A・ヴィヴァルディのファゴット協奏曲の演奏に取り組んでいる。
アンサンブルF
2009年に福井美穂の発案で結成されたアンサンブルで、18世紀の音楽を中心に演奏活動を展開。A・ヴィヴァルディのファゴット協奏曲を古楽器で演奏することに主眼をおき、その音楽の美しさ、溢れ出る活力を紹介してきた。アンサンブルの中心的メンバーはバーゼル古楽院の卒業生で、2009〜2011年にかけてスイス国内にて精力的に演奏活動を行った。2013年東京にてリサイタルを開催し、それがこのCDを作る契機となった。
(以上、ブックレットに記載の日本語解説文より)。


ARS 38166
(1SACD)
プレイエルの秘宝 Vol.1
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  弦楽四重奏曲ヘ長調 Ben359(1792)
  弦楽四重奏曲ロ長調 Ben360(1792)
  弦楽四重奏曲ニ長調 Ben361(1792)

イグナツ・プレイエル弦楽四重奏団
 ライムント・リッシー、ドミニク・ヘルスベルク(ヴァイオリン)
 ローベルト・バウアーシュタッター(ヴィオラ)
 ベルンハルト・ナオキ・ヘーデンボルク(チェロ)

録音:2014年6月3−4日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア

全収録曲が世界初録音。


ARS 38168
(1SACD)
アディンセル、ロータ、ピアソラピアノ協奏曲集
 リチャード・アディンセル(1904-1977):ワルソー・コンチェルト
 ニーノ・ロータ(1911-1979):コンチェルト・ソワレ
 アストル・ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季(*)/天使の死(タンゴ)

ドンカ・アンガチェヴァ(ピアノ)
セルゲイ・シネルニコフ(ヴァイオリン(*))
ペーター・マンツ(チェロ(*))
フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団
シュテファン・フラース(指揮)

録音:2014年8月26-29日、ノイベリンハウス、ライヒェンバッハ・イン・フォクトラント、ドイツ

ドンカ・アンガチェヴァはブルガリアのピアニスト。ウィーン音楽大学でハインツ・メジモレツに師事。Gramolaレーベルにリストの作品の録音があります。


ARS 38169
(1SACD)
ジョン・ダウランド(1563-1626):目覚めよ、甘き愛 リュート・ソング集
  Awake, sweet love thou art returned
  A Fantasie(ロバート・ダウランド(1591頃-1641)作曲)(*)
  My thoughts are wing'd with hopes (Sir John Souch's gaillard)
  Come away, come sweet love / Can she excuse my wrongs
  Sir John Smith, his almain(*) / All ye whom love or fortune hath betrayed
  Time stands still / Think'st thou then by thy feigning / Solus cum sola(*)
  I saw my lady weep / Away with these self-loving lads / A shepherd in a shade
  Shall I strive with words to move / Now cease my wand'ring eyes
  A piece without title(*) / Sorrow, stay / Mourn, day is with darkness fled
  In darkness let me dwell / Lachrimae(*) / Come, heavy sleep

デイヴィッド・ムンダーロー(テノール(*以外))
ユリアン・ベーア(リュート)

録音:2014年2月4-6日、聖パンタレオン教会、ゾロトゥルン、スイス

ダヴィート・ムンダーローはアメリカ合衆国に生まれ、スイスを本拠に活躍するテノール。バーゼルのスコラ・カントールムでゲルト・テュルクに師事。アントニー・ルーリーとの協同を重ねイングランドのリュート・ソングへの興味と理解を深めました。ユリアン・ベーアは同じくスコラ・カントールムでホプキンソン・スミスに師事したドイツのリュート奏者。


ARS 38170
(1SACD)
新星ユーリー・レーヴィチの「八季」!
 ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」
 ピアソラ(1921-1992):「ブエノスアイレスの四季」

ユーリー・レーヴィチ(ヴァイオリン)
マンハイム・クアプファルツ室内管弦楽団
ヨハネス・シュレーフリ(指揮)

録音:2014年9月13-16日、プファルツバウ劇場、ルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン、ドイツ

1991年モスクワ生まれ、ヴィクトル・ピカイゼン(モスクワ音楽院)およびパーヴェル・ヴェルニコフ(ウィーン音楽院)門下のヴァイオリニスト、ユーリー・レーヴィチ。「International Classical Music Awards [ICMA] Young Artist of the Year 2015」に選出された、今後大躍進が期待される新星アーティストです。


ARS 38171
(1SACD)
オーラ・ルードナー&ヴュルテンベルク・フィルハーモニー
 モーツァルト(1756-1791):
  オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲変ホ長調 K.297b(*)
 ハイドン(1732-1809):交響曲第44番ホ短調「悲しみ」Hob.I:44
 ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第8番ヘ長調 Op.93

ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ(*))
セバスティアン・マンツ(クラリネット(*))
マルク・グルーバー(ホルン(*))
テオ・プラート(ファゴット(*))
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
オーラ・ルードナー(指揮)

録音:2014年2月、11月、場所の記載なし

スウェーデン出身の気鋭の指揮者オーラ・ルードナーはヴァイオリニスト(パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞者であり、シャーンドル・ヴェーグの助手も務めました)から指揮者に転向し、1995年にフィルハーモニア・ウィーンを創設。タスマニア交響楽団(オーストラリア;2001-2003)、ボルツァーノ・ハイドン管弦楽団(イタリア;2003-2006)の首席指揮者を歴任。2008年9月にロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任しました。


ARS 38172
(1SACD)
スイス在住のピアニスト、池井博美 デビューCD!
J・S・バッハ アスペクテ
 J・S・バッハ(1685-1750):
  トッカータ ホ短調 BWV914
  6つの小前奏曲 BWV933-938
  フランス組曲第2番ハ短調 BWV813
  フランス風序曲 BWV831 YouTubeで視聴可能(リンク可)

池井博美(ピアノ)

録音:2014年11月25-27日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
使用楽器:Steinway D3

池井博美
宮崎県に生まれ、5歳よりピアノを始める。青木道子を始め、葛西寛俊、故志賀のぞみ、山田力各氏に師事。故山田順之介のもとでソルフェージュを学ぶ。福岡女学院高校音楽科を卒業後ドイツに渡り、ドイツ国立リューベック音楽大学ディプロム過程ピアノ科に入学。コンスタンツェ・アイクホルスト氏に師事。在学中よりバロック音楽に力を入れており、ハンス・ユルゲン・シュノア氏のもとでチェンバロを学ぶ。同大学で演奏学科、そして教育学科でディブロムを取得した後、スイスに渡りスイス国立チューリヒ芸術大学マスター課程室内楽科に入学。フリーデマン・リーガー氏のもとで学ぶ。
現代ピアノという土壌で、バッハの音楽にさらなる発展をもたらすために2014年同大学にてチェンバロ科に入学。ミヒャエル・ビール氏のもとでバロック音楽の知識を深めている。
2006年、ウィーン国際ピアノコンクール(オーストリア)にて第3位を受賞。2007年、アメリカ・ニューヨークでソリストとしてマンハッタン室内オーケストラと共演を果たす。2013年、バッハ国際ピアノコンクール(ヴュルツブルグ)でファイナリスト。
スイスをはじめ、ドイツや日本などでピアニスト・室内楽者・チェンバリストとして演奏活動を行っている。(ブックレットより)

ブックレットに西尾洋氏(作曲家・ピアノ講師)による日本語解説とドイツ語訳を記載。「アスペクテ」(Aspekte)は「相」「姿」「視点」「観点」等を意味するドイツ語の名詞「Aspekt」の複数形です。


ARS 38173
(1SACD)
ブリュートナーの歴史的ピアノで聴く
シューベルト、ショパン、シューマン
晩年のピアノ作品集
 シューベルト(1797-1828):3つのピアノ小品 Op. posth. D.946
   変ホ短調/変ホ長調/ハ長調
 ブラームス(1833-1897):6つのピアノ小品 Op.118
   間奏曲イ短調/間奏曲イ長調/バラード ト短調/間奏曲ヘ短調
   ロマンス ヘ長調/間奏曲変ホ短調
 ショパン(1810-1846):
  マズルカ ト短調 Op.67 No.2/マズルカ イ短調 Op.67 No.4
  マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4/ラルゴ 変ホ長調

マリア・ガブリシ(ピアノ)

録音:2014年9月22-24日、バーゼル、スイス
使用楽器:1874年、ブリュートナー製(ゲオルク・ゼン所有)

ブラームスにおいてはまさに「ピリオド楽器」と言えるブリュートナーのロマンティック・ピアノ(Ars Produktionの表記ではフォルテピアノ)による演奏。マリア・ガブリシはポーランドのワルシャワに生まれ、フリデリク・ショパン音楽大学(ワルシャワ)でテレサ・マナステルスカに、ルツェルン音楽大学(スイス)でイヴァン・クンランスキーにモダーン・ピアノを師事。バーゼル・スコラ・カントールム(スイス)でイェスパー・クリステンセンにピリオド鍵盤楽器を師事。Arco Divaレーベルにショパンのピアノ作品集の録音があります。


ARS 38174
(1SACD)
フランセ、トマジ、ジョリヴェ、ヴィラ=ロボスファゴット協奏作品集
 ジャン・フランセ(1912-1997):ファゴットと11の弦楽器のための協奏曲(1979)
 アンリ・トマジ(1901-1971):ファゴットと弦楽とハープのための協奏曲(1961)
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):
  ファゴット、弦楽、ハープとピアノのための協奏曲(1954)
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):7つの音の輪(ファゴットと弦楽のための;1933)
 ジャン・フランセ:ファゴットと弦楽合奏のためのディヴェルティメント(1942)

マティアス・ラーチ(ファゴット)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮)

録音:2013年5月21-24日、2014年3月19-20日


ARS 38175
(1SACD)
ソロ・フルート Vol.5 近現代(1960年から2000年まで) 無伴奏フルートのための音楽
 エディソン・デニソフ(1929-1996):フルートのためのソロ(1972)(*)
 福島和夫(1930-):冥(1962)
 アンリ・トマジ(1901-1971):レ・シクラード [Les Cyclades] (エーゲ海の島々)(*)
   イオス(祈願)/ナクソス(愛の歌)/デロス(羊飼いの踊り)
 ロベルト・ムチンスキ(1929-2010):無伴奏フルートのための前奏曲 Op.18(1968)
 ルドルフ・エッシャー(1912-1980):モノローグ(1969)
 ゲアハルト・ブラウン(1932):格言 [Aphorismen] (1972)から 第2番,第5番(*)
 アヴラハム・アムザラグ(1941-):孤独 [Desolation] (1973)(*)
 イサン・ユン(1917-1995):
  フルートのための練習曲 から グランドフルートのためのアレグレット(*)
 ゲアハルト・ブラウン:マニフィカト(1979)(*)
 トリスタン・クーリス(1946-1996):幻想曲(1976)
 アンリ・プスール(1929-2009):屈曲 I [Flexions I] (ボードレールのために;1979)(*)
 エディソン・デニソフ:無伴奏フルートのための2つの小品(1983)(*)
   パストラーレ/運動
 マルク・コピトマン(1929-2011):哀歌 [Lamentation] (1984)(*)
 ヴオジミェシュ・コトンスキ(1925-2014):牧歌 [Bucolica] (1989)から(*)
   銘文 [Inscriptio]/聞こえぬ者 [Surdis]
 エリオット・カーター(1908-2012):
  私は風に書く [Scrivo in vento] (ペトラルカの詩による;1991)
 武満徹(1930-1996):エア [Air] (1995)
 ハインツ・ホリガー(1939):フルート独奏のための小アリア [Petit Air] (2000)(*)

ミリヤム・ナスタシ(フルート)

録音:2014年9月9-11日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die Soloflote, Edition Peters Nr. 8641」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第5巻。(注:2015年4月10日現在、Edition Peters社のウェブサイトでは第5巻の発売が確認できません。) オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。(*)世界初録音。


ARS 38176
(1SACD)
夢の色 サクソフォン、ヴァイオリンとピアノのための音楽
 ミヨー(1892-1974):
  サクソフォン、ヴァイオリンとピアノのための組曲「荷物のない旅行者」Op.157b
 ジャン=リュック・ドフォンテーヌ(1965-):夢の色 [Couleurs d'un Reve]
 ラッセル・ピーターソン(1969-):
  アルトサクソフォン、ピアノとヴァイオリンのための三重奏曲(2007)
 マルク・エイシェンヌ(1933-2012):歌と踊り [Cantilene et Danse] (1961)
 チャイコフスキー(1840-1893)/ディヴィッド・デブーア・キャンフィールド(1950-)編曲:
  バレエ「くるみ割り人形」からの3つの舞曲
   金平糖の踊り/アラビアの踊り/トレパーク(ロシアの踊り)
 ガーシュウィン(1898-1937)/フョードル・ルーディン(1992-)編曲:
  アルトサクソフォン、ピアノとヴァイオリンのための3つの小品(*)
   サマータイム/アイ・ガット・リズム/そんなことはどうでもいいさ
 ピアソラ(1921-1992)/フラトレス・トリオ編曲:オブリビオン(忘却)(*)

フラトレス・トリオ
 ハイラペト・アラケリアン(サクソフォン) フョードル・ルーディン(ヴァイオリン)
 ルドルフス・ヴァンクス(ピアノ)

録音:2014年8月1-3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

アルメニアのハイラペト・アラケリアン(1991年エレバン生まれ)、ロシアのフョードル・ルーディン(1994年モスクワ生まれ)ラトヴィアのルドルフス・ヴァンクス(1984年のリガ生まれ)が2012年に結成したフラトレス・トリオのデビューCD。「フラトレス」はラテン語で「兄弟」の意。クラシカルなサクソフォン・レパートリーとしても貴重な作品ばかりであり、(*)は世界初録音と推測されます。


ARS 38177
(1SACD)
インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団 Vol.1
 パウル・フオン(1872-1940)/ファビアン・ミュラー編曲:
  組曲 Op.89(1832;ヴァイオリン、チェロと弦楽合奏のための版)(*/+)
 ファビアン・ミュラー(1964-):
  クレーのための協奏曲(チェロ、弦楽合奏と2つのホルンのための;2007)(+)
 エルネスト・ブロッホ(1880-1959)/ファビアン・ミュラー編曲:
  バール・シェム(1923;ヴァイオリンと弦楽合奏のための版)(*)
 オネゲル(1892-1955):交響曲第2番(弦楽合奏とトランペットのための;1941)

カミラ・シャッツ(ヴァイオリン(*))
ピ=チン・チェン[簡碧青](チェロ(+))
インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団
ルーベン・ガザリアン(指揮)

録音:2015年1月、ライヴ、フェストザール、インゴルシュタット、ドイツ

1964年にソヴィエト連邦グルジア共和国の首都トビリシに創設されたグルジア国立室内管弦楽団はソ連崩壊の影響で放浪の楽団となり、アウディ(自動車メーカー)とインゴルシュタット貯蓄銀行の支援を得てインゴルシュタット(バイエルン州、ドイツ)を新たな本拠と定め、インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団(Georgisches Kammerorchester Ingolstadt、略称 GKO Ingolstadt)と改称。2014年に創設50周年、2015年に移転25周年を迎えました。ルーベン・ガザリアンはアルメニア出身の指揮者。2015年1月インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団の首席指揮者に就任しました。


ARS 38178
(1SACD)
ラヴェル、シュミットピアノ協奏作品集
 ラヴェル(1875-1937):左手のためのピアノ協奏曲ニ長調(1929-1930)
 フローラン・シュミット(1870-1958):
  遠くに聞こえる…(ピアノと管弦楽のための版;1929)(*)
 ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(1929-1931)

ヴァンサン・ラルデル(ピアノ)
オーズ交響楽団
ダニエル・カフカ(指揮)

録音:2015年2月23-27日、メシアン・ホール、グルノーブル、フランス

(*)世界初録音。


ARS 38179
(1SACD)
1920年代のサウンド ブロッホ、ラヴェル、エネスクヴァイオリン・ソナタ集
 エルネスト・ブロッホ(1880-1959):ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調(1920)
 ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリン・ソナタ ト長調(1922)
 ジャック=アルフォンス・ド・ゼーガン(1955-):二重奏曲「スペインの思い出」
 ジョルジュ・エネスク(1881-1955):
  ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調「ルーマニア民俗風」Op.25(1926)

シュテファン・タララ(ヴァイオリン)
ローラ=エヴェリン・ヴァコヴァ=タララ(ピアノ)

録音:2015年3月10-12日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

1920年代に書かれたブロッホ、ラヴェル、エネスコのソナタと、対置的に取り上げられたベルギーの現代作曲家ド・ゼーガン(デ・ゼーガント)の作品。シュテファン・タララは1986年ドイツのハイデルベルク生まれ、ザハール・ブロンに師事したヴァイオリニスト。2011年ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール第3位。2014年ジョルジュ・エネスク国際ヴァイオリン・コンクール第1位。ローラ=エヴェリン・ヴァコヴァ=タララは1990年ブルガリアのプロヴディフ生まれ。二人は夫婦です。


ARS 38180
(1SACD)
シューマン(1810-1856):
  ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
  4つの夜曲 Op.23
  暁の歌 Op.133

カスパール・フランツ(ピアノ)

録音:2015年2月17-19日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

カスパール・フランツは1980年ドイツのキールに生まれたピアニスト。ピアニスト・指揮者ユストゥス・フランツ(1944-)の甥です。レナーテ・クレチュマー=フィッシャー、エリーザベト・レオンスカヤに師事。ソロの他、チェロ奏者ユリアン・アルプと組んだデュオ・アルプ・フランツとしての活動も知られています(Genuinレーベル)。ソリストとしてのデビューCD「J・S・バッハ:フランス組曲」(ARS 38115)も好評を博しました。


ARS 38181
(1SACD)
イタリアのクリスマス
 [主の降誕のアンティフォナ]
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):カプリッチョ・パストラーレ
 グレゴリオ聖歌:何を見たか、羊飼いらよ [Quem vidistis pastores]
 チプリアーノ・デ・ローレ(?-1565)/
  ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(確認できる活躍期:1594頃):
  天使が羊飼いたちに告げた [Quem vidistis pastores]
 グレゴリオ聖歌:天使と共に天の大軍が現れた [Facta est cum Angelo]
 ウルバーニ・ロート(確認できる活躍期:1622頃):
  天のいと高き所には神に栄光あれ [Gloria in excelsis Deo]
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1571頃-1630):
  3声のシンフォニア(ソナタ第13番)
 グレゴリオ聖歌:幼児が今日生まれたもうた [Parvulus filius hodie natus est]
 [新年の日]
 ボニファツィオ・グランツィアーニ(1604-1664):
  来たれ、羊飼いらよ [Venite pastores] (独唱のための)
 クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):
  急げ、羊飼いらよ! [Currite pastores!] (リトルネッロ付き)
 ヨハン・シュメルツァー(1623頃-1680):3声のソナタ・パストラーレ
 不詳(15世紀):われらに生まれたもう [Puer nobis nascitur] (カンティレーナ)
 ヤン=ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):われらに [Puer nobis] (2つの旋法による)
 アレッサンドロ・グランディ(1586-1630):3声のシンフォニア
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  キリスト、すべての救い主 [Christe Redemptor omnium]
 ビアージョ・マリーニ(1594-1663):天の星々と共に [Con le stelle in ciel]
 ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):めでたし、幼児 [Salve puellule]

ダグマル・シャシュコヴァー(ソプラノ)
ヤン・ファン・エルザッカー(テノール)
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
 ジャン・テュベリ(リコーダー、コルネット[ツィンク]、コルネット・ミュート、指揮)
 ステファニー・プフィステル(ヴァイオリン) ルカス・ペレス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 フィリップ・グリスヴァール(オルガン、チェンバロ)
 ニコラ・アクテン(テオルボ、トリプルハープ、バロックギター、バリトン(弦楽器))

録音:2014年12月19-23日、サリニー教会、サリニー、フランス


ARS 38182
(1SACD)
過去の新色 サクソフォンとアコーディオンのための音楽
 ヘンデル(1685-1759):ソナタト短調 Op.1 No.2 HWV360
 バルトーク(1881-1945):ルーマニア民俗舞曲集
 ドビュッシー(1862-1918):シリンクス
 ベルク(1885-1935):4つの小品
 ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲ト短調「夜」RV439
 J・S・バッハ(1685-1750):フランス組曲第2番ハ短調 BWV813
 ペンデレツキ(1933-):3つのミニアチュール
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
 ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史 から カフェ 1930,ナイトクラブ 1960

デュオ・アリアーダ
 ミハウ・クノト(サクソフォン) ボグダン・ラケティチ(アコーディオン)

録音:2015年3月24-26日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ


ARS 38185
(1SACD)
ブルーハウスへの招待 バーゼルのルーカス・サラシン・コレクション所収のトリオ・ソナタ
 ヤン・ヴァーツラフ・スタミツ(1717-1757):トリオ イ長調
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):3声のソナタ・ノットゥルナ ニ長調
 ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700頃-1775):3声のソナタ イ長調
 アントン・フィルス(1745-1801):トリオ ニ長調
 カレル・スタミツ(1745-1801):3声のソナタ ト長調
 ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ:3声のソナタ ニ長調
 ジャコモ・コンティ:トリオ ト短調
 ガエターノ・プニャーニ(1731-1798):トリオ・ソナタ変ホ長調

デア・ムジカリッシェ・ガルテン
 ヘルマン・エチェベリ・チャモロ、カロリーネ・エチェベリ・クレム(ヴァイオリン)
 アネカトリン・ベラー(チェロ) ダニエラ・ニートハマー(チェンバロ、オルガン)

録音:2015年4月27-30日、ヌグラー=ザンクト・パンタレオン教会、ドルネック、スイス

絹製品で財を成したスイスの富豪兄弟ルーカス・サラシン(1730-1802)とヤコプ・サラシン(1742-1802)が建築家ザムエル・ヴェーレンフェルス(1720-1800)に依頼しバーゼルに建てた2つのバロック様式の館「ブルー&ホワイトハウス」。音楽を愛しヴァイオリン、コントラバス奏者でもあったルーカス・サラシンが所有したブルーハウスにはパイプオルガンが備えられ、オーケストラのための楽器がすべて揃えられていました。当盤にはルーカス・サラシンが収集した大量の楽譜から選ばれた楽曲が演奏されています。


ARS 38186
(1SACD)
ヘンデル、ヴィヴァルディトリオ編成による協奏曲とアリア集
 ヘンデル(1685-1759):オペラ「リナルド」HWV7 から 序曲
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調 RV522(ニ短調に移調)
 ヘンデル:オペラ「ラダミスト」HWV12 から
   いつまでなのか、冷酷な運命よ [Quando mai, spietata sorte] (アリア)
 ヴィヴァルディ:室内協奏曲ト長調 RV101
 ヘンデル:
  トリオ・ソナタ ハ短調 HWV 386a
  オペラ「リナルド」HWV7 から
   風よ、旋風よ、この足にお前たちの翼をくれ [Venti, turbini, prestate] (アリア)
 ヴィヴァルディ:
  チェロと通奏低音のためのソナタ変ロ長調 RV45/室内協奏曲ニ長調 RV92
 ヘンデル:
  オペラ「リナルド」HWV7 から 私を泣かせてください [Lascia ch'io pianga] (アリア)

アンサンブル・ロルナメント
 ユリアーネ・ホイティアー(リコーダー) カタリーナ・ホイティアー(ヴァイオリン)
 ヨナタン・ペシェク(チェロ) セバスティアン・ヴィーナント(チェンバロ)
 [ゲスト]
 シャイ・クリブス(オーボエ) メラニー・フラオー(ファゴット)
 朝吹園子(ヴァイオリン、ヴィオラ) カーチャ・ポーリン(ヴィオラ)
 アレクサンドル・フォスター(チェロ) ジュゼプ・マリア・マルティン・ドゥラン(テオルボ、バロックギター)

録音:2014年10月25-28日、ヌグラー=ザンクト・パンタレオン教会、ドルネック、スイス

アンサンブル・ロルナメント自身の編曲により、オペラ・アリアも器楽のみで演奏。


ARS 38187
(1SACD)
昇る太陽 イタリア・コロラトゥーラ・アリア集
 ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):
  オペラ「オリンピアーデ」から わかってください [Tu di saper procura](*)
 モーツァルト(1756-1791):
  おお、大胆なアルバーチェよ…この父の抱擁ゆえに
   [O temerario Arbace... Per quel paterno amplesso] K.79(73d)
 ベレニーチェに…昇る太陽 [ Berenice... Sol nascente] K.70
 トンマーゾ・トラエッタ(1727-1779):オペラ「アルミーダ」から
   私は何も求めず、何も愛さない [Io non cerco](*)
   私は行く、しかし私は守る、神よ [Parto, ma lascio, o Dio](*)
 ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):オペラ「捨てられたディドーネ」から
   理由もなく、報われず [Non ha ragione, ingrato](*)
 モーツァルト:オペラ「ポントの王ミトリダーテ」K.87 から
   私を脅かす運命から [Al destin che la minaccia]
 ニコロ・ピッチンニ(1728-1800):オペラ「チェッキーナ」から
   怒った女の激しさよ [Furia di donna irata]

シャルロッテ・シェーファー(ソプラノ)
ノイエ・デュッセルドルファー・ホーフムジーク
ミヒャエル・プライザー(指揮)

録音:2014年7月15-19日、クンスストパラスト美術館ローベルト・シューマン・ホール、デュッセルドルフ、ドイツ

(*)世界初録音。


ARS 38189
(1SACD)
アイデンティティ
 シマノフスキ、ヤナーチェク、ドビュッシー、シュルホフ
ヴァイオリン・ソナタ集
 シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9
 ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.148(140)
 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):ヴァイオリン・ソナタ
 ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7
 シマノフスキ:夜想曲とタランテッラ Op.28

ノエ・乾[イヌイ](ヴァイオリン)
マリオ・ヘリング(ピアノ)

録音:2015年7月7-9日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

日本人の父・ギリシャ人の母を持つノエ・乾とドイツ人の父・日本人の母を持つマリオ・ヘリングのデュオ。


ARS 38190
(1SACD)
ヴィヴァルディ(1678-1741):「四季」(*)
テレマン(1681-1767):組曲「ドン・キホーテ」

ズザネ・ブラニー(ヴァイオリン(*))
ドレスデン・カペルゾリステン
ヘルムート・ブラニー(指揮)

録音:2015年1月21-23日、5月4-5日、ルカ教会、ドレスデン、ドイツ

CD

FCD 344301
クリスマスを待つ クリスマスの詩と音楽
  もろびと声あげ/明日サンタクロースがやって来る/愛の思い
  クリスマス夜想曲/間奏曲/ブルレスク/ジングル・ベル
  きよしこの夜

エルマー・グムシュ(語り;ドイツ語)
ハインツ=ヤコプ・シュペルマンス(ピアノ)

制作:1988年


FCD 44302
ラテン・クラシックス
 パット・メセニー:ジェイムズ+
 ラダメース・ニャタリー:コルタ・ジャカ*/ヴァルス*
 アントニオ・ラウロ:
  ラ・ネグラ/アンゴストゥーラ/エル・マラビーノ/ナターリャ
 バーデン・パウエル:カント・デ・オサーニャ
 パオロ・ベリナーティ:コンタートス
 ロナルド・ディエンス:タンゴ・エン・スカイ
 エルネスト・レクオーナ:ラ・コンパルサ
 アントニオ・カルロス・ジョビン:サンバ・ド・アヴィアン
 ピンティン・カステジャーノス:ラ・プニャラーダ
 ロドリーゴ・リエラ:カンシオン・カロレーニャ
 ジョアン・デバスティアーノ・タパジョス:ブリンケード・パラ・オ・ジュニオル

アルノルド・モレーノ(ギター)
アンドリーナ・ロサレス・ロドリゲス(フルート)*
イスマエル・バリオス(パーカッション)+

制作:1997年

アルス・ポプリ(Ars populi)シリーズ。


FCD 44303
イマージュ・ダモール サロン音楽
 チャイコフウスキー:無言歌
 シベリウス:悲しいワルツ
 フィビヒ:詩曲
 エルガー:愛のあいさつ
 ハンス・ツァンダー:バルカンのカフェハウス 他(全19曲)

アンサンブル・ナルシスス

録音:1997年3月22-23日、シュトゥットガルト、ヴォーンシュティフツ・アウグストリウム、
    劇場ホール

アルス・ポプリ(Ars populi)シリーズ。


FCD 44304
ソング(ズ)・オヴ・パラダイス
 ヤコブ・ガーデ:ラ・カメローネ(メキシコ舞曲)/ジェラシー
 グリーグ:晩春
 マスネ:タイースの瞑想曲
 ラルフ・エルヴィン:奥様お手をどうぞ 他(全20曲)

アンサンブル・ナルシスス

録音:2001年4月17-19日、キルヒハイム、テック=センタース大ホール

アルス・ポプリ(Ars populi)シリーズ。


FCD 368301
プフィツナー:歌曲集
 ハンス・プフィツナー(1869-1949):
  3つの歌曲 Op.5
  5つの歌曲 Op.11
  古い歌 Op.33

リゼロッテ・ゲッツ(ソプラノ)
ルドルフ・シュヴァルツ(ピアノ)

制作:1987年


FCD 368302
ヴォルフ、シューマン:歌曲集
 フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):イタリア歌曲集〜19曲
 シューマン:リーダークライス Op.39

リゼロッテ・ゲッツ(ソプラノ)
ウード・ゲーフェ(ピアノ)

制作:1988年


FCD 368303
バロック・カンタータ&モテット集
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  葬送カンタータ「さあ、汝ダニエルよ、行け」*
 レオンハルト・レヒナー(1553頃-1606):死よ、苦き胆汁よ
 ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):汝の持つものを守れ
 ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731):われらの悲しみ
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):ヌンク・ディミティス
 フランチェスコ・アントニオ・ヴァロッティ(1697-1780):
  おお、すべての者たちよ
 ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):われは常に主をたたえん+

ウルリケ・ヘスラー(ソプラノ)* フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(バス)*
マルティナ・リンス(ソプラノ)+
トマス・ロイバー(指揮)
カペラ・ピッコラ(合唱) ほか

録音:1986年10月、1988年3月、ツォンス、聖マルティヌス教会


FCD 368304
宗教的ホルン音楽
 カール・スティーグラー(1876-1932):
  聖フーベルトのミサ(ホルン5部合奏のための)##
 ブルックナー(1824-1896):汝は何もかも美しい
   (アルト独唱とホルン合奏のためのアンティフォン;1878)*/##
 作曲者不詳:マリア・ムンディ
   (アルト独唱、ディスカントホルンとオルガンのための1715)*/++/**
 ブルックナー:ヴィントハークのミサ ハ長調
   (アルト独唱、2つのホルンとオルガンのための;1842)*/+/#/**
 アンリ・ショシエ:おお、救いのいけにえ
   (アルト独唱、ホルンとオルガンのための)*/+/**
 マルクス・ヘリング(1969-):パルティータ・サクロ・プロファーナ
   (ホルン合奏のための;1988)##

コルネリア・ヴルコプフ(アルト)* ヨハネス・スクドリク(オルガン)**
マンフレート・ノイキルヒャー(ホルン)+、(ディスカントホルン)++
ウルリヒ・ケプル(ホルン)#、(指揮)## アルゴイ・ホルン合奏団##

制作:1988年

ブルックナーの珍しい宗教作品ほか、ホルン・ファン必携のアイテム。


FCD 368305
ブラームス、ドヴォルザーク:歌曲集
 ブラームス:
  4つの厳粛な歌 Op.121
  アルト、ヴィオラとピアノのための2つの歌 Op.91*
 ドヴォルザーク:聖書による歌曲集 Op.99

コルネリア・ヴルコプフ(アルト)
ローラント・メツガー(ヴィオラ)*
クラウス・シルデ(ピアノ)

制作:1988年


FCD 368306
フルートとピアノのためのヴィルトゥオーゾ・プログラム音楽
 テオドア・ブルーマー(1881-1964):
  動物界から Op.57a/植物王国から Op.57b
 カール・ミヒャエル・コマ(1913-):
  ラウダ 1982(フリーデマン・リーガに捧げる)/トレノス 1984
 カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):序奏とアレグロ(1913)

チェチーリア・フランチェスコーニ(フルート)
フリーデマン・リーガー(ピアノ)

制作:1988年


FCD 368307
シュターミツ一家
 カール・シュターミツ(1745-1801):弦楽合奏四重奏曲ハ長調
 アントン・シュターミツ(1750-1809):ヴァイオリン協奏曲第8番ト長調*
 ヨハン・シュターミツ(1717-1757):マンハイム交響曲ト長調

ヴォルフガング・カールハウセン(ヴァイオリン*、指揮)
フォンテ・デ・ムジカ室内管弦楽団

制作:1989年


FCD 368308
ヴィオラとピアノのための作品集
 シューマン(1810-1856):おとぎの絵本 Op.113
 ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):3つの伝説 Op.62
 ブラームス(1833-1897):ヴィオラ・ソナタ Op.120 No.2

ポール・コレッティ(ヴィオラ)
フレーデマン・リーガー(ピアノ)

制作:1989年


FCD 368309
ボロディン(1833-1887):弦楽五重奏曲ヘ短調
グラズノフ(1865-1936):弦楽五重奏曲 Op.39

レナート弦楽五重奏団

制作:1989年


FCD 368310
南北アメリカのヴァイオリン音楽
 エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):ソナタ幻想曲第1番「絶望」
 ウィリアム・クロル(1901-1980):バンジョーとフィドル
 アンリ・ヴュータン(1820-1881):
  アメリカの思い出「ヤンキー・ドゥードル」(ブルレスク変奏曲)
 ドヴォルザーク:ソナティネ ト長調 Op.100

ハンス=クリストフ・ジーゲルト(ヴァイオリン)
ハインツ=ヤコプ・シュペルマンス(ピアノ)

制作:1993年


FCD 368311
フォーレ(1845-1924):ヴァイオリン・ソナタ Op.13
ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ
オネゲル(1892-1955):ヴァイオリン・ソナタ

ノラ・チャステイン(ヴァイオリン)
フリーデマン・リーガー(ピアノ)

制作:1989年


FCD 368312
メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ四重奏曲第2番 Op.2
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.13

メニューイン・フェスティヴァル・ピアノ四重奏団
 ノラ・チャステイン(ヴァイオリン) ポール・コレッティ(ヴィオラ)
 フランシス・グートン(チェロ) フリーデマン・リーガー(ピアノ)

制作:1990年


FCD 368315
忘れられたロマン派歌曲集 Vol.1
 シューベルト、ライシガー、シュポア、クロイツァー、
 スッペ、ベルリオーズ、プロッホ、ラハナーの作品

コルネリア・ヴルコプフ(アルト)
マンフレート・ノイキルヒャー(ホルン)
クラウス・シルデ(ピアノ)

制作:1990年


FCD 368316
ヴィオラとピアノのための作品集
 シューベルト(1797-1828):アルペッジョーネ・ソナタ イ短調
 ブルッフ(1838-1920):ロマンス Op.85
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴィオラ・ソナタ Op.147

ポール・コレッティ(ヴィオラ)
フィリップ・ブッシュ(ピアノ)

制作:1991年


FCD 368317
クライスラー:名曲集
 フリッツ・クライスラー(1875-1962):
  ウィーン小行進曲/中国の太鼓
  ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
  踊る人形(ポルディーニ原曲)
  プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
  道化役者/愛の喜び/愛の悲しみ/美しきロスマリン
  ウィーン狂詩曲/スペイン舞曲(ファリャ原曲)
  インドの歌(リムスキー=コルサコフ編曲)
  ポルポラの様式によるメヌエット/おもちゃの兵隊の行進曲
  シンコペイション/タンゴ(アルベニス原曲)

ルドルフ・クルマン(ヴァイオリン)
ウルリヒ・コエッラ(ピアノ)

制作:1991年


FCD 368318
ジュセ:KompOsition Mit komPosotiOnen,
 SITuatIONen Mit InsTrumEntaListEn und eleKTRONIK

 ウルリヒ・ジュセ(1944-):
  Luft[空気](ヴァイオリン、テープとディジタル・ディレイのための)(1986)*
  春と秋の間に
   (弦楽合奏、オルガンと3チャンネル・テープのための;1983)+
  O6oe(オーボエ、テープとライヴ・エレクトロニクスのための;1974/1981)#
  no player(コロラトゥーラ・ソプラノ、2台のピアノ、フルート、
   アルト・サクソフォン、テープ、ライヴ・エレクトロニクスと
   メカニカル・ピンボール・マシーンのための;1982)

モニカ・ヘルシュキー=ヴィーデマン(ヴァイオリン)*
ウルリヒ・ジュセ(オルガン)+
ペーター・ヴァリンガー(指揮) ビーティクハイム・エレンタル管弦楽団+
ディートハイム・ヨナス(オーボエ)# ローゼマリー・ヤクシチュ(ソプラノ)**
デイヴィッド・マッティングリー(ピアノ)** マティアス・シュナイダー(フルート)
デイヴィッド・メイソン(アルト・サクソフォン)** ミヒャエル・スヴォボダ(トロンボーン)**

制作:1991年


FCD 368319
バルトーク(1881-1945):ヴァイオリン協奏曲第2番*
ヒンデミット(1895-1963):
  主題と変奏曲「4つの気質」(ピアノと管弦楽のための)+

ノラ・チャステイン(ヴァイオリン)*
フリーデマン・リーガー(ピアノ)+
リュディガー・ボーン(指揮)
シンフォニエッタ・テュービンゲン

制作:1991年


FCD 368320
ブラームス
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108

ルドルフ・クルマン(ヴァイオリン)
アントワーヌ・オーメン(ピアノ)

制作:1991年


FCD 368321
モーツァルト:歌曲集
  春のはじめに K.597/子供の遊び K.598
  鳥よ、年ごとに K.307/さびしい森の中で K.308
  ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき K.520
  クローエに K.524/夕べの思い K.523/満足 K.367a
  栄光の賜物であれ K.392/孤独に K.391/希望に K.390
  春への憧れ K.596/すみれ K.476/小さな紡ぎ娘 K.531
  小さなフリードリヒの誕生日 K.529/老婆 K.517
  秘めごと K.518/魔術師 K.472/偽りの世 K.474
  満足 K.473/結社員の旅 K.468
  無限なる宇宙の創造者を崇敬するわれらが K.619

ヘルガ・シュパツェク(ソプラノ))
クリスティアン・クネーベル(ピアノ)

制作:1992年


FCD 368322
最大8台 複数台ピアノ・多手連弾のための作品集
 ガーシュウィン(1989-1937)/トミスラフ・バイノフ編曲:
  ラプソディー・イン・ブルー(4台8手のための)
 ラフマニノフ(1873-1943):ワルツとロマンス(1台6手のための)
 ファリャ(1876-1946)/トミスラフ・バイノフ編曲:火祭りの踊り(4台8手のための)
 ハインツ・ベンカー(1921-):3つの舞曲(1台30指のための)
 アルベール・ラヴィニャク(1846-1916):ギャロップ=マーチ(1台8手のための)
 レオナール・ゴーティエ:秘密(1台6手のための)
 フランツ・ヒルター(1914-):
  シュヴァーベン地方の歌「シュヴァーベン鉄道に乗って」による陽気な変奏曲
   (8台32手のための)
 ロッシーニ(1792-1868)/カール・チェルニー(1791-1857)編曲:
  歌劇「セミラーミデ」序曲(8台32手のための)

バイノフ・ピアノ・アンサンブル
ゲスト・ピアニストたち

録音:1992年1月、シュパイヒンゲン、カール・ザウター・ピアノ製作所

7人編成のバイノフ・ピアノ・アンサンブルと最大9人のゲストによる演奏。「シュヴァーベン鉄道に乗って」ではピアノ機関車が驀進!


FCD 368323
ロココのヴァイオリン音楽
 カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ(1739-1799):
  ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調
 ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):
  ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
 シモン・ル・デュク(1748-1777):
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.4 No.1
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301

ハンス=クリスティアン・ジーゲルト(ヴァイオリン)
トマス・パルム(ピアノ)

制作:1993年


FCD 368324
R・シュトラウス:男声合唱作品集
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  カンタータ「有能な人には早く幸せが来る」 WoO.104(1914)
  3つの男声合唱曲 WoO.123(1935)[戸口から/夢灯火/麗しい5月]
  6つの民謡編曲 WoO.101(1905)
   [宗教的な5月/用心しろ/カッコウ/朝の別れの歌/失敗した恋の追及/回転木馬]
  愛 Op.42 No.1(1899)
  3つの男声合唱曲 Op.45(1899)[戦いの歌/友情の歌/花嫁の踊り]
  シュヴァーベンの遺産 WoO.83(1884)
  孤独 WoO.124

ベルント・エングルブレヒト(指揮)
レーゲンスブルク・レンナー・アンサンブル

録音:1992年3月9-12日、5月10日、レーゲンスブルク、聖アルベルトゥス・マグヌス教会


FCD 368325
プフィツナー、ヴィルトベルガー:歌曲集
 ハンス・プフィツナー(1869-1949):
  〔アイヒェンドルフの詩による8つの歌曲〕
  夜のさすらい人 Op.7 No.2/5つの歌 Op.9
  去り行く娘に Op.10 No.3/夜に Op.26 No.2
 ハンス・ヴィルトベルガー(1887-1970):
  ヘルマン・ヘッセによる4つの歌曲 W.93
  パウラ・デーメルによる8つの子供の歌 Op.9 No.1/Op.15 No.1-7
  さまざまな詩人による3つの歌曲
  オットー・ヴォールゲムートの詩による4つの歌曲「Ruhrbilder」 W.10

ベルトルト・ポッセマイヤー(バリトン)
トマス・パルム(ピアノ)

録音:1993年3月、ドルステン、ペトリヌム


FCD 368326
ハイネの詩による歌曲集
 シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」から
   [漁夫の娘/海辺で/都市/影法師/君の姿/アトラス]
 シューマン:歌曲集「詩人の恋」 Op.48
 ハンス・プフィツナー(1869-1949):〔ハイネによる8つの歌曲〕
  可憐な睡蓮/松の木がただ一つ/緑の森へ行こう Op.6 No.2
  舟遊び Op.6 No.6/4つの歌曲 Op.4

ベルトルト・ポッセマイヤー(バリトン)
トマス・パルム(ピアノ)

録音:1993年7月、ドルステン、ペトリヌム


FCD 368327
プロコフィエフ(1891-1953):
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94a

ルドルフ・クルマン(ヴァイオリン)
アントワーヌ・オーメン(ピアノ)

制作:1993年


FCD 368328
フルート・ソロ 無伴奏フルートのための作品集
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):ソナタ イ短調 WQ.132
 エレナ・フリソワ(1950-):2つのインヴェンション
 イサン・ユン(1917-1995):サロモ
 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
  ソナタ「アパショナータ」 嬰ヘ短調
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):呪文「像が象徴となるための」
 ジャック・ヴィルトベルガー(1922-):レトロスペクティヴII
 バッハ(1685-1750):パルティータ イ短調 BWV1013

アンドレア・コレ(フルート)

録音:1992年9月、1993年3月、スイス、ブルーメンシュタイン教会


FCD 368329
バルダサーレ・ガルッピ(1706-1785):
  ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調/第7番ト短調/第3番イ長調
   第10番ヘ長調/第9番ホ長調/第12番ヘ短調

ヴォルフガング・グレムサー(ピアノ)

録音:1993年7月1-2日、エメンディンゲン、シュタインハレ


FCD 368330
ヴァイオリンの魅惑
 クライスラー:ウィーン小行進曲
 ショスタコーヴィチ:エレジー
 パガニーニ:主題と変奏曲イ長調
  (ヴォルフガング・カールハウセン作カデンツァ)
 マスネ:タイースの瞑想曲
 ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌 Op.55 No.4
 ヴォルフガング・カールハウセン(1947-):
  モーツァルトの歌曲「来たれ、美しき五月」による変奏曲
 ヴィエニャフスキ:カプリッチョ=ワルツ Op.7
 マルティーニ:愛の喜びは
 パガニーニ:カンタービレ/ロッシーの「モーゼ」の主題による幻想曲
 クライスラー:美しきロスマリン
 エネスコ:バラード
 モンティ:チャルダーシュ
 チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51 No.6
 クロル(1901-1980):バンジョーとワルツ
 サンマルティーニ(1700-1740):愛の歌

ヴォルフガング・カールハウセン(ヴァイオリン)
トマス・カールハウセン(ピアノ)

録音:1993年?、コッペンブリュッゲ、聖ニコライ教会堂


FCD 368331
チェルニー:4台のピアノのための作品集
 カール・チェルニー(1791-1857):
  協奏的四重奏曲(第1番) Op.230
   (ベッリーニ:「海賊」、オーベール:「ポルティチの物言わぬ娘」、
   ロッシーニ:「オテロ」、パガニーニ:ラ・カンパネッラ、ほかに基づく)
  協奏的四重奏曲第2番 Op.816
   (モーツァルト:「魔笛」、「フィガロの結婚」、
   ドニゼッティ:「ドン・パスクァーレ」、
   マイアベーア:「悪魔ロベール」、「予言者」、
   フロトウ:オペラ「マルタ」ほかに基づく)

バイノフ・ピアノ・アサンブル

制作:1994年


FCD 368332
ピアノ6手連弾のための作品集 Vol.1
 ロジェ・ブトリー(1932-):打ち上げ花火
 フランツ・ヒルトラー(1914-):村にて
 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ヴァルダル狂詩曲
 フレデリク・K・ヴァネク(1929-1991):3つの練習曲
 ヴィルヘルム・フリードリヒ・エルンスト・バッハ(1759-1845):クローバー
 テオドール・エステン(1813-1870):三姉妹(チロルの楽しみ)
 コルネリウス・グルリット(1820-1901):6つの小品 Op.192
 ウォルター・クレイマー(1890-1969):
  記念祝祭(ポロネーズ=オリジナル) Op.7
 ルイ・ストレアボッグ(1835-1886):製糸女工 Op.100 No.9
 カール・チェルニー(1791-1857):
  A・ドラスリーの「スイスの歌による幻想曲 Op.17」(の編曲)
 ゲザ・ホルヴァート(1868-1925):マリオネットのクァドリーユ Op.69
 ヨハン・シュトラウスII(1825-1899)/トミスラフ・バイノフ編曲:
  トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214

バイノフ・ピアノ・アサンブル

録音:1993年7月、ソフィア、ブルガリア・コンサート・ホール


FCD 368333
おとぎ話の音楽 ピアノ4手連弾のための
 ジョルジ・ラーンキ(1907-):二頭の不思議な雄子牛
 カール・ライネッケ(1824-1910):くるみ割り人形とねずみの王様
 フローラン・シュミット(1870-1958):眠りの精
 ラヴェル(1875-1937):マ・メール・ロワ

ハイデルベルク・ピアノ・デュオ
 アーデルハイド・レヒラー、マーティン・スミス(ピアノ)

録音:1993年11月、ヴィースロホ、パラティン文化&イヴェント・センター、ミンネゼンガーザール


FCD 368334
ベートーヴェン(1770-1827):
  弦楽三重奏曲ト長調 Op.9 No.1
  弦楽三重奏曲変ホ長調 Op.3

ベルカンテ・ストリングス
 ヴォルフガング・シュレーダー(ヴァイオリン)
 ズヴィ・カルメリ(ヴィオラ)
 ロモン・ヤッフェ

録音:1994年1月、ホンラート、福音教会


FCD 368335
忘れられたロマンティック歌曲集 Vol.2(ホルン付き)
 アドルフ・ミュラー(1801-1886):騎手頭
 テオドール・ラハナー(1788-1877):森に一人/懇願
 カール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859):さすらいのホルン吹き
 リhタルト・シュトラウス(1864-1949):アルプホルン Op.15 No.3
 グノー(1818-1893):夕べ  ドニゼッティ(1797-1848):不吉な愛
 フランツ・ラハナー(1803-1890):甘美な夜/船室の夜
 イグナツ・ラハナー(1807-1895):どこでもおまえは
 ヨゼフ・ネッツァー(1808-1864):エンマに Op.5
 ハインリヒ・プロッホ(1809-1878):きかないで! Op.83
  盲目の漁師 Op.17/彼は私を思っているかしら Op.22
 ヨハン・ヴェンツェル・カリヴォダ(1801-1866):ホームシック
 オットー・ニコライ(1810-1849):涙 Op.30

コルネリア・ヴルコプフ(アルト) マンフレート・ノイキルヒャー(ホルン)
クラウス・シルデ(ピアノ)  制作:1994年


FCD 368336
ナイト・アンド・デイ サロン音楽
  愛のジプシー/フランスのワルツ・ポプリ/チャップリン・ポプリ
  ジェラシー/イギリスのワルツ・ポプリ/月光のセレナード
  マリウ、愛の言葉を/ラ・クンパルシータ/パリはならず者/死ぬ前に
  鳥たちの会議/ラウンド・ミッドナイト/ハリー・ライム・テーマ
  黒いオルフェ/いそしぎ/昼も夜も(ナイト・アンド・デイ)

アルティシク・アンサンブル

録音:1993年1月、スイス、ブルーメンシュタイン教会


FCD 368337
フランス・バロック音楽集
 フランソワ・クープラン(1668-1733):
   「趣味の融合」から 第8コンセール イ長調「劇場風」
 ロベール・ド・ヴィゼ(1660-1720):テオルボ小品 ト短調
 ルイ・ド・ケクス・デルヴロワ(1680-1759):
  リコーダー曲集第1集 から 第2組曲ヘ長調
 マラン・マレ(1656-1728):三重奏曲集(1692)から 第3組曲ニ長調
 ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
  クラヴサン曲集第1巻 から 組曲イ短調
 フランソワ・クープラン:「趣味の融合」から 第7コンセール ト短調

セルヴァ・デラ・ムジカ・ケルン
 ウルズラ・シュミット=ラウカンプ(リコーダー) ペーター・ヴェントラント(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ミヒャエル・フライムート(テオルボ、バロック・ギター) ハラルト・ヘーレン(チェンバロ)

制作:1994年


FCD 368338
旅路 シューベルト、シュトラウス、ヴォルフ:歌曲集
 シューベルト:
  春に D.882/草原の歌 D.917/ナイチンゲールに D.497
  ミューズの息子 D.764/シルヴィアに D.891
 リヒャルト・シュトラウス:
  私の想いのすべて Op.21 No.1/あなたは私の心の王冠 Op.21 No.2
  ときめく心 Op.29 No.2/夜 Op.10 No.3/何も知らず Op.10 No.2
 フーゴー・ヴォルフ:メーリケ歌曲集 から
  春に/旅路/子供と蜜蜂/四月の黄色い蝶/クリスマス・ツリーに II
  クリスマス・ツリーに I/魔の湖の妖怪/葦の根の精/巡りあい
  乙女の初恋の歌/コウノトリの使い

レナーテ・ブロシュ(ソプラノ)
カール=フリードリヒ・シェーファー(ピアノ)

録音:1994年1月、バックナンガー・ビュルゲルハウス


FCD 368339
シューマン:交響曲第1番変ロ長調 Op.38*
シベリウス:交響曲第4番イ短調 Op.63+

ルディガー・ボン(指揮)
シンフォニエッタ・テュービンゲン

録音:1995年1月*、1994年5月+


FCD 368340
シェーンベルク、ブーランジェ、フランセ、プーランク:歌曲集
 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
  シュテファン・ゲオルゲの「架空庭園の書」からの15の詩
 リリー・ブーランジェ(1893-1918):4つの歌
 ジャン・フランセ(1912-1997):シャルル・ドルレアンの5の詩
 フランシス・プーランク(1899-1963):
  「画家の仕事」(ポール・エリュアールの詩による7つの歌曲

ローゼマリー・ラントマン(メゾソプラノ)
アデルハイト・レヒラー、ウルリヒ・アイゼンドーア(ピアノ)

録音:1994年、ヴィースロホ、パラティン文化催事センター、ミンネゼンガーザール


FCD 368341
クリスマス・コレクション
 ペロティヌス(1200頃活動):地上のすべての国々は神の救いを見たり
 ヤコブス・ガルス(1550-1591):
  シオンでラッパを吹き鳴らせ/アヴェ・マリア/おお、大いなる神秘
 フランツ・ビープル(1906-):主の天使
 ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)編曲:エサイの根より
 ゲルハルト・マース(1906-)編曲:優しき御子イエス/おやすみ、天の御子よ
 ゲオルク・ラッツィンガー(1924-)編曲:楽しく、聖なる
 ベルント・エングルブレヒト(1968-)編曲:
  三博士/きよしこの夜/栄光の王国/アメリカン・クリスマス
 ゴードン・ラングフォード(1930-)編曲:ジングル・ベル

ベルント・エングルブレヒト(指揮)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク

録音:1994年5月26-29日、レーゲンスブルク、教会音楽学校


FCD 368342
讃歌・詩篇・宗教的歌曲集
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  めでたし、おお、女王よ/喜べ、シオンの娘よ
 アンドレ・カンプラ(1660-1744):われ汝を絶賛せん、わが主、王よ
 J・S・バッハ:
  エホヴァよ、われ汝に向かいて歌わん BWV.452
  すべての善きものの源泉 BWV.445/喜びに満ちた黄金の太陽 BWV.451
  来たれ魂よ、この日は聖なる歌もてたたえられん BWV.479
  汝わがそばにあらば、喜びもてわれは行く BWV.508
 マックス・レーガー(1873-1916):
  12の宗教的歌曲 Op.137 から
   [願わくは幸せな死を/主よ、汝の志を成したまえ/夕べに/
   おお、主なる神、われに与えたまえ/朝の歌/
   おお、イエス・キリスト、われら汝を待てり]
 リスト:アヴェ・マリア
 ドヴォルザーク:アヴェ・マリア Op.19b
 ブルックナー:アヴェ・マリア
 ドヴォルザーク:めでたし海の星 Op.19b
 ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
  レジーナ・チェリ(天の女王)
 アルミン・クナープ(1881-1951):天使のあいさつ
 ドヴォルザーク:
  聖書による歌曲集 Op.99 から
   [主はわが羊飼いなり/神よ、わが願いを聞きたまえ/
   主のまわりに黒雲と闇あり/山に向かいてわれは目をあげ/
   バビロンの川のほとりで/主に向かいて新しき歌を歌わん]

ベルトルト・ポッセマイヤー(バリトン)
マティアス・ヤンツ(オルガン)

録音:1994年9月26-29日、フレンスブルク、マリア教会


FCD 368343
ヘニング・フレデリクス(1936-):
  ザームラントの反乱 1525年(語り手と合唱のための)*/C
  テフィラ(無伴奏チェロのための)**
  シメオンのカンティクム(バリトンとオルガンのための)+/##
  オスティナート(オルガン独奏のための)##
  ドイツ語のマニフィカト(ソプラノとオルガンのための)#/##
  教会ソナタ(ヴァイオリン、クラリネットとギターのための)++
  嘆願(14人の語り手と合唱のための)C

ジークフリート・ランダウ(語り)* ティム・ヘニス(バリトン)+
ウルズラ・フランツェン(ソプラノ)# トマス・ブレース(チェロ)**
ジルケ・フレデリクス=ヨルツィク(ヴァイオリン)++
ベルント・ヨルツィク(クラリネット)++ ベルント・ヴォルフ(ギター)++
ルート・フォルスバハ(オルガン##、指揮C
レムシャイト市福音教会合唱団C

録音:1994年6月、レムシャイト市福音教会


FCD 368344
シューベルト:男声合唱作品集
 シューベルト(1797-1828):
  遥かなる人 D.331/水の上に歌う聖霊の歌(第2作) D.538
  憧れ(第4作) D.565/憩え、この世のすばらしき幸 D.657
  そっと、そっと歌いましょう D.635
  男声のための4つの歌 D.983[恋/輪舞に/夜/冬の日]
  ザルヴェ・レジーナ D.811/森の夜の歌 D.913/
  水の上に歌う聖霊の歌(第4作) D.714

ベルント・エンゲルブレヒト(指揮)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク(合唱)

録音:1995年1月7日、ハンメルブルク音楽アカデミー
    1995年月26日、1996年5月12-14日、レーゲンスブルク教会音楽学校


FCD 368345
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
  スターバト・マーテル

アンドレア・バーレット(ソプラノ)
ジュゼッピーナ・シモーネ(アルト)
シュテファン・フラース(指揮)
フォクトラント・シンフォニエッタ
シェムニツ=ツヴィッカウ工科大学文理学部女声合唱団

制作:1995年


FCD 368346
スペイン舞曲 サロン音楽
 ヘロニモ・ヒメーネス・イ・ベリード:エル・アガベーニョ
 ファリャ:7つのスペイン民謡
 アルベニス:セビーリャ
 ゲルハルト・ヴィンクラー:アンダルシア舞曲
 ペドロ・デ・バルス:サエータ−ジプシーのポロ
 ホセ・M・ルチェーシ:アンダルシアの歌と踊り
 グラナドス:ロンデーリャ・アラゴネーサ
 パスカル・マルキーナ:ジプシーのスペイン
 アルベニス:タンゴ
 ファリャ:火祭りの踊り
 ドビュッシー:ビノの門
 サラサーテ:アンダルシアのロマンス
 グラナドス:アンダルーサ
 ファリャ:スペイン舞曲
 伝承曲/ブレントン・ラングバイン編曲:アイ・ミ・モレーナ

アルティシク・アンサンブル

録音:1994年9月、ゼールシャイト、クンストハウス


FCD 368347
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集 Op.8 No.1-4「四季」

ルドルフ・クルマン(ヴァイオリン)
ヤーノシュ・バルカーニ(指揮)
チューリヒ弦楽ゾリステン

録音:1994年6月、ツォリケルベルク、聖ミヒャエル教会


FCD 368348
フルートとギターのための作品集
 J・S・バッハ/G・M・ダウセント編曲:フルート・ソナタ ホ短調 BWV1034
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ソナティナ
 ラヴェル/A・アイクホルト編曲:亡き王女のためのパヴァーヌ
 アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史

デュオ・ダ・カメラ
 アンドレ・ゼーバルト(フルート) アルフレート・アイクホルト(ギター)

録音:1993年?、ヴッペルタール、聖ズイトベルトゥス教会


FCD 368349
ハレー:ピアノ作品集
 カール・ハレー(チャールズ・ハレ;1819-1895):
  4つの言葉のないロマンス Op.1/4つのスケッチ Op.2
  スケルツォ Op.4/雑集 Op.5(4曲)
  つかの間の思索 Op.6(4曲)/たそがれの思い Op.7(4曲)

ヴォルフガング・グレムサー(ピアノ)

録音:1994年7月、SIHK・ハーゲン

ハレーはイギリスのハレ管弦楽団の創設者として知られる指揮者。


FCD 368350
ルードゥス・トナリス(音の戯れ)
 ジル・バンショワ(1400頃-1460):もし私がため息をついたら
 ヘンデル:ソナタ ロ短調(ハレ・ソナタ第3番)
 ベートーヴェン:
  モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の
   「お手をどうぞ」の主題による変奏曲
 アルベニス:スペイン Op.165 から タンゴ
 ファリャ:7つのスペイン民謡 から 子守歌
 ビゼー:歌劇「カルメン」から セギディーリャ
 ヒンデミット:「ルードゥス・トナリス」からの組曲
 ハンス・マルティン・リンデ(1930-):3声のセレナータ
 ヘニング・フレデリクス(1936-):
  Khinah−"Mein Saitenspiel−zerissen, meine Schalmey
  −ein Weinen":Hiob

コンソルティウム・ホルトゥス・トリトナリウス
 マティアス・イーリヒ(オーボエ、イングリッシュホルン)
 ベルント・ヴォルフ(ギター) ディートマー・イーリヒ(チェロ)

録音:1994年?、ヴィッテン・ブーフホルツ、聖アントニウス教会大聖堂


FCD 368351
初期ロマン派歌曲集
 フリードリヒ・ジルヒャー(1789-1860)、
 ウェーバー、
 コンラディン・クロイツァー(1780-1849)の作品

ヘルガ・シュパツェク(ソプラノ)
ティル・アレクサンダー・ケルバー(ピアノ)

録音:1974年7月、ツェーントショイエルロッテルブルク


FCD 368352
ピアノ+パーカッション
 ジョージ・アンタイル(1900-1959):
  バレエ・メカニック(4台のピアノと打楽器のための;1952/1953)*
 トミスラフ・バイノフ(1958-):H-Ais-F-E(3台のピアノ、2つのゴングとタムタムのための)
 モートン・フェルドマン(1926-1987):ピース(4台のピアノのための)
 ジョン・クリスティー・ウィロット(1962-):
  13のエピソード Op.30(4人のピアニストと3人の打楽器奏者のための)*
 フォレスト・グッディナッフ(1918-):サルのダンス(4台のピアノのための)

バイノフ・ピアノ・アンサンブル
F.ラング教授の打楽器クラス*

録音:1995年6月、トロッシンゲン州立音楽大学コンサート・ホール

「バレエ・メカニック」にご注目!


FCD 368353
モーリツ・ハウプトマン(1792-1868):合唱作品集
  われらに平安を与えたまえ、主よ Op.9
  主をたたえよ、わが魂よ Op.15/夏に Op.25 No.1
  さすらい人の夜の歌 Op.25 No.2/五月の歌 Op.25 No.3
  早春 Op.25 No.5/春の恋 Op.32 No.3
  主よ、われらの主よ Op.36 No.2
  主よ、わが祈りを聞きたまえ Op.40 No.1
  神よ、われらに憐れみをかけたまえ Op.41 No.2
  主をたたえよ、わが魂よ Op.41 No.3
  主よ、われはいかにして慰められん Op.42 No.3
  落葉松の木 Op.47 No.3/高き天の隠れ家に住まう者 Op.48
  主よ、われは汝に向かいて叫ぶ Op.53 No.3
  憐れみたまえ、神よ Op.57

フランツ=レオ・マツェラート(指揮)
ハーゲン・バッハ合唱団

録音:ハーゲン=アムスト、聖霊教会


FCD 368354
ベルンハルト・シュターフェンハーゲン(1862-1914):
  ピアノ協奏曲ロ短調 Op.4*
  3つのピアノ小品 Op.2
  3つのピアノ小品 Op.5
  3つのピアノ小品 Op.10

アンドレアス・ピストリウス(ピアノ)
ドロン・サロモン(指揮)*
グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団*

録音:1996年2月10-14日、3月2日


FCD 368355
ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
  オルガン協奏曲第1番 ヘ長調 Op.137*
  オルガン協奏曲第2番 ト短調 Op.177*
  オルガン・ソナタ 嬰ヘ長調 Op.111

ハンス・オットー(オルガン)
シュテファン・フラース(指揮)*
グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団*

録音:1996年4月9-11日


FCD 368356
ピアノ6手連弾のための作品集 Vol.2
 スッペ(1819-1895):喜歌劇「詩人と農夫」序曲
 シャルル・ステイジェ(?-1919):2組の4つの小品
 ルイ・ストレアボッグ(1835-1886):
  行進曲/ポロネーズ/ナポリの歌/ロンディーノ
 ジュール・アラリ(1814-1891):ワルツ
 ユハース・アラダール(1856-1922):ハンガリー民謡によるトリオ
 ヴィルヘルム・クラーマー:
  リディア・カドリーユ/グロッケンシュピール・ポルカ
 アンジェリーノ・トロイェッリ:3人兄弟の行進曲
 フランソワ=ジョゼフ・ゴセック(1734-1829):昔のガヴォット
 ベルンハルト・ヴォルフ(1835-1906):ワルツ
 ゲーザ・ホルヴァート(1868-1925):軽業師
 ジークフリート・ブルガー(1925-):3匹の陽気なミツバチ
 ハインツ・ベンカー(1921-):祝典行進曲
 ローラ・シャー(1921-):3人のためのコンサート曲集から
  [マーチング・バイ/ジャスト・リニミッシング/ラガマタズ]
 モンターグ・ユーイング(1890-1957):時計仕掛けの兵隊たちの踊り
 イワン・セムコフ(1942-):なぜ、ない...、ルンバ
 シャルル・メイエ(1799-1862):軍隊ギャロップ
 ロディオン・シチェドリン(1932-)/トミスラフ・バイノフ編曲:ユモレスク
 ヨハン・シュトラウスI(1804-1848):ラデツキー行進曲
 ヨハン・シュトラウスII(1825-1899)トミスラフ・バイノフ編曲:
  トリッチ・トラッチ・ポルカ

バイノフ・ピアノ・アンサンブル

録音:1997年9月30日、10月1日、マルクトベルドルフ、バイエルン音楽アカデミー新コンサート・ホール


FCD 368357
ボヘミアの管楽セレナード集
 ヴァーツラフ・ヴィンツェンツ・マシェク(1755-1831):セレナード嬰ニ長調
 パウル・ヴラニツキー(1756-1808):ハルモニー ヘ長調
 ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):
  八重奏曲第3番変ロ長調「パルティータ」
 ヨセフ・トリーベンセー(1772-1846):パルティータ変ホ長調*

西ドイツ管楽ゾリステン

録音:1997年5月26-29日、シュタット・レーフェルクーゼン、モルスブロイ城館、鏡張りの間

世界初録音*


FCD 368358
ピアノ4手連弾のための作品集
 ドニゼッティ(1797-1848):ソナタ ニ長調
 カール・チェルニー(1791-1857):大ソナタ ヘ短調 Op.178
 田中利光(1930-):古塔八景*

ピアノデュオ竹沢&ジシュカ
 竹沢絵里子、クリストフ・ジシュカ(ピアノ)

録音:1998年2月25-26日、3月3日、エトリンゲン、シュタットハレ

世界初録音*。日本語解説付き。


FCD 368359
ピアノデュオ・ヴァラホフスキ、デビュー
 モーツァルト(1756-1791):
  アンダンテと変奏曲ト長調 K.501(4手連弾のための)
 ショパン(1810-1849):ロンド ハ長調 Op.73(4手連弾のための)
 ブラームス(1833-1897):
  ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b(2台のピアノのための)
 チャイコフスキー(1840-1893):眠れる森の美女 Op.66(4手連弾のための)
 ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台のピアノのための)

ピアノデュオ・ヴァラホフスキ
 アンナ・ヴァラホフスキ、イネス・ヴァラホフスキ(ピアノ)

録音:1998年3月26-28日、4月9-10日、デュッセルドルフ、パルティカ=ザール


FCD 368360
トランペットとオルガン 音楽のミニチュア
 ジャン・バティスト・ルイエ(1653-1728):ソナタ ニ短調
 ジョン・スタンリー(1713-1786):ヴォランタリー I-III
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):ウェストミンスター組曲
 ジョン・ハンフリーズ(1707頃-1745):トランペット独奏のための協奏曲
 ヘンデル(1685-1759):劇場組曲
 作曲者不詳:ソナタ
 ヘンリー・パーセル:礼拝堂組曲
 ローベルト・M・ヘルムシュロット(1938-):教会ソナタ

ゲルト・ツァプフ(トランペット)
フランツ=レオ・マツェラート(オルガン)

録音:1998年5月13-16日。ハーゲン=エルンスト、聖霊教会


FCD 368361
フルート、チェロとピアノによる三重奏曲集
 ドビュッシー(1862-1918):ピアノ三重奏曲ト長調(1880)
 マルティヌー(1890-1959):ピアノ三重奏曲(1944)
 プーランク(1899-1963):ピアノ三重奏曲(1926)

トリオ・トリトン
 ハイケ・コセック(フルート) フリードリヒ・クラインハプル(チェロ) アイケ・シュトラウプ(ピアノ)

録音:1998年3月1-3日、ミュルツーシュラーク、クンストハウス


FCD 368362
デュオ・タッシ、デビュー ヴァイオリンとギターのための作品集
 ヘンデル(1685-1759):ソナタ イ長調 Op.1 No.3
 パガニーニ(1782-1840):カンタービレ ニ長調/協奏ソナタ イ長調
 サラサーテ(1844-1908):マラゲーニャ/プライェーラ/ツィゴイネルワイゼン
 アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史

デュオ・タッシ
 カルステン・ノイマン(ヴァイオリン) カルステン・リンク(ギター)

録音:1998年7月21-24日、ホンラート、福音教会


FCD 368363
ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):
  弦楽四重奏曲第4番/
  カンタータ「幼年時代」(ソプラノと弦楽四重奏のための)*
  4つの歌曲(ソプラノ、フルート、クラリネットと弦楽四重奏のための)*
  六重奏曲(フルート、クラリネットと弦楽四重奏のための)

コルネリア・ラング(ソプラノ)*
バーデン=バーデン&フライブルク・SWR交響楽団のメンバーたち

録音:1998年9月21日、9月30日、10月1日、エーベルシュタインブルク、聖アントニウス教会


FCD 368364
シューマン、メンデルスゾーン:男声合唱作品集
 ローベルト・シューマン(1810-1856):
  6つの歌 Op.88
   [夢見る湖/ミンネゼンガー/蓮の花/頑迷な酒飲み/憩いなき愛/春の誘い]
  3つの歌 Op.62 から 盟友の夜警(第1曲)
  カノン風リトルネッロ Op.65
   [ばらは露に濡れリュートと杯を響かせて/花か雪か/飲み物をくれ/
   秋風を恨むな/夏の日にそりの準備を/海の奥深くに一軒の店が開いている]
  Op.65への追加曲[ばらは露に濡れ(重唱版)/秋風を恨むな(重唱版)/
   もしもぶどうの種に Op.posth./始めにOp.posth.]
 フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1847):
  愛と希望 Op.posth.
  4つの歌 Op.75[陽気なさすらい人/夕べのセレナード/酒宴の歌/別れの宴]
  2つのモテット Op.115[死者は幸いである/目覚めた人々は天空の星のように輝き]
  夜の歌 Op.posth.

ベルント・エングルブレヒト(指揮)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク

録音:1997年4月4-6日、18-19日、レーゲンスブルク、教会音楽学校。


FCD 368365
ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.99
ラフマニノフ(1873-1943):チェロ・ソナタ ハ短調 Op.19

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
ジャンヌ・ミキトカ(ピアノ)

録音:1998年11月12-15日、ミュルツシュラーク、クンストハウス


FCD 368366
メンデルスゾーン(1809-1847):2台のピアノのための協奏曲ホ長調
プーランク(1899-1963):2台のピアノのための協奏曲ニ短調

アンナ・ヴァラホフスキ、イネス・ヴァラホフスキ(ピアノ)
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団

録音:1999年1月26-30日、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー・スタジオ


FCD 368367-70
(4CD)
カッセル国立劇場の「ニーベルングの指環」から
 ワーグナー:楽劇「ジークフリート」

クリスティアン・フランツ(ジークフリート)
マンフレート・ユング(ミーメ)
クラウディオ・オテッリ(さすらい人)
スーザン・オーエン(ブリュンヒルデ)
クラウス・ヴァルプレヒト(アルベリヒ)
ジルケ・マルヒフェルト(エルダ)
ディーター・ヘーニヒ(ファーフナー)
マリスカ・ムルダー(森の小鳥)
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
カッセル国立劇場管弦楽団

録音:1998年9月23、26日、10月3、18日、11月1日、12月6日、カッセル国立劇場、ライヴ


FCD 368371
フォンティ・ディ・ムジカ(音楽の泉)
 ペルゴレージ(1710-1736):カンタータ「オルフェオ」*
 ハラルト・ゲンツマー(1909-):ディヴェルティメント・ディ・ダンツァ
 ドヴォルザーク(1841-1904):弦楽のためのワルツ Op.54 No.1,No.4
 メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲ニ短調+

レギーネ・カールハウセン(ソプラノ)*
ヴォルフガング・カールハウセン(ヴァイオリン+、指揮)
フォンティ・ディ・ムジカ管弦楽団   制作:1999年


FCD 368372
模造品 アルトル・アンサンブル
 ライムント・フィリッピ(1963-):一本石/クロム
 ローベルト・ヴァイラウフ(1974-):プロットが複雑になる
 スヴェン=インゴ・コッホ(1974-):エネルジコ、断片の−引き裂かれた
 ヴォルフガング・ギュッデン(1964-):/ライムント・フィリッピ:ZAP
 ヴォルフガング・ギュッデン:
  ヴィブラフォン、トロンボーンとアンサンブルのための協奏曲
 シュテファン・フロライクス(1962-):Zug und Druck

ゲルハルト・シュポルケン(指揮)
アルトル・アンサンブル

録音:1999年4月5-10日、クレーフェ、クライス音楽学校


FCD 368373
クリスマスの歌
 ドイツ語のクリスマス・ソングとキャロル(全27曲)

シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
インゲボルク・ダンツ(アルト)
トマス・クーリー(テノール)
ダ=ヨン・ジャン(オーボエ)
カルステン・リンク(ギター)

録音:1999年7月6-8日、ホンラート、福音教会


FCD 368374
【廃盤】
ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
  クリスマス・カンタータ「ベツレヘムの星」 Op.164
  降臨節のモテット集 Op.176

ディレク・ゲチェル(ソプラノ)
ミヒャエル・ユンゲ(バリトン)
シュテファン・フラース(指揮)
グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団
ドレスデン大学合唱団

録音:1998年12月20-21日、1999年2月7日、ドレスデン、ルカ教会


FCD 368375
ブラームス(1833-1897):ドイツ・レクイエム Op.45

ゲッシェ・シュテュルマー(ソプラノ)
オラフ・ベーア(バリトン)
マティアス・ヤンツ(指揮)
フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団
フレンスブルク・バッハ合唱団

録音:1999年11月20-21日、フレンスブルク、ドイチェンハウス、コンサート・ホール


FCD 368376
プーランク(1899-1963):
  スターバト・マーテル
  グローリア

ハンナ・ドウラ(ソプラノ)
フォルカー・ヘンプフリング(指揮)
イェーナ・フィルハーモニー管弦楽団
ケルン・カントライ ボン室内合唱団

録音:1998年3月28日、ケルン・フィルハーモニー、ライヴ


FCD 368377
ウテ・グッダット ピアノ・リサイタル
 J・S・バッハ(1685-1750):イギリス組曲第3番ト短調 BWV808
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第17番 Op.31 No.2「テンペスト」
 エミール・ボーンケ(1888-1928):6つのスケッチ Op.12
 スクリャービン(1872-1915):前奏曲集 Op.27(2曲)/前奏曲集 Op.16(5曲)

ウテ・グッダット(ピアノ)

制作:2000年


FCD 368378
ピアノズ+サクソフォンズ
 ハラルト・ゲンツマー(1909-):
  ピアノ4手連弾のためのソナタ ニ長調(1943)*#
 ジャン・マルティノン(1910-1976):
  サクソフォン四重奏と管弦楽のための協奏曲 Op.38
   (サクソフォンと2台のピアノのための編曲版;1974)*/+
 ハラルト・ゲンツマー:
  2台のピアノのためのソナタ(1950)*
  サクソフォン四重奏とピアノ4手連弾のための協奏曲(1999)*/+,#
  ピアノ4手連弾のための第1の演奏教程(1942)*,#
  ピアノ4手連弾のための第2の演奏教程(1942)*,#
 ジャン・フランセ(1912-1997):サクソフォン小四重奏曲(1935)+

ドイツ・サクソフォン・アンサンブル+
ピアノデュオ竹沢・ジシュカ*

録音:2000年3月、エトリンゲン、シュロスガルテンハレ、2001年1月、エトリンゲン、シュトッタハレ

世界初録音#。日本語解説付き。ゲンツマーの現時点までのピアノ4手連弾作品全集にもなっています。


FCD 368379
チマローザ:フルートとギターのためのソナタ集
 ドメニコ・チマローザ(1749-1801):
  フルートとギターのためのソナタ
   ト長調/イ長調/ニ長調/イ短調/ハ長調

デュオ・アスコルト
 スザンネ・ヴォールマッハー(フルート) カルステン・リンク(ギター)

録音:2000年4月、デュッセルドルフ、ソニック・ヤード・スタジオ


FCD 368380
Kla4zugaben ピアノ・アンコール集 Vol.1
 リムスキー=コルサコフ/ラフマニノフ編曲:クマバチの飛行
 シューベルト/リスト編曲:水の上で歌う
 チャイコフスキー:「四季」から 収穫の歌、10月
 ラフマニノフ:前奏曲嬰ヘ短調 Op.3 No.2/ト長調 Op.32
 ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
 メンデルスゾーン:無言歌 ト長調 Op.62
 リスト:ペトラルカのソネット 第104番
 ムソルグスキー:「展覧会の絵」から 小人
 シューマン:トロイメライ
 ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.201 L.129/ヘ短調 K.466 L.118
 シューベルト:即興曲変イ長調 Op.90
 グラナドス:アンダルーサ
 ショパン:練習曲嬰ハ短調 Op.10 No.4
 ドビュッシー:ゴリウォッグのケークウォーク
 スクリャービン:練習曲嬰ハ短調 Op.2 No.1
 プロコフィエフ:つかの間の幻影 Op.10 から抜粋
 ヴィラ=ロボス:ショーロス第5番「ブラジルの魂」
 シチェドリン:ユモレスク

エレナ・マルゴリナ(ピアノ)

録音:2000年?、カーメン、クラヴィーア&フリューゲル・ギャラリー・マイヴァルト


FCD 368381-84
(4CD)
カッセル国立劇場の「ニーベルングの指環」から
 ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」

クリスティアン・フランツ(ジークフリート)
スーザン・オーエン(ブリュンヒルデ)
ルネ・モルロク(ヴァルトラウテ)
クラウス・ヴァルプレヒト(アルベリヒ)
マンフレート・フォルツ(ハーゲン)
ボド・ブリンクマン(グンター)
ゲルトルート・オッテンタール(ゲルトルーネ、第3のノルン)
ヨーケ・クラーマー(第1のノルン)
ニディア・パラチオス(第2のノルン)
マリスカ・ムルダー(ヴォークリンデ)
ペトラ・シュミット(ヴェルグンデ)
グンドゥラ・シュナイダー(フロスヒルデ)
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
カッセル国立劇場管弦楽団&合唱団

録音:1999年5月3、10、12、15、23、29日、6月13日、7月3日、カッセル国立劇場、ライヴ


FCD 368385
シナゴーグのカントル・ハイライト 19&20世紀シナゴーグ音楽名曲集
  コル・ニドライ、カディッシュ、他(全17曲)

イサーク・シェッファー、ミミ・シェッファー(カントル)
ペーター=ミヒャエル・ザイフリート(ザウアー・オルガン、ピアノ)

録音:2000年9月、ベルリン、ベルリン・ドム

ユダヤ教の聖歌集。


FCD 368386
降臨節のための音楽
 ヤン・オーケ・ヒレルード(1938-):来たれ、来たれ、エマヌエル
 マックス・レーガー(1873-1916):Macht hoch die Tür
  Es kommt ein Schiff geladen/Und unser lieben Frauen Traum
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):おお救い主よ、天を開きたまえ
 ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):聖母マリアのお告げ
 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):キャロルの祭典*
 ハインリヒ・カミンスキ(1886-1946):マリアはいばらの森を行った
 モーテン・ラウリゼン(1943-):おお大いなる神秘
 ギュンター・ラファエル(1903-1960):マリアはいばらの森を行った
 ヤン・サンドストレーム(1954-):グローリア/エサイの根より

フォルカー・ヘンプフリング(指揮)
ケルン・カントライ(合唱)
ファビアナ・トラーニ(ハープ)*

録音:1998年12月5日、ケルン、ザンクトアポステルン教会、ライヴ


FCD 368387
シェルプ:歌曲集
 ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):
  テオドア・シュトルムの詩による5つの歌曲
  フリードリヒ・ヘッベルの詩による3つの歌曲
  マックス・ダウテンダイの詩による3つの歌曲
  カリダサによる2つの歌曲
  中国古典のテキストによる5つの歌曲
  ライナー・マリア・リルケの詩による3つの歌曲

コルネリア・エング(ソプラノ)
フェリチタス・シュトラック(ピアノ)

録音:2000年8月31日-9月1日、フライブルク、SWRスタジオ、シュロスベルクザール


FCD 368388
バッハ・トランスクリプションズ
 J・S・バッハ/
  ブラームス編曲:シャコンヌ ニ短調
   (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 から)
  ブラームス編曲:プレスト ト短調
   (無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001 から)
  サン=サーンス編曲:ガヴォット ロ短調
   (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV1002 から)
  サン=サーンス編曲:アンダンテ ハ長調
   (無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV1003 から)
  ヨアヒム・ラフ(1822-1882)編曲:組曲第1番
   (無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007)
  ラフマニノフ:前奏曲/ガヴォット/ジーグ
   (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006 から)

アレクサンドル・ゾロタレフ(ピアノ)

録音:2000年3月8-9日、ケルン、WDR、クラウス=フォン=ビスマルク=ザール


FCD 368389
イェンゼン:ピアノ作品集
 アードルフ・イェンゼン(1837-1879):
  「内なる声」 Op.2 から 静かな愛(No.5)
  子守歌 Op.12
  「歌曲と舞曲」 Op.33 から
   [献呈(No.1)/レントラー(No.4)/輪舞(No.5)/リート(No.10)]
  「牧歌」 Op.43 [曙/野の神、森の神、草原の神/樹の精ドリュアス/
   午(ひる)の静けさ/宵の近づき/夜(眠りの精ヒュプノス−死の神タナトス/
   酒神ディオニュソスの宴]
  「エロティコン」 Op.44 [カッサンドラ/魔法使いの女/ガラテア/
   エレクトラ/アドニスの嘆き/エロス/キュプリス]

佐野恵(ピアノ)

録音:2000年6月26-28日、7月4日、南西ドイツ放送協会、カールスルーエ・スタジオ

イェンゼンは17世紀にスウェーデンからドイツに移住した音楽的家系に生まれた作曲家。佐野恵は1988年よりドイツを本拠に活躍 するピアニスト。日本語解説付き。


FCD 368390
【廃盤】
ローベルト&クララ・シューマン:協奏曲集
 ローベルト・シューマン(1810-1856):
  4つのホルンと大管弦楽のための協奏曲ヘ長調 Op.86+
  ピアノ協奏曲ニ短調(ヨゼフ・デ・ベーンハウアー補筆・完成)*
 クララ・シューマン(1819-1896):
  ピアノ協奏曲イ短調 Op.7*
  ピアノ協奏曲ヘ短調(ヨゼフ・デ・ベーンハウアー補筆・管弦楽配置)*

エレナ・マルゴリナ(ピアノ)*
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団ホルン四重奏団+
ドロン・サロモン(指揮)
フォクトランド・フィルハーモニー管弦楽団


FCD 368391
モーツァルト・アレンジメンツ
 モーツァルト/
  ヨハン・ヴェント(1745-1801)編曲:歌劇「魔笛」 K.620 序曲
   (フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための)
  カール・チェルニー(1791-1857)編曲:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
   (ピアノとフルート、ヴァイオリン、2つのヴィオラ、チェロのための)
  ムーツィオ・クレメンティ(1752-1832)編曲:交響曲第40番ト短調 K.550
   (ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロのための)

ミヒャエル・ファウスト(フルート)
ナターシャ・コルサコワ(ヴァイオリン)
ウルリヒ・ハルトマン、クラウディア・クスマウル(ヴィオラ)
フランソワーズ・グローベン(チェロ)
キラ・ラトナー(ピアノ)

録音:2000年9月2-4日、ヴッペルタール、インマヌエル教会


FCD 368392
アルペッジョーネのための音楽
 ヴィンツェンツ・シュスター:ギター=チェロとギターのための3つの小品(1825)*
 アントン・ディアベッリ(1781-1858):
  アルペッジョーネとギターのためのアンダンテ・コン・モート イ長調*
 フリードリヒ・ブルクミュラー(1806-1704):
  アルペッジョーネとギターのための3つの夜想曲*
 シューベルト:アルペッジョーネとピアノのためのソナタ イ短調(1824)+

アルフレート・レッシング(アルペッジョーネ)
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(フォルテピアノ)+
ハラルト・モース(ギター)*

録音:2000年7月13-14日、ベートーヴェンハウス+
    2000年11月3-5日、ヴッペルタール、インマヌエル教会*

チェロで演奏されることの多いシューベルトのソナタほかを、指示通りアルぺッジョーネで演奏。


FCD 368393
指揮者ゲルノート・シュルツ
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491*
 ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88

ウラディーミル・ストウペル(ピアノ)
ゲルノート・シュルツ(指揮)
RIASユーゲント管弦楽団

シュルツは1952年に生まれ、1974年以来ベルリン・フィルの打楽器奏者を務めながら、指揮者としても活躍している。 ストウペルはモスクワ音楽院を卒業後フランスに移住して活躍しているピアニスト。


FCD 368394
デュリュフレへのオマージュ
 モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
  ミサ・クム・ユビロ Op.11(男声合唱とオルガンのための)*/+
 アンスガー・ヴァレンホルスト(1967-):
  即興「デュリュフレへのオマージュ」+
 モーリス・デュリュフレ:
  グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット Op.10*
  「来たれ聖霊」の主題によるコラール変奏曲 Op.4 No.3+/*
 ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):
  ミサ・ソレムニス嬰ハ短調 Op.16(混声合唱とオルガンのための)*/+

トーラウフ・ヒルデブラント(指揮)*
ユンゲカントライ・ヘーゼル(合唱)*
アンスガー・ヴァレンホルスト(オルガン)+

録音:2002年5月27-31日


FCD 368395
【廃盤】
クララ・シューマンの弾いたピアノによるシューマン
 シューマン:子供のためのアルバム Op.68

クリストフ・ハンマー(ピアノ;シュタイン製ハンマーフリューゲル)

録音:1998年8月24日、ツヴィッカウ、ローベルト=シューマン=ハウス、ライヴ

1828年、後にシューマンの妻となるクララ・ヴィークが9歳のとき、デビュー演奏会で弾いたとされるピアノを用いて演奏・録音された アルバム。


FCD 368396
詩篇曲集 詩篇をテキストとした20世紀の無伴奏合唱作品集
 ハインリヒ・カミンスキ(1886-1946):
  詩篇第130篇「深き淵よりわれ汝を呼ぶ」*
 ヴィク・ネース(1936-):
  詩篇第130篇「深き淵よりわれ汝を呼ぶ」
 クシシトフ・ペンデレツキ(1933-):
  詩篇第130篇「深き淵よりわれ汝を呼ぶ」
 チャールズ・アイヴズ(1874-1954):
  詩篇第67篇「神よ、われらを憐れみたまえ」
 イェンス・ペーター・オステンドルフ(1944-):
  詩篇第67篇「神よ、われらを憐れみたまえ」
 ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):
  詩篇第13篇「主よ、どれほど長くわれらを忘れたもうや」
 エギル・ホヴラン(1924-):
  詩篇第13篇「主よ、どれほど長くわれらを忘れたもうや」
 レランド・B・サテレン(1913-):
  詩篇第46篇+第72篇「来たりて神の御業を見よ」
 クヌート・ニーステッド(1915-):
  詩篇第75篇「われは神に向かって叫ぶ」
 フーゴ・ディストラー(1908-1942):
  詩篇第98篇「主に向かって新しい歌を歌え」
 ヴィタウタス・ミシュキニス(1954-):
  詩篇第81篇「主に向かって歓呼せよ」
 ヨン・ホイビー(1939-):
  詩篇第100篇「主に向かって歓声をあげよ」
 クヌート・ニーステッド:おお、十字架

フォルカー・ヘンプフリング(指揮)
ケルン・カントライ(合唱)
マイカ・ヴィーヒェルト(ソプラノ)*

録音:1999年3月1-2日、ケルン、トリニタティス教会


FCD 368397
オペラ・イタリアーナ
 ヴェルディ:
  歌劇「運命の力」序曲
  歌劇「リゴレット」から ジルダのアリア「慕わしい人の名は」*
  歌劇「マクベス」から バラビーリ・ワルツ
  歌劇「椿姫」から 第1幕前奏曲/乾杯の歌+/第1幕フィナーレ*/+
 プッチーニ:
  歌劇「ラ・ボエーム」から
   ロドルフォのアリア「冷たい手を」+/ミミのアリア「私の名はミミ」*
   ミミとロドルフォの二重唱「愛らしい乙女よ」*/+
  歌劇「マノン・レスコー」第3幕間奏曲
  歌劇「トゥーランドット」から カラフのアリア「誰も寝てはならぬ」+
 フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916):マレキアーレ+
 エドゥアルド・ディ・カプア(1864-1917):オー・ソレ・ミオ+

アンネ・リューネンビュルガー(ソプラノ)*
ダリウシュ・スタフラ(テノール)+
ゲルノート・シュルツ(指揮)
ブランデンブルク交響楽団

録音:2000年12月30-31日、CCCブランデンブルク・アン・デア・ハーフェル、
    ジルヴェスター・コンサート、ライヴ


FCD 368398
ヴィエニャフスカとヴェルレーヌ ヴィエニャフスカ:歌曲集
 イレナ・レギナ・ヴィエニャフスカ(ディーン・ポール[ポルドフスキ]夫人;1879-1932):
  草の上で/美味なる時/行列/神秘の夕闇/ジーグを踊れ/ブリュッセル
  コロンビーヌ/雪の作用/期待/牧神/四月の日曜日/マンドリン
  貧しく若い羊飼い/操り人形/静かに/用心/シテール/もや/憂鬱
  偽りの印象

カトリーヌ・ダゴワ(アルト)
エドガー・トイフェル(ピアノ)

録音:2000年7月26-28日、ロイトリンゲン、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー、プローベンザール

ヘンリク・ヴィエニャフスキの娘、イレナ・レギナ・ヴィエニャフスカの作品集。全曲世界初録音。


FCD 368399
アリッサ・パーク/イッツ・ミー 無伴奏ヴァイオリンのための作品集
 ユジェーヌ・イザイ(1858-1931):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.27 No.3「バラード」
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.27 No.4
 ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1814-1865):
  大奇想曲「魔王」(フランツ・シューベルトによる)
 パウル・ヒンデミット(1886-1946):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.31 No.1
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.31 No.2
 フリッツ・クライスラー(1875-1962):
  レチタティーヴォとスケルツォ Op.6
 ナタン・ミルシテイン(1904-1992):
  パガニーニアーナ

アリッサ・パーク(ヴァイオリン)

録音:2000年12月15-17日、ヴッペルタール、インマヌエル教会

1990年のチャイコフスキー国際コンクールにおいて16歳で第3位入賞を果たしたアメリカの女性ヴァイオリニスト、 アリッサ・パークの無伴奏アルバム。


FCD 368400
シューベルト作品のピアノ・ソロ・トランスクリプション集
 シュテファン・ヘラー(1813-1888):
  ます(華麗なカプリス)Op.33(1843)
  魔王(バラード)Op.34(1843)
  アヴェ・マリア(1842)/若い母親(子守歌)(1842)
 フランツ・リスト(1811-1886):
  連祷(1841)/水の上で歌う(1838)/セレナード(1838)
  ゴンドラの漕ぎ手(1838)
  ウィーンの夜会(シューベルトによるワルツ=カプリス;1853)
 カール・チェルニー(1791-1857):
  シューベルトの人気のある悲しいウィーン舞曲による変奏曲 Op.12(1823)
 ジギスムント・タルベルク(1812-1871):
  シューベルトの旋律による幻想曲 Op.57 No.5(1847)

エレナ・マルゴリナ(ピアノ)

録音:2001年5月12-13、19-20日、カーメン、マイヴァルト・ピアノ・ギャラリー


FCD 368401
ドヴォルザーク(1841-1904):
  チェコ組曲 Op.39
  わが母の教えたまいし歌
   (フリッツ・クライスラー編曲;ヴァイオリンと管弦楽のための)*
  セレナード ニ短調 Op.44(木管楽器、チェロとコントラバスのための)

ヴラスティミル・コブルレ(ヴァイオリン)*
ケリー・ストラットン(指揮)
プラハ放送交響楽団

録音:2001年2月6-9日、ラジオ・プラハ、スタジオR1


ARS 38402
ピアノ6手連弾のための作品集 Vol.3
 ヨハン・シュトラウス I/トミスラフ・バイノフ編曲:ラデツキー行進曲 Op.228
 シャルル=アンリ・フェリクス:田舎者の踊り
 ベルンハルト・ヴォルフ(1835-1906):小舞曲 Op.138
 アンリ・ラヴィナ(1818-1906):チロル変奏曲 Op.69
 ヨハン・シュトラウス I/ヴィルヘルム・クラーマー編曲:
  ヴェネツィア=ガロップ Op.74
 ヨハン・シュトラウス II/ガブリエレ・ケーニヒ編曲:ピツィカート・ポルカ
 ラフマニノフ/ガブリエレ・ケーニヒ編曲:イタリアのポルカ
 ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
 エドゥアール・A・テュイエ(1841-1913):華麗なボレロ
 シャブリエ/アンリ・ドベル編曲:スペインの思い出
 ビゼー/アルノルド・サルトリオ(1853-1936)編曲:オペラ「カルメン」序曲
 ジュゼッペ・マンツィーノ(1929-1992):3人のためのワルツ
 ジャック・カステレード(1926-):3人のためのメナージュ[Ménage]
 オッドヴァル・S・クヴァム(1927-):レセプション・ワルツ Op.67/3
 イタロ・ガラヴェルニ(?-1965):春の夢
 トミスラフ・バイノフ(1958-):クリスマスの旅「鈴を鳴らせ変奏曲」(1999)
 ジョヴァンニ・ピアッツァ(1964-):ジャズの色
 パーシー・グレインジャー(1882-1961):ザンジバルの舟歌
 トミスラフ・バイノフ:メトロリトミカ 1(1997)

バイノフ・ピアノ・アンサンブル
 トミスラフ・バイノフ、リカルダ・フォン・ヴァレンシュテルン、スヴェトラナ・メック、
 クミ・アシダ、ズザナ・ステフンコヴァー、ス=ジン・キム

録音:2001年8月1-4日、ザスバッハ=ヴァルデン、 室内楽ホール「フォルム・ムジクム」


FCD 368403
チェロとビッグ・バンドのための協奏曲
 フリードリヒ・グルダ(1930-2000):
  チェロとブラス・オーケストラのための協奏曲*
 エド・ノイマイスター:
  チェロとビッグ・バンドのためのファンタジー+

フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
ジギ・ファイグル(指揮)*
エド・ノイマイスター(指揮)+
ジャズ・ビッグ・バンド・グラーツ

録音:2000年9月、2001年2月


FCD 368404
無伴奏男声合唱のための新しい音楽
 フロリアン・ハイゲンハウザー(1963-):
  プロフェティエ・エクス・テネブリス(1998)
  船が来る(2000)
  敬虔なヨーデル歌い(2001)
 ヴィルヘルム・キルマイヤー(1927-):
  アイヒェンドルフによる8つの合唱曲(1995);
   空気の中に静かに/森で/森の孤独/別れ/元気な旅/
   喪失/夕べ/さすらいの音楽家
 ベルント・エングルブレヒト(1968-):
  子守歌(1999);きらきら星/蜘蛛と蝿
 ルディ・シュプリング(1962-):天の力に守られ

ベルント・エングルブレヒト(指揮)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク

録音:2001年11月2-3日、2002年2月23日、レーゲンスブルク教会音楽学校

レンナー・アンサンブルは当レーベルからシューベルト、シューマン、R・シュトラウスの男声合唱作品集を発売しており、いずれも 好評を博しています。


FCD 368405
ムジカ・サクラ Vol.2
 フランク・マルタン(1890-1974):二重合唱のためのミサ(1922)
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):
  思いだしたもうな、主よ、われらの罪を
  主よ、いつまで怒りたもうや/わが祈りを聞きたまえ、主よ
 ブラームス(1833-1897):3つのモテット Op.110
 ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
  宗教的合唱曲集(1648)から[わが民を慰めよ SWV382/
   おお、愛する主なる神よ SWV381/それは確かな誠 SWV388]
 J・S・バッハ(1685-1750):主に向かいて新しい歌を歌え BWV225

マティアス・ヤンツ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ・キール・フレンスブルク
ハンブルガー・ラーツムジーク

録音:2001年7月13-15日、10月6-7日、フレンスブルク、聖マリア教会


FCD 368406
【廃盤】
ルクス・エテルナ(永遠の光) 20世紀合唱音楽における「永遠」
 マックス・レーガー:
  いと高き光 Op.138 No.2/夜の歌 Op.138 No.3/人は生きる Op.138 No.2
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード:
  まったき道を踏む者は幸いなり Op.38
 ジークフリート・カルク=エーレルト:永遠の安息を Op.109
 ヨハネス・クラッセン:主よ、御身の民を救いたまえ
 マックス・バウマン:アヴェ・マリア
 ヴィリー・ブルクハルト:神のノアとの誓約と虹
 フーゴ・ディストラー:故郷に帰りたい
 ジョルジ・リゲティ:ルクス・エテルナ(永遠の光)*
 クヌート・ニーステット:不滅のバッハ
 エドウィン・フィッシンガー:ルクス・エテルナ(永遠の光)
 オリヴィエ・メシアン:おお、聖なる宴
 ヴィタウタス・ミシュキニス:おお、聖なる宴
 ハビエル・ブスト:アヴェ・マリア
 ヴィタウタス・ミシュキニス:アヴェ・マリア
 コリン・モービー:アレルヤ、キリストはよみがえった
 ヨーセフ・スフィデル:栄光の歌

フォルカー・ヘンプフリング(指揮)
ケルン・カントライ

録音:2001年6月22-24日、9月21-22日、ケルン、三位一体教会
    2000年6月4日、ケルン、聖マリア・イン・カピタル教会、ライヴ*

演奏至難のリゲティ「ルクス・エテルナ」(ライヴ!)をはじめとする20世紀無伴奏合唱名作集。


FCD 368407
ディヴェルティスマン 管楽合奏のための音楽 Vol.1
 エミール・ベルナール(1843-1902):ディヴェルティスマン Op.36*
 ジャン・フランセ(1912-1997):
  友パパゲーノへのオマージュ
   (モーツァルトの「魔笛」の有名主題による幻想曲)*
 レランド・コッサルト(1877-1965):
  ハープと管楽器のための組曲 Op.19+
 アンドレ・カプレ(1878-1925):ペルシャ組曲+

イェレン・ヴェイエリンク(指揮)
オランダ・ウィンド・プレイヤーズ

録音:1994年5月、ハールレム、メノナイト教会*/1994年6月、ユトレヒト、マリア小教会+

+世界初録音。マルセイユ生まれのベルナールは指揮者・オルガニストとして、ポルトガル領マデイラ島の フンシャル生まれでドイツで学んだコッサルトは教育者として活躍した人物。ともに少数の作品しか残さず、それらもめったに演奏されないが、 収録作品の水準は高く魅力的。


FCD 368408
カリヴォダ:ピアノ4手連弾のための作品集
 ヨハン・ヴェンツェル・カリヴォダ(1801-1866):
  交響曲第1番ヘ短調 Op.7(カール・チェルニー編曲)
  ディヴェルティメント ヘ長調 Op.28
  3つの大行進曲 Op.26
  大ソナタ ト短調 Op.135

ピアノデュオ竹沢・ジシュカ
 竹沢絵里子、クリストフ・ジシュカ(ピアノ)

録音:2001年5月、エッティンゲン、シュタットハレ

カリヴォダはプラハに生まれ、ドイツで活躍した作曲家。すべて世界初録音。日本語解説付き。


FCD 368409
モーツァルト
  ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216*
  ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219*
  ディヴェルティメント ニ長調 K.205

アリッサ・パーク(ヴァイオリン)*
ユーン・K・リー(指揮)
ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー

録音:2001年3月24-25日、ドイツ、エッセン、ヒューゲル荘

1990年、諏訪内晶子が18歳で史上最年少優勝を果たしたチャイコフスキー・コンクール・ヴァイオリン部門において、16歳で第3位に入賞、史上最年少の入賞者としてやはり大きな話題を呼んだ東洋系アメリカ人ヴァイオリニスト、アリッサ・パーク。シンシナティのカレッジ・コンサヴァトリー・オヴ・ミュージックでクルト・ザスマンスハウスとドロシー・ディレイに師事、11歳でプロ・デビューしていた彼女はその後も順調にキャリアを重ね、欧米を中心に活躍、1996年からは母校の教師も務めています。


FCD 368410
【廃盤】
ラフマニノフ:チェロとピアノのための作品集
  歌 ヘ短調/前奏曲と東洋風舞曲 Op.2
  悲歌 Op.3 No.1(A・ウラソフ編曲)
  メロディ Op.3 No.3(A・マトコフスキー編曲)
  静かな夜に Op.4 No.3
   (アレクサンドル・シロティ&パブロ・カザルス編曲)
  チェロ・ソナタ Op.19
  前奏曲 Op.23 No.10(A・ブランドゥコフ編曲)
  ヴォカリーズ Op.34 No.14(A・ブランドゥコフ編曲)

トロルス・スヴァーネ(チェロ)
エレナ・マルゴリナ(ピアノ)

録音:2001年5月24-27日、カーメン、マイヴァルト・ピアノ&フリューゲル・ギャラリー

1967年デンマーク生まれのスヴァーネと1964年ウクライナ生まれのマルゴリナによる、旋律美あふれるラフマニノフ・アルバム。


FCD 368411
シューベルト:フルート・ソナタ集
  ソナタ ニ長調 Op.137 No.1 D.384
  ソナタ イ短調 Op.137 No.2 D.385
  ソナタ ト短調 Op.137 No.3 D.408
   (以上、原曲:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ[ソナティナ])

ノアン・ブフマン(フルート)
エレナ・マルゴリナ(ピアノ)

ブフマンはイスラエルのフルーティスト。


FCD 368412
【廃盤】
口笛のヴィルトゥオーゾ
 ベルバルド・パスクィーニ(1637-1710):
  スペインのフォリアによるパルティータ*
 ホセ・リドーン(1752-1827):ソナタ 第1旋法+
 J・S・バッハ:
  カンタータ第51番 BWV51 から 諸人よ歓呼して神をたたえよ*
  カンタータ第41番 BWV41 から 聖なる神よ、われらにこの年を終させたまえ*
  カンタータ第202番 BWV202 から Sich uben im Lieben*
 ハンリー・パーセル(1659-1695)/ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)編曲:
  つかの間の音楽*/音楽が愛の糧であるならば+/最も美しい島*
 モーツァルト:大ミサ ハ短調 から ラウダームス・テ*
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 から 第1楽章*
 アンドルー・ロイド・ウェッバー(1948-):
  「オペラ座の怪人」から ミュージック・オヴ・ザ・ナイト*
 スティーヴン・ソンドハイム(1930-):
  「ア・リトル・ナイト・ミュージック」から センド・イン・ザ・クラウンズ*
  「スウィーニー・トッド」から ナウ・ホワイル・アイム・アラウンド*
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲第5番*
 カルロス・ガルデル(1890-1935):
  わが懐かしのブエノスアイレス*/遥かなるわが故郷*
 アストル・ピアソラ(1921-1992):リベルタンゴ*
 ゼキーニャ・アブレウ(1880-1935):ティコ・ティコ*

ハンス・マルティン・ヴェルナー(口笛)
マルティン・シュメディング(オルガン*、チェンバロ+

録音:2000年7月21-23日、デュッセルドルフ、ネアンダー教会

口笛の名人芸というより人間離れした技を聴かせる驚異的かつユニークなアルバム。ヴェルナーはアメリカで活躍するドイツ人で、 本業はなんと指揮者。バロックからラテン・スタンダードまで、苦労のかけらも感じさせないその吹きっぷりにはじめは 唖然とさせられるが、聴き進むうちに気分が良くなってくる。


FCD 368413
ヤン・ザフ(1699-1773):
 弦楽のための作品全集
  弦楽のためのシンフォニア第1番イ長調*
  弦楽のためのシンフォニア第2番イ長調*
  弦楽のためのシンフォニア第3番イ長調*
  弦楽のためのシンフォニア第4番ヘ長調*
  弦楽のためのシンフォニア第5番変ロ長調*
  3つの楽器のためのソナタ ニ長調+
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア第1番ト長調+/#
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア第2番ニ長調+/#

ヴォルフガング・コールハウセン(指揮*、ヴァイオリン+
フォンティ・ディ・ムジカ室内管弦楽団*
ザビーネ・クラウトイザー(ヴァイオリン+
アルベルト・フィラ(チェロ+
トーマス・コールハウセン(チェンバロ#

録音:1990年1月27-28日、2月3-4日、ハーメルン、ザール・デア・JA

ザフはチェコの作曲家・オルガニスト・ヴァイオリニストで、プラハやドイツ各地で活躍しました。


FCD 368414
ミスリヴェチェク:協奏曲とシンフォニア集
 ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):
  シンフォニア第1番ニ長調#/ヴァイオリン協奏曲ハ長調*
  シンフォニア ニ長調(組曲)#/チェロ協奏曲ハ長調+
  ヴァイオリン協奏曲ヘ長調*

ヴァレンティン・ジュク(ヴァイオリン)*
アルトゥーロ・ムルサバル(チェロ)+
イェルン・ヴェイエリンク(指揮)
カメラータ・アムステルダム

録音:オランダ、マイデン大教会

カメラータ・アムステルダムはモダーン楽器使用の新しい室内管弦楽団。ジュクはモスクワ生まれで、現在オランダ放送交響楽団の コンサートマスターを務めている。ムルサバルはスペイン・バスク地方の生まれで、現在カメラータ・アムステルダムの首席奏者。


FCD
368415-416

(2CD)
シューマン:ピアノ4手演奏のための作品全集
 8つのポロネーズ(4手連弾のための)
 ピアノ曲断片ニ長調(4手連弾のための;1830頃)*
 奇想曲(4手連弾のための;1830頃)
 アンダンテと変奏曲 Op.48(2台のピアノのための)
 ピアノ曲断片ホ長調(アレグレット、4手連弾のための;1845頃)*
 「東洋の絵」Op.66(4手連弾のための6つの即興曲)
 ピアノ曲ハ長調 Op.58 Anh.(4手連弾のための;1849?)*
 小さな子供と大きな子供のための12の4手連弾小品 Op.85
 「舞踏会の情景」Op.109(4手連弾のための9つの性格的楽曲)
 「子供の舞踏会」Op.130(4手連弾のための6つの易しい舞曲)

エレナ・マルゴリナ、アルヌルフ・フォン・アルニム(ピアノ)

録音:2001年12月14-16、21-23日、2002年3月22-24日、
    カーメン、マイヴァルト・ピアノ・ギャラリー

*世界初録音。


FCD 368417
アイレス・ブエノス
 パブロ・エスカンデ(1971-):
  セレナード「夜」(バリトンと管楽合奏のための)*
   ;序曲/夜祭り/静かな愛/夢/ある夏の夜/嵐/おまえの名前
  協奏的舞曲集(トランペットと管楽合奏のための)+
  クリスマスの6つの印象(ソプラノと管楽合奏のための)#
   ;ベツレヘム/宿屋で/生誕/小さな羊飼いたちの物語/
   マリアの子守歌/顕現日

マルセル・ボーネ(バリトン)*
ハリー・トロケット(トランペット)+
マリルス・アルバレス(ソプラノ)#
イェルン・ヴェイエリンク(指揮)
オランダ・ウィンド・プレイヤーズ

録音:2002年5月、MCO ヒルフェルスム

エスカンデはブエノスアイレスに生まれ、オランダに渡ってフォルテピアノの演奏と作曲を学びました。「夜」と「クリスマスの6つ の印象」は彼の依頼によりペドロ・アダラーガが書き下ろしたスペイン語のテキストによる歌曲集。作風はきわめてラテンアメリカ的で、 ピアソラ、ヒナステラ、ヴィラ=ロボスなどにに似た雰囲気を持っています。


FCD 368418
ロータ、ゲンツマー、レスギーピ、パヌフニク:弦楽合奏のための作品集
 ニーノ・ロータ(1911-1979):弦楽のための協奏曲
 ハラルト・ゲンツマー(1909-):弦楽のためのソナチナ第2番
 オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
  リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲
 アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):古いポーランドの組曲(改訂版;1955)

シュテファン・フラース(指揮)
フォルクヴァング室内管弦楽団

録音:2002年2月4-5日、4月9日、ヴッペルタール、インマヌエル教会


FCD 368419
ゾルターン・コダーイ(1882-1967):
 ピアノ作品集

  7つのピアノ小品 Op.11
  ドビュッシーの動機による瞑想曲
  9つのピアノ小品 Op.3

ヴァルセット ギネッテ・コステンバーダー(ピアノ)

録音:2002年6月29-30日、シュトゥットガルト・ピアノ・センター・マテウス


FCD
368420-21

(2CD)
アルベルト・ロルツィング(1801-1851):
  歌劇「ハンス・ザックス」(1840)

ゲラルト・クヴィン(皇帝マクシミリアンI)
ミハイル・ミラノフ(マイスター・シュテファン)
カイト・ラドミロヴィク(クーニグンデ)
マルレーネ・ミルド(コルドゥーラ)
ウルリヒ・ヴァント(ハンス・ザックス)
マルク・ハマン(ゲルク)
ハンス=ヘルマン・エーリヒ(エオバン・ヘッセ)
シルヴィオ・ハイル(審判長、射手1)
タデウシュ・イェドラス(市参事会員1)
フランツ=ヨゼフ・メルテンス(市参事会員2)
シュテファン・クライマー(射手2)
ティル・ドレーマン(指揮)
オスナブリュック交響楽団
オスナブリュック市立劇場合唱団

録音:2001年6月2、8、12、22、28日、7月1日、オスナブリュック市立劇場、ライヴ

ワーグナーに影響を与えたといわれるロルツィングの珍しいオペラ。初回生産品は舞台写真満載のブックレット(136ページ)付きスリップケース仕様でしたが、現在は通常仕様となっております。


ARS 38422
コダーイチェロとピアノのための作品全集
  アダージョ/ソナタ Op.5/ソナティナ/抒情的ロマンス[Romance lyrirue](*)
 J・S・バッハ/コダーイ編曲:
  前奏曲とフーガ/3つのコラール前奏曲

デュオ・ポスティリョーネ・シュトゥットガルト
ヴァルフガング・シュルツ(チェロ)
ギネッテ・コステンバーダー(ピアノ)

録音:2003年10月21、23日、コルンタール、シュタットハレ

(*)世界初録音。


FCD 368423
韓国の歌曲集
  緑の丘が教えてくれる/憧れる心/山村/ソックラム
  あなたがいるから/アザレア/緑の丘のそばに住みたい
  川から春が来るように/憧れ/雪/山のたそがれ
  忘れられない/私の愛する人は来る?
  クムガン山脈への憧れ/新アリラン/焼き栗のバラード
  バキェオンの滝/シンゴサンのバラード

キム・ヒョ・ソン(メゾソプラノ)
ウーヴェ・バルサー(ピアノ)

録音:2002年7月27-29日、ハイデルベルク、シュタットハレのバルザール

1947年生まれの韓国のメゾソプラノが貫禄のある歌を聴かせる。


FCD 368424
カンツォーネ フルートとピアノのための音楽
 ヨアキム・アナセン(1847-1909):6つのサロン小品 Op.24
 カミーユ・サン=サーンス(1835-1927):ロマンス Op.37
 バンジャマン・ゴダール(1949-1895):組曲 Op.116
 サミュエル・バーバー(1910-1981):カンツォーネ
 オタル・タクタキシヴィーリ(1924-1989):ソナタ
 アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978)/ジェイムズ・ゴールウェイ編曲:
  バレエ「スパルタクス」から アダージョ

クリスティーナ・マテイ(フルート)
ミヒャエル・テーデ(ピアノ)

録音:2002年3月12-14日、リューベック音楽大学コンサート・ホール

ブックレットに日本語解説を掲載。


FCD 368425
ハース、クラーサ、ウルマン:
 テレジンシュタット時代とそれ以前の歌曲集

 パヴェル・ハース(1899-1944):
  3つの中国の歌曲 Op.4(1921)
  中国の詩人の言葉による4つの歌曲(1944)
 ハンス・クラーサ(1899-1944):
  5つの歌曲 Op.4(1925)
  バリトン、クラリネット、ヴィオラとチェロのための3つの歌曲(1943)*
 ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):
  ハフィスの歌曲集 Op.30(1940)
  バリトンとピアノのための3つの歌曲 Op.37(1942)
  「人間とその日」 Op.47(1943)
  2つの中国の歌曲(1943)

フリーダー・アンダース(バリトン)
シュテッラ・ゴルトベルク(ピアノ)
ハインツ・ヘップ(クラリネット*
コンスタンティン・ヨヒム(ヴィオラ*
エリク・プルメッタス(チェロ*

録音:2002年7月、2003年1月、4月、フランクフルト

20世紀末にチェコに生まれ、ナチスによってテレジンシュタット収容所に送り込まれ、アウシュヴィッツに移されて処刑された3人の ユダヤ系作曲家による歌曲集です。


ARS 38426
ジプシーの歌
 作曲者不詳/ゾルターン・ナジ編曲:
  25のハンガリー民謡(1887)から ハンガリーの愛の歌
 フェルディナント・ヒラー(1811-1885):ジプシーの女 Op.43(1851)
 オトマー・シェック(1886-1957):三人のジプシー Op.24a No.4(1926)
 イグナーツ・モシェレス(1794-1870):ジプシーの女 Op.119 No.2(1851)
 フランツ・リスト(1811-1876):三人のジプシー(1860)
 ローベルト・シューマン(1810-1856):ジプシーの歌 Op.79 No.7,8(1948)
 フーゴ・ヴォルフ(1860-1903):ジプシーの女(1887)
 フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):ジプシーの歌 Op.55 No.2(1923)
 ルイス・シュポア(1784-1859):ジプシーの歌 Op.25 No.5(1809)
 ルイス・エーレルト(1825-1884):ジプシー流 Op.16 No.1(1852)
 ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):ジプシーの女の歌 Op.60 No.7(1860)
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):8つのジプシーの歌 Op.103(1889)

レネー・モルロツ(アルト)
フィリップ・モル(ピアノ)

録音:2003年8月26-29日、SWR・カールスルーエ・スタジオ


FCD 368427
【廃盤】
ショパン/シュテファン・フラース編曲
  ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21(弦楽合奏伴奏版)
  ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11(弦楽合奏伴奏版)

エレナ・マルゴリナ(ピアノ)
シュテファン・フラース(指揮)
エッセン・フォルクヴァング室内管弦楽団

録音:2002年9月16-18日

何かと問題にされることの多い管弦楽パートを弦楽合奏に書き換えた版を使用。実にすっきりと仕上がっている上に、ピアノ五重奏版に 比べて弦の量感があるのが好印象です。


FCD 368428
メリークリスマス ピアノ6手連弾によるクリスマス・キャロル集
 ルロイ・アンダーソン(1908-1975):そりすべり
 ジェイムズ・ロード・ピアポント(1822-1893):ジングル・ベル
 坂本龍一(1951-):戦場のメリー・クリスマス
 小林亜星(1932-):あわてんぼうのサンタクロース
 アマデウス・ガティ(1956-):「世界中のクリスマス・キャロル」から
  さやかに星はきらめき(フランス)/いざうたえ(ドイツ)
  もみの木(ドイツ)/アバ・ハイチ・ブンバイチ(ドイツ)
 ジョン・ニュートン(1725-1807)−作曲者不詳/大宝博編曲:
  アメージング・グレース−クリスマスおめでとう
 アーヴィング・バーリン(1888-1989)/佐々木邦雄編曲:
  ホワイト・クリスマス
 J・フレッド・クーツ(1937-1999)−
  リック・スミス&フェリクス・バーナード/佐々木邦雄編曲:
  サンタが町にやってくる−ウィンター・ワンダーランド
 ジョニー・マークス(1909-)/鈴木一司編曲:赤鼻のトナカイ
 フランスのクリスマス・キャロル−メーゾン(1792-1872)/鈴木一司編曲:
  荒野の果てに−もろびとこぞりて
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)/チェルニー編曲:
  われらに救い子が生まれた(オラトリオ「メサイア」から)
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)/アマデウス・ガティ編曲:
  エア(組曲第3番ニ長調 BWV1068 から)
 アマデウス・ガティ:「世界中のクリスマス・キャロル」から
  牛とロバの間に(フランス)/ジングル・ベル(アメリカ)
  もうすぐ日が暮れ(オーストリア)/きたり聞けよ、み告げを(チェコ)
  鐘の甘い調べを(ドイツ)/バユシュキバユ(ロシア)
  よろこべや、たたえよや(イギリス)
 H・エルンスト・リヒター(1805-1996):
  クリスマス叙情(小さなファンタジー)Op.121
 イヴォンヌ・エノック:
  「3人のピアニストのための3つのクリスマス・キャロル」;
   クリスマスおめでとう/まぶねへ/ひいらぎ飾ろう
 ハインリヒ・リヒナー(1829-1898):イエスへのあいさつ
   (有名なクリスマス・キャロルの簡単なファンタジー)Op.308
   [きよしこの夜/明日は子供に何かある/キラキラ星/毎年再び/
   愛する聖なるキリストよ/よろこべや/いずこの家にも]
 イヴォンヌ・エノック:「もう3つのクリスマス・キャロル」;
  祝いに馳せ参じ/聖なる幼子/鐘の音
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)/アマデウス・ガティ編曲:
  「四季」から 冬 Op.8 No.4
 マクシミリアン・ホーフバウアー(1956-):
  「クリスマスの魔法」(アドヴェント、クリスマス・キャロル)
  マリアは歩みぬ/雪は静かに舞い落ちる/ジングル・ベル
  ドイツとイギリスの12のクリスマス・キャロル/きよしこの夜
 エトリンゲン市の鐘

ピアノフォルテ[Piano4te]
 竹沢絵里子、クリスティアン・クネーベル、
 クリストフ・ジシュカ、リリアナ・ボロータ(ピアノ)

録音:エトリンゲン、シュタットハレ

1台のピアノの鍵盤の上を舞う6本の腕が奏でる、聴き慣れたクリスマス名曲の数々。リスニング・ルームを小粋なクリスマス・パーティー会場に変えてくれる、愉快で心あたたまるアルバムです。
ピアノフォルテは1996年に結成されたピアノ・クァルテットで、1台ピアノ6・8手連弾、2台ピアノ8手連弾、3・4台のピアノによる演奏など多様なアンサンブルを組んで活躍しています。彼らの書庫には6手以上のための作品の楽譜が500曲以上収められているそうです。
日本語解説付き。


FCD 368429
ユリウス・レントヘン(1855-1932):
 チェロ・ソナタ集(Vol.1)
  ハ短調(1906)/ト短調(1905)/ロ短調(1907)

ジャン・ドクロース(チェロ)
ダニエル・ドシェンヌ(ピアノ)

録音:2003年1月11-12日、3月1日、オランダ、ビルトホーフェン、ヴィラ・ガウデアムス、ヴァルター・マース邸

ユリウス・レントヘンはライプツィヒ生まれのオランダ人作曲家・ピアニストで、 アムステルダム音楽院長を務めたほか、息子二人とともにレントヘン三重奏団を 結成して演奏活動を行いました。チェロ・ソナタは、彼が伴奏者を務めたカザルスのために書いたもので、 レントヘン一家が暮らした邸宅で行われたこの録音もカザルスに捧げられています。


FCD 368430
ピアノ四重奏作品集
 ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.16
 シューベルト:アダージョと協奏的ロンド ヘ長調 D.487
 シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47

メニューイン・フェスティヴァル・ピアノ四重奏団
 ノラ・チャステイン(ヴァイオリン) シルヴィア・スモネスク(ヴィオラ)
 トレルス・スヴァーネ(チェロ) フリーデマン・リーガー(ピアノ)

録音:2002年3月13-15日、リューベック音楽大学室内楽ホール


ARS 38431
LEVADA フルート・クァルテットのための音楽
 フリードリヒ・グルダ(1930-2000):フーガ
 ユジェーヌ・ボザ(1905-1991):山の夏の日
 ハイケ・ベックマン:Levada
 グルック/オリヴィエ・ペータース編曲:オルフェウス
 ハイケ・ベックマン:アップタイム
 オリヴィエ・ペータース(1955-):Feu Vif(*)
 フリードリヒ・グルダ:フーガ(ライヴ)
 ハイケ・ベックマン:Levada(ライヴ)
 デスモンド/オスカー・ゴットリープ・ブラー編曲:Take V.I.F.(ライヴ)

ViF
 ヒルデガルト・シャッテンベルク、クリスティアーネ・オクセンフォルト、
 シュテファン・ボーツ、アンドレアス・ダーメン(フルート)

ケルン・サクソフォン・マフィア(*)

ViFは1989年に4人のフルーティストによって結成された四重奏団。1992年の東京国際室内楽コンクール2位入賞、1994、1996、1998、2001年の来日演奏旅行など、日本と縁の深いアンサンブルです。


ARS 38432
BAROXX フルート・クァルテットによるバロック音楽
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)/オスカー・ゴットリープ・ブラー編曲:
  カンツォーナ第4番
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)/キリル・マッグ編曲:
  フーガの技法 BWV1080 から コントラプンクトゥス I
 ゲオルク・フリードリヒ・テレマン(1681-1767)/アンドレアス・ダーメン編曲:
  3つのフルートとバス・フルートのための四重奏曲ニ長調
 ヨハン・セバスティアン・バッハ/キリル・マッグ編曲:
  フーガの技法 BWV1080 から コントラプンクトゥス X/同 IX
 ジローラモ・フレスコバルディ/オスカー・ゴットリープ・ブラー編曲:
  聖体奉挙のためのトッカータ
 ヨハン・セバスティアン・バッハ/オスカー・ゴットリープ・ブラー編曲:
  フーガ ト短調 BWV542
 ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621)/
  オスカー・ゴットリープ・ブラー編曲:「わが若き日々は終わりて」による変奏曲
 ヨハン・セバスティアン・バッハ/アンドレアス・ダーメン編曲:
  管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067による組曲ニ短調

ViF
 ヒルデガルト・シャッテンベルク、クリスティアーネ・オクセンフォルト、
 シュテファン・ボーツ、アンドレアス・ダーメン(フルート)

録音:1995年6月、ヴッペルタール、インマヌエル教会

ViFは1989年に4人のフルーティストによって結成された四重奏団。1992年の東京国際室内楽コンクール2位入賞、1994、1996、1998、2001年の来日演奏旅行など、日本と縁の深いアンサンブルです。


ARS 38433
BAROXX II フルート・クァルテットによるバロック音楽
 J・S・バッハ:(管弦楽)組曲第1番ハ長調 BWV1066
 オルランドゥス・ラッスス(1530/32-1594):「3声のドイツ語詩篇」から3曲
 コンラート・ハギウス(1550-1616):詩篇139
 J・S・バッハ:フーガの技法 BWV1080 から コントラプンクトゥス II
 ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):
  3つのフルートとバスフルートのための組曲へ長調
 J・S・バッハ:フーガの技法 BWV1080 から コントラプンクトゥス III
 J・S・バッハ:汝を飾れ、おお、愛する魂よ BWV654a
 J・S・バッハ:フーガの技法 BWV1080 から コントラプンクトゥス IV
 ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562-1621):
  涙のパヴァーヌ(ジョン・ダウランドの「流れよわが涙」による)
 J・S・バッハ:フーガの技法 BWV1080 から コントラプンクトゥス XIX
 J・S・バッハ:われは御身の玉座の前へ進む BWV668

ViF
 ヒルデガルト・シャッテンベルク、クリスティアーネ・オクセンフォルト、
 シュテファン・ボーツ、アンドレアス・ダーメン(フルート)

録音:2000年5月25-30日、アーハウス、バロック館、君主の間

ViFは1989年に4人のフルーティストによって結成された四重奏団。1992年の東京国際室内楽コンクール2位入賞、1994、1996、1998、2001年の来日演奏旅行など、日本と縁の深いアンサンブルです。


ARS 38434
アナトーリー・リャードフ(1855-1914):ピアノ音楽
  マズルカ Op.3 No.4/前奏曲 Op.10 No.1/マズルカ Op.9 No.2
  前奏曲 Op.11 No.1/マズルカ Op.11 No.3/2つのバガテル Op.17;苦悩,田園
  マズルカ Op.15 No.1/同 Op.15 No.2/昔のこと(バラード)Op.21
  前奏曲 Op.24 No.1/牧歌 Op.25/バガテル Op.30/前奏曲 Op.40 No.3
  田舎風マズルカ Op.31 No.1/前奏曲 Op.31 No.2/4つの前奏曲 Op.46
  なじみのポロネーズによる変奏曲 Op.51/3つのバレエ小品 Op.52
  3つのバガテル Op.53/カンツォネッタ Op.48
  3つの小品 Op.57;前奏曲,バレエ,マズルカ

佐野恵(ピアノ)

録音:2003年9月15-16日、12月8-9日、2004年2月11-12日、
    南西ドイツ放送協会カールスルーエ・スタジオ

詳細判明につき再案内いたします。入荷済みです。
「イェンゼン:ピアノ作品集」(FCD 368389)に続く、ドイツを本拠に活躍する佐野恵の当レーベルへの録音第2作。前作に引き続き、ブライトコップフ版の校訂者として高名なヨアヒム・ドラーハイムの構想に基づいて制作されました。
 曲目解説より:「アナトリー・リャードフはムソルクスキーやスクリャービンなどの周囲の作曲家やショパンなどの西欧の模範に倣いながらも、ロシアの民俗芸能と結びついたリズムや旋律で独自の語法を ピアノ作品で達成した。これらの作品は簡潔で明解な形成により細密画の巨匠の手によることを示し、作曲技法の最高峰に立ち、19世紀末期において未来を啓示する ものであった。彼の音楽の中でロマン派を受容している点だけに目を向けず、この殆ど知られずにいた作曲家がどんなに特異でまた興味深い人物であり、ペテルスブルグ楽 派を代表し、典型的に「ロシア風」であったかが認識できれば、彼の真の価値が理解できるだろう。彼の作品では既に近代音楽への道がほのかに示され、セルゲイ・プロコフィエフやイゴール・ストラヴィンスキーへと通じている。」
 ブックレットには解説の日本語訳も収録されています。


ARS 38436
ブラームス晩年のピアノ曲集
  幻想曲集 Op.116(6曲)(*)/3つの間奏曲 Op.117(*)
  6つの小品 Op.118(*)/4つの小品 Op.119(+)

エレーナ・クシュネロワ(ピアノ)

録音:2002年11月11-12日、2003年5月31日、バイエルン放送スタジオ2(*)
    2004年1月23日、バイエルン放送スタジオ1(+)


ARS 38438
バルトーク(1881-1945):ヴァイオリン協奏曲第2番(*)
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(+)

ノラ・チャステイン(ヴァイオリン)
リュディガー・ボーン(指揮(*))
シンフォニエッタ・テュービンゲン(*)
ルドルフ・ルッツ(指揮(+))
ザンクトガレン室内アンサンブル(+)

(P)1991(*)/2006(+)


ARS 38439
ユリウス・レントヘン(1855-1932):チェロ・ソナタ集 Vol.2
  第10番ハ短調(1927)
  第7番嬰ヘ短調(1917)
  第2番イ短調(1901)

ジャン・ドクロース(チェロ)
ダニエル・ドシェンヌ(ピアノ)

録音:2005年2月18-19日、4月23-24日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

ユリウス・レントヘンはライプツィヒ生まれのオランダ人作曲家・ピアニストで、アムステルダム音楽院長を務めたほか、息子二人とともにレントヘン三重奏団を結成して演奏活動を行いました。


ARS 38440
ユリウス・レントヘン(1855-1932):
 ノルウェー民謡による組曲「ヨトゥンハイメンより」
  (オーボエとピアノのための;1902)(*)
 ファゴット・ソナタ(1929)(+)
 オーボエ・ソナタ第1番(1918)(*)/同第2番(1928)(*)

マールテン・カレス(オーボエ(*))
ペーター・ハーステルラント(ファゴット(+))
アリアーネ・カレス(ピアノ)

録音:2004年9月17-19日(*)、10月24日(+)、ヴッパータール、インマヌエル教会

ユリウス・レントヘンはライプツィヒ生まれのオランダ人作曲家・ピアニストで、アムステルダム音楽院長を務めました。


ARS 38441
ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
  第1番ニ長調 Op.12 No.1(*)
  第2番イ長調 Op.12 No.2(+)
  第3番変ホ長調 Op.12 No.3(+)
  第8番ト長調 Op30 No.3(#)

ノラ・チャステイン(ヴァイオリン)
フリーデマン・リーガー(ピアノ)

録音:1991年(*)/1995年3月(+)/2004年1月(#)

メニューイン・フェスティヴァル・ピアノ四重奏団のメンバーとして活躍している二人によるベートーヴェン。


ARS 38442
ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2
  第4番イ短調 Op.23(*)
  第5番ヘ長調 Op.24(+)
  第9番イ長調 Op.47「クロイツェル=ソナタ」(+)

ノラ・チャステイン(ヴァイオリン)
フリーデマン・リーガー(ピアノ)

録音:1991年1月(*)/2004年1月(+)


ARS 38443
ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3
  第6番イ長調 Op.30 No.1(*)
  第7番ハ短調 Op.30 No.2(*)
  第10番ト長調 Op.96(+)

ノラ・チャステイン(ヴァイオリン)
フリーデマン・リーガー(ピアノ)

録音:2004年1月(*)/1995年3月(+)


ARS 38444
ストラヴィンスキーピアノ作品集
  4つの練習曲 Op.7/ソナタ/5本の指で/セレナード イ長調
  「ペトルーシュカ」からの3つの楽章/「プルチネッラ」からの2曲/タンゴ

エレーナ・クシュネロワ(ピアノ)


ARS 38445
私の声の中の風景 声楽新作集
 ベスティ・ジョラス(1926-):1つの声のためのカプリス(1975)
 ヴィエラ・ヤナールチェコヴァー(1951-):暗黒のはじまり(声のための;1998)
 ヴィオレータ・ディネスク(1953-):
  Et veniens veni(声、打楽器とヴィオラのための;2002)(+/**)
 ジャクリーヌ・フォンティン(1930-):KU SOKO(声とピアノのための;1990)(*)
 マリアム・マルベ(1931-):D'a cantare - cantarellare
   (ソプラノ、ヴァイオリンと打楽器のための;1995)(+/#)
 ヴィオレータ・ディネスク:ロープで二分されたごとく(歌声のための;1997)
 シルヴィア・スメイカロヴァー(1974-):雨の味(声とピアノのための;1997)(*)
 ドイナ・ノタル(1951-):
  … 鐘楼から鐘楼へ …(声と打楽器のための;2004)(+)(++)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):
  ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの幻視から(声のための;1994)
 クラウス・ヒンリフ・シュターマー(1941-):私の声の中の風景(1978)(##)

クリステル・ニース(声)
ヘルムート・フィーフェル(ピアノ(*))
ベルンハルト・ベツル(打楽器(+))
オトフリート・ニース(ヴァイオリン(#))
アルムート・シュタインハウゼン(ヴィオラ(**))

録音:2002年11月27-29日、ヘッセン放送カッセル・スタジオ(++,##以外)
    2005年1月15日(++)、1992年9月26日(##)、カッセル大学音楽音響スタジオ(++/##)


ARS 38446
デュオ・フルート=ハープ
 J・S・バッハ:フルート・ソナタ(第2番)変ホ長調 BWV1031
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ(第14番)ニ長調 K.29
 ジャン・バティスト・クルムフォルツ(1742-1790):
  フルートとハープのためのソナタ ヘ長調 Op.8 No.5
 サン=サーンス:ロマンス変ニ長調 Op.37
 フォーレ:子守歌/シシリエンヌ Op.78
 イベール:間奏曲
 レイナルド・アーン(1875-1947):テュンダリス/恍惚の時/クローリスに
 グイド・ブリッチャルディ(1818-1881):ヴェネツィアの謝肉祭 Op.78

デュオ・フルート=ハープ
 デヤン・ガヴリッツ(フルート) ジルケ・アイヒホルン(ハープ)

録音:2005年3月15-16日、Funkhaus des ORF-Landesstudio Vorarlberg

セルビア出身のガヴリッツとスイス出身のアイヒホルンは2002年よりデュオ活動を行っています。


ARS 38447
ヘブライのメロディー
 ジョゼフ・アクロン(1886-1943):ヘブライのメロディー Op.33
 ジェリー・ボック(1928-):屋根の上のヴァイオリン弾き
 ジョン・ウィリアムズ(1932-):「シンドラーのリスト」のテーマ
 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):ヘブライの主題による序曲(+)
 エルネスト・ブロッホ(1880-1959):ニグン(即興曲)第2番
 ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ピアノ三重奏曲第2番 Op.67 から フィナーレ(アレグレット)(*)
 パウル・ベン=ハイム(1897-1984):バラード
 ヴァーサ・プリゴダ(1900-1960):エリ、エリ!

ワレンチン・ジュク(ヴァイオリン)
イェルン・ヴェイエリンク(指揮)
カメラータ・アムステルダム
ヴァーケ・バグラトゥーニ(チェロ(*))
イロンカ・ハイリングロー(ピアノ(*))
セレステ・ゼーワルド(クラリネット(+))

録音:2004年9月9-10日、ヒルフェルスム、MCO


ARS 38448
2台ピアノ8手連弾のためのオリジナル作品集
 コルネリウス・グルリット(1820-1901):狩の序曲 Op.101(*)
 ゲーザ・ホルヴァート(1868-1925):ハンガリー小組曲 Op.68(*)
 ベドジフ・スメタナ(1824-1884):一楽章のソナタ(1849)
 パーシー・グレインジャー(1882-1961):カントリー・ガーデンズ
 ステファン・イコノモフ(1927-1994):ソナタ(*)
 マック・ウィルバーグ(1955-):ビゼーの「カルメン」の主題による幻想曲
 ウィリアム・ジロック(1917-1993):シャンパーニュ・トッカータ
 ケヴィン・R・オルソン(1971-):ア・スコット・ジョプリン・ラグ・ラプソディー
 ベルント・ヘンゼル(1956-):かかし(2002)(*)  (*)世界初録音

バイノフ=ピアノ=アンサンブル
 トミスラフ・バイノフ、ズザナ・スハノヴァー、ルイジ・カセッリ、
 スヴェトラーナ・メック、ハインリヒ・バイゼ(ピアノ)

録音:2002年8月、ドイツ、デンキンゲン、バイノフ=ピアノ=アンサンブル=スタジオ


ARS 38449
スカンディナヴィアの合唱音楽
 トロン・クヴェルノ(1945-):めでたし、海の星[Ave Maris Stella]
 ウルマス・シサスク(1960-):ベネディクツィオ[Benedictio]
 クヌート・ニューステット(1915-):3つのモテット
 ヴェリヨ・トルミス(1930-):秋の風景
 ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927):3つの合唱曲
 ダーヴィド:ヴィカンデル(1884-1955):春の夕べ
 ニルス・V・ゲーゼ(1817-1890):朝の歌
 ダーヴィド:ヴィカンデル:スズランの王
 ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960):夕べ
 エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):麗しきかな、神の子よ
 エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):夏の夜

ニコル・マット(指揮)
アマデウス合唱団

録音:2003年10月25-29日、2004年2月6-8日、ハイルスブロン修道院

アマデウス合唱団は、ヴィンツバッハ少年合唱団の指揮者として高名なカール=フリードリヒ・ベリンガーにより、1978年ニュルンベルク近郊の町ノイエンデッテルサウに創設された総勢50名ほどの混声合唱団。2001年より指揮者を務めているニコル・マット(1970年生まれ)は、エーリク・エーリクソンとフリーダー・ベルニウスの薫陶を受け、ノルディック室内合唱団(2002年、ヨーロッパ室内合唱団に改称)を振って名を挙げた気鋭の合唱指揮者です。


ARS 38450
(2CD)
ライン・ドイツ歌劇場の五十年 1956-2006
R・シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」から Grossmachtige Prinzessin
イルゼ・ホルヴェーク(ソプラノ:ツェルビネッタ)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1956年10月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴェルディ:「リゴレット」から
   Gleich sind wir beide - Tochter! Mein Vater(第1幕)
ハインツ・イムダール(バリトン:リゴレット)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ:ジルダ)
不明(メゾソプラノ:ジョヴァンナ)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団 録音:1957年、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴェルディ:「マクベス」から
   Den vollen Becher lasst froh uns heben(第2幕、宴会の場面)
アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ:マクベス夫人)
ハインツ・イムダール(テノール:マクベス)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団 録音:1957年11月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
R・シュトラウス:「ばらの騎士」から
   Sei er doch gut Quinquin - Mein schoner Schatz(第1幕)
ヒルデ・ツァーデク(ソプラノ:元帥夫人)
ハンナ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ:オクタヴィアン)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1958年2月2日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴェルディ:「アイーダ」から Als Sieger kehre heim !(第1幕)
イングリット・ビョーナー(ソプラノ)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュイスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1963年2月14日、デュイスブルク劇場
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」から Leb wohl mein Sohn(ボリスの死)
マルッティ・タルヴェラ(バス:ボリス)
ブリギッテ・デュルラー(ソプラノ)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1967年9月21日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
プッチーニ:「トスカ」から
   Ah! Franchigia a Floria Tosca - Com'e lunga l'attesa !(第3幕)
ハナ・ヤンク(ソプラノ:トスカ)
ウィリアム・ホリー(テノール:カヴァラドッシ)
カール・フュリングス(バリトン:シャッローネ)
ヴォルフ・アッペル(テノール:スポレッタ)
ジュゼッペ・パタネ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1970年6月30日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ロッシーニ:「チェレネントラ(シンデレラ)」から
   Nacqui all'affano - non piu mesta(第2幕)
ユリア・ハマリ(アルト:アンジェリーナ)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
ライン・ドイツ歌劇場合唱団
録音1974年3月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ドヴォルジャーク:「ルサルカ」から Silberner Mond(第1幕)
ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)
ペーター・シュナイダー(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1975年1月22日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
レオンカヴァッロ:「道化師」から Si puo ? Si puo ?(プロローグ)
ユージン・ホームズ(バリトン)
Hector Urbon(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1977年7月13日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
プッチーニ:「ボエーム」から
   D'onde lieta usci - Dunque e poprio finita ?(第3幕)
リリアン・スキス(ソプラノ:ミミ)
ゲオルギー・チョラコフ(テノール・ロドルフォ)
ナルシン・アザルミ(ソプラノ:ムゼッタ)
ユージン・ホームズ(テノール:マルチェッロ)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音1979年11月21日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴォルフガング・フォルトナー(1907-1987):「血の婚礼」から
   Dein Vater nahm mich mit
マルタ・メードル(ソプラノ:母)
ウド・ボドニク(テノール:花婿)
ハンス・ヴァラート(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1987年2月8日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
プッチーニ:「トスカ」から Tre sbirri, una carozza - Te deum(第1幕)
ゼノン・コスノフスキ(バリトン:スカルピア)
ヴィルヘルム・リヒター(テノール:スポレッタ)
ヤノス・クルカ(指揮)
録音:1992年6月
マスネ:「マノン」から Toi ! Vous ! - Oui, c'est moi !(第3幕)
アレクサンドラ・フォン・デア・ヴェート(ソプラノ:マノン)
セルゲイ・ホーモフ(テノール:デ・グリュー)
バルド・ポディチ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2003年3月30日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
モンテヴェルディ:「ウリッセの帰還」から Io viddi per vendetta(第1幕)
マリセッレ・マルティネス (ソプラノ:ミネルヴァ)
タッシス・クリストヤニス(テノール:ウリッセ)
アンドレアス・シュテーア(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2003年6月18日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
レオンカヴァッロ:「道化師」から
   Qual fiamma avea nel guardo - Stridono lassu(鳥の歌)
ナターリャ・コヴァロワ (Vogellied der Nedda) ジョン・フィオーレ(指揮)
デュイスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2003年6月6日、デュイスブルク劇場
プッチーニ:「外套」から Nulla ! Silenzio(フィナーレ)
ゴードン・ホーキンズ(バリトン:ミケーレ)
アンゲロス・シロス(テノール:ルイジ)
テレーゼ・ヴァルトネル(ソプラノ:ジョルジェッタ)
ジョン・フィオーレ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2003年10月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
トマ:「ハムレット」から
   A vos jeux, mes amis - Et maintenant ecoutez ma chanson !(第4幕)
マルリス・ペーターセン(ソプラノ:オフィーリア)
アレグザンダー・ジョエル(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2006年3月29日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
デュッセルドルフのライン・ドイツ歌劇場の創立50周年を記念するライヴ録音集。
2枚組で1枚分の価格です。

ARS 38452
モーツァルト(1756-1791):
  交響曲第4番ニ長調 K.19(#)
  フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299(*/+/#)
  4つの歌曲(フルートとハープのための編曲版)(*/+)
   静けさは微笑み K.152(210a)/寂しい森の中で K.308(295b)
   クローエに K.524/夕べの思い K.523
  フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K.315(*/#)
  オペラ「ドン・ジョヴァンニ」から カンツォネッタ
   (フルートとハープのための編曲版)(*/+)

デヤン・ガブリチ(フルート(*))
ジルケ・アイヒホルン(ハープ(+))
ペーター・エーヴァルト(指揮(#))
エッセン・フォルクヴァング室内管弦楽団(#)

録音:2005年10月6-8日、エッセン、ヴィラ・ヒューゲル


ARS 38453
お前の魔法の環に私を惹きつけるもの
 愛と憧れを歌うギター伴奏歌曲集

 ルイス・シュポア(1784-1859):6つの歌曲 Op.72
   春の思い,水の精の舟歌,ガゼール,安心,ローザ・マリアに,子守歌
 ハインリヒ・マルシュナー(1795-1861):
  憧れ/12のギター伴奏歌曲集 Op.5 から 愛,君を愛す
 カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
  嵐とともに丘を越えて Op.25 No.2/逢い引きの時 Op.13 No.1
  彼はあなたに Op.15 No.6/八行詩 Op.71 No.1
  快活なニンフ(カンツォネッタ)Op.29 No.2/月に寄す Op.13 No.4
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):6つの歌曲 Op.89
   別れ,遠い地からの歌,別れ,歌,セレナード,運命に
 アントン・ディアベッリ(1781-1858):
  音楽の歌/求愛/思い出/人間の運命

クヌート・ショッホ(テノール)
カーステン・リンク(ギター)

録音:2005年5、6月、ラジオ・ブレーメン放送ホール
使用楽器:1829年、ヨハン・シュタウファー製

ブックレットに日本語解説を収録しています。


ARS 38454
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-):オペラ「不思議な劇場」
   (ミゲル・セルバンテスのインテルメッツォによる;1幕;1949)

リカルド・タムーラ、クリスティーネ・ラリッサ・フンクハウザー、ラルフ・エルテル、
リュディガー・ニコデム・ラーザ、クリストフ・ナグラー、イリス・マリー・コツィアン、
リカルド・ヴィヴィアーニ、ゲオルゲ・ガニーゼ、ジャニーヌ・ヒルツェル、
ベンジャミン・ブルンス、ロナルト・フンケ
ヘルマン・ボイマー(指揮)
オスナブリュック交響楽団
オスナブルック劇場合唱団

録音:2005年1月、オスナブリュック劇場、ライヴ

余白にヘルマン・ボイマーとハンス・ヴェルナー・ヘンツェの対話(録音:2005年5月、17分弱)を収録しています。


ARS 38455
ソプラノ、アルトとハープ伴奏による二重唱曲集
 ドヴォルジャーク(1841-1904):モラヴィア二重唱曲集 Op.29 から Nos.1,2,3,5
 ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジェミニアーニ(1760-1818):6つの二重唱夜想曲
 フランツ・W・アプト(1819-1885):二重唱曲集 から Nos.14,16,22
 ルイジ・ボッケリーニ(1760-1842):ソプラノ二重唱曲集(4曲)
 ドヴォルジャーク:モラヴィア二重唱曲集 Op.38(4曲)
 サン=サーンス(1835-1921):おいで!/パストラール/不幸な男(ボレロ)

トリオ・アルパカンタービレ
 クリスティン・モルナール(ソプラノ)
 アエイーザベト・ノイホイスラー(メゾソプラノ)
 ジルケ・アイヒホルン(ハープ)

録音:2004年6月、イタリア、トーブラッハ(ドッビアーコ)、グスタフ・マーラー・ザール


ARS 38456
天空の光
 ジュリオ・カッチーニ(1546-1618):アヴェ・マリア
 J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
 J・S・バッハ:トッカータ BWV565(オルガン・ソロ)
 ロッシーニ(1792-1868):小ミサ・ソレムニス から アニュス・デイ
 ホセ・エリアス(1675-1749):
  トカータ・デ・コントラス 第5旋法(オルガン・ソロ)
 ラヴェル(1875-1937):
  ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ から 叙事的な歌
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):魂の歌
 アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585):
  カンツォン「ある日シュザンヌは」(オルガン・ソロ)
 マーラー(1860-1911):「亡き子をしのぶ歌」から お前の母さんが
 アルベール・ルノー(1855-1924):トッカータ ニ短調(オルガン・ソロ)
 アリエル・ラミレス(1921-):ミサ・クリオージャ から キリエ−グローリア
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ第5番 から アリア

カトリーヌ・ダゴワ(アルト)
エドガー・トイフェル(オルガン)

録音:2006年4月14-20日、フランス、サランク、聖ロラン教会
使用楽器:1873年、テオドール・ピュジェ製


ARS 38457
太陽、月と星 女声合唱作品集
 ジークフリート・シュトローバッハ[ストローバッハ](1929-):
  君を思う(2002)/夏空の下で(2002)
 エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):The first RUNO(1948)(*)
 グスタフ・イェンナー(1865-1920):
  女声合唱とピアノ伴奏のための12の歌 から(+)
   おお太陽よ、おお太陽よ,月は嘆き悲しみ,彼方に至福の星が
 アルフレート・ケルペン(1926-):
  「太陽の物語」(2人のソプラノ、2人の語り手と女声合唱のための;2002)(#)
 スタイナル・アイエルセン[スティナル・アイエルゼン](1948-):
  さすらう星々[Vandrestjerner]
 ジークフリート・シュトローバッハ:月は昇った[Der Mond ist aufgegangen]

ビーネ・ベッカー=ベック(指揮)
カンテッラ(女声合唱団)
マレン・ヴァイス(ソプラノ(*))
サンドラ・セッピ、ニコーレ・パルメン(ソプラノ(#))
ペーター・トンガー、ランガ・ヨゲシュヴァル(語り手(#))
イヴェッテ・キーファー(ピアノ(+))

録音:2005年5月5-8日、10月29日、メンヒェングラートバッハ、聖カミリウス教会


ARS 38458
アレクサンドル・ブリンケン(1952-):弦楽のための作品集
  弦楽合奏のためのディヴェルティメント「四季」Op.20(2003)(*)
  ヴィオラと弦楽のための合奏協奏曲 Op.15(1991-1992)(+/*)
  弦楽四重奏曲第2番 Op.2(1972-1973)(#)

ミハイル・ベレズニツキー(ヴィオラ(+))
ウラディスラフ・ブラーホフ(指揮(*))
室内管弦楽団「四季」(*)
弦楽四重奏団(#)
 ドミートリー・ゲルマン(第1ヴァイオリン) マリア・カルナウホワ(第2ヴァイオリン)
 パーヴェル・シュダーノフ(ヴィオラ) アレクセイ・トルストフ(チェロ)

録音:2004年5月(*)、10月(#)、モスクワ、スタジオ・モスフィルム

アレクサンドル・ブリンケンはサンクトペテルブルクのドイツ家系に生まれた作曲家・ピアニスト・オルガニスト・音楽学者。1992年スイスのルツェルンに移住し、1998年スイスの市民権を獲得しました。


ARS 38459
(2CD)
ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集 Vol.1

  第1番ニ長調 Op.2 No.1/第2番イ長調 Op.2 No.2
  第3番変ホ長調 Op.12 No.2

エリザベス・ホプキンス(ピアノ)
ボリス・クチャルスキー(ヴァイオリン)

録音:2005年9月、スタジオ・ヴァインベルク

1枚目は演奏の断片をまじえたドイツ語の楽曲解説、2枚目に3つのソナタを収録。1枚分の価格です。


ARS 38460
カントリアル・ハイライツ 2 ヨーロッパのシナゴーグ音楽の復興(ユダヤ教)
 ダヴィート・アイゼンシュタット:シオンは聞きて喜べり
 パウル・ベン=ハイム:「安息日の夕べの儀礼」から 来たれ、わが愛する人よ
 ジャック・フロマンタル・アレヴィ:全地よ、主に向かいて歓呼せよ(詩篇100)
 ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:オペラ「ノルマ」から 清らかな女神よ
 レーナ・シュタイン=シュナイダー:平和の祈り
 ダヴィド・ゼハヴィ:わが神よ!わが神よ!
 ハインリヒ・シャリト:「ハドラト・コデシュ」から
   汝、汝の神を愛すべし,イスラエルの岩よ
 ルイス・レヴァントフスキ:われらを見捨てたもうな
 フェリクス・メンデルスゾーン:われら主を渇望す(詩篇42)
 マインツ伝承曲:律法の喜び(レオ・トレップ師による)
 ガリシア伝承曲:汝に平和あれ
 イスラエル・ゴルトハルプ:汝に平和あれ
 マイア・ファルケンシュタイン:全世代へ
 マイア:マッハテンベルク:われらを生かす者

ミミ・シェッフェル(カントール[歌])
シュテファン・シュック(オルガン)
ロルネ・リヒストーネ(ピアノ)
ジグリット・ハインリヒ(ハープ)


ARS 38461
チェロとピアノのためのフランス音楽
 ドビュッシー:ソナタ ニ短調/美しい夕暮れ
 フランソワ・クープラン(1668-1733):コンセール曲集(5曲)
 マスネ:タイスの瞑想曲/悲歌 Op.10
 フォーレ:ロマンス イ長調 Op.69/子守歌 Op.16/シシリエンヌ Op.78
 ルイ・ド・ケクス・デルヴロワ(1680頃-1760頃):組曲第2番ロ短調
 サン=サーンス:白鳥/ロマンス Op.36
 フォーレ:悲歌 Op.24

ヴォルフガング・シュルツ(チェロ)
ギネッテ・コステンバーダー(ピアノ)

録音:2006年8月7-8日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会

ドイツ人ながらモーリス・ジャンドロンとピエール・フルニエというフランスの二人に巨匠に師事したシュルツ。フランス・バロック作品を取り上げているところなど、さすがです。


ARS 38462
祝祭用合唱音楽
 エドワード・エルガー(1857-1934)/ゲルハルト・ラーベ編曲:
  汝民らよ、主をたたえよ/アヴェ・ヴェルム・コルプス
 モーツァルト(1756-1791):アヴェ・ヴェルム・コルプス
 ヘンデル(1685-1759)/ゲルハルト・ラーベ編曲:ほめたたえ、栄光を示せ
 ゲルハルト・ラーベ[Gerhardt Rabe](1944-):Solang in mir die Seiten klingen
 ルネ・クローゼン[René: Clausen](1953-):聖フランシスの祈り
 フランク(1822-1890)/ゲルハルト・ラーベ編曲:アヴェ・マリア/天使の糧
 ゲルハルト・ラーベ:
  クリスマス・カンタータ「Überall ist Bethlehem」
   (ボーイソプラノ、語り手、合唱とオルガンのための)
  ほめ歌[Lobgesang]

トーラルフ・ヒルデブラント(指揮)
ユーゲントカントライ・ヘーゼル(合唱)
ヨハネス・ハフラ(オルガン)

録音:2005年2月21-24日、2006年3月7-6日、9月28日、
    ドイツ、ラーティンゲン、アドルフ・クラーレンバッハ教会

9歳から18歳までの少年から成るユーゲントカントライ・ヘーゼルによる、当レーベルから6枚目となるアルバムです。


ARS 38463
エカテリーナ&アレクサンドル・コロドフカ ピアノ・デュオ 1
 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(*/+)
 リスト:ハンガリー狂詩曲第10番(*)
 ショパン:夜想曲ハ短調 Op.48 No.2(+)
 クライスラー/ラフマニノフ編曲:愛の喜び(*)
 リスト:ラ・カンパネッラ第3番(+)
 ファリャ/ギュスターヴ・サマズイユ(1877-1967)編曲:
  オペラ「はかない人生」からの2つの舞曲(*/+)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57(*)

エカテリーナ・コロドフカ(ピアノ(*))
アレクサンドル・コロドフカ(ピアノ(+))

録音:2006年8月3日、ドイツ、ヘーク=ニーンボルク、NRW州立音楽アカデミー

モスクワ生まれのピアニスト姉弟(アレクサンドルは1984年生まれ)によるデュオ&ソロ・アルバム。(*/+)は4手連弾による演奏です。


ARS 38464
ショパン(1810-1849):ポーランド歌曲集 Op.74(全19曲)

アンナ・ハッセ(メゾソプラノ)
ウルリヒ・シュテルク(ピアノ)

録音:2007年4月、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会


ARS 38465
シュトゥットガルトの音楽 シュンケ、アーベルト歌曲&室内楽作品集
 ルートヴィヒ・シュンケ(1810-1834):
  ピアノ四手連弾のための華麗なロンド ト長調(++)
  ピアノ四手連弾のための小ロンド ニ長調(++)
  魔王(1827)(#)/小川のほとりの若者(+)/春の歌(#)/最初の喪失(1827)(*)
  糸を紡ぐグレートヒェン(1840出版;「新音楽時報」付録)(*)
  ピアノ四手連弾のための2つの性格的小品 Op.13(1834出版)(++)
 ヨハン・ヨゼフ・アーベルト(1832-1815):
  独唱とピアノ伴奏のための6つの歌曲(1879出版)
   濃い影あり(*),冷たく身を切るように風は吹く(**),甘美で愛らしい姿(+),
   子守歌(*),さすらい人(+),秘密の森の小道で(+)
  ガラス屋の娘(1879出版)(**)
  弦楽四重奏曲イ長調 Op.25(1862/1864出版)(##)

ロスヴィータ・ジッカ(ソプラノ(*))
マルティン・ナギー(テノール(+))
クラウス・テンプス(バスバリトン(#))
トーマス・プファイファー(バリトン(**))
リリヤナ・ボロタ(ピアノ(**))
クリスティアン・クネーベル(ピアノ(#))
ピアノ・デュオ・リリヤナ・ボロタ&クリスティアン・クネーベル
 (ピアノ四手連弾(++))
ヨアヒム・ドラーハイム(ピアノ(*/+))
アーベルト弦楽四重奏団(##)

録音:2003年11月7日、2004年5月12日、2005年1月21日、SWRカールスルーエ・スタジオ
    2004年7月19-20日、12月20日、SWRシュトゥットガルト室内楽スタジオ


ARS 38466
エカテリーナ&アレクサンドル・コロドフカ ピアノ・デュオ 2
 ラフマニノフ:前奏曲 Op.23 Nos.2,5(*)/同 Op.32 No.12(+)
 リスト:ダンテの読後に(*)
 モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」序曲(*/+)
 プーランク:ピアノ連弾ソナタ(*/+)
 ミヨー:スカラムーシュ(*//+)
 スクリャービン:幻想曲イ短調 Op.posth.(*//+)
 ハチャトゥリアン:バレエ「ガイーヌ」からの3つの舞曲(*//+)
 ショスタコーヴィチ:タランテラ(*//+)

エカテリーナ・コロドフカ(ピアノ(*))
アレクサンドル・コロドフカ(ピアノ(+))

(*/+)は4手連弾、(*//+)は2台のピアノによる演奏です。


ARS 38467
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ三重奏曲集 Vol.1
  第1変ホ長調 Op.1 No.1
  第7番変ロ長調「大公」Op.97

メルヒャー三重奏団
 フランツィスカ・メルヒャー(ピアノ)
 タニヤ・ベッカー=ベンダー(ヴァイオリン)
 トルステン・エンケ(チェロ)

録音:2006年4月10-12日、BR、スタジオ2


ARS 38468
ルイーズ・エリット=ヴィアルド(1841-1918):
  ピアノ四重奏曲イ長調 Op.1/同ニ長調 Op.11/同ニ短調(作品番号無し)

アンサンブル・ヴィアルド
 アレクサンダー・バルタ(ヴァイオリン) ユリア・マイ(ヴィオラ)
 トーステン・エンケ(チェロ) シュテファン・キーファー(ピアノ)

録音:2005年3月3-7日、ドイツ、ブレーメン放送ホール

ルイーズ・エリット=ヴィアルドはショパンのマズルカを歌曲に編曲したことでも知られる歌手・作曲家ポリーヌ・ヴィアルド(1821-1910)の娘で、作曲家・歌手として活躍しました。


ARS 38469
ユリウス・レントヘン(1855-1932):チェロ・ソナタ集 Vol.3
  チェロ・ソナタ第13番嬰ハ短調(1931)(*)
  無伴奏チェロ・ソナタ(1928)
  チェロ・ソナタ第11番ニ短調(1930)(*)
  チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.3(1872)(*)

ジャン・ドゥクロース(チェロ)
ダニエル・ドゥシェンヌ(ピアノ(*))

録音:2007年2月1-4日、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会


ARS 38470
【廃盤】
シューベルト(1797-1828):
  ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
  楽興の時 D.780

エレーナ・マルゴリナ(ピアノ)

録音:2007年3月5-9日、ドイツ、カーメン、
    クラヴィーア&フリューゲル・ギャラリー・マイヴァルト


ARS 38471
シューベルト(1797-1828):歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911

ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)

録音:2006年3月27-31日、ドイツ、グラフラート、マルタスホーフェン音楽館
使用楽器:1827-1828年、ウィーンにてコンラート・グラーフ製

ドミニク・ヴェルナーはヤコプ・シュテンプフリに師事したドイツのテノール。ピリオド楽器演奏団体との共演を重ね、バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして来日もしています。


ARS 38472
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
 初期のフランス語歌曲集(ギター伴奏)
  コルテスのセレナード/私の愛する唯一のもの/ゾレード/愛し合う二人の岩
  友情/クロディーヌのロマンス/ガラテーのロマンス/セレスティーヌのロマンス
  羊飼いたちの歌/ネモラン/万事休す/イジドール/アンネット/ネモラン II
  無用な逃走/それは涙/私の心はため息をつく/泉のほとりで

デュオ・アルカディー
 アンネ=リーザ・ナタン(メゾソプラノ) ウルリケ・メルク(ギター)

録音:2008年7月1-4日、ドイツ、ネフィゲス改革派教区、市立教会


ARS 38473
アルトゥール・ダンゲル(1931-):3つの歌曲集
  ローゼ・アウスレンダー歌曲集 Op.99(2004/2005)(*)
  ハイネ歌曲集(Zur Pllea)Op.101(2005)(*)
  トゥリーニ歌曲集 Op.87(2000)(+)

ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
ジーモン・ブーハー(ピアノ(*))
フェリツィタス・シュトラック(ピアノ(+))

録音:2006年7月6-7日、11月13-16日、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会


ARS 38474
フーゴー・カウン(1863-1932):
  歌曲集 Op.25;夜露、それは涙,ポストホルン,夜の女王,
   赤いけし,これほどに荒れて寂れた谷はない,覚醒
  歌曲集 Op.119;夏の夜,パオロとフランツェスカ,警告,
   ばら,私にはお母さんがいた,満足
シューマン(1810-1856):リーダークライス Op.39

ユディト・エルプ(ソプラノ)
ドリアナ・チャカロヴァ(ピアノ)

録音:2006年9月18-21日、ヴッペルタール、インマヌエル教会

カウンはベルリンに生まれ、1887年から1902年まではアメリカ合衆国で、その後ベルリンに戻って活躍した作曲家。オペラ、交響作品をはじめあらゆるジャンルに作品を残しましたが、合衆国時代に合唱指揮者として名を上げたため、合唱作品の数は200を超えます。その次に多いのが40数曲にのぼる独唱歌曲で、当盤にはそのうち2つの歌曲集が収録されています。カウンの作品が商業的に録音されたのはこれが初めてかもしれないとのことです。


ARS 38475
ヴォルフとウィーンの青年派様式
 アルバン・ベルク(1885-1935):青年時代の歌曲
  吟遊詩人(1902)/束の間(1904)/憧れ(1902)
  まどろみの夜(1903)/人類の境界(1902)
 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
  遠くへのあいさつ(1900)/警告 Op.3 No.3(1899)
  深いしとねに埋もれた清らかな憩い Op.15 No.12(1908)
  渚にて(1909)/失われた大軍 Op.12 No.2(1907)
 フランツ・シュレーカー(1878-1934):
  くもの糸 Op.2 No.1(1901)/敗北(1897)
  放火魔(1915)/幽霊 Op.7 No.(1900)
  オペラ「遠い昔」(1901-1910)から 白熱の王冠
   (アルバン・ベルク編曲、ピアノ伴奏版;1907)
 フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集(1888)から
  恋する者の歌/春に/こうのとりの使い/ある婚礼に臨んで/戒めに/別れ

ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
ジーモン・ブーハー(ピアノ)

録音:2006年7月8-11日、、ヴッパータール、インマヌエル教会


ARS 38476
フェスティヴォ! ピッコロトランペットとオルガンのための音楽
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):協奏曲ニ長調
 J・S・バッハ(1680-1750):
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 BWV1006 から
  ロンド風ガヴォット
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
  ソナタ ニ短調 Op.5 No.12「ラ・フォリーア」
 トマゾ・アルビノーニ(1671-1750):アダージョ ト短調
 J・S・バッハ:カンタータ第147番 BWV147 から 主よ、人の望みの喜びよ
 ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):シンフォニア ニ長調
 ジャンバッティスタ・マルティーニ(1706-1784):トッカータ ニ長調
 トマゾ・アルビノーニ:協奏曲変ロ長調
 ヘンリー・パーセル(1659頃-1695):ソナタ

フランツ・ヴァーグナーマイヤー(ピッコロトランペット)
ロベルト・コヴァーチ(オルガン)

録音:2007年7月10-13日、オースストリア、ザンクトフロリアン参事会聖堂


ARS 38477
グスタフ・マーラー、友人と同時代人
 グスタフ・マーラー(1860-1911):
  「子供の魔法の角笛」による3つの歌曲(歌曲集「若き日の歌」から;1887-1890)
   外へ!外へ!,シュトラスブルクの砦に,別離と忌避
 ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):
  歌曲集「はなだいこん(夜すみれ)」(1900)
   はい、優しい奥様,あなたは私の心に,幻影,エピローグ
 アレクサンドル・ツェムリンスキー(1871-1942):
  4つの歌曲 から 年老いた王がいた(1903/1921)
  7つの歌曲 から おやすみなさい(1889-1890),森の対話(1890)
 ブルーノ・ワルター(1876-1962):7つの歌曲 から
   中声のための3つの歌曲(1900);音楽家のあいさつ,若い夫,兵士
 アルフォンス・ディーペンブロック(1862-1921):
  年老いた王がいた(1890)/有名人(1908)
 ハンス・ロット(1858-1884):(*)
  さすらい人の夜の歌(1876),夕べの鐘(1876),
  霊のあいさつ(1876),歌手(1880)

ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
フェリツィタス・シュトラック(ピアノ)

録音:2004、2006年、ヴッパータール、インマヌエル教会

(*)世界初録音。


ARS 38478
Incontri[出会い] チェンバロとアコーディオンのための音楽
 アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789):
  2台のチェンバロのためのサンフォニー(*/+)
 レオニード・バシュマコフ(1927-):
  アコーディオンとチェンバロのための4つのインヴェンション(1985)(*/+)
 フランソワ・クープラン(1668-1733):
  「クラヴサン奏法」から 前奏曲第2,4,7番(*)
 レイフ・カイサ(1919-2001):即興曲(1991)(+)
 ヨハン・マッテゾン(1681-1764):2台のチェンバロのための組曲(*/+)
 ティメ・エアヴァズ(1943-):Incontri[出会い](*/+)
 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)/アンカ・ズラテヴァ編曲:
  シュメン小品集 Op.29 から 歌,ラチェニスタ(*/+)

デュオ・ディアゴナル
 アンカ・ズラテヴァ(チェンバロ(*)) アダム・エアヴァズ(アコーディオン(+))

録音:2007年9月22-25日、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会


ARS 38479
メンデルスゾーン(1809-1847):歌曲&無言歌集
  春の歌 Op.34 No.3/最初のすみれ Op.19a No.2/春の思い Op.9 No.8
  無言歌 Op.19b No.4(*)/船乗りの別れの歌/新しい恋 Op.19a No.4
  歌の翼に Op.34 No.2(*)/もうひとつの五月の歌(魔女の歌)Op.8 No.8
  無言歌 Op.19b No.6「ヴェネツィアの舟歌」(*)/ヴェネツィアの舟歌 Op.57 No.5
  さすらいの歌 Op.57 No.6/春の歌 Op.19a No.1/春の歌 Op.47 No.3
  無言歌 Op.38 No.2(*)/夜の歌 Op.71 No.6/無言歌 Op.53 No.2(*)
  月 Op.86 No.5/旅の歌 Op.19a No.6/愛の歌 Op.34 No.1
  無言歌 Op.38 No.3(*)/葦の歌 Op.71 No.4/旅路にて Op.71 No.5
  無言歌 Op.67 No.5(*)/旅の歌 Op.34 No.6/待ちわびて Op.9 No.3
  眠れぬ者の太陽

トマス・マイケル・アレン(テノール)
ライニルト・メース(ピアノ、(*)独奏)

録音:2009年11月26-28日、アムステルダム、シンヘル教会
使用楽器:1844年、パリ、エラール製コンサート・グランド

トマス・マイケル・アレンは合衆国シカゴに生まれ、古楽を含む幅広い分野で活躍しているテノール。ライニルト(レイニルト)・メースは CHANNEL CLASSICSへの録音でおなじみのオランダのピアニスト。


ARS 38480
春の月夜に
 マクシミリアン2世時代、エマヌエル・ガイベルと
  ミュンヘン派詩人グループ・メンバーの詩によるロマンティック歌曲集

 フランツ・ラハナー(1803-1890):
  私は行かねばならない/ムート/夜の歌/物静かな睡蓮
 ペーター・コルネリウス(1824-1874):春に/一つの音/月夜に
 リスト(1811-1886):
  青春の幸福/再びあなたに会えるだろうか/物静かな睡蓮
 フランツ・ラハナー:けだるい夕べの歌/浮気者
 アドルフ・イェンセン(1837-1879):別れ/ばらの季節/深夜に小枝の下で
 マックス・ブルッフ(1838-1879):タンホイザー
 ヨゼフィーネ・ラング(1815-1888):
  私があなたに初めて会ったとき/そうであってはならない
  固い椅子を私は見下してきた
 ヴィンツェンツ・ラハナー(1811-1893):最後のイクチオサウルス

マルティン・ブルンス(バリトン)
クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)

録音:2006年5月4-7日、バイエルン放送スタジオ1
使用楽器:1843/1847年、ウィーン、ヨハン・バプティスト・シュトライヒャー製


ARS 38481
J・S・バッハ(1685-1750):チェロとピアノのための作品集
  チェロ・ソナタ ニ長調 BWV1028(*/+)
  無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007(*)
  無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009(*)
  フーガ イ短調(+)/前奏曲とフーガ(コダーイ編曲)(*/+)

ドゥオ・ポスティリョーネ・シュトッゥトガルト
 ヴォルフガング・シュルツ(チェロ(*)) ギネッテ・コステンバーダー(ピアノ(+))

録音:2007年8月30日-9月1日、ドイツ、プッパータール、インマヌエル教会


ARS 38482
愛、殺人と陰謀 ロマン主義時代の戦慄のメロドラマ集
 シューベルト(1797-1828):別れ−美しきこの世よさらば D.829
 シューマン(1810-1856):
  美しいヘートヴィヒ Op.106/荒野の少年のバラード Op.122 No.1
 カール・ライネッケ(1824-1910):ベルゲンの悪漢 Op.111 No.2
 マルティン・レーダー(1851-1895):夜間閲兵式 Op.4 No.1
 フィリップ・グレッチャー(1859-1895):歩哨 Op.147
 ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941):嫁取りの旅 Op.9
 R・シュトラウス(1864-1949):海辺の城
 マックス・フォン・シリングス(1868-1933):魔女の歌 Op.15
 ヴィルヘルム・キーンツル:死の光[Totenlicht]Op.97 No.2

トーマス・リューベナッカー(朗読)
カトリン・デュリンガー(ピアノ)

録音:2005年4月15日、2006年7月12-13日、ドイツ、カールスルーエ、SWRスタジオ

朗読とピアノによって進行するメロドラマ(メロディー+ドラマ)を集めた珍しい企画。


ARS 38483
テオドール・ブルーマー(1881-1964):弦楽三重奏曲 Op.55
マックス・レーガー(1873-1916):弦楽三重奏曲 Op.77b

新ヴッパータール弦楽三重奏団
 ヤコプ・シャッツ(ヴァイオリン) ミヒャエル・ゲールマン(ヴィオラ)
 デニス・クロトフ(チェロ)

録音:2007年5月、ドイツ、エルバーフェルト市教会


ARS 38484
ロマンティック・バラード
 ブラームス(1833-1897):4つのバラード Op.10
 ミハイル・コロンタイ(1952-):7つのロマンティック・バラード Op.2bis(*)

エレーナ・クシュネロワ(ピアノ)

録音:モスクワ、チャイコフスキー音楽院大ホール

(*)はロシアの作曲家コロンタイがドイツ、バーデンバーデンのブラームスハウスで在外研究員を務めていた時(1999年)に書き始めた作品。


ARS 38485
エール・ド・ブラヴール トランペットとピアノのための20世紀フランス音楽
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):エール・ド・ブラヴール
 ジャック・イベール(1890-1962):即興曲
 フィリップ・ゴベール(1879-1941):カンタービレとスケルツォ
 マルセル・ビッチ(1921-):ドメニコ・スカルラッティの主題による4つの変奏曲
 レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994):サラバンドとフィナーレ
 ジャン・バティスト・アルバン(1825-1889):チロルの歌による変奏曲
 ジョルジュ・エネスコ(1881-1955):伝説
 アンリ・トマジ(1901-1971):三部作
 アルテュール・オネゲル(1892-1955):イントラーダ
 ジャン・フランセ(1912-1997):ソナティネ

マヌエル・リヒテンヴェーラー(トランペット)
カタリン・サルカディ(ピアノ)

録音:2008年9月29日-10月8日、ヴィンディシュガルステン(オーストリア)、文化館

マルメ音楽アカデミーでホーカン・ハーデンベルガーに師事したオーストリアのトランペット奏者、マヌエル・リヒテンヴェーラー(1983年生まれ)のソロ・デビューCDと思われます。


ARS 38486
アレクサンドル・ブリンケン(1952-):ラテン語とドイツ語による教会合唱作品集
  無伴奏混声八部合唱のためのミサ Op.17(ラテン語;1993)
  無伴奏混声合唱のための4つの聖歌 Op.16(ドイツ語、ラテン語;1993)
  無伴奏混声八部合唱のための3つの聖歌 Op.19(ラテン語;2001-2003)

ユリア・フトレツカヤ(指揮)
サンクトペテルブルク青年室内合唱団

録音:2002年2月、2004年10月、サンクトペテルブルク、ルルドの聖母教会

アレクサンドル・ブリンケンはサンクトペテルブルクのドイツ家系に生まれた作曲家・ピアニスト・オルガニスト・音楽学者。1992年スイスのルツェルンに移住し、1998年スイスの市民権を獲得しました。


ARS 38487
アレクサンドル・ブリンケン(1952-):合唱のためのロシア正教歌集
  5つのロシア正教歌 Op.21(無伴奏混声8部合唱のための;2003)
  宗教的三部作 Op.22(聖金口イオアン聖体礼儀のテキストによる、
   男声合唱のための;2004)
  3つのロシア正教歌 Op.23(無伴奏混声8部合唱のための;2004)

トルマチの聖ニコライ教会聖歌隊
アレクセイ・プサーコフ(指揮)

録音:2006年10月4-6、8日、モスクワ国立トレチャコフ美術館内、トルマチの聖ニコライ教会

アレクサンドル・ブリンケンはサンクトペテルブルクのドイツ家系に生まれた作曲家・ピアニスト・オルガニスト・音楽学者。1992年スイスのルツェルンに移住し、1998年スイスの市民権を獲得しました。


ARS 38488
シューマン(1810-1856):ピアノ作品集
  クララ・ヴィークの主題による即興曲 Op.5(1833)
  ベートーヴェンの主題による練習曲(1833-1835)
  ショパンの主題による変奏曲 Op.15 No.3(1835/1836)
  ピアノ小品変ニ長調(花の曲 Op.19 冒頭部の初稿;1838)
  花の曲 変ニ長調 Op.19(1838/1839)/3つのロマンス Op.28(1839)
  3つの幻想小品 Op.111(1851)/暁の歌 Op.133(1853)

アレクサンドル・ゾロタレフ(ピアノ)

録音:2007年2月、モスクワ放送


ARS 38489
いとも気高き心 中世後期の宮廷音楽
 フランチェスコ・ランディーニ(1335-1397):Ochi dolenti mie
 ソラージュ(活躍:1380頃):Tres gentil cuer(シャンティー写本所収)
 フランチェスコ・ランディーニ:Si dolce non sono
 ヤコポ・ダ・ボローニャ(活躍:1340頃-1360頃):
  Soto l'Imperio del posente prince(ディミニューション;ファエンツァ写本所収)
 不詳:Toute clerte aus: Codex Chantilly(シャンティー写本所収)
 不詳:Ha Fortune aus: Codex Chantilly(シャンティー写本所収)
 不詳:Biance flour(ファエンツァ写本所収)
 ドン・パオロ・ダ・フィレンツェ(1355頃-1436):Sofrir m'estuet
 ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):Honte, paour, doubtance
 フランチェスコ・ランディーニ:Questa fanciulla

フォルトゥーナ・カンタ
 オーサ・ユーネシェ(ソプラノ) カトリン・クラウス(リコーダー)
 ホルガー・ファウスト=ペータース(フィドル)
 ウーテ・ファウスト(フィドル、リコーダー、リュート)

録音:2003年1月9-10日、ハンブルク(ドイツ)、NDR、ロルフ・リーバーマン・スタジオ


ARS 38490
1698年 ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロ
 ゴドフリー・フィンガー(1660-1730):ソナタ イ長調(1687頃)
 アウグスト・キューネル(1645-1700頃):
  1つまたは2つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
   ソナタまたはパルティータ;1698、カッセル)から 組曲第13番イ短調
 ゲオルク・ムッファト(1653頃-1704):
  「音楽とオルガンの資料」(1690、ザルツブルク)から トッカータ第7番ハ長調
 ヨハネス・シェンク(1660頃-1712):
  「Tyd en Konst-Oeffeningen」(1688、アムステルダム)から ソナタ第10番ハ長調
 コンラート・ヘフラー(1647頃-1705頃):
  「Primitiae Chelicae」(1695、ニュルンベルク)から ソナタ第5番ニ短調
 ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):ソナタ ニ長調 BuxWV268

フォーカス・バロック
 ホルガー・ファウスト=ペータース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 イレン・リル(チェンバロ)

録音:2008年5月13-15日、ケイラ(エストニア)、新使徒教会


ARS 38491
フェルディナント・ヒラー(1811-1885):遺作第2番 Op.207
カール・ライネッケ(1824-1910):弦楽三重奏曲 Op.249

新ヴッパータール弦楽三重奏団
 ヤコプ・シャッツ(ヴァイオリン) ミヒャエル・ゲールマン(ヴィオラ)
 デニス・クロトフ(チェロ)

録音:2009年6月、エルバーフェルト市教会(ドイツ)


ARS 38492
エルンスト・ザウター(1928-):弦楽三重奏曲全集
  弦楽三重奏曲(1999)(*)
  バラード(2001)(+)
  弦楽三重奏曲第3番(対照的な3つの楽章;2007)(#)

ドイツ弦楽三重奏団
 ハンス・カラフス(ヴァイオリン)
 ユルゲン・ヴェーバー(ヴィオラ)
 ライナー・ギンツェル(チェロ)

録音:2000年3月20日(*)、2001年10月22日(+)、2008年4月30日(#)、バイエルン放送音源


ARS 38493
ルッツ=ヴェルナー・ヘッセ(1955-):弦楽三重奏曲 Op.51(2007)
ヨゼフ・コルコヴィチ(1957-):世界の七つの局面(2008)

新ヴッパータール弦楽三重奏団
 ヤコプ・シャッツ(ヴァイオリン) ミヒャエル・ゲールマン(ヴィオラ)
 デニス・クロトフ(チェロ)

録音:2009年10月、エルバーフェルト市教会(ドイツ)

新ヴッパータール弦楽三重奏団がドイツの作曲家ルッツ=ヴェルナー・ヘッセとスロヴァキアの作曲家ヨゼフ・コルコヴィチに委嘱した作品。


ARS 38494
シューベルト(1797-1828):白鳥の歌
  白鳥の歌 D.318
  歌曲集「白鳥の歌」D.957
  白鳥の歌 D.744 Op.23 No.3

ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)

録音:2009年10月25-28日、グラフラート(ドイツ)、マルタスホルン音楽館


ARS 38495
カール・ライネッケ(1824-1910):ピアノ四手連弾作品集
  ソナタ イ短調 Op.35(1845)
  グルックのガヴォットによる即興曲 Op.125(1873)
  3つの小幻想曲 Op.9(1845/1847)
  J・S・バッハのサラバンドによる変奏曲 Op.24(1849/出版:1852)
  アンデルセンの「豚飼い王子」のための音楽 Op.286(出版:1910)

ダイアン・ベイカー、エッカート・ゼルハイム(ピアノ)

録音:2006年11月、ケルン(ドイツ)、WDR、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール
使用楽器:1839年、エラール製


ARS 38496
グリーグ(1843-1907):
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8(1865)
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13(1867)
  ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45(1886/1887)
  ガヴォット Op.22 No.2

アルバン・バイキルヒャー(ヴァイオリン)
センカ・ブランコヴィチ(ピアノ)

録音:2007年3月、ミュルツツーシュラーク(オーストリア)、芸術館

アルバン・バイキルヒャーは1967年イタリア、南チロル地方のブルニコに生まれ、ザールラント音楽院(ドイツ)でジョシュア・エプスタインに、ギルドホール音楽学校でイフラム・ニーマンに師事したヴァイオリニスト。Arte Novaレーベルへの録音で広く知られています。


ARS 38497
ブラームス(1833-1897):連作歌曲集「美しきマゲローネの物語」

ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
鈴木優人(ピアノ)

録音:2010年10月19-22日、グラフラート(ドイツ)、ムジークハウス・マルタスホーフェン
使用楽器:1870年、ヨハン・バプティスト・シュトライヒャー父子製

ドミニク・ヴェルナー、鈴木優人、田村吾郎(アートデザイナー)の三人が2007年12月に東京で結成した「日独リートフォーラム」(DJL)。その第1回公演に選ばれた作品が、ブラームスの「ティークのマゲローネによる15のロマンス」でした。ティークの物語の抜粋が日本語で朗読され、ドイツ語の歌詞に合わせて、物語に基づいて画家・深澤健作が描いた15の絵画に日本語の訳詞を載せた映像が舞台に投影されました。
当CDには朗読は収められていませんが、田村吾郎のデザイン監修のもと、物語の抜粋と全曲の歌詞(ドイツ語原文、日本語訳、英語訳)が深澤健作書き下ろしの絵画をバックに印刷された全79ページのブックレットを装備しています。


ARS 38498
シューマンと彼の理想の人物プロイセン王子ルイ・フェルディナント、
 そしてシューベルト

 シューマン(1810-1856):行進曲変ホ長調 Op.76 No.4(管弦楽版)
 プロイセン王子ルイ・フェルディナント(1772-1806):
  ピアノと管弦楽のためのロンド変ロ長調 Op.9(+)
 シューベルト(1797-1828):(管弦楽伴奏編曲版、独唱歌曲)(*)
  秋の夜の月に D.614/夜の曲 Op.36 No.2 D.672
  さすらい人 Op.4 No.1 D.489/ズライカの第1の歌 Op.14 No.1 D.720
 シューマン:交響曲第3番変ホ長調「ライン」Op.97

ミリアム・アレクサンドラ(ソプラノ(*))
クラウス・テンプス(バリトン(*))
イラ・マリア・ヴィトシンスキー(ピアノ(+))
カールスルーエ工学研究所コレギウム・ムジクム(管弦楽)
フーベルト・ハイツ(指揮)

録音:2010年7月2-4日、カールスルーエ工学研究所(ドイツ)、
    南キャンパス、ゲルトセン講堂


ARS 38499
シュンケ、シューマン、ブルグミュラーピアノ作品集
 ノルベルト・ブルグミュラー(1810-1836):狂詩曲ロ短調 Op.13
 ルートヴィヒ・シュンケ(1810-1834):大ソナタ ト短調 Op.3
 シューマン(1810-1856):
  ユモレスク 変ロ長調 Op.20/謝肉祭「4つの音符による面白い情景」Op.9

佐野恵(ピアノ)

録音:2010年12月11日、2011年1月7-8日、エトリンゲン市民会館(ドイツ)


ARS 38500
北欧歌曲集
 ニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ(1817-1890):4つの歌 Op.24(*)
  あなたの声を響かせよ/私の花輪を私は送った/あなたはじゅうぶん飲んだ
  穏やかな夕べの風が吹く/その日の最後のひとときが
 エドゥアルド・グリーグ(1842-1907):
  彼らはどこへ行った? Op.4 No.6/私は暗い夢の中で Op.2 No.3
  詩人の心 Op.5 No.2/あいさつ Op.48 No.1/ある夢 Op.48 No.6
 テューレ・ラングストレム(1884-1947):
  昔のスウェーデン人/メロディー/牧羊神/別れ/夜の翼
 ユルヨ・キルピネン(1892-1959):愛と死の歌 Op.6
  憂鬱な小鳥/荒れ果てた墓地に/死神と孤独な酒飲み/冬の夜
  種をまく人/失われない保証
 ジャン・シベリウス(1865-1957):
  夢 Op.13 No.5/夜に Op.38 No.3/虚しい望み Op.61 No.7
  水の精 Op.57 No.8/フリッガに Op.13 No.6

ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
ジーモン・ブーハー(ピアノ)

録音:2010年7月20-23日、ヴッパータール(ドイツ)、インマヌエル教会

(*)世界初録音と表示されています。


ARS 38501
ピアノ・ワークス Vol.1
 リスト(1811-1886):
  ヘンデルのオペラ「アルミーラ」からのサラバンドとシャコンヌ S.181(**)
  パガニーニによる大練習曲 S.141(ブゾーニ版)(+)
  ダルゴムイシスキーのラタンテッラ S.483(#)
  モーツァルトの「フィガロの結婚」の2つの主題による幻想曲(*)

ボリス・ブロッホ(ピアノ)

録音:1979年1月、ミュンヘン(ドイツ)、レジデンツ、ヘルクレスザール(*)、
    2004年6月、デュッセルドルフ(ドイツ)、ローベルト・シューマン・ザール(+)、
    2005年10月、ドゥイスブルク(ドイツ)、ヴィルヘルム・レーンブルック美術館(#)、
    2007年10月、エッセン(ドイツ)、フォルクヴァング大学、新講堂(**)、ライヴ(全収録曲)

ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。音楽院卒業の翌年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツに定住しています。


ARS 38502
(2CD)
ピアノ・ワークス Vol.2
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.18
  ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2
  ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
  ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」Op.53
  幻想曲 Op.77(*)/創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80(+)
  ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10 No.2(#)

ボリス・ブロッホ(ピアノ)

録音:
 2008年12月、ドゥイスブルク(ドイツ)、ヴィルヘルム・レーンブルック博物館、ライヴ(無印)
 2001年1月、デュッセルドルフ(ドイツ)、ローベルト・シューマン大学パルティカ=ザール、ライヴ(*)
 2004年3月、エッセン(ドイツ)、フォルクヴァング音楽大学、新講堂(+)
 1979年1月、ミュンヘン(ドイツ)、レジデンツ、ヘルクレスザール、ライヴ(#)

ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。音楽院卒業の翌年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツに定住しています。

Piano Works Vol. 2. Beethoven: Piano Works / Boris Bloch


ARS 38503
ピアノ・ワークス Vol.3
 ショパン(1810-1849):
  マズルカ ホ短調 Op.17 No.2/マズルカ変イ長調 Op.17 No.3
  マズルカ イ短調 Op.17 No.4/マズルカ ハ長調 Op.24 No.2
  マズルカ変ロ短調 Op.24 No.4/マズルカ変ニ長調 Op.30 No.3
  ポロネーズ イ長調「軍隊」 Op.40 No.1/夜想曲嬰ヘ短調 Op.48 No.2
  スケルツォ ロ短調 Op.20/即興曲嬰ヘ長調 Op.36
  練習曲変ト長調「黒鍵」Op.10 No.5/大ワルツ変イ長調 Op.42
  ワルツ変ニ長調「メヌエット・ワルツ」Op.64 No.1
  アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22

ボリス・ブロッホ(ピアノ)

録音:2010年2月14日、生誕200年記念ショパン・マチネ、ライヴ、
     アルフリート・クルップ・ホール、エッセン・フィルハーモニー、ドイツ

ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。音楽院卒業の翌年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツに定住しています。


ARS 38504
ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.4
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ作品集
  幻想曲ハ短調 K.396/ソナタ第12番ヘ長調 K.332(*)
  ソナタ断章変ロ長調 K.332/ソナタ第2番ヘ長調 K.280
  ソナタ ヘ長調 K.547a/幻想曲ハ短調 K.475(+)

ボリス・ブロッホ(ピアノ)

録音:2004年3月(*)、2008年6月(+)、2007年1月(無印)、ライヴ、
     フォルクヴァング大学新講堂、エッセン、ドイツ

ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。音楽院卒業の翌年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツに定住しています。


ARS 38505
(2CD)
ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.5
 ラフマニノフ
(1873-1943):
  10の前奏曲 Op.23(1901-1902)(*)
  絵画的練習曲集 Op.33(1910-1911)(+)
  幻想的小品集 Op.3(1893)(#)
  ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30(1909)(++)

ボリス・ブロッホ(ピアノ)
フォルクヴァング大学管弦楽団(++)
デイヴィッド・デ・ヴィリアー(指揮(++))

録音:2005年3月、ライヴ、ヴィルヘルム・レーンブルック博物館、ドゥイスブルク、ドイツ(*)
    1988年5月18日、ライヴ、大劇場、ブレシア、イタリア(+)
    2007年5月、フォルクヴァング芸術大学音響スタジオ、エッセン、ドイツ(#)
    2001年1月31日、ライヴ、フォルクヴァング芸術大学新講堂、エッセン、ドイツ(**)


ARS 38506
ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.6
 ドメニコ・スカルラッティ
(1685-1757):ソナタ集
  ハ長調 K.514/ヘ短調 K.19/嬰ヘ長調 K.319/ト長調 K.146/ト長調 K.470
  ト長調 K.547/ロ短調 K.27/ニ長調 K.491/ニ長調 K.492/ニ短調 K.1
  ホ長調 K.380/ホ長調 K.381/ホ長調 K.20/イ短調 K.54/イ短調 K.3
  ホ短調 K.394/ト長調 K.454

ボリス・ブロッホ(ピアノ)

録音:2010年3月5日、オーケストラ・センターNRW、ドルトムント、ドイツ


ARS 38515
ディアベッリ、カルッリ、ジュリアーニフラウト・トラヴェルソとギターのための作品集
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
  協奏的大二重奏曲 Op.52/セレナード Op.127
 フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):6つの二重奏曲 Op.104 から 第2番
 マウロ・ジュリアーニ:協奏曲大二重奏曲 Op.85
 フェルディナンド・カルッリ:6つの二重奏曲 Op.104 から 第3番
 アントン・ディアベッリ(1781-1858):大セレナード Op.67

アンサンブル・コンソラツィオーネ
 カレル・ヴァルテル(フラウト・トラヴェルソ(*))
 ヤン・トゥラーチェク(アーリーロマンティック・ギター(+))

録音:2011年2月2-4日、ホッホヴァルト(スイス)、聖ガルス教会
使用楽器:
 2005年、マルティン・ヴェンナー製(モデル:1790年頃、アウグスト・グレンサー製)(*)
 1814年、ウィーン、ヨハン・ミヒャエル・ルーデルト製

アンサンブル・コンソラツィオーネはプラハ音楽院で学んだカレル・ヴァルテル(1980年生まれ)とヤン・トゥラーチェク(1977年生まれ)がともに10代であった1995年に結成したデュオ。ヴァルテルは指揮、トゥラーチェクはギター製作・歴史的ギターの修復も行っています。


ARS 38516
王の権限で ヴィオルとチェンバロのための音楽
 マラン・マレ(1656-1728):ヴィオル曲集第5巻(1725)から 組曲ト長調
 ルイ・ウドリーヌ(?-?、活躍:1700頃-1710頃):
  2つのヴィオルのための3つの組曲…第1巻(1701)から
   トレブル・ヴィオルのための組曲第2番イ長調
 フランソワ・クープラン(1668-1733):
  「クラヴサン奏法」(1716)から 前奏曲第5番イ長調(チェンバロ独奏)
  ヴィオル組曲第2番(1728)
 ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):新クラヴサン組曲(1726-1727)から
   ガヴォットとドゥブル イ短調(チェンバロ独奏)
 ルイ・ド・ケクス・デルヴロワ(1660/1670-1760頃):
  4つのヴィオル組曲 Op.3(1728)から 組曲第3番イ短調

フォーカス・バロック
 ホルガー・ファウスト=ペータース(ヴィオル)
 イレン・リル(チェンバロ)

録音:2011年6月27-30日、タリン、エストニア放送スタジオ

フォーカス・バロックはパオロ・パンドルフォ他に師事したドイツのヴィオル奏者ホルガー・ファウスト=ペータースと、シェティル・ハウグサン他に師事したエストニアのチェンバロ奏者イレン・リルが2005年に結成したデュオ。


ARS 38517
バッハ・ミーツ・ジャズ
 J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集 から
  前奏曲とフーガ第18番嬰ト短調 BWV887
  前奏曲とフーガ第6番ニ短調 BWV875
  前奏曲とフーガ第2番ハ短調 BWV871
  前奏曲とフーガ第12番ヘ短調 BWV881
  前奏曲とフーガ第15番ト長調 BWV884
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
  前奏曲第1番(1926)/前奏曲(メロディー第17番;1925-1926)
  前奏曲(ルバート;1923)/前奏曲第2番(ブルー・ララバイ;1926)
  前奏曲(4度のノヴェレッテ;1919頃)/前奏曲第3番(スペイン前奏曲)
  前奏曲(断章;1925)
 ニコライ・カプースチン(1937):トッカティーナ Op.36(1983)
 アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):3つのアルゼンチン舞曲 Op.2(1937)

エヴェリン・ヒルシュマン(ピアノ)

録音:2012年2月2日


ARS 38518
シャルル・ドレ(1700頃-1755頃):
 ヴィオルと通奏低音のための曲集 Op.2(1737)
  組曲第1番ト長調/組曲第2番ハ短調/組曲第3番ト長調

ペトル・ヴァグネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジャック・オッホ(チェンバロ)

録音:2001年、クラリツカー教会、プラハ、チェコ
前出:Dorian, DOR 93246

シャルル・ドレはパリで活躍したこと以外ほとんどその生涯に関する資料がないフランスのヴィオル奏者・作曲家。ペトル・ヴァグネルはプラハに生まれたチェコのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。プラハ音楽院でヨセフ・フフロにチェロを師事した後、留学先のロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校でリチャード・ブーズビーによってヴィオラ・ダ・ガンバに導かれ、さらにドレスデン古楽アカデミーでヤープ・テル・リンデンに、ハーグ王立音楽院でヴィーラント・クイケンに師事しました。数多くの古楽演奏団体に参加し、1998年にはアンサンブル・トゥルビヨンを創設。録音はすでにCD40枚近くにのぼっています。オランダのヴェテラン、ジャック・オッホと共演したこの録音のCDでの復活は古楽ファンを喜ばせることでしょう。


ARS 38519
歌手の恋、高貴にして崇高な ウーラントの詩による歌曲集
 【「さすらいの歌」による歌曲】
 ブラームス(1833-1897):別れ Op.19 No.2/遠いところで Op.19 No.3
 ノルベルト・ブルグミュラー(1810-1836):
  夜の旅 Op.6 No.5/冬の旅 Op.3 No.4/出発 Op.10 No.3/訪問 Op.3 No.1
 ブラームス:帰郷 Op.7 No.6
 リスト(1811-1886):祖先の墓 S.281
 シューマン(1810-1856):子供の山の歌 Op.79 No.9
 ルイス・ヘッチュ(1806-1872):囚われ人の歌
 メンデルスゾーン(1809-1847):羊飼いの歌 Op.57 No.2
 グリーグ(1843-1907):狩人の歌 Op.4 No.4
 ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):沈んだ修道院 Op.101 No.5
 レーヴェ(1796-1869):エーベルシュタイン伯爵 Op.9 Vol.1 No.5
 シェック(1886-1957):春の教会墓地 Op.17 No.3
 【「春の歌」による歌曲】
 ベルンハルト・クライン(1793-1832):春の予感
 シューベルト(1799-1828):春の信仰 D.686
 コンラディン・クロイツァー((1780-1849):春の憩い Op.33 No.3
 シェック:春のしゅくじつ Op.15 No.3
 ハンス・プフィツナー(1869-1949):自然の自由
 クリスティアン・ホルネマン(1840-1906):ひばり
 グリーグ:世の成り行き Op.48 No.3
 レーガー(1873-1916):日曜日 Op.98 No.3
 シューマン:プロヴァンスの歌 Op.139 No.4
 ファニー(・メンデルスゾーン)・ヘンゼル(1805-1846):尼僧 Op.9 No.12
 リスト:高貴なる愛 S.307
 アドルフ・イェンセン(1837-1879):鍛冶屋 Op.24 No.4
 レーガー:ハンスとグレーテ Op.79 No.19
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):詩人の夜の散歩 Op.47 No.2

アンドレアス・ライベンスピース(バリトン)
エッカルト・ゼツハイム(フォルテピアノ)

録音:2012年7月1-4日、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン、ドイツ
使用楽器:1848年、ベーゼンドルファー製

ドイツの詩人ルートヴィヒ・ウーラント(1787-1862)の詩によるドイツ・リート集。アンドレアス・ライベンスピースはカールスルーエ州立音楽大学でルクレティア・ウェスト、ギュンター・ライヒ他に師事したドイツのバリトン。1991年にレーゲンスブルク市立オペラでフィガロ役でデビュー、その後世界のオペラハウスで歌うとともに歌曲、教会音楽の独唱者としても活躍しています。1989年から2003年まで母校で教え、2002年にはトロッシンゲン州立音楽大学教授に任命されました。


ARS 38520
あなたは花のよう
 ヴェンツェル・ハインリヒ・ファイト
[ヴァーツラフ・インドジフ・ヴェイト](1806-1854):
 歌曲集

  6つの歌曲 Op.8
   Die kleine Anna / Ein Maler möcht' ich sein / Reiterlied / Punschlied
   Lied "Mädchen mit dem Rosenmündchen" / Lied "Du bist wie eine Blume"
  6つの歌 Op.15
   Lied "Wenn ich auf dem Lager liege" / Klage
   Ohne Titel "In meinem Gärtchen" / Lied "Liebliche Morgenluft"
   Zigeunerlied / Das Vergissmeinnicht
  6つの歌 Op.21
   Lied "Und wüssten's die Blumen" / Ständchen / In der Fremde
   Triolett / Intermezzo / Am Abend
  6つの歌曲 Op.23
   Abschied / Bedenklichkeiten / Da liegt ein Musikant begraben
  森の歌曲 Op.31; Morgens / Mittags / Abends / Nachts
  6つの歌曲 Op.32
   Wenn sich zwei Herzen scheiden
   Lieder eines fahrenden Schülers I "Kein Tropflein mehr im Becher"
   Lieder eines fahrenden Schülers II "Es fliegt manch' Voglein"
   Lieder eines fahrenden Schülers III "Herr Schmied, Herr Schmied"
   Spielmann's Lied / Des Müden Abendlied
  セレナード Op.55

ヨハネス・クリューザー(テノール)
トマーシュ・スプルニー(フォルテピアノ)

録音:2011年9月、トロッシンゲン、ドイツ
使用楽器:ポール・マクナルティ製(モデル:1819年、グラーフ製 Op.318)

ヴェンツェル・ハインリヒ・ファイト[ヴァーツラフ・インドジフ・ヴェイト]はチェコの法律家・作曲家。プラハで裁判官・法律顧問を務めながら、チェコ国内やドイツで音楽家としても活躍しました。当盤収録の歌曲はハイネ、シラー、リュッケルト、アイヒェンドルフ、ガイベルらによるドイツ語の詩に作曲したものです。ヨハネス・クリューザーはバッハ・コレギウム・ジャパンのソリストも務めているドイツのテノール。トマーシュ・スプルニーはチェコのピアニスト。


ARS 38521
ファビアン・ミュラー(1964-):
  アイガー(管弦楽のための;2004)
  管弦楽のための協奏曲(2007/2008)
  天上の対話(2つのチェロと管弦楽のための二重協奏曲;2009)(*)

アントニオ・メネセス、ピ=チン・チェン[簡碧青](チェロ(*))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
クロード・ヴィラレ(指揮)

録音:2011年3月、聖ジュード教会、ハムステッド、ロンドン、イギリス

ファビアン・ミュラーは現代スイスを代表する作曲家の一人。(*)はアントニオ・メネセスの委嘱作品で、メネセスと彼の愛弟子である台湾出身の女性チェロ奏者ピ=チン・チェンに献呈されました。


ARS 38522
ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):ピアノ独奏&四手連弾のための作品集
  ピアノ四手連弾のための小ソナタ(*)
  ラウの憧れの踊り(バレエ「美しいラウ」からの3つのピアノ小品)
  10のピアノ小品/3つのピアノ曲 Op.6
  バレエ「ノットゥルノ」からの舞踊組曲(ピアノ四手連弾のための)(+)

ゾントラウト・シュパイデル(ピアノ)
イーラ・マリア・ヴィトシンスキー(ピアノ(*))
ルーベン・メリクセティアン(ピアノ(+))

録音:2012年、ゴッテザウエ城、カールスルーエ、ドイツ

ヨゼフ・シェルプはドイツ南西部バーデン=ヴュルテンベルク州を本拠に活躍したドイツの作曲家・ピアニスト・音楽教育者。


ARS 38523
J・S・バッハ(1685-1750):恐れるな! バスのためのアリアとシンフォニア集
  カンタータ BWV36 から Willkommen, werter Schatz
  クリスマス・オラトリオ BWV248 から Groser Herr
  カンタータ BWV153 から Fürchte dich nicht
  カンタータ BWV21 から シンフォニア(*)
  カンタータ BWV73 から Herr, so du willt
  ヨハネ受難曲 BWV245 から Betrachte, meine Seel
  カンタータ BWV159 から Es ist vollbracht
  マタイ受難曲 BWV244 から Mache dich, mein Herze rein
  カンタータ BWV42 から シンフォニア(*)
  カンタータ BWV66 から Lasset dem Höchsten
  カンタータ BWV59 から Die Welt mit allen Königreichen
  カンタータ BWV8 から Doch weichet...
  カンタータ BWV196 から シンフォニア(*)
  カンタータ BWV157 から Ja, ja, ich halte Jesum feste
  カンタータ BWV70a から Seligster Erquickungstag
  カンタータ BWV43 から Er ist's, der ganz allein

クリスティアン・ヒルツ(バリトン(*以外))
カペラ・ヒラリア(管弦楽)

録音:2012年4月24-26日、聖マング教会、ケンプテン、ドイツ

クリスティアン・ヒルツはエッセンのフォルクヴァング音楽大学でヤコプ・シュテンプフリの師事したドイツのバリトン。カペラ・ヒラリアはフライブルク・バロック管弦楽団、ウィーン・アカデミー、ミュンヘン・ホーフカペレといったピリオド楽器オーケストラのメンバーが小編成での演奏のために結集した新しいアンサンブル。

Bach: Furchte Dich Nicht! - Bass Arias & Sinfonias / Christian Hilz, Capella Hilaria


ARS 38524
シューベルト(1797-1828):リートとバラード集
  ミューズの息子 D.764/さすらい人 D.493/さすらい人が月に D.870
  月に D.259/夜曲 D.672/魔王 D.328/野ばら D.257/死と乙女 D.531
  小人 D.771/冥府への旅 D.526/ます D.550/漁師の歌 D.881
  漁師 D.225/船乗り D.536/ブルックにて D.853/御者クロノスに D.369
  テューレの王 D.367/シルヴィアに D.891/音楽に D.547/歓迎と別れ D.767

クレメンス・モルゲンターラー(バスバリトン)
ベルハルト・レンツィコフスキ(ピアノ)

録音:2012年10月15-17日、フォアアールベルク州立音楽院祝祭ホール、フェルトキルヒ、オーストリア

クレメンス・モルゲンターラーは1973年ドイツのヴェルトハイム・アム・マインに生まれたバスバリトン。フライブルク音楽大学で教会音楽と声楽を学んだ後バーゼル音楽アカデミー(スイス)でクルト・ヴィドマーとジェラール・ヴィスに歌曲を師事。古楽から現代音楽まで幅広い分野で活躍するとともに、2010年にはフォアアールベルク州立音楽院声楽科独唱クラス主任教授に任命されました。


ARS 38525
ヘンリー・パーセル(1659-1695):抒情歌曲とグラウンド集
  Hark how the wild musicians sing
  Soft notes and gently raised (a serenading song) / Sonata VI in 3 parts
  Fairest isle, gentle murmurs / A new irish tune / Hornpipes
  Ground upon Gamut
  All people that on earth "The old hundredth" -
   Voluntary on the 100th psalm tune, Alternatim voice & organ
  How pleasant is this flowery plain... / Three treble parts upon a ground
  A new ground / Music for a while shall all your cares beguile
  No stars again shall hurt you

セリーヌ・シェーン、ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ)
ポーラン・ビュンドゲン(カウンターテナー)
ヤン・ファン・エルザッカー(テノール)
ステファン・マクラウド(バス)
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリ(指揮)

録音:2009年5月、ライヴ、サリニー教会、オセール、フランス
    2009年10月、ライヴ、ランヴレック音楽祭、ランヴレック、フランス
    2010年7月、ライヴ、夜の音楽祭、ユゼ、フランス

アンサンブル・ラ・フェニーチェが当レーベル初登場。豪華な声楽陣を従えフランス各地で上演されたパーセル・プログラムのライヴ録音。「しっとり」という形容が実によく合う音楽です。


ARS 38526
(2CD)
クララ&ローベルト・シューマンロマンス
 ヴァイオリン/ヴィオラとピアノのための作品集

 ローベルト・シューマン(1810-1856):
  オーボエ(ヴァイオリン)とピアノのための3つのロマンス Op.94
 クララ・シューマン(1819-1896):
  ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス Op.22
 ローベルト・シューマン:
  クラリネット(ヴァイオリン)とピアノのための幻想小曲集 Op.73
  ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
  おとぎの絵本(ヴィオラとピアノのための)Op.113(*)
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
  ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 WoO.2

ゲオルク・ハーマン(ヴァイオリン(*以外)、ヴィオラ(*))
ベアータ・ベック(ピアノ)

録音:2013年2月5-7日、4月12-28日、パウル・バドゥラ=スコダ・スタジオ

ゲオルク・ハーマンは1960年ウィーンに生まれ、ウィーン音楽大学でアルバン・ベルク弦楽四重奏団のメンバーであるクラウス・メッツル(ヴァイオリン)、ハット・バイエルレ(ヴィオラ)に師事したヴァイオリンおよびヴィオラ奏者。長年にわたりウィーン室内管弦楽団首席ヴィオラ奏者を務めており、またアンサンブル・ウィーン東京のメンバーだったこともあってたびたび来日しており、その演奏、録音や教育活動を知る日本のファンは多いことでしょう。ベアータ・ベックは1986年ウィーン生まれのピアニスト。2007年以来ゲオルク・ハーマンとデュオを組んでいます。


ARS 38527
(1CD)
ドレスデンのリートとアリア
 ワーグナー(1813-1883):
  オペラ「タンホイザー」(1845)から Blick' ich umher in diesem edlen Kreise
   (「歌合戦」でのヴォルフラムの最初の歌;作曲者によるピアノ伴奏版)(#)
 シューマン(1810-1856):
  オペラ「ゲノフェーファ」(1850)から
   Dort schleichen über'n Hof - O du, der über alle wacht
   (ゲノフェーファのレチタティーヴォとアリア;クララ・シューマンによるピアノ伴奏版)(*)
  Nachtlied "Über allen Gipfeln ist Ruh" Op.96 No.1(1850)(+)
  ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」による歌曲集 Op.98a から
   Kennst du das Land (No.1)(クララ・ブロックハウスのための版;1850/出版:1851)(*)
   Singet nicht in Trauertönen (No.7)(1849/出版:1851)
 アドルフ・イェンゼン(1837-1879):オットー・ロクヴェッテによる6つの歌(1867)から(*)
   Morgens am Brunnen (No.2) / O lass dich halten, goldne Stunde (No.3)(+)
   An der Linden (No.4)(+)
 ビゼー(1838-1875):
  オペラ「ジャミレ」から(1872;ルートヴィヒ・ハルトマンによるドイツ語版)から(*)
   Nurredin, König von Delhi(No.3 から)/Djamilehs Klage(No.6)
   Lied Splendianos(No.8)(+)
 ルートヴィヒ・ハルトマン(1836-1910):
  バリトンのための7つの歌(#)(*)
   Und als endlich die Stunde kam Op.20 No.6(1865)
   Nacht liegt auf fremden Wegen Op.2 No.4(1861)
   Mir träumte von einem Königskind [Ballade] Op.16(1865)
   An die blaue Himmelsdecke Op.22 No.2(1867) / Im Wald, im Wald Op.1 No.3(1861)
   Die Abendglocken Op.17 No.2(1866) / Schwanenlied Op.4 No.2(1861)
  ソプラノのための5つの歌(*)
   Die linden Lüfte sind erwacht Op.6 No.1(1862)
   Wenn der Frühling auf die Berge steigt Op.10 No.2(1864)
   Gekommen ist der Maie Op.13 No.3(1864) / Frühlingswarnung Op.22 No.4(1867)
   Geh' zur Ruh' Op.22 No.6(1867)
  ハイネの「歌の本」の「抒情的間奏曲」から、テノールのための6つの歌(+)(*)
   Im wunderschönen Monat Mai (No.1) Op.13 No.1(1864)
   Wenn ich in deine Augen seh (No.4) Op.20 No.5(1865)
   Ich will meine Seele tauchen (No.7) Op.3 No.3(1861)
   Und wüssten's die Blumen, die kleinen (No.22) Op.13 No.5(1864)
   Allnächtlich im Träume (No.56) Op.20 No.4(1865)
   Das ist ein Brausen und Heulen (No.57) Op.6 No.4(1862)
  Ich stand in dunklen Traumen Op.6 No.5(1862)(*)
 プッチーニ(1858-1924):
  オペラ「ボエーム」(1896;ルートヴィヒ・ハルトマンによるドイツ語版)から
   Man nennt mich jetzt Mimi(第1幕)
 レオンカヴァッロ(1857-1919):
  オペラ「道化師」(1892;ルートヴィヒ・ハルトマンによるドイツ語版)から
   Schaut her, ich bin's(トニオのプロローグ)(#)

クロサワ・リサコ(ソプラノ(+/#以外))
マルティン・ナギー(テノール(+))
クラウス・テンプス(バリトン(#))
イーラ・マリア・ヴィトシンスキー(ピアノ)

録音:2013年、テンペル文化センター、カールスルーエ、ドイツ

ドレスデンで出版されたドイツ・ロマン派の声楽曲。ルートヴィヒ・ハルトマンはドレスデンで活躍した作曲家・音楽批評家。特に歌曲において成功し名声を博しました。アドルフ・イェンゼンは主に歌曲とピアノ曲を書いた作曲家・音楽教育者で、一時期をドレスデンで過ごしました。


ARS 38528
ハロー・アイム・ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ
 クロード・ヴィヴィエ(1948-1983):
  ジパング [Zipangu] (13の弦楽器のための;1980)
 ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953-):
  3つのヴァイオリンと3つのチェロのための六重奏曲(1982)
 ヤニス・クセナキス(1922-2001):アロウラ [Aroura] (12の弦楽器のための;1971)
 ハイドン(1932-1809):交響曲第64番イ長調「時の移ろい」Hob.58(1774)

ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ
タミン・ジュリアン・リー(指揮)

録音:2010年4、10月、イエス・キリスト教会、ベルリン、ドイツ

2006年に創設されたゾリステンアンサンブル・カライドスコープのデビューCD。クロード・ヴィヴィエはシュトックハウゼンに師事したカナダの作曲家。35歳で刺殺されるという悲痛な最期を遂げました。ゲオルク・フリードリヒ・ハースはフリードリヒ・チェルハに師事したオーストリアの作曲家。


ARS 38529
ナポリからヴェネツィアへの旅
 ナポリから…
 アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1856-1656):
  甘美な旋律 [La soave melodia]、とそのコッレンテ/コッレンテ「アヴェッリーナ」
 …ローマへ
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  スピネットとヴァイオリンのためのトッカータ(チェンバロとコルネットによる演奏)
  「かっこう」によるカプリッチョ
  「ラ・カプリオーラ」によるカンツォン・ペル・カント&バッソ
 …フィレンツェへ
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニ(1601頃-1674):
  フィレンツェのアリア(大公のバッロ)
 タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1655):2声のカンツォン「ラ・ピゲッタ」
 ジュリオ・カッチーニ(1545/1551-1618)/ヤコブ・ファン・エイク(1590頃-1657):
  わが麗しのアマリッリ [Amarilli mia bella]
 …ミラノヘ
 チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1516-1565)/
  ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1550頃-1594頃):
   別れの時は [Ancor che col partire](ディミニューション)
 オルランドゥス・ラッスス(1532-1594)/
  フランチェスコ・ロニョーニ(1570頃-1626以後):
  シュザンヌはある日(ヴァイオリンのためのパセジャート)
 ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594)/
  フランチェスコ・ロニョーニ:あなたは美しい、わが恋人よ [Pulchra es amica mea]
   (ソプラノ楽器のためのパッセジャート)
 …ヴェネツィアへ
 ジョヴァンニ・ピッキ(1571/1572-1643):チェンバロのためのパッサメッツォ
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1571頃-1630頃):
  コルネットとファゴットのためのソナタ第9番
 ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651):
  アーチリュートのためのトッカータ第6番
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ:
  ヴァイオリンとコルネットのためのソナタ第2番

アンサンブル・ラ・フェニーチェ
 ジャン・テュベリ(コルネット[ツィンク]、リコーダー)
 ジェレミー・パパセルジョ(ファゴット)
 ジェローム・ユイユ(チェロ、リラ・ダ・ガンバ)
 マティアス・シュペーター、トマス・ダンフォード(アーチリュート)
 ジャン=マルク・エメ、ルーカ・グリエルミ(チェンバロ、オルガン)
 フィリップ・グリスヴァール(ポジティヴ・オルガン、チェンバロ)
ジャン・テュベリ(指揮)

録音:2006年2月、ピーニャ、コルシカ、フランス/2013年8月、サリニー、ヨンヌ県、フランス

「パーセル:抒情歌曲とグラウンド集」(ARS 38525)に続くラ・フェニーチェの当レーベル第2作。イタリアを北上する音楽の旅です。


ARS 38530
(1CD)
グラーフ・オリジナルのフォルテピアノで聴く
グラン・デュオ 二台のピアノのための音楽

 ショパン(1810-1846):2台のピアノのためのロンド Op.73(1828)
 メンデルスゾーン(1809-1847)&イグナーツ・モシェレス(1794-1870):
  ヴェーバーのオペラ「プレチオーザ」のジプシー行進曲の主題による
   華麗な変奏曲 Op.87b(1833)
 モシェレス:大二重奏曲「ヘンデルへのオマージュ」Op.92(1822/1835)
 フェルディナント・ヒラー(1811-1885):二台のピアノのための大二重奏曲 Op.135(1834)
 リスト(1811-1886):メンデルスゾーンの無言歌の主題による演奏会用大曲(1834)

福田理子、トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

録音:2013年10月16-19日、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール、ケルン、ドイツ
使用楽器:1830年および1835年、ウィーン、コンラート・グラーフ製(エドウィン・ブンク所有)

収録作品が書かれた当時に製作されたフォルテピアノ2台を使用した貴重な録音。福田理子は東京に生まれ3歳でピアノの練習を開始、桐朋音楽大学でオーボエ(モダーンおよびバロック)を学び、卒業後フォルテピアノに転向。1989年オランダ政府給費留学生としてハーグ王立音楽院に入学しスタンリー・ホーホラントに師事。以来オランダを本拠に活躍しています。トビアス・コッホは1968年ドイツのケンペンに生まれ、デュッセルドルフのローベルト・シューマン音楽大学、ウィーン、グラーツ、ブリュッセルの各音楽院で学びました。ピリオド鍵盤楽器によるロマン派の演奏に定評があり、特にシューマンの解釈については権威あるピアニストと見なされています。録音は Genuinレーベル他に多数あります。


ARS 38531
(1CD)
ヨアヒム・ベンシュ ホルン6
 ルイ=フランソワ・ドープラ(1781+1868):ホルンのための大六重奏曲ハ長調 Op.10
 C・P・E・バッハ(1714-1788):無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132(ホルン版)
 ミヒャエル・ヘルツェル(1939-):
  モーツァルトのホルン協奏曲第3番 K.447のロマンスによる幻想曲
   ラルゲット(ホルン独奏のための)/パッサカリアとフーガ(ホルン二重奏のための)
 J・S・バッハ(1685-1750):カンタータ第147番「心と口と行いと生活」BWV147 より
   主よ、人の望みの喜びよ(4つのホルンとオルガンのための)(*)

録音:2013年,村の教会、カスヌーヴ、プロヴァンス、フランス
     福音教会、ティーフェンブロン、ミュールハウゼン、ドイツ

ヨアヒム・ベンシュ(ホルン)
ディートリヒ・シュレンダー(オルガン(*))

1979年以来2015年現在シュトゥットガルト放送交響楽団の首席ホルン奏者(ソリスト)を務めているヨアヒム・ベンシュ(1954年生まれ)が独奏から多重録音による一人六重奏まで吹きまくり!これはホルン・ファンなら聴き逃せないCD。


ARS 38532
(1CD)
マウルブロンのクリスマス
 不詳(16世紀):
  エサイの根より(一つの芽が萌え出た) [Es ist ein Ros entsprungen](OB/3Hr)
 不詳/ハンス・ゲオルク・プフリューガー:
  かわいいナイチンゲールよ、目覚めよ [Lieb Nachtigall, wach auf](S/Ob/Hr/Or)
   (バンベルク歌集(1670)所収の旋律とテキストによる)
 ウィリアム・バベル(1685頃-1723)/ベルンハルト・クロル(1920-2013)編曲:
  ホルンとオルガンのためのソナタ ニ短調(Hr/Or)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  われは飼い葉桶の傍らに立つ [Ich steh an deiner Krippen hier](4Hr*)
 アレッサンドロ・マルチェッロ(1669-1747):
  オーボエ協奏曲ニ短調 から アダージョ(Ob/Or)
 レーガー(1783-1916):クリスマス Op.145 No.3(Or)
 J・S・バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013 より
   クーラント(ト短調に移調)(Ob)
 不詳(シレジア地方):山の上に風が吹く [Auf dem Berge, da geht der Wind](S/Ob/Or)
 J・S・バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013 より
  サラバンド(ト短調に移調)(Ob)
 メンデルスゾーン(1809-1847):オラトリオ「キリスト」Op.97 より
   ベツレヘムに幼児が生まれた [Da Jesus geboren war zu Bethlehem] (レチタティーヴォ)(S/Or)
   新たに生まれたユダヤの王はどこに? [Wo ist der neugeborne König der Juden?] (三重奏曲)(3Hr/Or)
 ヘンデル(1685-1759):
  オペラ「リナルド」HWV7 から 私を泣かせてください [Lascia ch'io pianga](S/Ob/Or)
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ ト短調 より 前奏曲(Hr/Or)
 ヴィヴァルディ(1678-1741):「四季」第4楽章「冬」Op.8 No.4 より ラルゴ(Ob/Hr/Or)
 ハンス・ゲオルク・プフリューガー(1944-1999):
  羊たちのそばで目覚めると [Als ich bei meinen Schafen wacht'](S/Ob/Or)
 ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
  アンダンテ・パストラーレ Op.98 No.2(Ob/Or)
 ペーター・コルネリウス(1824-1874):三博士が東の国からやって来た
   [Drei Kön'ge wandern aus Morgenland] Op.8 No.3(S/Ob/3Hr*)
 アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):18の新しい小品 Op.90 から
   ヘンデルのコラール「シオンの娘よ、喜べ」によるパラフレーズ(Or)
 シチリア民謡/ハンス・ゲオルク・プフリューガー:
  おお、めでたし [O du fröhliche](S/Ob/Hr/Or/Tp)

シビッラ・ルーベンス(ソプラノ(S))
ユリア・シュトレーベル=ベンシュ(オーボエ(Ob))
ヨアヒム・ベンシュ(ホルン(Hr))
エリカ・ブッダイ(オルガン(Or))
ヨゼフ・ヴァイスタイナー(ホルン(Hr*))
ヤコプ・ベンシュ、ジーモン・ハース(トランペット(Tp))

録音:2015年6月,マウルブロン修道院、マウルブロン、ドイツ,福音教会、ティーフェンブロン、ドイツ

(3Hr)(3Hr*)(4Hr*)はホルンの一人多重録音。


ARS 38751
リヒテンシュタイン公国国際音楽アカデミー Vol.1
 ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901)/
  ヴァルテル・デシュパリ(1947-)編曲:夕べの歌(チェロ・アンサンブル版)
  リヒテンシュタイン公国国際音楽アカデミー・チェロ八重奏団
 ラフマニノフ(1873-1943):6つの楽興の時 Op.16 から 変ロ長調(No.1)
 ニコライ・カプースチン(1937-):8つの演奏会用練習曲 Op.40 から 揶揄(No.5)
  マリオ・ヘリング(ピアノ)
 ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲集 から 第2番ニ短調,第5番嬰ヘ短調
  ピアノ・デュオ・ドルケン(ピアノ四手連弾)
 パガニーニ(1782-1840)/クライスラー(1875-1962)編曲:
  ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調 Op.7 MS48 より ラ・カンパネッラ
  サラ・プランク(ヴァイオリン) マリオ・ヘリング(ピアノ)
 ハチャトゥリアン(1903-1978)/ジョルジ・シフラ(1921-1994)編曲:
  バレエ音楽「ガイーヌ」より 剣の舞(ピアノ独奏版)
  レヴォン・アヴァギャン(ピアノ)
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  ピアノ五重奏曲第2番イ長調 Op.81 B.155 から 第1楽章
  リヒテンシュタイン公国国際音楽アカ デミー・ピアノ五重奏団
 ジョヴァンニ・ソッリーマ(1962-)/ヴァルテル・デシュパリ編曲:
  チェロよ、震わせよ!(チェロ・アンサンブル版)
 ダーヴィト・ポッパー(1843-1913)/ヴァルテル・デシュパリ編曲:
  演奏会用ポロネーズ Op.14(チェロ・アンサンブル版)
  リヒテンシュタイン公国国際音楽アカデミー・チェロ八重奏団

録音:2013年、リヒテンシュタイン音楽学校、トリーゼン、リヒテンシュタイン

2011年以来毎年11月にヨーロッパの小国リヒテンシュタインで開催されている国際音楽講習会。2013年からは参加者による録音が行われることになりました。ピアノ五重奏団に日本の赤松翔(1986年生まれ、当時ウイーン国立音楽大学在学中)が第2ヴァイオリンで参加しています。編曲者のヴァルテル・デシュパリはザグレブ音楽アカデミー教授を務めるクロアチアのチェロ奏者。英語とドイツ語のブックレットが別冊になっています。


ARS 38752
(1SACD)
青春の物語り チェロとピアノのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
 シューマン(1810-1856):
  クラリネットとピアノンのための幻想小曲集 Op.73(チェロとピアノのための版)
 フォーレ(1845-1924):悲歌 Op.24
 ハイドン(1732-1809):
  チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2 から 第2楽章(チェロとピアノのための版)
 ガスパル・カサド(1897-1966):愛の言葉  アストル・ピアソラ:ル・グラン・タンゴ
 パガニーニ(1782-1840)/ルイージ・シルヴァ編曲:
  無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1 から No.9

ブレンダン・ゴー(チェロ)
ラインハルト・ショーベスベルガー(ピアノ)

録音:2014年5月20-22日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ブレンダン・ゴーは1999年シンガポールに生まれ、2014年現在ウィーンのアマデウス国際音楽学校(アマデウス音楽院)でフランツ・バルトロマイ(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者)に師事しているチェロ奏者。当盤録音時点で14歳か15歳です。ジャケットに「青春の物語り」と日本語で書いてありますが、ブックレットに日本語の記載はありません。


ARS 38806
バッハ・ミーツ・ボサ
 ペーター・コルベル:レッド・カンツォーネ
 アストル・ピアソラ:アディオス・ノニーノ/ブエノスアイレスの秋
 エドムンド・バスケス:Auzielle
 ペーター・コルベル:3つのスケッチ
 ホルヘ・モレル:前奏曲
 ペーター・コルベル:バッハ・ミーツ・ボサ
 アントニオ・カルロス・ジョビン:瞑想
 バーデン・パウエル&ヴィンシウス・デ・モラーレス:オサーニャの歌
 バーデン・パウエル:不眠/ソ・ポル・アモール/テンポ・フェリス/エ・デ・レイ
 ペーター・コルベル:即興曲 Op.11/赤い靴
 ゼキーニャ・アブレウ:チコ=チコ
 ジャック・ルヴォー&クロード・フランソワ:マイ・ウェイ
 アントニオ・カルロス・ジョビン:イパネマの娘

ペーター・コルベル(ギター)

録音:2005年9月18-19、23日、ヴッペルタール、インマヌエル教会


ARS 38807
子供の情景 ワッペンギターの音楽
 ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856):童話
 伝承曲/ペーター・コルベル(1956-)編曲:子供たちの歌 から
  Chapaqueada(ボリヴィア),El farol(アルゼンチン),Xiao bai cai(中国)
  Ndi Ndi(ジンバブエ),Tancowala ryba z rakiem(ポーランド),
  Mejicano soy senores(メキシコ),Los Pollos(ベネズエラ),
  Bonka pom(カメルーン),Bajushki Baju(ロシア),Qing Wa(モンゴル)
  Kozarocko kolo(ボスニア),Tengo una muneca(スペイン)
 マテオ・カルカッシ(1792-1853):変奏曲 Op.7
 フェルナンド・ソル(1778-1839):別れ Op.21
 シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15
 伝承曲/ペーター・コルベル編曲:子供たちの歌 から
  Jack and Jill(英国)/Kengele Inalia(タンザニア),
  Cai, cai balao(ブラジル),Kookaburra(オーストラリア),
  Ghotschi(アフガニスタン),チューリップ(日本),Belabimba(イタリア),
  Sizilian Tarantella(イタリア),Cantemos(ベネズエラ),
  Burung kakak tua(マレーシア),Lejos me voy de aqui(エクアドル)

ペーター・コルベル(ワッペンギター)

録音:2008年10月6-10日、ネヒシュテブレック(ドイツ)、ホッテンシュタイン教会

ワッペンギターは19世紀から20世紀初めにかけてヨーロッパで流行した紋章型の胴を持つギター。ここでは19世紀に製作された10弦の楽器が使用されています。


ARS 38811
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.1
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):協奏交響曲ヘ長調 Ben113(1792)
 ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813):交響曲ハ長調 Bryan C17
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル:交響曲イ長調 Ben155(1792?)

パウル・ヴァイゴルト(指揮)
ジェール・フィルハーモニー管弦楽団

録音:2007年11月11日、オーストリア、イプス・アン・デア・ドナウ、
    Mag.Adi・ショーバー音楽スタジオ


ARS 38812
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.2
 ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813):
  交響曲ハ短調 Bryan c2(1764/1767)
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  交響曲ニ長調 Benton126(1785)
  交響曲変ホ長調 Benton152(ロンドン、1792)

クリスティアン・ビルンバウム(指揮)
ウィーン・コンツェルト=フェライン(ウィーン交響楽団員)

録音:2007年6月10日、
    イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催プレイエル生誕250年記念演奏会、ライヴ


ARS 38813
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.3
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  ピアノ協奏曲ニ長調 Ben1023
   (ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Ben103A(1789)より作曲者編曲)(*)
  ピアノ協奏曲ハ長調(チェロ協奏曲 Ben104(1789)より作曲者編曲;1796)(*)
  クラリネット協奏曲ハ長調 Ben106(1797)(+)

マーシャ・ディミトリエワ(ピアノ(*))
アレクサンダー・ノイバウアー(クラリネット(+))
ジェール・フィルハーモニー管弦楽団
パウル・ヴァイゴルト(指揮)

録音:2008年1月、イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催新年演奏会、ライヴ

(*)世界初録音。


ARS 38814
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.4
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  2つの第1ヴァイオリン、2つのオーボエ、2つのファゴット、
   2つのホルン、2つのヴァイオリン、ヴィオラと低音のための
    協奏交響曲イ長調 Ben114(1792)(*)
  2つのオーボエ、2つのファゴット、2つのホルン、2つのクラリーノ、
   ティンパニ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと低音のための
   大交響曲ハ長調 Ben143(1790)(+)
  フルート、2つのオーボエ、2つのホルン、2つのクラリーノ、
   ティンパニ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと低音のための
   大交響曲ニ長調 Ben133(1786)(#)

アントン・ソコロフ、フランツ・ミヒャエル・フィッシャー(ヴァイオリン(*))
ウィーン・コンツェルト=フェライン(*/+)
クリスティアン・ビルンバウム(指揮(*/+))
ソンバトヘイ・サヴァリア室内管弦楽団(#)
パウル・ヴァイゴルト(指揮(#))

録音:2008年11月9日(*/+)、2009年1月2日(#)、ライヴ


ARS 38815
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.5
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  交響曲変ロ長調 Ben150A(1792)(*)/交響曲ハ長調 Ben158(+)
  ヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲変ロ長調 Ben112(1791)(#)
  ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ イ短調 Ben218(**

コルネリア・レッシャー(ヴァイオリン(#))
ヨハネス・フリーダー(ヴィオラ(#))
ティボル・ジェンジェ(ヴァイオリン(**)
カメラータ・プロ・ムジカ
パウル・ヴァイゴルト(指揮)

録音:2010年1月3日、イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催新年演奏会、ライヴ(*)
    2010年4月10日、イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催第135回演奏会、ライヴ(+/#/**)


ARS 38816
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.6
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  マリオネット・オペラ「ウルヘルの妖精」Ben701(1776)

アナ・ドゥルロフスキ、エスター・チョイ(ソプラノ)
ゲイリー・ダヴィスリム(テノール)
モーリツ・ゴッグ(バリトン)
ウィーン・スコラ・カントールム合唱団
カメラータ・プロ・ムジカ
パウル・ヴァイゴルト(指揮)

録音:2009年6月4-6日、グラーフェンヴェルト(オーストリア)、音楽の家、ライヴ


ARS 38817
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.7
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏交響曲ヘ長調
    Ben115 No.2(1802)(*)(※)
  交響曲ハ長調 Ben151(1800)(※)
  交響曲イ短調 Ben155(1803)

コルネリア・レッシャー(ヴァイオリン(*))
ウィリアム・ヨン(ピアノ(*))
カメラーラ・プロ・ムジカ
パウル・ヴァイゴルト(指揮)

録音:2008年1月8日、ルッパースタール(オーストリア)、プレイエル博物館、
     イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催新年演奏会、ライヴ

(※)世界初録音と表記されています。


ARS 38818
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.8 パリ四重奏曲集 Vol.1
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  弦楽四重奏曲ハ長調 Ben365(1803)
  弦楽四重奏曲変ロ長調 Ben366(1803)
  弦楽四重奏曲ヘ短調 Ben368(1803)

ヤナーチェク弦楽四重奏団
 ミロシュ・ヴァツェク、ヴィーテスラフ・ザヴァディリーク(ヴァイオリン)
 ヤン・レズニーチェク(ヴィオラ) ブレチスラフ・ヴィビーラル(チェロ)

録音:2011年5月8日、イグナツ・プレイエル協会(IPG)第155回演奏会、ライヴ、
     プレモントレ会大理石ホール、ゲラス、オーストリア


ARS 38819
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.9
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):ファゴット協奏曲変ロ長調 Ben107(*)
 ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク[ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク](1760-1812):
  ピアノ協奏曲ヘ長調 Op.17(1792)(+)
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル:
  大管弦楽のための交響曲ト長調 Ben156(原典版;1804)(#)

マティアス・ラーチ(ファゴット(*))
イングリット・マルソナー(ピアノ(+))
カメラータ・プロ・ムジカ
パウル・ヴァイゴルト(指揮)

録音:2012年1月7日、イグナツ・プレイエル協会(IPG)第167回演奏会(新年演奏会)、
    ライヴ、ハウス・デア・ムジーク、グラーフェンベルト、オーストリア

(*)は世界初録音、(+)は原典版による世界初録音と表示されています。


ARS 38820
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.10 パリ四重奏曲集 Vol.2
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  弦楽四重奏曲変ホ長調 Ben368(1810)
  弦楽四重奏曲ニ長調 Ben369(1810)
  弦楽四重奏曲ト短調 Ben370

ヤナーチェク弦楽四重奏団
 ミロシュ・ヴァツェク、ヴィーテスラフ・ザヴァディリーク(ヴァイオリン)
 ヤン・レズニーチェク(ヴィオラ) ブレチスラフ・ヴィビーラル(チェロ)

録音:2011年5月4日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア

世界初録音と表示されています。


ARS 38821
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.11 教会音楽作品集
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  ルッパースタールのタントゥム・エルゴ ハ長調(合唱と管弦楽のための)
   Ben deest
  パリのタントゥム・エルゴ 変ロ長調(独唱、合唱と管弦楽のための)(+)
   Ben134(1786以後)
  テ・デウム ハ長調(独唱、合唱と管弦楽のための)Ben deest(1790)(+)
  アリア「あなた無しで生きていけない、生きたくもない」
   [Non possum nec volo te sine vivere](ソプラノと弦楽のための)Ben7132(*)
  ミサ・ソレムニス ニ長調(独唱、合唱と管弦楽のための)Ben756(1780頃?)(+)

コルネリア・ヒュープシュ(ソプラノ(*/+))
ダニエラ・トレフナー(メゾソプラノ(+))
ドナート・ハヴァール(テノール(+))
スティーヴン・シーシャレッグ(バリトン(+))
カペッラ・カントールム・サヴァリエンセ(合唱)
カメラータ・プロ・ムジカ
マルティン・ブラウス(指揮)

録音:2012年11月2-3日、ソンバトヘイ、ハンガリー
    2012年11月10日、グラーフェンヴェルト、オーストリア


ARS 38822
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.12 弦楽作品集
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  弦楽四重奏曲変ホ長調 Ben352(1788)
  弦楽六重奏曲ヘ長調 Ben261(1791)(*/+)
  弦楽五重奏曲ハ短調 Ben287, Ersteinspielung(*)

ヤナーチェク弦楽四重奏団
 ミロシュ・ヴァツェク(第1ヴァイオリン) ヴィーテスラフ・ザヴァディリーク(第2ヴァイオリン)
 ヤン・レズニーチェク(第1ヴィオラ) ブレチスラフ・ヴィビーラル(チェロ)

ボフスラフ・マトウシェク(第2ヴィオラ(*))
ミロスラフ・イェリーネク(コントラバス(+))

録音:2012年10月12日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア

世界初録音と表示されています。


ARS 38823
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.13
 ヤン・クシュチテル・ヴァニュハル[ヨハン・バプティスト・ヴァンハル](1739-1813):
  ピアノ協奏曲ハ長調 C.4(*)
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Ben103A(1788)(+)
  大交響曲ヘ長調 Ben140(1789)

ディアンヌ・バール(ピアノ(*))
ライムント・リッシー(ヴァイオリン(+))
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮)

世界初録音と表示されています。


ARS 38824
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.14
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  セレナード ト長調(フルート、オーボエ、2つのホルン、2つのヴァイオリン、
   2つのヴィオラ、チェロとコントラバスのための九重奏曲)Ben2622 (Ben285)
  交響曲変ロ長調 Ben135(1786)
  交響曲ハ短調 Ben142(1790)

カメラータ・プロ・ムジカ
クリスティアン・ビルンバウム(指揮)

録音:2013年6月1-2日、ライヴ、バート・ピラヴァルト、オーストリア

全収録曲が世界初録音。


ARS 38825
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.15
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  弦楽五重奏曲ヘ短調 Ben277(1786)
  弦楽五重奏曲変ロ長調 Ben278(1789)
  弦楽五重奏曲ト長調 Ben279(1789)

ヤナーチェク弦楽四重奏団
 ミロシュ・ヴァツェク(第1ヴァイオリン) ヴィーテスラフ・ザヴァディリーク(第2ヴァイオリン)
 ヤン・レズニーチェク(第1ヴィオラ) ブレチスラフ・ヴィビーラル(チェロ)
ボフスラフ・マトウシェク(第2ヴィオラ)

録音:2013年5月3日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア

好評のシリーズ。今回は常連ヤナーチェク弦楽四重奏団。全曲世界初録音。


ARS 38826
(1CD)
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.16
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏交響曲イ長調 Ben114(1792)(*)
  交響曲ニ短調 Ben160(#)
  フルート、オーボエ、ホルン、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲ヘ長調 Ben115(1802)(+)

エーリヒ・シャーゲルル(ヴァイオリン(*))
シュテファン・シュトロイスニヒ(ピアノ(*))
アレクサンド・ウーリヒ(フルート(+))
エマ・ブラック=デイヴィスリム(オーボエ(+))
アルミン・ベルガー(ホルン(+))
カタリン・セベッラ(ファゴット(+))
カメラータ・プロ・ムジカ
クリスティアン・ビルンバウム(指揮)

録音:2014年1月4日、ライヴ、新年演奏会、音楽の家、グラーフェンヴェルト、オーストリア

(#)世界初録音。


ARSCDK 68
祝典ピアノ演奏会
 ブラームス(1833-1897):2つの狂詩曲 Op.79
 D・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ロ短調 K.377/同ホ長調 K.531
 モーツァルト(1756-1791):幻想曲ニ短調 K.397
 ドビュッシー(1862-1918):水の反映/雨の庭
 J・S・バッハ(1685-1750):
  フーガ ニ短調 BWV Anhang 3/180/同ホ短調 BWV945/同イ長調 BWV 896,2
  同イ短調 BWV947
 ハイドン(1732-1809):ソナタ ホ長調 Hob.XVI:13

ギネッテ・コステンバーダー(ピアノ)

Legenden des Gesanges
歴史的声楽録音をCD化する「歌唱の伝説」シリーズ

ARS 38701
歌唱の伝説 Vol.1 フリッツ・ヴンダーリヒ
 シューベルト(1797-1828):歌曲集「美しい水車屋の娘」Op.25 D.795

フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
クルト・ハインツ・シュトルツェ(ピアノ)

録音:1957年8月12、15日、ベルリン、ホテル・エスプラナーデ


ARS 38702
歌唱の伝説 Vol.2 ハインリヒ・シュルスヌス
 ヴォルフ(1860-1903):
  愛する人に/君の魅力がすべて描き出されますように/ほら吹き大将
  移ろわぬ春/公現祭/郷愁/少年鼓手/秘めた愛/時は春
  ビーテロルフ (以上(*))
  ヴァイラの歌/アナクレオンの墓/こうのとりの使い/セレナード
  祈り/散歩/小さいものでも/庭師/問わず語り/出会い/隠棲
  考えてもみよ、ああ、心よ/別れ (以上(+))
  アナクレオンの墓(#)/ねずみ捕りの男(#)/友(**)
  夜の間に(ボーナス・トラック;シュルスヌス最初の録音)(+)

ハインリヒ・シュルスヌス(バリトン)
フランツ・ルップ(ピアノ(*))
セバスティアン・ペシュコ(ピアノ(+))
ゲアハルト・シュテーガー(指揮(#))
ベルリン国立歌劇場管弦楽団(#)
クルト・シュレーダー(指揮(**))
ヘッセン放送管弦楽団(**)

録音:1927-1949年


ARS 38703
(2CD)
歌唱の伝説 Vol.3 エルナ・ベルガー
 ヴォルフ(1860-1903):アイオロスの竪琴に寄せて(*)
 シューベルト(1797-1828):糸を紡ぐグレートヒェン(+)/岩の上の羊飼い(*/#)
 ブラームス(1833-1897):(+)
  僕たちはさまよい歩いた/夢は去り/死、それは冷たい夜/ひばりの歌
  傷ついた私の心/まどろみはいよいよ浅く/子守歌
 シューマン(1810-1856):月夜(*)/時は春(*)
 プフィツナー(1869-1949):「古い歌」Op.33(ゴットフリート・ケラーの8つの詩)(+)
 ロベール・オブシエ(1900-1957):クロプシュトックによる3つのアリア(**)
  [1948年、メルボルンにおける「歌曲の夕べ」のリハーサルより](++)
 ブラームス:眠りの精
 シューベルト:ズライカ
 シューマン:くるみの子
 ヴォルフ:つれない娘
 J・シュトラウス II:春の声(ワルツ)
 プッチーニ:オペラ「ボエーム」から 私の名はミミ
 フロトウ:オペラ「マルタ」から 夏の名残りのばら
 トーマス・フォイクトによるインタービュー(1990年)

エルナ・ベルガー(ソプラノ)
ハインリヒ・ゴイザー(クラリネット(#))
エルンスト・ギュンター・シェルツァー(ピアノ(*))
ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ(+))
エタ・ハーリヒ=シュナイダー(チェンバロ(**))
ハンス・ヴァルター・シュライフ(オーボエ(**))
ヘンリー・ペン(ピアノ(++))

録音:1938-1957年


ARS 38704
歌唱の伝説 Vol.4 エルフリーデ・トレッチェル オペラ・アリア集
 モーツァルト(1756-1791):「フィガロの結婚」(*)、
 スメタナ(1824-1884):「売られた花嫁」(+)、
 ドヴォルジャーク(1841-1904):「ジャコバン党員」(*/**)、
 チャイコフスキー(1840-1893):「エフゲニー・オネーギン」(*)、
 レオンカヴァッロ(1857-1919):「道化師」(+)、
 プフィツナー(1869-1949):「パレストリーナ」(#)、
 R・シュトラウス(1864-1949):「ばらの騎士」(*/++) から

エルフリーデ・トレッチェル(ソプラノ)
ホルスト・ギュンター(バリトン(**))
ローレンツ・フェーエンベルガー(テノール(#))
マルガレーテ・クローゼ(アルト(#))
リタ・シュトライヒ、アニー・シュレム(ソプラノ(#))
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(メゾソプラノ(++))
ティアナ・レムニッツ(ソプラノ(++))
フェルディナント・ライトナー(指揮(*))
ヴュルテンベルク国立歌劇場管弦楽団(*)
ローベルト・ヘーガー(指揮(+/#))
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ベルリン・コーミッシェ・オパー管弦楽団(#)

録音:1949-1952年

歌唱はすべてドイツ語。


ARS 38705
歌唱の伝説 Vol.5 ペーター・アンダース オペラ・アリア集
 モーツァルト(1756-1791):「後宮からの逃走」、「魔笛」、「ドン・ジョヴァンニ」、
 プッチーニ(1858-1924):「トゥーランドット」、「トスカ」、「西部の娘」、
 グノー(1818-1893):「マルガレーテ」、
 レオンカヴァッロ(1857-1919):「道化師」、
 ウェーバー(1786-1826):「魔弾の射手」、
 ワーグナー(1813-1883):「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、
 ドニゼッティ(1797-1848):「愛の妙薬」 から

ペーター・アンダース(テノール)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ヴィルヘルム・フランツ・ロイス、
ヨハネス・シュラー、ヴァルター・ルッツェ、アルトゥール・ローター、
フェルディナント・ライトナー(指揮)
ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団、ベルリン国立歌劇場管弦楽団
ヴュルテンブルク国立管弦楽団

録音:1933-1953年

歌唱はすべてドイツ語。


ARS 38706
(2CD)
歌唱の伝説 Vol.6
 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1806):オラトリオ「四季」Hob.XXI:3

エルフリーデ・トレッチェル(ソプラノ)
ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)
ヨーゼフ・グラインドル(バス)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ペルリンRIAS交響楽団&室内合唱団
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団

録音:1952年


ARS 38707
【廃盤】
歌唱の伝説 Vol.7 アストリッド・ヴァルナイ(1918-2006)
 ワーグナー(1813-1883):
  マティルデ・ヴェーゼンドンクの詩による5つの歌曲(*)
  楽劇「トリスタンとイゾルデ」から イゾルデの語り(+)
  楽劇「ジークフリート」から
   太陽に祝福を、光に祝福(ブリュンヒルデの目覚め)(#)
  楽劇「神々の黄昏」から
   ラインの岸に薪の山を積み上げよ(ブリュンヒルデの自己犠牲)(**)

アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ)
ヘルタ・テッパー(メゾソプラノ(+))
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール(#))
バイエルン放送交響楽団
レオポルト・ルートヴィヒ(指揮(*))
ヘルマン・ヴァイゲルト(指揮(+/#/**))

録音:1955年6月5、9日(*)、1954年6月(+)、1954年6月3日(#)、1954年6月2日(**)、
    ミュヘン、ヘルクレスザール
原盤:Deutsche Grammophon Gesellschaft


ARS 38708
歌唱の伝説 Vol.8 ヘルゲ・ロスヴェンゲ オペラ・アリア集
 レオンカヴァッロ:「道化師」から トニオのプロローグ(*)
 ヴェルディ:
  「シチリアの晩鐘」から
   アッリーゴのアリア(+),アッリーゴとモンフォルテの二重唱(hs/#)
  「仮面舞踏会」から リカルドのアリア(**/cho)
  「トロヴァトーレ」から マンリーコのアリア(**)
 マイアベーア(1791-1864):「ユグノー教徒」から ラウールのアリア(+)
 グノー(1818-1893):「ファウスト」から 監獄の場面(mt/ws/**)
 アダン(1803-1856):「ロンジュモーの御者」から シャプルーのアリア(**)
 ウェーバー(1786-1826):
  「オベロン」から ヒュオンのアリア(**),ヒュオンの祈り(**)
 グリンカ:「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」から
   ボグダン・ソビーニンのアリア(***)
 チャイコフスキー(1840-1893):
  「チャロデイカ」から ナスターシャとユーリーの二重唱(tl/++)
 ムソルグスキー(1839-1881):
  「ボリス・ゴドゥノフ」から マリーナとグリゴリーの二重唱(fb/##)
  [ボーナス・トラック] 歌曲
 ヴォルフ(1860-1903):火の騎士(gm)/職人の歌(gm)

ヘルゲ・ロスヴェンゲ(テノール)
ハインリヒ・シュルスヌス(バリトン(hs))
マルガレーテ・テシェマッハー(ソプラノ(mt))
ヴィルヘルム・シュトリーンツ(バス(ws))
ティアナ・レムニツ(ソプラノ(tl))
フリーデル・ベックマン(ソプラノ(fb))
ベルリン国立オペラ合唱団(cho))
シュトゥットガルト帝国放送管弦楽団(*)
グスタフ・ゲルリヒ(指揮(*))
ベルリン国立オペラ管弦楽団(+)
フランツ・アフルレート・シュミット(指揮(+))
ベルリン国立オペラ・カペラのメンバー(#)
アロイス・メリヒャー(指揮(#))
ベルリン国立オペラ管弦楽団のメンバー(**/++)
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(指揮(**/##))
エルヴィン・バルツァー(指揮(++))
管弦楽団(##) 伴奏者不詳(***)
ジェラルド・ムーア(ピアノ(gm))

録音:1932-1941年


ARS 38709
歌唱の伝説 Vol.9 エリカ・ケート オペラ・アリア集
 モーツァルト(1756-1791):
  「フィガロの結婚」から
   自分で自分がわからない(ケルビーノのアリア)(*)
   恋とはどんなものかしら(ケルビーノのカンツォーネ)(*)
  「後宮からの逃走」から
   何という悲しみが私の心を覆い…悲しみは私の運命
    (コンスタンツェのレチタティーヴォとアリア)(*)
   ああ、私は愛し、幸せでした(コンスタンツェのアリア)(*)
   ありとあらゆる拷問が私を待ちうけていようとも(コンスタンツェのアリア)(*)
  「魔笛」から
   震えないで、私のかわいい息子よ(夜の女王のアリア)(*)
   復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え(夜の女王のアリア)(*)
 ロッシーニ(1792-1868):
  「セビーリャの理髪師」から
   今の歌声は心に響く(ロジーナのカヴァティーナ)(+)
   それじゃ私だわ、ほんとうかしら?(ロジーナとフィガロの二重唱)(**/+)
   ああ、思いがけないこの喜び
    (ロジーナ、アルマヴィーヴァとフィガロの三重唱)(**/++/+)
 ヴェルディ(1813-1901):「リゴレット」から 慕わしい人の名は(ジルダのアリア)(#)
 プッチーニ(1858-1924):「ボエーム」から
   ムゼッタの登場、ワルツとフィナーレ(第2幕)(+)
   さようなら、甘い目覚めよ
    (ミミ、ロドルフォ、ムゼッタとマルチェッロの四重唱)(+)

エリカ・ケート(ソプラノ)
ヘルマン・プライ(バリトン(**))
リヒャルト・ホルム(テノール(++))
エルナ・ベルガー(ソプラノ(##))
ルドルフ・ショック(テノール(##))
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン(##))
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
大オペラ管弦楽団(+)
ヴィルヘルム・シュヒター(指揮(*/+))
ベルリン国立歌劇場管弦楽団&男声合唱団(#)
アルトゥール・グリューバー(指揮(#))

録音:1953-1956年


ARS 38710
(2CD)
歌唱の伝説 Vol.10 ヨゼフ・メッテルニヒ(1915-2005) オペラ・アリア集
 レオンカヴァッロ(1857-1919):「道化師」から トニオのプロローグ
 ビゼー(1838-1875):「カルメン」から エスカミリオの場面(*)
 ヴェルディ(1813-1901):「椿姫」から 父ジェルモンのアリア
 ヴェルディ:
  「リゴレット」から
   リゴレットのアリア/公爵、ジルダ、リゴレットとマッダレーナの四重唱(+/#)
  「仮面舞踏会」から レナートのアリア(2曲)
  「運命の力」から アルヴァーロとドン・カルロの二重唱(#)
  「オテロ」から イアーゴのクレド
  「ドン・カルロ」から ドン・カルロとロドリーゴ侯爵の場面(#)
  「ファルスタッフ」から フォードのアリア(3曲)(**)
 ヨゼフ・メッテルニヒへのインタビュー
  (インタビュアー:トーマス・フォイクト/1990、2000年)

ヨゼフ・メッテルニヒ(バリトン)
リザ・オットー、ロスル・シャフリアン(ソプラノ(*))
ディアナ・エストラーティ(アルト(*))
エリカ・ケート(ソプラノ(+))
ジークリンデ・ヴァーグナー(メゾソプラノ(+))
ルドルフ・ショック(テノール(#))
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン(**))
ベルリン交響楽団(**以外)
ヴィルヘルム・シュヒター(指揮(**以外))
RIAS交響楽団(**)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮(**))

録音:1951-1955年

歌唱はすべてドイツ語。CD-2はインタビューのみ収録。


ARS 38711
歌唱の伝説 Vol.11 エリーザベト・グリュンマー(1911-1986) オペラ・アリア集
 モーツァルト(1756-1791):
  「魔笛」から
   Bald prangt, den Morgen zu verkunden(+)
    Ach, ich fuhl's, es ist verschwunden
  「フィガロの結婚」から
   Porgi amor / Che soave zeffiretto(*) / E Susanna non vien ... Dove sono
  「コシ・ファン・トゥッテ」から Temerari - Come scoglio

 エルナ・ベルガー(ソプラノ(*))
 レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊員(+)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・シュヒター(指揮)


 ウェーバー(1786-1826):「魔弾の射手」から Und ob die Wolke sie verhulle

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヨゼフ・カイルベルト(指揮)


 フンパーディンク(1854-1921):「ヘンゼルとグレーテル」から
   Bruderchen, komm tanz mit mir
   Der kleine Sandmann bin ich ... Abends, will ich schlafen geh'n(*)

 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 アニー・フェルベルマイヤー(ソプラノ(*))
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)


 ヴェルディ(1813-1901):「オテロ」から(ドイツ語歌唱)
   Bei meiner Mutter war einmal ein Madchen / Sie sas mit Leide
   Sei mir gegrust, Jungfrau Maria

 ジークリンデ・ヴァーグナー(メゾソプラノ)
 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
 リヒャルト・クラウス(指揮)


 R・シュトラウス(1864-1949):「ばらの騎士」から Mir ist die Ehre widerfahren

 エリカ・ケート(ソプラノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・シュヒター(指揮)


 ブラームス(1833-1897):ドイツ・レクイエム から Ihr habt nun Traurigkeit

 ベルリン聖ヘートヴィヒ大聖堂聖歌隊
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ルドルフ・ケンペ(指揮)


録音:1953-1958年

ARS 38712
歌唱の伝説 Vol.12 イルムガルト・ゼーフリート(1919-1988) 歌曲&アリア集
 ヴォルフ(1860-1903):イタリア歌曲集 から 22曲(*)
 モーツァルト(1756-1791):
  恐れるな、愛する人よ(ロンド)K.490(+)
  オペラ「羊飼いの王」K.208 から 彼女を愛そう(+)
 ヘンデル(1685-1759):詩篇112「僕たちよ、主をたたえよ」(#)

イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
エリク・ヴェルバ(ピアノ(*))
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン(+))
ウィーン交響楽団(+)
フェルディナント・ライトナー(指揮(+))
アーヘン大聖堂聖歌隊(#)
プロイセン・シュターツカペレ(#)
テオドール・ベルンハルト・レーマン(指揮(#))

録音:1954年10月(*)/1953年4月(+)/1943年(#)


ARS 38713
歌唱の伝説 Vol.13 プリマ・ラ・ドンナ オペラ・ディーヴァたちの音楽と言葉

マルタ・メードル、レオニー・リザネク、リューバ・ヴェリチュ、
エリーザベト・シュヴァルツコップ(出演)
トーマス・フォイクト(インタビュアー)

録音:1988-2005年 制作:2010年、西ドイツ放送、ケルン

ドイツの放送局が制作したラジオ番組をCD化したものです。往年の大物ソプラノ4人へのインタビューを中心とした構成。彼女らの歌唱が織り込まれています。

特別企画盤

ARS 38901
ティミーはどんなふうに音楽好きになったの? 子供のための音楽の時間旅行
 J・S・バッハの作品、他

アンドレアス・ハース(台本作者、語り、フルート)、他
ガビ・フンク(挿絵)

録音:2003年11月1-3日、ドイツ、ラインラント、ムーフ

おそらくドイツ語圏の子供のために制作された、音楽と語り(ドイツ語)によるアルバム。絵本のようなブックレットもドイツ語のみの表記となっています。


ARS 38902
フレデリク・ショパン 音楽と朗読によるポートレイト

ソンヒ・キム=ヴュスト(ピアノ) ハンス・ヴェルナー・ヴュスト(台本作者、朗読)

録音:2004年3月25-26日、2007年5月1日

シューマンのピアノ曲と朗読(ドイツ語)で構成されたアルバム。「聴く本 Ein Hörbuch」シリーズの一枚で、ブックレットもドイツ語のみの表記となっています。


ARS 38903
フリードリヒ・フォン・シラー(1759-1805)原作/
 ゴットフリート・ブルーメンシュタイン台本:Tausendsakerlott
  「群盗」、「たくらみと恋」、「ヴァレンシュタイン」、「Balladenjahr」、
  「メッシーナの花嫁」、「ヴィルヘルム・テル」、「デメートリウス」から、他

ニュー・エリジウム・シュプレッヒクヴァルテット
シュターツシャウシュピール・ドレスデン

「ゴットフリート・ブルーメンシュタインにより巧妙に短縮され大胆に書き直された全作品」とのことで、全編ドイツ語のラジオ番組のようなアルバム。ブックレットもドイツ語のみの表記となっています。


ARS 38904
ティミーとヨーロッパの音楽 子供のための音楽の幻想旅行
 ヴィヴァルディ:「四季」、他

アンドレアス・ハース(台本作者、語り、フルート)、他
ガビ・フンク(挿絵)

録音:2005年5月27-29日、ドイツ、ラインラント、ムーフ

おそらくドイツ語圏の子供のために制作された、音楽と語り(ドイツ語)によるアルバム。絵本のようなブックレットもドイツ語のみの表記となっています。


ARS 38905
忘れな草 音楽は何を物語る
 ドイツ民謡:月は昇りぬ
 シューベルト:魔王/死と乙女
 モーツァルト:すみれ
 シューベルト:狩人の夕べの歌
 ヴォルフ:笛吹き
 ミヒャエル・ゲース:魔法使いの弟子

インゲボルク・ダンツ(ソプラノ)
ミヒャエル・ゲース(ピアノ、司会)

録音:2006年6月21-22日、ヴッペルタール、インマヌエル教会

おそらくドイツ語圏の子供のために制作された、歌曲と語り(いずれもドイツ語)によるアルバム。絵本のようなブックレットはドイツ語のみの表記となっています。


ARS 38906
ローベルト・シューマン 音楽と朗読によるポートレイト

ソンヒ・キム=ヴュスト(ピアノ)
ハンス・ヴェルナー・ヴュスト(台本作者、朗読)

録音:2007年5月1日

シューマンのピアノ曲と朗読(ドイツ語)で構成されたアルバム。「聴く本 Ein Hörbuch」シリーズの一枚で、ブックレットはドイツ語のみの表記となっています。


ARS 38907
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル 音楽と朗読によるポートレイト

パウル・ヴァイゴルト(指揮)
ジェール・フィルハーモニー管弦楽団 他
アドルフ・エーレントラウト(台本作者、朗読)

録音:2007年5月8日(朗読)

プレイエルの楽曲と朗読(ドイツ語)で構成されたアルバム。「聴く本 Ein Hörbuch」シリーズの一枚で、ブックレットはドイツ語のみの表記となっています。


ARS 38908
ティミー、オペラを発見
  オペラハウスで/ティミー、「魔笛」を発見/ティミー、「魔弾の射手」を発見
  ティミー、「ヘンゼルとグレーテル」を発見/使用された音楽とその出典

アンドレアス・ハース(台本作者、語り、フルート、歌)
マティアス・ハーケ(ピアノ) 他
ガビ・フンク(挿絵)

録音:2008年4月11-13日、ドイツ、デュッセルドルフ、ラインラント、ムーフ

おそらくドイツ語圏の子供のために制作された、音楽と語り(ドイツ語)によるアルバム。絵本のようなブックレットもドイツ語のみの表記となっています。


ARS 38909
くるみ割り人形、狼と不思議な絵 ティミー、ロシア音楽を冒険する
 チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」から
 ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」から
 プロコフィエフ(1891-1953):交響的物語「ピーターと狼」から

アンドレアス・ハース(台本作者、語り、フルート)、他
ガビ・フンク(挿絵)

録音:2009年7月2-3日、ミュンヘン

おそらくドイツ語圏の子供のために制作された、音楽と語り(ドイツ語)によるアルバム。絵本のようなブックレットもドイツ語のみの表記となっています。

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