アクト・プレアラブル
1998年に発売を開始した、ポーランドでもっとも急成長しているクラシカル・レーベル。ポーランド音楽を中心に他では聴けない楽曲が並ぶそのラインナップは壮観です。

AP 0001
クリスマス・キャロル集
 ヴァツワフ・ズ・シャモトゥー(1524頃-1560頃):クリスマス・キャロル「神の御子の生誕を歌う」
 ミハウ・ドンブロフスキ:カンタータ「天使が羊飼いたちに告げた」
 ポーランド語のクリスマス・キャロル(13曲)

ヨランタ・カウフマン(ソプラノ)
マジェナ・ケンポヴィチ(オルガン)
ミハウ・ドンブロフスキ(指揮)
ワルシャワ農業大学アカデミー合唱団

録音、発売:1997年


AP 0002
バロック・フルート・ソナタ集
 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1682-1765):
  フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 Op.27 No.?/同ト長調 Op.27 No.?
 ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):
  フルートと通奏低音のためのソナタ第275番 ロ長調
  同第276番ハ短調/同ト短調
 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):フルートとチェンバロのためのソナタ へ長調

トリオ・ルブリン・バロック
 レフ・ショスト(フルート)
 ヨランタ・スコレク=ミュンフ(チェンバロ)
 マリア・ブワシュチャク=ショスト(チェロ)

録音:1997年/発売:1998年


AP 0003
ジャンヌ・ダルクの焼き絵ガラス ベルギーのオルガン音楽
 ニコラース・ヤーク・レメンス(1823-1881):ファンファーレ
 エドゥアール・セニー(1923-1980):組曲「ジャンヌ・ダルクの焼き絵ガラス」(*)
 アブラハム・ファン・デン・ケルクホーフェン(16??-1701):
  幻想曲ハ短調/第1旋法のヴァース集 から 第1,3,5,7,13,15,32番
 ジョゼフ・エクトール・フィオッコ(1703-1741):アンダンテ

ユリア・スミコフスカ(オルガン)
ジナ・ケルステ、エルジュビエタ・スミコフスカ、マリアン・ピシュニク(語り(*))

録音:1996-1998年/発売:1998年


AP 0004
ヴォイチェフ・ウーカシェフスキ(1936-1978):室内楽作品集
  フルートとクラリネットのための4つの小品
  弦楽四重奏曲
  管楽五重奏のための古い様式による組曲
  月の歌
  歌曲(8曲)

アンナ・マレヴィチ=マデイ(メゾソプラノ、語り)
マリア・ミトロシュ(ソプラノ)
マルチン・ウーカシェフスキ(ピアノ)
ピオトル・ボルコフスキ(指揮)
カメラータ・ヴィストゥラ

録音:1993年/発売:1998年


AP 0005
新しいポーランド音楽のパノラマ Vol.1
 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ:オルガンのためのカンタータ Op.26
 ユリウス・ウチュク:マリアは昇天す(無伴奏女声合唱のための)
 パヴェウ・ウーカシェフウスキ:スターバト・マーテル(無伴奏女声合唱のための)
 ミラン・サヴァ:過越のいけにえ(オルガンのための)
 ヤン・ヴェンツォフスキ:アヴェ・マリア、マーテル・メア(混声合唱のための)
 スタニスワフ・モリト:いざ、主を祝福せよ(混声合唱のための)
 マルチン・ウーカシェフスキ:赦したまえ、主よ(混声合唱のための)
 マリアン・ボルコフスキ:オルガンのための詩篇

アンジェイ・ホロシンスキ、マリアン・サヴァ(オルガン)
ヴィオレッタ・ビエレツカ(指揮)
スコラ・カントルム・ビアロストチエンシス
カジミエシュ・シモニク(指揮)
ATK合唱団

発売:1998年


AP 0006
フランティシェク・レッセル(1780-1838):
  弦楽四重奏曲ロ長調 Op.19
  フルート四重奏曲ト長調 Op.3

エルジュビエタ・ガイェフスカ(フルート)
ヴィラヌフ弦楽四重奏団

録音、発売:1998年


AP 0007
ウワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):
  オルガンのための25の前奏曲 Op.38

ユリア・スミコフスカ(オルガン)

録音、発売:1998年


AP 0008
新しいポーランド音楽のパノラマ Vol.2
 ズビグニェフ・ポピエルスキ:私自身との対話(フルート独奏のための)
 ヴィトルド・シャロネク:ピエルニキアーナ(テューバ独奏のための)
 イェジ・コルノヴィチ:報告(フルート独奏のための)
 マルチェイ・ジュウトフスキ:弦楽器のための四重奏曲
 アンジェイ・トゥトキェヴィチ:タンゴ・モン・アムール(ピアノとチェロのための)
 ヴォイチェフ・ウーカシェフスキ:トロンボーン四重奏曲
 マリアン・ボルコフスキ:ノルヴィディアーナ Op.75(女声と器楽アンサンブルのための)

エルジュビエタ・ガイェフスカ(フルート)
ズジシスワフ・ピエルニク(チューバ)
トマシュ・ストラハル(チェロ)
オリエンタル器楽五重奏団
ワルシャワ・フィルハーモニー・トロンボーン四重奏団
ヤドヴィガ・ガドゥランカ(ソプラノ)
ピオトル・ボルコフスキ(指揮)
ワルシャワ・フィルハーモニー・室内アンサンブル

発売:1998年


AP 0009
パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):ミサ・プロ・パトリア
  オルガンと弦楽のための協奏曲
  おお、主よ(無伴奏混声合唱のための)
  死せるキリストの記念(メゾソプラノと室内管弦楽のための)
  われを記憶したまえ、主よ(無伴奏混声合唱のための)
  汝の十字架を崇めん(無伴奏混声合唱のための)
  ミサ・プロ・パトリア[祖国のためのミサ]

ヴァツワフ・ゴロンカ(オルガン)
コンチェルト・アヴェンナ
カジミエシュ・シモニク(指揮)ATK合唱団
アンナ・ルバンスカ(メゾソプラノ)
ベルリン・ドイツ室内管弦楽団
ヨアンナ・コズウォフスカ(ソプラノ)
アグニェシュカ・ズヴェルコ=ヴィエルチョフ(メゾソプラノ)
グジェゴシュ・ミェリモンカ、アンジェイ・ミシンスキ、マチェイ・ジュウトフスキ(指揮)

録音、発売:1998年


AP 0010
新しいポーランド音楽のパノラマ Vol.3
 スタニスワフ・モリト:チェロ協奏曲
 マチェイ・ジェリンスキ:弦楽のための音楽 A.D.1993
 ベネディクト・コノヴァルスキ:ファゴット協奏曲
 パヴェウ・ウーカシェフスキ:永遠の主をたたえよ

トマシュ・ストラール(チェロ)
アンジェイ・ミシンスキ(指揮)
コンチェルト・アヴェンナ
マルチン・ナウェチ=ニェショウォフスキ(指揮)
マワ・フィルハーモニー交響楽団
ボグミウ・ガダフスキ(ファゴット)
ピオトル・ボルコフスキ(指揮)
ワルシャワ・ショパン音楽院交響楽団
カジミエシュ・シモニク(指揮)
ATK合唱団
グジェゴシュ・ミェリモンカ(指揮)
S・モニュシュコ記念ポーランド陸軍コンサート・バンド

発売:1998年


AP 0011/12
(2CD)
新しいポーランド音楽のパノラマ IV
 M・ボルコフスキ:
  セレクション・フォー・5(室内アンサンブルのための)
  深き淵より(混声合唱と管弦楽のための)
 R・クンケル:Mimezis(ヴァイオリン独奏のための)
 M・ジュウトフスキ:Beg-Tse II(打楽器四重奏のための)
 A・グロナウ:ペンタルキア[五頭政治](弦楽合奏のための)
 A・コシチュフ:5つの宇宙発生説(ピアノのための)
 D・ディワンスカ:Rozokrągłość(フルートとハープのための)
 M・ブワジェヴィチ:感覚の世界(交響楽のための)
 J・コルノヴィチ:絶え間なく旋回する物(ヴァイオリン独奏のための)
 M・ヴィエジュビツキ:生け花(ソプラノとハープのための)
 P・ウーカシェフスキ:冬の旅(弦楽合奏のための)
 T・トロヤノフスキ:処置(ピアノのための)
 M・ポクシヴィンスカ:リフレイン(11の楽器のための)
 M・ジェリンスキ:アコーディオン・ソナタ
 E・マデイ:最良なものの堕落は最悪なり(オーボエのための)

さまざなま演奏家

発売:2001年


AP 0013
イグナチ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):歌曲全集
  アダム・アスニクの詩による7つの歌曲 Op.7(ポーランド語)
  アダム・ミツキェヴィチの詩による6つの歌曲 Op.18(ポーランド語)
  カテュール・マンデスの詩による12の歌曲 Op.22(フランス語)

テレサ・ヤドヴィガ・スチェピェン(メゾソプラノ)
マリウシュ・ルトコフスキ(ピアノ)

録音:2004年4月22-26日、ビドゴシチ、ポモージェ・フィルハーモニー

ポーランド国外ではめったに演奏されることのないパデレフスキの全歌曲を収録しています。アスニク(1838-1897)、ミツキェヴィチ(1798-1855)はポーランドの、マンデス(1841-1909)はフランスの詩人です。


AP 0014
新しいポーランド音楽のパノラマ V
 グラジナ・パチョレク、マルチン・ヴィエジュビツキ:大いなる神秘(テープのための)
 マチェイ・ジュウトフスキ:Emet(ヴァイオリンとテープのための)
 アンナ・イグナトヴィチ:記憶喪失(打楽器とテープのための)
 マチェイ・ジェリンスキ:雲(テープのための)
 マルチン・ヴィエジュビツキ:沈黙の音楽(フルートとメディアのための)
 ピオトル・グレラ=モジェイコ:チャールズのためのコロラトゥーラ
  (バリトン・サクソフォンとエレクトロニクスのためのディスコノテイション)
 パヴェウ・ウーカシェフスキ:ロンドンでの一週間(テープのための)

マチェイ・ジュウトフスキ(ヴァイオリン)
カタジナ・オルク(声)
リシャルト・バザルニク(打楽器)
アグニェシュカ・プロソフスカ=イヴィツカ(フルート)
アンドリー・タルパシュ(サクソフォン)

発売:1999年


AP 0015
クロード・ボラン(1930-):
  フルートとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲

エルジュビエタ・ガイェフスカ(フルート)
パヴェウ・ペルリンスキ(ピアノ)
ズビグニェフ・ヴェゲハウプト(ベース)
アダム・レヴァンドフスキ(ドラムス)

録音、発売:1999年


AP 0016
20世紀ポーランドのピアノ音楽
 マリアン・サヴァ(1937-):4つのマズルカ/スケルツィーノ
 ヤン・フォテク(1928-):7つの前奏曲
 ヴォイチェフ・ウーカシェフスキ(1936-1978):トッカータ
 カジミエシュ・セロツキ(1922-1981):楽しみに
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):10の演奏会用練習曲
 マリアン・ボルコフスキ(1934-):トッカータ/断章

マルチン・ウーカシェフスキ(ピアノ)

録音、発売:1999年


AP 0017/18
(2CD)
第2回アレクサンデル・タンスマン国際コンクール
 アレクサンデル・タンスマン:
  フルートとピアノのためのソナティネ/ピアノ・ソナタ第3番
  ファゴットとピアノのためのソナティネ
  ショパンへのオマージュ/チェロ・ソナタ第2番
 ジークフリート・カルク=エーレルト:点描的組曲(フルートとピアノのための)
 ジェルジェイ・イチェーシュ:
  ディック氏はブルース・パターンの条件で考えている(フルートのための)
 ロラン・ディアンス:山羊座の夢/天秤座のソナティナ
 ウェーバー:ファゴットとピアノのための協奏曲へ長調 Op.75
 レオ・ブローウェル:タラントス/Elegio de la danza
 チャイコフスキー:チェロとピアノのための奇想的小品ロ短調 Op.62

ゲルゲイ・イッツェシュ(フルート)
ピオトル・トマシェフスキ(ギター)
ブワジェイ・ドヴラシュ(ピアノ)
ピエール・マルタンス(ファゴット)
ヴァルデマル・グロモラク(ギター)
ドミトリー・プロコフィエフ(チェロ)
ヨージェフ・ガボル、タケザワ・エイコ、リディア・レズニコヴァ(P)

録音:1998年/発売:1999年


AP 0019
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽四重奏のための作品全集 Vol.1
  弦楽四重奏曲第4番
  ピアノ五重奏曲第1番
  弦楽四重奏曲第7番

アマル・コルデ弦楽四重奏団
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)

録音、発売:1999年


AP 0020
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽四重奏のための作品全集 Vol.2
  弦楽四重奏曲第6番/同第3番/同第2番

アマル・コルデ弦楽四重奏団
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)

録音、発売:1999年


AP 0021
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽四重奏のための作品全集 Vol.3
  弦楽四重奏曲第1番/同第5番
  ピアノ五重奏曲第2番

アマル・コルデ弦楽四重奏団
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)

録音、発売:1999年


AP 0019-21
(3CD)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽四重奏のための作品全集
  [AP 0019]
  弦楽四重奏曲第4番/ピアノ五重奏曲第1番(*)/弦楽四重奏曲第7番
  [AP 0020]
  弦楽四重奏曲第6番/同第3番/同第2番
  [AP 0021]
  弦楽四重奏曲第1番/同第5番/ピアノ五重奏曲第2番(*)

アマル・コルデ弦楽四重奏団
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ(*))

録音:1999年

既発売のAP 0019〜0021をセット化。


AP 0022
フランチシェク・レッセル(1780-1838):ピアノ作品全集 Vol.1
  ポロネーズ ニ長調/幻想曲ホ短調 Op.13
  ソナタ ハ長調 Op.2/変奏曲イ短調 Op.15 No.1

マルチン・ウーカシェフスキ(ピアノ)

録音:1999年3月27-30日、ワルシャワ、スタジオS2


AP 0023
フランチシェク・レッセル(1780-1838):ピアノ作品全集 Vol.2
  ソナタ へ長調 Op.2 No.2/変奏曲イ短調 Op.15 No.2
  幻想曲ハ長調 Op.8/ソナタ イ長調 Op.2 No.3

マルチン・ウーカシェフスキ(ピアノ)

録音:1999年3月27-30日、ワルシャワ、スタジオS2


AP 0024
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750):
  リュート組曲ハ長調/同イ長調/同ニ長調

イェジ・ジャク(リュート)

録音:1999年/発売:2003年


AP 0025
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
  オラトリオ「聖カシミーロ、ポーランドの王」

オルガ・パシフニク、ヤツェク・ラシュチュコフスキ、アンナ・ミコワイチク(ソプラノ)
マルチン・チシェフスキ(カウンターテナー)
クシシュトフ・シュミト(テノール)
ヤロスワフ・ブレンク(バス)
イェジ・ジャク(リュート、指揮)
器楽アンサンブル

録音:1999年/発売:2000年


AP 0026
ポーランドのフルート・ソナタ集
 タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):フルート・ソナタ
 ピオトル・ペルコフスキ(1901-1990):フルート・ソナタ
 コンスタンティン・レガメイ(1907-1982):フルート・ソナティナ
 ボレスワフ・ヴォイトヴィチ(1899-1980):フルート・ソナティナ

エルジュビエタ・ガイェフスカ(フルート)
バルバラ・ハルスカ(ピアノ)

録音、発売:2000年


AP 0027
クロード・ボラン(1930-):チェロとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲
ピオトル・ヴルーベル(1977-):Słonecznikowy Dens

アンジェイ・ヴルーベル(チェロ)
パヴェウ・ペルリンスキ(ピアノ)
アンジェイ・ウーカシク(ベース)
アダム・レヴァンドフスキ(ドラムス)

録音、発売:1999年


AP 0028
クロード・ボラン(1930-):ヴァイオリンとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲
ピオトル・ヴルーベル(1977-):Słonecznikowy Dens

タデウシュ・カジナ(ヴァイオリン)
パヴェウ・ペルリンスキ(ピアノ)
ズビグニェフ・ヴェゲハウプト(ベース)
アダム・レヴァンドフスキ(ドラムス)

録音、発売:1999年


AP 0029
パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):
  アンティフォネ(無伴奏混声合唱のための)
  アヴェ・マリア(無伴奏二重混声合唱のための)
  ベアトゥス・ヴィル[幸いなり](無伴奏混声合唱のための)

ジャン・ウーカシェフスキ(指揮)
ポーランド室内合唱団
スコラ・カントルム・ガデネンシス

録音、発売:1999年


AP 0030
マリアン・サヴァ(1937-):オルガン作品集 Vol.1
  セクエンス第1番[ディエス・イレ/グレゴリオのフレスコ画]
  ユビラーテ・デオ
  2人の奏者のための幻想曲「Toi qui disposes」
  2人の奏者のための「Liauba」
  オルガン協奏曲第5番

ヤン・バルトオメイ・ボクシュチャニン、マリエッタ・クルゼル=ソスノフスカ、
エミリア・ジュビンスカ、イェジ・ジュビンスキ(オルガン)
マチェイ・ジュウトフスキ(指揮)
カメラータ・ヴィストゥラ・ポーランド室内管弦楽団

録音、発売:1999年


AP 0031
ヴワディスワフ・スウォヴィンスキ(1930-):弦楽四重奏のための作品集
  パッショナート
  ヴィトルド・ルトスワフスキを記念する悲歌
  タデウシュ・シェリゴフスキを記念する小四重奏曲
  悲歌
  3つのブルレスク

ヴィラヌフ弦楽四重奏団

録音:1999年/発売:2000年


AP 0032
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.51 No..2
ラヴェル:弦楽四重奏曲 へ長調

ヴィラヌフ弦楽四重奏団

録音:1989年/発売:2000年


AP 0033
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16

パヴェウ・ペルリンスキ(ピアノ)
リシャルト・ルデク(指揮)
ポーランド放送ワルシャワ管弦楽団

録音:1987年/発売:1999年


AP 0034
ハイドン:ピアノ三重奏曲 ハ長調 Hob.XV:27
アントン・アレンスキー(1861-1906):ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32

ワルシャワ三重奏団
 パヴェウ・ペルリンスキ(ピアノ)
 エヴァ・マルチク(ヴァイオリン)
 クシシュトフ・マルチンコフスキ(チェロ)

録音:1987年/発売:1999年


AP 0035
ヴォイチェフ・ウーカシェフスキ(1936-1978):交響的作品集
  ピアノ小協奏曲
  弦楽のための音楽
  告白(管弦楽のための)
  管弦楽のための室内音楽
  管弦楽のためのエピソード

マルチン・ウーカシェフスキ(ピアノ)
ジャン=ジャック・ドグルモン(指揮)
ジュネス・ミュジカル交響楽団

録音:1993年/発売:1999年


AP 0036
ショパン歌曲全集
  歌曲全集
  マズルカ 変ロ長調 Op.7 No.1
  練習曲へ短調 Op.10 No.9
  前奏曲 ハ短調 Op.28 No.20

ベアタ・ヴァルダク(メゾソプラノ)
レシェク・ジヴィジンスキ(テノール)
マウゴジャタ・グラ(ピアノ)

録音、発売:1999年


AP 0037
ヨハン・ショーベルト(1735-1767):チェンバロと弦楽のための作品集
  四重奏ソナタ変ホ長調 Op.14 No.1
  チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ Op.14 No.2
  四重奏ソナタ変ホ長調 Op.7 No.1「四月」
  同へ長調 Op.7 No.2「五月」
  同ト長調 Op.7 No.3「六月」

リディエ・ボンネトン(チェンバロ)
ヤロスラフ・アダムス、ドミニク・マニエール(ヴァイオリン)
イヴリン・ピュードン(チェロ)

録音、発売:1999年


AP 0039
チェスティ世俗的室内カンタータ集
 アントニオ・チェスティ(1623-1669):「私の涙」(二重唱曲)
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:前奏曲第5番(第1のリトルネッロとして)
 アントニオ・チェスティ:
  「Era la notte, e muto」/「Insegnatemi a morire」
  「Chi non prova」/「Speranza ingannatrice」
 M・A・ロッシ:トッカータ(第2のリトルネッロとして)
 アントニオ・チェスティ:
  「美しいクローリ」/「ローマの宮廷」/「Desperato moriro」(二重唱)
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:
  トッカータ第11番(第3のリトルネッロとして)
 アントニオ・チェスティ:「Apertatte! adesso canto」

ヤツェク・ラシュキコフスキ(男性ソプラノ、テノール)
イェジ・ジャク(テオルボ、ディレクター)
カタジナ・トムチャク(チェンバロ)
ミレタ・ドブロチ(バロックギター)
アグニェシュカ・リフリク、マリア・パプジンスカ(ヴァイオリン)
マーク・コードル(チェロ)

録音:1999年9月、ワルシャワ市内の教会


AP 0040
ヴワディスエワフ・ジェレンスキ(1837-1921):歌曲集 Vol.1
  (全19曲)

アンナ・ミハルスカ(ソプラノ)
マウゴジャタ・ヴィエルゴリンスカ(ピアノ)

録音:1999年/発売:2000年


AP 0041
ある風景のための音楽−アトランディダの物語
 ミゲル・A・リナレス:
  ある風景のための音楽(ギターと管弦楽のための)
  アトランティダの物語−マヌエル・デ・ファリャに捧げる(ギターと管弦楽のための曲集)
 フェリウ・ガスル:5つの男像柱
 エンリケ・イゴア:Jan Mayen
 フェリウ・ガスル:ヘルクレス
 カルロ・ドメニコーニ:アトランティダ
 フェリウ・ガスル:王女ネイセル
 ミゲル・A・リナレス:架空の大陸

パブロ・デ・ラ・クルス(ギター)
ハビエル・マス(バンドゥリア)
トマース・ガリード(指揮)
チェンストホヴァ・フィルハーモニー管弦楽団

録音、発売:1999年


AP 0042
ガリナ・ゴレロワ(1952-):
  オーボエ協奏曲
  クラリネット・ソナタ
  トロンボーン協奏曲
  ラドスラヴァの3つの肖像
  4つの感傷的な思い出
  トランペット合奏のための小さな三部作

アレクサンデル・プリクホツコ(オーボエ)
ピョートル・ナウミエンコ(クラリネット)
ヴャチェスラフ・フマチェンコ(トロンボーン)
ヤコフ・ゲレル(フルート)
タティアナ・タルティナ、オレグ・クリメル(ピアノ)
アンドレイ・コヴァリンスキー、エフゲニー・リアッテ、
ゲルゲイ・ペトラシュキェヴィチ、ドミトリー・マカリエヴィチ(トランペット)
イーゴリ・ゴロヴチン、アナトリー・ラプノフ(指揮)
ペラルーシ放送交響楽団

発売:2000年


AP 0043
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):オーボエのための作品全集
  オーボエ、ハープと打楽器のための三重奏曲
  オーボエ・ソナティナ
  オーボエ・ソナタ
  オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲

マリウシュ・ペンジャウェク(オーボエ)
ピオトル・グロデツキ(ピアノ)
バルバラ・ストゥフル(ヴァイオリン)
アガタ・ザヨンツ(チェロ)
アンナ・シコジャク=オレク(ハープ)
ヤン・ピルフ(打楽器)

録音:1999年/発売:2001年


AP 0044
管楽五重奏のための作品集
 タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):管楽五重奏曲(1950)
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):管楽五重奏曲(1932)
 ヴォイチェフ・キラル(1932-):管楽五重奏曲(1952)
 グラジナ・バツェヴィチ:ホルンと室内アンサンブルのためのインクラステイション(1965)(*)

クラクフ・フィルハーモニー管楽五重奏団 ほか

録音:1999年/発売:2001年


AP 0045
マルチン・ブワジェヴィチ(1953-):
  漆黒の闇[The Darkest Dark]

マルチン・ブワジェヴィチ(指揮)
ジュネス・ミュジカル交響楽団

発売:1999年


AP 0047
ヤン・タラシェヴィチ(1889-1961):室内楽&声楽作品集
  前奏曲とトッカータ嬰ハ短調/4部の組曲第1番ニ長調
  組曲第2番 から 断章;秋の歌/6つの悲しい歌
  なぜ少年たちは悲しんでいるのか/わが母国/子守歌/カシェンカ
  悲しいワルツ ホ短調/夜想曲変イ長調/愛の歌 変ロ短調

イリナ・シュミリナ、アンナ・コルゼネフスカヤ、イーゴリ・オロヴニコフ(ピアノ)
タティアナ・ツィブルスカヤ(ソプラノ)
ヴィクトル・スコロボガトフ(バリトン)
ベラルーシ音楽院学生合唱団

録音:1999年/発売:2000年


AP 0048
イグナチ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
  弦楽四重奏曲第1番へ長調 Op.20
  弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.40

ヴィラヌフ弦楽四重奏団

録音:2000年/発売:2001年


AP 0049
ショパンの教え子たち I
 トマス・D・A・テレフセン(1923-1874):ピアノ作品集 Vol.1
  4つのマズルカ Op.1/大マズルカ 変ロ長調 Op.24/ヴァルハラの祭り Op.40
  夜想曲変ト長調 Op.39/ソナタ ハ短調 Op.13/3つのワルツ Op.5
  大ワルツ へ長調 Op.30 No.1/同へ短調 Op.30 No.2
  夢を通して Op.34/小さな物乞い Op.23

マウゴジャタ・ヤロフスカ(ピアノ)

録音:1999年/発売:2000年


AP 0050
ヨゼフ・スルジンスキ(1851-1919):オルガン&合唱作品集
  前奏曲とフーガ ハ短調 Op.12 No.10/アダージョ「健やかであれ、マリアよ」Op.8 No.4
  健やかであれ、マリアよ/後奏曲「永遠なる神、生ける神」Op.8 No.2
  永遠なる神、生ける神/後奏曲「天使は羊飼いたちに告げた」Op.12 No.4
  天使は羊飼いたちに告げた/前奏曲「ゆりの花は咲き」Op.12 No.9
  ゆりの花は咲き/アンダンテ Op.8 No.8/フゲッタ「賛美の歌声をあげ」Op.12 No.3
  アンダンテ「天使たちは天上で歌う」Op.12 No.2/天使たちは天上で歌う
  コラール前奏曲「汝の戸口に」/汝の戸口に
  前奏曲「飼葉桶に寝かされ」Op.12 No.5/飼葉桶に寝かされ/後奏曲ニ長調

ユリア・スミコフスカ(オルガン)
バルバラ・ノヴァク、マウゴジャタ・クファシュニク=フミェレフスカヤ(指揮)
コレギウム・ポスナニエンセ、コレギウム・カントルム(合唱)

録音:1999年/発売:2001年


AP 0051
ヴワディスワフ・スウォヴィンスキ(1930-):室内楽作品集
  チェンバロと弦楽四重奏のための協奏曲
  フルートと弦楽四重奏のためのエスプレッシヴォ・センプレ
  ピアノのための小曲集
  フルート独奏のためのセリオとブッフォ
  王の城のための組曲(フルートと弦楽三重奏のための

エルジュビエタ・ガイェフスカ(フルート)
ヴワディスワフ・クウォシェヴィチ(チェンバロ)
クシシュトフ・スウォヴィンスキ(ピアノ)
ヴィラヌフ弦楽四重奏団

録音、発売:2000年


AP 0052
ミウォシュ・マギン(1929-1999):ピアノ作品集 Vol.1
  ポーランド三部作/3つの性格的小品/ソナタ第2番
  ポーランド小品集/子供たちの印象/5つの前奏曲

マグダレーナ・アダメク(ピアノ)

録音:2000年4月1-2、5日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2


AP 0053
アウグスト・フレイエル(1803-1883):オルガン作品集 Vol.1
  演奏会用幻想曲へ短調 Op.1
  A・ルヴォフのロシアの歌による演奏会用変奏曲 Op.2
  ボルトニャンスキーの聖歌による演奏会用変奏曲 Op.3
  12の容易な小品 Op.4/8つの小品 Op.5

ヴィクトル・ウィヤク(オルガン)

録音:2003年9月、ヴオツワフ大聖堂

フレイエルはドイツ生まれのポーランドのオルガニスト・作曲家・教師で、ポーランドにおけるオルガン音楽を復興した人物。


AP 0054
アウグスト・フレイエル(1803-1883):オルガン作品集 Vol.2
  12の前奏曲 Op.37
  6つの前奏曲と2つの後奏曲 Op.8
  8つの前奏曲 Op.9
  8つの前奏曲 Op.11

ヴィクトル・ウィヤク(オルガン)

録音:2003年9月、ヴオツワヴェク大聖堂


AP 0055
カロル・クルピンスキ(1785-1857):
  「チョルシュティン城」序曲
  クラリネット協奏曲 変ロ長調
フランチシェク・レッセル(1780-1838):
  聖チェチーリア・カンタータ
  ピアノ協奏曲ハ長調 Op.14

パヴェウ・ストラルチク(クラリネット)
モニカ・ミフ(ソプラノ)
ミハウ・ザンブジツキ(テノール)
クシシュトフ・シュマンスキ(バリトン)
エミリアン・マデイ(ピアノ)
エヴァ・ストルシンスカ、ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
ジュネス・ミュジカル・ポーランド管弦楽団&合唱団

録音、発売:2000年


AP 0056
アウグスト・フレイエル(1803-1883):オルガン作品集 Vol.3
  26の短く平易な前奏曲 Op.14
  26の短く平易な前奏曲 Op.17
  12の前奏曲 Op.17
  10つの前奏曲 Op.18

ヴィクトル・ウィヤク(オルガン)

録音:2003年9月、ヴオツワヴェク大聖堂


AP 0057
ラヘル・クノブレル(1924-):声楽&室内楽作品集
  子守歌/沈黙/中国の絵/草のにおいがする/悲しい土曜日
  あなた/五月/2つのヴォカリーズ/悲歌/2つのニグン/即興曲

アグニェシュカ・モナステルスカ(メゾソプラノ)
ボグスワヴァ・フビシュ=シェルスカ(ヴィオラ)
マリュシュ・シェルスキ(ピアノ)

録音:2000年/発売:2001年


AP 0058
正教会合唱作品集
 ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):
  正教会のキャロル集(6曲)(*)
  アリウヤ(ハレルヤ)(+)/主の御名をたたえよ(*)
  Blazen muz(#)/オサンナ II(#)/Woskresienije Christowo(#)
  Wsiakoje dychanije(**)/小さな正教会典礼(++)
 ルドミル・ミハウ・ロゴフスキ(1881-1954):
  レクイエム(パニヒダ)から 最終章(##)

レオン・ザボロフスキ(指揮)(*)
カペラ・ムジカエ・エウロパエ・オリエンターリス(合唱団(*))
イェジ・シュルバク(指揮)(+)
正教会楽団(+)
ヴィクトル・ロヴド(指揮)(#)
ミンスク・ベラルーシ共和国立音楽院合唱団(#)
ボジェナ・サヴィツカ(指揮)(**)
ヴャウィストク医学大学合唱団(**)
フェルディナント・コトフスキ(バス(++))
スタニスワフ・ガウォンスキ(指揮)(++)
カペラ・ビドゴスティエンシス(++)
アレクサンデル・スパシツ(指揮)(##)
ステパン・モクラニャツ合唱団(##)

録音、発売:2000年


AP 0059
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):室内楽&ピアノ作品集、歌曲集
  ソプラノとピアノのための7つの民謡
  ピアノのための小ソナタ
  ソプラノとピアノのための歌曲集「エロティシズム」
  ピアノのための協奏音楽
  ヴァイオリンとピアノのためのパストラーレと舞曲
  バリトンとピアノのための天使ミカエルのソネット集
  ヴァイオリンとピアノのための表現集
  バリトンとピアノのためのドン・キホーテのソネット集
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲

マグダレナ・アマダク、モニカ・シコルスカ=ヴォイタハ(ピアノ)
マウゴジャタ・アルマノフスカ(ソプラノ)
ユゼフ・フラクステイン(バス=バリトン)
アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン)
ワルシャワ三重奏団

録音、発売:2000年


AP 0060
スペインの古い歌曲集
 ロドリーゴ・マルティネス/ラエール/私の名はモレーナ
 ヴィーゴの海の波/ディディリンディン/タラーラ/ほか(全21曲)

アンナ・ヤギェルスカ(歌)
マレク・トポロフスキ(チェンバロ)

録音、発売:2000年


AP 0061
パヴェウ・コハンスキを記念して
 パヴェウ・コハンスキ(1887-1934):丘/野性的な舞曲/飛行
 カロル・シマノフスキ(1882-1937):
  歌劇「ロジェ王」から ロクサナの歌/バレエ「ハルナシェ」から 舞曲
 ホアキン・ニン(1879-1946):4つのスペインの歌
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
  バレエ「恋は魔術師」組曲/スペイン歌曲の組曲
 アントニ・シャウォフスキ(1907-1973):ヴァイオリンとピアノのための組曲

マリナ・サルノフスカ(ヴァイオリン)
アガタ・ユジヴィク(ピアノ)

録音、発売:2002年


AP 0062
ショパンの教え子たち II
 トマス・D・A・テレフセン(1823-1874):ピアノ作品全集 Vol.2
  大練習曲 Op.25/アルバムの綴り Op.16/即興曲ト長調 Op.38/悲歌 Op.7
  大ポロネーズ嬰ハ長調 Op.18/6つのマズルカ Op.14/凱旋行進曲変ホ長調 Op.29

マウゴジャタ・ヤヴォルスカ(ピアノ)

録音、発売:2000年


AP 0063
愛と情熱 歌曲集
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
 マヌエル・M・ポンセ(1882-1948):
  エストレリータ/メキシコのセレナード/水夫の船/私の魂は萎えた
 ホセ・デ・リマ・シケイラ(1907-):
  Meu barco é veleiro/Maracatú
  Meu limao, meu limoneiro/Vadeia cabocolinho
 エドヴァルト・パウワシュ(1936-):
  鳥/ひばりの世話係/バラード「詩 1900」/明かりの灯された夜
  バラード「リチャード3世の王冠」/苦い口/私に女を教えよ/旅する人間
  Most Mirabeau/私はイタケーには戻らない、あなたのためにだけ…
  コルヒジェの歌/さようなら、地球

イヴォナ・サヴルスカ(ソプラノ)
ヨランタ・スコレク=ミュンフ(ピアノ)

録音、発売:2000年


AP 0064
ショパンの教え子たち III
 トマス・D・A・テレフセン(1823-1874):ピアノ作品全集 Vol.3
  ワルツ変ニ長調 Op.27/バラード Op.28/マズルカ イ長調 Op.33
  タランテラ Op.6/夜想曲ト短調 Op.17/アダージョとロンド Op.10
  4つのマズルカ Op.3/ブルーラのスロッテル Op.26/フルドラ舞曲 Op.9
  スコットランドの旋律集 Op.42/夜想曲 へ長調 Op.2/エリザベト王妃のパヴァーヌ Op.44

マウゴジャタ・ヤヴォルスカ(ピアノ)

録音:2001年/発売:2002年


AP 0065
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):
  ギターのための小品と容易な小曲集

クシシュトフ・ニェボラク(ギター)

録音、発売:2000年


AP 0066
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):ピアノ作品全集
  小品集;ブルレスカ/間奏曲/マズレク
  小ソナタ/ユモレスク
  短いソナタ「イーゴリ・ストラビンスキーを記念して」
  前奏曲、レチタティーヴォ、アリアと変奏/演奏会用音楽
  鐘のシンフォニア/J・S・バッハに捧げる
  2台のピアノのための即興曲とトッカータ

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ、サボチ・テステーニ、
アンナ・ヴォラニン、エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ)

録音:2002-2003年

トファルドフスキはペンデレツキと同世代のポーランドの作曲家。


AP 0067
イグナチ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
  2つのヴァイオリン、ヴィオラ、2つのチェロとコントラバスのための六重奏曲変ホ長調 Op.39
ユゼフ・エルスネル(1769-1857):
 ピアノ、フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための七重奏曲ニ長調

マグダレナ・アダメク(ピアノ)
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン)
カメラータ・ヴィストゥラ

録音:2000-2001年/発売:2001年


AP 0068
マリアン・サヴァ(1937-):オルガン作品集 Vol.2
  パルティータ「愛するイエス・キリストよ」/同「今ぞ熟慮せん、忠実なるキリスト者たちよ」
  ラメンタツィオ/見よ、十字架の木を
  パルティータ「キリストはよみがえりたもう」/同「喜ばしき日は来たりぬ」
  今日キリストはよみがえりたもう

マリエッタ・クルゼル=ソスノフスカ(ピアノ)

録音:2000年/発売:2001年


AP 0069
カロル・ラトハウス(1895-1954):弦楽四重奏全集
  第3番 Op.41/第4番 Op.59/第5番 Op.72

アマル・コルデ弦楽四重奏団

録音:2000-2001年/発売:2001年
カタログおよびジャケットでは「全集(Complete)」と表記されています。


AP 0070
ワルシャワのタブラチュア譜の音楽(17世紀)

セバスティアン・アダムチク(オルガン、ヴァージナル)

録音:2000-2001年/発売:2001年


AP 0071
アコーディオンのヴォルトゥオーゾ
 ハチャトゥリアン:
  バレエ「ガヤネ」から 剣の舞/付随音楽「仮面舞踏会」から ワルツ
 A・ヤジェンブスキ(?-1649):タンブレッタ
 F・ファルカシュ(1905-):17世紀ハンガリーの舞曲から
 モーツァルト:セレナード第13番 K.525 から ロンド
 L・ボエルマン(1862-1897):ゴシック組曲
 ムソルグスキー:スケルツォ変ロ長調
 ストラヴィンスキー:バレエ「ペトルーシュカ」から ロシア舞曲
 S・モニュシュコ(1819-1872):「紡ぎ女」による変奏曲
 B・K・プシビルスキ(1941-):Asteroides, Variabile
 A・クシャノフスキ(1949-1990):Alkagran

ヴウォジミェシュ・レフ・プフノスキ(アコーディオン)&
ワルシャワ・アコーディオン五重奏団

発売:2001年


AP 0072
ピオトル・ペルコフスキ(1901-1990):ピアノ作品集
  仮面
  ポーランド舞曲集 Op.12 から クラコヴィアク
  易しい小品集
  ソナタ Op.8

マルチン・ウーカシェフスキ(ピアノ)

録音:2001年/発売:2002年


AP 0073
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ピアノ作品集
  コンセール・クラコヴィエンヌ(クラクフ協奏曲)/3つのグロテスク
  子供の組曲/ソナタ第1番/2つのダブル・ノート練習曲
  スケルツォ−ヴィヴァーチェ/ソナティナ/ロンド/ソナタ第2番/小三部作

アニタ・クロフマルスカ(ピアノ)

録音:2001年/発売:2003年


AP 0074
ダンサビレ
 プシェミスワフ・クションジェク(1976-):
  短い協奏曲第2番/オブセッシオ/トッカータ
  イルガ/弦楽四重奏のためのパルティータ
 アストル・ピアソラ(1921-1992):
  フローラのゲーム/ビオレンタンゴ/栗色と青色/リベルタンゴ

プシェミスワフ・クションジェク(アコーディオン)
ピオトル・サヴィツキ(コントラバス)
カノン弦楽四重奏団

録音:2000-2001年/発売:2001年


AP 0075
ヘンリク・オピエンスキ(1870-1942):歌曲全集、室内楽&ピアノ作品集
  ヴァイオリンとピアノのための子守歌 Op.1
  ヴァイオリンとピアノのためのクラコヴィアク Op.7
  五月の歌/四月 Op.4/涙 Op.5/繰り返し繰り返し Op.8 No.1
  秋の歌 Op.8 No.2/白い月 Op.8 No.3/憧れ Op.8 No.5
  地は白く Op.8 No.6/この世では Op.9 No.1
  Triolet Op.9 No.3/Czasem/歌曲集「前奏曲集」Op.13
  ピアノのための主題と変奏 Op.11

マリア・パヴラチク(ソプラノ)
ヴェロニカ・フィルレイ=クバシク(ピアノ)
アンナ・オルガニシュチャク(ピアノ)
マリウシュ・デレヴェツキ(ヴァイオリン)

録音:2002-2004年

オピエンスキはポーランドの作曲家・指揮者・教師・音楽批評家・音楽学者。


AP 0076
クシシュトフ・メイエル(1943-):室内楽作品集
  コンチェルト・レトロ Op.39(フルート、ヴァイオリン、チェロとチェンバロのための)
  ピアノ・ソナタ第1番 Op.5/フルート独奏ソナタ Op.52
  弦楽四重奏曲第16番「不在のかなたに」Op.89

エルジュビエタ・ガイェフスカ(フルート)
クシシュトフ・メイエル(ピアノ、チェンバロ)
ヴィラヌフ弦楽四重奏団

録音、発売:2001年


AP 0077
カジミエシュ・ロズビツキ(1932-):祝典ミサ

マグダレナ・ヴィトチャク(ソプラノ)
カタジナ・ススカ(メゾソプラノ)
イェジ・コセク(指揮)
コシャリン・フィルハーモニー交響楽団
ユヴェントゥス・カンタンス合唱団
ヘンリク・スティレル(合唱指揮)

録音、発売:2001年


AP 0078
聖クレメンス・ホフバウエル 歌による賛美
 マリアン・サヴァ(1937-):
  聖クレメンス三部作/ヴィスワ川のほとりで(聖クレメンスの時代の歌)
 アルフォンス・クラマン(1917-1991):
  かなり前からすでに/汝は教え子を遣わした
  われらの守護聖者クレメンス/聖クレメンスのためのリタニア

イヴォナ・エヴァ・クリウォヴィチ(ソプラノ)
トマシュ・ヤロシュ(バリトン)
マレク・フロンツ(オルガン)
ピオトル・ヴィルチンスキ(指揮)
ベンノニテ・カンタンテス(合唱団)

録音:2000年/発売:2001年


AP 0079
チェンバロのための作品集
 バジリ・ボフダノヴィチ(1740-1817):
  12のポロネーズとコントルダンス形式の3つの小品
  マズルカ ニ長調/同ハ長調/コザクと変奏
 ユゼフ・エルスネル(1769-1854):チェンバロまたはフォルテピアノのための3つのロンド
 ミハウ・オギンスキ(1765-1833):ポロネーズ「祖国への別れ」

マレク・トポロフスキ(チェンバロ)

録音:2001年/発売:2002年


AP 0080
再発見されたポーランド歌曲集
 マクシミリアン・グレツキ(1840-1870):
  捧げもの/ボグンカ/たそがれどきの私の歌/五月のそよ風に
 ヘンリク・オピエンスキ(1870-1942):
  四月/五月の歌/三連音符/連作歌曲集「前奏曲集」Op.13(7曲)
 フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):サフォーのためのばらの詩 Op.51
 スタニスワフ・ヴィエホヴィチ(1893-1963):
  どうしてあなたの顔は青ざめていくの?/そしてだれがあなたを…/あのゆりかご
 タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):緑の歌 から 2曲
 アンジェイ・コシェフスキ(1922-):2つの子守歌

マリア・パヴラチク(ソプラノ)
ヴェロニカ・フィルレイ=クバシク(ピアノ)

録音:2001年/発売:2002年


AP 0081
マリアン・サヴァ(1937-):オルガン作品集 Vol.3
  B-A-C-H/3つのインプロペリア/われらの過越の小羊(トランペットとオルガンのための)
  フレスコ画(フルートとオルガンのための)/聖ペテロと聖パウロをたたえる讃歌
  マニフィカト(ソプラノとオルガンのための)/踊る絵
  ラルゴ(ヴァイオリンとオルガンのための)/ソナタ第2番

ヤン・ボクシュチャニン(オルガン)
マグダレナ・アンドレーウ=シヴェク(ソプラノ)
グジェゴシュ・ラレク(ヴァイオリン)
プシェミスワフ・マルチニャク(フルート)
マルゴジャタ・ヴウォダルスカ(トランペット)

録音:2001年/発売:2002年


AP 0082
ボレスワフ・ヴォイトヴィチ(1899-1980):ピアノ作品集
  12の練習曲/レチタティーヴォとアリエッタ
  2つのマズルカ/3つの舞曲/小ソナタ

モニャク・シコルスカ=ヴォイタハ(ピアノ)

録音:2002-2003年/発売:2003年


AP 0083
アドルフォ:ヴェスペレ
 ヤクプ・サヴァ(?-1593):サルヴェ・レジナ
 アドルフォ(18世紀):ヴェスペレ へ長調
 ヴァツワフ・L・ラシェク(?-1848):アンダンテ

ピオトル・ヴィルチンスキ(指揮)
コラール・アンサンブル・ムジカ・サクラ
ベノニテ・カンタンテス声楽サンサンブル
クレメンティヌム器楽アンサンブル

録音:2001年/発売:2002年


AP 0084
ヨアヒム・オルクシニク(1927-):室内楽&独奏作品集
  フルートとハープのための3つのバガテル
  碑銘(ピアノのための)
  ヴァイオリンとピアノのためのセクエンス
  3つの印象(ピアノのための)
  悲歌(クラリネットと2つのチェロのための)
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための序奏、アリオーソとプレスト
  オルガンのための前奏曲とパッサカリア

エルジュビエタ・ガイェフスカ(フルート)
バルバラ・ヴィトコフスカ(ハープ)
マチェイ・グジボフスキ(ピアノ)
ヴァンダ・ヴィウコミルスカ(ヴァイオリン)
タデウシュ・フミェレフスキ(ピアノ)
ミロスワフ・ポクシヴィンスキ(クラリネット)
エルジュビエタ・ピフコフスカ、
アンジェイ・ヴルベル(チェロ)
トマシュ・ラジヴォノヴィチ(ヴァイオリン)
ロマン・ホフマン(チェロ)
エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ)
ヤロスラフ・マラノヴィチ(オルガン)

発売:2002年


AP 0085
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):ピアノ作品集 Vol.1
  おとぎ話/ポーランド舞曲第1番/同第2番/同第3番「アラ・ポラッカ」
  平和の旗のもとに(行進曲)/前奏曲第1番(初版)/同曲(第2版)/同第2番
  バラード第1番嬰ハ短調/同第3番変イ長調/同第4番嬰ハ短調
  マズルカ第1番嬰へ短調/同第2番イ短調/ドヴブル=ムシニツキ将軍(軍隊行進曲)

マグダレナ・アダメク(ピアノ)

録音、発売:2002年


AP 0086
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):ピアノ作品集 Vol.2
  子供のための易しい古典派と現代の舞曲集
  アルバムの綴り/スラヴの情景
  マズルカ第3番ニ短調/同第4番イ短調/同第5番ホ短調/追悼歌 Op.20 No.3
  ゴンティナ/古いクラクフの詩/「クオ・ヴァディス」〜近衛兵の行進曲

マグダレナ・アダメク(ピアノ)

録音:2002年/発売:2003年


AP 0087
春の声 アコーディオンの音楽
 アルビノーニ:アダージョ ト短調
 J・S・バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV564
 モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136 から アレグロ
 ニコライ・チャイキン(1915-2001):コンサート・ロンド
 ヨハン・シュトラウス II:春の声 Op.410(ワルツ)
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

ヴウォジミェシュ・レフ・プフホノスキ(アコーディオン)&
ワルシャワ・アコーディオン五重奏団

発売:2002年


AP 0088
タデウシュ・パチョルキェヴィチ(1916-1998):
 ヴァイオリンとヴィオラのための室内楽作品集
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ へ長調(1954)(*/**)
  2つのヴァイオリンのためのソナタ(1955)(*/+)
  ヴァイオリンとピアノのための幻想曲(1957)(*/**)
  ヴァイオリンとオルガンのためのアンダンテ(1984)(*/++)
  ヴァイオリンとヴィオラのためのアンダンテ(1996)(*/#)
  無伴奏ヴィオラのための印象(#)
  ヴィオラとオルガンのためのアリア(#/++)

カタジナ・ドゥダ(ヴァイオリン(*))
クシシュトフ・ブズフカ(ヴァイオリン(+))
アルトゥル・パチョルキェヴィチ(ヴィオラ(#))
エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ(**))
イェジ・ドジュビンスキ(オルガン(++))

録音:2000年1月、ワルシャワ


AP 0089
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):ヴァイオリンとピアノのための作品集
 オベレク、パストラーレと舞曲/ブルレスク/序奏とアレグロ
 プレイアデス/カプリッチョ/エスプレッシオーニ/スペイン幻想曲
 ニグン(ハシドの旋律)/カプリッチョ・イン・ブルー(ガーシュウィンの記念に)

アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン)
ヨアンナ・ワブリノヴィチ(ピアノ)

録音、発売:2002年


AP 0090
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):
  ミサ「レジナ・チェリ」/シオンよ、ほめたたえよ
  ホサナ I/アレルヤ/ホサナ II/神に向かって歓呼せよ

チェスワフ・フレウント(指揮)
シレジア工科大学アカデミー合唱団

録音:2002-2003年/発売:2003年


AP 0091/92
(2CD)
ロマン・ベルゲル(1930-):
  「出エジプト」(オルガンのための)
  アダージョ I(ヤン・ブラニのために;ヴァイオリンとピアノのための)
  アダージョ II(クリスティナとボフダン・ポチェイへの償い;ヴァイオリンとピアノのための)

ヤーン・ヴラディミール・ミハルコ(オルガン)
パヴェル・ボガチ(ヴァイオリン)
ダナ・シャシノヴァー=サトゥルヨヴァー、ダニエラ・ヴァリーンスカ(ピアノ)

録音:1988、1993、2001年/発売:2003年


AP 0094
リストオルガン作品集
  B-A-C-Hによる前奏曲とフーガ/慰め 変ニ長調
  「泣き、悲しみ、悩み、おののき」による変奏曲
  コラール「われらへ、救いを求める者たちへ」による幻想曲とフーガ

ヨアヒム・グルビフ(オルガン)

録音:1996年/発売:2003年


AP 0095
フェリクス・ボロフスキ(1872-1956)オルガン作品集
  大オルガンのための組曲ホ短調(1900)/祈り(1901)
  ソナタ第1番イ長調(1904)/同第2番ハ長調(1906)/ソナタ第3番ニ短調(1924)

ジグムント・シュチュシェンプ(オルガン)

録音:2001年12月、ハンブルク、アルトナ、聖ヨハンニス教会

ボロフスキはイギリスの元ポーランド貴族の家に生まれ、アメリカ合衆国のシカゴで活躍した作曲家・教師・音楽批評家。


AP 0100
21世紀ポーランドの合唱音楽
 マリア・ポクシヴィンスカ:カンターテ・ドミノ
 アンジェイ・ドゥトキェヴィチ:聖アンドレエをたたるカンティクム
 エドヴァルト・シェリツキ:主に向かって歓呼せよ
 マルチン・ブワジェヴィチ:クレド
 アンナ・イグナトヴィチ:スターバト・マーテル
 マチェイ・ジュウトフスキ:過越のいけにえ
 アレクサンデル・コシチウフ:キリストはよみがえり起ち上がりたもう
 アリチヤ・グロナウ:カンタータ「肯定」から 福者
 ベネディクト・コノヴァルスキ:ヴィスワ川の折り画
 マルチン・ヴィエジュビツキ:肉体は朽ちるとも
 マリアン・サヴァ:サルヴェ・レジナ
 クシシュトフ・バツレフスキ:最後の夜
 パヴェウ・ウーカシェフスキ:「十字架への道行き」から Jesu Christi prostrationes
 ズビグニェフ・バギンスキ:混声合唱のためのミサ から クレド
 ロムアルト・トファルドフスキ:レジナ・チェリ
 マリアン・ボルコフスキ:アヴェ、アレルヤ、アーメン

ヤン・ウーカシェフスキ(指揮)
スコラ・カントルム・ゲダネンシス・ポーランド室内合唱団

録音、発売:2001年


AP 0101/2
(2CD)
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846-869

ウルシュラ・バトキェヴィチ(チェンバロ)

録音:1999年6月4-5、7-8日、9月27-28日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2

第2巻と合わせた4枚組(AP 0101/4、廃盤)からの分売。


AP 0103/4
(2CD)
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV870-893

ウルシュラ・バトキェヴィチ(チェンバロ)

録音:1998年11月24-28、30日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2

第1巻と合わせた4枚組(AP 0101/4、廃盤)からの分売。


AP 0105/6
(2CD)
J・S・バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ BWV1014-1019

ヤロスラフ・アダムス(ヴァイオリン)
マレク・トポロフスキ(チェンバロ)

録音:2000年/発売:2001年


AP 0107
ムジカ・ポローニア・ノーヴァ ワルシャワの作曲家たち 2
 独奏、室内楽、エレクトロニクス作品集

 エドヴァルト・シェリツキ(1956-):
  ポリフォニー幻想曲(アコーディオンとテープのための;2002/2003)
 クラウディウシュ・バラン(アコーディオン)
 アンナ・イグナトヴィチ(1967-):
  マリンバとヴィブラフォンのためのパッサカリア(2003)
 マグダレナ・コルディラシンスカ(マリンバ)
 ミウォシュ・ペンカラ(ヴィブラフォン)
 マリアン・サヴァ(1937-):
  ライコニク(ヴァイオリン独奏のための;2003)
 ヨランタ・ソスノフスカ(ヴァイオリン)
 アレクサンデル・コシチュフ(1974-):
  イラルギア(アコーディオンのための;2002)
 クラウデュシュ・バラン(アコーディオン)
 マルチン・ヴィエジュビツキ(1969-):
  ピアノのための主題のない変奏曲(1989)
 マルチン・ウーカシェフスキ(ピアノ)
 マリア・ポクシヴィンスカ(1954-):
  オルガンのためのトッカータ(1999)
 バルバラ・ヤゴジンスカ(オルガン)
 ズビグニェフ・バギンスキ(1949-):
  A.D.1988(ピアノのための;1988)
 グジェゴシュ・マツキェヴィチ(ピアノ)
 マリアン・ボルコフスキ(1934-):
  イメージズ II(任意の弓奏楽器のための;1975)
 パトリチヤ・ピェクトフスカ(ヴァイオリン)
録音:2002-2003年、ワルシャワ、フレデリク・ショパン音楽アカデミー・コンサートホール

AP 0108
ムジカ・ポローニア・ノーヴァ ワルシャワの作曲家たち 3
 独奏、室内楽、エレクトロニクス作品集

 アリチヤ・グロナウ(1957-):
  Pregres I(フルート独奏のための;1994)
 アグニェシュカ・プロソフスカ=イヴィツカ(ピアノ)
 パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):
  Studium(ピアノのための;2002)
 マルチン・ウーカシェフスキ(ピアノ)
 ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):
  プレイアデス−ヤロスワフ・イヴァシュキェヴィチの記念に
   (ヴァイオリンとピアノのための;1993)
 アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン)
 アントニ・リホマノフ(ピアノ)
 パヴェウ・ブチンスキ(1953-):
  Nascitur mors(打楽器とテープのための;1995)
 スタニスワフ・スコチンスキ(打楽器)
 アンジェイ・ドゥトキェヴィチ(1942-):
  悲しい舞曲(サクソフォンとピアノのための;1996)
 セバスティアン・オロン(ヴァイオリン)
 ミハウ・ジャト(ピアノ)
 ヴェロニカ・ラトゥシンスカ(1977-):
  7拍で(フルート、ヴァイオリンとヴィオラのための;1996)
 ヨアンナ・プシェヴォジニチュク(フルート)
 ヴェロニカ・ラトゥシンスカ(ヴァイオリン)
 ミハウ・ドルシ(ヴィオラ)
 シャボルツス・エシュテーニー(1939-):
  2台のピアノのための3つの新しい練習曲(2003)
 シャボルツス・エシュテーニー、イヴォナ・ミロニュク(ピアノ)
 ルチヤン・カシツキ(1932-):
  アトランティス(テープのための;1992)
録音:録音:2002-2003年、ワルシャワ、フレデリク・ショパン音楽アカデミー・コンサートホール

AP 0109
新しいポーランド音楽のパノラマ VI
 ポーランド作曲界の教師と生徒 2 マリアン・ボルコフスキーと教え子たち

 マリアン・ボルコフスキ(1934-):
  Vox(金管楽器独奏のための;1977)
 ジジスワフ・ピエルニク(テューバ)
 ピオトル・スポス(1977-):
  ヴァイオリン・ソナタ(1997)
 パトリチヤ・ピェクトフスカ(ヴァイオリン)
 ピオトル・スポス(ピアノ)
 グラジナ・パチョレク=ドラウス(1967-):
  遭遇の音楽(オーボエとアコーディオンのための;1990)
 ティトゥス・ヴォイノヴィチ(オーボエ)
 ズビグニェフ・コジリク(アコーディオン)
 アルドナ・ナヴロツカ(1977-):
  分子(ピアノのための;2000)
 シャボルツス・エシュテーニー(ピアノ)
 バルトシュ・コヴァルスキ=バナセヴィチ(1977-):
  エピソード(管弦楽のための;2001)
 ミハウ・ニジンスキ(指揮)
 ワルシャワ・ユゼフ・エルスネル音楽学校管弦楽団
 ミジン・リー(1973-):
  波(クラリネットとピアノのための;2001)
 ミハウ・シュバルガ(クラリネット)
 ピオトル・スポス(ピアノ)
 スワヴォミル・ザムシュコ(1973-):
  3つのオルガン前奏曲(2001)
 イレナ・ヴィセウカ=チェシラル(オルガン)
 リシャルト・オサダ(1972-):
  E-motion(2つのアコーディオンとステレオ・トラックのための;2001)
 ラドスワフ・トポロフスキ、グジェゴシュ・トポロフスキ(アコーディオン)
 ボリス・アルバラード(1962-):
  Pazzanti(ピアノのための;2003)
 マリア・パス・サンティバニェス(ピアノ)
 ダリウシュ・ワピンスキ(1977-):
  遊び(クラリネット、ファゴット、チェロとピアノのための;1998)
 ピオトル・フィリプ(クラリネット) カタジナ・ピョトロフスカ(ファゴット)
 マリウシュ・ドマンスキ(チェロ) ロベルト・マラフスキ(ピアノ)
 マリアン・ボルコフスキ:
  Dram(管弦楽のための;1966)
 ピオトル・ボルコフスキ(指揮)
 ワルシャワ・フレデリク・ショパン音楽アカデミー交響楽団
ワルシャワ・フレデリク・ショパン音楽アカデミー教授を務める作曲家マリアン・ボルコフスキの70歳を記念して、彼と教え子たちの作品の録音を集めたアルバムです。

AP 0110
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):
  ピアノ協奏曲*
  チェロ協奏曲+
  ピアノと楽器群のための小協奏曲*
  弦楽合奏のための古いポーランドの協奏曲

エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ*
トマシュ・ストラフル(チェロ+
スワヴェク・アダム・ヴルブレフスキ(指揮)
ショパン青年管弦楽団

録音:2002-2003年、ワルシャワ

トファルドフスキはリトアニアのヴィリニュスに生まれたポーランドの作曲家です。


AP 0111
ヘンリク・メルツェル(=シュチャヴィンスキ)(1869-1928):
  ヴァイオリン・ソナタ ト長調*
  ヴァイオリンとピアノのためのドゥムカ*
  ピアノ三重奏曲ト短調 Op.2+

ワルシャワ三重奏団
 アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン) ヤロスワフ・ドムジャウ(チェロ+
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2004年6月10日+、9月12日*、ワルシャワ

メルツェルはポーランドのピアニスト・作曲家・指揮者・音楽教師。作風的には後期ロマン派に属しています。


AP 0112
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):
  ヴァイオリン・ソナタ へ長調 Op.30
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):
  ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.13

バルバラ・トロヤノフスカ(ヴァイオリン)
エルジュビエタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2004年12月、ポーランド放送ウーチ支局

世界初録音。


AP 0113
ミウォシュ・マギン(1929-1999):
  ピアノ協奏曲第2番(1964)(*)
  チェロ、弦楽合奏とティンパニのための協奏曲(1977)(+)

ジュスティーヌ・ヴェルディエ(ピアノ(*))
ヤロスワフ・ドムジャウ(チェロ(+))
ヤン・ミウォシュ・ザジツキ(指揮)
ショパン音楽アカデミー・ビャウィストク支部管弦楽団

録音:2003年5月、2004年2月、ビャウィストク・フィルハーモニー


AP 0114
シューマンピアノ作品集
  幻想曲 Op.17/ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26/献呈 Op.25 No.1(リスト編曲)

ハンナ・ヤシク(ピアノ)

録音:2003年3月6日、ポズナン音楽アカデミー


AP 0115
ジャン=バティスト・スナイエ(1687/90-1730):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第3巻(パリ、1716;全10曲)

アンサンブル・バロック=グラフィティ
 ヤロスワフ・アダムス(ヴァイオリン)
 ジャン=ポール・セラ(チェンバロ) フレデリク・オーディベール(チェロ)

録音:2004年8月4-8日、フランス、マルセイユ、聖テオドール教会

ジャン=バティスト・スナイエは国王付きヴァイオリニストの息子としてパリに生まれました。イタリアに滞在したことがあり、ヴァイオリン音楽においてイタリアの様式にフランスの要素を統合させた最初のフランス人作曲家兼ヴァイオリニストの一人と位置付けられていますが、作品が演奏・録音される機会は少なく、当作品もこれが世界初録音となります。
ヤロスワフ・アダムスはあのエンリコ・ガッティに師事したポーランドのヴァイオリニスト。アンサンブル・バロック=グラフィティはパリのサン=ジェルマン=デ=プレ教会のオルガニストを務めるジャン=ポール・セラによって創設され、マルセイユの聖テオドール教会を本拠地として活動するピリオド楽器アンサンブルです。
(スナイエの原綴りは数種存在し、当盤における表記は「Senallié」となっていますが、当カタログにおきましてはより一般的と思われる「Senaillé」に従ってカタカナ化しました。)


AP 0116
聖フベルトゥスに捧ぐ 狩猟ホルンの音楽
 ヘンデル:水上の音楽 から 序曲(*/+),ホーンパイプ(*/+)
 伝承曲:伊達男(#)
 クレランボー:組曲第2旋法 から プラン・ジュ(+),バス・ド・クロモルヌ(+)
 パーセル:トランペット・チューン(*/+)
 ハインリヒ:ノートルダム・ド・マレ(#)
 伝承曲:馬に乗って(#)
 J.S.バッハ:協奏曲ニ短調 BWV596(ヴィヴァルディ原曲)(+)
 ハイドン:聖アントワーヌのコラール(*/+)
 クラーク:トレンペット・ヴォランタリー(*/+)
 スタンリー:ヴォランタリー ニ長調(+)
 ロシャール:サン・モーリスよ、さようなら(#)
 トルーヴ:ラ・マリー・アントワネット(#)
 ベーム:天なるわれらの父(コラール前奏曲)(+)
 シューベルト:アヴェ・マリア(*/+)
 ド・ラ・ポルト:ボア人の行進(#)
 マリアン・サヴァ(1937-):「Pojedziemy na lów」による変奏曲(+)
 マリアン・サヴァ:聖フベルトゥスのミサ(狩猟ホルンとオルガンのための)(*/+)

ヤツェク・スモチンスキ(狩猟ホルン(*))
ヤン・ボクシュチャニン(オルガン(+))
パー・フォース・ミュージック・アンサンブル
 ヤツェク・スモチンスキ(指揮、狩猟ホルン)
 ダリウシュ・フィリプチャク、ラドスワフ・ロラ、ダリウシュ・ステファニアク、
 ヘンリク・モンカ、マルチン・ブルズダ(狩猟ホルン)

録音:2004年、ワルシャワ、聖アンネ教会、聖三位一体教会
    1999年、ワルシャワ、聖ヨハネ大聖堂

聖人フベルトゥス(665?-722)は猟師の守護聖人。


AP 0117
アリエル・ラミレス(1921-):
  ミサ・クリオジャ[クレオールのミサ](1964)
  われらのクリスマス(1964)

ヤン・ウーカシェフスキ(指揮)
ポーランド室内合唱団[スコラ・カントルム・ガデネンシス]
 イェジ・スレルマンスキ(テノールI、ギター) クシシュトフ・ペンカワ(テノールII)
 ダミアン・ビコフスキ(テノールII、ギターII) セバスティアン・マンジェイ(バリトン)
 アンジェイ・マチェジンスキ(チェンバロ)

ホセ・トレス(打楽器)

録音:2004年4月25-26日、グダンスク=オリヴァ大司教庁ヨハネ・パウロ2世ホール

アクト・プレアラブル・レーベルとしては珍しく、アルゼンチン生まれの作曲家ラミレスの名作が登場。ギターとチェンバロは合唱団員が弾いています。


AP 0118
見よ、十字架の木を
 スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):見よ、十字架の木を(*)
 作曲者不詳:Jezusa Judasz przedal(1558)/O Jezu, jakos ciezko skatowany
 ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
  おお、十字架よ、めでたし
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):わが民よ
 クィリーノ・ガスパリーニ(1668-1727):御身を崇めん、キリストよ
 ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):暗くなりて
 ラヨシュ・デアークバールドシュ(1899-1986):エリ、エリ
 イェジ・ダスティフ(1906-1986):Odszedl Pasterz od nas
 フランツ・リスト(1811-1886):十字架への道行き(+)

アンナ・ルバンスカ(アルト(+))
トマシュ・ピエンタク(バリトン(*/+))
ミハウ・ジェブロフスキ(語り(+))
ピオトル・ラホン(オルガン(+))
アンジェイ・フィラベル(指揮)
ダリウシュ・ジムニツキ(指揮(+))
ワルシャワ大聖堂合唱団

録音:2004年6、9、11月


AP 0119
バルバラ・カシュバ(1983-):私の音楽
  ヤヌシュ・コルチャク回想(無伴奏ヴァイオリンのための;1995-1997)(*)
  ピアノのためのトッカータ(1998)(+)
  黙想(無伴奏ヴァイオリンのための;1996-1998)(#)
  空威張りするトリオ(弦楽三重奏のための;1999)(**)
  Tanezzo(アコーディオンのための;2002)(++)
  Skrzyp-ak(ヴァイオリンとアコーディオンのための;2003)(##)
  Suoni(ヴァイオリニストたちのための;2003)(***)
  幸福の島々
   (フルートまたはヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲;2003)
  山頂の空地で(室内管弦楽のための;1999/2000)(+++)

マリア・マホフスカ(ヴァイオリン(*))
スタニスワフ・ドジェヴィエツキ(ピアノ(+))
ヤロスラフ・ナドジツキ(ヴァイオリン(#))
ヤロスワフ・ジョウニェルチク(ヴァイオリン(**))
レフ・バワバン(ヴィオラ(**)) アグニェシュカ・バワバン(チェロ(**))
ダミアン・ヴァリシャク(アコーディオン(++))
バルバラ・カシュバ(ヴァイオリン(##))
カタジナ・ズヴィエルスフレフスカ(アコーディオン(##))
リンダ・ヤンコフスカ、ラドスワフ・カミエニャルツ、アレクサンドラ・レスネル、
アンナ・スタシキェヴィチ、アレクサンドラ・トマシンスカ、
バルトシュ・ヴォロフ(ヴァイオリン(***))
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮(+++))
アマデウス室内管弦楽団(+++)

録音:2004年9、10月、ポズナン、音楽アカデミー
    2004年12月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2

天才少女として注目されていたポーランドの作曲家・ヴァイオリニスト・ピアニスト、バルバラ・カシュバの作品集です。彼女はまだ二十代初めという若さ。最初期の作品である(*)は、彼女が学校の教材として読んだ「コルチャック先生」に感銘を受けて作曲したものです。


AP 0120
ロムラウト・トファルドフスキ(1930-):弦楽合奏のための作品集
  ピアノ、弦楽と打楽器のための小交響曲(*)
  聖母マリアの三連画(+)
  短い協奏曲(#)
  昔のポーランドの協奏曲(#)
  セレナード(**)
  オベレク(**)

エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ(*))
アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン、指揮)
ゼノン・ブジェフスキ・ワルシャワ弦楽合奏団

録音:2005年1月16日(*)、2004年3月28日(+)、2003年3月30日(#)、2004年11月21日(**)、
    ワルシャワ、ZPSM・第1コンサート・ホール


AP 0121
二つの世界 クラリネット四重奏
 ヘンデル:シバの女王の入場
 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク から アレグロ
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 Op.46 Nos.2,6
 ハチャトゥリアン:剣の舞
 ヴィエニャフスキ:クヤヴィアク
 アレック・テンプルトン:バッハ・ゴーズ・トゥ・タウン
 ジョプリン:エンタテイナー
 ジェリー・ボック:屋根の上のヴァイオリン弾き
 A・ムレーナ/J・コロンボ:無関心
 アンヘル・ビリョルド:エル・チョクロ(タンゴ&サルサ)
 アルベルト・ブラウ:滑稽なポルカ

クラリベル
 アンジェイ・シャプ、ヤレミ・ジエンコフスキ(クラリネット)
 クスシュトフ・ロゴフスキ(クラリネット、ソプラノ・サクソフォン)
 ダリウシュ・ドンブロフスキ(バス・クラリネット)

録音:2004年12月20-22日、ルブリン・フィルハーモニー

ポーランドのルブリンで結成されたクラリネット四重奏団、クラリベルのデビュー・アルバムです。


AP 0122
ユゼフ・コフレル(1896-1943/4):ピアノ独奏作品全集 Vol.1
  ソナタ風音楽 Op.8「カロル・シマノフスキに」
  ソナティナ Op.12「Mojej zonie」
  40のポーランド民謡

エルジビェタ・ステルンリヒト(ピアノ)

録音:2005年1月4-7日、ベルリン、ナウニンシュトラッセ・ダンスホール


AP 0123
ユゼフ・コフレル(1896-1943/4):ピアノ独奏作品全集 Vol.2
  バレエの音楽 Op.7
  12音セリーの主題による15の変奏曲 Op.9「アルノルト・シェーンベルク氏に捧ぐ」
  子供のための4つの小品「Mojem synowi」
  ヨハン・シュトラウスのワルツによる変奏曲 Op.23「わが友エドワード・クラークに」
  スラヴの歌

エルジビェタ・ステルンリヒト(ピアノ)

録音:2005年1月4-7日、ベルリン、ナウニンシュトラッセ・ダンスホール

ユゼフ・コフレルは十二音技法を採用した最初のポーランド人作曲家。シェーンベルク(直接教えを受けたかどうかは不明)、アドラー等らに師事し、ポーランドの民俗音楽的要素を十二音技法に取り込むなど非常に先進的でしたが、ユダヤ系ゆえに妻子とともにナチスに殺害され、忘れられてしまいました。すべて世界初録音となる当全集がコフレル再評価の一端を担うことはまちがいないでしょう。


AP 0124
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ピアノ作品集
  2つの小品 Op.63;トッカータ,牧歌ロ長調
  青春へのオード(荘厳行進曲)Op.51
  不滅の大詩人アダム・ミツキェヴィチ記念荘厳行進曲 Op.44
  2つのマズルカ Op.31
  ソナタ ホ短調 Op.20

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2004-2005年

全曲世界初録音です。


AP 0125
マリアン・サヴァ(1937-2005):
  ミサ・クラロモンターナ(ヤスナ・グラ修道院のミサ;
   混声合唱、オルガンとティンパニのための;2005)(*)
  レジナ・チェリ(混声合唱とオルガンのための;1996)(*)
  オルガンのための復活祭パルティータ「死を克服する者」(1990)(+)
  オルガンのためのパッサカリア(2005)(#)
  ガウデ・ポローニア(オルガンのための;1990)(#)
  ウォムジャの祈り(オルガンのための;2004)(#)
  シロンスク幻想曲(オルガンのためのテ・デウム;2004)(+)
  幻想曲「聖なる神」(オルガンのための;2003)(+)
  ヤスナ・グラ修道院の幻想曲(オルガンのための;1996)(+)

カジミエシュ・シモニク(指揮(*))
ステファン・ヴィシンスキ大学合唱団(*)
ミハウ・スワヴェツキ(オルガン(*)) レシェク・ロレント(ティンパニ(*))
マリエッタ・クルゼル=ソスノフスカ(オルガン(+))
レシェク・マテウシュ・ゴレツキ(オルガン(#))

録音:2004年4月30日、2005年5月12日、ワルシャワ、聖三位一体教会(ルター派)

2005年4月27日に死去したポーランドの作曲家マリアン・サヴァの晩年の作品集。「ミサ・クラロモンターナ」は彼が声楽と器楽のために書いた最後の作品で、彼の死の直後、5月1日にヤスナ・グラ修道院において初演されました。


AP 0126
ロマン・スタトコフスキ(1859-1926):ピアノ作品集 Vol.1
  トッカータ Op.33/6つの前奏曲 Op.37/3つの小品 Op.12
  自由な歌(小品集;5曲)Op.15/性格的曲集 Op.27 から Nos.1,3
  春の夜毎に Op.21 No.1/牧歌集 Op.28 から Nos.3,4
  ワルツ集 Op.5(2曲)

バルバラ・カラシキェヴィチ(ピアノ)

録音:2004-2005年、ウーチ[Lodz]

ポーランドの作曲家・ピアニスト、スタトコフスキは主としてピアノ音楽を作曲し、中でも小品にその才能を発揮しました。


AP 0127
ポーランドのクラヴィコード音楽の黄金時代
 スタリ・ソンチ、聖クララ会女子修道院の写本 Vol.1

  第1曲−第18曲/第19曲(終結部欠落)/第23曲(冒頭部欠落)
  第24曲−第36曲

マリア・エルドマン(クラヴィコード)

録音:2004年9月27-30日、ジーフェルスドルフ、領主館
    2004年11月6-7日、ワルシャワ、福音改革派教会
    2006年1月9日、ラスキ、視覚障害者教育訓練センター
    教育&職業リハビリテーション本部

ポーランド中南部の町スタリ・ソンチに1280年に創設された聖クララ会女子修道院に伝わる通称「ファビアンスカの讃歌集」。1768年に編纂され修道女テレサ・オザンナ・ファビアンスカに手渡されたことからそう呼ばれてきましたが、実際に収められているのは声楽曲ではなく鍵盤楽曲です。写本の保存状態は良いとはいえず、綴じられていないため一部のページが欠落しており、番号の付けられた102曲のうち第20曲から第22曲が紛失、第19曲と第23曲が不完全な状態で残されています。64曲には速度や用途を示すタイトルが付けられており、第39曲には「ハッセ作」、第99曲には「イタリア人作」(ドメニコ・ツィポーリのソナタ ロ短調の第2楽章と判明)と記されています。(第33、50、51曲は近年ヨハン・ヴァレンティン・ラートゲーバーの作と確認されました。)
マリア・エルドマンは1974年ワルシャワに生まれ、ショパン・アカデミーで音楽理論とオルガンを学び、アステルダムのスウェーリンク音楽院でメンノ・ファン・デルフトにクラヴィコードを、ピーター・ファン・ダイクにオルガンを師事しました。


AP 0128
ポーランドのクラヴィコード音楽の黄金時代
 スタリ・ソンチ、聖クララ会女子修道院の写本 Vol.2

  第37曲−第69曲

マリア・エルドマン(クラヴィコード)

録音:2004年9月27-30日、ジーフェルスドルフ、領主館
    2004年11月6-7日、ワルシャワ、福音改革派教会
    2006年1月9日、ラスキ、視覚障害者教育訓練センター
    職業教育リハビリテーション本部


AP 0129
ポーランドのクラヴィコード音楽の黄金時代
 スタリ・ソンチ、聖クララ会女子修道院の写本 Vol.3

  第70曲−第102曲

マリア・エルドマン(クラヴィコード)

録音:2004年9月27-30日、ジーフェルスドルフ、領主館
    2004年11月6-7日、ワルシャワ、福音改革派教会
    2006年1月9日、ラスキ、視覚障害者教育訓練センター
    職業教育リハビリテーション本部


AP 0130
ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):ピアノ作品集
  アレグロ・コン・ブリオ第4番 WV304
  アレグロ・グラツィオーソ第1番 WV294
  アレグロ・アジタート第7番 WV300
  ラルゴ・コン・エスプレッシオーネ第9番 WV322
  アレグロ・ヴィヴァーチェ WV459/プレスト第2番 WV239/
  ソナタあるいはカプリッチョ WV113
  アレグロ・アジタート(番号なし)WV302
  幻想曲 WV253/小品ホ短調 WV393/同ト短調 WV403
  カプリッチョ第10番 WV308

エルジビェタ・ステルンリヒト(ピアノ)

録音:2005年6月24-27日、ベルリン、ナウニンシュトラッセ・ダンスホール


AP 0131
ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
  幻想曲へ短調 Op.49/前奏曲変ニ長調 Op.28 No.15
  練習曲ヘ短調 Op.10 No.9/マズルカ イ短調(National Edition 13)
  同へ長調(National Edition 25)
  同イ長調「エミール・ガヤールに」WwO 42a
  同イ短調「ラ・フランス・ミュジカル」WwO 42b
  華麗な大ワルツ変ホ長調 Op.18/ワルツ嬰ハ短調 Op.62 No.2
  ポロネース イ長調 Op.40 No.1/夜想曲ト短調 Op.37 No.1
  スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39

ロベルト・スキエラ(ピアノ)

録音:1999年10月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオ

ロベルト・スキエラはワルシャワのショパン・アカデミーにおいてピアノをアリツィヤ・パレタ=ブガイ、室内楽をバルバラ・ハルスカに師事し1988年に卒業、以来同アカデミーのピアノおよび室内楽科の教授を務めているポーランドのピアニストです。


AP 0132
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集
  ソナタ第2番「ブロニスワフ・フーベルマンに捧ぐ」(1917/1918)(*)
  5つの小品「ヨゼフ・シゲティに捧ぐ」(1930)(+)
  幻想曲「ディアヌ&アンドレ・ゲルトレールに捧ぐ」(1963)(#)

バルバラ・トロヤノフスカ(ヴァイオリン)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:1999年10月(*)、2000年9月(#)、2004年1月(+)、ウーチ、ポーランド放送スタジオ

フランスで活躍したポーランド人作曲家タンスマンが、20世紀前半を代表する三人のヴァイオリスト、フーベルマン、シゲティ、アンドレ・ゲルトレール(ジェルトレル)に献呈した作品を収めた、ヴァイオリン・ファン注目のアルバムです。


AP 0133
現代音楽ラボラトリー 2004
 バルトシュ・コヴァルスキ=バナセヴィチ(1977-):
  弦楽四重奏曲第2番(2001)(*)
 エドヴァルト・パウワシュ(1936-):子供の頃の2つの記憶
   (バスクラリネットとマリンバのための;1936)(+)
 ヴォイチェフ・ウーカシェフスキ(1936-1978):
  ユリアン・プシボシの詩によるソプラノとピアノのための3つの歌曲(1962)(#/**)
 スタニスワフ・モリト(1947-):
  無題(マリンバとバスクラリネットのための;1991)(+)
 エミリアン・マデイ(1975-):
  2つのチェロのためのトッカータ(1996)(++)
 ズビグニェフ・バルギェルスキ(1937-):
  テレサ・トムシアの詩による
   ソプラノとピアノのための5つの歌曲「夜−昼」(1995)(#/**)
 パヴェル・ウーカシェフスキ(1968-):
  クラリネットとピノのためのソナタ風(1991)(##/**)
 アンジェイ・ジャデク(1957-):
  弦楽四重奏曲第2番(2002/2003)(*)
 マリアン・ボルコフスキ(1934-):
  地に平和 II[Pax in Terra II](女声、打楽器とオルガンのための;1988)(***)

ヴィエニャフスキ弦楽四重奏団(*)
ラドスワフ・ソロカ(バスクラリネット(+))
パヴェル・ノヴィツキ(マリンバ(+))
アンナ・ミコワイチク=ニェヴィエジャウ(ソプラノ(#))
マルチン・T・ウーカシェフスキ(ピアノ(**))
アレクサンドラ・オハル、マリウシュ・ヴィソツキ(チェロ(++))
アルトゥール・パフレフスキ(クラリネット(##))
マウゴジャタ・アルマノフスカ(ソプラノ(***))
ピオトル・ボルコフスキ(指揮(***))
クラクフ・パーカッション・グループ(***)
アンジェイ・ホロシンスキ(オルガン(***))

録音:2004年11月、ワルシャワ、第11回現代音楽ラボラトリー音楽祭、ライヴ


AP 0134
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
 「デルヴィト」名義によるポピュラーソング集
  無口な心(1957)/子供の頃から(1962)/アミューズメントパークで(1958)(*)
  さらに一駅(1961)(*)/魔女(1957;インストルメンタル・ヴァージョン)
  今日は誰を待つでもなく(1959)/ぼくはどこでも見つかる(1964)(*)
  サーカスが来る(1957;インストルメンタル・ヴァージョン)
  なぜ歌を歌う?(1960)(*)/愛と世界(1958)(*)
  ワルシャワのタクシー運転手(1958)/無口な心(1957)[ボーナス・トラック]

マリウシュ・クリメク(歌)
クシシュトフ・ヘルジン(ピアノ、キーボード、編曲)
マレク・ポトコヴァ(テナー・サクソフォン)
マルチン・ムラフスキ(ベース・ギター)
ツェザリ・コンラト(パーカション)

録音:2005年6月8日、ビドゴシュチ、ポーランド放送スタジオ

「ルトスワフスキの隠された肖像」というサブタイトルを持つ、20世紀ポーランドの大作曲家ルトスワフスキがデルヴィトという別名で発表した流行歌を収めたアルバム。世界初録音(*)(ブックレットには「初演」と記載)も含まれています。ジャズ風のアレンジが施されたナンバーを、クラシックとポピュラーの両ジャンルで活躍するシンガーソングライターで、フルート奏者でもある才人マリウシュ・クリメクが歌います。


AP 0135
クラリネット・クァルテットによる音楽の旅
 ヴィヴァルディ/クシシュトフ・ロゴフスキ編曲:「四季」から 冬
 イェネー・タカーチ:セレナード Op.83
 ヨハン II&ヨゼフ・シュトラウス/ジャック・ランスロ編曲:ピツィカート・ポルカ
 ケネス・ウィルソン:パガニーニの奇想曲第24番の主題による変奏曲
 デイヴ・ブルーベック/ギレス・スヴィエルツ編曲:
  トルコ風ブルー・ロンド[Blue Rondo a la Turk]
 マイク・カーティス:ア・クレズマー・ウェディング
 テレンス・グリーヴズ:ベートーヴェンの第5ボサノヴァ
 スコット・ジョプリン/クシシュトフ・ロゴフスキ編曲:イージー・ウィナーズ
 アストル・ピアソラ/クシシュトフ・ロゴフスキ編曲:天使の死
 サミー・ネスティコ:ア・スタディ・イン・コントラスト
 ハリー・ストルパーズ:クラリネットのための「お道化」
 ヘイナー・ウィバニー:ヒア・カムズ・ジュリアン
 グレン・ミラー/クシシュトフ・ロゴフスキ編曲:ムーンライト・セレナーデ
 ジョージ・ガーシュウィン/アート・マーシャル編曲:ライザ
 ジョージ・ガーシュウィン:オー、レディー・ビー・グッド
 ビル・ホルコム:クリスマス・ジャズ組曲(*)

クラリベル
 アンジェイ・シャプ(クラリネット、E管クラリネット)
 ヤレミ・ジェンコフスキ、クシシュトフ・ロゴフスキ(クラリネット)
 ダリウシュ・ドンブロフスキ(バスクラリネット)

アンジェイ・ザヴィシャ(パーカション(*))

録音:2005年8月、ルブリン、フィルハーモニア


AP 0136
ディヴェルティメント
 ベーラ・バルトーク(1881-1945):2台のピアノと打楽器のための音楽(*/**/+)
 イェジ・バウエル(1936-;ポーランド):ディヴェルディメント(*/**/+/++)
 ロス・リー・フィニー(1906-1997;USA):ディヴェルティメント(#/*)
 ヨージェフ・バッキ(1940-1981;ハンガリー):ため息と叫び(##)
 アール・ハッチ(1906-1996;USA):
  フリオッソ・エンド・ヴァルス ニ短調[Furiosso end Vals]
 ルイ・コベルフス[Luis Cauberghs](ベルギー):前奏曲第4番

ロベルト・ガヴロンスキ(ピアノ(*))
ツェザリ・サネツキ(ピアノ(**))
アンジェイ・ミハラク(打楽器)
マルチン・セルヴァチンスキ(打楽器(+))
ヤヌシュ・ヴィエチョレク(打楽器(++))
マルチン・ラングネル(オーボエ(#))
アンナ・ズマジュウィ(フルート(##))

録音:2005年3月、チェンストホヴァ、フィルハーモニア


AP 0137
ポーランドのフルート音楽
 イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
  ポーランド風アンダンテとロンド Op.42
 タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):ソナタ(1952)
 アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):ルイ・フルーリのためのソナチネ
 ボレスワフ・ヴォイトヴィチ(1899-1980):ソナタ(1952)
 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
  クラコヴィアク(ポーランド舞曲)Op.9 No.5
 フリデリク・ショパン(1810-1849):
  ロッシーニの「シンデレラ」の主題による変奏曲

アントニ・ヴィエジュビンスキ(フルート)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2005年6月、ポーランド放送ウーチ[Lodz]支局

ヴィエジュビンスキは1969年ウーチ音楽アカデミーを卒業後、フランス政府給費留学生としてパリでアラン・マリオンに師事したポーランドのフルーティスト。


AP 0138
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):ピアノを伴う室内楽作品集
  ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.10 No.2(*)
  ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.10 No.1(*)
  ヴァイオリンとピアノのためのポロネーズ ニ長調(*)
  ヴァイオリンとチェロのオブリガートを伴う
   チェンバロのための大ソナタ変ロ長調 Op.2(*/+)
  ピアノ、ヴァイオリン、
   ヴィオラとチェロのための大四重奏曲変ホ長調 Op.15(*/+/#)

ワルシャワ三重奏団
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ) アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン(*))
 ヤロスワフ・ドムジャウ(チェロ(+))

アンナ・ベトレイ(ヴィオラ(#))

録音:2006年1月、3月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2


AP 0139
ミハウ・クレオファス・オギンスキ(1765-1833):チェンバロ作品集
  ポロネーズ
   ト長調/へ長調/ハ短調/へ短調/ト短調/変ロ長調/変ロ長調/へ長調
   ニ短調/ニ短調/へ短調/ト長調/イ短調/変ホ長調/変ホ長調
  ワルツ ニ長調/同ニ長調/同ハ長調/メヌエット イ短調
  マズルカ ト長調/同ニ長調/同イ長調
  クァドリーユ ヘ短調/同へ長調
  3手連弾のためのポロネーズ ト長調(*)
  4手連弾のためのポロネーズ ト長調(*)

エルジビェタ・ステファンスカ(チェンバロ)
かとうまりこ(チェンバロ(*))

録音:2005年12月、クラクフ


AP 0140
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):室内楽作品集 Vol.2
  2つのヴァイオリンのためのソナティナ(1993)(+/**)
  チェロとピアノのためのカンツォーナ(1962)(#/*)
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲(2005)(*/+/#)
  瞑想(チェロとピアノのための;2004)(#/*)
  青年の三重奏曲(ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;1993)(+/++/#)
  無伴奏ヴァイオリンのための奇想練習曲[Etude-Caprices](1993)(+)
  祈りとトッカータ(2つのチェロのための;1996)(#/##)
  鐘のシンフォニー(ピアノのための;1988-1991)から 鐘 IV(*)
  3つのスケッチ(ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;1991)(+/++/#)
  スペイン幻想曲(チェロとピアノのための)(#/*)
  チェロとピアノのためのタンゴ(2004)(#/*)

ワルシャワ三重奏団
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ(*)) アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン(+))
 ヤロスワフ・ドムジャウ(チェロ(#))

アンナ・ベトレイ(ヴァイオリン(**)、ヴィオラ(++))
ピオトル・ハウセンプラス(チェロ(##))

録音:2006年1月、ワルシャワ


AP 0141
フルートとギターのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750):組曲ハ短調 BWV997
 アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史
 マウロ・ジュリアーニ(1761-1829):ヘンデルの主題による変奏曲 Op.107
 フランソワ・ボルヌ(1862-1929):ビゼーの「カルメン」による華麗な幻想曲

ドゥオアルトゥス
 クシシュトフ・カチカ(フルート)
 ペリー・シャック(ギター)

録音:2006年5月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2

バッハとジュリアーニの作品では、それぞれリュート、ギターのための原曲を演奏者がフルートとギター用に編曲して演奏しています。


AP 0142
ヴィオラとピアノのための音楽
 ユゼフ[ヨゼフ]・ヨアヒム(1831-1907):ヘブライの旋律 Op.9
 マックス・ブルッフ(1838-1920):
  ヴィオラと管弦楽のためのロマンス Op.85(ヴィオラとピアノのための版)
 エルネスト・ブロッホ(1880-1959):ヘブライ組曲

プシェミスワフ・フロルチャク(ヴィオラ)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2003年7月、ウーチ、ポーランド放送スタジオ


AP 0143
カロル・クルピンスキ(1785-1857):
  弦楽四重奏のための幻想曲ハ長調(+)
  「ワンダの墓前で沈思しながら」ロ短調(ヴァイオリンとピアノのための)(#/*)
フランチシェク・レッセル(1780-1838):
  四重奏のための幻想曲ハ長調(+)
  ヴァイオリンとピアノのためのアダージョとポロネーズ ニ長調 Op.9(**/*)
  弦楽四重奏曲第1番イ長調 から アレグロ・モデラート(+)
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲ホ長調 Op.5(#/++/*)

パヴェウ・ペルリンスキ(ピアノ(*))
ヴィラヌフ弦楽四重奏団(+)
 タデウシュ・ガジナ(ヴァイオリン(#))
 パヴェウ・ウォサキェヴィチ(ヴァイオリン(**))
 リシャルト・ドゥシ(ヴィオラ)
 マリアン・ヴァシュウカ(チェロ(++))

録音:1999年4月、2000年4月、2005年5月、ワルシャワ、スタジオS-2、およびラスキ、
    視覚障害者教育訓練センター教育&職業リハビリテーション本部、録音スタジオ


AP 0144
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):チェロのための室内楽作品集
  チェロ・ソナタ イ長調 Op.18(パデレフスキに献呈)
  無言のロマンス イ長調(テオドール・デュボワに献呈)
  幻想曲ホ長調 Op.27
  小協奏曲ニ長調 Op.31(ウィレム・ウィレケに献呈)

ヤロスワフ・ドムジャウ(チェロ)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2006年5月、6月、9月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

ストヨフスキはクラクフでパデレフスキらに、パリ音楽院でドリーブ、デュボワらに師事したポーランドの作曲家・ピアニストで、1905年にニューヨークに移住、以後この都市を拠点に合衆国で活躍しました。


AP 0145
フランツ&カール・ドップラーフルート独奏&二重奏とピアノのための作品集
 アルベルト・フランツ・ドップラー(1821-1883):
  2つのフルートとピアノのためのアンダンテとロンド Op.25(*/+)
  ヴァラキアの歌 Op.10(*)
 アルベルト・フランツ・ドップラー&カール・ドップラー(1825-1900):
  「リゴレット」幻想曲
   (2つのフルートとピアノのための協奏的二重奏曲)Op.38(*/+)
 アルベルト・フランツ・ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 Op.26(+)
 アルベルト・フランツ・ドップラー&カール・ドップラー:
  ハンガリーの動機による2つのフルートとピアノのための幻想曲 Op.35(*/+)

エスティ・ロフェ(フルート(*))
クシシュトフ・カチカ(フルート(+))
アンナ・キヤノフスカ(ピアノ)

録音:2006年5月、ワルシャワ、スタジオS2

フルート・デュオとして活躍していたドップラー兄弟の作品集。エスティ・ロフェは1976年イスラエル、クシシュトフ・カチカは1977年ポーランド生まれのフルーティストです。


AP 0146
クシシュトフ・メイエル(1943-):
  弦楽三重奏曲 Op.81(1993)
  弦楽四重奏曲第11番 Op.95(2001)
  弦楽四重奏曲第12番 Op.103(2005)

ヴィラヌフ弦楽四重奏団
 タデウシュ・ガジナ(第1ヴァイオリン) パヴェウ・ウォサキェヴィチ(第2ヴァイオリン)
 リシャルト・ドゥシ(ヴィオラ) マリアン・ヴァシュカ(チェロ)

録音:2005-2007年、ワルシャワ、スタジオS2

クシシュトフ・メイエルはポーランドの古都クラクフに生まれ、同地の音楽院でペンデレツキに作曲を師事、パリに留学しナディア・ブーランジェの門下生となりました。クラクフ音楽アカデミー楽理科長、ケルン音楽大学作曲科教授、ポーランド作曲家連盟総裁(1985-1989)等を歴任しこのポーランド作曲界の重鎮として活躍しています。


AP 0148
ジプシーのロマンセ
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  ジプシーのロマンセ(ギターのための;7曲)
 アストル・ピアソラ(1921-1992):
  ハシント・チクラーナ(無伴奏合唱のための)
  天使の死(無伴奏合唱のための)
 不詳:Tourdion(無伴奏合唱のための)
 ジェイムズ・ムーア:アイルランドの祝福(無伴奏合唱のための)
 ラヨシュ・デラークバールドス:エリ・エリ・ラマ・サバクタニ(無伴奏合唱のための)

ロムアルト・エレンツ(ギター)
アンジェイ・リウコ(指揮)
コン・ヴィゴーレ室内合唱団

録音:2005年、ポーランド放送ウーチ支局


AP 0149
ポモジェ地方のオルガンとオルガン音楽
 [コシャリン、聖母無原罪懐胎教会のオルガン]
 テオフィル・アンドレアス・フォルクマール(1686-1768):ソナタ第1番ヘ長調
 カール・アドルフ・ローレンツ(1837-1923):トッカータとフーガ ハ短調 Op.62
 ヴィルヘルム・ルートニク(1850-1927):演奏会用幻想曲ト短調 Op.56
 ヤン・ヤンツァ(1933-):「主よ、わが命を救いたまえ」によるオルガン・ヴァース
 アンジェイ・ツフォイジンスキ(1928-):夜想曲 Op.46 Nos.1,7
 カジミェシュ・ロズビツキ(1932-):
  ミサ・フェスティヴァ から イントロイトゥス(オルガン編曲版)
 レシェク・クワコフスキ(1955-):三度音程
 [ダルウォヴォ、聖ゲルトルート教会のオルガン]
 テオフィル・アンドレアス・フォルクマール:2つのポーランド舞曲
 エーベルハルト・ヴェンツェル(1896-1982):
  コラール幻想曲「キリストはよみがえりたもうた」
 [ビャウォガルト、聖母生誕教会のオルガン]
 マックス・レーガー(1873-1916):メロディー Op.129 No.4
 エーベルハルト・ヴェンツェル:コラール前奏曲「神の御子は来たりぬ」
 グスタフ・ヘヒト(1851-1932):
  コラール前奏曲「大いなる神よ、われら御身をたたえん」

ボグダン・ナルロフ(オルガン)

録音:2006年11月


AP 0150
フリードリヒ2世(プロイセン国王;1712-1786):
  弦楽合奏と通奏低音のための交響曲第4番イ長調
  フルート、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲第3番ハ長調(*)
  弦楽合奏と通奏低音のための交響曲第3番ニ長調
  弦楽合奏と通奏低音のための交響曲第1番ト長調

グラジナ・ユルシャ(フルート(*))
マウゴシャタ・カニョフスカ(指揮)
カメラータ・インプルス室内管弦楽団

録音:2006年、ポーランド、カトヴィツェ、聖ピオトル&パヴェウ教会


AP 0151
ベートーヴェン(1770-1827):
  弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」Op.59 No.3
  弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18 Op.4
カロル・シマノフスキ(1882-1937):弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.37

アカデモス弦楽四重奏団
 アンナ・レフレヴィチ(第1ヴァイオリン) ヨハンナ・ツォギェル(第2ヴァイオリン)
 アレクサンドラ・バトク(ヴィオラ) ダヌタ・ソビク=プトク(チェロ)

録音:2006年10-11月、ポーランド、ホルツフおよびビトム


AP 0152
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.22
 ルドヴィク・マーデル(18-19世紀):
  アリア第1番ト短調「In quem tatnto labore」
  アリア第2番ト短調「Sexaginta jam anni sunt」
  ミサ ト長調
 エリク・ブリクネル(1705-1760):
  Vos saecilorum judices(使徒の祝日のための讃歌)
 ヤン・ルタ(18世紀前半):Jesu dulcis memoria(イエスの御名の讃歌)
 フィリプ・ゴトシャルク(?-1809):
  Jesu dulcis memoria(イエスの御名の讃歌)
  晩課ハ長調/サルヴェ・レジナ変ホ長調/同ト長調

マジェナ・ルバシュカ、マグダレナ・シェフチク(ソプラノ)
ヨアンナ・ドブラコフスカ、シルヴィア・ズウォトコフスカ(アルト)
ピオトル・シェフチク(テノール) ヤツェク・オジムコフスキ(バス)
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
カペラ・ヤスノグルスカ[カペッラ・クラロモンターナ]

録音:2005年3月、ポーランド、ヤスナ・グラ修道院


AP 0153
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
  マズルカ集第1巻(アルベール・ルーセルに献呈;1918-1928)
  マズルカ集第4巻(1941)
  アルトゥール・ルービンシュタインへのオマージュ(2つの小品;1973)

エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2005年7月、ポーランド放送ウーチ支局スタジオ


AP 0154
ショパンの教え子たち IV
 トマス・D・A・テレフセン
(1823-1874):ピアノ作品全集 Vol.4
  自作主題と幻想曲 Op.12/トッカータ Op.22
  6度の練習曲 Op.43/カプリッチョ・アパッショナート Op.36
  夜想曲ホ長調 Op.11/2台のピアノのためのソナタ Op.41(*)

マウゴジャタ・ヤヴォルスカ(ピアノ)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ、クリスティナ・マコフスカ(ピアノ(*のみ))

録音:2006年7月、2007年2月、ワルシャワ、スタジオS1


AP 0155
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.23
 ルドヴィク・マーデル(18-19世紀):
  レクイエム変ホ長調/Dimine si adhuc ハ短調(ニ重唱曲)
 フィリプ・ゴトシャルク(?-1819):
  Eja plaudite fideles ヘ長調(アリア)/晩課ニ長調
 ヴァヴジニェツ・ピエフ(18世紀):Te invocamus Maria(オフェルトリウム)
 ルドヴィク・マーデル:Salve Regina

マジェナ・ルバシュカ、マグダレナ・シェフチク(ソプラノ)
シルヴィア・ズウォトコフスカ(アルト)
ピオトル・シェフチク(テノール)
ヤツェク・オジムコフスキ(バス)
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
カペラ・ヤスノグルスカ[カペッラ・クラロモンターナ]

録音:2005年10月、ヤスナ・グラ修道院

Musicon、Duxレーベルが発売してきた「ヤスナ・グラ修道院」シリーズにActe Prealableレーベルも参入。


AP 0156
ミケーレ・マシッティ(1664-1760):
  ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1 Vol.1
   第7番(2つのヴァイリオリン、チェロと通奏低音のためのトリオ・ソナタ)
   第4番(ヴァイオリンと低音のための室内ソナタ)
   第12番(2つのヴァイオリンと低音のための室内ソナタ)
   第2番(ヴァイオリンと低音のための)
   第5番(ヴァイオリンと低音のための室内ソナタ)
   第9番(2つのヴァイリオリン、チェロと通奏低音のためのトリオ・ソナタ)

アンサンブル・バロック=グラッフィティ
 ヤロスラフ・アダムス、シャーマン・プレスナー(ヴァイオリン)
 フレデリク・オーディベール(チェロ)
 アグスティーナ・メローニョ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ジャン=クリストフ・ドゥルフォルジュ(ヴィオローネ)
 ジャン=ポール・セラ(チェンバロ)

録音:2006年8月31日-9月3日、フランス、マルセイユ、サクレ=クール・バジリカ教会地下室

ナポリ近郊に生まれたイタリアの作曲家・ヴァイオリニスト、マシェッティがパリに移住して最初に出版した作品集。第一ヴァイオリンを務めるヤロスラフ・アダムスはミラノでエンリコ・ガッティに師事したポーランドのヴァイオリニストで、当レーベルにおけるピリオド派の筆頭格。


AP 0157
ミケーレ・マシッティ(1664-1760):
  ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1 Vol.2
   第3番(ヴァイオリンと低音のための)
   第10番(2つのヴァイオリンと低音のための)
   第6番(ヴァイオリンと低音のための室内ソナタ)
   第11番(2つのヴァイオリンと低音のための室内ソナタ)
   第1番(ヴァイオリンと低音のための)
   第8番(2つのヴァイリオリン、チェロと通奏低音のためのトリオ・ソナタ)

アンサンブル・バロック=グラッフィティ

録音:2006年8月31日-9月3日、フランス、マルセイユ、サクレ=クール・バジリカ教会地下室


AP 0158
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.24
 フランチシェク・ペルネックヘル(?-1769):
  ハルモニア・パストリアリス
  生誕ミサ ヘ長調
  われらの主イエス・キリストの生誕のオフェルトリウム
 フランチシェク・コットリッチュ(1727-2787):
  牧歌風アリア「In hac annua」
 ルドヴィク・マーデル(18世紀):
  Mazurek o Bozym narodzeniu 「Tuszac Pasterze」
 フィグレンティ(18-19世紀):牧歌風アリア「Ride Jesule」
 コンスタンティ・チャイコフスキ(19世紀):
  パストレッラ「いと高き所では神に栄光あれ」

ミハリナ・ビェンキェヴィチ、マジェナ・ルバシュカ(ソプラノ)
シルヴィア・ズウォトコフスカ、(メゾソプラノ)
ヨアンナ・ドブラコフスカ、ドミニカ・バトゥク(アルト)
ピオトル・シェフチフ(テノール) ヤツェク・オジムコフスキ(バス)
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
カペラ・ヤスノグルスカヤ[カペッラ・クラロモンターナ]

録音:2005年1月、ポーランド、ヤスナ・グラ修道院アウグスティン・コルデツキ神父ホール


AP 0159
2つのヴァイオリンとピアノのための作品集
 ハンス・フーバー(1852-1921):ソナタ変ロ長調 Op.135
 アルノルト・メンデルスゾーン(1855-1933):三重奏曲イ短調 Op.76
 マウリツィ・モシュコフスキ(1854-1925):組曲ト短調 Op.71

アルディート三重奏団
 モニカ・ウルバニャク・リシク、アグニェシュカ・マルハ(ヴァイオリン)
 ヴォイチェフ・ヤシンスキ(ピアノ)

録音:2006年11月、スイス、ベルン

フーバーはスイスの、モシュコフスキはポーランド系ドイツの作曲家。アルノルト・メンデルスゾーンはポーランドに生まれドイツで活躍した作曲家で、ヒンデミットの師にあたります。


AP 0160
ショパンの教え子たち V
 ユリアン・フォンタナ
(1810-1869):ピアノ作品全集 Vol.1
  ベッリーニの「夢遊病の女」の動機による華麗なる第一幻想曲 Op.14
  カプリス Op.1 No.1「葬送行進曲」
  アメリカとスペインの動機による幻想曲「Havanne」Op.10
  2つの組曲「12の夢」(練習曲−前奏曲)Op.8
  悲歌 Op.7/3つのマズルカ Op.21
  2つの幻想曲「キューバ島の思い出」Op.12/バラード Op.17

フベルト・ルトコフスキ(ピアノ)

録音:2007年3月、ワルシャワ、スタジオS1

ショパンと同い年の親友にしてピアノの弟子であり、作曲家・ピアニストとしての活動の他、ショパンの作品出版のための写譜や遺作の出版に尽力したフォンタナの作品集。


AP 0161
シモン・クラン(1955-2005):レクィエム
  死後[Post mortem](弦楽のための;1981)(*)
  夜に[Um nóttina](ヴァイオリン独奏、女声合唱と弦楽のための;2000)(+)
  レクィエム(童声独唱、ヴァイオリン独奏、フルート、エレクトリック・ギター、
   3群の合唱[童声・女声・男声]、弦楽合奏と打楽器のための;2000)(#)

ヨアンナ・ハイドゥク(ヴァイオリン(*/+))
マレク・ヴロンスキ(ヴァイオリン(#))
トマシュ・カニア(エレクトリック・ギター(#))
ウルシュラ・ヤニク(フルート(#))
バルバラ・スコチンスカ、クシシュトフ・イェドレフスキ(打楽器(#))
ウルシュラ・ボジム(少女独唱(#))
アンジェイ・ボジム(指揮)
グラジナ・バチェヴィチ中等音楽学校第三管弦楽団
ワルシャワ大学室内合唱団コレギウム・ムジクム(+/#)
グレゴリアヌム少年&男声合唱団(#)

録音:2007年4月25日(*/+)、2006年4月12日、ライヴ(#)、
    ワルシャワ、グジボフスキ広場の全聖人教会

シモン・クランはワルシャワ近郊生まれのヴァイオリニスト、作曲家、ジャズ・プレイヤーで、1984年から2000年までアイスランド交響楽団の次席ヴァイオリニストを務め、1991年にアイスランド市民権を獲得しました。収録作品はいずれもひんやりとした透明感のある北欧的雰囲気が特徴的で、ペルトやグレツキに近い趣もあります。「レクィエム」は合唱ファンにぜひ聴いていただきたい作品。当アルバムは2005年に49歳の若さで亡くなった(ブックレットには「悲劇的な死」と記されています)クランへの追悼盤として制作されました。



AP 0163
ヘンリク・メルツェル(1869-1928):
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調(1892-1894)
  ピアノ協奏曲第2番ハ短調(1898)

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)
ルーベン・シルヴァ(指揮)
コシャリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音:2007年11月19-21日、ポーランド、コシャリン

メルツェルはポーランドのピアニスト・作曲家・指揮者・音楽教師。作風的には後期ロマン派に属しています。
ヨアンナ・ワヴリノヴィチはワルシャワのショパン音楽院を卒業後、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922-2001)に師事、彼女の最後の教え子の一人となったポーランドのピアニスト。ルーベン・シルバはボリビア出身・ポーランド在住の指揮者。


AP 0164
ワルシャワのタブラチュア(全曲)
  ■ニ短調(第1旋法)
  前奏曲第1旋法 (1)/前奏曲3 (2)/ペランブルム1 (3)/ペランブルム2 (4)
  ペランブルム3 (5)/トッカータ (20)/トッカータ (22)/フーガ (40)
  トッカータ (23)/フーガ (38)/アレルヤへの前奏曲 (11)/フーガ (27)
  フーガ (36)/トッカータ (52)/カンツォン第1旋法 (47)/フーガ (42)
  ■ト短調(第2旋法)
  前奏曲 (17)/前奏曲 (16)/トッカータ (26)/フーガ (32)
  カンツォン第3旋法(G・フレスコバルディ作曲) (49)
  ■イ短調(第3旋法)
  グローリアへの前奏曲1 (8)/前奏曲2 (9)/前奏曲 (10)
  トッカータ(A・ポリェッティ作曲) (24&25)/トッカータ (54A)
  トッカータ (51)/レクツィオ (53)
  ■巡礼調
  トッカータ (54)/トッカータ第3旋法(G・フレスコバルディ作曲の断章) (19)
  ■ハ長調(第5旋法)
  サンクトゥスへの前奏曲 (12)/ベネディクトゥスへのお前奏曲 (14)
  ペランブルム (13)/フーガ(J・パッヘルベル作曲) (33)/フーガ (34)
  カンツォン A.Z. (50)/前奏曲 (18)
  ■ヘ長調(第6旋法)
  前奏曲/ファンタジア15、[16]、17 (43,44,45)/カンツォン (48)
  ■ニ長調(第7旋法)
  スピリトゥス・サンクトゥスへのペランブルム (7)/ペランブルム4 (6)
  フーガ (35)/トッカータ (21)/フーガ (37)
  ■ト長調(第8旋法)
  (57&58)/フーガ (29)/フーガ (56)/フーガ (30)/フーガ (41)/フーガ (28)
  フーガ (39)/フーガ (31)/カプリッチョ (sic!) (46&46a)/トッカータ (55)
  ■教会暦から
  神の御子は生まれたまいぬ (56)/Angelus Pastoribus (63)
  (復活祭の父を) (64)/Vesoli nam dzien nastal (65)
  主は甦りたまいぬ (66)/今日キリストは甦りたまいぬ (67)
  Przez Twoie... (68)/われらに生まれたまいぬ (59)/Nuzesmi chrzesciani (60)
  ベツレヘムに生まれたまいぬ (61)/今日こそ泣け、全聖人よ (69)
  今日こそ泣け、全聖人よ (70)

ロスチスラフ・ヴィグラニェンコ(オルガン)

録音:2006年11月、カジミェシュ・ドルニ(ポーランド)、
    洗礼者聖ヤン&聖バルトゥオミェイ教会

20世紀初めにワルシャワで発見されたことからそう呼ばれる「ワルシャワのタブラチュア」(1680年頃に成立)。ポーランドにおいてタブラチュアで記されたオルガン曲譜集としては最も時代の下ったものの一つで、イタリアとドイツ南部を中心とした幅広い時代にわたる楽曲が収められています。全曲録音は当盤が世界初。カッコ内の数字は1990年ポーランドのウーチで出版された際に付された曲番号です。ペランブルム(Perambulum)は「Preambulum」と同義であれば「前奏曲」。ロスチスラフ・ヴィグラニェンコ(1978年生まれ)はワルシャワのショパン音楽アカデミーで学んだウクライナ出身のオルガニストで、ポーランドのオルガン音楽のスペシャリスト。


AP 0165
ヴォングロヴィエツのアダム、ジェレホフスキ、ペトルス・デ・ドルジナ
 オルガン作品全集

 ヴォングロヴィエツのアダム(?-1629):
  オルガンのための前奏曲/キリエ/グローリア/サンクトゥス
  エレヴァツィオーネ (sic!)/カンデンツァ第7旋法
  4声のカンツォン ハ長調 (49)
   (ジョヴァンニ・ガブリエーリのカンツォン28「ソ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ」)
  4声のカンツォン ニ短調 (46)/アヴェ・マリス・ステラ
  4声(二重合唱)のためのカンツォン P.A.W.ニ短調 (52)/カデンツァ ロ長調
  ヴェルスス/カデンツァ第1旋法/ファンタジア第1旋法
  エクセンプルム第1旋法/リチェルカータ第1旋法/カデンツァ第2旋法
  ファンタジア1 第2旋法/ファンタジア2 第2旋法/ファンタジア3 第2旋法
  リチェルカータ第2旋法/カデンツァ第3旋法/Lobsoskie
  リチェルカータ第3旋法/ファンタジア1 第4旋法
  アリア・ファンタジア2 第4旋法/リチェルカータ第4旋法/カデンツァ第6旋法
  ファンタジア1 第6旋法/アリア・ファンタジア2 第6旋法/ド・レ・ミ・ファ・ソ
 ピオトル・ジェレホフスキ(1640頃活躍):Fantasio del Sol 第1旋法
 ペトルス・デ・ドルジナ(ピオトル・ドルシンスキ;1560以前-1611):
  前奏曲 [1]/前奏曲 [2](わが魂は主を崇め)
  神よ、わが護りに心を留めたまえ.主を/来たれ、異邦人の贖い主よ
  賛美の歌声を上げ
 不詳:コレンダ ヘ長調(ヴィリニュスのタブラチュア から;1626頃)
 スウォニム(18世紀)?:「いとも喜ばしきクリスマスをたたえるミサ」から
   羊飼いたちよ、目覚めよ(オフェルトリウムのためのアリア・レチタティーヴォ)

ロスチスラフ・ヴィグラニェンコ(オルガン)

録音:2006年11月、カジミェシュ・ドルニ(ポーランド)、
    洗礼者聖ヤン&聖バルトゥオミェイ教会

ポーランドの初期バロックにおける最も傑出したオルガニストであるヴォングロヴィエツのアダムの全作品の他、ピオトル・ジェレホフスキの現存唯一の作品、ペトルス・デ・ドルジナの現存全オルガン作品を収録。


AP 0166
ローベルト・フックス(1847-1927):
 ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための作品集
  ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための7つの幻想小曲 Op.57(*/+/#)
  ヴァイオリンとヴィオラのための12の小二重奏曲 Op.60(*/+)
  ヴァイオリンとピアノのための幻想小曲 Op.117(*/#)

ピオトル・マルチャク(ヴァイオリン(*))
ボグスワヴァ・フビシュ=シェルスカ(ヴィオラ(+))
マリウシュ・シェルスキ(ピアノ(#))

録音:2007年7月17-19日、ポーランド、クラクフ音楽アカデミー・コンサートホール


AP 0167
ポーランドのファゴット音楽
 アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):ファゴットとピアノのためのソナティネ(*)
 タデウシュ・バイルト(1928-1981):ファゴットとピアノのための4つの前奏曲(*)
 ミハウ・スピサク(1914-1965):
  オーボエ、クラリネットとファゴットのためのソナティネ(+)
 アレクサンドル・タンスマン:ファゴットとピアノ伴奏のための組曲(*)
 チェスワフ・グルジンスキ(1911-1992):ファゴット・ソナタ第2番(#)
 アレクサンドル・タンスマン:オーボエ、クラリネットとファゴットのための三重奏曲(+)
 ズビグニェフ・スウォヴィク(1972-):無伴奏ファゴットのための2つの舞曲

カタジーナ・ピョトロフスカ=ヴィルチェフスカ(ファゴット)
アグニェシュカ・コパツカ(ピアノ(*))
ウーカシュ・ジコフスキ(オーボエ(+))
クリスティーナ・サコフスカ(クラリネット(+))
ドミニク・ヴィルチェフスキ(ピアノ(#))

録音:2007年7月11-13日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

カタジーナ・ピョトロフスカ=ヴィルチェフスカ(1978年生まれ)は2005年よりポーランド放送管弦楽団(ワルシャワ)の奏者を務めているポーランドのファゴット奏者。


AP 0168
ミウォシュ・マギン(1929-1999):ピアノ作品集 Vol.2
  ソナタ第1番/ポロネーズ小組曲/トッカータ、コラールとフーガ
  ソナティネ/ソナタ第4番/タンゴ

リアン・マケヴォイ・マックロウ(ピアノ)

録音:合衆国カリフォルニア州アルカータ、
    フンボルト州立大学ファルカーソン・リサイタル・ホール


AP 0169
エマヌエル・カニア(1827-1887):
  チェロ・ソナタ イ短調(*)
  ピアノ三重奏曲ト長調(+)

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)
アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン(+))
アンジェイ・ヴルーヴェル(チェロ)

録音:2006年5月(*)、2007年9月(+)、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

忘れ去られたポーランドの作曲家・ピアニスト、カニアの室内楽作品。


AP 0170
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
  新しい手法(エチュード=カプリス)Op.10
  エチュード=カプリース Op.18(*)

ユスティーナ・ヤラ(ヴァイオリン)
ヴォイチェフ・コプロフスキ(ヴァイオリン(*))

録音:2007年8月13、16-18日、ワルシャワ音楽アカデミー・コンサートホール

ユスティーナ・ヤラ、ヴォイチェフ・コプロフスキともに1987年生まれというポーランドの若手ヴァイオリニスト。


AP 0171
クリスマスの歌が聞えるかい?
  伝承曲/M・マッグリン編曲:処女なる御母マリア
  伝承曲/L・シュレーター編曲:諸人声あげ(甘き喜びのうちに)
  伝承曲/J・S・バッハ編曲:諸人声あげ(甘き喜びのうちに)
  ジョン・ラター:ある木に咲いた花
  マイケル・パジェット:How sweet is love
  フランツ・グルーバー/M・マッグリン編曲:きよしこの夜
  伝承曲/P・ローソン編曲:マリアは茨の茂みを行った
  伝ヘンデル/J・シクルスキ編曲:諸人こぞりて
  伝承曲/J・シクルスキ編曲:ディン、ドン、高らかに
  伝承曲/J・オルゾーズ編曲:ひいらぎ飾ろう
  メンデルスゾーン/C・デント編曲:天には栄え
  伝承曲/C・デント編曲:神の御子は今宵しも
  M・レオントヴィチ/J・シクルスキ編曲:Szczedrik, Szczedrik
  伝承曲/J・シクルスキ編曲:
   Aniol pasterzom mowil/Wielka Boska moc/Najswietsza Panienka
   Tryumfy Krola Niebieskiego/Lulajze Jezuniu/Jezus malusienki
   Gdy sie Chrystus rodzi/Oj, maluski, maluski

ヤツェク・シクルスキ(指揮)
アダム・ミツキェヴィチ大学アカデミー合唱団

録音:2007年2-3月、ポーランド、ポズナン、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂


AP 0172
メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49(*)
ラヴェル(1875-1937):ピアノ三重奏曲イ短調(1914)(+)

アトマ三重奏団
 スワヴォミル・ドブジャンスキ(ピアノ) ブランカ・ベドナルツ(ヴァイオリン)
 チュン・チャウ(チェロ)

録音:2007年、ポーランド、
    ポズナン・ミェチスワフ・カルウォヴィチ音楽学校コンサートホール(*)
    2004年、ポーランド、アントニン、ラジヴィウ伯の狩猟宮(+)


AP 0173
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):歌曲集
  紡ぎ娘/おお、私は知らない/誰かが私を愛しているなら
  ヴィリヤ/ナイチンゲール/おお、何と喜ばしきみどり児
  オフィーリアとハムレットの歌/祈り/たそがれの歌
  危険な娘/タイム/君を愛す/母よ、あなたは行ってしまった
  教えて、ママ/金魚

アリツィア・バルバラ・パネク(メゾソプラノ)
エルジビエタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2006年12月29-30日、ポーランド、ウーチ工科大学ルストシャナ・ホール


AP 0174
アンジェイ・ツフォイジンスキ(1928-):交響曲第1番(*)
グラジナ・バチェヴィチ(1909-1969):
  無伴奏ヴァイオリンのためのポーランド奇想曲(+)
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
  無伴奏ヴァイオリンのためのカデンツァ(+)
カジミエシュ・ロズビツキ(1932-):醒めゆく恍惚(交響的習作)(*)

アガタ・シムチェフスカ(ヴァイオリン(+))
ルーベン・シルバ(指揮(*))
コシャリン・フィルハーモニー管弦楽団(*)

録音:2006年9月11-12日、ポーランド、コシャリン・フィルハーモニー(*)
    2008年2月9日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1(+)


AP 0175
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):オルガン作品集
  幻想曲(1982)/主題と変奏曲(1982)/カンツォーナ(2005)
  悲歌(1982)/コラール(2006)/トッカータとコラール(2002)
  3つの間奏曲(2004)/祝典音楽(2002)/復活祭三部作(2005)

ミロスワフ・ピェトキェヴィチ(オルガン)

録音:2007年12月28日、ワルシャワ音楽アカデミー


AP 0176
ロマン・スタトコフスキ(1859-1925):ピアノ作品集 Vol.2
  2つの牧歌 Op.18/3つのオブレク Op.22/3つのマズルカ Op.24
  3つの性格的ポロネーズ Op.9/3つのクラコヴャク Op.23/6つの小品 Op.16

バルバラ・カラシキェヴィチ(ピアノ)

録音:2007年12月21-22日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

ポーランドの作曲家・ピアニスト、スタトコフスキは主としてピアノ音楽を作曲し、中でも小品にその才能を発揮しました。


AP 0177
ミハウ・クレオファス・オギンスキ(1765-1833):
  24のポロネーズ
   第1番ヘ長調「死のポロネーズ」,第2番ト長調,第3番ヘ短調,
   第4番変ロ長調「20小節のポロネーズ」,第5番変ホ長調,
   第6番ハ短調「別れ」,第7番ヘ長調,第8番ヘ短調「葬送ポロネーズ」,
   第9番変ロ長調,第10番ニ短調,第11番ト長調「アメリアのために」(*),
   第12番ト長調(+),第13番イ短調「祖国への別れ」,第14番ハ長調(+),
   第15番ト短調「シロティヌシュカ」(+),第16番ニ短調「悲愴ポロネーズ」,
   第17番ヘ短調,第18番ト短調,第19番ハ長調,第20番ヘ長調,
   第21番ト長調(カラファの主題による),第22番変ホ長調,
   第23番変ロ長調,第24番変ホ長調

イヴォ・ザウスキ(ピアノ)

録音:2007年8月27-28日、リトアニア、プルンゲ、オギンスキ音楽学校

ポーランドの貴族出身で軍人・政治家・作曲家であったミハウ・クレオファス・オギンスキは、ピアノ曲、特に愛国心を表現したポロネーズで知られています。イヴォ・ザウスキはオギンスキ家の直系の末裔にあたるポーランド生まれ英国育ちのピアニスト・著作家で、ショパン、リスト、モーツァルト、チェルニー、そしてオギンスキ家の伝記を発表しています。
(*)はピアノ三手連弾曲、(+)は四手連弾曲をザウスキが独奏用に編曲したものです。


AP 0178
フランチシェク・レッセル(1780-1838):
  2つのフルートのための3つの大二重奏曲 Op.1

エルジビェタ・ガイェフスカ、ハンナ・トゥロネク(フルート)

録音:2007年12月、スタジオ・ラスキ


AP 0179
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):
  ヴァイオリン協奏曲(2006)(*)/ヘブライの旋律(1977)(+)
  ピアノ協奏曲第1番(1956)(#)/バレエ「裸の王子」からの3つの断章(1960)(**)

アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン、指揮(*))
ゼノン・ブジェフスキ・ワルシャワ弦楽合奏団(*)
ロムアルト・ゴウェンビオフスキ(クラリネット(+))
エルスネル青年交響楽団(+)
ピオトル・ヴァイラク(指揮(+))
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ(#))
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー管弦楽団(#)
ヴォイチェフ・ライスキ(指揮(#))
オーフス交響楽団(**)
カロル・ストリヤ(指揮(**))

録音:2007年1月(*)、11月(+)、12月(#)、1982年1月(**)


AP 0180
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.25
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
  ミサ・ソレムニス ハ長調
  チェチーリアのミサ ハ長調

ウルズラ・フィードラー(ソプラノ)
カタリーナ・ボリツ(アルト)
ヤン・ペトリカ(テノール)
ギュンター・ハウマー(バス)
トマシュ・ヴァブニツ(指揮)
カペラ・チェストホヴィエンシス

録音:2007年3月、ウィーン

最近、資料の発見によりアマンド・イヴァンチッチの没年が確定したようです。当盤は当シリーズとしては珍しくポーランドの外で録音されており、ウルズラ・フィードラーらポーランド人以外の演奏家も参加しています。


AP 0181
パレステル、クレツキフルートと弦楽のための作品集
 ロマン・パレステル(1907-1989):
  フルート、ヴァイオリンとヴィオラのための小セレナード(*)
  弦楽三重奏曲第2番(+)
 パウル・クレツキ[パヴェウ・クレツキ](1900-1973):
  フルート、ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲 Op.32(*)
 ロマン・パレステル:2つのフルートと弦楽のためのセレナード第2番(#)

エヴァ・ムラフスカ(フルート)
ピエール=イヴ・アルトー(フルート(#))
ブランカ・ベドナルツ(ヴァイオリン(*/+))
マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(*/+))
チュン・チャウ[Cheung Chau](チェロ(+)、指揮(#))
シンフォニエッタ・ポローニア(#)

録音:2007年12月27-29日、ポーランド・ポズナン

パレステルはバツェヴィチ(1909-1969)と同世代のポーランドの作曲家。クレツキはポーランドの指揮者として名高い人物。エヴァ・ムラフスカはポズナン音楽アカデミー卒業後パリのエコール・ナシオナル・ド・ミュジークでパトリック・ガロワに師事し首席卒業、さらにピエール=イヴ・アルトー、フィリップ・ベルノル、ペーター=ルーカス・グラーフ、スーザン・ミランらの指導を仰ぎました。(#)は子弟共演。


AP 0182
カロル・シマノフスキ(1882-1937):ピアノ作品集
  9つの前奏曲 Op.1/変奏曲変ロ短調 Op.3/練習曲変ロ短調 Op.4 No.3
  メトープ Op.29/20のマズルカ Op.50 から Nos.1-4

岩本恵里(ピアノ)

録音:2008年1月29、31日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1


AP 0183
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.40
 ヤン・エンゲル(?-1778):交響曲ニ長調
 マルチン・ジェブロフスキ(18世紀):交響序曲第4番
 ナミェイスキ(18世紀):交響曲ニ長調
 ヤクプ・ゴワベク(1739-1789):交響曲ニ長調
 マテウシュ・クチ(18世紀):交響曲ト長調

トマシュ・ヴァブニツ(指揮)
カペラ・チェストホヴィエンシス

録音:2007年9月、ウィーン


AP 0184
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):ピアノ作品集 Vol.1
  バラード変ホ短調 Op.31/ルブリンの思い出(ロマンス・ヴァリエ)Op.12
  演奏会用ワルツ変ニ長調 Op.3/洋上で(瞑想曲)Op.28
  即興曲第2番ヘ長調 Op.34/あるワルツの思い出 Op.18
  演奏会用ワルツ ホ長調 Op.30/ポロネーズ変イ長調 Op.21

トマシュ・カミェニャク(ピアノ)

録音:2008年1月4-5日、2月1日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

ヴァイオリニスト・作曲家のヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880)の弟ユゼフはピアニスト・ピアノ教師・作曲家として活躍しました。作品は兄ほどには認められませんでしたが、近年ポーランドにおいて録音が増えてきており、国際的にも再評価されそうな勢いです。


AP 0185
八十分間世界一周 フルートのための音楽
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):フルートと弦楽合奏のための協奏曲(*)
 タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):フルートとピアノのための組曲(+)
 プロコフィエフ(1891-1953):フルート・ソナタ Op.94(#)
 アンリ・デュティーユ(1916-):フルートとピアノのためのソナティネ(**)
 クリストバル・ハルフテル(1930-):Debra(無伴奏フルートのための;1980)
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  フルート・ソナタ ト短調 Op.13 No.6 から シチリアーノ(+)
 レオナルド・デ・ロレンツォ(1875-1962):
  「Il Non plus ultra del Flautista」(無伴奏フルートのための)Op.34 から
   カプリッチョ第17番「未来派的な夢」
 ユージン・スキーフ[Eugene Skeef]:アフリカン・ルネサンス(++)
 J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲 BWV997(##)

クシシュトフ・カチカ(フルート)
アンリ・ボナミ(指揮(*))
アンリ・ボナミ室内管弦楽団(*)
インゴ・クァスト(ピアノ(+))
ソフィア・ブガヤン(ピアノ(#))
ジュリア・イトー(ピアノ(**))
ユージン・スキーフ&バンフ・センター・レジデンツ(++)
ペリー・シャック(ギター(##))

録音:2004-2007年、ライヴ


AP 0186
マルチン・コプチンスキ(1973-):意識の流れ
  パンタ・レイ Op.15(ピアノのための;1998)(++)
  アニュス・デイ Op.8a(ソプラノとピアノのための;1996,2004)(*/##)
  色彩の空間 Op.42(ピアノのための;2006/2007)(++)
  弦楽のためのトゥッティとソリ Op.14(1998)(***)
  御身はすべてに美し、マリアよ Op.35a(ソプラノとピアノのための;2004)(*/##)
  ピアノ・ソナタ第3番 Op.33(2004)(**)
  森の沼地で Op.39 No.1(ソプラノとピアノのための;2006)(*/##)
  イタリアへ!イタリアへ! Op.29 No.1(ソプラノとピアノのための;2003)(*/##)
  コロレスカ[Koloreska/Coloresca]Op.4(ギターのための;1995)(#)
  手相術 Op.43 No.1(バリトンとピアノのための;2007)(+)
  子供のための小品集「愉快な音楽」Op.3 Nos.1-5
   (ピアノ四手連弾のための;1994)(++/##)

コルネリア・ヴォイナロフスカ(ソプラノ(*))
マレク・モジジエルツ(バリトン(+))
クシシュトフ・メイシンゲル(ギター(#))
マルタ・オソフスカ(ピアノ(**))
ヴィトルト・カヴァレツ(ピアノ(++))
マルチン・コプチンスキ(ピアノ(##))
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮(***))
ポーランド放送室内管弦楽団「アマデウス」(***)

録音:2008年2月、ポーランド、イノヴロツワフ、音楽学校(***以外)
    1999年6月、ポーランド、ポズナン、ポーランド放送


AP 0187
ヘンリク・パフルスキ(1859-1921):ピアノ作品集 Vol.1
  自作主題による変奏曲 Op.1/ピアノのための2つの小品 Op.2
  ポロネーズ Op.5/ワルツ=カプリス Op.6/2つの演奏会用練習曲 Op.7
  6つの前奏曲 Op.8/ソナタ第2番ヘ長調 Op.27

リューボフ・ナヴロツカ(ピアノ)

録音:2008年5月4、6日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

ヘンリク・パフルスキはワルシャワでスタニスワフ・モニュシュコ、ウワディスワフ・ジェレンスキらに、モスクワでニコライ・ルビンシテイン、パウル・パプストに師事したポーランドのピアニスト・作曲家。


AP 0188
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):ピアノ作品集 Vol.1
  印象(4つの性格的小品)Op.29/3つの小品 Op.35
  メロディックな時 Op.36/物語 Op.37/クローバーの葉 Op.44

ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(ピアノ)

録音:2008年5月28-29日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

ジグムント・ノスコフスキはワルシャワに生まれ、ワルシャワとベルリンで学んだ作曲家・指揮者。


AP 0189
ヴェルディ(1813-1901):歌曲集
  亡命者(1839)/誘惑(1839)/乞食(1847)/ストルネッロ(1869)
  6つのロマンス(1838)
   墓に近寄らないでほしい,エリーザよ、疲れた詩人は死んでいく,
   孤独な部屋で,暗い夜を恐れて,私の安らぎは失せて,悲しみに沈んで
  6つのロマンス(1845)から ジプシー女,乾杯

クリスティナ・ロルバフ(ソプラノ)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2003年7月、ポーランド、ウーチ放送スタジオ


AP 0190
トマシュ・カミェニャク(1981-):ピアノ作品集
  日の際に[Am Range des Tages]Op.40(2008)
  幻影の書 Op.32(2004)/瞑想 Op.38(2006)/組曲 Op.37(2005-2006)

トマシュ・カミェニャク(ピアノ)

録音:2008年7月7-8日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1


AP 0191
テオドール・レシェティツキー(テオドル・レシェティツキ;1830-1915):
 ピアノ協奏曲、ピアノ作品集
  ヴェネツィアのバラード(舟歌)Op.39 No.1/ピアノ協奏曲 Op.9(*)
  6つの瞑想曲 Op.19/チェルニーへのオマージュ、トッカータ Op.46 No.5
  ショパンへのオマージュ Op.46 No.9
  シューマンへのオマージュ、幻想的小品 Op.46 No.8
  即興曲「二羽のヒバリ」Op.2 No.1/アリア Op.36 No.1
  イシュルの思い出(ワルツ)Op.35

フベルト・ルトコフスキ(ピアノ)
ジェシュフ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
トマシュ・フミェル(指揮(*))

録音:2008年4月7日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1(*以外)
    2008年7月12日、ジェシュフ・フィルハーモニー・コンサートホール(ポーランド)(*)

イグナツィ・ヤン・パデレフスキ、イグナツィ・フリードマン、アルトゥール・シュナーベル、ミェチススワフ・ホルショフスキ、ベンノ・モイセイヴィチ、エリー・ナイ、パウル・ヴィトゲンシュタインら名ピアニストを多数輩出したポーランドの高名なピアノ教師にしてピアニスト・作曲家、レシェティツキーの作品集。


AP 0192
レシェク・クワコフスキ(1955-):ミサ・ミゼリ・コルディス(2007)

マグダレナ・グルシュチンスカ=ヴォイトチャク(ソプラノ)
ヴィエスワヴァ・マリシェフスカ(アルト)
ピオトル・クシェヴィチ(テノール)
ピオトル・レンパ(バス)
ユベントゥス・カンタンス合唱団
P.S.M.II St.合唱団
カコフォニア合唱団
シンタグマ合唱団
ポーランド・フィルハーモニー管弦楽団「シンフォニア・バルティカ」 ボフダン・ヤルモウォヴィチ(指揮)

録音:2008年4月2日、ポーランド、スウプスク

前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世に捧げられた作品。


AP 0193
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):
  金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリュソストモスの典礼)「キイフスカ」(2007)

ペトロ・フレコフ(バス:先唱者)
ロマン・プフコ(テノール:司祭)
室内合唱団「キエフ」
ミコラ・ホブディフ(指揮)

録音:2007年9月、ウクライナ、キエフ、三位一体教会


AP 0194
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.42
 アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
  三重奏曲ニ長調/贖い主のうるわしき御母
 ユゼフ・ダウベック(18世紀):めでたし、神を産みし御母
 フィリプ・ゴトシャルク(?-1809):死者のためのミサ ロ長調
 マテウシュ・クツィ(18世紀):交響曲ト長調

カペラ・チェストホヴィエンシス
トマシュ・ヴァブニツ(指揮)

録音:2007年1月、ウィーン、スタジオ・クラングフォルム


AP 0200
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ ショパン・リサイタル
 フリデリク・ショパン(1810-1849):
  ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1/同ハ短調 Op.40 No.2
  変奏曲ホ長調 Op.posth./ロンド ハ短調 Op.1
  4つのマズルカ Op.30;ハ短調,ロ短調,変ニ長調,嬰ハ短調
  バラード変イ長調 Op.47/3つの夜想曲 Op.9;変ロ短調,変ホ長調,ロ長調
  スケルツォ変ロ長調 Op.31

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2005-2007年、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

ブックレットに日本語解説が記載されています。


AP 0201
ポーランド歌曲集
 ショパン(1810-1849):
  酒宴 Op.74 No.4/使者 Op.74 No.7/ドゥムカ
  あるべきものもなく(私の眼の涙)Op.74 No.13
 スタニスラフ・モシュシュコ(1819-1872):
  名付け親/バルテクと黒雷鳥/母よ、あなたはもういない
  狂乱したオフィーリアの歌
 ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
  私の魂は悲しんでいる Op.1 No.6/暗く穏やかな海で Op.3 No.4
  夜の光の中で眠る Op.3 No.5/私のために泣かないで Op.3 No.7
  広い広い海の彼方 Op.3 No.3
 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):4つの歌曲 Op.7
   灰色の馬,最後のばらがしおれたとき,白樺の木立の中に轟く
   私の恋人は連れ去られた

オルガ・マロシェク(アルト)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2009年10月、ウーチ・フィルハーモニー・ヘンリク・チシ記念室内楽ホール

オルガ・マロシェク(1980年生まれ)は主に歌曲やオラトリオ、カンタータ等の分野で活躍しているポーランドのアルト歌手。


AP 0202
トマシュ・カミェニャク(1981-):
  秘密の書 Op.25(全12曲;2003)
  ピアノ・ソナタ Op.39(2006/2007)

トマシュ・カミェニャク(ピアノ)

録音:2008年7月7-8日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

ポーランドの作曲家・ピアニスト、トマシュ・カミェニャクは「ユゼフ・ヴィエニャフスキ:ピアノ作品集 Vol.1」の録音で当レーベルが主宰する「忘れられたポーランド音楽の録音コンクール」(2007)で優勝し翌年そのCD(AP 0184)を、続いて自作自演のピアノ作品集(AP 0190)をリリースしました。「秘密の書」は前作(AP 0190)に収録された「幻影の書」Op.32(2004)の前篇として二部作を成す作品。


AP 0203
アントニ・ストルペ(1851-1872):ピアノ作品集
  ピアノ・ソナタ ニ短調/変奏曲ニ短調
  アレグロ・アパッショナート ハ短調/スケルツォ ハ長調
  アンダンテ変イ長調/ワルツ変ロ長調/アレグレット第1番イ長調
  アレグロ・ノン・トロッポ第2番変イ長調

ステファン・ワバノフスキ(ピアノ)

録音:2009年6月23、29-30日、ワルシャワ、フリデリク・ショパン音楽大学コンサートホール

ポーランドの音楽一家に生まれモニュシュコにも師事しながら、わずか21歳で亡くなってしまったポーランドの天才作曲家ストルペ。彼の残したピアノ作品は15曲、そのうち出版されたことがあるのは「ピアノ・ソナタ ニ短調」のみでした。収録作品すべてが世界初録音です。
ステファン・ワバノフスキは1979年はクラクフに生まれ、カトヴィツェ音楽アカデミーでアンジェイ・ヤシンスキにピアノを師事したポーランドのピアニスト。2010年現在ワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学博士課程でストルペのピアノ作品を研究中です。当アルバムに「全集 Vol.1」のような表記はありませんが、全曲録音完結を期待したいところです。


AP 0204
フルート・フレンズ
 ヴィヴァルディ(1678-1841):2つのフルートのための協奏曲ハ長調 Op.47 No.2(+/*)
 アントン・シュターミッツ[アントニーン・スタミツ](1750/1754-1798/1809):
  2つのフルート、弦楽合奏とチェンバロのための協奏交響曲ニ長調(#/*)
 ドメニコ・チマローザ(1749-1801):
  2つのフルートと弦楽合奏のためのコンチェルタンテ(##/++)
 フランツ・ドップラー(1821-1883)&カール・ドップラー(1825-1900):
  リゴレット幻想曲 Op.38(**/*)
 マルシャル・ナルドー(1957-):Comme cinq flutes qui bourdinnent(*/+/**/++/##)(※)

エヴァ・ムラフスカ(フルート(*))
グルー・サンヴィーク(フルート(+))
アンジェイ・ウェンゴフスキ(フルート(#))
アウスヒルドゥル・ハーラルズドゥッティル(フルート(**))
グヴズルーン・シグリードゥル・ビルギスドウッティル(フルート(++))
マルシャル・ナルドー(フルート(##))
コレギウムF室内管弦楽団(※以外)
マルチン・ソンポリンスキ(指揮(※以外))

録音:2010年2月16-17日、ポズナン(ポーランド)、パデレフスキ音楽アカデミー、アウラ・ノヴァ(新ホール)


AP 0205
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
  ピアノを弾く子供たち
   第1巻「ミレイユと動物たち」(1939-1951)
   第2巻「キオスクの前のマリアンヌ」(1951)
   第3巻「架空のバス」(1939-1951)
   第4巻「望遠鏡で」(1939-1951)

エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2009年7、8月、ウーチ・フィルハーモニー、ヘンリク・チシ記念室内楽ホール

「子供たちが学校で習う理論的なピアノ実技と、実際にレパートリーとなる大作曲家たちの作品との間にある酷いギャップを埋めるために」、タンスマンが書いた子供のためのピアノ曲集。ミレイユとマリアンヌは彼の娘の名前です。


AP 0207
グジェゴシュ・フィテルベルク(1879-1953):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
  ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.2
  ヴァイオリンとピアノのための2つのロマンス Op.11
  悲しい歌(ピアノのための)
  クラリネットとピアノのためのレチタティーヴォ
   (ヴァイオリンとピアノのための編曲版)
  ヴァイオリンとピアノのための子守歌
  ヴァイオリンとピアノのためのマズルカ
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ヘ長調 Op.12

アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン)
リム・ソヨン(ピアノ)

録音:2010年3月22日、5月11-12日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2

カルウォヴィチとシマノフスキの管弦楽作品の初演の大半を振ったポーランド(生まれは現在のラトヴィア)の指揮者、グジェゴシュ・フィテルベルク。当盤は作曲家・ヴァイオリニストとしても活躍した彼を知る格好の一枚です。


AP 0208
ショパン・トランスクリプションズ ヴァイオリンとピアノのための編曲集
 ショパン(1810-1849)/
  サラサーテ編曲:夜想曲変ホ長調 Op.9 No.2
  ヴェクスラー、ブルム編曲:練習曲ホ長調 Op.10 No.3
  ブルメスター編曲:練習曲ヘ短調 Op.25 No.2
  アドルフソン編曲:前奏曲変ロ長調 Op.28 No.21/同ホ短調 Op.24 No.4
  クライスラー編曲:マズルカ ニ長調 Op.33 No.2
  エブナー編曲:マズルカ ロ短調 Op.33 No.4
  ツォファリク編曲:マズルカ イ短調 Op.67 No.4
  リピンスキ編曲:夜想曲編ロ短調 Op.9 No.1
  ツォファリク編曲:夜想曲嬰ハ短調
  ヴィルヘルミ編曲:夜想曲変ニ長調(ニ長調)Op.27 No.2
  サン=サーンス編曲:夜想曲変ホ長調 Op.55 No.2
 ヤロスワフ・コルダチュク:ソステヌート−ショパンへのオマージュ

ヨランタ・ストプカ(ヴァイオリン)
マグダレナ・ブルム(ピアノ)

録音:2009年11月13-15日、12月18日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1


AP 0209
ミェチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルク(1919-1996):
  ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.37(*)
  ヴァイオリン・ソナタ第4番 Op.39(+)

バルバラ・トロヤノフスカ(ヴァイオリン)
エルジビェタ・ティシェフスカ(ピアノ)

録音:2008年6月(*)、2010年3月(+)、
    ウーチ・フィルハーモニー・ヘンリク・チシ記念室内楽ホール(ポーランド)

ミェチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルクはワルシャワに生まれたユダヤ人作曲家。1939年にソヴィエトに亡命しモイセイに改名しましたが、ソヴィエトでもユダヤ人弾圧に苦しめられました。音楽的には親交を結んだショスタコーヴィチの影響を受けています。(*)はミハイル・フィヒテンホルツ、(+)はレオニード・コーガンへの献呈作品。


AP 0212
ズビグニェフ・スウォヴィク(1972-):ピアノ作品集
  ソナティナ(1998)/バガテル集(全9曲;1994/2004)
  若い人たちのためのアルバム(全10曲;1989-2007)
  2つのオクターヴ練習曲(2007)
  ADHDの主題によるトッカータとフーガ(2006)
  バラッド変奏曲(2008)

エルジビェタ・ブドニク(ピアノ)

録音:2010年6月28-30日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2

ズビグニェフ・スウォヴィクはポーランドのジラルドゥフに生まれ、ワルシャワのショパン音楽アカデミーでズビグニェフ・バギンスキに師事した作曲家。指揮者としても活躍しています。


AP 0213
ロベルト・ブコフスキ(1983-):過去の鏡を覗き
  嵐/教会の門/結婚/修道士の葬儀
  第二次大戦のポーランドの英雄たちへ
  不運な愛について/傷付いた心

ロベルト・ブコフスキ(演奏、録音、マスタリング)

1994年から2009年にかけて作曲・演奏・録音・マスタリングされた鍵盤楽器系音楽。映像作品の音楽のような「嵐」の他はパイプオルガンやピアノを思わせるクラシカルでシンプルな楽曲です。


AP 0214
中田喜直(1923-2000):歌曲集
  さくら横ちょう/子守唄/たんぽぽ/悲しくなったとき/霧と話した
  木兎(みみずく)/未知の扉
  日本のおもちゃうた
   あねさまにんぎょう/ヨーヨー/お手玉とおはじき/海ほおずきと少年
   竹とんぼ/おまつりはどこ/紙風船
  六つの子供の歌
   うばぐるま/烏(からす)/風邪の子供/たあんき・ぽーんき/ねむの木
   おやすみ
  子供のための八つの歌
   くるみのお家/ねえ、蜂さん/雨ふり/うれしい象さん/匂いのある歌
   むこうのきしへ/かあさん はやくこい/おやすみなさい

ヴァレリア・プシェラスコフスカ=ロキタ(メゾソプラノ)
ヴィトルト・ヴォウォシンスキ(ピアノ)

録音:2010年2月8、10、12日、ワルシャワ、国立第一総合音楽学校コンサートホール

20世紀における日本を代表する作曲家の一、中田喜直。ここでは彼が得意とした日本の子供の情景を描いた歌曲が選ばれています。ポーランドの歌手・ピアニスト・音楽教師であるヴァレリア・プシェラスコフスカ=ロキタは1995-1996年、1998-1999年の二度にわたり日本で教育・演奏に携わった経験があります。このアルバムは彼女の日本滞在経験と日本文化への憧れの賜物とのことで、自ら解説も手がけています。ブックレットに日本語歌詞、解説の日本語訳を掲載。


AP 0215
アンジェイ・ジャデク(1957-):ピアノ作品集
  2つのバガテル(1991)(*)/夜想曲(2001)(*)/鐘(2004)(*)
  ピアノ四手連弾のための3つの小品(2008/2009)(+)
  ショパンの前奏曲イ長調による変奏曲(2010)(#)
  ピアノ協奏曲(第2版;2010)(**)

ガブリエラ・シェンジェロシュ(ピアノ(*/+))
アンジェイ・ユンギェヴィチ(ピアノ(+))
マグダレナ・リサク(ピアノ(#))
ズビグニェフ・ラウボ(ピアノ(**))
ポーランド国立放送交響楽団(**)
ミハウ・クラウザ(指揮(**))

録音:2010年11月28日(*)、12月22日(#)、カトヴィツェ国立音楽学校(*/#)
    2009年3月28日、カトヴィツェ音楽アカデミー・コンサートホール、ライヴ(+)
    2010年10月23日、Koncert NOSPR、ライヴ(**) (以上ポーランド)

ポーランドの現代作曲家アンジェイ・ジャデクの作品のうち最も重要なジャンルであるピアノ音楽に焦点を当てたアルバム。


AP 0216
マルチン・コプチンスキ(1973-):一人の人間、いくつかの影
  思い起こしたまえ、聖母よ Op.44(2007)(*)
  悲しみ、涙を流し Op.38a(2005)(*)
  受胎告知 Op.27a(2004)(*)
  私はあなたの穿たれた両手を崇め Op.30(2004)(*)
  聖母マリアの感覚は幸福である Op.40(2006)(*)
  ラクリモーサ Op.1 No.1(1990)(*)
  この世で最も価値ある元后 Op.48(2008)(*)
  ギター室内協奏曲「3つの印象」Op.41(2006)(+)
  ピアノ・ソナタ第2番 Op.19(1999)(#)
  ピアノ・ソナタ第4番 Op.49(2008)(**)
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.17(1999、2006)(++)

イングリダ・ガーポヴァー(ソプラノ(*))
クシシュトフ・メイシンゲル(ギター(+))
カロリナ・ヴルベル=クシシュトフォルスカ(ヴァイオリン(++))
マルチン・コプチンスキ(ピアノ(*/++))
バルトゥオメイ・ヴェズネル(ピアノ(+))
ラドスワフ・ソプチャク(ピアノ(#))
マルタ・オソフスカ=ウトリスコ(ピアノ(**))

録音:2009年3月1日(*)、6月(+)、2010年7月8日(#)、11月25日(**)、
     イノヴロツワフ音楽学校(*/+/#/**)
    2006年11月14日、ビドゴシュチ音楽アカデミー、ライヴ(++)

マルチン・コプチンスキはポーランドのイノヴロツワフに生まれ、同地の音楽学校とビドゴシュチ音楽アカデミーで学んだ作曲家。現在は両母校で教えています。アルバムの前半を占める宗教的歌曲の作曲を彼は「愛の労働」であると語っています。世界初録音と表記されています。


AP 0217
ルボミル・ルジツキ(1883-1953):
  ピアノと管弦楽のためのバラード Op.18(1904)(*)
  ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.43(1918)(+)

クリスティナ・マコフスカ=ワヴリノヴィチ(ピアノ)
クラクフ・ポーランド放送管弦楽団
シモン・カヴァラ(指揮(*))
アンジェイ・ストラシンスキ(指揮(+))

録音:1990年12月5日(*)、1984年5月23-26日(+)、クラクフ・フィルハーモニー(ポーランド)

シマノフスキと同世代のポーランドの作曲家ルジツキのピアノ協奏作品集。(+)はイグナツィ・フリードマンの独奏で初演されたことを伝える資料があります。世界初録音と表記されています。


AP 0218
王の狩の音楽 コルノ・ダ・カッチャのための音楽
 ジャン・ジョゼフ・ムーレ(1682-1738):サンフォニー組曲第1番 から ガヴォット
 ルイージ・ケルビーニ(1760-1842):ソナタ第1番
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):トランペット・チューン
 ジャン・ジョゼフ・ムーレ:サンフォニー組曲第1番 から メヌエット,アレグロ
 ウェーバー(1786-1826):オペラ「魔弾の射手」から 狩人の合唱
 ヘンデル(1685-1759):水上の音楽 から 序曲,アラ・ホーンパイプ
 カリヨン(+)
 テレマン(1681-1767):トランペット協奏曲ニ長調
 ハイドン(1732-1809):ホルン協奏曲ニ長調 から 第1楽章(*)

ヤツェク・スモチンスキ(コルノ・ダ・カッチャ)
クアルテット・ダ・カッチャ(弦楽四重奏(*以外))
 アンナ・カチマレク(第1ヴァイオリン) ヘレナ・マトゥシェフスカ(第2ヴァイオリン)
 ユリア・ハナシュ(ヴィオラ) ツェツィリア・スタネツカ(チェロ)
ヤン・ボクシュチャニン(オルガン(*))

録音:2010年10-11月、シェルクフ(ポーランド)近郊、聖ロザリー教会(*以外)
    2004年、ワルシャワ、聖アンナ教会(*)

コルノ・ダ・カッチャ(狩猟ホルン)は現在のホルン(フレンチホルン)の原型となった金管楽器。ヤツェク・スモチンスキはポーランドの狩猟学校と音楽学校で学んだ狩猟家にして狩猟ホルン奏者というユニークかつ、ある意味徹底した人物。


AP 0219
ルボミル・ルジツキ(1883-1953):
  ヴァイオリン協奏曲 Op.70(*)
  ヴァイオリンとピアノのための2つの旋律 Op.5(+)
  ヴァイオリンとピアノのための2つの夜想曲 Op.30(+)
  バレエ「トファルドフスキ氏」Op.45 からのヴァイオリンとピアノのための編曲集(#)

エヴェリナ・ノヴィツカ(ヴァイオリン)
ポーランド国立放送交響楽団(*)
ジグムント・リヒェルト(指揮(*))
ポーラ・ラザール(ピアノ(+))
ミハウ・クレンジレフスキ(ピアノ(#))

録音:2001年2月、カトヴィツェ、グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール(*)
    2010年7月、グダンスク放送(+/#)


AP 0220
イワン・クリジャノフスキー(1867-1924):チェロ・ソナタ ト短調 Op.2
ニコライ・ポトロフスキー(1878-1927):
  チェロとピアノのための2つの小品 Op.3/チェロ・ソナタ ト短調 Op.2

ヤロスワフ・ドムジャウ(チェロ)
リューボフ・ナヴロツカ(ピアノ)

録音:2009年8月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

クリジャノフスキーはキエフ、ポトロフスキーはモスクワに生まれたロシアの作曲家。世界初録音と表記されています。


AP 0221
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ長調 Op.37(*)
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス Op.20(+)
  ヴァイオリン協奏曲ト長調 Op.22(+)

アグニェシュカ・マルハ(ヴァイオリン)
ジャン=ジャック・シュミット(ピアノ(*))
ワルシャワ・エルスネル中等音楽学校管弦楽団(+)
ピオトル・ヴァイラク(指揮(+))

録音:2008年8月25-26日、ケールザッツ(スイス)、Oekumenisches Zentrum(*)
    2008年5月28-30日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2(+)

ストヨフスキはクラクフでパデレフスキらに、パリ音楽院でドリーブ、デュボワらに師事したポーランドの作曲家・ピアニストで、1905年にニューヨークに移住、以後この都市を拠点に合衆国で活躍しました。


AP 0222
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):
  フルートとヴィオラのための6つの協奏的二重奏曲 Op.5

エヴァ・ムラフスカ(フルート)
マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)

録音:2008年11月21-22日、
    ポズナン(ポーランド)、カルウォヴィチ中等音楽学校室内楽ホール


AP 0223
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
  ピアノのためのマズルカ集第2巻(1932)
  ピアノのためのマズルカ集第3巻(1941)
  ピアノのための2つの小品(1929); 子守歌,ブルレスク
  ピアノのためのワルツ即興曲(リセット・ダルソンヴァルのために;1940)
  アンドレス・セゴビアのためのマズルカ(ピアノ編曲版;1925)

エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2008年7月21-22日、ウーチ・フィルハーモニー(ポーランド)、
    ヘンリク・チシ記念室内ホール

「ピアノのためのマズルカ集第1巻&第4巻」は旧譜 AP 0153 に収録。


AP 0224
音楽で共に アイスランドとポーランドのフルート音楽
 アウルニ・ビョルンソン(1905-1995):4つのアイスランド民謡(1950)(+)
 ヨウナス・トウマソン(1946-):緑の雪(1990)(+)
 アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(1938-):
  21の小曲[21 Sounding Minutes](1981)から 7つの小曲(*)
 アトリ・インゴウルフソン(1962-):3つの瞬間(1986)(*)
 アトリ・ヘイミル・スヴェインソン:間奏曲(1970)(+)
 ソルケル・シグルビョルンソン(1938-):Kalaïs(1976)(*)
 パウル・クレツキ(1900-1973):フルートとピアノのための協奏曲 Op.34(1940)(+)
 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-):3つの図表 Op.15(1959)(*)
 タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):フルート・ソナタ(1953)(*)
 アトリ・ヘイミル・スヴェインソン:最後の歌(1983)(*/+)

アウスヒルドゥル・ハラルズドウッティル(フルート(*))
エヴァ・ムラフスカ(フルート(+))
ヨアンナ・ザテイ=ヴイチンスカ(ピアノ)

録音:2009年2月18-19、27-28日、
    ポズナン(ポーランド)、パデレフスキ音楽アカデミー新ホール


AP 0225
響き渡るピアノ・ヴィジョン
 ユリウシュ・ウーチュク
(1927-):ピアノ作品集
  マラソン(1963); 戦い(*),駆け足(+)/4つの小品(1957)(#)
  音色の抒情詩(1963)(**)/地上の平和(1964)(++)/アラベスク(1978)(##)
  神秘劇「オスヤクの悔悛」(1979)からの3つの断章(***)
  コレオドラマ「ブランド」(1967)からの3つの断章(+++)
  「システィーナ礼拝堂の戸口の上り段の上の創世記による瞑想」(2007)(##)
   からの3つの断章
  パッサカリア(1968)(###)

ゾフィア・ヤヌコヴィチ(ソプラノ(++))
ユリウシュ・ウーチュク(ピアノ(*/+/++/***/+++/###))
レギナ・スメンジャンカ(ピアノ(#/**/++))
ツェザリ・サネツキ(ピアノ(##))
ドミツェラ・ウーチュク(ピアノ(+++))

録音:1963年9月12日、ワルシャワ国立フィルハーモニー(*)
    1963年、ポーランド放送クラクフ支局(+)
    1975年6月(#)、1966年11月7日(**)、1966年(++)、ポーランド放送スタジオM1(#/**/++)
    2008年10月31日、チェンストホヴァ・フィルハーモニー(##)

ポーランドの作曲家ユリウシュ・ウーチュクの作曲家生活55周年記念シリーズ。世界初録音。


AP 0226
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ヴィオラのための作品集
  ヴィオラ・ソナタ変ホ長調 Op.5 No.3(*)
  ヴィオラとピアノのためのアリオーソ(*)
  ヴィオラと管弦楽のためのポプリ Op.94(+)
  チェロ・ソナタ Op.104 No.3(マルチン・ムラフスキによるヴィオラ用編曲版)(*)
  ヴィオラとピアノのためのワルツ(*)

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)
ウルシュラ・シリンスカ(ピアノ(*))
フンメル・プロジェクト管弦楽団(+)
リシャルト・ハントケ(指揮(+))

録音:2009年1月24日、シュチェチン(ポーランド)、ポモジェ公城ボグスワフ・ホール(+)
    2009年5月4-5、ポズナン(ポーランド)、パデレフスキ音楽アカデミー、アウラ・ノヴァ(*)


AP 0227
ユリウシュ・ウーチュク(1927-):
  ピアノ小協奏曲(1973)(*)
  コントラバス協奏曲(1986)(+)

レギナ・スメンジャンカ(ピアノ(*))
ポーランド放送ワルシャワ管弦楽団(*)
ヤン・プルシャク(指揮(*))
マレク・カリノフスキ(コントラバス(+))
ポーランド放送クラクフ管弦楽団(+)
シモン・カヴァラ(指揮(+))

録音:1984年1月20-21日、ワルシャワ(*)/1986年6月11-13日、クラクフ(+)

世界初録音。


AP 0228
リシャルト&アレクサンデル・ガブリシ弦楽のための音楽
 リシャルト・ガブリシ(1942-):
  指揮者と弦楽のための小プロローグ
  Es muss sein II(弦楽合奏のための)
  観光ガイド[Il Cicerone](コントラバスと12の弦楽器のための)(+)
 アレクサンデル・ガブリシ(1974-):アブラクサス(弦楽とテープのための)
 リシャルト・ガブリシ:
  おやすみなさい(ボーイソプラノ、コントラバスと弦楽のための)(*/+)

ユリウシュ・フィリプ・チャコン(ボーイソプラノ(*))
アレクサンデル・ガブリシ(コントラバス(+))
カメラータ・インプルス弦楽合奏団
マウゴジャタ・カニョフスカ(指揮)


AP 0229
ユリウシュ・ウーチュク(1927-):翼と手
  管弦楽のための哀歌(グラジナ・バツェヴィチの記念に;1970)(*)
  歌曲集「翼と手」(バリトンと管弦楽のための;1972)(+)
  ワルシャワの伝説(管弦楽のための、子守歌風;1974)(#)

ポーランド国立放送交響楽団(*)
イェジ・カトレヴィチ(指揮(*))
イェジ・アルティシュ(バリトン(+))
ポーランド放送クラクフ管弦楽団(+/#)
レナルト・チャイコフスキ(指揮(+))
ヤヌシュ・プシビルスキ(指揮(#))

録音:1983年4月15日、カトヴィツェ(*)
    1975年3月28日(+)、1980年11月6-7日(#)、クラクフ(+/#)

世界初録音。インレイ(裏ジャケット)では(#)が(+)と誤表記されております。

Luciuk: Wings and Hands, Lamentazioni Grazyna Bacewicz in Memoriam,
 Warsaw Legend Quasi-Lullaby / Polish National Radio Symphony Orchestra,
 Jerzy Katlewicz, Artysz Jerzy, Polish Radio & TV Cracow Orchestra,
 Renard Czajkowski, Janusz Przybylski


AP 0231
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):
  「私は記念碑を打ち建てた」(ソプラノ、バス、合唱と管弦楽のための;2009)(*)
  3つのフレスコ画(管弦楽のための;1986)(+)
  カンタータ「イオアンネス王」(ウィーン包囲戦勝利三百周年、
   バリトン、合唱と管弦楽のための;1983(1982?))(#)

アンナ・ミコワイチク=ニェヴィエジャウ(ソプラノ(*))
ヤロスワフ・ブレンク(バス(*))
インターナショナル・ユニヴァーシティ合唱団(*)
インターナショナル交響楽団(*)
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮(*))
オデッサ・フェスティヴァル交響楽団(*)
ボリス・ロセンフェルト(指揮(+))
アンジェイ・ヒオルスキ(バリトン(#))
ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
シモン・カヴァラ(指揮(#))

録音:2009年6月20日、ポズナン(ポーランド)(*)/2001年5月18日、オデッサ(ウクライナ)(+)
    1982(1983?)年6月25-26日、ジェロナ・グラ(#)


AP 0232
マイケル・ガレット(1944-):ピアノ作品集
  Aux pas I - 12の前奏曲「高地から」Op.15(1981-1982)から Nos.1,2,11
  Aux pas II - 12の前奏曲 Op.21(1983)から Nos.1-5,7,13,10
  Aux pas VIII - 24の前奏曲 Op.118(1997)から Nos.1-4,10
  3拍子の2つの前奏曲 Op.187(2007)
  「キルケの書」Op.10(抜粋;1968-1976)

バルバラ・カラシキェヴィチ(ピアノ)

録音:2009年8月15-16日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

マイケル・ガレットはエドモンド・ラッブラ(1901-1986)に師事したイギリスの作曲家。ケン・ラッセル(1927-)監督の映画音楽を担当し若くして注目を集めました。


AP 0233
ba... ROCKOWO 弦楽五重奏によるロック名曲集
  Runaway(デル・シャノン)/Somebody to love(クイーン)
  Love me tender(エルヴィス・プレスリー)
  Super trouper - Money, money, money(ABBA)/Hey you!(ピンク・フロイド)
  Riders on the storm(ドアーズ)/Hit the road, Jack(レイ・チャールズ)
  Anna Maria(チェルヴォネ・ギタリ)/Yesterday(ビートルズ)
  Just the way you are(ビリー・ジョエル)/Child in time(ディープ・パープル)
  My friend the wind(デミス・ルソス)
  Sorry, seems to be a hardest word(エルトン・ジョン)
  The House of the rising Sun(アニマルズ)/Pod papugami(チェスワフ・ニェメン)
  Whiter shade of pale(プロコル・ハルム)
  [ボーナス・トラック]
  Tango "Por una cabeza"/Hava nagila

シロンスク・カメラリスト弦楽五重奏団
 ダリウシュ・ズボフ、ヤクプ・ウィシク(ヴァイオリン)
 ヤロスワフ・マジェク(ヴィオラ) カテジナ・ビェドロフスカ(チェロ)
 クシシュトフ・コジェン(コントラバス)

録音:2009年10月26-31日、グルノシロンスク・センター・コンサートホール

単にロックをクラシック風にアレンジしただけではなく、クラシックの名曲が織り込まれているのがポイント。「Whiter shade of pale」では曲そのものの種明かしにもなっています。チェルヴォネ・ギタリ(Czerwone Gitary)は1960年代後半に大成功を収めた、「ポーランドのビートルズ」とも称されるロック・グループ。チェスワフ・ニェメン(Czeslaw Niemen;1939-2004)はポーランドのカリスマ的シンガーソングライター。


AP 0234
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.1
  弦楽四重奏曲第1番ニ短調 Op.9
  弦楽四重奏曲第2番ホ長調

フォー・ストリングス四重奏団
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン)
 グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)

録音:2009年7月9、10日、8月23、26日、カトヴィツェ、
    グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール

世界初録音。


AP 0235
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.2
  弦楽四重奏曲第3番ホ長調「幻想四重奏曲」(*)
  ヴィオッティの主題による変奏曲とフーガ(弦楽四重奏曲のための)
  ユーモラスな弦楽四重奏曲ニ長調「各自自己流で」
  向かい合って−トラム二重奏曲−
   音楽のユモレスク(ヴァイオリンとチェロのための)

フォー・ストリングス弦楽四重奏曲
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン) グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トゥジェシュ(チェロ)

録音:2012年10月5-6日、福音教会、ミコルフ、ポーランド(*)
    2012年12月15日、グジェゴシュ・フィテルベルク記念国立音楽学校コンサートホール、
     ホジュフ、ポーランド(*以外)

ジグムント・ノスコフスキはワルシャワに生まれ、ワルシャワとベルリンで学んだ作曲家・指揮者。音楽教師としてカロル・シマノフスキ(作曲家)やグジェゴシュ・フィテルベルク(作曲家・ヴァイオリニスト・指揮者)らを輩出しました。世界初録音。


AP 0236
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):
  弦楽四重奏曲ヘ長調 Op.28(*)
  弦楽四重奏曲イ長調 Op.42(+)

フォー・ストリング・クアルテット
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン)
 グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラスエフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トジェルシュ(チェロ)

録音:2010年8月23-24日(*)、9月18-19日(+)、
    ムオショヴァ(ポーランド)、The Palace & Park Complex

ジェレンスキはポーランド盛期ロマン派音楽を代表する作曲家の一人。


AP 0237
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):室内楽作品集
  ピアノ四重奏曲ハ短調 Op.61(*)
  自作の主題による弦楽四重奏曲のための変奏曲ト短調 Op.21(+)

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ(*))
フォー・ストリング四重奏団
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン)
 グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)

録音:2011年5月27-29日、国立中等音楽学校、カトヴィツェ、ポーランド(*)、
    2010年9月18-19日、パレス&パーク・コンプレックス、ムウォショヴァ、ポーランド(+)

ヴワディスワフ・ジェレンスキはポーランド盛期ロマン派音楽を代表する作曲家の一人。世界初録音。


AP 0238
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ピアノ作品集 Vol.2
  ワルツ(オペラ「ゴプラナ」より)/ユモレスクとガヴォット(2つの小品)Op.18
  2つのサロン小品 Op.11/奇想ワルツ Op.9/6つの性格的小品 Op.17
  夢想 Op.48/オペラ「ゴプラナ」のポプリ

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2010年11月29日、2011年2月13日、
     ワルシャワ、国立第一総合音楽学校コンサートホール

ヴワディスワフ・ジェレンスキはポーランド盛期ロマン派音楽を代表する作曲家の一人。レーベルのウェブサイトには世界初録音。Vol.1: AP 0124。


AP 0239
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
  ソナタ ヘ長調 Op.30/2つのサロン小品 Op.16; ロマンス,悲歌
  2つの小品 Op.29; ロマンス,幻想的舞曲/子守歌 Op.32
  オペラ「ゴプラナ」より 間奏曲
  オペラ「コンラート・ヴァレンロート」より バレエ音楽の断章
  抒情的ワルツ Op.15/ロマンス Op.40

エッセンシャル・デュオ
 グスタフ・チェンジャレク(ヴァイオリン)
 リム・ソヨン(ピアノ)

録音:2010年5月28日、2011年3月26日、ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ

ジェレンスキはポーランド盛期ロマン派音楽を代表する作曲家の一人。世界初録音。


AP 0240
ユリウシュ・ウーチュク(1927-):オラトリオ「泉のほとりの歌」(1996)

ボジェナ・ハラシモヴィチ=ハース(ソプラノ)
ヤツェク・ラシュチコフスキ(テノール)
ヤヌシュ・ボロヴィチ(バリトン)
クラクフ・ポーランド放送合唱団
クラクフ・ポーランド放送室内管弦楽団
ジョゼ・マリア・フロレンシオ(指揮)

録音:1996年8月17日、ロックム(ドイツ)、修道院教会、ライヴ

様々な宗教的背景を持つ14人の作家の作品からテキストを採ったドイツ語歌唱のオラトリオ。世界初録音と表記されています。


AP 0241
ダリウシュ・マズロフスキ(1966-):
  プセウダリア(2011)
  ディヴェルティメント(2010)

ダリウシュ・マズロフスキ(制作・録音)

録音:2010年10月-2011年2月

ポーランドの作曲家マズロフスキによる電子音楽作品。世界初録音と表記されています。


AP 0242
ナディア・ブーランジェのサークルで
 アントニ・シャウォフスキ(1907-1973):オーボエ・ソナタ(1946)(*)
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
  オーボエ・ソナタ(1937)(*)/オーボエ・ソナティナ(1955)(*)
  室内ソナタ(ヴァイオリンとピアノのための;1945)(+)
 イェジ・バウエル(1936-):Dualistyl(オーボエとピアノのための;2002)(*)

ミェチスワフ・パヴラク(オーボエ(*))
バルバラ・トロヤノフスカ(ヴァイオリン(+))
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2004年1月、ウーチ放送(ポーランド)(+)
    2007年4、6月、ウーチ・フィルハーモニー、
     ヘンリク・チシ記念室内楽ホール(ポーランド)(*)

パリに留学しナディア・ブーランジェ(1887-1979)に作曲を師事したポーランドの作曲家たちの作品集。


AP 0243
コシェフスキ、シェリゴフスキ、パヌフニクピアノ三重奏曲集
 アンジェイ・コシェフスキ(1922-):ピアノ三重奏曲(1950)
 タデウシュ・シェリゴフスキ(1899-1963):ピアノ三重奏曲(1956)
 アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):ピアノ三重奏曲(1936)

ポズナン・ピアノ三重奏団
 ラウラ・ソボレフスカ(ピアノ) アンナ・ジューコフスカ(ヴァイオリン)
 ダグニ・チャルネツカ(チェロ)

録音:2009年10月25-28日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

世界初録音と表記されています。


AP 0244
リスト(1811-1886):
  「巡礼の年・第3年」から エステ荘の噴水
  「詩的で宗教的な調べ」から 孤独の中の神の祝福,葬送、1848年10月
ラヴェル(1875-1937):鏡/水の戯れ

パブロ・ミロ(ピアノ)

録音:2010年12月28-30日、クラクフ(ポーランド)、
     ヴワディスワフ・ジェレンスキ国立中等音楽学校コンサートホール

パブロ・ミロは1981年ドイツのカールスルーエに生まれた、スペイン、チリ、フランス、ドイツの血を引くピアニスト。カールスルーエ音楽アカデミーで学んだ後パリでドミニク・メルレに師事。2009年よりポーランドのクラクフの初等・中等音楽学校で教職に就いています。


AP 0245
ポーランドのポズナンで活躍する作曲家たちのフルートのための新作集
 バルバラ・カシュバ(1983-):Geysir
 マリア・チフィクリンスカ:ポーランド民謡による2つのフルートのための変奏曲(*)
 アルトゥル・クロシェル:トラヴァース・モデュレーション(*)
 ヤヌシュ・スタルミェルスキ(1959-):三人の羊飼い(*/+)

エヴァ・ムラフスカ(フルート)
アウスヒルドゥル・ハラルズドウッティル(フルート(*))
グルー・サンヴィーク(フルート(+))

録音:2011年2月15-16日、ポズナン(ポーランド)、アウラ・ノヴァ

世界初録音と表記されています。


AP 0246
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):幸せな時間
  ピアノ曲集「幸せな時間」(1960)
   第1巻(全15曲)/第2巻(全13曲)/第3巻(全10曲)
  若いピアニストのための10の気晴らし(1946)

エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2011年3、6月、ウーチ・フィルハーモニー、ヘンリク・チシ記念室内ホール

タンスマンが子供や10代のピアノ学習者のために書いた親しみやすいピアノ曲集。「幸せな時間」は4巻から成り、巻ごとに徐々に難易度が上がる構成になっています。レーベルのウェブサイトには世界初録音。


AP 0247
ヤロスワフ・アダムス(1960-):理性と感情 室内楽作品集
  はじめに言葉があった Op.6(チェロ合奏のための;2005)(*)
  明暗 Op.3(声と弦楽四重奏のための;2004)(+)
  暫定的音楽 Op.14 No.1(ヴァイオリンとピアノのための;2011)(#)
  6つの虚栄心 Op.1(変則調弦のヴァイオリンのための;2002-2003)から No.6(**)
  Omne trinum perfectum Op.2(3つのヴァイオリンのための;2004)(++)
  水、パン、友情、哲学 Op.13
   (ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための;2007)(##)
  最終的な音楽のスケッチ(無伴奏ヴァイオリンのための;2011)(**)
  愉快な歌 Op.5 No.2(声とヴァイオリンのための;2011)(***)

アンサンブル・チェロ・ファン(11人のチェロ奏者)(*)
フレデリク・オディベール(チェロ独奏、指揮(*))
アンサンブル・クロマティカ
 デルフィーヌ・ジョルジュ(声(+))
 ヤロスワフ・アダムス、マルク・ビュサ(ヴァイオリン(+/++))
 フィリップ・ナクェ(ヴァイオリン(++))
 アグニェシュカ・ライツァ(ヴィオラ(+)) カトルーヌ・マルシャン(チェロ(+))

G・P・テレマン・アンサンブル(##)
 ヤロスワフ・アダムス(ヴァイオリン) ピオトル・サドフスキ(ヴィオラ、指揮)
 マリア・ミクワ(チェロ) アレクサンドラ・サドフスカ(ピアノ)

デルフィーヌ・ジョルジュ(声(***))
ヤロスワフ・アダムス(ヴァイオリン(#/**/***))
ハンナ・ホレクサ(ピアノ(#))

録音:2011年7月、カリアン、フランス(*)/2011年7月、マルセイユ、フランス(+/++/**/***)
    2011年4月、カトヴィツェ、ポーランド(#/**/##)

ヤロスワフ・アダムスはヴァイオリンと音楽全般を学んだ後、1981年から1988年までポーランドの修道院に入り哲学と神学を学び、その研究成果に対しクラクフ司教アカデミーより名誉賞を与えられるという異色の経歴の持ち主。バロック・ヴァイオリンに興味を持ちミラノ市立音楽院でエンリコ・ガッティに師事。フランスに移住し2002年に作曲活動を開始しました。アルバム・タイトル(ラテン語「Logos et Sentiment」)や作品名に哲学者らしさが感じられます。世界初録音。


AP 0248
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.3
  ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 Op.24
   古い歌/モダーンな歌/ブーレ風奇想曲
  ウクライナの小唄(ヴァイオリンとピアノのための)Op.26 No.2a
  子守歌(ヴァイオリンとピアノのための)Op.11
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調

ヨランタ・ソスノフスカ(ヴァイオリン)
ドナート・デアーキ(ピアノ)

録音:2009年7月、2010年2月、ウィーン

世界初録音と表記されています。Vol.1:AP 0234/Vol.2:未発売。


AP 0249
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.13
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ長調 Op.37(1911)
  ロマンス Op.20(1919)
 アウグスト・ヴィルヘルミ編曲:メロディ(Op.1 No.1;1888/1889)
 アルフレート・カイザー編曲:オバド(Op.8 No.3;1891)

イレナ・カリノフスカ=グロフス(ヴァイオリン)
バルバラ・パクラ(ピアノ)

録音:2011年2月25-26日、3月5日、カトヴィツェ国立音楽学校

ストヨフスキはクラクフでパデレフスキらに、パリ音楽院でドリーブ、デュボワらに師事したポーランドの作曲家・ピアニストで、1905年にニューヨークに移住、以後この都市を拠点に合衆国で活躍しました。近年再評価の動きが著しく、ヴァイオリン協奏曲を収めたCD(AP 0221)は当レーベルのベストセラーの一つとなっています。世界初録音と表記されています。


AP 0250
マリアン・サヴァ(1937-2005):オルガン作品集 Vol.5
  祝典入場曲(1998)/3つの悲歌(1995)/ポーランド前奏曲(全2曲;2002)
  ポーランドの教会の歌による前奏曲集(全13曲;2003)
  ソナタ・ハフィス(1995)/トッカータとフーガ(2004)

バルトシュ・パトリク・ジマン(オルガン)

録音:2011年9月7-8日、バジリカ教会、シュトレゴム、ポーランド
使用楽器:1927年、ザウアー社製

マリアン・サヴァはポーランドの作曲家・オリガニスト・即興演奏家・音楽学者・音楽教育者。世界初録音。


AP 0251
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
  2つのフルートのための6つのソナタ
   第4番ヘ長調(Falck 57)/第2番ト長調(Falck 59)
   第6番ヘ短調(Falck 58)/第5番変ホ長調(Falck 56)
   第3番変ホ長調(Falck 55)/第1番ホ短調(Falck 54)

グヴズルーン・ビルギスドウッティル、マルシャル・ナルドー(フルート)

録音:2011年8月4-6日、福音教会、ミコウーフ、ポーランド


AP 0252
イレネウシュ・ウーカシェフスキ(1938-):合唱作品集
  天使(*)/すべて成就する[Tutto è compiuto](+)
  永遠の夜の前にあなたの声を聴かせて(#)/ショパンとデート
  Wykolysalem cie wsrod fal.../優しい淑女よ、歌わないで(#)
  来たれ、主よ/ゆりかごの子守歌/ジティニュの夜/微笑んで、赤ちゃん
  人権を見よ/私たちのイエス/三人の王/ようこそ、幼な児イエス
  メロディー(パデレフスキのピアノ曲より)/あなたはペテロである
  第一旅団/私たちは神に感謝する[Deo Gratias dicamus]

アリツィア・ギエントコフスカ(ソプラノ(#))
ウィエスワヴァ・ウーカシェフスカ(ソプラノ(+))
イザベラ・マンジェイ(ソプラノ(*))
イェジ・ステルマンスキ(テノール(+))
ポーランド室内合唱団
ヤン・ウーカシェフスキ(指揮)


AP 0253
ルボミル・ルジツキ(1883-1953):ピアノを伴う室内楽作品集
  ピアノ五重奏曲ハ短調 Op.35(*)
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための狂詩曲 Op.33(+)
  チェロ・ソナタ イ短調 Op.10(#)

イェジ・ゴジシェフスキ(ピアノ)
ヴィラヌフ弦楽四重奏団
 タデウシュ・ガジナ(第1ヴァイオリン(*/+))
 パヴェウ・ウォサキェヴィチ(第2ヴァイオリン(*))
 リシャルト・ドゥシ(ヴィオラ(*))
 マリアン・ヴァシュウカ(チェロ)

録音:2007年1月17日(#)、2008年5月31日-6月1日(+)、2010年4月29-30日、7月2日(*)、
     ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ

ルジツキはシマノフスキと同世代のポーランドの作曲家。世界初録音。


AP 0254
ALMOST IN THE AIR 古い楽器、新しいサウンド
 植松伸夫(1959-):ロンフォール(RPG「ファイナルファンタジーXI」より)
 ヤン・ティエルセン(1970-):Comptine d'un autre été(映画「アメリ」より)
 久石譲(1950-):菊次郎の夏(映画「菊次郎の夏」より)
 グイード・ポンツィーニ(1985-):Forbidden Clouds
 植松伸夫:ミュージック・ボックス(RPG「ファイナルファンタジーV」より)
 ヤン・ティエルセン:Sur le fil(映画「アメリ」より)
 ジョヴァンニ・ソッリーマ(1962-):Terra Aria
 植松伸夫:ザナルカンドにて(RPG「ファイナルファンタジーX」より)
 久石譲:もののけ姫(映画「もののけ姫」より)
 坂本龍一(1952-):
  Merry Christmas Mr. Lawrence(映画「戦場のメリークリスマス」より)
 フィリップ・グラス(1937-):グラスワークス より オープニング
 木村弓(*):いつも何度でも(映画「千と千尋の神隠し」より)
 久石譲:Madness(映画「紅の豚」より)
 マッシモ・モレッティ(1971-):Flows no. 9
 フィリップ・グラス:Truman Sleeps(映画「トゥルーマン・ショー」より)
 植松伸夫:ゴールドソーサー(RPG「ファイナルファンタジーVII」より)

MG_INC
 グイード・ポンツィーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ミリアム・ファリーナ(ハープ)

録音:パルマ(イタリア)、カヴェア・スタジオ、時期の記載なし

ヴィオラ・ダ・ガンバで現代のノン・クラシカル・ミュージックを演奏するという斬新な企画。グイード・ポンツィーニはチャップマン・スティックおよびエレクトリック・ベースの演奏家として、またゲーム音楽の作曲家として知られるイタリアの若きミュージシャン。意外なことに彼はパルマのアッリーゴ・ボーイト音楽院でロベルト・ジーニにヴィオラ・ダ・ガンバを師事しており、2010年、同音楽院で学ぶハーピスト、ミリアム・ファリーナとデュオ「MG_INC」を結成し未知なるガンバ・サウンドの世界へ足を踏み入れました。そこでバリバリの現代音楽に行かないところが彼の才人たるところで、ご覧のとおりの魅力的なプログラム。半分以上が日本人作曲家の作品というのもうれしいところで、日本のアニメやゲームの音楽がいかにヨーロッパで人気があるかをうかがい知ることができます。(ブックレットに日本語文がないので、日本を中心に売ろうという意図はなかったと思われます。)
(*)メーカーが作曲者を久石譲と誤認していたようで、外装、ブックレットともそのように書かれております。初回生産品の修正は行われないと思われますが、なにとぞご了承ください。


AP 0255
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
  難易度順の4巻のピアノ曲集「子供たちのために」(1933)
  ピアノ小品集(全5曲;1945)

エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2011年7、10月、ウーチ・フィルハーモニー、ヘンリク・チシ記念室内ホール

好評を得ている「ピアノを弾く子供たち」(AP 0205)、「幸せな時間」(AP 0246)に続く、タンスマンが子供や10代のピアノ学習者のために書いた親しみやすいピアノ曲集シリーズ第3作。「子供たちのために」は「幸せな時間」同様、巻ごとに徐々に難易度が上がる構成になっています。世界初録音。


AP 0256
ノスタルジー ショパンをフルートとマリンバで
 ショパン(1810-1849)/クシシュトフ・カチカ&ニコラス・リード編曲:
  前奏曲イ長調 Op.28 No.7/ワルツ イ短調 Op.posth.
  夜想曲ロ短調 Op.9 No.1/ワルツ ロ短調 Op.69 No.2
  夜想曲嬰ハ短調 Op.posth./マズルカ変ロ長調 Op.7 No.1
  前奏曲ホ短調 Op.28 No.4/ワルツ変ニ長調 Op.64 No.1
  ワルツ イ短調 Op.34 No.2/前奏曲変ニ長調 Op.28 No.15
  前奏曲ハ短調 Op.28 No.20/夜想曲変ホ長調 Op.9 No.2
  ロッシーニの「チェネレントラ」の主題による変奏曲
  前奏曲イ長調 Op.28 No.7

クシシュトフ・カチカ(フルート)
ニコラス・リード(マリンバ、ヴィブラフォン)

録音:2011年7月28日、フライブルク音楽大学、ドイツ

フルート奏者とマリンバ奏者のコンビが自ら編曲したショパン。オープニングとエンディングは同じ曲の別テイクです。
クシシュトフ・カチカは1977年ポーランドのトルンに生まれ、マリアンネ・ヘンケル(ミュンヘン音楽大学)、イレーナ・グラフェナウアー(ザルツブルク・モーツァルテウム大学)、ヴォルフガング・シュルツ(ウィーン音楽大学)、ピエール=イヴ・アルトー(パリ音楽院)に師事。2012年現在、広州交響楽団(中華人民共和国)の首席奏者。当レーベルの主力フルーティストとして、すでに3枚のCD(AP 0141, 0145, 0185)をリリースしています。ニコラス・リードはロンドン王立音楽学校、パリ音楽院、フライブルク音楽大学で学んだ打楽器奏者。フライブルク打楽器アンサンブル他いくつかの合奏団のマンバーとして活躍。2010年にはレクチャーのために来日しました。


AP 0257
アドルフ・ミシェク(1875-1955):コントラバス・ソナタ&小品集 Vol.1
  ソナタ第1番イ長調 Op.5
  演奏会用ポロネーズ
  ソナタ第2番ホ短調 Op.6

シモン・マルチニャク(コントラバス)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2011年8月10-11日、12月14-15日、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ


AP 0258
アドルフ・ミシェク(1875-1955):コントラバス・ソナタ&小品集 Vol.2
  ソナタ第3番ヘ長調 Op.7
  スメタナのオペラの主題による幻想曲(*)
  伝説 Op.3

シモン・マルチニャク(コントラバス)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2011年8月10-11日、12月14-15日、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ

アドルフ・ミシェクはチェコ(ボヘミア)生まれのコントラバス奏者・作曲家。ウィーン音楽院を卒業後ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。1918年 のチェコスロヴァキア独立を機にプラハに移り、1920年国民劇場管弦楽団の首席奏者に就任。1934年に引退し、亡くなるまでの20年間はフリーランスの演奏家・作曲家として活躍しました。シモン・マルチニャクは2007年ハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席奏者に就任したポーランドのコントラバス奏者。(*)は世界初録音。


AP 0259
ショパンの教え子たち VI
 ユリアン・フォンタナ
(1810-1869):ピアノ作品全集 Vol.2
  2つのロマンス Op.18/アルバムの綴り、2つのマズルカ Op.15
  練習曲形式の12の性格的小品 Op.9 第2巻(第7-12曲)
  華麗な大ワルツ第2番 Op.13/「魔弾の射手」の主題による華麗な幻想曲 Op.6

フィリップ・ドゥヴォー(ピアノ)

録音:2010年6月、2011年4月、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ、ポーランド

ショパンと同い年の親友にしてピアノの弟子であり、作曲家・ピアニストとしての活動の他、ショパンの作品出版のための写譜や遺作の出版に尽力したフォンタナの作品集第2弾。世界初録音。Vol.1: AP 0160。
フィリップ・ドゥヴォーはジョルジュ・シフラ(1921-1994)に才能を見出され、ポーランドのピアニスト・作曲家ミウォシュ・マギン(1929-1999)に師事したフランスのピアニスト。ポーランドのピアノ音楽のスペシャリストとして活躍しており、すでに師匠マギン(Passavantレーベル)とユリウス・ザレンブスキ(Marcal Classicsレーベル)のCDをリリースしています。


AP 0260
マリア・シマノフスカ(1789-1831):バラード&ロマンス集
  オルタンス女王のロマンス/別れ
  パリのジャルダン・デュ・ロワで物乞いをしていた盲人の嘆き
  ジョゼフィーヌのロマンス
  6つのロマンス
   苦しみと喜び/柳のロマンス/バラード/夜のロマンス/知っている?
   もしも言えたら
  ガリツィン公のロマンス(ピアノ独奏のための編曲版)
  歴史歌曲集(ユリアン・ ウルシン・ニェムツェヴィチのテキストによる)
   カジミェシュ大王(1310-1370)/ポーランド女王ヤドヴィガ(1374-1399)
   ヤン・アルブリフト(1459-1501)/ミハイル・グリンスキー公(1470-1534)の物語
   ステファン・チャルネツキ(1599-1665)
  ヴィリアの歌/塔の歌/アルプハラ、バラード
  シフィテジャンカ(シフィテシ湖の水の精)/2声のカンティレーナ

エリサベト・ザポルスカ(メゾソプラノ)
バルト・ファン・オールト(フォルテピアノ)

録音:2011年6月20-22日、オランダ改革派教会、ローン、オランダ
使用楽器:1825年、ブロードウッド製(ヨープ・クリンクハーメル・コレクション、アムステルダム)

ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト&コンポーザーの先駆けとも称されるポーランドの女性音楽家、マリア・シマノフスカ。ヨーロッパ各地で精力的な演奏活動を行った後、1828年ペテルブルクに移住、ロシア宮廷ピアニストとして活動し、この地で生涯を終えました。彼女の音楽はショパンに影響を与えたとも言われています。
ワルシャワ生まれのメゾソプラノ、エリサベト・ザポルスカは1988年フランスに本拠を移し、2009年にマリア・シマノフスカ協会を創設し総裁に就任。同協会のプロジェクト「Maria Szymanowska (1789-1831) - a Woman of Europe」の一環として制作されたこのCDの録音には、作曲者が活躍した時代に製作されたフォルテピアノが使用されています。弾いているのはオランダの名手バルト・ファン・オールト。世界初録音。


AP 0261
ヘンリク・メルツェル(1869-1928):ピアノ作品集
  3つの性格的小品 Op.5/幻想的小品/練習曲ニ長調 Op.8
  夜想曲イ長調/前奏曲ハ長調/フーガ嬰ハ短調
  ポーランド民謡の主題による変奏曲/W.M.S.の主題によるマズルカ風
  ショパン風ワルツ/オペラ「マリア」から 紡ぎ女

マッティ・アシカイネン(ピアノ)

録音:2008年6月、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ、ポーランド

ヘンリク・メルツェルはジグムント・ノスコフスキ(1846-1909)に作曲を、テオドール・レシェティツキ(1830-1915)にピアノを師事したポーランドの作曲家・ピアニスト・指揮者。ピアノは彼の作曲における中心的楽器でした。マッティ・アシカイネンは1957年はフィンランドのハンカサルミに生まれ、ヘルシンキのシベリウス・アカデミー、グダンスクのモニュシュコ音楽アカデミーで学んだピアニスト。世界初録音。


AP 0262
ショパンの教え子たち VII
 ユリアン・フォンタナ
(1810-1869):ピアノ作品全集 Vol.3
  ウェーバーの思い出−ウェーバーの「オベロン」の主題によるポプリ Op.5
  2つの奇想曲 Op.1 から 不安(No.1)/ポルカ風狂詩曲 Op.19
  12の練習曲形式の性格的小品 Op.9 第1巻(第1−6曲)
  ロリータ−華麗な大ワルツ Op.11
  ベッリーニの「夢遊病の女」の主題による華麗な幻想曲第2番 Op.16

フィリップ・ドゥヴォー(ピアノ)

録音:2010年6月、2011年4月、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ

ショパンと同い年の親友にしてピアノの弟子であり、作曲家・ピアニストとしての活動の他ショパンの作品出版のための写譜や遺作の出版に尽力したフォンタナの、現存する全ピアノ作品録音完結編。世界初録音。Vol.1: AP 0160、Vol.2: AP 0259。
フィリップ・ドゥヴォーはジョルジュ・シフラ(1921-1994)に才能を見出され、ポーランドのピアニスト・作曲家ミウォシュ・マギン(1929-1999)に師事したフランスのピアニスト。ポーランドのピアノ音楽のスペシャリストとして活躍しています。


 [ボーナスCD-EXTRA]
 ユリアン・フォンタナ:夜想曲 Op.20(*)
 アクト・プレアラブル・レーベルの2012年版カタログとMP3サンプル(+)

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ(*))

録音:2011年12月、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ

(*)はフィリップ・ドゥヴォーによる録音セッションの後で楽譜が発見された作品。(+)は「すべてのパソコンで閲覧・再生可能」と表示されておりますが、弊社は動作を保証いたしません。なにとぞご了承ください。


AP 0263
ルボミル・ルジツキ(1883-1953):ピアノ作品集 Vol.1
  バラディナ[Balladyna](詩曲)Op.25/ナイチンゲール Op.55
  波の戯れ[Gra fal (Im Spiel der Wellen)]Op.4
  4つの即興曲 Op.6/4つの間奏曲 Op.42/3つの小品 Op.15
  5つの幻想小曲 Op.46

ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(ピアノ)

録音:2012年4月28-29日、ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ

ヴァレンティナ・セフェリノヴァはブルガリアのピアニスト。世界初録音。


AP 0264
ヤン・バプティスタ・クレチンスキ(1756-1828):
  6つの弦楽三重奏曲 Op.4(1797)から
   第1番ハ長調/第2番ト長調/第6番イ長調

アレグリヤ弦楽三重奏団
 マリア・ミウコフスカ(ヴァイオリン)
 マグダレナ・シェルピエン=ヴィヴィロツカ(ヴィオラ)
 プシェミスラフ・ヴィエルズバ(チェロ)

録音:2012年8月22-24日、福音教会、ミコルフ、ポーランド


AP 0265
ヤン・バプティスタ・クレチンスキ(1756-1828):
  6つの弦楽三重奏曲 Op.4(1797)から
   第3番ニ長調/第4番変ホ長調/第5番変ロ長調

アレグリヤ弦楽三重奏団
 マリア・ミウコフスカ(ヴァイオリン)
 マグダレナ・シェルピエン=ヴィヴィロツカ(ヴィオラ)
 プシェミスラフ・ヴィエルズバ(チェロ)

録音:2012年8月22-24日、福音教会、ミコルフ、ポーランド

AP 0264、AP 0265はび当レーベル主催の第9回「知られざるポーランド音楽録音コンクール」(2012)でグランプリを獲得したアレグリヤ弦楽三重奏団の自主制作音源をCD化したもの。ヤン・バプティスタ・クレチンスキはモーツァルトと同年にポーランドのカルヴィナに生まれたヴァイオリン奏者・作曲家・指揮者。ヴェネツィア、ブラチスラヴァで活躍した後、1795年ウィーンに移住。トーンキュンストラー協会管弦楽団員および指揮者、宮廷オペラ楽団員、ケルトナートーア劇場指揮者、を務め、ウィーンで没しました。アレグリヤ弦楽三重奏団はポーランド、キェルツェのオスカル・コルベルク・シフィエントクシスカ・フィルハーモニー管弦楽団の若手メンバーにより2010年に結成されたトリオ。モダーン楽器を使用しています。


AP 0266
ハンス・フーバー(1852-1921):ヴァイオリンとピアノのための作品集
  ソナタ第2番変ロ長調 Op.42(+)
  ソナタ第7番ト長調「グラツィオーサ」Op.119(*)
  詩的小品集 Op.99 から(+)
   前奏曲/夢想/レントラー/小さな子守歌/スケルツィーノ
   ワルツ/小さなロマンス/夜曲/エピローグ

アグニェシュカ・マルハ(ヴァイオリン)
トマシュ・パヴウォウスキ(ピアノ)

録音:2010年2月(*)、2011年2月(+)、
     フリデリク・ショパン音楽大学コンサートホール、ワルシャワ

フーバーはスイス(ドイツ語圏)の作曲家。世界初録音。アグニェシュカ・マルハはワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学(博士号を取得)、南オランダ高等音楽学校(マーストリヒト)、スイスのベルン音楽大学およびバーゼル・スコラ・カントールム(キアラ・バンキーニにバロック・ヴァイオリンを師事)で学んだポーランドのヴァイオリン奏者。オピウム弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンも担当しています。前作であるジグムント・ストヨフスキのヴァイオリン協奏曲他を収めたCD(AP 0221)は当レーベルのベスト・セラーの一つとなっています。


AP 0267
フランチシェク・ブジェジンスキ(1867-1944):ピアノ作品全集
  三部作(前奏曲とフーガの組曲)Op.5/ポロネーズ組曲 Op.4
  トッカータ Op.7/ワルツ/主題と変奏曲 Op.3

バルバラ・パクラ(ピアノ)

録音:2012年2月2-3、9日、総合音楽学校(ZPSM)コンサートホール、カトヴィツェ、ポーランド

フランチシェク・ブジェジンスキはワルシャワに生まれレーガー他に師事したポーランドの作曲家・音楽批評家・ジャーナリスト。世界初録音。


AP 0268
マチェイ・マウェツキ(1940-):
  フレデリックの夢(2010)/弦楽四重奏曲第1番(1994)
  弦楽四重奏曲第2番(1997)/弦楽四重奏曲第3番(2012)

オピウム弦楽四重奏団
 アグニェシュカ・マルハ(第1ヴァイオリン) アンナ・シャリンスカ(第2ヴァイオリン)
 マグダレナ・マウェツカ(ヴィオラ) オルガ・ウオサキェヴィチ=マルツィニャク(チェロ)

録音:2012年1月24日、4月10日、8月1日、
     ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ

マウェツキは新古典主義者を自認するポーランドの作曲家。ポーランドの若手女性弦楽器奏者により2004年に結成されたオピウム弦楽四重奏団による演奏。


AP 0269
ラフマニノフ、ショパン、ムソルグスキーピアノ作品集
 ラフマニノフ(1873-1943):ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(第2版;1931)
 メンデルスゾーン(1809-1847)/リスト(1811-1886)編曲/
  ウラディーミル・ホロヴィッツ(1903-1989)編曲:結婚行進曲と変奏曲
 ショパン(1810-1849):
  アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
  スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
 ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」

クリスティアン・トカチェフスキ(ピアノ)

録音:2012年7月25-26日、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ、ポーランド

クリスティアン・トカチェフスキは1980年ポーランドのタルヌフに生まれ、ヴロツワフ音楽アカデミーでオルガ・ルジナに、ハートフォード大学ハート音楽院(アメリカ合衆国コネチカット州)でオクサーナ・ヤブロンスカヤに師事したヴィルトゥオーゾ・タイプのピアニスト。


AP 0270
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):ピアノ演奏の上達
  遊ぶ子供たち(ピアノのための13の平易な小品)
  レクリエーション(ピアノのための6つの小品)
  ピアノ演奏の上達(第1巻全10曲/第2巻全9曲)
  ピアノのための平易な小品(子供のための10の小品)

エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2012年7月、ウーチ・フィルハーモニー・ヘンリク・チシ記念室内ホール、ポーランド

好評を得ている「ピアノを弾く子供たち」(AP 0205)、「幸せな時間」(AP 0246)、「子供たちのために」(AP 0255)に続く、タンスマンが子供や10代のピアノ学習者のために書いた親しみやすいピアノ曲集シリーズ第4作。世界初録音。


AP 0271
フランチシェク・ブジェジンスキ(1867-1944):
  ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.6(*)
ユゼフ・ジグムント・シュルツ(1875-1956):
  ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.61(+)

イレナ・カリノフスカ=グロフス(ヴァイオリン)
バルバラ・パクラ(ピアノ)

録音:2012年2月1日、総合音楽学校(ZPSM)コンサートホール、カトヴィツェ、ポーランド(*)
    2012年7月31日、8月1日、サロン・ブリュトナー、カトヴィツェ、ポーランド(+)

世界初録音。


AP 0272
モーツァルト(1756-1791):ピアノ作品集 Vol.1
  ソナタ第5番ト長調 K.283/ソナタ第7番ハ長調 K.309
  ソナタ第9番ニ長調 K.311/幻想曲ニ短調 K.397
  ソナタ第16(17)番変ロ長調 K.570

ガブリエーレ・トマセッロ(ピアノ)

録音:2012年7月6-8日、ローマ、イタリア

ガブリエーレ・トマセッロはシチリアのカターニアに生まれたイタリアのピアニスト。


AP 0273
趣向を凝らして ユダヤの音楽
 伝承曲:チリビン・チリボン[Tschiribim, Tschiribom]
 ダヴィド・ゼハヴィ:わが神よ、わが神よ[Eli, Eli]
 ヴォイテク・ムロゼク:サムエルの娘[Smiech Samuela]
 伝承曲:われは目を上げて山を望む[Esa Einai](詩篇121)
 伝承曲:歓喜せん[Hava Nagila]
 モルデハイ・ゼイラ:夜だった[Hayu Leylot]
 伝承曲:王国(マイム・マイム)(*)
 モルデハイ・ヤコブソン:見よ、兄弟が共に住む[Hine Ma Tov](詩篇133)
 ナオミ・シェメル:おお、わが祖国よ[Hoy Artzi Moladti]
 モルデハイ・ゼイラ:ライラ、ライラ[Layla, Layla]
 ジョン・ウィリアムズ:映画「シンドラーのリスト」のテーマ
 ジェレミー・ボック:もしも私が金持ちだったら
 サミュエル・コーエン:希望[Hatikvah](イスラエル国歌)
 [ボーナス・トラック]
 伝承曲:さあ、ヤーナ[Ajde Jano]
 ヤイル・ダラル:あなたの瞳の霧を通して(*)

シロンスク室内五重奏団
 ダリウシュ・ズボフ、ヤクプ・ウィシク(ヴァイオリン)
 ヤロスワフ・マルゼツ(ヴィオラ) カタジナ・ビェドロフスカ(チェロ)
 クシシュトフ・コルゼン(コントラバス)

カロル・ズボフ(打楽器(*))

録音:2012年7月、メトスタジオ、ボブロヴニキ、ポーランド


AP 0274
バイルト、クラウゼ、ブルズドヴィチ、ウーチュク
 メゾソプラノと室内楽のための歌曲集
 タデウシュ・バイルト(1928-1981):トルヴェールの歌
   (アルトまたはメゾソプラノ、2つのフルートとチェロのための;全7曲)(*)
 ジグムント・クラウゼ(1938-):マレーのパントゥン
   (3つのフルートとアルトまたはメゾソプラノのための;全3曲)(+)
 ヨアンナ・ブルズドヴィツ(1943-):波止場のデッサン
   (メゾソプラノ、フルート、ピアノと打楽器のための7つの小品)(#)
 ユリウシュ・ウーチュク(1927-):抒情的肖像
   (ソプラノまたはメゾソプラノ、2つのヴァイオリン、チェロと
   ピアノのための;全5曲)(**)

リリアナ・グルスカ(メゾソプラノ)
ドロタ・ドンブロフスカ(フルート(*/+/#))
アレクサンドラ・ピルチ(フルート(*/+))
マリウシュ・ムルチェク(チェロ(*))
アンナ・ガジンスカ(フルート(+))
シモン・モルス(指揮(+))
アンナ・ミコロン(ピアノ(#))
ピオトル・スット(打楽器(#))
アルトゥル・ミリアン、アンナ・ムラハチ(ヴァイオリン(**))
クシシュトフ・コジャテク(チェロ(**))
マルチン・クハジェフスキ(ピアノ(**))
カタジナ・ボヤルニェツ(指揮(**))

録音:2011年、レコーディング・スタジオ、スタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミー、
     グダンスク、ポーランド

(+)(#)のフルート奏者の(割り振りの)表示が不足しているため弊社で推定いたしました。世界初録音。


AP 0275
ロマン・マチェイェフスキ(1910-1998):ヴァイオリンとピアノのための作品集
  パガニーニの奇想曲 Op.1 No.24/パガニーニの奇想曲 Op.1 No.16
  ソナタ/パガニーニの奇想曲 Op.1 No.5/パガニーニの奇想曲 Op.1 No.9
  パガニーニの奇想曲 Op.1 No.13/夜想曲
  パガニーニの奇想曲 Op.1 No.14/パガニーニの奇想曲 Op.1 No.17

マチェイ・ワベツキ(ヴァイオリン)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2012年3、6月、ヘンリク・チシ記念室内楽ホール、ウーチ・フィルハーモニー、
     ウーチ、ポーランド

ロマン・マチェイェフスキはベルリンに生まれたポーランド人作曲家。ベルリン、ワルシャワで学んだ後パリでナディア・ブーランジェに師事、その後ポーランドには戻らずフランス、イギリス、スウェーデン、アメリカ合衆国に移住し、再度渡ったスウェーデンで没しました。世界初録音。上記曲目の作品番号はパガニーニの原曲のものです。


AP 0276
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):歌曲集
  8つの日本の歌「Kaï-Kaï」(1918)/5つの歌(1927)
  「音楽のための詩集」(1934)から 6つの歌
  シェークスピアの4つのソネット(1955)

マウゴジャタ・ヴォルトマン=ジェブロフスカ(メゾソプラノ)
バルバラ・ドモホフスカ(ピアノ)

録音:2013年2月1日、アウラ・ノヴァ(新ホール)、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、
     ポズナン、ポーランド

「8つの日本の歌」はポーランドの詩人レミギウシュ・クフャトコフスキ(1884-1961)による日本の短歌のポーランド語訳詞に作曲した歌曲集。1933年、タンスマンが来日した際、萩野綾子の歌とタンスマンのピアノで日本初演されました。世界初録音。


AP 0277
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ピアノを伴う室内楽作品集
  ピアノ三重奏曲ホ長調 Op.22(1875)(*)
  ロマンス(チェロとピアノのための)Op.40(1885)
  チェロとピアノのための抒情的ワルツ集 Op.15(出版:1871)
  子守歌 ヘ長調(チェロとピアノのための)Op.32(1880)

レゼクスプロラテュール
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(ヴァイオリン(*)) ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)

録音:2011年5月27-29日、K・シマノフスキ記念国立中等音楽学校、カトヴィツェ、
     ポーランド(*)
    2013年2月23-24日、ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ、ポーランド(*以外)

ヴワディスワフ・ジェレンスキはポーランド盛期ロマン派を代表する作曲家の一人。1888年、クラクフ音楽院の初代院長に就任しました。世界初録音。


AP 0278
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):ピアノを伴う室内楽作品集 Vol.1
  ピアノ三重奏曲イ短調 Op.17(*)
  ドレスデンの思い出(オーボエ、チェロとピアノのための)Op.47(+)
  涙(ヴァイオリンとピアノのための)Op.41(#)
  ヴァイオリンとピアノのための序奏と変奏曲 Op.18(#)

レゼクスプロラテュール
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ) アンナ・オルリク(ヴァイオリン(*/#))
ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ(*/+)) グジェゴシュ・ステツ(オーボエ(+))

録音:2012年10月13-14日(*)、2013年2月23-24日(+/#)、ポーランド放送スタジオS2、
     ワルシャワ、ポーランド(*以外)

イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキは3歳下のショパンとともにワルシャワ音楽院でユゼフ・エルスネル(1769-1854)に学んだ作曲家。ショパンとは対照的にポーランド国内で活躍し、オペラや交響曲を含む幅広いジャンルの作品を残しました。世界初録音。


AP 0279
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):ピアノを伴う室内楽作品集 Vol.2
  ヴァイオリンとピアノのための序奏と変奏曲 Op.9(*)
  ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 Op.32(*)
  涙(チェロとピアノのための)Op.41(+)
  ドレスデンの思い出(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)Op.47(*/+)
  フルートとピアノのための序奏と変奏曲 Op.18(#)
  フルートとピアノのためのポーランド風ロンド Op.42(#)

レゼクスプロラテュール
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ) アンナ・オルリク(ヴァイオリン(*))
 ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ(+)) ヤゴダ・ソコウォフスカ=オドノヴァン(フルート(#))


AP 0280
ボグスワフスキ、クシャノフスキアコーディオンのための作品集
 エドヴァルト・ボグスワフスキ(1940-2003):アコーディオンのためのサプリメント(*)
 アンジェイ・クシャノフスキ(1951-1990):アコーディオン・クアルテット第1番(+)
 エドヴァルト・ボグスワフスキ:
  ポーランド民謡集(合唱、アコーディオン・アンサンブルと打楽器のための)(#)

エヴァ・グラボフスカ=リス(アコーディオン)
ダニエル・リス(アコーディオン(+/#))
レシェク・コウォジェイスキ、エネアシュ・クビト(アコーディオン(+))
ピオトル・ホウォウォヴィチ、アグニェシュカ・バギンスカ(アコーディオン(#))
マルチン・ヤブウォンスキ、アダム・ポテラ(バスアコーディオン(#))
パウリナ・ドジャズゴフスカ(打楽器(#))
マグダレナ・セマン(ソプラノ(#))
カトヴィツェ音楽アカデミー室内合唱団(#)
チェスワフ・フレウント(指揮(#))

録音:2012年10月5日(+)、23日(*)、国立総合音楽学校、ビェルスコ=ビャワ、ポーランド

世界初録音。


AP 0281-83
(3CD)
マリア・シマノフスカ(1789-1831):ピアノ作品全集
  [CD 1]
  6つのメヌエット
  今は亡きユゼフ・ポニャトフスキ公を称える国民的歌謡によるポロネーズ
  ささやき(夜想曲)/ポーランド舞曲
  24のマズルカまたはポーランドの国民的舞曲
  コティヨン、または形容的ワルツ/ささやき(3手連弾のための夜想曲)(*)
  3手連弾のための4つのワルツ; ヘ長調(*),ヘ短調(+),ヘ長調(#),ト短調(**)
  夜想曲変ロ長調
  [CD 2]
  ジョコンドのロマンスによる奇想曲/4手連弾のための大ワルツ(++)
  チェロを伴うセレナード(C)
  様々なジャンルの18の舞曲(第7曲のみ3手連弾(**))
  幻想曲/アレクサンドル・ガリーツィン公のロマンス
  [CD 3]
  20の練習曲と前奏曲/6つの行進曲
  ヴァイオリンを伴うディヴェルティメント(V)

スワヴォミル・P・ドブジャンスキ(ピアノ) ヤンカ・クライチョヴァ(ピアノ(*))
エドゥアルド・オロスコ(ピアノ(+))
トマス・アルベリチ(ピアノ(#))
バリー・チ・ジャン(ピアノ(**)) ヴァージニア・ヒュースター(ピアノ(++))
チュン・チャウ(チェロ(C))
ブランカ・ベドナシュ(ヴァイオリン(V)

録音:2011年6月23日、11月18日、12月6日、2012年2月15日、オール・フェイス・チャペル、
     カンザス州立大学、マンハッタン、カンザス州、アメリカ合衆国(#/C/V以外)
    2011年10月1日、ディッキンソン大学、カーライル、ペンシルヴェニア州、
     アメリカ合衆国(#/C/V)

ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト&コンポーザーの先駆けとも称されるポーランドの女性音楽家、マリア・シマノフスカ。ヨーロッパ各地で精力的な演奏活動を行った後、1828年ペテルブルクに移住、ロシア宮廷ピアニストとして活動し、この地で生涯を終えました。彼女の音楽はショパンに影響を与えたとも言われています。
スワヴォミル・P・ドブジャンスキはワルシャワのショパン音楽アカデミーとコネチカット大学で学んだピアニストでカンザス州立大学准教授。マリア・シマノフスカの伝記を英語で書いた最初の著作家でもあります。世界初録音。


AP 0284
マイケル・キンバー(1945-):ヴィオラのための音楽
  3つのアメリカの印象/12の奇想曲 から 6曲/Murovisation
  ヴィオラ・ファイト・ソング(*)/ラ・フォリア(*)
  クリスマス・メドレー(*)/ジングル・ベル(*)
  スペインの様式による2つの小品(*)/ダンシング・ヴィオラ(*)
  I really love to play viola(*)/I am lost without my beautiful viola(*)
  奇想曲変イ長調

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)
エディタ・ヘジェルスカ、ユステュナ・コヴァルチク、
アレクサンドラ・バザン(ヴィオラ(*))

録音:2013年3月27日(*)、2013年4月17日(*以外)、アウラ・ノヴァ(新ホール)、
     I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド

マイケル・キンバーはアメリカ合衆国のヴィオラ奏者・作曲家。1965年頃から1985年まではヴィオラの学習と演奏に専念していました。2004年以来アイオワ・シティを本拠に活躍しています。世界初録音。


AP 0285
ヴィトルト・マリシェフスキ(1873-1939):ヴァイオリンとピアノのための作品集
  ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.1(1902)
  4つの小品 Op.20(1923)

レゼクスプロラテュール
 アンナ・オルリク(ヴァイオリン(*)) ユゼフ・コリネク(ヴァイオリン(+))
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2013年、ポーランド放送スタジオ、ポーランド

ヴィトルト・マリシェフスキはペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに師事したポーランド人作曲家。1913年オデッサ音楽院の創立者となり初代院長に就任、ダヴィド・オイストラフ、エミール・ギレリスらを輩出しました。1921年、ソヴィエト政権の迫害によりポーランドに出国。ロシアにおける彼の名誉・功績はすべて消し去られ、オデッサ音楽院創立者も他人にすり替えられてしまいました。ポーランドではワルシャワ音楽協会総裁、第1回ショパン国際ピアノ・コンクール委員長、ワルシャワ音楽院教授等の要職を歴任。作風は「古典的ネオ・ロマンティシズム」と称され、門下生である作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキは後年、彼の講義を絶賛していました。


AP 0286
リリ&ナディア・ブーランジェ歌曲集
 リリ・ブーランジェ(1893-1918):
  連作歌曲「空の晴れ間」(フランシス・ジャメの詩による)
   Elle était descendue au bas de la prairie / Elle est gravement gaie
   Parfois, je suis triste / Un poète disait / Au pied de mon lit
   Si tout ceci n'est qu'un pauvre rêve / Nous nous aimerons tant
   Vous m'avez regardé avec toute votre âme / Les lilas qui avaient fleuri
   Deux ancolies se balancaient / Par ce que j'ai souffert
   Je garde une médaille d'elle / Demain fera un an
 ナディア・ブーランジェ(1887-1979):
  夕日/悲歌/祈り/頌歌/ヴェルサイユ/歌/冬の夕べ

アンナ・ファブレッロ(ソプラノ)
ラファウ・レヴァンドフスキ(ピアノ)

録音:2012年6月、グダンスク音楽アカデミー・スタジオ、グダンスク、ポーランド

薄命の女性作曲家リリ・ブーランジェとその姉で音楽教育者として名高いナディア・ブーランジェの歌曲。アンナ・ファブレッロはグダンスク音楽アカデミーを卒業後、2005年以来グダンスクのバルティック・オペラのソリストを務めているポーランドのソプラノ。


AP 0287
グジェゴシュ・フィテルベルク(1879-1953):
  5つの歌(リヒャルト・デーメルの詩による)Op.21(*)
   浜辺で,秘めごと,いったい,暗闇の声,明るい夜
  6つの歌 Op.22(*)
   眠りが私を運ぶ,私の窓から,夕べ,私の唇,世界に雲が広がる,憂鬱
  ピアノ三重奏曲ヘ短調 Op.10(+)

エヴァ・ビェガス(ソプラノ(*))
タラジナ・マコフスカ(ピアノ)
アダム・モクルス(ヴァイオリン(+))
ナタリア・クジャツ(チェロ(+))

録音:2013年3月16日、7月4-5日、K・シマノフスキ総合音楽学校コンサートホール、
     カトヴィツェ、ポーランド(*)
    2013年7月12、14日、K・シマノフスキ音楽アカデミー、カトヴィツェ、ポーランド(+)

グジェゴシュ・フィテルベルクは現ラトヴィア出身のポーランド人作曲家・指揮者・ヴァイオリニスト。3歳年下の作曲家シマノフスキ(1882-1937)の理解者・協力者で、その音楽の普及に尽力しました。世界初録音。


AP 0288
オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1931):教会音楽全集 Vol.1
  アヴェ・マリア(S/A/O)/暁の星(S/O)/穢れなき聖女(A/O)
  めでたし海の星(C)/悲しみの聖母は立ち(B)/苦しむ者を慰める人(A)
  罪人たちの天(S)/優しき淑女に祝福あれ(B)/アヴェ・マリア Op.30(C)
  ミサ・ポロニカ Op.38(T/O)/かくも大いなる秘跡を(C)
  主よ、われは御身に向かい叫ぶ(B/O)/主よ、御身の恵みは(A/B/O)
  悲しみが襲う時(S/O)/おお、救いのいけにえ(C)

カタジナ・ドンダルスカ(ソプラノ(S))
エヴァ・マルチニェツ(アルト(A))
ピオトル・クシェヴィチ(テノール(T))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(B))
アートン・ヴォイシズ(合唱(C))
エヴァ・リテル(オルガン(O))

オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキはポーランドのウクナイナ国境の町ベウツ(現ウクライナ)に生まれた作曲家・教師。チェルニウツィー(ウクライナ)で音楽教育を受けた後、リヴィウ(ウクライナ)とおそらくウィーンで学び、ポーランド語の教師を務めながら作曲家、編曲家、合唱指揮者、ピアニストとして活躍しました。世界初録音。


AP 0289
モーツァルト(1756-1791):ピアノ作品集 Vol.2
  ソナタ第8番イ短調 K.310/ソナタ第9番ニ長調 K.311
  ソナタ第10番ハ長調 K.330/ソナタ第12番ヘ長調 K.332
  ソナタ第15番ハ長調 K.545

ガブリエーレ・トマセッロ(ピアノ)

録音:2013年1月14-16日、ローマ、イタリア

Vol.1: AP 0272。


AP 0290
ナイチンゲール コロラトゥーラ・ソプラノのための歌曲集
 アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851):ナイチンゲール
 リムスキー=コルサコフ:ばらの虜になったナイチンゲール Op.2 No.2
 ドリーブ(1836-1891):ナイチンゲール(+)
 スタニスワフ・ニェヴャドムスキ(1859-1936):私のナイチンゲール Op.24 No.7
 ヴワディスワフ・ジェレンスキ:私のナイチンゲール
 エヴァ・デラックア(1856-1930):ヴィラネッレ(*)
 シューマン(1810-1856):夏の安らぎ(*)
 トマス・ヘインズ・ベイリー(1797-1839):蝶になれたら
 ルドミル・ルジツキ(1883-1953):たいらんちょう(太蘭鳥)
 エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):るりつぐみ(ブルーバード)
 サン=サーンス(1835-1921):
  ナイチンゲール/ナイチンゲールとばら(ヴォカリーズ)
 ドミニク・アージェント(1927-):春
 ベルク(1885-1935):ナイチンゲール
 シマノフスキ(1882-1937):ナイチンゲール Op.31 No.2
 プフィツナー(1869-1949):恋人がひわのように歌い Op.33 No.5
 フランツ・グローテ(1908-1982):
  ナイチンゲールの歌(+)/雨の滴に濡れた小枝/生命のメロディー(*)
  ひばりとヴァイオリン弾き(*)

カタジナ・ドンダルスカ(コロラトゥーラ・ソプラノ)
ナタン・ドンダルスキ(ヴァイオリン(*))
カタジナ・チェルヴィンスカ=ゴシュ(フルート(+))
アンナ・ミコロン(ピアノ)

録音:2013年、ヤヌシュ・ハイドゥン・コンサート・スタジオ S-3、グダンスク放送、
     グダンスク、ポーランド

カタジナ・ドンダルスカはドイツのヴュルツブルク音楽アカデミーで声楽とヴァイオリンを学びマイスタークラス・ディプロマを取得、さらにグダンスク音楽アカデミーで博士号を取得したポーランドのコロラトゥーラ・ソプラノ。


AP 0291
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):ピアノ作品集 Vol.1
  2台のピアノのための幻想曲 Op.42(*/+)/タランテッラ Op.4(*)
  サロン用ワルツ Op.7(+)/幻想曲とフーガ Op.25(*)
  タランテッラ第2番 Op.35(+)/夜想曲 Op.37(*)/奇想ワルツ Op.46(+)
  夢 Op.45 No.1(*)/演奏会用ワルツ第3番(四手連弾のための)Op.3(*/+)

ヴァ・イ・ヴェ・ピアノ・デュオ
 ヴァレンティーナ・セフェリノヴァ(ピアノ(*))
 ヴェネーラ・ボイコヴァ(ピアノ(+))

録音:2013年7月19-20日、ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ、ポーランド

パリ音楽院で学んだユゼフ・ヴィエニャフスキは兄ヘンリク(ヴァイオリン奏者・作曲家)のピアノ伴奏者を10年近く務めた後独立した道を歩み始め、ドイツのヴァイマールでリストにピアノを、ベルリンでアドルフ・マルクス(1795-1866)に作曲を学び、パリ、モスクワ、ブリュッセルでヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、作曲家およびピアノ教授として活躍しました。作品は兄ほどには認められませんでしたが、近年ポーランドにおいて録音が増えてきており国際的にも再評価されそうな勢いです。Vol.1:AP 0184。


AP 0292
アントニ・ルトコフスキ(1859-1884):
  ピアノ三重奏曲ト短調 Op.13(*)
  ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op.5(+)

パヴェウ・ククリンスキ(ヴァイオリン)
タデウシュ・サメレク(チェロ(*))
マチェイ・ガンスキ(ピアノ(*))
ラファウ・レヴァンドフスキ(ピアノ(+))

録音:2013年5、6月、ヤヌシュ・ハイドゥン・コンサート・スタジオ、グダンスク放送、
     グダンスク、ポーランド(*)
    2013年3、5月、S・モニュシュコ音楽アカデミー・コンサートホール、
     グダンスク、ポーランド(+)

アントニ・ルトコフスキはワルシャワの貧しい大家族に生まれながら音楽愛好家たちの援助を受けて才能を開花させ、ユリウス・ヤノティ(1819-1883)にピアノ、モニュシュコ(1819-1872)に和声、ヴラディスラフ・ジェレンスキ(1837-1921)に作曲を師事した作曲家・ピアニスト。1881年から1883年までジグムント・ノスコフスキ(1846-1909)の個人教授を受け将来を嘱望されましたが、肺結核のため若くして亡くなりました。世界初録音。


AP 0293
ユリウシュ・ウーチュク(1927-):
  ラクイラへのオマージュ(ソプラノ、バスと弦楽十重奏のための;2013)(*)
  実現(ヴァイオリン、チェロとコントラバスのための4つの回顧;2012)
   感傷的回顧(+)/抒情的回顧(#)/劇的回顧(**)/輝かしい回顧(+/#/**)

ボジェナ・ハラシモヴィチ(ソプラノ(*))
ダリウシュ・シェドリク(バス(*))
ウーチュク・ファミリー弦楽十重奏団(*)
パスクアーレ・ヴェレーノ(指揮(*))
クシシュトフ・ヴォイチュク(ヴァイオリン(+))
ヨアンナ・ウーチュク=カリノフスカヤ(チェロ(#))
マレク・カリノフスキ(コントラバス(**))

録音:2013年5月22日、ライヴ、第25回記念クラウフ国際現代音楽祭、クラクフ、ポーランド

新古典主義者としてポーランドの現代音楽をリードしてきた長老作曲家ウーチュクの新作の世界初録音。(*)は作曲者が2012年に訪れたイタリアの町ラクイラに捧げた作品で、当盤にはその初演が収録されています。ウーチュク・ファミリー弦楽十重奏団はウーチュクの孫である三人の奏者を中心とする親族で構成されたアンサンブル。(+)(#)(**)もそのメンバーです。


AP 0294
ポーランドとノルウェーの作曲家たち 室内楽新作集
 アダム・ドムラト:真昼の魔女[The Noon-Witch](2013)
   エヴァ・ムラフスカ(フルート)
   ニーナ・マルグレート・グリームスドウッティル(ピアノ)
 コンラド・ミカル・エールン:三重奏曲[Trio](2013)
   エヴァ・ムラフスカ(フルート) マリウシュ・デレヴェツキ(ヴァイオリン)
   マチェイ・マズレク(ピアノ)
 エヴァ・ファビアンスカ=イェリンスカ:アラベスク I[Arabeska I](2012)
   ナタリア・フジツカ(フルート) グジェゴシュ・ルンディ(ピアノ)
 エヴァ・ファビアンスカ=イェリンスカ:アラベスク II[Arabeska II](2013)
   ヴォイチェフ・イェリンスキ(トロンボーン)
   ニーナ・マルグレート・グリームスドウッティル(ピアノ)
 アグニェシュカ・ズドロイェク=スホドルスカ(1976-):印象[Impressions](2013)
   アーシルドゥル・ハラルズドウッティル、マレク・ココフスキ(フルート)
 アンデシュ・トルグンルド・レスホル(1988-):
  青を通して見える[Glimpsing through blue](2013)
   ラーシュ・アスビョルンセン(フルート) マリウシュ・デレヴェツキ(ヴァイオリン)
   マチェイ・マズレク(ピアノ)
   ニーナ・マルグレート・グリームスドウッティル(ピアノ)
 アルトゥル・クロスヘル[クロシェル]:溶解[Tauen](2012)
   アーシルドゥル・ハラルズドウッティル(フルート)
   ニーナ・マルグレート・グリームスドウッティル(ピアノ)
     コンラド・ミカル・エールン:サラバンド(2013)
   パヴェウ・クロチェク(クラリネット) ナタリア・マクフ(チェロ)
   ハンナ・タルハワ(ピアノ)
 トマシュ・チタク(1988-):ココ[Koko](2013)/ヴィルココ[Virkoko](2013)
   アーシルドゥル・ハラルズドウッティル、アンジェイ・ウェゴフスキ、
   エヴァ・ムラフスカ、エヴァ・ミゼルスカ(フルート)

録音:2013年7月28日-8月8日、M・カルウォヴィチ記念国立中等音楽学校ポズナン・ホール、
     ポズナン、ポーランド

コンラド・ミカル・エールン、アンデシュ・トルグンルド・レスホルはノルウェーの、他はポーランドの作曲家。フルートを含む作品が多く収録されています。


AP 0295-99
(5CD)
ウニヴェルシタス・カンタート(国際大学合唱祭)1998-2011 ファイナル・コンサート
 ズビグニェフ・コズプ(1960-):聖霊のリタニア[Litania ad Spiritum Sanctum]
   (ソプラノ、朗読、混声合唱、オルガンと管弦楽のための;1998)
 ドナタ・ホッペル(ソプラノ) ズビグニェフ・グロハル(朗読)
 スワヴォミル・カミンスキ(オルガン) アンナ・コズプ(鍵盤楽器) 他
 マルチン・ソポリンスキ(指揮)
 ヴォイチェフ・キラル(1932-):
  お告げの祈り[Angelus](ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための;1999)
 バルバラ・クビアク(ソプラノ)
 ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
 アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)
 ズビグニェフ・コズプ:あなた方は幸いである[Beati Estis]
   (ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための;2000)
 アグニェシュカ・ミコワイチク(ソプラノ)
 ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
 マルチン・ソポリンスキ(指揮)
 マレク・ヤシンスキ(1949-2010):
  Ad iuventatem(ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための;2000)
 イヴォナ・ホッサ(ソプラノ)
 ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
 マルチン・ソポリンスキ(指揮)
 クシェシミル・デンプスキ(1953-):
  交響曲「Nihil homine mirabilius」(合唱と管弦楽のための;2002)
 ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
 マルチン・ソポリンスキ(指揮)
 パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):交響曲第2番「Festinemus amare homines」
   (2人のソプラノ、2つの混声合唱、2台のピアノと管弦楽のための;2005)
 カタジナ・ティルニク、アガタ・ズベル(ソプラノ)
 アンナ・ハース=ニェヴィエジャウ、ピオトル・ニェヴィエジャウ(ピアノ)
 ポズナン・アダム・ミツキェヴィチ大学室内管弦楽団
 ポズナン・ミェチスワフ・カルウォヴィチ中等音楽学校交響楽団
 アレクサンデル・グレフ(管弦楽指導)
 ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
 クシェシミル・デンプスキ:
  交響曲第2番「春の再来」(管弦楽、合唱と独唱のための;2003)
 アガタ・ズベル(ソプラノ) ヨルゴス・スコリアス(ジャズ・ヴォーカル)
 ポズナン・イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー交響楽団
 クシェシミル・デンプスキ(指揮)
 マレク・ヤシンスキ:
  5つの交響的絵画「Raptus Europae」(ソプラノ、合唱と管弦楽のための;2007)
 ドナタ・ホッペル(ソプラノ)
 テュービンゲン・エバーハルト・カール大学アカデミー管弦楽団
 トビアス・ヒラー(管弦楽指導)
 ジグムント・リヒェルト(指揮)
 ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):私は記念碑を建てた[Exegi Monumentum]
   (ソプラノ、バス、混声合唱と管弦楽のための;2009)
 アンナ・ミコワイチク=ニェヴィエジャウ(ソプラノ) ヤロスワフ・ブレンク(バス)
 シンフォニエッタ・ポツダム(ポツダム大学管弦楽団)
 クリスティアン・コミハウ(管弦楽指導)
 マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
 ミウォシュ・ベンビノフ(1978-):愛は征服する[Amor vincit]
   (メゾソプラノ、バリトン、混声合唱と管弦楽のための;2011)
 パウリーナ・ボレチコ=ヴィルチンスカ(メゾソプラノ)
 マユエイ・ボグミウ・ネルコフスキ(バリトン)
 ビャウィストク音楽学校交響楽団
 カジミェシュ・ドンブロフスキ(管弦楽指導)
 ミウォシュ・ベンビノフ(指揮)
ウニヴェルシタス・カンタート参加合唱団合同

録音:1998-2011年、ライヴ、アダム・ミツキェヴィチ大学コンサートホール、
     ポズナン、ポーランド

ポーランドのポズナンで開催されるウニヴェルシタス・カンタート(国際大学合唱祭)のファイナル・コンサートにおける委嘱作品の演奏をCD化したものです。


AP 0319
ヨハン・クリストフ・ケスラー(1800-1872):ピアノ作品集
  24の前奏曲 Op.31
  24の練習曲 Op.20(1827)から Vol.1(Nos.1-12)

マグダレナ・ブジョゾフスカ(ピアノ)

録音:2013年5月19日、7月18日、11月24日、ラドム、ポーランド

ヨハン・クリストフ・ケスラーはリヴィウ(ウクライナ)、ワルシャワ、ウィーンで活躍したドイツのピアニスト・作曲家。ウィーン時代に出版された「24の練習曲 Op.20」はリストに愛奏され高く評価されました。1829年にワルシャワに赴いたケスラーは青年ショパンと親交を結び「24の前奏曲 Op.31」を献呈。10年後、ショパンは同じ調性パターン(5度ずつ上昇)で書いた「24の前奏曲 Op.28」をケスラーに献呈しています。ケスラーは終生ポーランドの作曲家・演奏家を支援したポーランド音楽の恩人とも言える人物です。


AP 0320
ヴィトルト・マリシェフスキ(1873-1939):ピアノ作品全集
  ピアノ作品集 Op.4
   メランコリー/前奏曲/スケルツォ/バレエの小品/メヌエット/サロン風
  ピアノ作品集 Op.5
   悲歌/幻想曲/古典調で/5つの幻想曲
  前奏曲と幻想的フーガ Op.16
  オペラ=バレエ「人魚」第3幕 から 船乗り(*)/愛の告白

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2013年10月3日、11月22日、12月22日、ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ、ポーランド(*以外)
    2015年3月20日、ゼノン・ブジェフスキ音楽学校、ワルシャワ、ポーランド(*)

ヴィトルト・マリシェフスキはペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに師事したポーランド人作曲家。1913年オデッサ音楽院の創立者となり初代院長に就任。1921年ソヴィエト政権の迫害を避けポーランドに出国。ロシアにおける彼の名誉・功績はすべて消し去られ、オデッサ音楽院創立者も他人にすり替えられてしまいました。ポーランドではワルシャワ音楽協会総裁、第1回ショパン国際ピアノ・コンクール委員長、ワルシャワ音楽院作曲科教授等の要職を歴任。作風は「古典的ネオ・ロマンティシズム」と称され、門下生である作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキは後年、彼の講義を絶賛していました。
マリシェフスキの「ヴァイオリンとピアノのための作品集」(AP 0285)は好セールスを記録。そのCDでレゼクスプロラテュールのメンバーとしてピアノを担当していたのがヨアンナ・ワヴリノヴィチ。アクト・プレアラブルの日本におけるベストセラーであるヘンリク・メルツェル(1869-1928)のピアノ協奏曲第1番&第2番(AP 0163)他、当レーベルに多くの録音を行っています。世界初録音。


AP 0321
BC: 5901741653126
マイケル・キンバー(1945-):ヴィオラのための音楽 Vol.2
  エメラルドの島/12の奇想曲 から 6曲/ギリシャのこだま
  田舎風舞曲集/ヴィオラと弦楽合奏のための小協奏曲
  スペイン幻想曲/12音

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)
グジェゴシュ・ステツ(民族的管楽器)
コンチェルティーノ室内管弦楽団
マレク・シフカ(指揮)

マイケル・キンバーはアメリカ合衆国のヴィオラ奏者・作曲家。1965年頃から1985年まではヴィオラの学習と演奏に専念していました。2004年以来アイオワ・シティを本拠に活躍しています。世界初録音。


AP 0322
ナジ・ハキム(1955-):ヴァイオリン作品集
  ヴァイオリンとオルガンのための奇想曲(2005)(*)
  サルヴェ・レジナ(ヴァイオリンとオルガンのための;2004)(*)
  エドヴァルド・ムンクの「海辺の若者たち」による
   無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲(2010)(+)
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(2000)(#)
  ヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲(2002)(**)

アグニェシュカ・マルハ(ヴァイオリン)
ナジ・ハキム(オルガン(*)、ピアノ(#))
ゼノン・ブジェフスキ・ワルシャワ弦楽合奏団(**)
アンジェイ・ゲンプスキ(指揮(**))

録音:2012年7月、主の復活教区教会、グダンスク、ポーランド(*)
    2012年2月、フリデリク・ショパン音楽大学コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド(+)
    2009年10月、舞踏会ホール、フルサング宮、デンマーク(#)
    2011年2、6月、ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ、ポーランド(**)

レバノンのベイルートに生まれたフランスの作曲家・オルガン奏者ナジ・ハキム。1975年パリに移住し国立電気通信大学で学ぶかたわらジャン・ラングレ(1907-1991)にオルガン演奏と即興法を師事、さらにパリ音楽院で学び抜群の成績で卒業。1985年パリのサクレ・クール教会のオルガン奏者に就任。1993年にはオリヴィエ・メシアンの後継としてサント・トリニテ教会のオルガン奏者となり2008年まで務めました。彼はオルガン以外の楽器のための作品も数多く書いていますが、ヴァイオリン作品をまとめて聴ける機会はほとんどないのでこの録音は貴重と言えるでしょう。


AP 0323
フェリクス・フルドラン(1880-1923):歌曲集
  小さな聖体拝領者たち [Les petites communiantes]
  夜のアルジェ [Alger le soir]/蝶 [Le papillon]
  柳並木で [Le long des saules]/雪のように降る花 [Il neige des fleurs]
  蜂 [Les abeilles]/謝肉祭 [Carnaval]/屏風の花 [Fleurs de paravent]
  古い風車 [Le vieux moulin]/オアシス [L'oasis]/エーデルワイス [Edelweiss]
  アイスランドの船乗り [Marins d'Islande]/そこで [Là-bas]
  恋する瞳の美女 [La belle aux yeux d'amour]
  バイユーのレース編みの女 [La dentellière de Bayeux]
  かもめ [Les mouettes]/聖ドロテア [Sainte Dorothee]
  コサックの騎手 [Chevauchée Cosaque]
  ノルウェーの歌 [Chanson Norvégienne]/別れの手紙 [Lettre d'adieu]
  雪のクリスマス [Noël de neige] Op.60

リリアナ・グスカ(ソプラノ)
ピオトル・エイスモント(ピアノ)

録音:2013年、録音スタジオ、スタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミー大学、グダンスク、
     ポーランド

フェリクス・フルドランはフランスのニースに生まれ、パリのエコール・ニーダーマイヤーで学んだ後、パリ音楽院でアレクサンドル・ギルマンとシャルル=マリー・ヴィドールにオルガンを師事。作曲家になることを決意しマスネの弟子となり、43歳で亡くなるまでに20を超える舞台作品や約100曲の管弦楽作品等を書き上げました。


AP 0325
ツィプリアン・バジリク(1535頃-1600以後):作品全集 ポーランド・ルネサンスの歌
  Nabozna piosnka [Pius Song)
  Panie Boze wszechmocny [O God, the heathen are come into thine /
   Deus venerut gentes (Psalm LXXIX)]
  Piesn o niebezpieczenstwie zywoya [Song about dangers oh human life]
  W Tobie, Panie, nadzieje mam
   [In thee, O Lord, do I put my trust / In Te Domine speravi (Psalm LXX)]
  Piesn z Ewanjelijej wyjeta [Song of the Gospel removed]
  Wszytcy sa blogoslawieni [Blessed is every one / Beati omnes (Psalm CXXVII)]
  Dobrotliwosc Panska [Lord's Goodless]
  Oratio Dominica [Our Father]
  Piesn nowa, w ktorej jest dziekowanie
   [The New Song, in which we thank Almighty]
  Piesn nowa krzescijanska [The Christian Song]
  Z glebokosci, grzechow moich
   [Out of the depths / De profundis (Psalm CXXIX)]
  Zaniechaj towarzystwa z ludzmi zlosciwemi
   [Abstain from the company of malevolent people]
  Piesn ranna, gdy slonce wschodzi [Song of the morning, when the sun rises]
  Pozegnanie krzescijanskie na kazdy dzien [Farewell Christian every day]
  Benedicto Mense

シェラツ・カンティレーナ合唱団
スブティリオル・アンサンブル
アンサンブル・アルス・ノヴァ
ヤツェク・ウルバニャク(指揮)

録音:2012年9月、ウルスラ会修道院教会、シェラツ、ポーランド

ツィプリアン・バジリクはポーランドの作曲家・詩人・著作家・翻訳家・宗教改革者。シェラツの中産階級の家に生まれ、1550年頃クラクフのヤグエウォ大学に入学し神学を学びました。1557年に貴族に列せられバジリク姓を賜り、国王ジグムント2世アウグストの書記官を務めた後、1558年にヴィリニュス(リトアニア)の宗教改革派の大貴族である「黒髪の」ミコワイ・ラジヴィウの宮廷に仕え、音楽家、後に翻訳家として活躍。翻訳家として高く評価された彼は宗教改革派の著作のポーランド語訳にも取り組み、またカルヴァン派の印刷所の経営も行いました。彼の音楽作品としてはルネサンス期のクラクフで印刷された譜面によって15曲の聖歌が現在に伝わっており、当盤にはそれらすべてが収められています。ポーランドにおける古楽のパイオニア、ヤツェク・ウルバニャク(1949年生まれ)が3つの団体を仕切った演奏です。


AP 0326
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):ピアノ作品集
  5つの即興曲(1922-1926)
  6つのアラベスク(1930)
  8つのノヴェレッテ(1936)

エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

タンスマンが子供や10代のピアノ学習者のために書いた親しみやすいピアノ曲集シリーズ4作(「ピアノを弾く子供たち」(AP 0205)、「幸せな時間」(AP 0246)、「子供たちのために」(AP 0255)、「ピアノ演奏の上達」(AP 0270))で好評を得たエルジビェタ・ティシェツカがタンスマンの本格的ピアノ作品を弾いた一枚。


AP 0327
ヴィトルト・マリシェフスキ(1873-1939):室内楽作品集 Vol.1
  弦楽五重奏曲ニ短調 Op.3(*)
  弦楽四重奏曲第2番ハ長調 Op.6(+)

フォー・ストリングス四重奏団
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン) グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)

ヴォイチェフ・フダラ(チェロ(*))

録音:2013年12月8日(*)、12月20-21日(+)、市立総合中等学校、ボイショヴィ、ポーランド

前回新譜「ヴァイオリンとピアノのための作品集」(AP 0285)で好評を博したマリシェフスキの室内楽作品録音がシリーズ化されます。
ヴィトルト・マリシェフスキはペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに師事したポーランド人作曲家。1913年オデッサ音楽院の創立者となり初代院長に就任、ダヴィド・オイストラフ、エミール・ギレリスらを輩出しました。1921年、ソヴィエト政権の迫害によりポーランドに出国。ロシアにおける彼の名誉・功績はすべて消し去られ、オデッサ音楽院創立者も他人にすり替えられてしまいました。ポーランドではワルシャワ音楽協会総裁、第1回ショパン国際ピアノ・コンクール委員長、ワルシャワ音楽院教授等の要職を歴任。作風は「古典的ネオ・ロマンティシズム」と称され、門下生である作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキは後年、彼の講義を絶賛していました。
フォー・ストリングス四重奏団は2004年にルツィナ・フィエドゥキェヴィチによりカトヴィツェのポーランド放送交響楽団のメンバーを中心に創設されたアンサンブル。


AP 0328
ベートーヴェン、ショパン、ドビュッシーピアノ作品集
 ベートーヴェン(1770-1827):ソナタ第8番ハ短調「熱情」Op.13
 ショパン(1810-1849):
  練習曲ホ長調 Op.10 No.3/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
  子守歌 変ニ長調 Op.57/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 ドビュッシー(1862-1918):
  前奏曲集第2巻 から ヒースの荒野/版画 から 塔,雨の庭

カタジナ・ピェトロン(ピアノ)

録音:2013年9月14日、スタジオ・フルスト、スレユヴェク、ポーランド

カタジナ・ピェトロンはワルシャワ音楽大学でピアノ(エルジビェタ・タルナフスカに師事)、楽理、合唱指揮を修め、2014年現在ポーランド科学カデミー技術研究所博士課程に在籍中の女性。著作「自己表現と声の働き」を出版、また音楽雑誌のCDレビューも担当しています。ピアニストとしてはヴロツワフの国際ピアノ・マスターコースでアンジェイ・ヤシンスキの指導を受け勉強を終え、ワルシャワを本拠に演奏活動を展開しています。


AP 0329
ヨアンナ・ブルズドヴィチ(1943-):
  弦楽四重奏曲第1番「ラ・ヴィータ」(*)
  連作歌曲「高熱の世界」(+)
  連作歌曲「世界」(純真な詩集)(#)

ネオ弦楽四重奏団(*)
 カロリナ・ピョントコフスカ=ノヴィツカ(第1ヴァイオリン)
 パヴェウ・カピツァ(第2ヴァイオリン)
 ミハウ・マルキェヴィチ(ヴィオラ) クシシュトフ・パヴウォフスキ(チェロ)

リリアナ・グルスカ(メゾソプラノ(+/#))
トマシュ・ヨチ(ピアノ(+/#))

録音:2013年12月、ライヴ、マゾフシェ文化芸術センター、ワルシャワ、ポーランド(+)
    2014年3月、スタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミー・コンサートホール、グダンスク、ポーランド(*/#)

ヨアンナ・ブルズドヴィチはポーランドのワルシャワに生まれ、ショパン音楽アカデミーを卒業後フランス政府給費留学生としてパリでナディア・ブーランジェ、オリヴィエ・メシアン、ピエール・シェフェールに師事、その後ベルギーを本拠に活躍している作曲家。アニエス・ヴァルダ(1928-)監督作品をはじめとする映画音楽の分野でも知られています。


AP 0330
オスカル・コルベルク(1814-1890):ピアノ作品集 Vol.1
  6つのポロネーズ Op.1(*)
   ホ長調/変ホ長調/ホ長調/変イ長調/ト長調/変イ長調
  大ソナタ変ホ長調 Op.3(+)
  6つのクヤヴィアク Op.12(#)
   イ短調/変ホ長調/嬰ハ短調/ト長調/ロ長調/イ長調

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2013年11月22日(#)、5月19日(+)、6月20日(*)、ポーランド放送スタジオ2、ワルシャワ、ポーランド

オスカル・コルベルクはポーランドの民族誌家・民俗学者・作曲家。ショパンが書簡を交わした学友ヴィルヘルム・コルベルク(1807-1877)の弟です。ポーランド各地の民謡を収集し、そのモチーフにインスパイアされたピアノ曲や歌曲を書きました。ヨアンナ・ワヴリノヴィチはワルシャワのフリデリク・ショパン音楽アカデミー(現大学)を卒業後ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922-2001)に師事、その最後の弟子の一人となったポーランドのピアニスト。当レーベルの看板アーティストとして数多くのポーランド音楽のCDをリリースしています。世界初録音。


AP 0331
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):
  序曲「沈黙公ウィレム」Op.43
  交響曲ニ長調 Op.49

ジェシュフ・フィルハーモニー管弦楽団
 (ポトカルパチェ・アルトゥル・マラフスキ・フィルハーモニー交響楽団)
ピオトル・ヴァイラク(指揮)

録音:2014年3月12-14日、ポトカルパチェ・アルトゥル・マラフスキ・フィルハーモニー、ジェシュフ、ポーランド

もはや「ヘンリク・ヴィエニャフスキの弟」と言う必要もないほど再評価が進んだ感のあるポーランドの作曲家・指揮者・ピアニスト、ユゼフ・ヴィエニャフスキの管弦楽作品の世界初録音。


AP 0332
マイケル・キンバーヴィオラのための音楽 Vol.3
 マイケル・キンバー(1945-):
  ジェンナのデュエット(MK)/ラケイシャのデュエット(AG)
  2つのヴィオラのための8つのデュエット(MK)
  リフレクション(3パートのヴィオラ・アンサンブルのための)(MK/AG)
  3つのヴィオラのためのいくつかのラグタイム・トリオ(AG/ED)
   ハッティズバーグ・ラグ/スパータンバーグ・ラグ/ヴァルドスタ・ラグ
  ノックスヴィル、2013年秋
   (5パートのヴィオラ・アンサンブルのための)(MK/AG/ED/ET)
  スワローテイル・ジグ(+)/シンプル・ギフト [Simple Gifts](+)
  ヴィオラを弾くのがほんとうに大好き
   [I really love to play viola](*/MK/AG/ED/JA/+)
  私の美しいヴィオラがなければ私はない
   [I am lost without my beautiful viola](*/MK/AG/ED/+)
  アメイジング・グレースによる変奏曲(*/+)
 クシシュトフ・スピハワ(1992-):
  Capri-c-e(#)/どうぞよろしく、キンバーさん [Nice to meet you Mr. Kimber](#)

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)
マルティナ・コヴザン(ヴィオラ(MK))
アリツィア・グシチョラ(ヴィオラ(AG))
エウゲニウシュ・ドンブロフスキ(ヴィオラ(ED))
エヴァ・トラチ(ヴィオラ(ET))
ヨナ・アルディン(歌(*)、ヴィオラ(JA))
カタジナ・ストロインスカ=シェラント(ピアノ(+))
ピオトル・マックス・ヴィシニェフスキ(コントラバス(*))
スワヴォミル・トクウォヴィチ(ドラムス(*))
クシシュトフ・スピハワ(キーボード、エレクトロニクス(#))

録音:2014年3月19-20日、アウラ・ノーヴァ、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー(+/#以外),
    2014年3月29、31日、4月14日、フリー・フライ・ミュージック・スタジオ(+),
    2014年4月10日、ブレインフリーザー・サウンドシステム・スタジオ(#),
     以上ポズナン、ポーランド

マイケル・キンバーはアメリカ合衆国のヴィオラ奏者・作曲家。1965年頃から1985年まではヴィオラの学習と演奏に専念していました。2004年以来アイオワ・シティを本拠に活躍しています。世界初録音。


AP 0333
ヘンリク・メルツェル(1869-1928):室内楽作品集
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲ト短調 Op.2(*)
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調
  ヴァイオリンとヴィオラのためのドゥムカ

ナタリヤ・ズプコ(ピアノ)
ヨアンナ・オコン(ヴァイオリン)
アンナ・ヴルベル(チェロ(*))

録音:2014年5月30日、6月23-24日、第一音楽学校コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド

ヘンリク・メルツェルはジグムント・ノスコフスキ(1846-1909)に作曲を、テオドール・レシェティツキ(1830-1915)にピアノを師事したポーランドの作曲家・ピアニスト・指揮者。ピアノ協奏曲第1番&第2番を収めたCD(AP 0163)は当レーベルのベストセラーのひとつです。


AP 0334
ペンデレツキ(1933-):
  弦楽五重奏曲(弦楽四重奏曲第3番「書かれなかった日記のページ」に
   コントラバスを加えた版)(*)
ドヴォルジャーク(1841-1904):弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.77 B.49

シロンスク五重奏団
 ダリウシュ・ズボフ(第1ヴァイオリン) ヤクプ・ウィシク(第2ヴァイオリン)
 ヤロスラフ・マジェツ(ヴィオラ) カタジナ・ビェドロフスカ(チェロ)
 クシシュトフ・コジェン(コントラバス)

録音:2014年7月7-11日、シロンスク・フィルハーモニー、カトヴィツェ、ポーランド

(*)世界初録音。


AP 0335
マイケル・キンバー(1945-):ヴィオラのための音楽 Vol.4
  夜の音楽(ヴィオラと弦楽合奏のための;2013)(*)
  アドヴェンチャー序曲(2009)
  エヴォケーションズ(ヴィオラと弦楽合奏のための;2005)(*)
  旅する音楽(2005)
  オデュッセイ序曲(弦楽合奏のための;2011)
  ポーランド民謡「君は山を行く」によるヴィオラと管弦楽のための変奏曲(+)
  君は山を行く(#)
  [ボーナス・トラック]
  私のかわいい子猫ちゃん(ヴィオラと弦楽合奏のための)(*)

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(*/+/#))
ボチニェヴィチ・シスターズ(ラモナ&ナタリア・ボチニェヴィチ:歌(+/#))
マルティナ・コヴザン、エヴァ・トラチ、アリチヤ・グシチョラ、
ユスティナ・コヴァルチク(ヴィオラ(#))
マリウシュ・シェイコ(コントラバス(#))
コンチェルティーノ室内管弦楽団(#以外)
マレク・シフカ(指揮)

録音:2014年21-24日、教区教会、モリン、ポーランド

マイケル・キンバーはアメリカ合衆国のヴィオラ奏者・作曲家。1965年頃から1985年まではヴィオラの学習と演奏に専念していました。2004年以来アイオワ・シティを本拠に活躍しています。世界初録音。


AP 0336
ショパン・リサイタル
 ショパン(1810-1849):
  舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
  スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
  華麗な大ワルツ変ホ長調 Op.18/バラード第4番ヘ短調 Op.52
  4つのマズルカ Op.17; 変ロ長調,ホ短調,変イ長調,イ短調
  ポロネーズ変イ長調 Op.53

ステファン・ワバノフスキ(ピアノ)

録音:2014年5月14-16日、クシシュトフ・コメダ国立音楽学校コンサートホール、ルバチュフ、ポーランド

ステファン・ワバノフスキは1979年はクラクフに生まれ、カトヴィツェ音楽アカデミーでアンジェイ・ヤシンスキにピアノを師事したポーランドのピアニスト。ワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学ブロニスラヴァ・カヴァラの指導のもとアントニ・ストルペ(1851-1872)のピアノ音楽を研究し2012年に博士課程を修了。ストルペのピアノ作品集のCD(AP 0203)が高い評価を受けたワバノフスキ。今回はポーランド人ピアニストの王道、ショパンです。


AP 0337
ポーランド歌曲集
 ショパン(1810-1849):
  リトアニアの歌 Op.74 No.16/メロディー Op.74 No.8
  使者 Op.74 No.7/舞い散る木の葉 Op.74 No.17
 ミチェスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
  野を行く Op.3 No.3/広い広い海の上で Op.3 No.3/枯葉
  もっと私に話して Op.3 No.1/魔法にかけられた王女 Op.3 No.10
 カロル・シマノフスキ(1882-1937):3つの詩 Op.5
   聖なる神/私は今、泣いている/わが夕べの歌
 ロマン・パレステル(1907-1989):
  カジミェラ・イワコヴィチュヴナによる3つの歌(*)
 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
  カジミェラ・イワコヴィチュヴナによる3つの歌
 アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):ドリームスケープ

ベルナデタ・ソンレイトネル[ゾンライトナー](メゾソプラノ)
ヤクプ・トホジェフスキ(ピアノ)

(*)世界初録音。


AP 0338
アポリナリー・シェルト(1884-1966):歌曲集 Vol.1
  ポーランド語 Op.129 No.1/アルバムから Op.129 No.2
  バルト海沿岸で Op.129 No.5/二つの言葉 Op.133 No.1
  さくら草 Op.139 No.6/チャイルド・ハロルドの別れ Op.129 No.3
  バグパイプ吹き Op.134 No.4/黄金の夢 Op.136 No.3
  秋のばら Op.138 No.8/秋 Op.26 No.3/夜想曲ロ長調 Op.54
  子守歌 Op.14 No.2/白昼夢 Op.70/マズルカ Op.26 No.1
  蓮の花/花 Op.12 No.1/君の顔 Op.12 No.8
  秋の白鳥の歌 Op.13 No.1/どんな不平を言おうと Op.13 No.3

アレクサンドラ・カミンスカ(メゾソプラノ)
ラウラ・ソボレフスカ(ピアノ)

録音:2014年8月26-27日、9月4日、イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド

アポリナリー・シェルトはロシアのサンクトペテルブルクに生まれたベラルーシ系ポーランドの作曲家・ピアニスト・法律家。ワルシャワ大学で法学を学びながら音楽院でジグムント・ノスコフスキ(1846-1909)に作曲を師事。グジェゴシュ・フィテルベルク(1879-1953)、カロル・シマノフスキ(1882-1937)、ルボミル・ルジツキ(1883-1953)と親交を深め、共同で「若き作曲家たちのための出版社」を設立。ベルリンでレオポルド・ゴドフスキーにピアノを師事。その後は法律家として働きながら作曲家・ピアニストとして活動。第二次大戦後は社会主義リアリズムの支持者となり、精神病と闘いながら作曲を続けました。世界初録音。


AP 0339
シェラツのヴァイオリン
 ポーランド中部、シェラツ市周辺の村の婚礼とダンス・パーティーの音楽(全49曲)

カペラ・マルティ・チツヘイ(民族楽器バンド)

録音:2014年7月、ソスナ・スタジオ、マイコフ(シェラツ近郊)、ポーランド

民族音楽カテゴリーのディスクですが、ポーランドのクラシカル音楽に与えた影響を感じ取れるかもしれません。世界初録音。


AP 0340
ワーグナー、R・シュトラウス歌曲集
 ワーグナー(1813-1883):マティルデ・ヴェーゼンドンクの詩による5つの歌
   天使/止まれ/温室で/悩み/夢  リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  ギルムの「最後の花びら」による8つの歌 Op.10
   献呈/何もなく/夜/ダリア/待ちわびて/物言わぬ花/サフラン/万霊節
  5つの素朴な歌 Op.21 Nos.1,2,3
   私の思いのすべて/あなたは私の心の王冠
   ああ、恋人よ、私は別れねばならない
  4つの歌 Op.27 Nos.1,4; 憩え、わが心/明日の朝

ボジェナ・ハラシモヴィチ(ソプラノ)
ドミニカ・グラピャク(ピアノ)

ボジェナ・ハラシモヴィチは1965年ポーランドのグダンスク近郊グディニャに生まれ、グダンスクのスタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミーで学んだソプラノ。ワルシャワ大劇場やグダンスクのバルティック・オペラのソリストとして活躍する他、オラトリオやカンタータのソリストとしても高く評価されています。


AP 0341
ヤクプ・サルヴァス(1977-):プリズム1
  フルートのためのプリズム [Prism for flute]
  3つのО [Three-O](*)
  チェロのためのプリズム [Prism for cello]
  反対側のもの [One in Opposite](+)
  ヴァイオリンのためのプリズム [Prism for violin]
  原点から極点へ [From origin to apogee](#)
  オーボエのためのプリズム [Prism for oboe]

ダス・ノイエ・アンサンブル(*)
 ザビーネ・アキコ・アーレント(ヴァイオリン、ヴィオラ)
 ブリギッテ・ザウアー(フルート、アルトフルート、バスフルート)
 ウード・グリム(クラリネット、バスクラリネット、コントラバスクラリネット)

アンサンブル・エオリアン・トリオ(+)
 カリン・レヴァイン(フルート、アルトフルート、バスフルート)
 ピーター・ヴィール(オーボエ) パスカル・ガロワ(ファゴット)

ワーク・イン・プログレス・ベルリンのソリストたち(無印)
 カトリン・プリューマー(フルート) ペーター・ミヒェル(オーボエ)
 ビリアナ・ヴァチコヴァ(ヴァイオリン) マリカ・ゲイロート(チェロ)

ラソン・アンサンブル(#)
 クシシュトフ・ラソン(ヴァイオリン) スタニスワフ・ラソン(チェロ)
 ピョトル・サワイチク(ピアノ)

録音:2006年、ライヴ、オルフ・センター、ミュンヘン、ドイツ(+)
    2009年、ライヴ、「現代音楽の日々」音楽祭、ヴュルツブルク音楽大学、ヴュルツブルク、ドイツ(*)
    2012年、ヘルムート・コッホ・ホール、ベルリン=ブランデンブルク放送、ベルリン、ドイツ(無印)
    2014年、国立音楽学校、リブニク、ポーランド(#)

ヤクプ・サルヴァスはポーランドのグリヴィツェに生まれ、カトヴィツェ音楽アカデミー、ケルン音楽大学で学んだ作曲家・指揮者:演奏家。エレクトリニクスおよびエレクトロアコースティック音楽、映画音楽も書いていますが、当盤にはクラシカル楽器による独奏・室内楽作品が収録されています。世界初録音。


AP 0342
ペルッティ・ヤラヴァ(1960-):暖かな夜の中へ 室内楽作品集
  ワシミミズク [鷲みみずく] (ギターと弦楽四重奏のための;2009)(*/+)
  ギターのための6つの小品(1998)(*)
  弦楽四重奏曲第1番「春の小川の絵」(2006/2007)(+)
  あなたが眠っている間、私はドアを開け暖かな夜の中へ歩き出した
   (フルート、ハープとヴィオラのための;2010)(#)

キンモ・ラフネン(ギター(*))
アカデモス弦楽四重奏団(+)
 アンナ・シャベルカ(第1ヴァイオリン) ヨアンナ・ツォギェル(第2ヴァイオリン)
 アレクサンドラ・バトク(ヴィオラ) ソビク=プトク・ダヌタ(チェロ)

ロリエン三重奏団(#)
 アリチヤ・リゼル=モリトリス(フルート) アグニェシュカ・カチマレク=ビャリク(ハープ)
 アレクサンドラ・バトク(ヴィオラ)

録音:2014年3月、カトヴィツェ、ポーランド

ペルッティ・ヤラヴァはフィンランドの作曲家。作曲はほぼ独学とのこと。クラシックとジャズのアンサンブルのための作品を書いています。世界初録音。


AP 0343
オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1931):教会音楽全集 Vol.2
  慈悲深き主(B)/われらは主を信ず(T)/われらとともにとどまりたまえ、主よ(S)
  われらとともにとどまりたまえ(T)/おお、イエス・キリストよ(B)/祈り(T)
  神に(S/A)/神の御母よ(B)/天の元后(A)/聖母マリア、良き弁護者(S)
  悲しみの御母(T)/天の元后(A)/めでたし海の星(S)/御身の庇護のもとに(A)
  わが御母よ!(B)

カタジナ・ドンダルスカ(ソプラノ(S))
エヴァ・ヴォラク(アルト(A))
パヴェウ・ペツショク(テノール(T))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(B))
エヴァ・リテル(オルガン)

録音:2014年9月1-5日、主の復活教会、グダンスク・ブジェシュチ、グダンスク、ポーランド

オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキはポーランドのウクナイナ国境の町ベウツ(現ウクライナ)に生まれた作曲家・教師。チェルニウツィー(ウクライナ)で音楽教育を受けた後、リヴィウ(ウクライナ)とおそらくウィーンで学び、ポーランド語の教師を務めながら作曲家、編曲家、合唱指揮者、ピアニストとして活躍しました。世界初録音。Vol.1:AP 0288。


AP 0344
スワヴォミル・スタニスワフ・チャルネツキ(1949-):合唱作品集
  めでたし天の元后 Op.47/クラロモンターナの主の賛歌 Op.45 No.5
  おお、栄光に満てる聖母マリア Op.48 No.1
  ヴィリニュスの聖母マリアを称える賛歌 Op.45 No.2
  慈悲深き御母 Op.48 No.2/聖ヨハネ・パウロ2世を称える賛歌
  われは乞う、ヤスナ・グラの御母よ Op.48 No.3
  無原罪の賛歌 Op.45 No.9/無原罪の処女 Op.48 No.4
  ピェカリの町の教会の聖母マリアを称える賛歌 Op.45 No.4
  聖なるマリア Op.48 No.5
  われらは御身に感謝する、マリアよ Op.48 No.6

スコラ・カントールム・トルネンシス(合唱)
パヴェウ・グウォヴィンスキ(指揮)

録音:2014年9月5-8日、10月18日、11月15-16日、ヘウムジャ、ポーランド

スワヴォミル・スタニスワフ・チャルネツキはワルシャワ音楽アカデミーでピョトル・ペルコフスキとロムアルト・トファルドフスキに師事したポーランドの作曲家。世界初録音。


AP 0345
カッセルン、マイェルスキピアノ作品集
 タデウシュ・ジクフリト・カッセルン(1904-1957):(*)
  ソナティナ第1番(1953)/ソナティナ第2番(1944)
  ソナティナ第3番「クリスマス・キャロルのソナティナ」(1945)
  ソナティナ第4番、スティーブン・C・フォスターの主題による
  若いピアニストとあまり若くないピアニストのための
   アミューズメント・パーク音楽集(1936)
  コニー・アイランド・ソナティナ
 タデウシュ・マイェルスキ(1888-1963):(+)
  前奏曲第1番/前奏曲第2番

エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2012年3月(+)、2014年12月27-28日(*)、ウーチ・フィルハーモニー室内楽ホール、ウーチ、ポーランド

タデウシュ・ジグフリト・カッセルンはウクライナのリヴィウに生まれ、リヴィウ、ポズナン、パリで学んだポーランドの作曲家。1945年にアメリカ合衆国に移住し1948年まで文化担当の大使館員を務めた後、ニューヨークで作曲と教育活動に専念しました。タデウシュ・マイェルスキは同じくリヴィウに生まれ、リヴィウ、グダンスク、ライプツィヒで学んだポーランドの作曲家。リヴィウ音楽院教授を務めた他、ピアニストとしても活躍しました。世界初録音。


AP 0346
マイケル・キンバー(1945-):ヴィオラのための音楽 Vol.5
  10の短い小品(*)
  6つのエチュード=カプリス
   No.1(#) / No.2(+) / No.3(+) / No.4(#) / No.5(#) / No.6(+)
  無伴奏ヴィオラ・ソナタ(**)
  暗い森(ヴィオラとマリンバのための)(++/##)
  [ボーナス・トラック]
  マクシミリアンのための子守歌(マリンバのための)(##)

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(*))
アリツィア・グシチョラ(ヴィオラ(+))
マルティナ・コヴザン(ヴィオラ(#))
エウゲニュシュ・ドンブロフスキ(ヴィオラ(**))
パヴェウ・ミハウォフスキ(ヴィオラ(++))
パヴェル・リス(マリンバ(++/##))

録音:2014年11月18-19日、2015年2月4-6日、アウラ・ノヴァ(新講堂)、
     I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド

マイケル・キンバーはアメリカ合衆国のヴィオラ奏者・作曲家。1965年頃から1985年まではヴィオラの学習と演奏に専念していました。2004年以来アイオワ・シティを本拠に活躍しています。世界初録音。


AP 0347
オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1931):教会音楽全集 Vol.3
  聖霊(*)/ポーランドの女王よ、われらのために祈りたまえ(S/O)
  恵みたまえ、主よ(*)/善良なる天の御母(S/T/O)/主よ、恵みたまえ(*)
  ポーランドのミサ第3番 Op.50(T/B/O)
   キリエ/グローリア/クレド/オフェルトリウム/サンクトゥス
   ベネディクトス/アニュス・デイ/ベネディクツィオ
  星の光で(*)/おお、悲しみの聖母よ(B/O)/憐れみたまえ(*)
  称賛あれ、聖母よ(S/B/O)

タティアナ・シュチェパンキェヴィチ=マリシェフスカ(ソプラノ(S))
ヤツェク・シツィボル(テノール(T))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(B))
エヴァ・リテル(オルガン(O))
ポトパルカチェ男声合唱団(*)
グジェゴシュ・オリヴァ(指揮(*))

録音:2014年9月1-5日主の復活教会、グダンスク・ブジェシュチ、グダンスク、ポーランド
    2014年12月12日、コンサートホール、ジェシュフ大学音楽学部、ジェシュフ、ポーランド

世界初録音。


AP 0348
愛、地上の楽園よ コロラトゥーラ・ソプラノ・アリア集
 グノー(1818-1893):オペラ「ロミオとジュリエット」から 私は夢に生きたい
 プッチーニ(1858-1924):オペラ「ジャンニ・スキッキ」から 私のお父さん
 ルイージ・アルディーティ(1822-1903):パルラ=ワルツ
 エンリーコ・トゼッリ(1883-1926):セレナード
 ルイージ・アルディーティ:くちづけ
 レハール(1870-1948):オペレッタ「パガニーニ」から 愛、地上の楽園よ
 レハール:オペレッタ「ジュディッタ」から 私の唇はこれほどに熱くキスする
 ヴォイチェフ・キラル(1932-2013):映画「ナインスゲート」から ヴォカリーズ
 ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):
  オペレッタ「こうもり」から 侯爵様、あなたのようなお方は
 フランツ・グローテ(1908-1982):
  映画「Die blonde Carmen」から 楽士たちが来た
  映画「Immer wenn ich glücklich bin」から 私が幸せなときはいつでも
  映画「Frauen sind doch bessere Diplomaten」から 若い男性が来ると
 クシェシミル・デンプスキ(1953-):映画「ファイアー・アンド・ソード」から ヘレナの歌
 オッフェンバック(1819-1880):オペラ「ホフマン物語」から 小鳥たちは生け垣で
 ゲアハルド・ヴィンクラー(1906-1988):さあ、カサノヴァ
 フレデリック・ロー(1901-1988):ミュージカル「マイ・フェア・レディ」から 踊り明かそう

カタジナ・ドンダルスカ(コロラトゥーラ・ソプラノ)
ナタン・ドンダルスキ、モニカ・ドンダルスカ(ヴァイオリン)
マウゴジャタ・ニェミェツ(ヴィオラ)
ヴィクトル・チソン(チェロ)

録音:2015年4月29日-5月2日、コシャリン・フィルハーモニー、コシャリン、ポーランド

カタジナ・ドンダルスカはドイツのヴュルツブルク音楽アカデミーで声楽とヴァイオリンを学びマイスタークラス・ディプロマを取得、さらにグダンスク音楽アカデミーで博士号を取得したポーランドのコロラトゥーラ・ソプラノ。前作「ナイチンゲール コロラトゥーラ・ソプラノのための歌曲集」(AP 0290)のヒットにより実現した第2作です。


AP 0349
マイケル・キンバー(1945-):ヴィオラのための音楽 Vol.6
 マイケル・キンバー:
  4つのメロディアスな練習曲(ヴィオラ独奏のための)(*)
  ヴィオラパローザ [Violapalooza] (ヴィオラの四重奏のための)(*/+/#)
  旅する音楽 [Traveling Music] (4パートのヴィオラ・アンサンブルのための)(*/+/#)
  「ファースト・ノエル」によるフーガ的幻想曲(*/+)
  4つの風変わりな小品 [Three Little Quirky Pieces]
   (ヴィオラの四重奏のための)(*/+/#)
 パヴェウ・ミハウォフスキ:Murovisation-Celebration(+/#/**)
 マイケル・キンバー:
  ヴィオラ独奏と弦楽合奏のための狂詩曲(+/++)
  旅 [Traveling] (弦楽合奏のための)(++)

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(*))
マルティナ・コヴザン(ヴィオラ(+))
エウゲニュシュ・ドンブロフスキ(ヴィオラ(#)、指揮(++))
アリツィア・グシチョラ(ヴィオラ(#))
エヴァ・トラチ、パヴェウ・ミハウォフスキ(ヴィオラ(**))
卒業生オーケストラ(++)

録音:2014年11月18-19日、2015年5月28-29日、アウラ・ノヴァ(新講堂)、
     I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド

マイケル・キンバーはアメリカ合衆国のヴィオラ奏者・作曲家。1965年頃から1985年まではヴィオラの学習と演奏に専念していました。2004年以来アイオワ・シティを本拠に活躍しています。世界初録音。


AP 0350
ヨアンナ・ブルズドヴィチ(1943-):
  サルバドール・ダリ展の16の絵画(ピアノのための)(*)
  アメリカの春(ヴァイオリンとピアノのためのソナタ)(+)
  希望と愛の歌(チェロとピアノのためのソナタ)(#)

トマシュ・ヨチ(ピアノ)
カロリナ・ピョントコフスカ=ノヴィツカ(ヴァイオリン(+))
クシシュトフ・パヴウォフスキ(チェロ(#))

録音:2014年4月(*/+)、2015年5月、スタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミー・コンサートホール、グダンスク、ポーランド

ヨアンナ・ブルズドヴィチはポーランドのワルシャワに生まれた作曲家。6歳で作曲を始め、ワルシャワのフリデリク・ショパン音楽アカデミーを卒業後、1968年フランス国費留学生としてパリに移りナディア・ブーランジェ、オリヴィエ・メシアン、ピエール・シェフェールに師事。4つのオペラをはじめオリジナリティ豊かな作品を書き上げています。


AP 0351
ノクターン ヴィオラのピアノのための音楽
 ベートーヴェン(1770-1827):ノットゥルノ Op.42(プリムローズ版)
 ショパン(1810-1849):
  夜想曲第2番変ホ長調 Op.9 No.2/夜想曲第13番ハ短調 Op.48 No.1
  夜想曲第18番ホ長調 Op.62 No.2
 ヤン・クシチテル・ヴァーツラフ・カリヴォダ
  (ヨハン・バプティスト・ヴェンツェル・カリヴォダ)(1801-1866):6つの夜想曲 Op.186

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)
アンナ・スタジェツ・マカンダシス(ピアノ)

録音:2015年6月21-23日、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー新講堂(アウラ・ノヴァ)、ポズナン、ポーランド

マルチン・ムラフスキは「マイケル・キンバー:ヴィオラのための音楽」シリーズでおなじみのポーランドのヴィオラ奏者。


AP 0352
クイルター、コルンゴルト、フィンジシェークスピア歌曲集
 ロジャー・クイルター(1877-1953):
  5つのシェークスピア歌曲 Op.23/3つのシェークスピア歌曲 Op.6
  4つのシェークスピア歌曲 Op.40
 エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):道化師の歌 Op.29
 ジェラルド・フィンジ(1901-1956):花輪を捧げよう Op.18

クシシュトフ・ボブジェツキ(バリトン)
アンナ・ミコロン(ピアノ)

録音:2013年7月11-12日、11月22日、グダンスク放送、ポーランド


AP 0353
エルガー、ショスタコーヴィチ、ペンデレツキ弦楽合奏のための作品集
 エルガー(1857-1394):弦楽セレナード Op.20(*)
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ピアノ、トランペットと弦楽合奏のための協奏曲ハ短調第1番 Op.35(+)
 ペンデレツキ(1933-):弦楽のためのシンフォニエッタ第1番(#)

ドミニカ・グラピャク(ピアノ(+))
パヴェウ・フリシュ(トランペット(+))
プログレス室内管弦楽団
シモン・モルス(指揮)

録音:2014年11月15-17日、ガレリア・シュチュドゥオ、ストラシン、ポーランド(*/+)
    2015年3月7日、F・ノヴォヴィエイスキ記念一般教育音楽学校コンサートホール(#)


AP 0354
オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1931):教会音楽全集 Vol.4
  アヴェ・マリア Op.30(*/+/#)/五月の夜明け(*/#)/祝福あれ、御母に Op.31(+/#)
  アヴェ・マリア(*/#)/ポーランドのミサ第4番 Op.41(**)/めでたし、元后(*/#/**)
  聖処女マリア賛歌(+/**)/めだたし、マリア(*/**)/われらの父 Op.47(+/#/**)

アンナ・ファブレッロ(ソプラノ(*))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(+))
エヴァ・リテル(オルガン(#))
ストシジュフ室内合唱団(**)
トマシュ・ザヨンツ(オルガン(**))
オリヴァ・グジェゴシュ(指揮(**))

録音:2015年5月5日、主の復活教会、グダンスク・ブジェシュチ、グダンスク、ポーランド

オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキはポーランドのウクナイナ国境の町ベウツ(現ウクライナ)に生まれた作曲家・教師。チェルニウツィー(ウクライナ)で音楽教育を受けた後、リヴィウ(ウクライナ)とおそらくウィーンで学び、ポーランド語の教師を務めながら作曲家、編曲家、合唱指揮者、ピアニストとして活躍しました。世界初録音。


AP 0355
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):ピアノ作品集 Vol.2
  クラコヴィエンヌ Op.2/ポーランドの子守歌 Op.11/気持ち Op.14
  水彩画 Op.10/パステルで Op.30

アンナ・ミコロン(ピアノ)

録音:2015年5月5-6日、復活教会、グダンスク、ポーランド

ジグムント・ノスコフスキはワルシャワに生まれ、ワルシャワとベルリンで学んだ作曲家・指揮者。音楽教師としてカロル・シマノフスキやグジェゴシュ・フィテルベルクらを輩出しました。全収録曲が世界初録音。


AP 0356
ユゼフ・ミハウ・ポニャトフスキ(1814-1874):ミサ ヘ長調

バルバラ・レヴィツカ・ヴォイチク(ソプラノ)
ドナタ・ズリアニ(アルト)
マテウシュ・コウォシュ(テノール)
ロベルト・カチョロフスキ(バス)
グランスク音楽アカデミー声楽アンサンブル
ミハウ・カレタ(オルガン)
プシェミスワフ・スタニスワフスキ(指揮)

録音:2015年6月、グダンスク音楽アカデミーコンサートホール、グダンスク、ポーランド

ユゼフ・ミハウ・ポニャトフスキはポーランド貴族出身の作曲家・歌手・外交官。イタリアのローマに生まれ、ローマとフィレンツェで音楽を学びテノール歌手としてデビューした後オペラ作曲家として成功を収めました。1848年にモンテ・ロドンド公に叙されるとトスカーナ公の大使に任命されブリュッセル、ロンドン、パリに赴任し、1871年から1873年まではナポレオン三世のイギリス亡命に随行。その間も作曲を書き続けました。教会音楽はオペラに次ぐ彼の重要な作曲分野でしたが、顧みられることはほとんど無く、「ミサ ヘ長調」もこれが世界初録音です。


AP 0357
ユリウス・ウーチュク(1927-):歌曲集
  親密なムードで/子供たちの幕屋/ヴェステルプラッテの兵士たちの歌
  3つのリズム的印象(ピアノのための)(*)
  ばらの小薮/蛾/ほんの少しの粥/入門書への別れ/月に話しかける
  あなたのいない一日/はりねずみの歌

ボジェナ・ハラシモヴィチ(ソプラノ(*以外))
クリスティナ・プシュコフスカ(ピアノ)

録音:2014年6月19日、ライヴ、クラクフ歴史博物館フォンタナ・ホール、クラクフ、ポーランド

ユリウス・ウーチュクは新古典主義者としてポーランドの現代音楽をリードしてきた長老作曲家。世界初録音。


AP 0358
エミル・ピエール・ラテーズ(1851-1934):展示会 1 ヴィオラとピアノのための作品集
  森で Op.5/10の絵画的楽曲 Op.8/村の思い出 Op.9
  2つの楽曲 Op.38/ソナタ Op.48

マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ)
ハンナ・ホレスカ(ピアノ)

録音:2015年12月16、19日、2016年4月2日、
     I・J・パデレフスキ音楽アカデミー新講堂(アウラ・ノーヴァ)、ポズナン、ポーランド

エミル・ピエール・ラテーズはフランスのブザンソンに生まれパリ音楽院でマスネ他に師事した作曲家。1891年パリ音楽院リール分院長に就任。室内楽作品を数多く書きました。世界初録音。

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